JP6819212B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、空気入りタイヤに関する。詳細には、本発明は、小形トラック、トラック、バス等のための空気入りタイヤに関する。
走行状態にあるタイヤでは、トレッド面が路面に対して滑り、トレッドは摩耗していく。特に、荷物の積載等により、大きな荷重が作用する、小形トラック、トラック、バス等のためのタイヤ、すなわち、重荷重用タイヤ(小形トラック用タイヤも含む。)においては、この摩耗の程度は大きい。
重荷重用のタイヤのトレッドには、通常、周方向に延在し、軸方向に並列された複数のリブが設けられている。リブは路面と直接接触するので、このリブの形状は摩耗の程度に影響する。耐摩耗性を向上すべく、このリブの形状に関しては、様々な検討が行われている。この検討の一例が、特開2006−076359公報に開示されている。
特開2006−076359公報
タイヤのトレッド面は全体として、外向きに凸な形状を有している。このため、トレッドに設けられた複数のリブのうち、特に、軸方向において外側に位置するリブ、すなわち、ショルダーリブにおいては、その内側部分と外側部分との間には、周長差が生じてしまう。
大きな周長を有する部分では、小さな周長を有する部分に比して、接地圧が高くなる傾向にある。このため、この大きな周長を有する部分では、高い接地圧により摩耗が促される。これに対して、小さな周長を有する部分では、大きな周長を有する部分に比して、路面に対して滑りやすい。このため、この小さな周長を有する部分では、この滑りによって摩耗が促される。このようなことから、ショルダーリブにおいては、周長差に起因して、摩耗が生じやすい状況にある。
ショルダーリブの外面の形状を比較的大きな半径を有する円弧で構成することで、周長差を小さくし、このショルダーリブにおける摩耗の程度を抑えることが試みられている。しかしこの試みでは、摩耗の程度を抑えることはできるものの、旋回時において、ショルダーリブの外面が反り返り、ショルダーリブの接地圧分布が変化することがある。具体的には、このショルダーリブの、路面との接触面において、この接触面の端の部分では接地圧は高くなり、この接触面の中央部分では接地圧は低くなる。この場合、接地圧が高い部分の面積が小さくなり、コーナリングパワーが低下してしまう。コーナリングパワーの低下は操縦安定性(応答性)の低下を招くため、車輌の旋回のためにドライバーはハンドルを大きく切って大きな蛇角を設定する必要がある。また、大きな蛇角は路面に対して滑る領域を増大させる恐れがあり、この場合、ショルダーリブにおいて抑えられるはずの摩耗が促されてしまう。
本発明の目的は、耐摩耗性を損なうことなく、操縦安定性の向上が達成された空気入りタイヤの提供にある。
本発明に係る空気入りタイヤはトレッドを備えており、上記トレッドの外面が路面と接触するトレッド面である。このタイヤでは、上記トレッドは、周方向に延在し、軸方向に並列された、複数のリブを備えている。一のリブとこの一のリブの隣に位置する他のリブとの間は、主溝である。これらのリブのうち、このタイヤの赤道面又はこの赤道面に近接する位置にあるリブはクラウンリブであり、軸方向において外側に位置するリブはショルダーリブである。上記クラウンリブの外面及び上記ショルダーリブの外面は、上記トレッド面の一部を構成している。このタイヤの回転軸を含む平面に沿った、このタイヤの断面において、上記クラウンリブの外面の輪郭は第一の円弧で表されている。上記第一の円弧の中心は赤道面上に位置している。上記ショルダーリブの外面の輪郭は第二の円弧で表されている。上記第二の円弧の弦の長さに対するこの弦の中心からこの第二の円弧の中心までの距離の比は、0.03以上0.05以下である。
好ましくは、この空気入りタイヤでは、上記ショルダーリブに近接する上記主溝はショルダー主溝である。上記ショルダー主溝の深さに対する、上記第二の円弧の弦の中心からこの第二の円弧までの距離の比は、0.09以上0.15以下である。
本発明に係る空気入りタイヤでは、ショルダーリブの外面の形状が、この形状を表す第二の円弧の弦の長さと、この弦の中心からこの第二の円弧までの距離とによって、整えられている。このショルダーリブにおいては、周長差に基づく摩耗の進行だけでなく、従来のタイヤで確認されたような、旋回時における外面の反り返りが抑制される。このタイヤでは、耐摩耗性を損なうことなく、旋回時において、良好な操縦安定性が得られる。本発明によれば、耐摩耗性を損なうことなく、操縦安定性の向上が達成された空気入りタイヤが得られる。
図1は、本発明の一実施形態に係る空気入りタイヤの一部が示された断面図である。 図2は、図1のタイヤの輪郭を示す図である。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1には、空気入りタイヤ2の断面の一部が示されている。詳細には、この図1には、このタイヤ2の回転軸を含む平面に沿った、このタイヤ2の断面の一部が示されている。図1において、上下方向がタイヤ2の半径方向であり、左右方向がタイヤ2の軸方向であり、紙面との垂直方向がタイヤ2の周方向である。図1において、一点鎖線CLはタイヤ2の赤道面を表わす。このタイヤ2の形状は、トレッドパターンを除き、赤道面に対して対称である。
このタイヤ2は、トレッド4、一対のサイドウォール6、一対のクリンチ8、一対のビード10、カーカス12、ベルト14、バンド16、インナーライナー18、一対のチェーファー20、一対のビードフィラー22、一対の第一補強フィラー24及び一対の第二補強フィラー26を備えている。このタイヤ2は、チューブレスタイプである。このタイヤ2は、トラック、バス等に装着される。このタイヤ2は、重荷重用である。
トレッド4は、半径方向外向きに凸な形状を呈している。トレッド4は、路面と接触するトレッド面28を形成する。言い換えれば、このトレッド4の外面は、路面と接触するトレッド面28である。図1において、符号PTはトレッド面28の端である。
このタイヤ2では、トレッド4は、ベース層30とキャップ層32とを有している。キャップ層32は、ベース層30の半径方向外側からこのベース層30に積層されている。キャップ層32の外面が、前述のトレッド面28である。キャップ層32は、耐摩耗性、耐熱性及びグリップ性に優れた架橋ゴムからなる。ベース層30は、接着性に優れた架橋ゴムからなる。
それぞれのサイドウォール6は、トレッド4の端から半径方向略内向きに延びている。このサイドウォール6は、耐カット性及び耐候性に優れた架橋ゴムからなる。このサイドウォール6は、カーカス12の損傷を防止する。
それぞれのクリンチ8は、サイドウォール6の半径方向略内側に位置している。クリンチ8は、軸方向において、ビード10及びカーカス12よりも外側に位置している。クリンチ8は、耐摩耗性に優れた架橋ゴムからなる。図示されていないが、クリンチ8はリムのフランジと当接する。
それぞれのビード10は、クリンチ8の軸方向内側に位置している。ビード10は、コア34と、このコア34から半径方向外向きに延びるエイペックス36とを備えている。コア34はリング状であり、巻回された非伸縮性ワイヤーを含む。ワイヤーの典型的な材質は、スチールである。エイペックス36は、半径方向外向きに先細りである。エイペックス36は、高硬度な架橋ゴムからなる。
カーカス12は、カーカスプライ38を備えている。このタイヤ2のカーカス12は、2枚のカーカスプライ38、すなわち、第一カーカスプライ40及び第二カーカスプライ42からなる。このカーカス12が1枚のカーカスプライ38から形成されてもよいし、3枚以上のカーカスプライ38から形成されてもよい。
このタイヤ2では、第一カーカスプライ40及び第二カーカスプライ42は、両側のビード10の間に架け渡されており、トレッド4及びサイドウォール6に沿っている。第一カーカスプライ40は、コア34の周りにて、軸方向内側から外側に向かって折り返されている。このタイヤ2では、第一カーカスプライ40の端はエイペックス36の端よりも半径方向外側に位置している。このタイヤ2では、第二カーカスプライ42は折り返されていない。第二カーカスプライ42の端は、半径方向においてビード10のコア34の近くに位置している。この第二カーカスプライ42は、第一カーカスプライ40の外側に位置している。
図示されていないが、それぞれのカーカスプライ38は、並列された多数のコードとトッピングゴムとからなる。それぞれのコードが赤道面に対してなす角度の絶対値は、75°から90°である。換言すれば、このカーカス12はラジアル構造を有する。コードは、有機繊維からなる。
ベルト14は、トレッド4の半径方向内側に位置している。ベルト14は、カーカス12と積層されている。ベルト14は、カーカス12を補強する。ベルト14は、内側層44及び外側層46からなる。図示されていないが、内側層44及び外側層46のそれぞれは、並列された多数のコードとトッピングゴムとからなる。それぞれのコードは、赤道面に対して傾斜している。傾斜角度の一般的な絶対値は、10°以上35°以下である。内側層44のコードの赤道面に対する傾斜方向は、外側層46のコードの赤道面に対する傾斜方向とは逆である。コードの材質は、スチールである。ベルト14の軸方向幅は、タイヤ2の最大幅の0.6倍以上が好ましい。ベルト14が、3以上の層を備えてもよい。
バンド16は、ベルト14の半径方向外側に位置している。軸方向において、バンド16の幅はベルト14の幅よりも大きい。図示されていないが、このバンド16は、コードとトッピングゴムとからなる。コードは、螺旋状に巻かれている。このバンド16は、いわゆるジョイントレス構造を有する。コードは、実質的に周方向に延びている。周方向に対するコードの角度は、5°以下、さらには2°以下である。このコードによりベルト14が拘束されるので、ベルト14のリフティングが抑制される。コードは、有機繊維からなる。
インナーライナー18は、カーカス12の内側に位置している。インナーライナー18は、カーカス12の内面に接合されている。インナーライナー18は、空気遮蔽性に優れた架橋ゴムからなる。インナーライナー18の典型的な基材ゴムは、ブチルゴム又はハロゲン化ブチルゴムである。インナーライナー18は、タイヤ2の内圧を保持する。
それぞれのチェーファー20は、ビード10の近傍に位置している。タイヤ2がリムに組み込まれると、このチェーファー20がリムと当接する。この当接により、ビード10の近傍が保護される。この実施形態では、チェーファー20は、布とこの布に含浸したゴムとからなる。
それぞれのビードフィラー22は、ビード10とカーカス12との間に位置している。ビードフィラー22は、ビード10のコア34の周りにて、軸方向外側から内側に向かって折り返されている。このビードフィラー22は、ビード10の部分を補強する。図示されていないが、このビードフィラー22は、並列された多数のコードとトッピングゴムとからなる。それぞれのコードは、半径方向に対して傾斜している。コードは、有機繊維からなる。
それぞれの第一補強フィラー24は、ビード10のコア34の近くからカーカス12に沿って半径方向外向きに延在している。第一補強フィラー24は、第二カーカスプライ42の軸方向外側に位置している。この第一補強フィラー24は、ビード10の部分を補強する。図示されていないが、この第一補強フィラー24は、並列された多数のコードとトッピングゴムとからなる。それぞれのコードは、半径方向に対して傾斜している。コードは、有機繊維からなる。
それぞれの第二補強フィラー26は、ビード10のコア34の近くからカーカス12に沿って半径方向外向きに延在している。第二補強フィラー26は、軸方向において、第一補強フィラー24とクリンチ8との間に位置している。この第二補強フィラー26は第一補強フィラー24全体を覆っている。この第二補強フィラー26は、ビード10の部分を補強する。図示されていないが、この第二補強フィラー26は、並列された多数のコードとトッピングゴムとからなる。それぞれのコードは、半径方向に対して傾斜している。コードは、有機繊維からなる。
図1に示されているように、このタイヤ2のトレッド4には、複数のリブ48が設けられている。このトレッド4は、複数のリブ48を備えている。これらのリブ48は、軸方向に並列されている。それぞれのリブ48は、周方向に延在している。このタイヤ2では、リブ48は周方向に連続している。このリブ48が、周方向に所定のピッチで配置された多数のブロックで構成されてもよい。
このタイヤ2では、一のリブ48とこの一のリブ48の隣に位置する他のリブ48との間は溝50である。リブ48は周方向に延在しているので、この溝50も周方向に延在している。本発明においては、一のリブ48と他のリブ48とを区分する溝50は主溝と称される。このタイヤ2では、一のリブ48とこの一のリブ48の隣に位置する他のリブ48との間は主溝50であり、この主溝50は周方向に連続している。
主溝50の幅及び深さは、排水性及びトレッド4の剛性に影響する。このタイヤ2では、排水性及びトレッド4の剛性確保の観点から、主溝50の幅は、このタイヤ2の接地幅の1%以上7%以下に設定されるのが好ましい。なお、主溝50の深さは、トレッド4の厚さを考慮しつつ、排水性及びトレッド4の剛性確保の観点から、8.0mm以上22.0mm以下の範囲で設定される。つまり、この主溝50の深さは8.0mm以上22.0mm以下である。
本発明において、タイヤ2の接地幅は接地面の軸方向最大幅で表される。この接地幅を得るためには、次のようにして接地面が確認される。タイヤ2が正規リムに組み込まれ、正規内圧となるようにタイヤ2に空気が充填される。キャンバー角が0°に設定され、タイヤ2に正規荷重を負荷しこのタイヤ2が平面に接地させられる。これにより、接地面が得られる。この接地面に基づいて、前述の接地幅が計測される。
本明細書において正規リムとは、タイヤ2が依拠する規格において定められたリムを意味する。JATMA規格における「標準リム」、TRA規格における「Design Rim」、及びETRTO規格における「Measuring Rim」は、正規リムである。
本明細書において正規内圧とは、タイヤ2が依拠する規格において定められた内圧を意味する。JATMA規格における「最高空気圧」、TRA規格における「TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES」に掲載された「最大値」、及びETRTO規格における「INFLATION PRESSURE」は、正規内圧である。
本明細書において正規荷重とは、タイヤ2が依拠する規格において定められた荷重を意味する。JATMA規格における「最高負荷能力」、TRA規格における「TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES」に掲載された「最大値」、及びETRTO規格における「LOAD CAPACITY」は、正規荷重である。
本発明では、特に言及がない限り、タイヤ2の各部材の寸法及び角度は、タイヤ2が正規リムに組み込まれ、正規内圧となるようにタイヤ2に空気が充填された状態で測定される。測定時には、タイヤ2には荷重がかけられない。
このタイヤ2のトレッド4には、図示されていない主溝50も併せて、計3本の主溝50が刻まれている。この3本の主溝50により、このタイヤ2のトレッド4には、4つのリブ48が設けられている。
図1に示されているように、このタイヤ2では、赤道面の位置に主溝50が設けられている。言い換えれば、この赤道面の位置にリブ48は設けられていない。このタイヤ2では、4つのリブ48のうち、赤道面に近接する位置にあるリブ48eがクラウンリブと称される。軸方向において、外側に位置するリブ48sが、ショルダーリブと称される。さらに、このショルダーリブ48sに近接する主溝50sが、ショルダー主溝と称される。なお、トレッド4に奇数本のリブ48が設けられている場合には、通常、赤道面の位置にリブ48が配置される。このため、この場合においては、赤道面にあるリブ48がクラウンリブと称される。本発明においては、タイヤ2の赤道面又はこの赤道面に近接する位置にあるリブ48eがクラウンリブであり、軸方向において外側に位置するリブ48sがショルダーリブである。そして、ショルダーリブ48sに近接する主溝50sがショルダー主溝である。このタイヤ2では、クラウンリブ48eの外面52及びショルダーリブ48sの外面54は、トレッド面28の一部を構成している。
このタイヤ2の製造では、複数のゴム部材がアッセンブリーされて、ローカバー(未加硫タイヤ2)が得られる。このローカバーが、モールド(図示されず)に投入される。ローカバーの外面は、モールドのキャビティ面と当接する。ローカバーの内面は、ブラダー又は剛体コアに当接する。ローカバーは、モールド内で加圧及び加熱される。加圧及び加熱により、ローカバーのゴム組成物が流動する。加熱によりゴムが架橋反応を起こし、図1に示されたタイヤ2が得られる。キャビティ面に凸凹模様を有するモールドが用いられることにより、タイヤ2に凹凸模様が形成される。
図2には、図1に示されたタイヤ2の外面56の輪郭の一部が示されている。図2において、上下方向がタイヤ2の半径方向であり、左右方向がタイヤ2の軸方向であり、紙面との垂直方向がタイヤ2の周方向である。この輪郭は、タイヤ2の中心軸を含む平面に沿った、このタイヤ2の断面に表された外面56の形状を表している。
本発明においては、このタイヤ2の外面56の輪郭は、モールドのキャビティ面に基づいて特定される。この図2に示された、このタイヤ2の外面56の輪郭は、このタイヤ2のためのモールドにおけるキャビティ面の形状に対応している。言い換えれば、この図2に示されているのは、このタイヤ2の製造で用いられるモールドのキャビティ面の一部である。
図2において、符号PWはタイヤ2の軸方向外側端である。両矢印WWは、一方の外側端PWから他方の外側端PW(図示されず)までの軸方向距離である。この距離WWは、このタイヤ2の軸方向幅である。このタイヤ2の外面56の輪郭は、この外側端PWにおいて、最大の軸方向幅WWを有する。両矢印WTは、一方のトレッド面28の端PTから他方のトレッド面28の端PT(図示されず)までの軸方向距離である。この距離WTは、トレッド面28の軸方向幅である。
このタイヤ2では、最大幅WWに対するトレッド面28の幅WTの比は0.7以上0.9以下である。これにより、このタイヤ2では、接地面積の確保と適切な撓みとがバランスよく整えられている。
このタイヤ2では、クラウンリブ48eの外面52の輪郭は円弧(以下、第一の円弧)で表されている。図2において、矢印R1はこの第一の円弧の半径である。このタイヤ2では、この第一の円弧の半径R1は300mm以上1000mm以下の範囲で設定される。この半径R1の範囲は、従来のタイヤにおいて、クラウンリブの外面の輪郭を円弧で表す場合に設定される、この円弧の半径の範囲と同等である。なお、半径R1が大きいため、この図2には示されていないが、この第一の円弧の中心は赤道面上に位置している。
図2において、符号R1Sは第一の円弧の一方の端(以下、第一端)である。符号R1Eは、この第一の円弧の他方の端(以下、第二端)である。両矢印L1は、第一端R1Sから第二端R1Eまでの距離である。この距離L1は、第一の円弧の弦の長さである。
このタイヤ2では、タイヤサイズ、クラウンリブ48eの剛性、このクラウンリブ48eによるタイヤ2の性能への影響等が考慮され、第一の円弧の弦の長さL1は設定される。具体的には、トレッド面28の幅WTに対する第一の円弧の弦の長さL1の比は0.1以上が好ましく、0.3以下が好ましい。この比は、0.15以上がより好ましく、0.25以下がより好ましい。
このタイヤ2では、ショルダーリブ48sの外面54の輪郭は円弧(以下、第二の円弧)で表されている。図2において、矢印R2はこの第二の円弧の半径である。符号R2Sは、第二の円弧の一方の端(以下、第一端)である。符号R2Eは、この第二の円弧の他方の端(以下、第二端)である。このタイヤ2では、この第二端R2Eはトレッド面28の端PTでもある。両矢印L2は、第一端R2Sから第二端R2Eまでの距離である。この距離L2は、第二の円弧の弦の長さである。符号CAは第二の円弧の中心であり、符号CSはこの第二の円弧の弦の中心である。両矢印Vは、第二の円弧の弦の中心CSからこの第二の円弧の中心CAまでの距離である。この距離Vは、第二の円弧の弦の中心CSからこの第二の円弧までの距離、すなわち、突出量である。
このタイヤ2では、タイヤサイズ、ショルダーリブ48sの剛性、このショルダーリブ48sによるタイヤ2の性能への影響等が考慮され、第二の円弧の弦の長さL2は設定される。具体的には、トレッド面28の幅WTに対する第二の円弧の弦の長さL2の比は0.1以上が好ましく、0.3以下が好ましい。この比は、0.15以上がより好ましく、0.25以下がより好ましい。
このタイヤ2では、第二の円弧の弦の長さL2に対するこの弦の中心CSからこの第二の円弧までの距離Vの比は0.03以上0.05以下である。この比が0.03以上に設定されることにより、ショルダーリブ48sの外面54がフラットになりすぎることが防止される。このタイヤ2では、旋回時においてショルダーリブ48sの外面54が反り返ることが防止され、ショルダーリブ48sの第一端R2S及び第二端R2Eにおける接地圧が適切に維持される。このタイヤ2では、この第一端R2S及び第二端R2Eでの摩耗が効果的に抑えられる。ショルダーリブ48sの中心CAにおける接地圧の低下が防止されるので、十分なコーナリングパワーが得られる。このタイヤ2では、旋回時において、良好な操縦安定性が発揮される。この比が0.05以下に設定されることにより、ショルダーリブ48sにおいて、第一端R2Sでの周長と第二端R2Eでの周長との差が適切に維持される。周長差に基づくショルダーリブ48sの滑りの程度が小さく抑えられるので、このショルダーリブ48sではこの周長差にもとづく摩耗が生じにくい。しかも旋回時において、ショルダーリブ48sに十分な接地面積が確保されるので、このタイヤ2では、良好な操縦安定性が維持される。
以上説明したように、このタイヤ2では、ショルダーリブ48sの外面54の形状が、この形状を表す第二の円弧の弦の長さL2と、この弦の中心CSからこの第二の円弧までの距離Vとによって、整えられている。このショルダーリブ48sにおいては、周長差に基づく摩耗の進行だけでなく、従来のタイヤで確認されたような、旋回時における外面の反り返りが抑制される。このタイヤ2では、耐摩耗性を損なうことなく、旋回時において、良好な操縦安定性が得られる。本発明によれば、耐摩耗性を損なうことなく、操縦安定性の向上が達成された空気入りタイヤ2が得られる。
図2において、両矢印eは、ショルダー主溝50sの深さである。実線E1は、第一の円弧の延長線である。この延長線E1は、第一の円弧の第二端R1Eから軸方向外向きに延びる円弧である。ショルダー主溝50sの深さeは、ショルダー主溝50sの底からこの延長線E1までの距離で表される。
このタイヤ2では、ショルダー主溝50sの深さeに対する、前述の距離Vの比は、0.09以上0.15以下が好ましい。この比が0.09以上に設定されることにより、ショルダーリブ48sの外面54がフラットになりすぎることが効果的に防止される。このタイヤ2では、旋回時においてショルダーリブ48sの外面54が反り返ることが防止され、ショルダーリブ48sの第一端R2S及び第二端R2Eにおける接地圧が適切に維持される。このタイヤ2では、この第一端R2S及び第二端R2Eでの摩耗が効果的に抑えられる。ショルダーリブ48sの中心CAにおける接地圧の低下が防止されるので、十分なコーナリングパワーが得られる。このタイヤ2では、旋回時において、良好な操縦安定性が発揮される。この比が0.15以下に設定されることにより、ショルダーリブ48sにおいて、第一端R2Sでの周長と第二端R2Eでの周長との差が適切に維持される。周長差に基づくショルダーリブ48sの滑りの程度がより小さく抑えられるので、このショルダーリブ48sではこの周長差にもとづく摩耗が生じにくい。しかも旋回時において、ショルダーリブ48sに十分な接地面積が確保されるので、このタイヤ2では、良好な操縦安定性が維持される。
このタイヤ2では、クラウンリブ48eの外面52の輪郭を表す第一の円弧の半径R1に対する、ショルダーリブ48sの外面54の輪郭を表す第二の円弧の半径R2の比は、0.15以上0.35以下が好ましい。この比が0.15以上に設定されることにより、ショルダーリブ48sにおいて、第一端R2Sでの周長と第二端R2Eでの周長との差が適切に維持される。周長差に基づくショルダーリブ48sの滑りの程度が小さく抑えられるので、このショルダーリブ48sではこの周長差にもとづく摩耗が生じにくい。しかも旋回時において、ショルダーリブ48sに十分な接地面積が確保されるので、このタイヤ2では、良好な操縦安定性が維持される。この観点から、この比は0.20以上がより好ましい。この比が0.35以下に設定されることにより、ショルダーリブ48sの外面54がフラットになりすぎることが防止される。このタイヤ2では、旋回時においてショルダーリブ48sの外面54が反り返ることが防止され、ショルダーリブ48sの第一端R2S及び第二端R2Eにおける接地圧が適切に維持される。このタイヤ2では、この第一端R2S及び第二端R2Eでの摩耗が効果的に抑えられる。ショルダーリブ48sの中心CAにおける接地圧の低下が防止されるので、十分なコーナリングパワーが得られる。このタイヤ2では、旋回時において、良好な操縦安定性が発揮される。この観点から、この比は0.30以下がより好ましい。
図2において、実線E2は第二の円弧の延長線である。この延長線E2は、第二の円弧の第一端R2Sから軸方向内向きに延びる円弧である。符号R2Aは、延長線E2と、ショルダー主溝50sの側壁の輪郭を表す線との交点である。
図2に示されているように、このタイヤ2では、半径方向において、交点R2Aは第二の円弧の第一端R2Sよりも内側に位置している。このタイヤ2では、特に、ショルダーリブ48sの第一端R2Sにおける接地圧の上昇が効果的に抑えられている。ショルダーリブ48sの外面54の形状が、この形状を表す第二の円弧の弦の長さL2と、この弦の中心CSからこの第二の円弧までの距離Vとによって、整えられていることと相まって、このタイヤ2では、この第一端R2Sでの摩耗が効果的に抑えられる。しかもショルダーリブ48sの外面54が反り返ることが防止されるので、ショルダーリブ48sの中心CAにおける接地圧の低下が防止される。接地圧が高い部分の面積が十分に確保されるので、コーナリングパワーが十分に得られる。このタイヤ2は応答性に優れるので、旋回時において、ドライバーはハンドルを大きく切って大きな蛇角を設定する必要はない。車輌は少ない蛇角で十分に旋回できるので、タイヤ2において路面に対して滑る領域が最小限に抑えられる。このため、このタイヤ2では、さらに摩耗が抑えられる。このタイヤ2では、耐摩耗性を損なうことなく、旋回時において、良好な操縦安定性が得られる。この観点から、このタイヤ2では、第二の円弧の第一端R2Sから軸方向内向きに延びるこの第二の円弧の延長線E2とショルダー主溝50sの側壁との交点R2Aは、半径方向において、第一端R2Sよりも内側に位置しているのが好ましい。
以下、実施例によって本発明の効果が明らかにされるが、この実施例の記載に基づいて本発明が限定的に解釈されるべきではない。
[実施例1]
図1に示されたタイヤ(タイヤのサイズ=205/85R16)を製作した。このタイヤの製造では、図2に示された形状のキャビティ面を有するモールドが用いられた。このタイヤの製造のための加硫機等の条件には、従来のタイヤの条件が用いられた。
下記の表1に示される通り、この実施例1では、ショルダーリブの外面の輪郭を表す第二の円弧の弦の長さL2は、33.8mmであった。ショルダー主溝の深さeは、11.2mmであった。第二の円弧の弦の中心CSからこの第二の円弧までの距離V、すなわち、突出量Vは、1.35mmであった。したがって、距離L2に対する突出量Vの比(V/L2)は0.040であった。ショルダー主溝の深さeに対する突出量Vの比(V/e)は、0.12であった。
[比較例1]
距離Vを0mm、すなわち、ショルダーリブの外面を平坦とし、比(V/L2)及び比(V/e)を下記の表1に示される通りとした他は実施例1と同様にして、比較例1のタイヤを得た
[実施例2−5及び比較例2]
第二の円弧の半径R2を変えて突出量V、比(V/L2)及び比(V/e)を下記の表1に示される通りとした他は実施例1と同様にして、実施例2−5及び比較例2のタイヤを得た。
[耐摩耗性]
タイヤをリム(16×8.5J)に組み込み、このタイヤに内圧が600kPaとなるように空気を充填した。このタイヤを、3トンのトラックに装着した。12.6kNの荷重がタイヤ1本にかかるように、荷台に荷物を積載した。これにより、最大積載量の荷物を積載した状態が再現された。ドライバーに、このトラックをサーキットで80km/hの速度で運転させた。100000km走行後、タイヤの摩耗量を測定した。この結果が、指数として下記の表1に示されている。数値が大きいほど摩耗の進行が抑えられており好ましい。
[操縦安定性]
タイヤをリム(16×8.5J)に組み込み、このタイヤに内圧が600kPaとなるように空気を充填した。このタイヤを、3トンのトラックに装着した。12.6kNの荷重がタイヤ1本にかかるように、荷台に荷物を積載した。これにより、最大積載量の荷物を積載した状態が再現された。ドライバーに、このトラックをサーキットで運転させて、操縦安定性を評価させた。この結果が、指数として下記の表1に示されている。数値が大きいほど操縦安定性に優れ好ましい。
Figure 0006819212
表1に示されるように、実施例のタイヤでは、比較例のタイヤに比べて評価が高い。この評価結果から、本発明の優位性は明らかである。
以上説明されたリブに関する技術は、種々のタイヤにも適用されうる。
2・・・タイヤ
4・・・トレッド
6・・・サイドウォール
8・・・クリンチ
10・・・ビード
12・・・カーカス
14・・・ベルト
16・・・バンド
18・・・インナーライナー
20・・・チェーファー
22・・・ビードフィラー
24・・・第一補強フィラー
26・・・第二補強フィラー
28・・・トレッド面
38・・・カーカスプライ
48・・・リブ
48e・・・クラウンリブ
48s・・・ショルダーリブ
50・・・溝(主溝)
50s・・・ショルダー主溝
52・・・クラウンリブ48eの外面
54・・・ショルダーリブ48sの外面
56・・・タイヤ2の外面

Claims (5)

  1. トレッドを備えており、上記トレッドの外面が路面と接触するトレッド面である、空気入りタイヤであって、
    上記トレッドが、周方向に延在し、軸方向に並列された、複数のリブを備えており、
    一のリブとこの一のリブの隣に位置する他のリブとの間が主溝であり、
    これらのリブのうち、このタイヤの赤道面又はこの赤道面に近接する位置にあるリブがクラウンリブであり、軸方向において外側に位置するリブがショルダーリブであり、
    上記クラウンリブの外面及び上記ショルダーリブの外面が、上記トレッド面の一部を構成しており、
    このタイヤの回転軸を含む平面に沿った、このタイヤの断面において、
    上記クラウンリブの外面の輪郭が第一の円弧で表されており、上記第一の円弧の中心が赤道面上に位置しており、
    上記ショルダーリブの外面の輪郭が第二の円弧で表されており、
    上記第二の円弧の弦の長さに対するこの弦の中心からこの第二の円弧までの距離の比が0.036以上0.050以下である、空気入りタイヤ。
  2. 上記ショルダーリブに近接する上記主溝がショルダー主溝であり、
    上記ショルダー主溝の深さに対する、上記第二の円弧の弦の中心からこの第二の円弧までの距離の比が、0.09以上0.15以下である、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 上記トレッド面の幅に対する、上記第二の円弧の弦の長さの比が、0.1以上0.3以下である請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 上記クラウンリブがタイヤの赤道面の位置に設けられていない請求項1から3のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  5. 上記第二の円弧の弦の長さに対するこの弦の中心から上記第二の円弧までの距離の比が0.040以上0.044以下である請求項1から4のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
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