JPH1133812A - エンドミル - Google Patents
エンドミルInfo
- Publication number
- JPH1133812A JPH1133812A JP9197124A JP19712497A JPH1133812A JP H1133812 A JPH1133812 A JP H1133812A JP 9197124 A JP9197124 A JP 9197124A JP 19712497 A JP19712497 A JP 19712497A JP H1133812 A JPH1133812 A JP H1133812A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- end mill
- main hole
- chips
- hole
- compressed air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23C—MILLING
- B23C5/00—Milling-cutters
- B23C5/02—Milling-cutters characterised by the shape of the cutter
- B23C5/10—Shank-type cutters, i.e. with an integral shaft
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
- B23B31/00—Chucks; Expansion mandrels; Adaptations thereof for remote control
- B23B31/008—Chucks; Expansion mandrels; Adaptations thereof for remote control with arrangements for transmitting torque
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Milling Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、エンドミルに関し、材料を高速切
削する場合の切粉が溝に詰まるのを防止して発熱を抑
え、安定して切削ができるエンドミルを実現することを
目的とする。 【解決手段】 先端および側面に切れ刃を有するエンド
ミル１０において、該エンドミル１０のシャンク部１１
の端面から先端の切れ刃１４の近傍まで、または貫通し
て主孔１６が穿設され、該主孔１６より分岐して複数の
支孔１７，１８が逃げ面１５及び溝部１３に開口するよ
うに穿設されて成るように構成する。
削する場合の切粉が溝に詰まるのを防止して発熱を抑
え、安定して切削ができるエンドミルを実現することを
目的とする。 【解決手段】 先端および側面に切れ刃を有するエンド
ミル１０において、該エンドミル１０のシャンク部１１
の端面から先端の切れ刃１４の近傍まで、または貫通し
て主孔１６が穿設され、該主孔１６より分岐して複数の
支孔１７，１８が逃げ面１５及び溝部１３に開口するよ
うに穿設されて成るように構成する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はエンドミルに関す
る。詳しくは、エンドミルを高速回転して被加工物を切
削する場合に、切り粉のつまりによる発熱を防止するた
め、切り粉を吹き飛ばすための空気または冷却液を噴射
できる孔を逃げ面および溝部に設けたエンドミルに関す
る。
る。詳しくは、エンドミルを高速回転して被加工物を切
削する場合に、切り粉のつまりによる発熱を防止するた
め、切り粉を吹き飛ばすための空気または冷却液を噴射
できる孔を逃げ面および溝部に設けたエンドミルに関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、切削工具であるエンドミルによる
切削加工時の切削抵抗は、切削速度が速いほど小さくな
ることが経験上知られている。そのため最近では工具を
毎分数万回転させ、切り込み深さを浅くして切削するこ
とが行われている。この高速切削では従来加工できなか
ったような材質も加工できるようになる。特にプラスチ
ック材には高速切削が適している。
切削加工時の切削抵抗は、切削速度が速いほど小さくな
ることが経験上知られている。そのため最近では工具を
毎分数万回転させ、切り込み深さを浅くして切削するこ
とが行われている。この高速切削では従来加工できなか
ったような材質も加工できるようになる。特にプラスチ
ック材には高速切削が適している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、エンドミル
によりプラスチック材を高速切削する場合には切粉は粉
状になり、深孔を切削する際にこの粉状の切粉がエンド
ミルの溝につまり、それが被加工材と摩擦して発熱し、
最悪の場合はその発熱によりプラスチック材が燃えだす
という問題がある。
によりプラスチック材を高速切削する場合には切粉は粉
状になり、深孔を切削する際にこの粉状の切粉がエンド
ミルの溝につまり、それが被加工材と摩擦して発熱し、
最悪の場合はその発熱によりプラスチック材が燃えだす
という問題がある。
【０００４】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、材料
を高速切削する場合の切粉が溝に詰まるのを防止して発
熱を抑え、安定して切削ができるエンドミルを実現する
ことを目的とする。
を高速切削する場合の切粉が溝に詰まるのを防止して発
熱を抑え、安定して切削ができるエンドミルを実現する
ことを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項１の発明
は、先端および側面に切れ刃を有するエンドミル１０に
おいて、該エンドミル１０のシャンク部１１の端面から
先端の切れ刃１４の近傍まで、または貫通して主孔１６
が穿設され、該主孔１６より分岐して複数の支孔１７，
１８が逃げ面１５及び溝部１３に開口するように穿設さ
れていることを特徴とする。この構成を採ることによ
り、主孔１６に圧縮空気または加圧された冷却液が供給
されるようにして、該主孔１６から支孔１７，１８を通
して圧縮空気または冷却液を噴出して切粉を吹き飛ば
し、切粉の詰まりを防止して発熱を抑えることができ
る。また圧縮空気または冷却液によりエンドミル自身お
よび被加工材を冷却することもできる。
は、先端および側面に切れ刃を有するエンドミル１０に
おいて、該エンドミル１０のシャンク部１１の端面から
先端の切れ刃１４の近傍まで、または貫通して主孔１６
が穿設され、該主孔１６より分岐して複数の支孔１７，
１８が逃げ面１５及び溝部１３に開口するように穿設さ
れていることを特徴とする。この構成を採ることによ
り、主孔１６に圧縮空気または加圧された冷却液が供給
されるようにして、該主孔１６から支孔１７，１８を通
して圧縮空気または冷却液を噴出して切粉を吹き飛ば
し、切粉の詰まりを防止して発熱を抑えることができ
る。また圧縮空気または冷却液によりエンドミル自身お
よび被加工材を冷却することもできる。
【０００６】また、請求項２の発明は、上記支孔１７，
１８はエンドミル１０の軸線に対して垂直な面に対し傾
斜して設けられていることを特徴とする。この構成によ
り圧縮空気または冷却液の噴出方向を切粉の除去し易い
方向に設定することができ、効率よく切粉を除去するこ
とが可能となる。
１８はエンドミル１０の軸線に対して垂直な面に対し傾
斜して設けられていることを特徴とする。この構成によ
り圧縮空気または冷却液の噴出方向を切粉の除去し易い
方向に設定することができ、効率よく切粉を除去するこ
とが可能となる。
【０００７】また、請求項３の発明は、上記主孔１６お
よび支孔１７，１８は放電加工により形成されたことを
特徴とする。この構成により、主孔１６および支孔１
７，１８の形成が容易となる。
よび支孔１７，１８は放電加工により形成されたことを
特徴とする。この構成により、主孔１６および支孔１
７，１８の形成が容易となる。
【０００８】
【発明の実施の形態】図１は本発明の原理説明図であ
る。本発明のエンドミル１０は同図に示すように、シャ
ンク部１１側から中心軸に沿って先端の近傍まで穿孔さ
れた主孔１６が形成され、該主孔１６から切れ刃の逃げ
面１５に向かって斜めに第１の支孔１７が穿孔形成さ
れ、さらに主孔１６から溝部１３に開口するように斜め
に第２の支孔１８が穿孔形成されている。
る。本発明のエンドミル１０は同図に示すように、シャ
ンク部１１側から中心軸に沿って先端の近傍まで穿孔さ
れた主孔１６が形成され、該主孔１６から切れ刃の逃げ
面１５に向かって斜めに第１の支孔１７が穿孔形成さ
れ、さらに主孔１６から溝部１３に開口するように斜め
に第２の支孔１８が穿孔形成されている。
【０００９】そして、使用時には主孔１６から圧縮空気
または加圧した冷却液を供給して第１、第２の支孔１
７，１８から噴出させることにより、切り粉を吹き飛ば
して除去すると同時に冷却作用を行うことができる。
または加圧した冷却液を供給して第１、第２の支孔１
７，１８から噴出させることにより、切り粉を吹き飛ば
して除去すると同時に冷却作用を行うことができる。
【００１０】図２は本発明の実施の形態を示す図であ
り、（ａ）は側面図、（ｂ）は（ａ）のＺ矢視図であ
る。同図において１１はシャンク部、１２は外周の刃
部、１３は溝部、１４は先端の切れ刃部、１５は逃げ
面、１６は主孔、１７，１８は支孔である。
り、（ａ）は側面図、（ｂ）は（ａ）のＺ矢視図であ
る。同図において１１はシャンク部、１２は外周の刃
部、１３は溝部、１４は先端の切れ刃部、１５は逃げ
面、１６は主孔、１７，１８は支孔である。
【００１１】そして、主孔１６はシャンク部１１の端面
からほぼ中心軸に沿って切れ刃部近傍まで穿孔されてい
る。なお該主孔１６は貫通しても良いが、その場合は先
端の切れ刃１４部を避ける必要がある。また該主孔１６
から逃げ面１５に向かって斜めに第１の支孔１７が穿設
され、また溝部１３に開口する第２の支孔１８が斜めに
穿設されている。
からほぼ中心軸に沿って切れ刃部近傍まで穿孔されてい
る。なお該主孔１６は貫通しても良いが、その場合は先
端の切れ刃１４部を避ける必要がある。また該主孔１６
から逃げ面１５に向かって斜めに第１の支孔１７が穿設
され、また溝部１３に開口する第２の支孔１８が斜めに
穿設されている。
【００１２】なお本実施の形態は２枚刃のエンドリーマ
を示しているが、４枚刃の場合は、それに対応して第
１、第２の支孔１７，１８を増やしても良い。また、支
孔１７，１８のエンドミル中心軸に対して垂直な面に対
する傾斜角は、エンドミルの外径、被加工材の材質等に
応じて切り粉の除去に最も適した方向に圧縮空気または
冷却液を噴出するように設定することが好ましい。
を示しているが、４枚刃の場合は、それに対応して第
１、第２の支孔１７，１８を増やしても良い。また、支
孔１７，１８のエンドミル中心軸に対して垂直な面に対
する傾斜角は、エンドミルの外径、被加工材の材質等に
応じて切り粉の除去に最も適した方向に圧縮空気または
冷却液を噴出するように設定することが好ましい。
【００１３】本実施の形態の主孔１６および支孔１７，
１８を形成するには、機械加工により穿孔しでも良い
が、放電加工によれば熱処理後の高硬度でも加工が可能
であるため放電加工による穿孔が好ましい。
１８を形成するには、機械加工により穿孔しでも良い
が、放電加工によれば熱処理後の高硬度でも加工が可能
であるため放電加工による穿孔が好ましい。
【００１４】このように構成された本実施の形態は使用
時には、主孔１６より圧縮空気または加圧した冷却液を
供給して、第１、第２の支孔１７，１８より噴出させる
ことにより、切り粉を吹き飛ばし、且つエンドミル自身
および周囲の被加工材を冷却することができる。これに
より高速切削時に生ずる切り粉によるトラブルを解消す
ることが可能となる。
時には、主孔１６より圧縮空気または加圧した冷却液を
供給して、第１、第２の支孔１７，１８より噴出させる
ことにより、切り粉を吹き飛ばし、且つエンドミル自身
および周囲の被加工材を冷却することができる。これに
より高速切削時に生ずる切り粉によるトラブルを解消す
ることが可能となる。
【００１５】
【発明の効果】本発明のエンドミルに依れば、圧縮空気
源または冷却液源に接続して逃げ面及び溝面から圧縮空
気または冷却液を噴出することができるようにしたこと
により、切粉を吹き飛ばして切粉の詰まりを防止可能と
し、発熱を抑え安定した切削を行うことができる。
源または冷却液源に接続して逃げ面及び溝面から圧縮空
気または冷却液を噴出することができるようにしたこと
により、切粉を吹き飛ばして切粉の詰まりを防止可能と
し、発熱を抑え安定した切削を行うことができる。
【図１】本発明の原理説明図である。
【図２】本発明の実施の形態を示す図で（ａ）は側面
図、（ｂ）は（ａ）図のＺ矢視図である。
図、（ｂ）は（ａ）図のＺ矢視図である。
１０…エンドミル １１…シャンク部 １２…外周の刃部 １３…溝部 １４…先端の切れ刃部 １５…逃げ面 １６…主孔 １７…第１の支孔 １８…第２の支孔
Claims (3)
- 【請求項１】 先端および側面に切れ刃を有するエンド
ミル（１０）において、 該エンドミル（１０）のシャンク部（１１）の端面から
先端の切れ刃（１４）の近傍まで、または貫通して主孔
（１６）が穿設され、該主孔（１６）より分岐して複数
の支孔（１７，１８）が逃げ面（１５）及び溝部（１
３）に開口するように穿設されていることを特徴とする
エンドミル。 - 【請求項２】 上記支孔（１７，１８）はエンドミル
（１０）の軸線に対して垂直な面に対し傾斜して設けら
れていることを特徴とする請求項１記載のエンドミル。 - 【請求項３】 上記主孔（１６）および支孔（１７，１
８）は放電加工により形成されたことを特徴とする請求
項１または２に記載のエンドミル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9197124A JPH1133812A (ja) | 1997-07-23 | 1997-07-23 | エンドミル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9197124A JPH1133812A (ja) | 1997-07-23 | 1997-07-23 | エンドミル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1133812A true JPH1133812A (ja) | 1999-02-09 |
Family
ID=16369146
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9197124A Pending JPH1133812A (ja) | 1997-07-23 | 1997-07-23 | エンドミル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1133812A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007124738A1 (de) * | 2006-05-03 | 2007-11-08 | Hofmann & Vratny Ohg | Fräserwerkzeug mit einem kühlkanalsystem |
| WO2010094264A1 (de) * | 2009-02-17 | 2010-08-26 | Gühring Ohg | Fräswerkzeug mit innen liegender kühl-/schmiermittelversorgung |
| FR2946906A1 (fr) * | 2009-06-18 | 2010-12-24 | Andre Greffioz | Methode de fraisage a grande vitesse et outil de coupe destine a mettre en oeuvre ladite methode |
| CN102328125A (zh) * | 2011-09-16 | 2012-01-25 | 贵州航太精密制造有限公司 | 立铣刀 |
| CN103658795A (zh) * | 2012-09-26 | 2014-03-26 | 深圳市中天精密工具有限公司 | 一种聚晶金刚石铣刀 |
| CN104191010A (zh) * | 2014-07-30 | 2014-12-10 | 常州创伟工具制造有限公司 | 二刃反螺旋铣刀 |
| EP3791982A1 (de) * | 2019-09-10 | 2021-03-17 | FRANKEN GmbH & Co. KG Fabrik für Präzisionswerkzeuge | Fräswerkzeug mit kühlkanälen |
| CN113319347A (zh) * | 2021-04-15 | 2021-08-31 | 厦门金鹭特种合金有限公司 | 一种波形刃立铣刀 |
| CN113319348A (zh) * | 2021-04-15 | 2021-08-31 | 厦门金鹭特种合金有限公司 | 一种内冷刀具 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04240014A (ja) * | 1991-01-22 | 1992-08-27 | Honda Motor Co Ltd | 切削工具 |
| JPH06190625A (ja) * | 1992-12-25 | 1994-07-12 | Hitachi Ltd | エンドミル |
| JP3025383U (ja) * | 1995-12-01 | 1996-06-11 | オーエスジー株式会社 | ねじれ流体供給穴付き回転切削工具 |
-
1997
- 1997-07-23 JP JP9197124A patent/JPH1133812A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| CN112548178A (zh) * | 2019-09-10 | 2021-03-26 | 弗兰肯精密工具厂有限责任两合公司 | 具有冷却通道的铣削工具 |
| CN113319347A (zh) * | 2021-04-15 | 2021-08-31 | 厦门金鹭特种合金有限公司 | 一种波形刃立铣刀 |
| CN113319348A (zh) * | 2021-04-15 | 2021-08-31 | 厦门金鹭特种合金有限公司 | 一种内冷刀具 |
| CN113319348B (zh) * | 2021-04-15 | 2022-05-31 | 厦门金鹭特种合金有限公司 | 一种内冷刀具 |
| CN113319347B (zh) * | 2021-04-15 | 2022-05-31 | 厦门金鹭特种合金有限公司 | 一种波形刃立铣刀 |
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