JP2014213639A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】低燃費性能と高い操縦安定性能とを両立した空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】センター主溝12aの間に区画された中央陸部14aと、ショルダー主溝12bとセンター主溝12aとの間に区画された一対の中間陸部14bと、ショルダー主溝12bのタイヤ幅方向外側B1に形成された一対のショルダー陸部16とを備える。中央陸部14a及び中間陸部14bは、一対のショルダー陸部16の接地面17を滑らかに結ぶ基本トレッドプロファイルラインLよりタイヤ径方向外方C1へ膨出し、中間陸部14bの頂部14b−1の半径が中央陸部14aの頂部14a−1の半径以下で、かつ、中間陸部14bの厚さT2が中央陸部14aの厚さT1より大きいことを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、空気入りタイヤに関する。
空気入りタイヤには、操縦安定性、低燃費性等の性能が求められており、これらの性能を向上するために種々の方策がとられている。
例えば、下記特許文献1には、トレッド部のセンター部分をタイヤ径方向外方へ膨出させて、通常走行時などの低荷重時にはトレッド部のセンター部分だけが接地するようなタイヤプロファイルを採用した空気入りタイヤが開示されている。
下記特許文献2には、タイヤ周方向に延びる複数の周方向主溝と、該周方向主溝により区画されたリブとをトレッド部に有する空気入りタイヤにおいて、ショルダーリブの表面の、タイヤ内側を中心とする半径の外輪郭線より径方向外側に周方向主溝間に形成されるリブを膨出させた空気入りタイヤが開示されている。
下記特許文献3には、トレッド部にタイヤ赤道の両側でタイヤ周方向に連続して延びる一対の主溝を設け、一対の主溝の相互間にタイヤ周方向に連なるセンターリブを区画した空気入りタイヤにおいて、センターリブを除いて両側接地端を含むトレッド表面を滑らかに結ぶ仮想トレッドプロファイルラインよりタイヤ径方向外方にセンターリブを膨出させた空気入りタイヤが開示されている。
また、下記特許文献4には、周方向に延びる複数本の主溝によってトレッド部を、一対の外側領域と、中央領域と、外側領域と中央領域との間に位置する一対の中間領域とに幅方向に5分割し、中間領域に径方向外方に突出する突出部を設けた空気入りタイヤが開示されている。
特開2007−69665号公報 特開2005−263180号公報 特開2005−319890号公報 特開昭62−241709号公報
しかしながら、特許文献1〜3のようにトレッド部のタイヤ幅方向中央部をタイヤ径方向外方へ膨出させると、接地面積の拡大により操縦安定性が向上するが、タイヤ幅方向中央部の接地長が他の部分に比べて大きくなり、転がり抵抗が増加する問題がある。
また、特許文献4のようにトレッド部の外側領域と中央領域との間に位置する中間領域のみをタイヤ径方向外方へ膨出させると、低荷重時に中間領域しか接地せず接地面積が小さくなり操縦安定性が低下する問題がある。
本発明はこのような問題を考慮してなされたものであり、低燃費性能と高い操縦安定性能とを両立した空気入りタイヤを提供することを目的とする。
本発明に係る空気入りタイヤは、タイヤ周方向に延びる一対のセンター主溝と、前記一対のセンター主溝のタイヤ幅方向外側に設けられたタイヤ周方向に延びる一対のショルダー主溝と、前記一対のセンター主溝の間に区画された中央陸部と、前記ショルダー主溝と前記センター主溝との間に区画された一対の中間陸部と、前記一対のショルダー主溝のタイヤ幅方向外側に形成された一対のショルダー陸部とをトレッド部に備える空気入りタイヤにおいて、規定内圧を充填した状態で、前記中央陸部及び前記中間陸部は、前記一対のショルダー陸部の接地面を滑らかに結ぶ基本トレッドプロファイルラインよりタイヤ径方向外方へ膨出し、前記中間陸部の厚さが、前記中央陸部の厚さより大きく、前記中間陸部の頂部の半径が、前記中央陸部の頂部の半径以下であることを特徴とする。
本発明の好ましい態様といて、前記中央陸部は、基本トレッドプロファイルラインから膨出する膨出量が、0.3mm以上1.0mm以下であってもよい。また、他の態様として、前記中央陸部の頂部の半径と前記中間陸部の頂部の半径との差が0mm以上0.5mm以下であってもよい。
本発明によれば、規定内圧を充填した状態で、中間陸部の厚さが、中央陸部の厚さより大きく、中間陸部の頂部の半径が、前記中央陸部の頂部の半径以下であることにより、中央陸部及び中間陸部における接地面積が大きくなり操縦安定性を向上するとともに、中央陸部と中間陸部の接地長が同程度となり転がり抵抗を低下することができ、低燃費性能と高い操縦安定性能とを両立することができる。
第1実施形態に係る空気入りタイヤの半断面図である。 第1実施形態に係る空気入りタイヤのトレッドパターンを示す展開図である。 図1の一部を拡大したトレッド部の要部拡大断面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、一実施形態に係る空気入りタイヤのトレッド幅方向での半断面図であり、リム40に装着して規定の内圧を充填した状態を示している。
この空気入りタイヤは、左右一対のビード部1と、左右のビード部1の各々からタイヤ径方向外側C1へ延びる左右一対のサイドウォール部2と、左右のサイドウォール部2の各々の外周端に連なるトレッド部10と、一対のビード部1の間に架け渡されるように配設されたカーカス3とを備えたラジアルタイヤである。
ビード部1には、鋼線等の収束体をゴム被覆してなる環状のビードコア1aと、ビードコア1aのタイヤ径方向外側C1に位置する断面三角形状のビードフィラー1bとが埋設されている。
カーカス3は、ビードコア1a及びビードフィラー1bを挟み込むように巻き上げられ、その端部がビードコア1a及びビードフィラー1bに係止されている。カーカス3の内側には、空気圧を保持するためのインナーライナー4が配設されている。
トレッド部10におけるカーカス3の外周側には、2層以上のゴム被覆スチールコード層からなるベルト5が設けられている。このベルト5はカーカス3の外周でトレッド部10を補強する。
トレッド部10の表面には、図2に示すように、タイヤ周方向Aに沿って延びる4本の主溝12が設けられている。具体的には、主溝12は、タイヤ赤道Dを挟んで両側に配された一対のセンター主溝12aと、一対のセンター主溝12aのタイヤ幅方向外側B1に設けられた一対のショルダー主溝12bとから構成されている。
上記の4本の主溝12により、トレッド部10には、2本のセンター主溝12aの間に中央陸部14aが形成され、センター主溝12aとショルダー主溝12bとの間に中間陸部14bが形成され、2本のショルダー主溝12bのタイヤ幅方向外側B1にショルダー陸部16が形成されている。
ショルダー陸部16には、タイヤ周方向Aに対して交差する方向に延びる複数の横溝18がタイヤ周方向Aに所定間隔をおいて設けられている。横溝18は、トレッド接地端Eよりもタイヤ幅方向内側B2から当該接地端Eを越えて、タイヤ幅方向外側B1に延びる溝である。この横溝18は、トレッド側縁に開口し、ショルダー主溝12bに開口しないように、ショルダー陸部16内で終端している。
図2に示すように、中央陸部14a及び中間陸部14bは、タイヤ周方向Aに分断されておらずタイヤ周方向Aに連続しており、ショルダー陸部16は、タイヤ周方向Aに対して交差する方向に延びる複数の横溝18がタイヤ周方向Aに所定間隔をおいて設けられている。なお、中央陸部14a及び中間陸部14bは、横溝によって区画されたブロックがタイヤ周方向Aに複数並んだブロック列であってもよく、また、ショルダー陸部16は、タイヤ周方向Aに分断されておらずタイヤ周方向Aに連続していてもよい。
中央陸部14a及び中間陸部14bは、図1及び図3に示すように、基本トレッドプロファイルラインLよりタイヤ径方向外方C1へ膨出している。
より詳細には、基本トレッドプロファイルラインLは、複数の円弧が共通の接線を持つ接点において接続され、タイヤに規定内圧を充填した状態で一対のショルダー陸部16の接地面17を滑らかに結ぶ曲線である。中央陸部14a及び中間陸部14bは、幅方向Bの中央部が基本トレッドプロファイルラインLよりタイヤ径方向外方C1へ最も突出するように膨出している。これにより、中央陸部14a及び中間陸部14bの接地面15a,15bは、幅方向Bの中央部に頂部14a−1、14b−1が位置する円弧状をなしている。
このように接地面15a,15bが円弧状に湾曲する中央陸部14a及び中間陸部14bは、規定内圧を充填した状態で、中間陸部14bの頂部14b−1の半径(ビードヒールFから中間陸部14bの頂部14b−1までのタイヤ径方向Cの高さRmにリム径を加えた長さ)が、中央陸部14aの頂部14a−1の半径(ビードヒールFから中央陸部14aの頂部14a−1までのタイヤ径方向Cの高さRcにリム径を加えた長さ)以下に設定されている。言い換えると、中間陸部14bの頂部14b−1が、中央陸部14aの頂部14a−1を通りタイヤ幅方向Bに延びる外径基準線Loよりタイヤ径方向外方C1に突出することがなく、外径基準線Lo上に位置する、あるいは、外径基準線Loよりタイヤ径方向内方C2に位置する(図3参照)。
更に、中央陸部14a及び中間陸部14bは、中央陸部14aの厚さT1に比べて中間陸部14bの厚さT2が大きく設けられている。ここで、本明細書において、中央陸部14aの厚さT1とは、中央陸部14aを区画する2本のセンター主溝12aのうち溝深さの深い一方のセンター主溝12aを通る基本トレッドプロファイルラインLに平行な線Lb1から中央陸部14aの頂部14a−1までの距離であり、中間陸部14bの厚さT2とは、中間陸部14bを区画するセンター主溝12aとショルダー主溝12bのうち溝深さの深い一方の主溝を通る基本トレッドプロファイルラインLに平行な線Lb2から中間陸部14bの頂部14b−1までの距離である。
なお、図3に示すように、中央陸部14aを区画する2本のセンター主溝12aの溝深さが等しい場合、上記の線Lb1は2本のセンター主溝12aの溝底12a−1を通ることになる。この場合に、線Lb1を2本のセンター主溝12aの溝底12a−1を結ぶ直線で近似して中央陸部14aの厚さT1を定めても良い。
また、中間陸部14bを区画するセンター主溝12aとショルダー主溝12bの溝深さが等しい場合、上記の線Lb2はセンター主溝12aの溝底12a−1とショルダー主溝12bの溝底12b−1を通ることになる。この場合に、センター主溝12aの溝底12a−1とショルダー主溝12bの溝底12b−1を結ぶ直線で上記の線Lb2を近似して中間陸部14bの厚さT2を定めても良い。
なお、中央陸部14a及び中間陸部14bをタイヤ径方向外方C1へ膨出させる量(膨出量)は、中間陸部14bの頂部14b−1の半径が、中央陸部14aの頂部14a−1の半径以下で、かつ、中間陸部14bの厚さT2が中央陸部14aの厚さT1より大きければ特に限定されない。例えば、中央陸部14aの膨出量が小さすぎると接地面積が減少して操縦安定性が低下し、中央陸部14aの膨出量が大きすぎると、タイヤ幅方向中央部の接地長が大きくなり、転がり抵抗が増加することから、中央陸部14aの膨出量を0.3mm以上1.0mm以下に設定することが好ましい。
また、中間陸部14bの頂部14b−1の半径が、中央陸部14aの頂部14a−1の半径より大きくなると(つまり、図1における高さRmが高さRcより大きくなると)、低荷重時に中間陸部14bしか接地せず接地面積が小さくなり操縦安定性が低下する。一方、中央陸部14aの頂部14a−1の半径と中間陸部14bの頂部14b−1の半径との差δ(つまり、図1における高さRcと高さRmとの差(Rc−Rm))が大きすぎると、タイヤ幅方向中央部の接地長が他の部分に比べて大きくなり、転がり抵抗が増加することから、この高さの差δを0mm以上0.5mm以下に設定することが好ましい。
また、本実施形態では、中央陸部14a及び中間陸部14bの接地圧分布が不均一となり転がり抵抗が悪化するのを防ぐため、中央陸部14a及び中間陸部14bにおいて最も径方向外方C1へ突出する頂部14a−1、14b−1を、接地面15a,15bのタイヤ幅方向Bの中央を中心として接地面15a,15bの全幅の30%の範囲内に設けることが好ましい。
以上のように実施形態の空気入りタイヤでは、規定内圧を充填した状態で、中間陸部14bの厚さT2が中央陸部14aの厚さT1より大きく、中間陸部14bの頂部14b−1の半径が、中央陸部14aの頂部14a−1の半径以下に設定されているため、中央陸部14aと中間陸部14bの接地長を均一に保ちつつ、中央陸部14a及び中間陸部14bにおける接地面積を大きくすることができ、低燃費性能と高い操縦安定性能とを両立することができる。
以下、本発明を実施例によって更に具体的に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
実施例1、2、及び比較例1〜3の乗用車用空気入りラジアルタイヤ(195/65R15)を試作した。これらの各試作タイヤは、基本的なトレッドパターンとタイヤ内部構造は同一とし、表1に示す諸元を変更して作製したものである。
具体的には、実施例1、2は、中間陸部14bの厚さT2が中央陸部14aの厚さT1より大きく、かつ、中間陸部14bの頂部14b−1の半径が、中央陸部14aの頂部14a−1の半径以下(つまり、中央陸部14aと中間陸部14bの高さの差δ(=Rc−Rm)≧0)となるように、中央陸部14a及び中間陸部14bを基本トレッドプロファイルラインLから膨出させている空気入りタイヤの例である。
比較例1は、中央陸部14a及び中間陸部14bを基本トレッドプロファイルラインLから膨出させない空気入りタイヤの例である。比較例2は、中央陸部14a及び中間陸部14bを基本トレッドプロファイルラインLから膨出させているが、中間陸部14bの厚さT2が中央陸部14aの厚さT1より小さい空気入りタイヤの例である。比較例3は、中間陸部14bの厚さT2が中央陸部14aの厚さT1より大きくなるように中央陸部14a及び中間陸部14bを基本トレッドプロファイルラインLから膨出させているが、中間陸部14bの頂部14b−1の半径が、中央陸部14aの頂部14a−1の半径より大きい(つまり、中央陸部14aと中間陸部14bの高さの差δ(=Rc−Rm)<0)空気入りタイヤの例である。
実施例1、2及び比較例1〜3の各空気入りタイヤについてコーナリングパワー(操縦安定性)と転がり抵抗性能(低燃費性能)を評価した。評価方法は以下のとおりである。
・コーナリングパワー:直径が2500mmのドラム試験機を使用し、低荷重時(JATMA規定の最大荷重の45%)における試験タイヤに発生するコーナリングフォースを測定し、スリップ角1°におけるコーナリングパワーを求めた。比較例1の結果を100として指数評価し、数値が大きいほどコーナリングパワーが大きく操縦安定性能が優れることを示す。
・転がり抵抗:転がり抵抗試験機を用いて、タイヤ内圧200kPa、リムサイズ15×6JJ、荷重4.2kN、速度80km/hの条件下で、低荷重時(JATMA規定の最大荷重の45%)におけるタイヤの転がり抵抗を測定した。比較例1を100とした指数で表示し、指数が小さいほど、転がり抵抗が小さく、低燃費性に優れることを意味する。
Figure 2014213639
結果は、表1に示すとおりであり、比較例1に対して中間陸部14bの厚さT2が中央陸部14aの厚さT1より小さい比較例2では、低荷重時のコーナリングパワーが向上し操縦安定性が向上したが、低荷重時の転がり抵抗が大きくなり低燃費性能が悪化した。
また、比較例1に対して中間陸部14bの頂部14b−1の半径が、中央陸部14aの頂部14a−1の半径より大きい比較例3では、低荷重時の転がり抵抗が大きくなり低燃費性能が悪化し、低荷重時のコーナリングパワーが低下し操縦安定性が悪化した。
これに対して、比較例1に対して中間陸部14bの厚さT2が中央陸部14aの厚さT1より大きく、かつ、中間陸部14bの頂部14b−1の半径が、中央陸部14aの頂部14a−1の半径以下になるように、中央陸部14a及び中間陸部14bを基本トレッドプロファイルラインLから膨出させている実施例1、2では、低荷重時において低燃費性能の悪化を抑えつつ操縦安定性が向上していた。
1…ビード部
1a…ビードコア
1b…ビードフィラー
2…サイドウォール部
3…カーカス
4…インナーライナー
5…ベルト
10…トレッド部
12…主溝
12a…センター主溝
12a−1…溝底
12b…ショルダー主溝
12b−1…溝底
14a…中央陸部
14a−1…頂部
14b…中間陸部
14b−1…頂部
15a…接地面
16…ショルダー陸部
17…接地面
18…横溝
40…リム

Claims (3)

  1. タイヤ周方向に延びる一対のセンター主溝と、前記一対のセンター主溝のタイヤ幅方向外側に設けられたタイヤ周方向に延びる一対のショルダー主溝と、前記一対のセンター主溝の間に区画された中央陸部と、前記ショルダー主溝と前記センター主溝との間に区画された一対の中間陸部と、前記一対のショルダー主溝のタイヤ幅方向外側に形成された一対のショルダー陸部とをトレッド部に備える空気入りタイヤにおいて、
    規定内圧を充填した状態で、
    前記中央陸部及び前記中間陸部は、前記一対のショルダー陸部の接地面を滑らかに結ぶ基本トレッドプロファイルラインよりタイヤ径方向外方へ膨出し、
    前記中間陸部の頂部の半径が前記中央陸部の頂部の半径以下で、かつ、前記中間陸部の厚さが前記中央陸部の厚さより大きいことを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記中央陸部は、基本トレッドプロファイルラインから膨出する膨出量が、0.3mm以上1.0mm以下であることを特徴とする請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記中央陸部の頂部の半径と前記中間陸部の頂部の半径との差が0mm以上0.5mm以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
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