JP2001213124A - 空気入りタイヤ及び空気入りタイヤの製造方法 - Google Patents

空気入りタイヤ及び空気入りタイヤの製造方法

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JP2001213124A JP2000023959A JP2000023959A JP2001213124A JP 2001213124 A JP2001213124 A JP 2001213124A JP 2000023959 A JP2000023959 A JP 2000023959A JP 2000023959 A JP2000023959 A JP 2000023959A JP 2001213124 A JP2001213124 A JP 2001213124A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スピュートリミング工程を簡略化しつつ、サ
イドウォールの外観品質を向上する。 【解決手段】 カーカス12が一対のビードコア14に
跨るように配置され、クラウン部18を貫通するように
カーカス12が埋設される。クラウン部18に、ベルト
層20及びトレッド22が順次重ねられつつ配置され
る。ビードコア14とクラウン部18との間を繋ぐ部分
であるサイドウォール24の外表面に、複数のリッヂに
より形造られた装飾帯が円環状に設けられている。タイ
ヤの製造に際して、装飾帯形成用のモールドの凹凸部に
対応する生タイヤの表面層の部分に、凸条を複数設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スピュートリミン
グ工程を簡略化しつつ、サイドウォールの外観品質を向
上した空気入りタイヤ及び空気入りタイヤの製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、乗用車用に装着されるような空
気入りタイヤを製造する際には、未加硫のゴムにより形
成された生タイヤを加硫金型であるモールド内に入れて
加圧及び加熱することで、加硫されたタイヤとする必要
があるが、このタイヤの加硫工程において、モールド内
の空気が十分に抜けない場合には、しわ等が表面に残る
不良であるベアー不良が発生することになる。従って、
モールドと生タイヤとの間に残った空気を排気する為
に、タイヤのサイドウォールに対応するモールドの部分
に、多数のベントホールが設置されている。
【0003】また、このタイヤの加硫に際して、リッヂ
から成る装飾帯をサイドウォールに有するタイヤは、装
飾帯を形成する為にモールドに形成した凹凸部の内の凹
部に沿って空気が安定的に流れるので、ベアー不良の発
生を抑制できる可能性が生じる。この為、装飾帯を有し
たタイヤのベアー不良の発生割合は、装飾帯を有しない
タイヤと比べて低下する可能性がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一方、タイヤの加硫に
際し、空気をベントホールから排気するのに伴って、こ
のベントホール内にゴムが流れ込み、加硫成形後のサイ
ドウォールの表面にこの流れ込んだゴムによりベントス
ピューが生じる。従って、タイヤの加硫成形後のスピュ
ートリミング工程において、このベントスピューを取り
除いていたが、ベントスピューが多数ある場合にはタイ
ヤの表面にトリミング痕が多数残って、製品となる空気
入りタイヤの外観品質を損ねることになる。さらに、多
数のベントスピューをきれいに取り除くには、スピュー
トリミング工程において多大な労力を必要とするので、
作業コストが増大するおそれをも有していた。
【0005】以上より、タイヤのサイドウォールの外観
品質向上すると共に、スピュートリミング工程を簡略化
する為に、ベントホールの数を削減することでベントス
ピュー数を少なくすることが考えられる。しかし、単に
前述の装飾帯をサイドウォールに配置するのみではベア
ー不良の発生が十分に抑制されず、ベントホールの数を
少なくする程の効果は得られなかった。本発明は上記事
実を考慮し、スピュートリミング工程を簡略化しつつ、
サイドウォールの外観品質を向上し得る空気入りタイヤ
及び空気入りタイヤの製造方法を提供することが目的で
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の空気入
りタイヤは、複数のリッヂにより形造られた装飾帯がサ
イドウォールに設けられた空気入りタイヤであって、サ
イドウォールの装飾帯に対応する生タイヤの表面層の部
分に、凸条が設けられたことを特徴とする。
【0007】請求項1に係る空気入りタイヤの作用を以
下に説明する。装飾帯をタイヤのサイドウォールに形成
する為の凹凸部である装飾帯形成部114がモールド1
10に無い場合には、図6に示す矢印のように空気の流
れが乱れることで、ベントホール112から排出される
空気の量が制限され、ベアー不良の発生率が増加する。
【0008】これに対して、装飾帯形成部114がモー
ルド110に存在すれば、加硫時において生タイヤとモ
ールド110が接する直前に、図7に示す矢印のように
モールド110と生タイヤとの間に溜まっている空気
が、この装飾帯形成部114に沿つて流れてベントホー
ル112から排気され易くなる。
【0009】しかし、装飾帯形成部114がモールド1
10に存在していても、生タイヤ側の表面が平滑な面の
ままでは、モールド110と生タイヤとの間に溜まった
空気の流れを十分にコントロールすることができない。
この為、ベントホール112から排出されずに空気がモ
ールド110内にそのまま残ってしまう可能性があり、
十分にベアー不良の発生率を低減できなかった。
【0010】本請求項に係る空気入りタイヤでは、サイ
ドウォールに複数のリッヂにより形造られた装飾帯が設
けられる構造になっているが、この空気入りタイヤを製
造する際において、サイドウォールの装飾帯に対応する
生タイヤの表面層の部分に、凸条が設けられている。つ
まり、空気入りタイヤの製造に際して、モールドと生タ
イヤとの間に溜まっている空気が、モールドの装飾帯形
成部に沿って流れて、最終的にモールドに設置されてい
るベントホールから排出される。この為、モールドの装
飾帯形成部になるべく多く接する形で、生タイヤ側に凸
条を配置することにより、モールドの装飾帯形成部に沿
って高速で流れるように空気の流れを促進できる。
【0011】従って、上記のようにベントホールに高速
で空気が流れ込むことにより、ベアー不良が発生し難く
なる。そしてこの結果として、ベントホールを少なくで
きるのに伴ってベントスピュー数が削減されることにな
り、サイドウォールの外観品質が向上すると共に、スピ
ュートリミング工程が簡略化されて作業コストが低減さ
れる。
【0012】請求項2に係る空気入りタイヤの作用を以
下に説明する。本請求項では請求項1と同様に作用する
が、さらに、サイドウォールの装飾帯に対応する生タイ
ヤの表面層の部分に、サイドウォールの略周方向に沿っ
てそれぞれ伸びるような凸条が、複数設けられるという
構成を有している。つまり、サイドウォールを構成する
サイドトレッドゴムの製造工程において、サイドウォー
ルの略周方向に沿ってそれぞれ伸びるように凸条を設け
るようにすれば、凸条を設ける為の製造工程を新たに追
加せずに凸条を形成でき、製造コストの増大を抑えるこ
とができる。
【0013】請求項3に係る空気入りタイヤの作用を以
下に説明する。本請求項では請求項1及び請求項2と同
様に作用するが、さらに、生タイヤの表面層に設けられ
た凸条の間隔が、8mm以下の範囲とされるという構成
を有している。つまり、この凸条の間隔が小さければ一
般的に効果は大きくなる。具体的には、8mmを超える
間隔になると、凸条による効果が十分に得られない。こ
の為、凸条の間隔は8mm以下の範囲とすることが好ま
しい。
【0014】請求項4に係る空気入りタイヤの作用を以
下に説明する。本請求項では請求項1から請求項3と同
様に作用するが、さらに、生タイヤの表面層に設けられ
た凸条の高さが、0.05mm〜0.8mmの範囲とさ
れるという構成を有している。つまり、凸条の高さが低
すぎると凸条による効果が十分に得られず、逆に凸条の
高さが高過ぎると空気の流れを逆に制限してしまい、同
様に凸条による効果が十分に得られない。この為、凸条
の高さの範囲を0.05mm〜0.8mmとすることが
好ましい。
【0015】請求項5に記載の空気入りタイヤの製造方
法は、サイドウォールに対応するモールドの箇所に装飾
帯を形成するための凹凸部を設け、次に、この凹凸部に
対応する生タイヤの表面層の部分に凸条を設け、この
後、凸条が設けられたこの生タイヤをモールド内に入れ
て加硫する、ことを特徴とする。
【0016】請求項5に係る空気入りタイヤの製造方法
の作用を以下に説明する。タイヤのサイドウォールに対
応する箇所に装飾帯を形成する凹凸部をモールドに設
け、サイドウォールの装飾帯に対応する生タイヤの表面
層の部分に凸条を設け、この後、このモールド内に凸条
が設けられた生タイヤを入れて加硫する。
【0017】つまり、空気入りタイヤの製造に際して、
モールドと生タイヤとの間に溜まった空気は、モールド
の装飾帯形成部に沿って流れて、最終的にベントホール
から排出される。この為、請求項1と同様に、モールド
の装飾帯形成部になるべく多く接する形で、生タイヤ側
に凸条を配置することにより、モールドの装飾帯形成部
に沿って空気が高速で流れるようになる。この結果とし
て、請求項1と同様に、サイドウォールの外観品質が向
上すると共に、スピュートリミング工程が簡略化されて
作業コストが低減される。
【0018】請求項6に係る空気入りタイヤの製造方法
の作用を以下に説明する。本請求項では請求項5と同様
に作用するが、さらに、生タイヤの表面層に凸条を設け
る際に、サイドウォールの略周方向に沿ってそれぞれ伸
びるような凸条を複数設けるという構成を有している。
つまり、サイドウォールを構成するサイドトレッドゴム
の製造工程において、サイドウォールの略周方向に沿っ
てそれぞれ伸びるように凸条を設けるようにすれば、請
求項2と同様に、製造コストの増大を抑えることができ
る。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態に係る空気
入りタイヤ及び空気入りタイヤの製造方法を図1から図
5に示し、これらの図に基づき説明する。図1は、本実
施の形態に係る空気入りタイヤ10の例として205/
60R15サイズの乗用車用タイヤを示し、この空気入
りタイヤ10の骨格を構成するトロイド状ラジアルカー
カスであるカーカス12が、ポリエステルコードをこの
空気入りタイヤ10の赤道面PLに対してほぼ直交する
方向にそれぞれ配列した2層の部材(図示せず)によ
り、形成されている。
【0020】このカーカス12の両端部近傍には、それ
ぞれリング状にスチールワイヤーが巻かれて束ねられた
一対のビードコア14が配置されており、これら一対の
ビードコア14にそれぞれカーカス12の両端部が巻き
付けられている。さらに、このビードコア14の上部の
カーカス12間の隙間には、硬質ゴム製で先細り形状に
形成されたビードフィラー16がそれぞれ埋設されてい
る。以上より、カーカス12が一対のビードコア14に
跨るように配置されることになり、この空気入りタイヤ
10の頂部となるクラウン部18を貫通するようにこの
カーカス12がクラウン部18内に埋設されている。
【0021】そして、図1に示すように、このクラウン
部18には、複数枚のベルト層20及びトレッド22が
順次重ねられつつ配置されている。つまり、このベルト
層20の上部に、ゴム材によるトレッドゴムで形成され
て路面に接地するトレッド22が配置されていて、この
トレッド22上に排水溝22Bで区画された陸部である
ブロック22Aが形成されている。一方、ビードコア1
4とクラウン部18との間を繋ぐ部分である空気入りタ
イヤ10のサイドウォール24にもカーカス12が配置
されており、このカーカス12より内側の空気入りタイ
ヤ10の最内層をインナーライナー26が形成してい
る。
【0022】さらに、図2に示すように、このサイドウ
ォール24の外表面には、空気入りタイヤ10の中心に
対して同一の角度でそれぞれ延びるような複数のリッヂ
32により形造られた装飾帯34が円環状に設けられて
いる。そして、これら複数のリッヂ32の高さは0.3
mmであり、これら複数のリッヂ32間の間隔は、5.
0mmとされている。また、サイドウォール24とクラ
ウン部18との間にはショルダ部28がそれぞれ位置し
ており、この一対のショルダ部28の近傍にベルト層2
0の端部がそれぞれ配置されている。
【0023】次に、本実施の形態に係る空気入りタイヤ
10の製造を以下に説明する。空気入りタイヤ10のサ
イドウォール24の部分に装飾帯34が設けられるよう
に、図3に示す如く、サイドウォール24に対応する箇
所に装飾帯34を形成するための凹凸部42が設けられ
たモールド40を予め用意しておくことにする。次に、
サイドウォール24を構成するサイドトレッドゴムの製
造工程において、サイドウォール24の周方向に沿って
相互に平行にそれぞれ伸びるような凸条52を、モール
ド40の凹凸部42に対応する生タイヤ50の表面層の
部分に、複数設けるようにする。この際、加硫前の生タ
イヤ50の表面層に設けられる複数の凸条52の高さ
は、0.05mm〜0.8mmの範囲とそれぞれされ、
これら複数の凸条52間の間隔は、8mm以下の範囲と
それぞれされている。
【0024】この後、凸条52が設けられたこの生タイ
ヤ50をモールド40内に入れて、生タイヤ50を加硫
する。このとき、モールド40と生タイヤ50との間に
溜まっている空気は、凸条52間の隙間を流れて集ま
り、装飾帯34を形成する為のモールド40の凹凸部4
2の内の凹部に沿って安定的に流れて、最終的にモール
ド40に設置されている図示しないベントホールから排
出される。そして、モールド40により生タイヤ50が
加圧されて生タイヤ50の表面の凸条52は消えて、モ
ールド40の凹凸部42が転写することでリッヂ32が
タイヤに形成されることになる。
【0025】次に、本実施の形態に係る作用を以下に説
明する。本実施の形態に係る空気入りタイヤでは、サイ
ドウォール24に複数のリッヂ32により形造られた装
飾帯34が設けられる構造になっているが、この空気入
りタイヤ10を製造する際において、サイドウォール2
4の装飾帯34に対応する生タイヤ50の表面層の部分
に、サイドウォール24の周方向に沿ってそれぞれ伸び
るような凸条52が、複数設けられている。
【0026】つまり、空気入りタイヤ10の製造に際し
て、モールド40と生タイヤ50との間に溜まっている
空気が、モールド40の凹凸部42に沿って流れて、最
終的にモールド40に設置されているベントホールから
排出される。この為、図3に示すように、モールド40
の凹凸部42になるべく多く接する形で、生タイヤ50
側に凸条52を配置することにより、凸条52間の隙間
を空気が流れ、集まった空気がモールド40の凹凸部4
2に沿って高速で流れるように、空気の流れを促進でき
る。
【0027】従って、上記のようにベントホールに高速
で空気が流れ込むことにより、ベアー不良が発生し難く
なる。そしてこの結果として、ベントホールを少なくで
きるのに伴ってベントスピュー数が削減されることにな
り、サイドウォール24部の外観品質が向上すると共
に、スピュートリミング工程が簡略化されて作業コスト
が低減される。
【0028】一方、サイドウォール24を構成するサイ
ドトレッドゴムの製造工程において、サイドウォール2
4の周方向に沿ってそれぞれ伸びるように凸条52を設
けることにより、凸条52を設ける為の製造工程を新た
に追加せずに凸条52を形成することができるので、凸
条52の加工の為に製造コストが増大しないことにな
る。
【0029】他方、本実施の形態では、加硫前の生タイ
ヤ50の表面層に設けられる複数の凸条52の高さが、
0.05mm〜0.8mmの範囲とそれぞれされ、これ
ら複数の凸条52間の間隔が、8mm以下の範囲とそれ
ぞれされている。これによってベアー不良による不良率
を0.1%にすることもできる。
【0030】つまり、図5(A)に示すグラフのよう
に、ばこの凸条52の間隔が小さければベアー不良を低
減する効果は大きくなる。一方、8mmを超える間隔に
なると、凸条52によるベアー不良を低減する効果が十
分に得られない。この為、凸条52の間隔は8mm以下
の範囲とすることが好ましい。さらに、図5(B)に示
すグラフのように、凸条52が無ければベアー不良によ
る不良率が0.45%となり、また、凸条52の高さが
低すぎると凸条52による効果が十分に得られず、逆に
凸条52の高さが高過ぎると空気の流れを逆に制限して
しまい、同様に凸条52による効果が十分に得られな
い。この為、凸条52の高さの範囲を0.05mm〜
0.8mmとすることが好ましい。
【0031】次に、本実施の形態に係る空気入りタイヤ
の変形例を図4に示し、この図に基づき本変形例を説明
する。図4に示すように、タイヤの径方向の軸Vを中心
にしてリッヂ32と凸条52とが線対称となるように、
タイヤの周方向に対する凹凸部42の傾きと凸条52の
傾きが相互に逆の傾きとなる形で、凸条52を設けるこ
とでも、ベアー不良が発生し難くなる効果がある。つま
り、タイヤの周方向に対して凸条52が傾いていても、
サイドウォール24の略周方向に沿ってそれぞれ伸びる
ように凸条52を設ければ、上記の実施の形態と同様の
作用を奏することになる。
【0032】尚、本発明の実施の形態において、205
/60R15のタイヤサイズのラジアルタイヤを用い、
また、複数のリッヂの高さが0.3mmであり、間隔が
5.0mmのものを用いて説明したが、他のタイヤサイ
ズのものや他のリッヂの高さ及び間隔を有したものに適
用しても良い。
【0033】
【発明の効果】本発明の空気入りタイヤ及び空気入りタ
イヤの製造方法は上記構成としたので、スピュートリミ
ング工程を簡略化しつつ、サイドウォールの外観品質を
向上できるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る空気入りタイヤを
示す断面図である。
【図2】図1のA部を拡大した平面図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係る空気入りタイヤの
製造に用いられるモールド(透視した状態で示す)と生
タイヤとの関係を示す斜視図である。
【図4】本発明の一実施の形態に係る空気入りタイヤの
変形例の製造に用いられるモールド(透視した状態で示
す)と生タイヤとの関係を示す斜視図である。
【図5】本発明の一実施の形態に適用される生タイヤに
設けられた凸条と不良率との関係を表すグラフであり、
(A)は凸条間の間隔と不良率との関係を表すグラフの
図であり、(B)は凸条の高さと不良率との関係を表す
グラフの図である。
【図6】装飾帯形成部が無いモールドにおけるモールド
近傍の空気の流れを矢印で示すモールドの斜視図であ
る。
【図7】装飾帯形成部を有したモールドにおけるモール
ド近傍の空気の流れを矢印で示すモールドの斜視図であ
る。
【符号の説明】
10 空気入りタイヤ 24 サイドウォール 32 リッヂ 34 装飾帯 50 生タイヤ 52 凸条

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のリッヂにより形造られた装飾帯が
    サイドウォールに設けられた空気入りタイヤであって、 サイドウォールの装飾帯に対応する生タイヤの表面層の
    部分に、凸条が設けられたことを特徴とする空気入りタ
    イヤ。
  2. 【請求項2】 サイドウォールの装飾帯に対応する生タ
    イヤの表面層の部分に、サイドウォールの略周方向に沿
    ってそれぞれ伸びるような凸条が、複数設けられたこと
    を特徴とする請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 【請求項3】 生タイヤの表面層に設けられた凸条の間
    隔が、8mm以下の範囲とされたことを特徴とする請求
    項1或いは請求項2記載の空気入りタイヤ。
  4. 【請求項4】 生タイヤの表面層に設けられた凸条の高
    さが、0.05mm〜0.8mmの範囲とされたことを
    特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載の空気
    入りタイヤ。
  5. 【請求項5】 サイドウォールに対応するモールドの箇
    所に装飾帯を形成するための凹凸部を設け、 次に、この凹凸部に対応する生タイヤの表面層の部分に
    凸条を設け、 この後、凸条が設けられたこの生タイヤをモールド内に
    入れて加硫する、 ことを特徴とする空気入りタイヤの製造方法。
  6. 【請求項6】 生タイヤの表面層に凸条を設ける際に、
    サイドウォールの略周方向に沿ってそれぞれ伸びるよう
    な凸条を複数設けたことを特徴とする請求項5に記載の
    空気入りタイヤの製造方法。
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Cited By (2)

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