JPH0839387A - スローアウェイチップおよびこれを用いたフライスカッタ - Google Patents

スローアウェイチップおよびこれを用いたフライスカッタ

Info

Publication number
JPH0839387A
JPH0839387A JP17928794A JP17928794A JPH0839387A JP H0839387 A JPH0839387 A JP H0839387A JP 17928794 A JP17928794 A JP 17928794A JP 17928794 A JP17928794 A JP 17928794A JP H0839387 A JPH0839387 A JP H0839387A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
throw
away tip
cutting fluid
cutting edge
cutting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17928794A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuo Arai
辰夫 新井
Takanobu Saitou
貴宣 斉藤
Hiroaki Hayashizaki
弘章 林崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Materials Corp filed Critical Mitsubishi Materials Corp
Priority to JP17928794A priority Critical patent/JPH0839387A/ja
Publication of JPH0839387A publication Critical patent/JPH0839387A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23CMILLING
    • B23C2200/00Details of milling cutting inserts
    • B23C2200/36Other features of the milling insert not covered by B23C2200/04 - B23C2200/32
    • B23C2200/367Mounted tangentially, i.e. where the rake face is not the face with largest area
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23CMILLING
    • B23C2240/00Details of connections of tools or workpieces
    • B23C2240/24Connections using screws
    • B23C2240/245Connections using screws hollow screws, e.g. for the transmission of coolant

Abstract

(57)【要約】 【目的】フライスカッタのスローアウェイチップの切刃
を確実に潤滑するとともに、切り屑を確実にフライスカ
ッタの外部に排出させる。 【構成】カッタ本体30に貫設された切削液供給孔35
を介して供給される切削液がスローアウェイチップ10
に設けられている切削液供給溝15を介してすくい面1
4に直接供給される。これによりフライスカッタの外径
の大きさに係わらず、スローアウェイチップ10の切刃
13を確実に潤滑し冷却してその寿命を向上させること
ができる。また、切り屑は切削液とともにチップポケッ
トの外部に流出するので、切り屑が加工した仕上げ面と
フライスカッタの正面部分との間に入り込んで仕上げ面
を傷つけたり、切刃13に噛み込まれて切刃13にチッ
ピングを生じさせることが無い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スローアウェイチップ
およびこのスローアウェイチップを着脱自在に取り付け
てなる正面フライスカッタに関し、より詳しくはスロー
アウェイチップの切刃に向かって直接切削液を噴出させ
ることによりスローアウェイチップの潤滑性および切り
屑排出性を向上させる技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、金属材料を平面切削するために正
面フライス加工が行われているが、このような正面フラ
イス加工においては、切削により生成した切り屑が切刃
部より半径方向内側に移動し、加工した仕上げ面とフラ
イスカッタの正面部との間に入り込んで仕上げ面を傷つ
けたり、切刃に噛み込まれて切刃にチッピングを生じさ
せたりするといった不都合が生じることがある。そこ
で、生成された切り屑を排除するために、回転している
正面フライスの外部から切削部に向かってノズル等によ
り切削液を噴出させて切り屑を除去すると同時に、切刃
の潤滑および冷却を行うようにされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、外径の大き
な正面フライスを用いる正面フライス加工においては、
正面フライスに取り付けられる切刃の数も多いことか
ら、上述のようなノズル等から切削液を噴出させて供給
する従来技術では、全ての切刃を良好に潤滑することが
できず、切刃の寿命が短くなるという問題がある。ま
た、切り屑を完全に除去することが困難となって、切り
屑が加工した仕上げ面とフライスカッタの正面部との間
に入り込んで仕上げ面を傷つけたり、切刃に噛み込まれ
て切刃にチッピングを生じさせたりするという問題があ
る。
【0004】そこで、本発明は上記の問題点に鑑みてな
されたものであって、その目的とするところは、外径の
大きさに係わらずに全ての切刃を良好に潤滑することが
できるとともに切り屑を確実に排出することができるフ
ライスカッタを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の請求項1に記載のスローアウェイチップ
は、フライスカッタのチップ取り付け座面に着脱自在に
取り付けられる板状のスローアウェイチップであって、
その厚み方向に延びる外周面がすくい面とされるととも
に前記チップ取り付け座面に密着させられる密着面とは
反対側の側面が逃げ面とされるスローアウェイチップに
おいて、前記すくい面と前記密着面とにより形成される
交差稜に、前記すくい面と前記密着面とにそれぞれ開口
する切削液供給溝を削設したことを特徴とする。
【0006】また、本発明の請求項2に記載のスローア
ウェイチップは、請求項1に記載のスローアウェイチッ
プについて、前記切削液供給溝が切刃に対して略直交す
るように延び、かつその前記すくい面側の端部が前記切
刃に臨むように形成されていることを特徴とする。
【0007】また、本発明の請求項3に記載のスローア
ウェイチップは、請求項1に記載のスローアウェイチッ
プについて、前記切刃が主切刃と副切刃とからなり、か
つ前記切削液供給溝が前記主切刃に対して傾斜して前記
副切刃側に向かって延び、かつその前記すくい面側の端
部が前記主切刃および前記副切刃に臨むようにされてい
ることを特徴とする。
【0008】また、本発明の請求項4に記載のスローア
ウェイチップは、請求項1から3のいずれかに記載のス
ローアウェイチップについて、前記切削液供給溝が、こ
のスローアウェイチップを前記フライスカッタに螺着す
るボルトを挿通するボルト挿通孔に連通していることを
特徴とする。
【0009】さらに、本発明の請求項5に記載のフライ
スカッタは、請求項1から4のいずれかに記載のスロー
アウェイチップを用いるフライスカッタであって、スロ
ーアウェイチップに切削液を供給する切削液供給孔がカ
ッタ本体に貫設されているとともに、前記切削液供給孔
が前記スローアウェイチップを取り付けるチップ取り付
け座面に開口して前記チップ取り付け座面に密着させら
れた前記スローアウェイチップの前記切削液供給溝に連
通するようにされていることを特徴とする。
【0010】本発明の請求項6に記載のフライスカッタ
は、請求項1から4のいずれかに記載のスローアウェイ
チップを用いるフライスカッタであって、スローアウェ
イチップに切削液を供給する切削液供給孔が、前記スロ
ーアウェイチップをチップ取り付け座面に螺着するボル
トが螺合する雌ねじ孔に連通するようにカッタ本体に貫
設されているとともに、前記スローアウェイチップの前
記切削液供給溝と前記雌ねじ孔とを連通する連通孔が前
記ボルトに貫設されていることを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明の請求項1に記載のスローアウェイチッ
プにおいては、密着面側の開口から切削液供給溝内に供
給された切削液は、切削液供給溝のすくい面側の開口か
らすくい面側に噴出し、切刃を潤滑しかつ冷却する。
【0012】本発明の請求項2に記載のスローアウェイ
チップにおいては、切削液供給溝が切刃に対して略直交
するように延び、かつその前記すくい面側の端部が切刃
に臨むように形成されているので、切削液供給溝内に供
給された切削液は切刃に向かって噴出し、切刃を潤滑し
かつ冷却する。
【0013】本発明の請求項3に記載のスローアウェイ
チップにおいては、切削液供給溝内に供給された切削液
は、主切刃および副切刃のそれぞれに向かって噴出し、
切刃を潤滑しかつ冷却する。
【0014】本発明の請求項4に記載のスローアウェイ
チップにおいては、切削液がボルト挿通孔を介して切削
液供給溝に供給される。
【0015】本発明の請求項5に記載のフライスカッタ
においては、カッタ本体に貫設された切削液供給孔内に
供給された切削液が、チップ取り付け座面に密着させら
れたスローアウェイチップの切削液供給溝を介してすく
い面に直接供給され、フライスカッタの外径の大きさに
係わらずスローアウェイチップを確実に潤滑し冷却しす
るばかりでなく、切り屑を切削液とともにフライスカッ
タの外部に流出させる。
【0016】本発明の請求項6に記載のフライスカッタ
においては、切削液が、カッタ本体に貫設された切削液
供給孔および雌ねじ孔、さらにはボルトに貫設されてい
る切削液供給孔、およびスローアウェイチップの切削液
供給溝を介してすくい面に直接供給され、スローアウェ
イチップを確実に潤滑し冷却してその寿命を向上させる
ばかりでなく、切り屑を切削液とともにフライスカッタ
の外部に流出させる。
【0017】
【実施例】本発明に係るスローアウェイチップおよびフ
ライスカッタの実施例を、以下に図面に基づいて詳細に
説明する。ここで、図1は本発明に係るフライスカッタ
の1実施例の正面図、図2は本発明に係るスローアウェ
イチップの1実施例を示す平面図、図3は図2に示すス
ローアウェイチップの矢印III方向から見た側面図、図
4は図1に示すフライスカッタのIV−IV矢視線に沿った
断面図、図5は図4に示すフライスカッタを矢印V方向
から見た要部拡大断面図、図6は本発明に係る他の実施
例のスローアウェイチップの平面図、図7は図6に示す
フライスカッタの矢印VII方向から見た側面図、図8は
本発明に係るフライスカッタの他の実施例の要部拡大断
面図である。
【0018】実施例1 図1に示すように、本実施例1のフライスカッタ100
は、8個のスローアウェイチップ10がそれぞれボルト
20によりカッタ本体30に着脱自在に取り付けられて
なる正面フライスカッタである。
【0019】前記スローアウェイチップ10は、図2お
よび図3に示すように、略菱形の平面形状を有する板状
のチップとされ、その中央部にはボルト挿通孔11が貫
設されているとともに、互いに平行な一対の上下面は前
記カッタ本体30のチップ取付座面31に密着する密着
面12とされている。そして、一対の密着面12のそれ
ぞれの端部には、それぞれ切刃13がボルト挿通孔11
の中心に対して対称となるように2ヶ所ずつ合計4ヶ所
に配設されているとともに、前記密着面12が逃げ面と
され、かつこのスローアウェイチップ10の外周面がす
くい面14とされている。これにより、このスローアウ
ェイチップ10は、一箇所の切刃14の寿命が尽きた場
合には、その表裏をひっくり返しあるいはボルト挿通孔
11の中心の回りに回転させることにより、4ヶ所の切
刃14を全て使いきることができるようにされている。
また、このスローアウェイチップ10には、4ヶ所の切
刃14のそれぞれに対向するすくい面と、このすくい面
14に連続する切刃14とは反対側の密着面12との間
で延びるように切り欠かれた切削液供給溝15が形成さ
れている。
【0020】前記カッタ本体30は、図4に示すよう
に、その正面の半径方向外側の部分にスローアウェイチ
ップ10を取り付けるチップ取付座面31を有するとと
もに、その軸部分32の基端側の端面33に、軸線に平
行に延びる第1の切削液供給孔34が穿設されている。
そして、前記チップ取付座面31には、第2の切削液供
給孔35が、前記第1の切削液供給孔34に連通するよ
うに穿設されている。そして、このカッタ本体30は、
その基端側の端面33に取り付けられる図示されないア
ダプターを介して、前記切削液供給孔34に切削液を供
給する切削液供給源を有するフライス盤の主軸に取り付
けられるようにされている。
【0021】次に、上記のように構成された本実施例1
のフライスカッタ100の作動について説明する。フラ
イスカッタ100が回転を始めると、フライス盤に設け
られている切削液供給源から供給される切削液が図示さ
れないアダプターを介してフライスカッタの第1の切削
液供給孔34に供給される。すると、切削液は第1の切
削液供給孔34から小径の第2の切削液供給孔35に流
入してその圧力が増大し、スローアウェイチップ10の
切削液供給溝15内に噴出する。切削液供給溝15内に
噴出する切削液は、図5に示すように、切削液供給溝1
5の底面16に当たってその向きを変え、スローアウェ
イチップ10のすくい面14側に勢い良く噴出する。こ
れにより、スローアウェイチップ10のすくい面14に
直接切削液が供給されるので、スローアウェイチップ1
0の切刃13の潤滑および冷却を確実に行えることとな
って、スローアウェイチップ10の寿命を向上させるこ
とができる。
【0022】また、切刃13により切削されて生じる切
り屑はすくい面14からチップポケット15に向かって
連続的に移動しようとするが、この際、切り屑は切削液
供給溝15から噴出する切削液とともにチップポケット
15から半径方向外側に向かって流出させられる。これ
により、切り屑はチップポケット15からカッタ本体3
0の半径方向内側に向かって移動することが無いから、
切り屑が加工した仕上げ面とカッタ本体30の内側部分
との間に入り込んで仕上げ面を傷つけたり、スローアウ
ェイチップ10の切刃13に噛み込まれてチッピングを
生じさせることを防止することができる。
【0023】実施例2 図6および図7に示すスローアウェイチップ40は、主
切刃43に加えて副切刃44を有している。そして、そ
の載置面42とすくい面45との間で延びるように凹設
されている切削液供給溝46は、主切刃43と副切刃4
4とが互いに交わる部分47に向かって延びるようにさ
れている。これにより、切削液供給溝46内に供給され
る切削液は主切刃43と副切刃44の両方に供給される
ので、主切刃43および副切刃44の潤滑と冷却を良好
に行うことができる。
【0024】実施例3 図8に示すフライスカッタ200においては、カッタ本
体70のチップ取付座面71にスローアウェイチップ5
0が取付ボルト60により螺着されている。そして、前
記スローアウェイチップ50には、その載置面52とす
くい面54との間に延びる切削液供給溝55が形成され
ているととともに、この切削液供給溝55は前記ボルト
60を挿通するボルト挿通孔51に連通している。ま
た、前記カッタ本体70に貫設されている切削液供給孔
73は、前記ボルト60が螺合する雌ねじ孔72に連通
するようにされている。さらに、前記ボルト60の軸部
63には軸線方向に延びる連通孔64が、またその頭部
61と軸部63との境界部分には前記連通孔64に連通
するとともに軸部63の外側表面に開口する半径方向に
延びる連通孔65が穿設されている。
【0025】カッタ本体70の切削液供給孔73に供給
された切削液は、ボルト60の連通孔64・65を介し
て、スローアウェイチップ50のボルト挿通孔51内に
供給される。一方、ボルト挿通孔51のチップ取付座面
71とは反対側の開口は、ボルト60の頭部61のテー
パ面62がボルト挿通孔51の内壁面に密着することに
より塞がれているので、ボルト挿通孔51内に供給され
た切削液は、ボルト挿通孔51に連通している切削液供
給溝55からスローアウェイチップ50のすくい面54
側に噴出し、切刃53を潤滑し冷却する。
【0026】すなわち、本実施例3のフライスカッタ2
00においては、スローアウェイチップ50をカッタ本
体70に螺着する取付ボルト60に貫設されている連通
孔を介して切削液をスローアウェイチップ50のすくい
面54に供給するようにされているので、スローアウェ
イチップ50の大きさが比較的小さくて、切削液供給溝
とボルト挿通孔とが接近している場合などに有効であ
る。
【0027】
【発明の効果】本発明においては、スローアウェイチッ
プおよびこのスローアウェイチップを用いるフライスカ
ッタを上述のように構成したので、以下のような優れた
効果を得ることができた。すなわち、本発明のフライス
カッタにおいては、カッタ本体に貫設された切削液供給
孔を介して供給される切削液が、スローアウェイチップ
に設けられている切削液供給溝を介してすくい面に直接
供給するので、フライスカッタの外径の大きさに係わら
ず、スローアウェイチップの切刃を確実に潤滑しかつ冷
却することができ、スローアウェイチップの寿命を向上
させることができる。また、フライス加工に伴って生じ
る切り屑を切削液とともにフライスカッタの外部に流出
させることができるから、切り屑が加工した仕上げ面と
フライスカッタの正面部分との間に入り込んで仕上げ面
を傷つけたり、切刃に噛み込まれて切刃にチッピングを
生じさせることを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフライスカッタの1実施例の正面
図である。
【図2】本発明に係るスローアウェイチップの1実施例
を示す平面図である。
【図3】図2に示すスローアウェイチップの矢印III方
向から見た側面図である。
【図4】図1に示すフライスカッタのIV−IV矢視線に沿
った断面図である。
【図5】図4に示すフライスカッタを矢印V方向から見
た要部拡大断面図である。
【図6】本発明に係るスローアウェイチップの他の実施
例を示す平面図である。
【図7】図6に示すフライスカッタの矢印VII方向から
見た側面図である。
【図8】本発明に係るフライスカッタの他の実施例の要
部拡大断面図である。
【符号の説明】
10 実施例1のスローアウェイチップ 11 取付ボルト挿通孔 12 載置面(逃げ面) 13 切刃 14 すくい面 15 切削液供給溝 20 取付ボルト 30 カッタ本体 31 チップ取付座面 32 チップポケット 33 端面 34 第1の切削液供給孔 35 第2の切削液供給孔 40 実施例2のスローアウェイチップ 41 取付ボルト挿通孔 42 載置面 43 主切刃 44 副切刃 45 すくい面 46 切削液供給溝 50 実施例3のチップ 51 載置面 52 切刃 53 すくい面 55 切削液供給溝 60 取付ボルト 61 頭部 62 テーパ面 63 雄ねじ部分 64 第1の連通孔 65 第2の連通孔 70 実施例3のカッタ本体 71 チップ取付座面 72 雌ねじ孔 73 切削液供給孔 100 フライスカッタ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フライスカッタのチップ取り付け座面に着
    脱自在に取り付けられる板状のスローアウェイチップで
    あって、その厚み方向に延びる外周面がすくい面とされ
    るとともに前記チップ取り付け座面に密着させられる密
    着面とは反対側の側面が逃げ面とされるスローアウェイ
    チップにおいて、前記すくい面と前記密着面とにより形
    成される交差稜に、前記すくい面と前記密着面とにそれ
    ぞれ開口する切削液供給溝を削設したことを特徴とする
    スローアウェイチップ。
  2. 【請求項2】前記切削液供給溝が切刃に対して略直交す
    るように延び、かつその前記すくい面側の端部が前記切
    刃に臨むように形成されていることを特徴とする請求項
    1に記載のスローアウェイチップ。
  3. 【請求項3】前記切刃が主切刃と副切刃とからなり、か
    つ前記切削液供給溝が前記主切刃に対して傾斜して前記
    副切刃側に向かって延び、かつその前記すくい面側の端
    部が前記主切刃および前記副切刃に臨むようにされてい
    ることを特徴とする請求項1に記載のスローアウェイチ
    ップ。
  4. 【請求項4】前記切削液供給溝が、このスローアウェイ
    チップを前記フライスカッタに螺着するボルトを挿通す
    るボルト挿通孔に連通していることを特徴とする請求項
    1から3のいずれかに記載のスローアウェイチップ。
  5. 【請求項5】請求項1から4のいずれかに記載のスロー
    アウェイチップを用いるフライスカッタであって、スロ
    ーアウェイチップに切削液を供給する切削液供給孔がカ
    ッタ本体に貫設されているとともに、前記切削液供給孔
    が前記スローアウェイチップを取り付けるチップ取り付
    け座面に開口し、かつ前記チップ取り付け座面に密着さ
    せられた前記スローアウェイチップの前記切削液供給溝
    に連通するようにされていることを特徴とするフライス
    カッタ。
  6. 【請求項6】請求項1から4のいずれかに記載のスロー
    アウェイチップを用いるフライスカッタであって、スロ
    ーアウェイチップに切削液を供給する切削液供給孔が、
    前記スローアウェイチップをチップ取り付け座面に螺着
    するボルトが螺合する雌ねじ孔に連通するようにカッタ
    本体に貫設されているとともに、前記スローアウェイチ
    ップの前記切削液供給溝と前記雌ねじ孔とを連通する連
    通孔が前記ボルトに貫設されていることを特徴とするフ
    ライスカッタ。
JP17928794A 1994-07-29 1994-07-29 スローアウェイチップおよびこれを用いたフライスカッタ Pending JPH0839387A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17928794A JPH0839387A (ja) 1994-07-29 1994-07-29 スローアウェイチップおよびこれを用いたフライスカッタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17928794A JPH0839387A (ja) 1994-07-29 1994-07-29 スローアウェイチップおよびこれを用いたフライスカッタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0839387A true JPH0839387A (ja) 1996-02-13

Family

ID=16063197

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17928794A Pending JPH0839387A (ja) 1994-07-29 1994-07-29 スローアウェイチップおよびこれを用いたフライスカッタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0839387A (ja)

Cited By (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008238342A (ja) * 2007-03-27 2008-10-09 Kyocera Corp スローアウェイインサート、これを装着した転削工具および切削方法
JP2010094748A (ja) * 2008-10-14 2010-04-30 Mitsubishi Materials Corp 切削工具
JP2010094747A (ja) * 2008-10-14 2010-04-30 Mitsubishi Materials Corp 切削工具及びインサート
JP2010234457A (ja) * 2009-03-30 2010-10-21 Mitsubishi Materials Corp インサート着脱式切削工具
US7883302B2 (en) 2005-04-13 2011-02-08 Honda Motor Co., Ltd. Machine tool
US20110318117A1 (en) * 2010-06-23 2011-12-29 Kennametal Inc. Cutting Insert And Holder For Rotating Applications
CN102371384A (zh) * 2010-08-26 2012-03-14 成都工研科技股份有限公司 可转位回转刀具
US8137034B2 (en) * 2006-07-29 2012-03-20 Hartmetall-Werkzeugfabrik Paul Horn Gmbh Tool system
WO2012047455A1 (en) * 2010-10-08 2012-04-12 Tdy Industries, Inc. Cutting tools and cutting inserts including internal cooling
WO2012047456A1 (en) * 2010-10-08 2012-04-12 Tdy Industries, Inc. Cutting tool with a coolant system and fastener therefor
US8215878B2 (en) * 2009-04-22 2012-07-10 Creare Incorporated Indirect cooling of a rotary cutting tool
CN103737091A (zh) * 2013-12-30 2014-04-23 株洲钻石切削刀具股份有限公司 具有冷却结构的切削刀具
EP2745963A1 (en) * 2012-12-19 2014-06-25 Seco Tools Ab Coupling for a cooling system in a cutting tool
US8840342B2 (en) 2010-09-02 2014-09-23 Kennametal Inc. Finishing cutting insert
US9101985B2 (en) 2007-01-18 2015-08-11 Kennametal Inc. Cutting insert assembly and components thereof
US20150328688A1 (en) * 2014-05-19 2015-11-19 Sandvik Intellectual Property Ab Turning tool holder and cutting tool insert
WO2016121870A1 (ja) * 2015-01-29 2016-08-04 京セラ株式会社 切削工具及び切削加工物の製造方法
US20170368612A1 (en) * 2015-01-23 2017-12-28 Mitsubishi Materials Corporation Tool holder
US10007246B2 (en) 2014-12-02 2018-06-26 Caterpillar Inc. Machining tool utilizing a supercritical coolant
US20220105573A1 (en) * 2019-02-08 2022-04-07 National University Corporation Tokai National Higher Education And Research System Cutting insert and cutting tool
JP2023034069A (ja) * 2021-08-30 2023-03-13 株式会社タンガロイ 切削工具
JP7312387B1 (ja) * 2022-12-08 2023-07-21 株式会社タンガロイ 刃先交換式切削工具および切削インサート

Cited By (34)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7883302B2 (en) 2005-04-13 2011-02-08 Honda Motor Co., Ltd. Machine tool
US8137034B2 (en) * 2006-07-29 2012-03-20 Hartmetall-Werkzeugfabrik Paul Horn Gmbh Tool system
US9101985B2 (en) 2007-01-18 2015-08-11 Kennametal Inc. Cutting insert assembly and components thereof
US9108253B2 (en) 2007-01-18 2015-08-18 Kennametal Inc. Roughing cutting insert
JP2008238342A (ja) * 2007-03-27 2008-10-09 Kyocera Corp スローアウェイインサート、これを装着した転削工具および切削方法
JP2010094748A (ja) * 2008-10-14 2010-04-30 Mitsubishi Materials Corp 切削工具
JP2010094747A (ja) * 2008-10-14 2010-04-30 Mitsubishi Materials Corp 切削工具及びインサート
JP2010234457A (ja) * 2009-03-30 2010-10-21 Mitsubishi Materials Corp インサート着脱式切削工具
US8215878B2 (en) * 2009-04-22 2012-07-10 Creare Incorporated Indirect cooling of a rotary cutting tool
JP2012524669A (ja) * 2009-04-22 2012-10-18 クレアー・インコーポレーテッド 回転切断ツールの間接冷却
US8459904B2 (en) * 2010-06-23 2013-06-11 Kennametal Inc. Cutting insert and holder for rotating applications
US20110318117A1 (en) * 2010-06-23 2011-12-29 Kennametal Inc. Cutting Insert And Holder For Rotating Applications
CN102371384A (zh) * 2010-08-26 2012-03-14 成都工研科技股份有限公司 可转位回转刀具
US9095913B2 (en) 2010-09-02 2015-08-04 Kennametal Inc. Cutting inserts
US8840342B2 (en) 2010-09-02 2014-09-23 Kennametal Inc. Finishing cutting insert
WO2012047456A1 (en) * 2010-10-08 2012-04-12 Tdy Industries, Inc. Cutting tool with a coolant system and fastener therefor
US8596935B2 (en) 2010-10-08 2013-12-03 TDY Industries, LLC Cutting tools and cutting inserts including internal cooling
US9180650B2 (en) 2010-10-08 2015-11-10 Kennametal Inc. Cutting tool including an internal coolant system and fastener for a cutting tool including an internal coolant system
WO2012047455A1 (en) * 2010-10-08 2012-04-12 Tdy Industries, Inc. Cutting tools and cutting inserts including internal cooling
WO2014095545A1 (en) 2012-12-19 2014-06-26 Seco Tools Ab Coupling for a cooling system in a cutting tool and a blade
EP2745963A1 (en) * 2012-12-19 2014-06-25 Seco Tools Ab Coupling for a cooling system in a cutting tool
CN104903035A (zh) * 2012-12-19 2015-09-09 山高刀具公司 用于切割刀具中的冷却系统的联接装置和刀片
EP2745963B1 (en) 2012-12-19 2015-07-15 Seco Tools Ab Coupling for a cooling system in a cutting tool
CN103737091A (zh) * 2013-12-30 2014-04-23 株洲钻石切削刀具股份有限公司 具有冷却结构的切削刀具
US9925596B2 (en) * 2014-05-19 2018-03-27 Sandvik Intellectual Property Ab Turning tool holder and cutting tool insert
US20150328688A1 (en) * 2014-05-19 2015-11-19 Sandvik Intellectual Property Ab Turning tool holder and cutting tool insert
US10007246B2 (en) 2014-12-02 2018-06-26 Caterpillar Inc. Machining tool utilizing a supercritical coolant
US20170368612A1 (en) * 2015-01-23 2017-12-28 Mitsubishi Materials Corporation Tool holder
US10307827B2 (en) * 2015-01-23 2019-06-04 Mitsubishi Materials Corporation Tool holder
WO2016121870A1 (ja) * 2015-01-29 2016-08-04 京セラ株式会社 切削工具及び切削加工物の製造方法
US10456847B2 (en) 2015-01-29 2019-10-29 Kyocera Corporation Cutting tool and method for manufacturing machined product
US20220105573A1 (en) * 2019-02-08 2022-04-07 National University Corporation Tokai National Higher Education And Research System Cutting insert and cutting tool
JP2023034069A (ja) * 2021-08-30 2023-03-13 株式会社タンガロイ 切削工具
JP7312387B1 (ja) * 2022-12-08 2023-07-21 株式会社タンガロイ 刃先交換式切削工具および切削インサート

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0839387A (ja) スローアウェイチップおよびこれを用いたフライスカッタ
JP2010094748A (ja) 切削工具
JP5310191B2 (ja) インサート着脱式切削工具
JPH10225814A (ja) 切削加工方法
JPH07237006A (ja) 溝入れ用工具
JP4179601B2 (ja) アーバおよび回転工具
JPH0825109A (ja) 切削工具
JP2525893Y2 (ja) 切削工具
JP2011206887A (ja) 切削工具のクーラント供給孔構造
JPH1133812A (ja) エンドミル
KR100634609B1 (ko) 밀링커터의 구조
JP2003285220A (ja) 油穴付きエンドミル
JP2511368B2 (ja) ク―ラント供給方法および装置
WO2021200400A1 (ja) 刃先交換式切削工具および工具本体
JP4961839B2 (ja) 中ぐり工具
JPH1086019A (ja) エンドミル付きタップおよびこのエンドミル付きタップによるねじ穴の加工方法
JP2998951B2 (ja) 棒状回転工具
JPH09183002A (ja) 内部給油式バイト
JP2009066682A (ja) 切削工具およびそれを用いた切削方法
JPH10175114A (ja) 回転切削工具
JP2020055086A (ja) 切屑搬送式切削工具
JP2005022063A (ja) アーバおよび回転工具
JPH0742569Y2 (ja) 切屑排除機構を備えた正面フライス
JP2003266233A (ja) エアー自給式回転切削工具
CN209157237U (zh) 一种用于mql加工的深孔钻

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20011002