JP2010522194A5

JP2010522194A5 -

Info

Publication number: JP2010522194A5
Application number: JP2009554707A
Authority: JP
Filing date: 2008-03-19
Publication date: 2012-05-10

Description

これらの化合物及びそれらの医薬として許容し得る組成物は、キナーゼをインビトロ、インビボ及びエキソビボで阻害するのに有用である。当該有用性は、骨髄増殖性障害、黒色腫、骨髄腫、白血病、リンパ腫、神経芽細胞腫及び癌などの増殖性障害を治療又は予防することを含む。他の用途は、生物学的及び病理学的現象におけるキナーゼの研究；当該キナーゼによって媒介される細胞内情報伝達経路の研究；及び新しいキナーゼ阻害薬の比較評価を含む。
本発明は、例えば以下の項目を提供する。
（項目１）
式Ｉの化合物：

又はその医薬として許容し得る塩［式中、
Ｈｔは、

であり；
Ｒ ^２は、Ｈ、Ｃ _１〜３アルキル又はシクロプロピルであり；
Ｒ ^２’ は、Ｈであり；
Ｑは、−Ｏ−、−Ｓ−又は−Ｃ（Ｒ’） _２ −であり；
Ｒ ^Ｘは、Ｈ又はＦであり；
Ｒ ^Ｙは、

であり；
Ｊ ^１は、Ｆ、ＮＲ ^４Ｒ ^５、ＣＮ、ＯＲ ^６、オキソ（＝Ｏ）、又は１個のＯＨ若しくはＯＣＨ _３で場合により置換されたＣ _２〜６アルキルであり；
各Ｊ ^２は、独立に、Ｃ _１〜６アルキル、Ｆ、ＮＲ ^４Ｒ ^５、ＣＮ又はＯＲ ^６であり；或いは２個のＪ ^２基は、それらが結合した原子と一緒になって、Ｎ又はＯから選択される１〜２個のヘテロ原子を含む４〜７員ヘテロシクリル環を形成し、該環は、０〜３個のＪ ^Ｒで場合により置換されており；
ｎは、１又は２であり；
Ｒ ^４は、Ｈ、Ｃ _１〜５アルキル又はＣ _３〜６シクロアルキルであり；
Ｒ ^５は、Ｃ _１〜５アルキル又はＣ _３〜６シクロアルキルであり；或いは
Ｒ ^４及びＲ ^５は、それらが結合した窒素原子と一緒になって、Ｏ、Ｎ又はＳから選択される１〜２個のヘテロ原子を含む３〜６員単環を形成し、該単環は、０〜３個のＪ ^Ｒで場合により置換されており；
Ｒ ^６は、Ｈ、Ｃ _１〜４アルキル又はＣ _３〜６シクロアルキルであり；該Ｃ _１〜４アルキル又はＣ _３〜６シクロアルキルは、１〜３個のフッ素原子で場合により置換されており；
Ｊ ^Ｒは、Ｆ又はＲ ^７であり；
Ｒ ^１は、フェニル又は６員へテロアリール環であり；該へテロアリールは、Ｏ、Ｎ及びＳから選択される１〜４個の環ヘテロ原子を有し；Ｒ ^１は、０〜４個の−ＮＨＣ（Ｏ）Ｒ ^３又は０〜４個のフッ素原子で場合により置換されており；
Ｒ ^３は、Ｃ _１〜６脂肪族又はフェニルであり、該Ｒ ^３は、０〜６個のＪ ^３で場合により置換されており；
各Ｊ ^３は、独立に、ハロ、Ｃ _１〜６アルキル、−Ｏ−（Ｃ _１〜６アルキル）、−Ｓ−（Ｃ _１〜６アルキル）、ニトロ又はＣＮであり、該Ｃ _１〜６アルキル基は、０〜３個のフッ素原子で場合により置換されており；或いは２個のＪ ^３基は、それらが結合した炭素原子と一緒になって、Ｏ、Ｎ及びＳから選択される０〜１個のヘテロ原子を含む３〜５員単環式基を形成し；
各Ｒ ^７は、独立に、Ｃ _１〜６脂肪族；Ｏ、Ｎ又はＳから選択される１〜４個のヘテロ原子を含む５〜６員へテロアリールであり；各Ｒ ^７は、０〜３個のＪ ^７で場合により置換されており；
Ｊ ^７は、独立に、ＮＨ _２、ＮＨ（Ｃ _１〜４脂肪族）、Ｎ（Ｃ _１〜４脂肪族） _２、ハロゲン、Ｃ _１〜４脂肪族、ＯＨ、Ｏ（Ｃ _１〜４脂肪族）、ＮＯ _２、ＣＮ、ＣＯ _２Ｈ、ＣＯ _２（Ｃ _１〜４脂肪族）、Ｏ（ハロＣ _１〜４脂肪族）又はハロＣ _１〜４脂肪族である。］。
（項目２）
ＱがＳである、項目１に記載の化合物。
（項目３）
Ｒ ^ＸがＨである、項目１又は項目２に記載の化合物。
（項目４）
Ｒ ^２がＣ _１〜３アルキル又はシクロプロピルである、項目１〜３のいずれか一項に記載の化合物。
（項目５）
Ｒ ^２がＣ _１〜３アルキルである、項目４に記載の化合物。
（項目６）
Ｒ ^２’ がＨである、項目１〜５のいずれか一項に記載の化合物。
（項目７）
Ｒ ^１がフェニルである、項目１〜６のいずれか一項に記載の化合物。
（項目８）
Ｈｔが

である、項目７に記載の化合物。
（項目９）
Ｈｔが

である、項目７に記載の化合物。
（項目１０）
ｎが１である、項目８又は項目９に記載の化合物。
（項目１１）
ｎが２である、項目８又は項目９に記載の化合物。
（項目１２）
各Ｊ ^２が独立にＣ _１〜６アルキル、Ｆ、ＮＲ ^４Ｒ ^５、ＣＮ又はＯＲ ^６である、項目１０又は項目１１に記載の化合物。
（項目１３）
２個のＪ ^２基が、それらが結合した原子と一緒になって、Ｎ又はＯから選択される１〜２個のヘテロ原子を含む４〜７員ヘテロシクリル環を形成し、該環が０〜３個のＪ ^Ｒで場合により置換されている、項目１０又は項目１１に記載の化合物。
（項目１４）
Ｒ ^１がパラ位において置換されている、項目１２又は項目１３に記載の化合物。
（項目１５）
Ｒ ^１が１個の−ＮＨＣ（Ｏ）Ｒ ^３で場合により置換されている、項目１４に記載の化合物。
（項目１６）
Ｒ ^３がＣ _１〜６脂肪族であり、該Ｒ ^３が０〜６個のＪ ^３で場合により置換されている、項目１５に記載の化合物。
（項目１７）
Ｒ ^３が−ＣＨ _２ＣＨ _３、−ＣＨ _２ＣＦ _３、−ＣＨ _２ＣＨ _２ＣＦ _３、シクロプロピル、又は

である、項目１６に記載の化合物。
（項目１８）
Ｒ ^３がフェニルである、項目１５に記載の化合物。
（項目１９）
Ｒ ^３がオルト位においてＪ ^３で置換されている、項目１８に記載の化合物。
（項目２０）
Ｊ ^３がハロゲン、−ＣＦ _３、Ｃ _１〜３アルキル、−Ｓ−（Ｃ _１〜３アルキル）又はＯＣＦ _３である、項目１９に記載の化合物。
（項目２１）
Ｒ ^Ｙが

であり；
ｎが２であり；
２個のＪ ^２基が、それらが結合した原子と一緒になって、Ｎ又はＯから選択される１〜２個のヘテロ原子を含む４〜７員ヘテロシクリル環を形成し、該環が０〜３個のＪ ^Ｒで場合により置換されている、項目１〜９、１４〜２０のいずれか一項に記載の化合物。
（項目２２）
前記２個のＪ ^２基が、それらが結合した原子と一緒になって、Ｎ又はＯから選択される１〜２個のヘテロ原子を含む４〜７員スピロ環式ヘテロシクリル環を形成し、該環が０〜３個のＪ ^Ｒで場合により置換されている、項目２１に記載の化合物。
（項目２３）
前記２個のＪ ^２基が、それらが結合した原子と一緒になって、Ｎ又はＯから選択される１個のヘテロ原子を含む５員スピロ環式ヘテロシクリル環を形成し、該環が０〜３個のＪ ^Ｒで場合により置換されている、項目２１に記載の化合物。
（項目２４）
前記２個のＪ ^２基が、それらが結合した原子と一緒になって、１個のＮヘテロ原子を含む５員スピロ環式ヘテロシクリル環を形成し、該環が０〜３個のＪ ^Ｒで場合により置換されている、項目２３に記載の化合物。
（項目２５）
前記２個のＪ ^２基が、それらが結合した原子と一緒になって、１個のＮヘテロ原子を含む５員スピロ環式ヘテロシクリル環を形成し、該環が１個のＪ ^Ｒで場合により置換されている、項目２４に記載の化合物。
（項目２６）
前記Ｊ ^ＲがＲ ^７であり、該Ｒ ^７がＣ _１〜６アルキルである、項目２５に記載の化合物。
（項目２７）
Ｒ ^１がフェニルであり、Ｒ ^１が０〜４個の−ＮＨＣ（Ｏ）Ｒ ^３で置換されている、項目２６に記載の化合物。
（項目２８）
Ｒ ^３がＣ _１〜６アルキルである、項目２７に記載の化合物。
（項目２９）
Ｒ ^３がシクロプロピルである、項目２７に記載の化合物。
（項目３０）
Ｒ ^Ｙが

である、項目２５に記載の化合物。
（項目３１）
Ｒ ^Ｙが

である、項目３０に記載の化合物。
（項目３２）
Ｊ ^ＲがＣＨ _３である、項目３１に記載の化合物。
（項目３３）
Ｒ ^１が

である、項目３０〜３２のいずれか一項に記載の化合物。
（項目３４）
Ｒ ^３がＣ _１〜６脂肪族である、項目３３に記載の化合物。
（項目３５）
Ｒ ^３がエチル又はシクロプロピルである、項目３４に記載の化合物。
（項目３６）
Ｒ ^Ｙが

であり；
ｎが１であり；
Ｊ ^１がＦであり；
Ｒ ^１が１個の−ＮＨＣ（Ｏ）Ｒ ^３で置換されており；
Ｒ ^３がＣ _１〜６脂肪族であり、該Ｒ ^３が０〜６個のＪ ^３で置換されており；
各Ｊ ^３がハロである、項目１〜９のいずれか一項に記載の化合物。
（項目３７）
Ｒ ^Ｙが

である、項目３６に記載の化合物。
（項目３８）
Ｒ ^Ｙが

である、項目３７に記載の化合物。
（項目３９）
Ｒ ^３がＣＨ _２ＣＦ _３又はＣＨ _２ＣＨ _２ＣＦ _３である、項目３６〜３８のいずれか一項に記載の化合物。
（項目４０）
Ｒ ^３がエチル又はシクロプロピルである、項目３６〜３８のいずれか一項に記載の化合物。
（項目４１）
Ｒ ^３がＣＨ _２ＣＦ _３である、項目３９に記載の化合物。
（項目４２）
Ｒ ^Ｙが

であり；
ｎが１であり；
Ｊ ^１がＮＲ ^４Ｒ ^５であり；
Ｒ ^１が１個の−ＮＨＣ（Ｏ）Ｒ ^３で置換されており；
Ｒ ^３がＣ _１〜６脂肪族であり、該Ｒ ^３が０〜６個のＪ ^３で置換されており；
各Ｊ ^３がハロである、項目１〜９のいずれか一項に記載の化合物。
（項目４３）
Ｒ ^Ｙが

である、項目４１に記載の化合物。
（項目４４）
Ｒ ^Ｙが

である、項目４２に記載の化合物。
（項目４５）
Ｒ ^３がＣＨ _２ＣＦ _３又はＣＨ _２ＣＨ _２ＣＦ _３である、項目４２〜４４のいずれか一項に記載の化合物。
（項目４６）
Ｒ ^３がエチル又はシクロプロピルである、項目４２〜４４のいずれか一項に記載の化合物。
（項目４７）
Ｒ ^３がＣＨ _２ＣＦ _３である、項目４５に記載の化合物。
（項目４８）
以下の化合物：

から選択される、項目１に記載の化合物。
（項目４９）
式Ｉの化合物：

又はその医薬として許容し得る塩［式中、変数は、項目１〜４８のいずれか一項に定義されている通りである］を含む組成物。
（項目５０）
生体試料におけるオーロラタンパク質キナーゼ活性を阻害する方法であって、該生体試料と、式Ｉの化合物：

又はその医薬として許容し得る塩［式中、変数は、項目１〜４８のいずれか一項に定義されている通りである］とを接触させることを含む方法。
（項目５１）
患者における増殖性障害を治療する方法であって、該患者に対して、式Ｉの化合物：

又はその医薬として許容し得る塩［式中、変数は、項目１〜４８のいずれか一項に定義されている通りである］を投与する工程を含む方法。
（項目５２）
前記増殖性障害が癌である、項目４９に記載の方法。
（項目５３）
前記増殖性障害が、黒色腫、骨髄腫、白血病、リンパ腫、神経芽細胞腫、又は結腸癌、乳癌、胃癌、卵巣癌、子宮頸癌、肺癌、中枢神経系（ＣＮＳ）の癌、腎癌、前立腺癌、膀胱癌、膵臓癌、脳腫瘍（膠腫）、頭頸部癌、腎臓癌、肝臓癌、黒色腫、肉腫若しくは甲状腺癌から選択される癌から選択される、項目４９に記載の方法。
（項目５４）
治療薬の連続投与又は同時投与をさらに含む、項目５１〜５３に記載の方法。
（項目５５）
前記治療薬が、タキサン、ｂｃｒ−ａｂｌの阻害薬、ＥＧＦＲの阻害薬、ＤＮＡ損傷薬及び抗代謝薬から選択される、項目５４に記載の方法。
（項目５６）
前記治療薬が、パクリタキセル、Ｇｌｅｅｖｅｃ、ダサチニブ、ニロチニブ、タルセバ、Ｉｒｅｓｓａ、シスプラチン、オキサリプラチン、カルボプラチン、アントラサイクリン、ＡｒａＣ及び５−ＦＵから選択される、項目５４に記載の方法。
（項目５７）
前記治療薬が、カムプトテシン、ドキソルビシン、イダルビシン、シスプラチン、Ｔａｘｏｌ、タキソテール、ビンクリスチン、タルセバ、ＭＥＫ阻害薬、Ｕ０１２６、ＫＳＰ阻害薬、ボリノスタット、Ｇｌｅｅｖｅｃ、ダサチニブ及びニロチニブから選択される、項目５４に記載の方法。
（項目５８）
前記治療薬がダサチニブである、項目５４に記載の方法。
（項目５９）
前記治療薬がニロチニブである、項目５４に記載の方法。

Claims

式Ｉの化合物：
又はその医薬として許容し得る塩［式中、
Ｈｔは、
であり；
Ｒ^２は、Ｈ、Ｃ_１〜３アルキル又はシクロプロピルであり；
Ｒ^２’は、Ｈであり；
Ｑは、−Ｏ−、−Ｓ−又は−Ｃ（Ｒ’）_２−であり；
Ｒ^Ｘは、Ｈ又はＦであり；
Ｒ^Ｙは、
であり；
Ｊ^１は、Ｆ、ＮＲ^４Ｒ^５、ＣＮ、ＯＲ^６、オキソ（＝Ｏ）、又は１個のＯＨ若しくはＯＣＨ_３で場合により置換されたＣ_２〜６アルキルであり；
各Ｊ^２は、独立に、Ｃ_１〜６アルキル、Ｆ、ＮＲ^４Ｒ^５、ＣＮ又はＯＲ^６であり；或いは２個のＪ^２基は、それらが結合した原子と一緒になって、Ｎ又はＯから選択される１〜２個のヘテロ原子を含む４〜７員ヘテロシクリル環を形成し、該環は、０〜３個のＪ^Ｒで場合により置換されており；
ｎは、１又は２であり；
Ｒ^４は、Ｈ、Ｃ_１〜５アルキル又はＣ_３〜６シクロアルキルであり；
Ｒ^５は、Ｃ_１〜５アルキル又はＣ_３〜６シクロアルキルであり；或いは
Ｒ^４及びＲ^５は、それらが結合した窒素原子と一緒になって、Ｏ、Ｎ又はＳから選択される１〜２個のヘテロ原子を含む３〜６員単環を形成し、該単環は、０〜３個のＪ^Ｒで場合により置換されており；
Ｒ^６は、Ｈ、Ｃ_１〜４アルキル又はＣ_３〜６シクロアルキルであり；該Ｃ_１〜４アルキル又はＣ_３〜６シクロアルキルは、１〜３個のフッ素原子で場合により置換されており；
Ｊ^Ｒは、Ｆ又はＲ^７であり；
Ｒ^１は、フェニル又は６員へテロアリール環であり；該へテロアリールは、Ｏ、Ｎ及びＳから選択される１〜４個の環ヘテロ原子を有し；Ｒ^１は、０〜４個の−ＮＨＣ（Ｏ）Ｒ^３又は０〜４個のフッ素原子で場合により置換されており；
Ｒ^３は、Ｃ_１〜６脂肪族又はフェニルであり、該Ｒ^３は、０〜６個のＪ^３で場合により置換されており；
各Ｊ^３は、独立に、ハロ、Ｃ_１〜６アルキル、−Ｏ−（Ｃ_１〜６アルキル）、−Ｓ−（Ｃ_１〜６アルキル）、ニトロ又はＣＮであり、該Ｃ_１〜６アルキル基は、０〜３個のフッ素原子で場合により置換されており；或いは２個のＪ^３基は、それらが結合した炭素原子と一緒になって、Ｏ、Ｎ及びＳから選択される０〜１個のヘテロ原子を含む３〜５員単環式基を形成し；
各Ｒ^７は、独立に、Ｃ_１〜６脂肪族；Ｏ、Ｎ又はＳから選択される１〜４個のヘテロ原子を含む５〜６員へテロアリールであり；各Ｒ^７は、０〜３個のＪ^７で場合により置換されており；
Ｊ^７は、独立に、ＮＨ_２、ＮＨ（Ｃ_１〜４脂肪族）、Ｎ（Ｃ_１〜４脂肪族）_２、ハロゲン、Ｃ_１〜４脂肪族、ＯＨ、Ｏ（Ｃ_１〜４脂肪族）、ＮＯ_２、ＣＮ、ＣＯ_２Ｈ、ＣＯ_２（Ｃ_１〜４脂肪族）、Ｏ（ハロＣ_１〜４脂肪族）又はハロＣ_１〜４脂肪族である。］。
ＱがＳである、請求項１に記載の化合物。
Ｒ^ＸがＨである、請求項１又は請求項２に記載の化合物。
Ｒ^２がＣ_１〜３アルキル又はシクロプロピルである、請求項１〜３のいずれか一項に記載の化合物。
Ｒ^２がＣ_１〜３アルキルである、請求項４に記載の化合物。
Ｒ^２’がＨである、請求項１〜５のいずれか一項に記載の化合物。
Ｒ^１がフェニルである、請求項１〜６のいずれか一項に記載の化合物。
Ｈｔが
である、請求項７に記載の化合物。
Ｈｔが
である、請求項７に記載の化合物。
ｎが１である、請求項８又は請求項９に記載の化合物。
ｎが２である、請求項８又は請求項９に記載の化合物。
各Ｊ^２が独立にＣ_１〜６アルキル、Ｆ、ＮＲ^４Ｒ^５、ＣＮ又はＯＲ^６である、請求項１０又は請求項１１に記載の化合物。
２個のＪ^２基が、それらが結合した原子と一緒になって、Ｎ又はＯから選択される１〜２個のヘテロ原子を含む４〜７員ヘテロシクリル環を形成し、該環が０〜３個のＪ^Ｒで場合により置換されている、請求項１０又は請求項１１に記載の化合物。
Ｒ^１がパラ位において置換されている、請求項１２又は請求項１３に記載の化合物。
Ｒ^１が１個の−ＮＨＣ（Ｏ）Ｒ^３で場合により置換されている、請求項１４に記載の化合物。
Ｒ^３がＣ_１〜６脂肪族であり、該Ｒ^３が０〜６個のＪ^３で場合により置換されている、請求項１５に記載の化合物。
Ｒ^３が−ＣＨ_２ＣＨ_３、−ＣＨ_２ＣＦ_３、−ＣＨ_２ＣＨ_２ＣＦ_３、シクロプロピル、又は
である、請求項１６に記載の化合物。
Ｒ^３がフェニルである、請求項１５に記載の化合物。
Ｒ^３がオルト位においてＪ^３で置換されている、請求項１８に記載の化合物。
Ｊ^３がハロゲン、−ＣＦ_３、Ｃ_１〜３アルキル、−Ｓ−（Ｃ_１〜３アルキル）又はＯＣＦ_３である、請求項１９に記載の化合物。
Ｒ^Ｙが
であり；
ｎが２であり；
２個のＪ^２基が、それらが結合した原子と一緒になって、Ｎ又はＯから選択される１〜２個のヘテロ原子を含む４〜７員ヘテロシクリル環を形成し、該環が０〜３個のＪ^Ｒで場合により置換されている、請求項１〜９、１４〜２０のいずれか一項に記載の化合物。
前記２個のＪ^２基が、それらが結合した原子と一緒になって、Ｎ又はＯから選択される１〜２個のヘテロ原子を含む４〜７員スピロ環式ヘテロシクリル環を形成し、該環が０〜３個のＪ^Ｒで場合により置換されている、請求項２１に記載の化合物。
前記２個のＪ^２基が、それらが結合した原子と一緒になって、Ｎ又はＯから選択される１個のヘテロ原子を含む５員スピロ環式ヘテロシクリル環を形成し、該環が０〜３個のＪ^Ｒで場合により置換されている、請求項２１に記載の化合物。
前記２個のＪ^２基が、それらが結合した原子と一緒になって、１個のＮヘテロ原子を含む５員スピロ環式ヘテロシクリル環を形成し、該環が０〜３個のＪ^Ｒで場合により置換されている、請求項２３に記載の化合物。
前記２個のＪ^２基が、それらが結合した原子と一緒になって、１個のＮヘテロ原子を含む５員スピロ環式ヘテロシクリル環を形成し、該環が１個のＪ^Ｒで場合により置換されている、請求項２４に記載の化合物。
前記Ｊ^ＲがＲ^７であり、該Ｒ^７がＣ_１〜６アルキルである、請求項２５に記載の化合物。
Ｒ^１がフェニルであり、Ｒ^１が０〜４個の−ＮＨＣ（Ｏ）Ｒ^３で置換されている、請求項２６に記載の化合物。
Ｒ^３がＣ_１〜６アルキルである、請求項２７に記載の化合物。
Ｒ^３がシクロプロピルである、請求項２７に記載の化合物。
Ｒ^Ｙが
である、請求項２５に記載の化合物。
Ｒ^Ｙが
である、請求項３０に記載の化合物。
Ｊ^ＲがＣＨ_３である、請求項３１に記載の化合物。
Ｒ^１が
である、請求項３０〜３２のいずれか一項に記載の化合物。
Ｒ^３がＣ_１〜６脂肪族である、請求項３３に記載の化合物。
Ｒ^３がエチル又はシクロプロピルである、請求項３４に記載の化合物。
Ｒ^Ｙが
であり；
ｎが１であり；
Ｊ^１がＦであり；
Ｒ^１が１個の−ＮＨＣ（Ｏ）Ｒ^３で置換されており；
Ｒ^３がＣ_１〜６脂肪族であり、該Ｒ^３が０〜６個のＪ^３で置換されており；
各Ｊ^３がハロである、請求項１〜９のいずれか一項に記載の化合物。
Ｒ^Ｙが
である、請求項３６に記載の化合物。
Ｒ^Ｙが
である、請求項３７に記載の化合物。
Ｒ^３がＣＨ_２ＣＦ_３又はＣＨ_２ＣＨ_２ＣＦ_３である、請求項３６〜３８のいずれか一項に記載の化合物。
Ｒ^３がエチル又はシクロプロピルである、請求項３６〜３８のいずれか一項に記載の化合物。
Ｒ^３がＣＨ_２ＣＦ_３である、請求項３９に記載の化合物。
Ｒ^Ｙが
であり；
ｎが１であり；
Ｊ^１がＮＲ^４Ｒ^５であり；
Ｒ^１が１個の−ＮＨＣ（Ｏ）Ｒ^３で置換されており；
Ｒ^３がＣ_１〜６脂肪族であり、該Ｒ^３が０〜６個のＪ^３で置換されており；
各Ｊ^３がハロである、請求項１〜９のいずれか一項に記載の化合物。
Ｒ^Ｙが
である、請求項４１に記載の化合物。
Ｒ^Ｙが
である、請求項４２に記載の化合物。
Ｒ^３がＣＨ_２ＣＦ_３又はＣＨ_２ＣＨ_２ＣＦ_３である、請求項４２〜４４のいずれか一項に記載の化合物。
Ｒ^３がエチル又はシクロプロピルである、請求項４２〜４４のいずれか一項に記載の化合物。
Ｒ^３がＣＨ_２ＣＦ_３である、請求項４５に記載の化合物。
以下の化合物：
から選択される、請求項１に記載の化合物。
式Ｉの化合物：
又はその医薬として許容し得る塩［式中、変数は、請求項１〜４８のいずれか一項に定義されている通りである］を含む組成物。
生体試料におけるオーロラタンパク質キナーゼ活性を阻害する方法であって、該生体試料と、式Ｉの化合物：
又はその医薬として許容し得る塩［式中、変数は、請求項１〜４８のいずれか一項に定義されている通りである］とを接触させることを含む方法。
患者における増殖性障害を治療するための組成物であって、式Ｉの化合物：
又はその医薬として許容し得る塩［式中、変数は、請求項１〜４８のいずれか一項に定義されている通りである］を含む組成物。
前記増殖性障害が癌である、請求項５１に記載の組成物。
前記増殖性障害が、黒色腫、骨髄腫、白血病、リンパ腫、神経芽細胞腫、又は結腸癌、乳癌、胃癌、卵巣癌、子宮頸癌、肺癌、中枢神経系（ＣＮＳ）の癌、腎癌、前立腺癌、膀胱癌、膵臓癌、脳腫瘍（膠腫）、頭頸部癌、腎臓癌、肝臓癌、黒色腫、肉腫若しくは甲状腺癌から選択される癌から選択される、請求項５１に記載の組成物。
前記組成物が治療薬と連続投与される又は同時投与されることを特徴とする、請求項５１〜５３に記載の組成物。
前記治療薬が、タキサン、ｂｃｒ−ａｂｌの阻害薬、ＥＧＦＲの阻害薬、ＤＮＡ損傷薬及び抗代謝薬から選択される、請求項５４に記載の組成物。
前記治療薬が、パクリタキセル、Ｇｌｅｅｖｅｃ、ダサチニブ、ニロチニブ、タルセバ、Ｉｒｅｓｓａ、シスプラチン、オキサリプラチン、カルボプラチン、アントラサイクリン、ＡｒａＣ及び５−ＦＵから選択される、請求項５４に記載の組成物。
前記治療薬が、カムプトテシン、ドキソルビシン、イダルビシン、シスプラチン、Ｔａｘｏｌ、タキソテール、ビンクリスチン、タルセバ、ＭＥＫ阻害薬、Ｕ０１２６、ＫＳＰ阻害薬、ボリノスタット、Ｇｌｅｅｖｅｃ、ダサチニブ及びニロチニブから選択される、請求項５４に記載の組成物。
前記治療薬がダサチニブである、請求項５４に記載の組成物。
前記治療薬がニロチニブである、請求項５４に記載の組成物。