JP2010526801A5 - - Google Patents

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JP2010526801A5
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Claims (15)

  1. 次式(I)の化合物
    Figure 2010526801
    [式中、
    は、フェニル基(F、Cl、Br、CN、C1〜4アルキル、C1〜4アルキルチオ、C1〜4アルコキシ、ペルフルオロ−C1〜6アルキル、およびペルフルオロ−C1〜6アルコキシからそれぞれ独立に選択される1または2個の置換基で置換されていてもよい)またはテトラヒドロピラニル基であり、
    Xは、直接結合またはNHを表し、
    Zは、
    Figure 2010526801
    から選択され、
    およびRは、HまたはCアルキル(1〜3個のフッ素原子で置換されていてもよい)であり、
    Arは、1、2または3個の芳香環からなる芳香族基であり、該芳香環は、フェニル、ならびにN、OおよびSからそれぞれ独立に選択される1、2または3個のヘテロ原子を含んでいる5または6員芳香族複素環からそれぞれ独立に選択され、
    該芳香環は、2個以上存在する場合、縮合していても、または1つまたは複数の共有結合によって連結されていてもよく、該芳香環は、F、Cl、CN、OH、C1〜6アルキル、C1〜6アルキルチオ、ペルフルオロ−C1〜6アルキル、ペルフルオロ−C1〜6アルキルチオ、ペルフルオロ−C1〜6アルコキシ、C1〜6アルコキシ、SO、NR、NHSO、SONR、CONR1011、NHCOR12からそれぞれ独立に選択される1、2または3個の置換基で置換されていてもよく、
    、R、R、R、R、R、R10、R11およびR12は、HまたはC1〜6アルキル(1〜3個のフッ素原子で置換されていてもよい)である]
    または薬学的に許容できるその塩もしくは溶媒和物。
  2. がフェニル基(F、Cl、C1〜4アルキル、C1〜4アルキルチオ、およびC1〜4アルコキシからそれぞれ独立に選択される1または2個の置換基で置換されていてもよい)またはテトラヒドロピラニル基である、請求項1に記載の化合物または薬学的に許容できるその塩もしくは溶媒和物。
  3. Xが直接結合である、請求項1または2に記載の化合物または薬学的に許容できるその塩もしくは溶媒和物。
  4. Zが
    Figure 2010526801
    である、請求項1から3に記載の化合物または薬学的に許容できるその塩もしくは溶媒和物。
  5. Arが、F、Cl、CN、C1〜6アルキル、C1〜6アルキルチオ、ペルフルオロ−C1〜6アルキル、ペルフルオロ−C1〜6アルキルチオ、ペルフルオロ−C1〜6アルコキシ、C1〜6アルコキシ、SO、NR、NHSO、SONR、CONR1011、NHCOR12からそれぞれ独立に選択される1、2または3個の置換基で置換されていてもよいビフェニル基、ピリジニルフェニル基、またはナフチル基である、請求項1から4に記載の化合物または薬学的に許容できるその塩もしくは溶媒和物。
  6. 、Z、XおよびArが、本明細書の実施例の化合物に関連する意味を有する、請求項1から5に記載の化合物またはその塩もしくは溶媒和物。
  7. 下記の構造の1−(4−フルオロベンゾイル)−3−{[(6−メトキシ−2−ナフチル)オキシ]メチル}アゼチジン−3−カルボン酸

    Figure 2010526801

    の化合物、または、薬学的に許容できるその塩もしくは溶媒和物。
  8. 下記の構造の1−[(4−フルオロフェノキシ)カルボニル]−3−{[(6−メトキシ−2−ナフチル)オキシ]メチル}アゼチジン−3−カルボン酸
    Figure 2010526801
    ;
    下記の構造の1−[(2−クロロフェノキシ)カルボニル]−3−{[(6−メトキシ−2−ナフチル)オキシ]メチル}アゼチジン−3−カルボン酸
    Figure 2010526801
    ;
    下記の構造の1−[(4−メトキシフェノキシ)カルボニル]−3−{[(6−メトキシ−2−ナフチル)オキシ]メチル}アゼチジン−3−カルボン酸

    Figure 2010526801
    ;
    下記の構造の3−{[(4’−クロロビフェニル−4−イル)オキシ]メチル}−1−[(4,4−ジフルオロシクロヘキシル)カルボニル]アゼチジン−3−カルボン酸
    Figure 2010526801
    ;
    下記の構造の3−{[(4’−シアノビフェニル−4−イル)オキシ]メチル}−1−[(4,4−ジフルオロシクロヘキシル)カルボニル]アゼチジン−3−カルボン酸
    Figure 2010526801
    ;
    下記の構造の3−{[(4’−フルオロビフェニル−4−イル)オキシ]メチル}−1−[(4,4−ジフルオロシクロヘキシル)カルボニル]アゼチジン−3−カルボン酸
    Figure 2010526801
    ; および
    下記の構造の3−{[(4−[3−クロロピリジン−6−イル]フェニル)オキシ]メチル}−1−[(4,4−ジフルオロシクロヘキシル)カルボニル]アゼチジン−3−カルボン酸

    Figure 2010526801
    :
    から選択される化合物、または、薬学的に許容できるその塩もしくは溶媒和物。
  9. 請求項1から8のいずれか一項に記載の化合物または薬学的に許容できるその塩もしくは溶媒和物(水和物を含)と、薬学的に許容できる希釈剤、担体、または佐剤とを含む医薬組成物。
  10. 医薬として使用するための、請求項1から8のいずれか一項に記載の化合物または薬学的に許容できるその塩もしくは溶媒和物(水和物を含)。
  11. EP2拮抗作用が利益となる障害を治療する医薬として使用するための請求項9に記載の医薬組成物。
  12. 子宮内膜症、子宮筋腫(平滑筋腫)、月経過多、腺筋症、原発性および/もしくは続発性の月経困難症(性交疼痛症、排便困難症、および慢性骨盤痛の症状を含める)、または慢性骨盤痛症候群を治療する医薬製造における、請求項1から8のいずれか一項に記載の化合物または薬学的に許容できるその塩もしくは溶媒和物(水和物を含の使用
  13. 子宮内膜症、子宮筋腫(平滑筋腫)、月経過多、腺筋症、原発性および/もしくは続発性の月経困難症(性交疼痛症、排便困難症、および慢性骨盤痛の症状を含)、または慢性骨盤痛症候群の治療のための請求項9に記載の医薬組成物
  14. 下記に記載する
    式(II)の化合物
    Figure 2010526801
    [式中、LGは、Cl,Br,I,メシラートまたはトシラートであり、
    ,XおよびZは請求項1に記載された通りである];
    式(VI)の化合物
    Figure 2010526801
    [式中、R ,XおよびZは請求項1に記載された通りである];
    式(VIII)の化合物
    Figure 2010526801
    [式中、PGは、t−ブトキシカルボニルまたはベンジルであり、
    ZおよびArは請求項1に記載された通りである];
    式(IX)の化合物
    Figure 2010526801
    [式中、ZおよびArは請求項1に記載された通りである];
    式(XI)の化合物

    Figure 2010526801
    [式中、PGは、t−ブトキシカルボニルまたはベンジルであり、
    ZおよびArは請求項1に記載された通りである];
    式(XII)の化合物
    Figure 2010526801
    [式中、PGは、t−ブトキシカルボニルまたはベンジルであり、
    ZおよびArは請求項1に記載された通りである];または
    式(XIII)の化合物

    Figure 2010526801
    [式中、R1,XおよびZは請求項1に記載された通りである]。
  15. 請求項1から8のいずれか一項に記載の化合物または薬学的に許容できるその塩もしくは溶媒和物(水和物を含む)と他の薬物との組み合わせ。
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