JP2010500213A - 自動車の座席のための衝撃時のエネルギー吸収装置、その装置を備える座席および自動車 - Google Patents

自動車の座席のための衝撃時のエネルギー吸収装置、その装置を備える座席および自動車 Download PDF

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Abstract

特に自動車の座席(10)のための衝撃時のエネルギー吸収装置(1)であって、穴(12)を有するほぼプレートの形態になった第1の要素(2)と、その穴(12)に挿入される第2の要素(4)とを備えていて、第1の要素(2)は、変形方向(X)に沿って連なる一連の切り抜き部(14a〜14c)を備え、その切り抜き部は、互いの間に、変形方向(X)を横断する伸長方向(Y)に沿って延びる接続部(16a〜16c)を規定しており、その切り抜き部(14a〜14c)は、それぞれが、伸長方向(Y)に沿ってある長さ(L,L,L)を有し、接続部(16a〜16c)は第2の要素(4)から離れるにつれて1つの接続部から次の接続部へと前記長さ(L,L,L)が確実に増大し、接続部(16a〜16c)は第2の要素(4)を向いた側の全体に凹面を有することを特徴とするエネルギー吸収装置。

Description

本発明は、特に自動車の座席のための衝撃時のエネルギー吸収装置に関する。本発明はさらに、そのエネルギー吸収装置を備える座席と車両に関する。
このような装置は、車両の座席を占めている人の身体が受ける運動エネルギーを徐々に吸収することによってその人が受ける力を小さくすることを目的としている。本発明は、より詳細には、後方からの衝撃時のエネルギーの吸収を目的とするが、前方からの衝撃に適用することや、他のタイプの衝撃であっても適用することができる。
特許文献ドイツ国特許第196 13 506号と第198 07 581号には、それぞれ、上記のタイプのエネルギー吸収装置が記載されている。この装置は、穴を有する(成形された)ほぼプレートの形態になった第1の要素と、その穴に挿入される第2の要素とを備えていて、第1の要素は、変形方向に沿って連なる一連の切り抜き部を備え、その切り抜き部は、互いの間に、変形方向を横断する伸長方向に沿って延びる接続部を規定しており、その切り抜き部は、それぞれが、伸長方向に沿ってある長さを有する。
本発明は、このような装置によって獲得されるエネルギーの吸収を改善することを目的とする。
そこで本発明によれば、接続部が第2の要素から離れるにつれて1つの切り抜き部から次の切り抜き部へと前記長さが確実に増大していて、その接続部は、第2の要素を向いた側の全体に凹面を有する。
そのため、切り抜き部の縁部において壊れた接続部の摩擦(通常は煙突掃除と呼ぶ)がこの装置による抵抗力に及ぼす影響は小さくなる。そのためこの装置による抵抗力の変動と不確実さを小さくすることができる。接続部は、長さを長くすることで摩擦力が小さくなり、凹形状になっていることで壊れた接続部が引っ掛かることが避けられる。抵抗力がよりよく制御され、より一定になるため、人体の生体力学的抵抗力の特徴に合わせて抵抗力を調節し、座席を占めている人に怪我をさせることなく、エネルギーをより多く吸収することができる。
本発明の別の1つの特徴によれば、接続部のそれぞれは、その長さの大半にわたってほぼ一定の幅を有するほぼ円弧の形状であり、第2の要素の方を向いた側が凹面であることが望ましい。
したがって接続部は主として引っ張られ、剪断はほんのわずかである。したがって衝撃を受けているときのこの装置による抵抗力の変動はさらに小さくなる。
本発明の相補的な1つの特徴によれば、曲率半径と接続部の長さの比は0.75〜4であることが望ましい。
この範囲の値だと、衝撃を受けているときの抵抗力を一定にすることに関して最良の結果が得られる。
本発明の別の1つの特徴によれば、連続した2つの切り抜き部の長さの差は0.25mm〜2mmであることが望ましい。
この範囲の値により、1つの接続部から次の接続部への力をほぼ一定に維持するとともに、この装置を適度なサイズに維持しつつ、壊れた接続部の摩擦を減らすことができる。
本発明の別の1つの特徴によれば、接続部の数は3〜8であることが望ましい。
この範囲の値により、座席を占めている人の移動を制限しつつ、第1の要素と第2の要素を十分に相対的に移動させて衝撃を減衰させることができる。
本発明の別の1つの特徴によれば、一連の接続部のそれぞれは、変形方向に沿ってほぼ同じ幅であることが望ましい。
したがってそれぞれの接続部による抵抗力はほぼ一定である。そして壊れた接続部はほとんど抵抗力の妨げとならないため、装置の抵抗力はほぼ一定である。
本発明の別の1つの特徴によれば、第2の要素は、ほぼ平坦な(角のない)面に沿って接続部と接触することが望ましい。
したがって接続部はさらに引き伸ばされて端部が壊れ、第2の要素と接触するに至る。このようにして抵抗力はより一定になる。
本発明の相補的な1つの特徴によれば、第2の要素は円形断面を有することが望ましい。
このような断面により、接続部全体に十分に一様に力を加え、その長さの大半を比較的一様に引っ張ることができる。
本発明の別の1つの特徴によれば、切り抜き部は、変形方向に沿って接続部により画定されるとともに、伸長方向に沿って、ほぼ直線状で互いに揃った長手方向縁部によって画定されることが望ましい。
したがって接続部の破断領域がよりよく制御され、摩擦現象がさらに少なくなる。
本発明の別の1つの特徴によれば、第1の要素は、圧延方向が伸長方向とほぼ平行な圧延プレートによって構成されていることが望ましい。
したがって第1の要素は、機械的強度が最高の性質を示す方向に沿って引っ張られる。
本発明の別の1つの特徴によれば、エネルギー吸収装置は、穴の両側に、変形方向に沿って連なる2組の切り抜き部を備えていて、それぞれの組が、切り抜き部の間に一連の接続部を規定していることが望ましい。
したがって装置は2つの方向の衝撃、特に前方からの衝撃と後方からの衝撃を受けた場合にエネルギーを吸収することができる。
本発明はさらに、座席に関する。本発明によれば、この座席は、エネルギー吸収装置に加え、座部構造と、背もたれ構造とを備えていて、第1の要素は、座部構造と背もたれ構造のうちの一方に固定されるとともに、回転式継手装置によって座部構造と背もたれ構造のうちの他方に支持されるという特徴と、第2の要素は、座部構造と背もたれ構造のうちの前記他方と一体化しているという特徴を有することが望ましい。
後方からの衝撃時には、背もたれが後方に向かってわずかに軸回転することで座席を占めている人の運動エネルギーが徐々に吸収されるため、その人の背中が座席の背もたれとぶつかって受ける力を小さくすることができる。
本発明はさらに、車両に関する。本発明によれば、この車両は、エネルギー吸収装置に加え、シャーシと、固定用基部を有する座席とを備えることが望ましい。さらに、第2の要素は、この車両のシャーシに固定され、第1の要素は、座席の前記固定用基部と一体化している。
したがって前方からの衝撃時または後方からの衝撃時には、座席が前方または後方にわずかに移動することで座席を占めている人の運動エネルギーが徐々に吸収されるため、その人の身体が受ける力を小さくすることができる。
本発明の補足的な1つの特徴によれば、車両はスライダを備えていて、そのスライダは、変形方向に沿って互いに滑ることのできる固定特殊断面部材と移動特殊断面部材を備え、第1の要素はそのスライダの固定特殊断面部材によって構成されていることが望ましい。
この簡単な解決法では、本発明を実施するのに追加の部品が不要である。
本発明の別の1つの特徴によれば、車両はスライダを備えていて、そのスライダは固定特殊断面部材と移動特殊断面部材を備え、第1の要素がそのスライダの固定特殊断面部材に溶接されている。
この解決法により、既存の部品を変更することなく本発明を実施できる。
本発明の第1の実施形態による回転式エネルギー吸収装置を備える座席を示している。 図1のエネルギー吸収装置の記号IIで示した部分が衝撃を受ける前の拡大図である。 記号IIで示した部分が衝撃を受けた後の図2と同様の図である。 本発明の第2の実施形態による並進移動式エネルギー吸収装置を備える車両の分解斜視図である。 図4の車両の中心断面図である。 本発明の第2の実施形態による並進移動式エネルギー吸収装置の変形例を備える車両の分解斜視図である。 図6の車両の中心断面図である。
本発明の他の特徴と利点は、添付の図面を参照した例示としての実施形態に関する以下の説明に現われるであろう。
図1には、座部構造6と、背もたれ構造8と、回転式継手装置22と、エネルギー吸収装置1とを主として備える自動車の座席10を示してある。
回転式継手装置22は、エネルギー吸収装置(より正確にはアダプタ2)と背もたれ構造8の間に配置されている。この回転式継手装置によって座部構造6に対する背もたれ構造8の傾きを調節することができる。回転式継手装置22は特に歯車式継手または連続式継手のタイプがよく知られているため、これ以上説明しない。
エネルギー吸収装置1は、ピボット32と、座部構造6にねじ込まれた固定ネジ4とによってその座部構造に支持されたアダプタ2を備えている。アダプタ2の変形を制御することで座部構造6に対する背もたれ構造8の回転を制御できるため、衝撃時には座席10を占めている人のエネルギーをこのエネルギー吸収装置によって吸収することができる。
アダプタ2は、ほぼ一定の厚さに成形されたプレートからなる。このアダプタは、穴12と、変形方向Xに沿って連なる一連の切り抜き部14a,14b,14c(図示した例では3つの切り抜き部)を有する。変形方向Xはピボット32のほぼ周方向に延びているが、アダプタ2が全体的に変形することを想定して周方向からわずかにずれている。
切り抜き部14a,14b,14cは、互いの間に接続部16a,16b,16cを規定している(図示した例ではやはり3つ)。接続部16a,16b,16cは、ほぼ一定の曲率半径Rを有するほぼ円弧の形態である。接続部は、変形方向Xに沿って幅l,l,lを有する。この幅は、その接続部の全長にわたってほぼ一定である。しかし固定ネジ4の軸に最も近い接続部16aは、中心部が両端部よりも幅が広くなっていてもよい。
切り抜き部14a,14b,14cは、変形方向Xに沿っては接続部16a,16b,16cによって画定されるとともに、変形方向Xを横断する伸長方向Yに沿って、それぞれ2つの長手方向縁部18a,19a;18b,19b;18c,19cによって画定されている。長手方向縁部は、ほぼ直線状であり、切り抜き部の各短辺に対応する2列の長手方向縁部18a,18b,18c;19a,19b,19cを規定している。それぞれの列の長手方向縁部はほぼ平行で互いの延長線上に延びている。したがってアダプタ2は、縦桟が穴に向かって収束していくほぼはしご状の領域を有する。なおそのはしごの横桟は接続部で形成され、縦桟は長手方向の縁部で形成されている。
切り抜き部14a,14b,14cは、長手方向縁部18a,19a;18b,19b;18c,19cに挟まれた部分の長さがそれぞれL,L,Lとなっている。この長さは、切り抜き部が穴12と固定ネジ4の軸から離れるにつれて大きくなっていく。ある切り抜き部と次の切り抜き部の長さの差は0.25mm〜2mmの範囲であることが望ましく、より好ましくは略1mmである。図示した例では、長さL,L,Lは、それぞれ14mm、15mm、16mmであり、穴12は、伸長方向Yに沿った幅が13mmである。
車両が後方からの衝撃を受けたとき、座席10を占めている人は座席の背もたれ構造8に非常に大きな圧力を及ぼすため、その圧力によってアダプタ2がピボット32のまわりに軸回転して接続部16aが固定ネジ4の軸にぶつかる。固定ネジ4がワッシャーを介して及ぼす圧力によってアダプタ2が座部構造6と固定ネジ4の頭部の間で圧縮されるため、回転時にアダプタ2が固定ネジ4と座部構造6に対して移動することに逆らう摩擦力が発生する。
この摩擦力が不十分だと、固定ネジの軸は第1の接続部16aに力を及ぼし、その接続部を変形方向Xに変形させるとともに、伸長方向Yに引き伸ばす。第1の接続部16aに及ぼされる力がアダプタ2を構成する材料の機械的強度を超える場合には、接続部16aは、穴12の延長線上にあってそれぞれ長手方向縁部18a,19aにほぼつながる不規則な破断縁部38a,39aに沿って壊れる。しかし長手方向縁部18a,19aは破断縁部38a,39aと比べてわずかに引っ込んでいる(互いに、より離れている)ため、接続部16aが長手方向縁部18a,19aにぶつかって非常に大きな摩擦力を受けることはない。接続部16aが円弧の形状になっていて、その凸部が変形方向Xに沿って接続部が移動する方向を向いていることも、それを助ける。
次に、固定ネジ4の軸は、穴12から遠ざかりながら第2の接続部16bに力を及ぼす。この力が十分に大きいと、接続部16bは変形して破断するに至る。すると、破断縁部38a,39aよりも互いの距離がわずかに大きい破断縁部38b,39bが生じる。なぜなら長手方向縁部18b,19bは、長手方向縁部18a,19aよりも互いに離れているからである。その結果、接続部16aは、非常に大きな摩擦力を受けることなく、破断縁部38a,39aを通過することができる。
同様にして異なる接続部16a,16b,16cが壊れていき、互いにくっつき、長手方向縁部と破断縁部の間を通過する。
接続部が破断後に放出されたり引っ掛かったりすることがないよう、接続部は固定ネジ4によって2つの側面の間に保持されることが望ましい。
高速の後方からの衝撃を受けて接続部が壊れてエネルギーが散逸される場合についてこの装置を説明したが、この装置は、低速の衝撃エネルギーを弾性的に吸収するのにも有効であることに注意されたい。
さらに、図1〜図3の実施形態に示した円形断面の固定ネジ4の代わりに、異なる断面の要素(例えば接続部と接触するほぼ平坦な面を有する要素)を考えることができよう。しかし接続部との接触部は、切り抜き部の長手方向縁部に沿って接続部が破断しやすくなるように、比較的長く延びていなくてはならない。
さらに、材料が引っ張り変形しやすくするため、プレートの圧延方向は、伸長方向Yに平行にすることが好ましい。
図4と図5に示した実施形態では、図1〜図3に示した実施形態の要素に対応する要素は、100を加えた参照番号にしてある。
図4と図5は、エネルギー吸収装置101が取り付けられるとともに、シャーシ124と、固定ネジ104によってそのシャーシに固定されたスライダ126とを主として備える車両110の一部を示している。スライダは座席を支持することを目的としており、特に、固定特殊断面部材102と、可動特殊断面部材130とを備えている。
可動特殊断面部材130は固定特殊断面部材102に対して変形方向に沿って滑り、この方向に沿った座席の位置を調節することができる。固定特殊断面部材102に対する可動特殊断面部材130の位置をロックする装置(図示せず)により、車両の利用時にはその調節された相対位置を維持することができる。このようなロック装置はよく知られているため、これ以上説明しない。
エネルギー吸収装置101は一部が固定特殊断面部材102と一体化している。この固定特殊断面部材102は、穴112と、その穴112の両側にほぼ対称に延びる2組の切り抜き部114a,114b,114c,114g,114h;115a,115b,115c,115g,115hとを有する厚さがほぼ一定の成形された金属プレートからなる。図示した例では、それぞれの組は、変形方向Xに沿って連なる8つの切り抜き部を有する。
切り抜き部114a,114b,114c,114g,114h;115a,115b,115c,115g,115hは、互いの間に接続部116a,116b,116c,116g,116h;117a,117b,117c,117g,117hを規定している。これら接続部も、7つの接続部からなる2つの組で構成されている。接続部116a,116b,116c,116g,116h;117a,117b,117c,117g,117hは、ほぼ一定の曲率半径Rを有する円弧の形状である。これら接続部は、変形方向に沿って幅lを有する。この幅は、その接続部の全長にわたってほぼ一定である。しかしそれぞれの組で固定ネジ104の軸に最も近い接続部116a,117aは、中心部が両端部よりも幅が広くなっていてもよい。
切り抜き部114a,114b,114c,114g,114h;115a,115b,115c,115g,115hは、変形方向Xに沿っては接続部116a,116b,116c,116g,116h;117a,117b,117c,117g,117hによって画定されるとともに、変形方向Xを横断する伸長方向Yに沿ってはそれぞれ2つの長手方向縁部118a,119a;118b,119b;118c,119c;118g,119g;118h,119h;120a,121a;120b,121b;120c,121c;120g,121g;120h,121hによって画定されている。長手方向縁部はほぼ直線状であり、切り抜き部の短辺にそれぞれ対応する2列の長手方向縁部118a,118b,118c,118g,118h;119a,119b,119c,119g,119h;120a,120b,120c,120g,120h;121a,121b,121c,121g,121hを規定している。それぞれの組の長手方向縁部はほぼ平行で互いの延長線上に延びている。
切り抜き部114a,114b,114c,114g,114h;115a,115b,115c,115g,115hは、長手方向縁部118a,119a;118b,119b;118c,119c;118g,119g;118h,119h;120a,121a;120b,121b;120c,121c;120g,121g;120h,121hに挟まれた部分の長さがそれぞれL,Lとなっている。この長さは、切り抜き部が穴112と固定ネジ104から離れるにつれて大きくなっていく。ある切り抜き部と次の切り抜き部の長さの差は0.25mm〜2mmの範囲であることが望ましく、約1mmであることがより好ましい。
車両が後方からの衝撃を受けたとき、座席を占めている人は、座席の背もたれ構造8に非常に大きな圧力を及ぼすため、その圧力によって固定特殊断面部材102がシャーシ124に対して後退し、接続部116aが固定ネジ104の軸にぶつかる。固定ネジ104がワッシャー134を介して及ぼす圧力によって固定特殊断面部材102がシャーシ124と固定ネジ104の頭部の下に配置されたワッシャー134との間で圧縮されるため、シャーシ124に固定された固定ネジ104に対して固定特殊断面部材102が移動することに逆らう摩擦力が発生する。
図1〜図3に示した実施形態に関して上に説明したように、衝撃が非常に大きいとき、固定ネジ104の軸は、穴112の前方に配置された異なる接続部116a,116b,116c,116g,116hに次々と力を及ぼし、変形方向Xに沿って一連の接続部を順番に変形させるとともに、伸長方向Yに沿って引き伸ばす。その結果、接続部が順番に壊れるに至る。切り抜き部116a,116b,116c,116g,116hより長くなっていることと、接続部116a,116b,116c,116g,116hが円弧の形状であることが理由で、その接続部116a,116b,116c,116g,116hが長手方向縁部118a,119a;118b,119b;118c,119c;118g,119g;118h,119hにぶつかって非常に大きな摩擦力を受けることはない。
車両が前方からの衝撃を受けたとき、座席を占めている人は、シート・ベルトを介して座席構造に非常に大きな圧力を及ぼすため、その圧力によって固定特殊断面部材102がシャーシ124に対して前進し、穴112の後方に位置する一連の接続部117a,117b,117c,117g,117hが固定ネジ104の軸にぶつかる。後方からの衝撃に関して上に説明したのと同様に、固定ネジ104の軸は、座席を占めている人のエネルギーを受けた衝撃に応じて減衰させるのに必要な数の接続部117a,117b,117c,117g,117hを順番に壊す。
図6と図7に示した実施形態では、図4と図5に示した実施形態の要素に対応する要素は、100を加えた参照番号にしてある。
図6と図7は、図4と図5に示した実施形態とは別の実施形態を示しており、エネルギー吸収装置201の穴212と一連の切り抜き部214a,214h,215a,215hがプレート202に設けられていて、そのプレート202が、スライダ226の固定特殊断面部材228の下に溶接ビード242によって固定されている点が本質的に異なっている。
その結果、固定ネジ204の軸を通過させることのできる細長いスリット240が、固定特殊断面部材228に実現されている。この細長いスリット240は変形方向に沿って延びているため、固定特殊断面部材228を変形させることも大きな抵抗力を及ぼすこともなく、固定ネジ204の軸を移動させることができる。
さらに、衝撃を受ける前には、2つの固定用ペグ236,237が、シャーシ224に対してプレート202を完全に保持している。プレート202とシャーシ224にスリットが設けられているため、衝撃を吸収しているとき、固定用ペグ236,237は、固定ネジ204の軸と、その固定ネジが固定されるシャーシ224とに対してプレート202が移動する際の大きな抵抗力に逆らわずに済む。
もちろん本発明が、上に説明した例示としての実施形態に限定されることはない。特に、図4と図5、ならびに図6と図7に示した実施形態には、前方からの衝撃を受けた場合と後方からの衝撃を受けた場合にエネルギーを吸収できるようにするために穴の両側に配置された2組の切り抜き部が存在しているとはいえ、穴の一方の側にしか切り抜き部を設けず、1つのタイプの衝撃のエネルギーしか吸収しないようにすることができよう。

Claims (15)

  1. 特に自動車の座席(10)のための衝撃時のエネルギー吸収装置(1,101,201)であって、穴(12,112,212)を有するほぼプレートの形態になった第1の要素(2)と、前記穴(12,112,212)に挿入される第2の要素(4,104,204)とを備え、第1の要素(2)は、変形方向(X)に沿って連なる一連の切り抜き部(14a〜14c;114a〜114h;115a〜115h;214a〜214h;215a〜215h)を備え、その切り抜き部は、互いの間に、変形方向(X)を横断する伸長方向(Y)に沿って延びる接続部(16a〜16c;116a〜116h;117a〜117h;216a〜216h;217a〜217h)を規定しており、前記切り抜き部(14a〜14c;114a〜114h;115a〜115h;214a〜214h;215a〜215h)は、それぞれが伸長方向(Y)に沿ってある長さ(L,L,L)を有し、
    切り抜き部(14a〜14c;114a〜114h;115a〜115h;214a〜214h;215a〜215h)は、第2の要素(4,104,204)から離れるにつれて1つの切り抜き部から次の切り抜き部へと前記長さ(L,L,L)が確実に増大しており、前記接続部(16a〜16c;116a〜116h;117a〜117h;216a〜216h;217a〜217h)は、第2の要素(4,104,204)を向いた側の全体に凹面を有することを特徴とするエネルギー吸収装置。
  2. 前記接続部(16a〜16c;116a〜116h;117a〜117h;216a〜216h;217a〜217h)のそれぞれが、その長さの大半にわたってほぼ一定の幅(l,l,l)を有するほぼ円弧の形状であり、第2の要素(4,104,204)の方を向いた側が凹面である、請求項1に記載のエネルギー吸収装置。
  3. 接続部の曲率半径(R)と長さの比が0.75〜4である、請求項2に記載のエネルギー吸収装置。
  4. 連続した2つの切り抜き部(14a〜14c;114a〜114h;115a〜115h;214a〜214h;215a〜215h)の長さ(L,L,L)の差が0.25mm〜2mmである、請求項1〜3のいずれか1項に記載のエネルギー吸収装置。
  5. 前記接続部(16a〜16c;116a〜116h;117a〜117h;216a〜216h;217a〜217h)の数が3〜8である、請求項1〜4のいずれか1項に記載のエネルギー吸収装置。
  6. 前記一連の接続部(16a〜16c;116a〜116h;117a〜117h;216a〜216h;217a〜217h)のそれぞれが、変形方向(X)に沿ってほぼ同じ幅(l,l,l)である、請求項1〜5のいずれか1項に記載のエネルギー吸収装置。
  7. 第2の要素(4,104,204)が、ほぼ平坦な面に沿って前記接続部(16a〜16c;116a〜116h;117a〜117h;216a〜216h;217a〜217h)と接触する、請求項1〜6のいずれか1項に記載のエネルギー吸収装置。
  8. 第2の要素(4,104,204)が円形断面を有する、請求項7に記載のエネルギー吸収装置。
  9. 前記切り抜き部(14a〜14c;114a〜114h;115a〜115h;214a〜214h;215a〜215h)が、変形方向(X)に沿っては前記接続部(16a〜16c;116a〜116h;117a〜117h;216a〜216h;217a〜217h)によって画定されるとともに、伸長方向(Y)に沿っては、ほぼ直線状で互いに揃った長手方向縁部(18a〜18c;19a〜19c;118a〜118h;119a〜119h;120a〜120h;121a〜121h;218a〜218h;219a〜219h;220a〜220h;221a〜221h)によって画定されている、請求項1〜8のいずれか1項に記載のエネルギー吸収装置。
  10. 第1の要素(2,102,202)が、圧延方向が伸長方向(Y)とほぼ平行な圧延プレートによって構成されている、請求項1〜9のいずれか1項に記載のエネルギー吸収装置。
  11. 前記穴(12,112,212)の両側に、変形方向(X)に沿って連なる2組の切り抜き部(114a〜114h;115a〜115h;214a〜214h;215a〜215h)を備えていて、それぞれの組が、切り抜き部の間に一連の接続部(116a〜116h;117a〜117h;216a〜216h;217a〜217h)を規定している、請求項1〜10のいずれか1項に記載のエネルギー吸収装置。
  12. 請求項1〜11のいずれか1項に記載のエネルギー吸収装置(1)と、座部構造(6)と、背もたれ構造(8)とを備える座席(10)であって、
    第1の要素(2)が、前記座部構造(6)と前記背もたれ構造(8)のうちの一方(8)に固定されるとともに、回転式継手装置(22)によって前記座部構造(6)と前記背もたれ構造(8)のうちの他方(6)に支持され、
    第2の要素(4)が、前記座部構造(6)と前記背もたれ構造(8)のうちの前記他方(6)と一体化している座席。
  13. 請求項1〜11のいずれか1項に記載のエネルギー吸収装置(101,201)と、シャーシ(124,224)と、固定用基部を有する座席とを備える車両(110,210)であって、第2の要素が、前記車両のシャーシ(124,224)に固定され、第1の要素(102,202)が、座席の前記固定用基部と一体化している車両。
  14. スライダ(126)を備え、前記スライダ(126)は、変形方向(X)に沿って互いに滑ることのできる固定特殊断面部材(102)と移動特殊断面部材(130)を備え、第1の要素(102)が、前記スライダ(126)の固定特殊断面部材(102)によって構成されている、請求項13に記載の車両。
  15. スライダ(226)を備え、前記スライダ(226)は、固定特殊断面部材(228)と移動特殊断面部材(230)を備え、第1の要素(202)が、前記スライダ(226)の固定特殊断面部材(228)に溶接されている、請求項13に記載の車両。
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