JP2010510052A5 - - Google Patents

Claims (18)

1. 非乾燥粒子状の、特に非乾燥粉末状の添加物又は被覆物質であって、液体状、固体状若しくは半固体状であるか、又はペースト状粘度を持ち、所望により懸濁又は乳濁状で、特に粘性が高い、例えば、過酸化物、脂肪、ワックス、粘度指数改良剤、ポリマー等である非乾燥粒子を、容器又は切断圧縮器（１）内で移動され、混合され、所望により加熱され粉砕され、粒子として、特にポリマー粒子又はフレーク、木材繊維、粉砕紙等として存在する非乾燥粒子として存在する材料に投入して添加する方法であって、添加物が、前記容器（１）内に存在する材料又は材料粒子の高さ位置よりも下で添加される方法において、前記添加物、特に極めて粘性が高い添加物が、前記容器（１）内で、材料粒子が、特に、容器（１）内で回転しながら、前記容器（１）の側壁に最大圧力を及ぼす、前記材料の容器（１）の範囲又は高さで添加されることを特徴とする方法。
2. 請求項１に記載の方法において、前記添加物は、前記容器（１）内での前記材料の充填高さ又は回転により生ずる混合渦の高さを３等分したうちの中央部分で添加されることを特徴とする方法。
3. 請求項１又は２に記載の方法において、前記添加物は、前記容器（１）の側壁の内側に設けられ、又は 前記側壁を貫通して開口する、１個以上の供給装置を通じて添加され、前記供給装置は、同じ高さ位置に周方向に亘って配設され、又は上下一列になって配設されるとともに、前記供給装置は、複数個の供給開口又はノズルとして構成され、所望により、ギアポンプ又はダイヤフムポンプ等の投入ポンプに通じて供給を受けることを特徴とする方法。
4. 請求項１乃至３のいずれか１に記載の方法において、前記材料粒子又は前記容器（１）内での移動により形成される混合渦の高さは、前記供給装置（１０）よりも絶えず上方となるように維持されることを特徴とする方法。
5. 請求項１乃至４のいずれか１に記載の方法において、前記添加物は、前記容器（１）の側壁の内側に沿って通過又は回転する前記材料粒子により運ばれ又は投入されるか、又は、前記添加物は、こうして材料粒子に添加されることを特徴とする方法。
6. 請求項１乃至５のいずれか１に記載の方法において、前記添加物の添加前及び／又は添加中、前記容器（１）の側壁の内面は、前記容器（１）内に存在する前記材料の温度とは独立して、別個に加熱されることにより、供給される添加物の粘度を低下させて濡れ性を増すことを特徴とする方法。
7. 請求項１乃至６のいずれか１に記載の方法において、前記添加物、特に、反応性添加物は、希釈度に応じて、最終生成物の総重量に対して、０．０１乃至２０重量％の量で、添加物の担体を介して添加されることを特徴とする方法。
8. 請求項１乃至７のいずれか１に記載の方法において、前記添加物は、最大で、前記容器（１）内に存在する前記材料又は材料粒子の全表面を塗布するのに必要な量まで添加されることを特徴とする方法。
9. 少なくとも１個の混合部材（４）であって、特に、縦方向軸線を中心として回転自在であり、被処理材料粒子、特に、非溶融状態のポリマー粒子の形をした合成樹脂、木材繊維、粉砕紙等を移動又は回転し、混合し、加熱し、及び／又は所望により粉砕する混合部材が内部に設けられた少なくとも１個の容器又は切断圧縮器（１）を有する、請求項１乃至８のいずれか１に記載の方法を実施する装置であって、少なくとも１個の供給装置（１０）が、非乾燥粒子状の添加物であって、液体状、固体状若しくは半固体状であるか、又はペースト状粘度を持ち、所望により懸濁又は乳濁状で、特に粘性が高い、例えば、過酸化物、脂肪、ワックス、粘度指数改良剤、ポリマー等である添加物用に設けられ、前記供給装置（１０）は、運転中、前記容器（１）内に存在する前記被処理材料又は被処理材料粒子の高さ位置よりも下に設けられる装置において、前記複数個の供給装置（１０）は、前記材料粒子が、前記容器（１）内で好ましくは移動されて、特に前記容器（１）内で回転されて、前記容器（１）の側壁に最大圧力を及ぼす箇所に設けられることを特徴とする装置。
10. 請求項９に記載の装置において、前記供給装置（１０）は、前記容器（１）の側壁の内側に若しくは前記容器（１）内に側壁を貫通して開口するように設けられるか又は、前記容器（１）の側壁に形成されることを特徴とする装置。
11. 請求項９又は１０に記載の装置において、前記複数個の供給装置（１０）は、好ましくは、前記容器（１）の側壁の周囲に亘って同じ高さで均等に、又は上下一列になって配設されることを特徴とする装置。
12. 請求項９乃至１１のいずれか１に記載の装置において、前記複数個の供給装置（１０）は、前記容器（１）の底部から又は前記混合部材（４）から離れた高さの距離に設けられ、前記複数個の供給装置（１０）は、前記容器（１）内に存在し又は前記容器内で回転する前記被処理材料粒子の処理方法に応じた充填高さ、又は前記被処理材料粒子の移動又は回転により形成される混合渦の高さよりも絶えず低いことを特徴とする装置。
13. 請求項９乃至１２のいずれか１に記載の装置において、前記複数個の供給装置（１０）は、前記容器（１）内での前記材料の処理方法に応じた充填高さ又は混合渦の高さを３等分したうちの中央部分に設けられることを特徴とする装置。
14. 請求項９乃至１３のいずれか１に記載の装置において、前記複数個の供給装置（１０）は、開口又はノズルとして構成され、好ましくは、ギアポンプ又はダイヤフムポンプ等の投入ポンプにより供給され、特に、前記添加物が、滴状に投入できるように構成されることを特徴とする装置。
15. 請求項９乃至１４のいずれか１に記載の装置において、前記複数個の供給装置（１０）は、前記容器（１）の側壁と面一であり、特に、前記容器（１）の内面から前記容器（１）の内側に突出し出っ張ることがないことを特徴とする装置。
16. 請求項９乃至１５のいずれか１に記載の装置において、例えば、前記混合部材（４）又は前記被処理材料を加熱する別個の加熱装置により前記被処理材料を加熱するのとは無関係に又は追加して、少なくとも１個の別個の加熱装置を、例えば、前記混合部材（４）又は前記被処理材料を加熱する他の加熱装置により構成することにより、前記容器（１）の内側又は側壁、所望により、前記複数個の供給装置（１０）及び／又は供給ライン若しくは供給タンクを、別個に加熱して、前記供給される添加物の粘度を低下させて前記容器（１）の側壁において濡れ性を増すことができるようにすることを特徴とする装置。
17. 請求項９乃至１６のいずれか１に記載の装置において、前記容器（１）の内側の表面は、特に、耐粘着性被覆、エンボス加工等により、非濡れ性表面として構成され、又は、濡れ性が抑制されるように若しくは前記供給される添加物により、内側での濡れ性が生じないように構成されることを特徴とする装置。
18. 請求項９乃至１７のいずれか１に記載の装置において、複数個の容器（１）が、特に連続して設けられ、前記複数個の供給装置（１０）が、少なくとも最初の容器（１）内に設けられることを特徴とする装置。