JP2010274740A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】タイヤ外表面に生じがちなベアの発生を抑制する。
【解決手段】タイヤ最大幅位置mよりもタイヤ半径方向内側領域のタイヤ外表面にベントライン9を有する空気入りタイヤ1である。このベントライン9は、タイヤ周方向にのびる第1のベントライン9Aと、該第1のベントラインからタイヤ半径方向外側に隔ててのびる第2のベントライン9Bとを含み、かつ前記第1のベントライン9Aと第2のベントライン9Bとの間に、第1及び第2のベントラインを繋いでのびるリッジ10がタイヤ周方向に隔設されたセレーション11が形成される。セレーションの最深部11uが前記ベントライン9を除いたタイヤ仮想外表面3gと同じ位置又はそれよりも外側に位置する一方、セレーションの最浅部11hが、各ベントラインの頂部9hよりもタイヤ内側に位置する
【選択図】図1

Description

本発明は、タイヤ外表面に生じがちなベアの発生を抑制しうる空気入りタイヤに関する。
一般に、空気入りラジアルタイヤは、ベルト層及びトレッドゴムを含む環状のトレッド部材に、カーカスを含むトロイド状のタイヤ本体部を合体させたグリーンタイヤを金型で加硫成形することにより製造される。加硫成形時、グリーンタイヤは、金型の成形面に、同時に又は半径方向内方側から順次接触するのが望ましい。
しかしながら、実際には、グリーンタイヤのタイヤ最大幅位置よりもタイヤ半径方向内側の領域、特に剛性が大きいビード部近傍において、接触遅れが生じ易い。このため、ビード部の外表面と金型の成形面との間に空気が閉じこめられ(以下、このように閉じこめられた空気を「空気溜まり」と呼ぶことがある。)、サイドウォール部表面にベア等の凹みを含む成形不良が発生しやすい。
上記ベアを防止するため、金型のビード部成形面に、タイヤ周方向にのびる空気抜き用の溝を設けることが提案されている。この溝の反転模様は、タイヤの外表面にベントラインと称される突条して残存する。換言すれば、タイヤ外表面に形成された突条は、タイヤと金型との間の空気を抜くときの排気経路と理解される。
しかしながら、このようなベントラインだけでは、ゴム材料の配合やビードエーペックスの高さの変動によるビード部の剛性変化に対応できず、ベアの防止にはさらなる改善の余地があった。
本件出願人は、例えば図10に示されるように、ビ−ドエーペックスiの先端i1付近のタイヤ外表面に、周方向にのびるベントラインkと、該ベントラインkのタイヤ半径方向外側に前記ベントラインと略同芯にのびる凹部oとが設けられた空気入りタイヤtを提案している(下記特許文献1参照)。
このような空気入りタイヤtは、加硫成形時、金型の凸部がタイヤ外表面と先に接触し、これにより、ビ−ドエーペックス先端付近のタイヤ外表面と金型の成形面nとの間の空気をベントライン形成用の凹溝に導くことができ、空気の閉じ込みによるベアの発生を抑制するという作用効果が期待される。
特開2001−163018号公報
しかしながら、上記特許文献1の技術においても、依然として金型の凸部と凹部との間に空気が閉じこめられ、ベアが発生するおそれがあった。
本発明は、以上のような問題点に鑑み案出なされたもので、タイヤ最大幅位置よりもタイヤ半径方向内側領域に2本のベントラインを設けるとともに、この2本のベントラインの間にリッジを隔設してなるセレーションを設けることを基本として、タイヤ外表面で生じがちなベアを抑制しうる空気入りタイヤの提供を目的としている。
上記課題を解決するために、本願請求項1の発明は、トレッド部と、その両端からタイヤ半径方向内方にのびるサイドウォール部と、このサイドウォール部のタイヤ半径方向内端部分に設けられるビード部とを有する空気入りタイヤであって、タイヤ最大幅位置よりもタイヤ半径方向内側領域のタイヤ外表面にベントラインを有し、前記ベントラインは、タイヤ周方向にのびる第1のベントラインと、該第1のベントラインからタイヤ半径方向外側に隔ててのびる第2のベントラインとを含み、かつ前記第1のベントラインと第2のベントラインとの間に、第1及び第2のベントラインを繋いでのびるリッジがタイヤ周方向に隔設されたセレーションが形成され、前記セレーションの最深部が前記ベントラインを除いたタイヤ仮想外表面と同じ位置又はそれよりも外側に位置する一方、該セレーションの最浅部が、前記各ベントラインの頂部よりもタイヤ内側に位置することを特徴としている。
また請求項2の発明は、前記第1のベントラインと第2のベントラインとのタイヤ半径方向の距離は、8〜30mmである請求項1記載の空気入りタイヤである。
また請求項3の発明は、前記リッジは、タイヤ半径方向線に対して45°以下の角度でのびる請求項1又は2記載の空気入りタイヤである。
また請求項4の発明は、前記リッジは、その長手方向と直角な断面において、タイヤ外側に向かって幅を減じる台形状をなすとともに、両側の壁面が挟む角度が60°以下である請求項1乃至3のいずれかに記載の空気入りタイヤである。
また請求項5の発明は、前記ベントライン上に、ベントピースによって吸い上げられた少なくとも一つのスピューが設けられる請求項1乃至4のいずれかに記載の空気入りタイヤである。
また請求項6の発明は、前記スピューは、25°〜35°の中心角で設けられる請求項5記載の空気入りタイヤである。
また請求項7の発明は、前記第1のベントライン及び第2のベントラインは、タイヤ周方向に非連続で設けられるとともに、各ベントラインの両端部はタイヤ半径方向にのびる縦のベントラインにより接続されることにより、前記セレーションがベントラインで囲まれる請求項1乃至6のいずれかに記載の空気入りタイヤである。
請求項1記載の発明では、ベアが生じがちなタイヤ最大幅位置よりもタイヤ半径方向内側領域に、第1及び第2のベントラインが設けられるとともに、前記第1及び第2のベントラインの間にリッジを隔設してセレーションが形成される。このような空気入りタイヤは、第1及び第2のベントラインの間の空気は、セレーションのリッジを通って第1又は第2のベントラインから排出される。即ち、前記空気は、加硫金型のリッジ形成用凹溝から第1又は第2のベントライン形成用の溝に流れて排出される。従って、第1及び第2のベントラインの間において、空気の閉じ込みを抑制し、ひいてはこの部分でのベアの発生をより確実に防止し得る。
また、前記セレーションの最深部がタイヤ仮想外表面と同じ位置又はそれよりも外側に位置する一方、セレーションの最浅部が、前記各ベントラインの頂部よりもタイヤ内側に位置することにより、ベントラインへの通り道がより確実に確保される。これにより、さらにベアの発生を防止できる。
本発明の一実施形態の空気入りタイヤの右半分断面図である。 その部分拡大図である。 タイヤ半径方向内側領域のタイヤ外表面を示す拡大側面である。 (A)は図3のX部拡大斜視図、(B)は(A)のA−A断面図、(C)は(A)のB−B断面図である。 (A)は第1、第2のベントライン9A、9B及びリッジ10の加硫成形時の空気の排出経路を示す図である。(B)は(A)のZ−Z断面図である。 ベントピースを例示する断面図である。 本発明の一実施形態のタイヤの側面図である。 (A)、(B)は、本発明の他の実施形態を示すセレーションの正面図である。 (A)、(B)は比較例1、2のセレーションの断面を表す図である。 従来の空気入りタイヤの加硫中の状態を示す断面図である。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1及び図2に示されるように、本実施形態の空気入りタイヤ1は、トレッド部2と、その両端からタイヤ半径方向内方にのびる一対のサイドウォール部3と、各サイドウォール部3のタイヤ半径方向内端部分に設けられるビード部4とを有し、この例では加硫金型を用いて加硫成形された乗用車用のものが示される。
なお、図1は、本実施形態の空気入りタイヤ1が正規リム(図示せず)にリム組されかつ正規内圧が充填されしかも無負荷である正規状態を示している。そして、特に言及されていない場合、タイヤの各部の寸法は、該正規状態での値である。
また、前記「正規リム」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、当該規格がタイヤ毎に定めるリムであり、例えばJATMAであれば"標準リム"、TRAであれば "Design Rim" 、ETRTOであれば "Measuring Rim" とする。
また、前記「正規内圧」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている空気圧であり、JATMAであれば"最高空気圧"、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "INFLATION PRESSURE" とするが、タイヤが乗用車用である場合には180kPaとする。
前記空気入りタイヤ1は、ビード部4にベアが生じやすい例えば偏平率が50%以上のラジアルタイヤであって、トレッド部2からサイドウォール部3を経てビード部4に至るカーカス6と、前記カーカス6のタイヤ半径方向の外側に配されたベルト層7と、前記カーカス6のタイヤ軸方向外側に配されかつサイドウォール部3をタイヤ半径方向内外にのびるサイドウォールゴム12と、前記ビードコア5のタイヤ半径方向内方に配されかつ正規リム(図示せず)と接触するビード表面を形成する硬質のチェーファゴム13とが設けられている。
本実施形態において、前記カーカス6は、トレッド部2からサイドウォール部3を経てビード部4のビードコア5に至る本体部6aと、該本体部6aに連なりかつ前記ビードコア5の周りをタイヤ軸方向内側から外側へ折り返された折返し部6bとを有する少なくとも1枚のカーカスプライ6Aから構成される。なお、カーカスプライの本体部6aと折返し部6bとの間には、ビードコア5からタイヤ半径方向外方に先細状でのびる硬質のゴムからなるビードエーペックス8が配される。これにより、ビード部4の曲げ剛性が補強される。
前記ベルト層7は、例えばスチールコードをタイヤ赤道Cに対して例えば10゜〜35゜の角度で互いに交差する向きに重ね合わせた例えば2枚のベルトプライから形成される。
図3には、タイヤ最大幅位置mよりもタイヤ半径方向内側領域のタイヤ外表面を示すタイヤの側面図が示される。また、図4(A)には図3のX部拡大斜視図、(B)は図4(A)のA−A断面図、(C)は同B−B断面図が示される。
前記タイヤ最大幅位置mは、便宜上、カーカス6の最もタイヤ軸方向外側に張り出したカーカス最大幅位置をタイヤ外表面に投影した点とする。本実施形態において、前記内側領域のタイヤ外表面には、第1のベントライン9Aと、該第1のベントラインからタイヤ半径方向外側に隔てた位置をのびる第2のベントライン9Bとが形成される。これらのベントライン9A及び9Bは、いずれもタイヤ周方向に沿って円弧状にかつ同心でのびている。また、第1及び第2のベントライン9A及び9Bの間には、第1及び第2のベントラインを繋いでのびるリッジ10がタイヤ周方向に隔設された縦縞模様状のセレーション11が形成されている。なお、前記リッジ10とは、小幅かつ小高さで隆起した線状の小突起である。このような空気入りタイヤ1は、第1及び第2のベントライン9A、9Bの間の空気溜まりが、セレーション11のリッジ10を通って第1又は第2のベントラインから排出される。
即ち、 第1、第2のベントライン9A、9B及びリッジ10は、図5(A)及びそのZ−Z断面である(B)に示されるように、加硫金型Mの溝Mg1、Mg2によって加硫成形される。前記加硫金型Mは、タイヤ外表面形成用の成形面Msに、第1、第2のベントライン9A、9Bを成形する一対のベントライン形成用の溝Mg1と、この溝Mg1間を継ぐとともに平行に配列された多数本のリッジ形成用の溝Mg2とが凹設される。
従って、加硫成形時、前記空気は、図5で矢印Sで示されるように、リッジ形成用の溝Mg2を通ってベントライン形成用の溝Mg1へと流れる。
また、前記ベントライン成形用の溝Mg1には、図6に示されるように、該ベントライン9からの空気を外部に逃がすベントホール14が接続される。該ベントホール14は、外部から真空引きされており、これにより前記空気が溝Mg1から金型外部へと効率良く排出される。なお、ベントホール14は、例えば、タイヤ周方向に一定のピッチ、例えば25°〜35°の中心角で形成されることが好ましい。
また、ベントホール14は、大径部14bと、この大径部に連なり最もタイヤ側に形成される小径部(例えば0.5〜3.0mm程度)14aとで構成される。そして、この小径部は、ベントピース15を用いて形成される。ベントピース15の小径部14aは、加硫金型Mの成形面に埋着されることによって前記大径部14bと連続しベントホール14を形成できる。
そして、加硫が進行するにつれて、タイヤ外表面のゴムは、先ず、リッジ形成用の溝Mg2を満たした後、ベントライン形成用の溝Mg1を満たす。これにより、上述のベントライン9A、9B及びリッジ10の複数本からなるセレーション11が形成される。また、空気とともにゴムの一部が前記ベントホール14に吸い上げられる。これにより、本実施形態の空気入りタイヤでは、前記ベントライン9A及び/又は9B上に、前記ベントピース15に吸い上げられたひげ状の突起であるスピュー16が少なくとも一つ設けられることになる。好適な実施形態において、前記スピュー16は25°〜35°の中心角で設けられる。
以上のように、本実施形態の空気入りタイヤ1は、第1及び第2のベントライン9A、9Bの間において、空気の閉じ込みがより効果的に抑制され、この部分でのベアの発生をより確実に防止し得る。 なお、前記第1及び第2のベントライン9A、9B間にベアが生じた場合でも、セレーション11が設けられるため、ベアを目立ち難くする効果が期待できる。このため前記セレーション11は、タイヤの全周に形成されるか、図6に示されるように少なくともタイヤ半周以上に亘って形成されることが望ましい。
タイヤ1と加硫金型Mとの間の空気溜りは、ゴム材料の配合やビードエーペックス8の高さの変動によるビード部の剛性変化によって様々な位置に発生するが、概ね、大部分が前記内側領域のタイヤ外表面に集中する傾向がある。そこで、本発明では、第1及び第2のベントライン9A及び9Bを前記内側領域の外表面に設け、かかる領域の空気の排出性を高めている。
また、図2に示されるように、第1及び第2のベントライン9A、9Bは、ビードエーペックス8の外端8Aの近傍、より好ましくは該外端8Aを挟んでタイヤ半径方向内、外に設けられることが好ましい。これにより、例えば、ビードエーペックス8の外端8Aの位置が製造上の誤差でばらついた場合でも、これを両側からベントライン9A、9Bで挟み、効果的に空気溜まりを排気させ得る。
上述の作用をより確実に発揮させるために、第1及び第2のベントライン9A及び9Bの離間距離Wは、好ましくは8mm以上、より好ましくは10mm以上が望ましい。他方、前記離間距離Wが大きくなり過ぎると、見栄えが悪化する他、リッジ10が長くなって空気の排出性が悪化するおそれがある。このような観点より、前記離間距離Wは、好ましくは30mm以下、より好ましくは25mm以下が望ましい。
前記セレーション11は、図4(B)ないし(C)に示されるように、セレーション11の中で最もタイヤ内側(タイヤ赤道側)となる最深部11uは、ベントラインを除いたタイヤ仮想外表面3gと同じ位置又はそれよりもタイヤ外側の位置に設ける必要がある(本実施形態では前者を示す)。もし、図9(A)に示されるように、セレーション11の最深部11uが、ベントラインを除いたタイヤ仮想外表面3gよりもタイヤ内側に位置すると、ベントラインの根本部の剛性が低下し、欠けやクラックが生じやすく、サイド外表面の美観の悪化が懸念される。また、リッジ形成用の溝Mg2、Mg2間の成形面Mtがタイヤ外表面と早期に接触し、この成形面Mt内で空気が閉じこめられるおそれがある。なお、本実施形態のセレーション11は、リッジ10の頂部10hと、前記最深部11uとが略平行な面で形成される。
また、セレーション11の中で最もタイヤ外側となるセレーションの最浅部11hは、前記各ベントライン9A、9Bの最もタイヤ外側である頂部9hよりもタイヤ内側の位置に設けられる必要がある。もし、図9(B)に示されるように、セレーションの最浅部11hが各ベントライン9A、9Bの頂部9hと同位置又はタイヤ外側に設けられる場合、リッジ形成用の溝Mg2からベントライン形成用の溝Mg1へ空気が流れにくく、リッジ形成用の溝Mg2に空気が閉じ込められ易くなる傾向がある。このため、リッジ10にベアが発生する等の成形不良などにより、外観が悪化するおそれがある。
図4(A)に示されるように、各ベントライン9A、9Bの幅9w及び突出高さ9v(溝Mg1の幅及び深さに相当)などは、慣例に従って種々定めることができるが、これらが小さすぎると排気効率が低下しやすく、逆に大きすぎてもタイヤ重量の増加や加硫不良を招きやすくなる。このような観点より、前記幅9wは、例えば0.2〜2.0mm程度、前記突出高さ9vは、例えば0.3〜2.0mm程度が好適である。なお、幅9w及び突出高さ9vが変化する場合には、上記値はこれらの最大値とする。また、各ベントライン9A、9Bの断面形状も、抜け勾配を有する矩形状、台形状又は三角形状など種々のものが採用できる。
図3ないし4に示されるように、前記リッジ10は、一定のピッチPで配列されるのが望ましい。これは、リッジを成形する金型模様の製造コストを下げ、かつ、美観を高めるのに役立つ。また、前記ピッチPは、慣例に従って種々定めることができるが、小さすぎると金型により成形が困難になるし、逆に大きすぎると、空気の排出が悪化しベアを生じさせるおそれがある。このような観点より、前記ピッチPは、好ましくはリッジ10の最大幅10Wの1.5〜2.5倍程度が望ましい。
また、加硫成形時、前記リッジ形成用の溝Mg2内へゴムを円滑に進入させるために、リッジ10の長手方向と直角な断面は、タイヤ外側に向かって幅を減じる台形状で形成されるのが望ましい。とりわけ、リッジ10は、両側の壁面が挟む角度αが90°以下、より好ましくは80°以下であることが望ましい。他方、前記角度αが小さすぎると、前記溝Mg2内に最後までしっかりとゴムが進入できないおそれがあるので、好ましくは40°以上、より好ましくは60°以上が望ましい。
同様の観点より、前記リッジ10の高さ10D(図4(B)に示す)は、0.2〜0.5mmが好ましい。同様に、リッジ10の前記最大幅10Wは、0.2〜0.8mmが好ましい。
また、リッジ10は、タイヤ半径線と平行でも良いし、タイヤ半径線に対して傾けられても良い。ただし、リッジ10のタイヤ半径方向線に対する角度θが大きくなると、リッジ10の長さLが大きくなり、ひいてはベントライン形成用金型の溝Mg1に空気を導く経路が大きくなる。このような観点より、リッジ10の前記角度θは、好ましくは45°以下、さらに好ましくは30°以下が望ましい。
図8(A)、(B)には、本発明の他のセレーションの実施形態が示される。この実施形態では、前記第1及び第2のベントライン9A及び9Bは、タイヤ周方向に非連続で設けられ、各ベントライン9A、9Bの両端部が縦のベントライン9Sにより接続されたもの示す。これにより、前記セレーション18の外周すべてが、ベントライン9で囲まれるため、前記セレーション18のタイヤ周方向両端付近の空気もさらに効率よくベントライン9A、9Bに導くことができる。従って、第1及び第2のベントライン9A及び9Bの間の空気は、さらに効率よく前記ベントライン形成用金型の溝Mg1に導くことができ、ベアの発生をより一層確実に防止しうる。
以上、本発明の空気入りタイヤについて詳細に説明したが、本発明は上記の具体的な実施形態に限定させることなく種々の態様に変形して実施しうるのは言うまでもない。
本発明の効果を確認するため、サイズ195/65R15の乗用車用ラジアルタイヤを表1の仕様に基づき試作し、ベアの発生の有無及び美観性がテストされた。各タイヤは、ビードエーペックスの外端かつタイヤ半径方向の内、外に第1及び第2のベントラインが形成されている。
また、表1に示されるように、第1及び第2のベントラインの離間距離W、リッジのタイヤ半径方向線に対する角度θ、リッジの両側の壁面が挟む角度α及びリッジのピッチを変化させて性能を変化を観察した。ベアの発生の有無のテストは、一般ユーザーの官能によりベアの発生個数を程度(大中小等)で評価した。また、美観性のテストは、一般のユーザー10人の官能により評価(n=10の平均値)された。結果は比較例1を100とする評点であり、数値が大きいほど良好である。なお、共通仕様は、次の通りである。
第1及び第2のベントラインの幅9w:1.0mm
第1及び第2のベントラインの突出高さ9v:0.5mm
リッジの高さ10D:0.3mm
リッジ10の最大幅10W:0.6mm
テストの結果を表1に示す。
Figure 2010274740
Figure 2010274740
テストの結果、リッジを所定の形状に確保することで、ベアの発生を抑制し、美観にも影響を与えないことができた。
1 空気入りタイヤ
2 トレッド部
3 サイドウォール部
m タイヤ最大幅位置
3g タイヤ仮想外表面
4 ビード部
9 ベントライン
9h ベントラインの頂部
9A 第1のベントライン
9B 第2のベントライン
10 リッジ
11 セレーション
11h セレーションの最浅部
11u セレーションの最深部

Claims (7)

  1. トレッド部と、その両端からタイヤ半径方向内方にのびるサイドウォール部と、このサイドウォール部のタイヤ半径方向内端部分に設けられるビード部とを有する空気入りタイヤであって、
    タイヤ最大幅位置よりもタイヤ半径方向内側領域のタイヤ外表面に、突条からなるベントラインを有し、
    前記ベントラインは、タイヤ周方向にのびる第1のベントラインと、該第1のベントラインからタイヤ半径方向外側に隔ててのびる第2のベントラインとを含み、かつ
    前記第1のベントラインと第2のベントラインとの間に、第1及び第2のベントラインを繋いでのびるリッジがタイヤ周方向に隔設されたセレーションが形成され、
    前記セレーションの最深部が前記ベントラインを除いたタイヤ仮想外表面と同じ位置又はそれよりも外側に位置する一方、該セレーションの最浅部が、前記各ベントラインの頂部よりもタイヤ内側に位置することを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記第1のベントラインと第2のベントラインとのタイヤ半径方向の距離は、8〜30mmである請求項1記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記リッジは、タイヤ半径方向線に対して45°以下の角度でのびる請求項1又は2記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記リッジは、その長手方向と直角な断面において、タイヤ外側に向かって幅を減じる台形状をなすとともに、両側の壁面が挟む角度が60°以下である請求項1乃至3のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記ベントライン上に、ベントピースによって吸い上げられた少なくとも一つのスピューが設けられる請求項1乃至4のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記スピューは、25°〜35°の中心角で設けられる請求項5記載の空気入りタイヤ。
  7. 前記第1のベントライン及び第2のベントラインは、タイヤ周方向に非連続で設けられるとともに、各ベントラインの両端部はタイヤ半径方向にのびる縦のベントラインにより接続されることにより、前記セレーションがベントラインで囲まれる請求項1乃至6のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
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