JP2010284379A - エラー回復装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】引出しの2段式自動引込み装置において、第1の係合部と第2の係合部が外れても容易に回復させる。
【解決手段】引出しに連結される第1の係合部材42と、収納容器本体に固定された引き込み装置本体と、引き込み装置本体に対して引出しを引き込む方向にスライド自在に支持され、第1の係合部材に係合する第2の係合部材46と、第2の係合部材を、引出しを引き込む方向に付勢するバネ47とを備え、第2の係合部材は、引出しを引き込む方向とは反対側の端部に、第1の係合部材が乗り上げる斜面46dを備え、第1の係合部材と第2の係合部材の係合が外れるエラーが発生した場合に、第1の係合部材が斜面46dに乗り上げることにより第2の係合部材が回動し、第1の係合部材と第2の係合部材の係合が回復される。
【選択図】図7

Description

本発明は、引出しを備えたキャビネット等に備えられた引出しを自動的に引込む装置におけるエラー回復装置に関する。
従来より、書類等を収納するキャビネットには、一般的に、スライドレール等により引出し動作を滑らかに行えるようにした引出しが備えられている。
近年、このようなキャビネットには、ユーザの利便性を向上させるために、例えば特許文献1に記載されているような、引出しを引き出した状態からある程度押し込むと、その後は自動的に引出しを引込む引込み装置を備えたものが見られるようになってきている。
図1は、引出しの引込み装置を備えたキャビネットの一例を示す図である。図1において、キャビネットの本体であるキャビネット本体1には、引出し2と、引出し2をスライド可能に支持するためのスライドレール3と、引出し2を引き出した状態から途中まで押し込んだときに自動的にキャビネット本体1内に引込む引込み装置400と、引込み装置400と協働して引出し2をキャビネット本体1内に引込むストライカ5とが備えられている。
ここで、従来の引込み装置400の構造について、図2を参照して説明する。図2は、引込み装置400の構造及びその動作を示す図である。図2において、引込み装置400は、引込み装置400の本体である引込み装置本体401と、引込み装置本体401のスライド溝401aにスライド自在に嵌合する2つのガイドピン402a,402bを備えるスライダ402と、スライダ402を引出し2を引込む方向に付勢する引っ張りバネ403と、引出し2が急激に引込まれることを防止するためのダンパ404とを備えている。
図2(a)は、上記のように構成された引込み装置400において、引出し2が矢印Aの方向に押し込まれる途中の、引込み装置400が作動する直前の状態を示している。図2(a)の状態から引出し2をさらに押し込むと、引出し2に固定されたストライカ5の爪5aが、スライダ402の凸部402cに当たり凸部402cを図中右方向に押す。これにより、スライダ402は図中時計回転方向に回動し、スライド溝401aの先端の立下り部401bに落ち込んでいたガイドピン402aが、スライド溝401aの水平部に押し上げられる。また、このときストライカ5の爪5aにスライダ402の凸部402dが係合する。そのため、図2(b)に示すように、スライダ402は、引っ張りバネ403の付勢力により、矢印B方向にスライドし、これに伴ってスライダ402に係合したストライカ5も矢印B方向にスライドする。結果として、ストライカ5に固定された引出し2が引っ張りバネ403の付勢力により、矢印B方向にスライドされることとなり、引出し2がキャビネット本体1内に自動的に引込まれることとなる。
特開2009−39490号公報
上記のように構成される引込み装置400においては、何らかの原因でストライカ5の爪5aとスライダ402の凸部402dの係合が外れるエラーが発生する場合があった。その場合、ストライカ5の爪5aとスライダ402の凸部402dの係合を回復する必要があるが、上記の特許文献1にはこの係合を回復する構造も開示されている。
しかしながら、特許文献1に記載の回復構造では、回復構造を構成する部材の形状及び構造が複雑であり、引込み装置のコストが高くなるという問題があった。
したがって、本発明は上述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、引出しの引込み装置において、単純な構造でエラーを回復できるようにすることである。
本発明のエラー回復装置は、収納容器本体と、該収納容器本体に対して引き出される方向および引き込まれる方向にスライド自在に支持された引き出しとを備える収納容器において、前記引出しを前記収納容器本体に対して自動的に引き込むための引き込み装置に用いられるエラー回復装置であって、前記引出しと前記収納容器本体のうちの一方に連結される第1の係合部材と、前記引出しと前記収納容器本体のうちの他方に固定された引き込み装置本体と、前記引き込み装置本体に対して前記引出しを引き込む方向にスライド自在に支持され、前記第1の係合部材に係合する第2の係合部材と、前記第2の係合部材を、前記引出しを引き込む方向に付勢するバネとを備え、前記第2の係合部材は、前記引出しを引き込む方向とは反対側の端部に、前記第1の係合部材が乗り上げる斜面を備え、前記第1の係合部材と前記第2の係合部材の係合が外れるエラーが発生した場合に、前記第1の係合部材が前記斜面に乗り上げることにより前記第2の係合部材が回動し、前記第1の係合部材と前記第2の係合部材の係合が回復されることを特徴とする。
本発明によれば、引出しの引込み装置において、単純な構造でエラーを回復することが可能となる。
本発明の一実施形態に係わる引出しの引込み装置を備えたキャビネットの構成を示す図である。 従来の引出しの引込み装置の構造を示す図である。 本発明の一実施形態の引出しの引込み装置の構造を示す図である。 本発明の一実施形態の引込み装置における引出しの引込み力と引込み量の関係を示した図である。 引込み装置にエラーが発生した状態を示す図である。 エラーを回復する構造を示す図である。 エラーを回復する構造を示す図である。
以下、本発明の好適な一実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、本実施形態においては、キャビネット全体の構造は、図1に示した従来のものと同一であるので、全体構成については、図1を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係わる引出しの引込み装置4を備えたキャビネット(収納容器)の構成を示す図である。図1において、キャビネットの本体であるキャビネット本体(収納容器本体)1には、物品等を収納する引出し2と、引出し2をスライド可能に支持するためのスライドレール3と、引出し2を引き出した状態から途中まで押し込んだときに自動的にキャビネット本体1内に引込む引込み装置4と、引出し2に固定され引込み装置4と協働して引出し2をキャビネット本体1内に引込むストライカ5とが備えられている。なお、本実施形態では、スライドレール3には、アウターレール(外側レール)3aと、インターレール(中間レール)3bと、インナーレール(内側レール)3cとを備える3段式のレールが用いられる。これは、2段式のレールでは、引出し2の奥側の一部分がキャビネット本体1の内側に残ってしまうので、引出し2の奥側の部分まで完全にキャビネット本体1から引き出せるようにするためである。
図3は、本実施形態の引込み装置4の構造を示す図である。
図3において、引込み装置4は、引込み装置4の本体であり、キャビネット1に固定された引込み装置本体41と、引込み装置本体41のスライド溝41aにスライド自在に嵌合する2つのガイドピン42a,42bを備えるスライダ(第1の係合部材)42と、スライダ42を引出し2を引込む方向に付勢する引っ張りバネ43と、引出し2が急激に引込まれることを防止するためのダンパ44とを備えている。ダンパ44のピストンの先端は、ガイドピン42bに連結されている。本実施形態では、このような構成を備える引込み部を第1の引込み部100と呼ぶこととする。第1の引込み部の構成は、図2に示した従来の引込み装置400の構成と概略同じである。
本実施形態の引込み装置4は、上記の第1の引込み部100の下方に第2の引込み部101を備えている。この第2の引込み部101は、引込み装置本体41のスライド溝45aにスライド自在に嵌合する2つのガイドピン46a,46bを備えるスライダ46(第2の係合部材)と、スライダ46を引出し2を引込む方向に付勢する引っ張りバネ47と、引出し2が急激に引込まれることを防止するためのダンパ48とを備えている。ダンパ48のピストンの先端は、ガイドピン46bに連結されている。また、ダンパ48の後端部には、ブラケット48aが固定されており、このブラケット48aの中心穴が引込み装置本体41に固定されたピン41cに嵌合することにより、ダンパ48は、引込み装置本体41に対して矢印E方向に回動可能に支持されている。
図3(a)は、上記のように構成された引込み装置4において、引出し2が矢印Aの方向に押し込まれる途中の、引込み装置4が作動する直前の状態を示している。図3(a)の状態では、スライダ42のガイドピン42aは、スライド溝41aの立下り部41bに落ち込んでいるため、引っ張りバネ43の引っ張り力に抗して、図3(a)に示す位置でロックされている。図3(a)の状態から引出し2をさらに押し込むと、引出し2に固定されたストライカ5の爪5aが、スライダ42の凸部42cに当たり凸部42cを図中右方向に押す。これにより、スライダ42は図中時計回転方向に回動し、スライド溝41aの先端の立下り部41bに落ち込んでいたガイドピン42aが、スライド溝41aの水平部に押し上げられる。また、このときストライカ5の爪5aにスライダ42の凸部42dが係合する。そのため、図3(b)に示すように、スライダ42は、引っ張りバネ43の付勢力により、矢印B方向にスライドし、これに伴ってスライダ42に係合したストライカ5も矢印B方向にスライドする。結果として、ストライカ5に固定された引出し2が引っ張りバネ43の付勢力により、矢印B方向にスライドされることとなり、引出し2がキャビネット本体1内に自動的に引込まれることとなる。
次に、図3(b)は、スライダ42が引出し2を引込みながら、引出し2の引込みストロークの途中まで来て、第2の引込み部101を作動させる直前の状態を示している。図3(b)の状態では、スライダ46のガイドピン46aは、スライド溝45aの立下り部45bに落ち込んでいるため、引っ張りバネ47の引っ張り力に抗して、図3(b)に示す位置でロックされている。図3(b)の状態から引出し2(スライダ42)が引っ張りバネ43の力によりさらに引込まれると、スライダ42の爪42eが、スライダ46の凸部46cに当たり凸部46cを図中右方向に押す。これにより、スライダ46は図中時計回転方向に回動し、スライド溝45aの先端の立下り部45bに落ち込んでいたガイドピン46aが、スライド溝45aの水平部に押し上げられる。また、このときスライダ42の爪42eにスライダ46の凸部46dが係合する。そのため、図3(c)に示すように、スライダ46は、引っ張りバネ47の付勢力により、矢印C方向にスライドし、これに伴ってスライダ42を介してスライダ46に間接的に係合したストライカ5も矢印C方向にスライドする。結果として、ストライカ5に固定された引出し2が引っ張りバネ43と47の付勢力の合計の力により、矢印C方向にスライドされることとなり、引出し2がキャビネット本体1内に自動的に引込まれることとなる。
次に、ユーザが引き出し2を引き出す場合の動作について説明する。まず、ユーザが引出し2を、キャビネット本体1に完全に引込まれた状態から引き出し始めると、図3(c)のような状態となる。この状態からさらに引出し2を引き出してスライダ46がスライド溝45aの図中左側の端部まで到達すると、スライダ42の爪42eがスライダ46の凸部46dを図中左側に押すため、スライダ46のガイドピン46aがスライド溝45aの立下り部45bに落ち込む。これにより、スライダ46は図3(b)に示す位置でロックされる。これと同時に、スライダ42の爪42eとスライダ46の凸部46dの係合が外れ、スライダ42には、引っ張りバネ43の引っ張り力のみが作用することとなる。そして、図3(b)の状態からさらに引出し2を引き出してスライダ42がスライド溝41aの図中左側の端部まで到達すると、ストライカ5の爪5aがスライダ42の凸部42dを図中左側に押すため、スライダ42のガイドピン42aがスライド溝41aの立下り部41bに落ち込む。これによりスライダ42は図3(a)に示す位置でロックされる。これと同時に、ストライカ5の爪5aとスライダ42の凸部42dの係合が外れ、ユーザは引出し2をストロークの最後まで自由に引き出せるようになる。
図4は、本実施形態の引込み装置4における引出し2の引込み力と引込み量の関係を示した図である。図4に示すように、引出し2の引込み始めの位置では、引出し2の引込み力は、引っ張りバネ43の引っ張り力により決まり、引出し2は引込み力aで引込まれる。その後、引出し2が奥に引込まれるにつれて、引っ張りバネ43が縮み、引出し2の引込み力はbに低下する。しかし、図4のA点において、図3(c)に示すように、第2の引込み部101が作動し、引っ張りバネ43の引っ張り力bに引っ張りバネ47の引っ張り力cが加わるため、この時点で引出し2の引込み力は、b+cとなる。すなわち、引出し2が引込みストロークの途中まで引込まれた時点で、引っ張りバネ47の引っ張り力が追加されることとなり、引出し2がキャビネット1の奥の方に引込まれたときの引込み力を確保することが可能となる。また、ユーザが引出し2を引き出す場合は、図4のA点において、第2の引込み部101が解除されるため、引っ張りバネ47の引っ張り力が働かなくなり、ユーザが引出し2を引き出すために過度の引出し力を必要とすることも無い。
(引込み装置のエラー回復動作)
次に、上記の一実施形態のように構成される引込み装置にエラーが発生した場合の回復動作について説明する。
本実施形態の引込み装置では、通常は、図3(c)に示す状態から引出し2を引き出していくと、ストライカ5に係合しているスライダ42もストライカ5と共に引き出す方向に移動され、最終的には図3(a)及び図5(a)に示すように、図中左側のストローク端部でロックされる。しかしながら、何らかの原因により、図5(b)に示すように、ストライカ5の爪5aとスライダ42の凸部42dの係合が外れ、スライダ42がキャビネット本体1の奥側に取り残されたまま、引き出し2(ストライカ5)がキャビネット本体1から引き出されてしまう場合(エラーの状態)がある。
この場合、ストライカ5の爪5aとスライダ42の凸部42dの係合を復帰させる必要がある。図6は、この係合を復帰させる構造を示す図である。
本実施形態では、図6(a)及び図6(a)のD−D断面図である図6(b)に示すように、ストライカ5の爪5aには矢印Aで示す進行方向に向かって次第に厚みが薄くなるように斜面5a−1が形成され、スライダ42の凸部42dにはAで示す方向に向かって次第に厚みが厚くなる斜面42d−1が形成されている。そのため、図5(b)で示すエラーの状態から、ユーザが引出し2を押し込んでいくと、図6(b)に示すようにストライカ5の爪5aがスライダ42の凸部42dに次第に接近し、ストライカ5の爪5aがスライダ42の凸部42dに接触すると、互いの斜面5a−1と42d−1がスライドして、図6(c)に示すように、ストライカ5の爪5aがスライダ42の凸部42dを乗り越える。これにより、図5(c)に示すように、ストライカ5の爪5aとスライダ42の凸部42dの係合が復帰される。したがって、この構造によれば、エラーが発生した場合でも、ユーザが引出し2を押し込む動作だけで、エラーを回復させることが可能となる。
上記の説明は、第1の引込み部100におけるエラー復帰動作の説明であるが、次に、第2の引込み部101にエラーが発生した場合の復帰動作について図7を参照して説明する。
本実施形態の引込み装置では、通常は、図3(c)、図7(a)に示す状態から引出し2を引き出していくと、ストライカ5に係合しているスライダ42が引き出す方向に移動され、スライダ42に係合しているスライダ46もスライダ42と共に引き出す方向に移動される。そして、最終的には図3(a)に示すように、スライダ46は図中左側のストローク端部でロックされる。しかしながら、何らかの原因により、図7(b)に示すように、スライダ42の爪42eとスライダ46の凸部46dの係合が外れ、スライダ46がキャビネット本体1の奥側に取り残されたまま、引き出し2(ストライカ5及びスライダ42)がキャビネット本体1から引き出されてしまう場合(エラーの状態)がある。
この場合、スライダ42の爪42eとスライダ46の凸部46dの係合を復帰させる必要がある。図7は、この係合を復帰させる構造を示す図である。
本実施形態では、図7に示すように、第2の引込み部101を構成するスライド溝45aの図中右端部(引込み方向端部)には、立下り部45cが形成されている。スライダ46が図中右端部である引込み方向端部に位置している状態では、スライダ46が引っ張りバネ47により図中右方向に引っ張られていることから、図7(b)に示すようにスライダ46は水平な状態にある。この状態で、ユーザが引出し2を押し込んでいくと、ストライカ5に係合しているスライダ42が図中右方向に移動する。そして、スライダ46の凸部46dにスライダ42の爪42eが接触すると、図7(c)に示すように、スライダ42の爪42eがスライダ46の凸部46dの上端部に形成された斜面(引込み方向と反対側に形成された斜面)46d−1に乗り上げる。このとき、スライダ46のガイドピン46bがスライド溝45aの立下り部45cに落ち込み、スライダ46は引っ張りバネ47の付勢力に抗して時計回転方向に回転される。そのため、スライダ42の爪42eは、スライダ46の凸部46dを乗り越えることが可能となる。なお、このとき、図3に示したように第2の引込み部101を構成するダンパ48が引込み装置本体41に対して矢印E方向に回動可能に構成されているため、スライダ46のガイドピン46bがスライド溝45aの立ち下がり部45cに落ち込むことに伴って、ダンパ48は矢印Eの反時計回転方向に回動する。スライダ42の爪42eがスライダ46の凸部46dを乗り越えた後には、スライダ46は、図7(d)に示すように、引っ張りバネ47の引っ張り力により、水平状態に復帰する。以上の動作により、スライダ42の爪42eとスライダ46の凸部46d(凸部46dの右側の凹部)の係合が復帰される。したがって、この構造によれば、エラーが発生した場合でも、ユーザが引出し2を押し込む動作だけで、第2の引込み部101のエラーを回復させることが可能となる。
以上説明したように、本実施形態の引込み装置4によれば、引込み装置にエラーが発生した場合でも、ユーザが引出し2を押し込む動作だけで、エラーを回復させることが可能となる。
なお、上記の実施形態では、ストライカ5を引出し2に固定し、引込み装置4をキャビネット本体1に固定するように説明したが、逆にストライカ5をキャビネット本体1に固定し、引込み装置4を引き出しに固定するようにしても同様の効果が得られる。

Claims (2)

  1. 収納容器本体と、該収納容器本体に対して引き出される方向および引き込まれる方向にスライド自在に支持された引き出しとを備える収納容器において、前記引出しを前記収納容器本体に対して自動的に引き込むための引き込み装置に用いられるエラー回復装置であって、
    前記引出しと前記収納容器本体のうちの一方に連結される第1の係合部材と、
    前記引出しと前記収納容器本体のうちの他方に固定された引き込み装置本体と、
    前記引き込み装置本体に対して前記引出しを引き込む方向にスライド自在に支持され、前記第1の係合部材に係合する第2の係合部材と、
    前記第2の係合部材を、前記引出しを引き込む方向に付勢するバネとを備え、
    前記第2の係合部材は、前記引出しを引き込む方向とは反対側の端部に、前記第1の係合部材が乗り上げる斜面を備え、前記第1の係合部材と前記第2の係合部材の係合が外れるエラーが発生した場合に、前記第1の係合部材が前記斜面に乗り上げることにより前記第2の係合部材が回動し、前記第1の係合部材と前記第2の係合部材の係合が回復されることを特徴とするエラー回復装置。
  2. 前記第1の係合部材が前記斜面に乗り上げることにより前記第2の係合部材が回動し、前記第1の係合部材が前記斜面を乗り越えた後に前記第2の係合部材が回動した状態から前記バネの付勢力により元の位置に復帰し、前記第2の係合部材に形成された凹部に前記第1の係合部材がはまり込むことにより前記第1の係合部材と前記第2の係合部材の係合が回復されることを特徴とする請求項1に記載のエラー回復装置。
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