JP5123980B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、トレッド部の踏面のプロファイルを改善することにより、排水性の低下を抑制しつつ、操縦安定性能、ノイズ性能及び耐偏摩耗性能を向上させた空気入りタイヤに関する。
従来、操縦安定性能や耐偏摩耗性能を向上させるために、空気入りタイヤのトレッド部の踏面のプロファイルとして、曲率半径が異なる複数の円弧を滑らかに連ねた空気入りタイヤが知られている。また、排水性能を確保するために、比較的溝幅の大きい縦溝がタイヤ周方向に連続して設けられている。
しかしながら、この種の空気入りタイヤは、図8(a)及び(b)に示されるように、タイヤ加硫成形時、未加硫のトレッドゴムgが、縦溝hを成形する金型kの突起に押圧され、その両側に移動するゴム流れが生じる。このため、加硫後において、縦溝両側のゴム厚さtbが、目標厚さtaよりも大きくなる傾向があった。また、タイヤの接地時、縦溝の開閉(口開き)により、該縦溝の溝壁の外縁は、いわゆる角が立った状態になることがある。これらの要因により、従来の空気入りタイヤは、図9のA部から明らかなように、縦溝の両側で接地面のタイヤ周方向長さLBが大きくなることからも理解できるように、縦溝Gの両側の接地圧が大きくなり、接地面全体として接地圧が不均一となるため、操縦安定性能や偏摩耗性能操が低下する傾向があった。また、トレッドプロファイルによるキャンバー量により、口開きに関しては、縦溝の接地端側がより大きく、摩耗し易い傾向があった。関連する技術としては次のものがある。
特開2009−23601号公報
本発明は、以上のような問題点に鑑み案出なされたもので、ショルダー縦溝のタイヤ軸方向両側でトレッド部の踏面のプロファイルを限定すること及びショルダー横溝の溝幅を限定することを基本として、排水性の低下を抑制しつつ、操縦安定性能、ノイズ性能及び耐偏摩耗性能を向上させる空気入りタイヤを提供することを主たる目的としている。
本発明のうち請求項1記載の発明は、トレッド部に、最も接地端側をタイヤ周方向に連続してのびかつ溝幅が5.0〜20.0mmのショルダー縦溝を具えた空気入りタイヤであって、正規リムに装着されかつ正規内圧の5%が充填された無負荷である仮組状態のタイヤ回転軸を含むタイヤ子午線断面において、前記トレッド部の踏面のプロファイルは、前記ショルダー縦溝のタイヤ赤道側の溝壁の外縁からタイヤ軸方向内側にのびる内側部と、前記ショルダー縦溝の接地端側の溝壁の外縁からタイヤ軸方向外側にのびる外側部とを含み、前記内側部は、タイヤ赤道側に配されかつタイヤ半径方向外側に凸となる曲率半径Raの円弧からなる内側トレッド基準面と、この内側トレッド基準面のタイヤ軸方向の外端と前記タイヤ赤道側の溝壁の外縁とを継ぐとともにタイヤ半径方向外側に凸となる前記曲率半径Raよりも小さい曲率半径Rbの円弧からなる内側面取り状円弧面とからなり、前記外側部は、接地端側に配されかつタイヤ半径方向外側に凸となる曲率半径Rdの円弧からなる外側トレッド基準面と、この外側トレッド基準面のタイヤ軸方向の内端と前記接地端側の溝壁の外縁とを継ぐとともにタイヤ半径方向外側に凸となる前記曲率半径Rdよりも小さい曲率半径Rcの円弧からなる外側面取り状円弧面とからなるとともに、前記外側トレッド基準面をタイヤ軸方向内側に延長した外側仮想円弧と、前記接地端側の溝壁の外縁位置における外側面取り状円弧面との間の前記外側仮想円弧に対する法線方向距離である外側面取り深さyoは、前記内側トレッド基準面をタイヤ軸方向外側に延長した内側仮想円弧と、前記赤道側の溝壁の外縁位置における前記内側面取り状円弧面との前記内側仮想円弧に対する法線方向距離である内側面取り深さyiよりも大であることを特徴としている。
また請求項2記載の発明は、前記トレッド部には、接地端よりもタイヤ軸方向外側から該接地端を超えて前記ショルダー縦溝に向けてのびかつタイヤ周方向に隔設された複数本のショルダー横溝を具え、該複数本のショルダー横溝は、前記ショルダー縦溝で開口するとともに、前記ショルダー縦溝と接地端とのタイヤ軸方向の中間位置での溝幅の総和が、前記ショルダー縦溝で開口する開口幅の総和よりも大きい請求項1記載の空気入りタイヤである。
また請求項3記載の発明は、前記ショルダー横溝は、前記開口幅の総和が、前記中間位置での溝幅の総和の10〜85%である請求項2記載の空気入りタイヤである。
また請求項4記載の発明は、前記ショルダー横溝は、前記ショルダー縦溝側に、該ショルダー横溝の平均の溝幅よりも小さい溝幅である幅狭部を有する請求項2又は3記載の空気入りタイヤである。
また請求項5記載の発明は、前記ショルダー横溝は、前記幅狭部と、該幅狭部に連なり接地端側にのびる溝幅の広い幅広部とを含み、前記幅広部は、接地端側に向かって溝深さが漸増する傾斜溝底面を有する請求項4記載の空気入りタイヤである。
また請求項6記載の発明は、前記トレッド部には、接地端よりもタイヤ軸方向外側から該接地端を超えて前記ショルダー縦溝に向けてのびかつタイヤ周方向に隔設された複数本のショルダー横溝を具え、該ショルダー横溝は、前記ショルダー縦溝で開口することなく終端する請求項1記載の空気入りタイヤである。
また請求項7記載の発明は、前記ショルダー縦溝は、赤道側の溝壁の角度が、接地端側の溝壁の角度よりも小さい請求項1乃至6のいずれかに記載の空気入りタイヤである。また請求項8記載の発明は、前記外側面取り深さyoと前記内側面取り深さyiとの差yo−yiは、0.02〜0.5mmである請求項1乃至7のいずれかに記載の空気入りタイヤである。また請求項9記載の発明は、前記内側面取り状円弧面をタイヤ軸方向外側に延長した仮想内側面取り状円弧及び前記外側面取り状円弧面をタイヤ軸方向内側に延長した仮想外側面取り状円弧の交点を仮想交点K1とすると、前記仮想交点K1と前記内側仮想円弧又は前記外側仮想円弧との法線方向距離であるキャンバー深さは、前記ショルダー縦溝の溝深さの0.015〜0.12倍である請求項1乃至8のいずれかに記載の空気入りタイヤである。
本発明の空気入りタイヤは、溝幅が5.0〜20.0mmの比較的溝幅の広いショルダー縦溝と、接地端よりタイヤ軸方向外側から接地端を超え前記ショルダー縦溝に向けてのびる複数本のショルダー横溝とを具える。このような空気入りタイヤは、路面の水膜を確実にタイヤ周方向外側及びタイヤ軸方向外側へ排水できるため、排水性能を高く維持できる。
また、本発明の空気入りタイヤのトレッド部の踏面のプロファイルは、ショルダー縦溝のタイヤ赤道側の溝壁の外縁からタイヤ軸方向内側にのびる内側部と、前記ショルダー縦溝の接地端側の溝壁の外縁からタイヤ軸方向外側にのびる外側部とを含む。内側部は、タイヤ赤道側に配されかつタイヤ半径方向外側に凸となる曲率半径Raの円弧からなる内側トレッド基準面と、この内側トレッド基準面のタイヤ軸方向の外端と前記タイヤ赤道側の溝壁の外縁とを継ぐとともにタイヤ半径方向外側に凸となる前記曲率半径Raよりも小さい曲率半径Rbの円弧からなる内側面取り状円弧面とからなる。また、外側部は、接地端側に配されかつタイヤ半径方向外側に凸となる曲率半径Rdの円弧からなる外側トレッド基準面と、この外側トレッド基準面のタイヤ軸方向の内端と前記接地端側の溝壁の外縁とを継ぐとともにタイヤ半径方向外側に凸となる前記曲率半径Rdよりも小さい曲率半径Rcの円弧からなる外側面取り状円弧面とからなる。このような空気入りタイヤは、内側及び外側面取り状円弧面により、接地圧の比較的大きくなり易いショルダー縦溝の外縁両側の接地圧を小さくできるため、接地面全体として接地圧が均一化され、操縦安定性能や耐偏摩耗性能が向上する。
さらに、本発明の空気入りタイヤのトレッドプロファイルは、外側トレッド基準面をタイヤ軸方向内側に延長した外側仮想円弧と、接地端側の溝壁の外縁位置における外側面取り状円弧面との間の前記外側トレッド基準面に対する法線方向距離である外側面取り深さyoが、内側トレッド基準面をタイヤ軸方向外側に延長した内側仮想円弧と、赤道側の溝壁の外縁位置における内側面取り状円弧面との前記内側トレッド基準面に対する法線方向距離である内側面取り深さyiよりも大きく形成される。このような空気入りタイヤは、ショルダー縦溝のタイヤ赤道側よりも接地端側の接地圧をより大きく低減できる。従って、角が立ち易いショルダー縦溝の接地端側の溝壁の外縁での接地圧を低下させ、ひいては接地圧が一層均一化され、操縦安定性や耐偏摩耗性能がさらに向上する。
本発明の一実施形態の空気入りタイヤを示す断面図である。 トレッド部の展開図である。 そのショルダー縦溝付近の拡大断面図である。 ショルダー縦溝をさらに拡大した断面図である。 ショルダー横溝の斜視図である。 本発明の他の実施形態のトレッド部の展開図である。 本発明の一実施形態の空気入りタイヤの前輪の接地形状を表す図である。 (a)は、従来の空気入りタイヤの加硫時の縦溝付近のゴム流れを説明する図、(b)は、加硫後の縦溝付近の形状を説明する図である。 従来の空気入りタイヤの前輪の接地形状を表す図である。
図1は、本実施形態の空気入りタイヤ1のタイヤ回転軸を含む断面図(図3のA−A線断面図)、図2は、トレッド部の展開図、図3は、ショルダー縦溝付近の拡大断面図をそれぞれ示す。なお、図1の断面図は、タイヤが正規リム(図示せず)にリム組みされかつ正規内圧の5%が充填されしかも無負荷とした仮組状態のものである。このような仮組状態は、本実施形態の空気入りタイヤを成形する加硫金型のタイヤ成形面(図示省略)と実質的に一致するものである。また、このような仮組状態は、例えば、一旦、タイヤをリムに装着して正規内圧を充填した後、減圧することによって容易に得られる。また、特に断りがない場合、タイヤ各部の寸法等は、この仮組状態で測定された値とする。
ここで、前記「正規リム」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めているリムであり、JATMAであれば"標準リム"、TRAであれば "Design Rim" 、ETRTOであれば "Measuring Rim"となる。また、前記「正規内圧」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている空気圧であり、JATMAであれば"最高空気圧"、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "INFLATION PRESSURE" とする。
本実施形態の空気入りタイヤ(以下、単に「タイヤ」ということがある。)1は、図1に示されるように、トレッド部2からサイドウォール部3をへてビード部4のビードコア5に至るカーカス6と、このカーカス6の半径方向外側かつトレッド部2の内部に配されるベルト層7とを具え、本実施形態では、乗用車用の空気入りタイヤが示されている。
前記カーカス6は、一対のビードコア5、5間をトロイド状に跨る本体部6aと、この本体部6aの両側に連なりかつ前記ビードコア5の回りをタイヤ軸方向内側から外側に折り返された折返し部6bとを有する少なくとも1枚(本実施形態では1枚)のカーカスプライ6Aからなる。前記カーカスプライ6Aは、例えば有機繊維からなるカーカスコードがタイヤ赤道C方向に対して例えば75〜90°の角度で配列されている。なお、本体部6aと折返し部6bとの間には、ビードコア5から該ビードコア5のタイヤ半径方向外側にテーパ状でのびるビードエーペックスゴム8が配され、ビード部4が補強される。
前記ベルト層7は、少なくとも2枚、本実施形態ではタイヤ半径方向内、外2枚のベルトプライ7A、7Bからなり、内のベルトプライ7Aが、外のベルトプライ7Bに比べて幅広に形成される。各ベルトプライ7A、7Bは、タイヤ赤道Cに対して15〜40°の角度で傾けられた例えばスチールコード等の高弾性のベルトコードを有する。そして、各ベルトプライ7A、7Bは、ベルトコードが互いに交差するように重ねられている。
図1に示されるように、前記トレッド部2には、最も接地端側をタイヤ周方向に連続してのびる一対のショルダー縦溝9と、接地端Teよりもタイヤ軸方向外側から該接地端Teを超えて前記ショルダー縦溝9に向けてのびる複数本のショルダー横溝10とが設けられている。これにより、前記トレッド部2には、ショルダー縦溝9、9間のセンター陸部11と、前記ショルダー縦溝9と接地端Teとの間をのびる一対のショルダー陸部12とがそれぞれ区分される。
なお、前記接地端Teは、タイヤを正規リムにリム組みしかつ正規内圧を充填した正規状態の空気入りタイヤ1に正規荷重を負荷しかつキャンバー角0度で平面に接地させたときの最もタイヤ軸方向外側の接地位置として定められる。また、前記「正規荷重」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている荷重であり、JATMAであれば"最大負荷能力"、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "LOAD CAPACITY"とするが、タイヤが乗用車用である場合には前記各荷重の88%に相当する荷重とする。
本実施形態のショルダー縦溝9は、直線状で形成される。このようなショルダー縦溝9は、優れた排水性能を発揮しかつ制動時の車両のふらつきや片流れなどの不安定な挙動を抑制することができる点で望ましい。なお、ショルダー縦溝9は、例えばジグザグ状や波状でも良く、図示の形態に制限されるものではない。
図2に示されるように、前記ショルダー縦溝9の溝幅(溝の長手方向と直角な溝幅とし、以下他の溝についても同様とする。)W1は、5.0〜20.0mmの範囲に限定される必要がある。前記溝幅W1が5.0mm未満の場合、十分な溝容積が得られず基本的な排水性能が確保できない。逆に、ショルダー縦溝9の前記溝幅W1が20.0mmを超える場合、ウエット性能には優れるものの、トレッド部2の剛性が大幅に低下しやすく、耐偏摩耗性を損ねる他、操縦安定性が悪化するため採用できない。とりわけ、ショルダー縦溝9の溝幅W1は、6.0〜15.0mmの範囲が望ましい。
また、図3及び4に示されるように、ショルダー縦溝9の溝深さD1は、特に限定されるものではないが、排水性能や各陸部11、12の剛性をバランス良く確保するため、好ましくは6.0mm以上、より好ましくは7.0mm以上が望ましく、また好ましくは10.0mm以下、より好ましくは9.0mm以下が望ましい。ショルダー縦溝9の溝深さD1は、該ショルダー縦溝9の溝縁を結んだ線の法線と、ショルダー縦溝9の溝底9bとの最大の距離である(図4に示す)。
また、ショルダー縦溝9の配設位置も、特に限定されるものではないが、例えば、図2に示されるように、ショルダー縦溝9の中心線G1とタイヤ赤道Cとの間のタイヤ軸方向距離L1は、トレッド幅TWの20〜30%が望ましい。これにより、各陸部11、12の剛性がバランス良く確保され、耐摩耗性や操縦安定性能の向上に役立つ。なお、一対のショルダー縦溝9は、本実施形態のように、タイヤ赤道Cを挟んで線対称に配置されるのが好ましいが、その配置は適宜変更することができる。
本実施形態の空気入りタイヤ1のトレッド部2の踏面2nのプロファイルTPは、曲率半径の異なる複数の円弧を滑らかに連ねて形成されている。
また、図3に示されるように、前記プロファイルTPは、前記ショルダー縦溝9のタイヤ赤道側の溝壁13の外縁13aからタイヤ軸方向内側にのびる内側部TPaと、前記ショルダー縦溝9の接地端側の溝壁14の外縁14aからタイヤ軸方向外側にのびる外側部TPbとを含んで構成される。
前記内側部TPaは、前記ショルダー縦溝9と離間した位置かつタイヤ赤道C側に配される内側トレッド基準面15と、この内側トレッド基準面15のタイヤ軸方向の外端15aと前記タイヤ赤道側の溝壁13の外縁13aとを継ぐ内側面取り状円弧面16とが滑らかに接続して構成される。
本実施形態の内側トレッド基準面15は、前記外端15aからタイヤ赤道C上の内端15bまで、タイヤ半径方向外側に凸となる曲率半径Raの単一円弧で形成される。なお、前記内側トレッド基準面15の曲率半径Raの中心(図示せず)は、タイヤ赤道C上にある。
また、前記内側面取り状円弧面16は、本実施形態ではタイヤ半径方向外側に凸であって前記内側トレッド基準面15の曲率半径Raよりも小さい曲率半径Rbの単一円弧で形成される。なお、内側面取り状円弧面16の中心は、前記外端15aを通る曲率半径Ra線上に設けられるため、内側トレッド基準面15と内側面取り状円弧面16とは屈曲部を有することなく滑らかに連なることができる。
前記外側部TPbは、接地端Te側に配される外側トレッド基準面17と、この外側トレッド基準面17のタイヤ軸方向の内端17aと前記接地端側の溝壁14の外縁14aとを継ぐ外側面取り状円弧面18とが滑らかに連なっている。
本実施形態の外側トレッド基準面17は、タイヤ半径方向外側に凸となる曲率半径Rdの単一円弧で形成される。なお、前記外側トレッド基準面17のタイヤ軸方向の外端17bは、該外側トレッド基準面17のタイヤ軸方向の内端17aと接地端Teとの間の任意の位置に設けられる。そして、その外側には、曲率半径Rdよりも小さい曲率半径の円弧(図示せず)が形成される。
また、外側面取り状円弧面18は、タイヤ半径方向外側に凸であって前記外側トレッド基準面17の曲率半径Rdよりも小さい曲率半径Rcの単一円弧で形成される。なお、外側面取り状円弧面18の中心は、前記外端17aを通る曲率半径Rdの線上にあり、これにより外側トレッド基準面17と外側面取り状円弧面18とは屈曲点を有することなく滑らかに連なることができる。
このようなプロファイルTPは、図3及び図4に示されるように、ショルダー縦溝9の両側が内側トレッド基準面15をタイヤ軸方向外側に延長した内側仮想円弧15c及び外側トレッド基準面17をタイヤ軸方向外側に延長した外側仮想円弧17cよりもタイヤ半径方向内側に形成される。このため、ショルダー縦溝9の両側のゴム厚さt1(図3に示す)が、従来に比して小さくなり、本来接地圧が上昇し易かったショルダー縦溝9の両側付近の接地圧が低減され、ひいては、接地面全体の接地圧が均一になる。従って、本発明の空気入りタイヤ1は操縦安定性や偏摩耗性能が一層向上する。
また、図4に示されるように、外側仮想円弧17cと、接地端側の溝壁14の外縁14aの位置における外側面取り状円弧面18との間の前記外側仮想円弧17cに対する法線方向距離である外側面取り深さyoは、内側仮想円弧15cと、赤道側の溝壁13の外縁13aの位置における前記内側面取り状円弧面16との前記内側仮想円弧15cに対する法線方向距離である内側面取り深さyiよりも大に形成される。このような空気入りタイヤ1は、タイヤ赤道C側よりもいわゆる角が立ち易く接地圧が過度に大きくなり易い接地端Te側の接地圧を効果的に低減できる。従って、本発明の空気入りタイヤ1は、接地圧をさらに均一化でき、操縦安定性能や耐偏摩耗性能がさらに向上する。
上述の作用効果をさらに高めるために、前記内側面取り深さyiは、好ましくは0.05mm以上、より好ましくは0.1mm以上が望ましく、また好ましくは1.0mm以下、より好ましくは0.5mm以下が望ましい。同様に、前記外側面取り深さyoは、好ましくは0.05mm以上、より好ましくは0.1mm以上が望ましく、また好ましくは1.0mm以下、より好ましくは0.5mm以下が望ましい。
なお、前記外側面取り深さyoと内側面取り深さyiとの差yo−yiが大きすぎると、ショルダー縦溝9のタイヤ軸方向外側付近での接地面積が著しく低下し、操縦安定性能や耐偏摩耗性能が低下するおそれがある。このような観点より、前記外側面取り深さyoと内側面取り深さyiとの差yo−yiは、好ましくは0.02mm以上、より好ましくは0.05mm以上が望ましく、また好ましくは0.5mm以下、より好ましくは0.3mm以下が望ましい。
また、図4に示されるように、内側面取り状円弧面16をタイヤ軸方向外側に延長した仮想内側面取り状円弧16bと、外側面取り状円弧面18をタイヤ軸方向内側に延長した仮想外側面取り状円弧18bとの交点を仮想交点K1とする。該仮想交点K1と内側仮想円弧15c又は外側仮想円弧17cとの法線方向距離であるキャンバー深さDaと、前記ショルダー縦溝9の溝深さD1との比Da/D1は、好ましくは0.015以上、より好ましくは0.025以上が望ましく、また好ましくは0.12以下、より好ましくは0.075以下が望ましい。前記比Da/D1が0.12を超えるとショルダー縦溝9の両側の接地面積が小さくなるため、操縦安定性能や耐偏摩耗性能が悪化するおそれがあり、逆に前記比Da/D1が0.015未満になるとショルダー縦溝9の両側の接地圧を効果的に低減できないおそれがある。
また、前記仮想交点K1は、ショルダー縦溝9の溝中心G1から接地端Te側に形成されるのが望ましい。このようなショルダー縦溝9は、前記外側面取り深さyoを内側面取り深さyiよりも大きく設定し易いため、接地面全体の接地圧を均一化し易い。
また、内側面取り状円弧面16の曲率半径Rbと内側トレッド基準面15の曲率半径Raとの比Rb/Raは、特に限定されるものではないが、大きすぎるとショルダー縦溝9のタイヤ赤道C側の接地圧を十分に低下させることができないおそれがあり、逆に前記比Rb/Raが小さすぎると、ショルダー縦溝9付近の接地面積が著しく減少し、操縦安定性能や耐偏摩耗性能が低下するおそれがある。このような観点により、前記比Rb/Raは、好ましくは0.1以上、より好ましくは0.3以上が望ましく、また好ましくは0.9以下、より好ましくは0.7以下が望ましい。
同様の観点より、前記外側面取り状円弧面18の曲率半径Rcと外側トレッド基準面17の曲率半径Rdとの比Rc/Rdは、好ましくは0.1以上、より好ましくは0.3以上が望ましく、また好ましくは0.95以下、より好ましくは0.85以下が望ましい。
なお、上述の作用効果を効果的に発揮させるため、前記内側トレッド基準面15の曲率半径Raは、好ましくは250mm以上、より好ましくは300mm以上が望ましく、また好ましくは1500mm以下、より好ましくは1200mm以下が望ましい。また、前記外側トレッド基準面17の曲率半径Rdは、好ましくは150mm以上、より好ましくは200mm以上が望ましく、また好ましくは1200mm以下、より好ましくは1000mm以下が望ましい。
また、外側面取り深さyoを内側面取り深さyiよりも大きくするため、前記曲率半径Rcは、前記曲率半径Rbよりも小さく設定されるのが望ましい。具体的には、前記曲率半径Rcは、好ましくは50mm以上、より好ましくは100mm以上が望ましく、また好ましくは900mm以下、より好ましくは700mm以下が望ましく、同様に曲率半径Rbは、好ましくは80mm以上、より好ましくは120mm以上が望ましく、また好ましくは1000mm以下、より好ましくは800mm以下が望ましい。
また、図4に示されるように、本実施形態のショルダー縦溝9は、タイヤ赤道側の溝壁13の角度θ1が、接地端側の溝壁14の角度θ2よりも小さく形成されている。このようなショルダー縦溝9は、特に偏摩耗が生じ易い接地端側のコーナをより一層非鋭利化するとともに、その部分の剛性を大きく確保する。従って、本実施形態の空気入りタイヤは、ショルダー縦溝9のタイヤ軸方向の両側の陸部剛性をバランスよく維持し、操縦安定性能や耐偏摩耗性能をより一層高く確保する。なお、前記各角度θ1、θ2は、各外縁13a又は14aを通る面取り状円弧面16又は18の法線19a又は19bと各溝壁13又は14とで形成される角度をいう。
なお、前記角度の差θ2−θ1が大きすぎると、前記ショルダー縦溝9の接地端側の接地面積が減少するため、操縦安定性能が発揮され難いおそれがあり、逆に前記角度差θ2−θ1が小さくなると、上記作用効果が発揮されないおそれがある。このような観点により、前記角度差θ2−θ1は、好ましくは1度以上、より好ましくは2度以上が望ましく、また好ましくは10度以下、より好ましくは6度以下が望ましい。
また、図2に示されるように、各ショルダー陸部12には、ショルダー横溝10が、前記ショルダー縦溝9と接地端Teとの間を継ぎかつタイヤ周方向に隔設される。これにより本実施形態のショルダー陸部12は、ショルダーブロックB1がタイヤ周方向に並ぶショルダーブロック列12Rとして構成される。なお、本実施形態のショルダー横溝10の配設ピッチは、タイヤ軸方向両側で異なる。即ち、ピッチが大きい方を車両外側とすることにより、通過騒音を低減するのに役立つとともに、旋回時遠心力が大きく作用する車両外側のショルダー陸部12の接地面積を確保でき操縦安定性能を向上させるのに役立つ。
また、本実施形態のショルダー横溝10は、円弧状をなす。これにより、車両の旋回角度によらず、ショルダー横溝10のエッジ効果を発揮することができる。また、各ショルダー陸部12において、ショルダー横溝10は、タイヤ周方向に対して同一方向(本実施形態では右下がり)に傾斜するが、タイヤ周方向に凸となる向きが異なる。即ち、図2において左側のショルダー陸部12に設けられるショルダー横溝10aは、紙面の上に向かって凸に形成される一方、右側のショルダー陸部12に形成されるショルダー横溝10bは、紙面の下に向かって凸に形成される。このような空気入りタイヤは、タイヤの回転方向に関係なく、耐偏摩耗性能やエッジ効果を高く維持できる。
また、前記ショルダー横溝10は、前記ショルダー縦溝9側に設けられかつ該ショルダー横溝10の平均の溝幅よりも小さい溝幅を有する幅狭部21と、該幅狭部21に連なり接地端Te側にのびる溝幅の広い幅広部22とを含んで構成される。
本実施形態では、このような溝形状により、図2に示されるように、前記複数本のショルダー横溝10は、前記ショルダー縦溝9と接地端Teとのタイヤ軸方向の中間位置m1での溝幅W4aの総和Σ4aが、前記ショルダー縦溝9で開口する開口幅W4bの総和Σ4bよりも大きく形成されるのが望ましい。このようなショルダー横溝10は、旋回時等に相対的に接地圧が高くなるショルダー陸部12のタイヤ赤道C側の剛性を維持できるため、接地端Te側での排水性能を維持しつつ、操縦安定性能や耐偏摩耗性能を確保し易い。また、ショルダー縦溝9側に設けられる溝が溝容積の小さな幅狭部21であるため、ショルダー縦溝9の溝壁の外縁14aへのゴム流れを抑制し易い。なお、前記中間位置m1は、ショルダー縦溝9の中心線G1と接地端Teとの中間の位置とする。
ここで、前記開口幅W4bの総和Σ4bと、前記中間位置での溝幅W4aの総和Σ4aとの比Σ4b/Σ4aが小さすぎる(即ち、開口幅の総和が中間位置での溝幅の総和よりも小さすぎる)と、排水性能が低下するおそれがあり、逆に前記比Σ4b/Σ4aが大きすぎると、操縦安定性能や耐偏摩耗性能及び騒音性能が低下するおそれがある。このような観点により、前記比Σ4b/Σ4aは、好ましくは10%以上、より好ましくは15%以上が望ましく、また好ましくは85%以下、より好ましくは70%以下が望ましい。
上述の作用効果をより確実に発揮させるために、前記幅狭部21の開口幅W4bは好ましくは0.5mm以上、より好ましくは0.7mm以上が望ましく、また好ましくは6.0mm以下、より好ましくは5.0mm以下が望ましい。同様の観点より、ショルダー横溝10のタイヤ軸方向の中間位置での溝幅W4aは好ましくは2.0mm以上、より好ましくは2.5mm以上が望ましく、また好ましくは8.0mm以下、より好ましくは7.0mm以下が望ましい。
また、前記幅狭部21のタイヤ軸方向の長さL4bは、ショルダー陸部12のタイヤ軸方向長さLAの好ましくは5%以上、より好ましくは10%以上が望ましく、また好ましくは50%以下、より好ましくは40%以下が望ましい。
なお、図2に示されるように、本実施形態では、タイヤ周方向に隣り合うショルダー横溝間10、10には、該ショルダー横溝10と同じ方向に傾斜するサイピング23が形成される。本実施形態では、このサイピング23は、両端が踏面内で終端するクローズドサイプである。これは、ショルダー陸部12の剛性を高く維持するのに役立つ。
また、本実施形態の幅広部22のタイヤ周方向に凹となる溝壁面22bには、該溝壁面22bとショルダー陸部12の踏面12nとの間を斜めに切欠いた横溝面取り部22cが形成されている。このようなショルダー横溝10は、駆動・制動時のせん断力が大きく作用する溝壁面22b側のショルダー陸部12の剛性を高く確保するのに役立つ。
また、図1及び5に示されるように、幅広部22は、接地端Te側に向かって溝深さが漸増する傾斜溝底面22aを有する。具体的には、本実施形態の傾斜溝底面22aは、幅広部22のタイヤ軸方向の内端面22dに形成される。このような傾斜溝底面22aは、加硫成形時の金型の突起による前記内端面22dとショルダー横溝9との間のゴム流れを抑制し、ショルダー横溝9の外側のゴム厚さの上昇を抑えることができる。
上述の作用効果を発揮させる観点より、傾斜溝底面22aの傾斜角度α1は、好ましくは5度以上、より好ましくは10度以上が望ましく、また好ましくは60度以下、より好ましくは50度以下が望ましい。なお、前記傾斜角度α1は、傾斜溝底面22aと幅広部22のタイヤ軸方向内端縁22eの法線19cとの角度である。
また、図2に示されるように、前記センター陸部11には、タイヤ赤道Cの両側に各1本のセンター縦溝25が設けられる。該センター縦溝25は、タイヤ周方向に直線状で連続してのびる直線縦溝26と、タイヤ赤道Cに向かって凸となる円弧部27aがタイヤ周方向に連続する波状縦溝27とからなる。これにより、センター陸部11は、直線縦溝26とショルダー縦溝9と間をのびる第1のブロック列28と、直線縦溝26と波状縦溝27と間をのびるセンターリブ29と、波状縦溝27とショルダー縦溝9と間をのびる第2のブロック列30との3つの陸部に区分される。
本実施形態の直線縦溝26と波状縦溝27とは、センター陸部11をタイヤ軸方向に略3等分する位置に設けられる。
前記第1のブロック列28は、直線縦溝26、ショルダー縦溝9及びこれらの間をタイヤ軸方向に対して傾いて例えば円弧状にのびる第1のセンター傾斜溝31により区分された第1のセンターブロックB2がタイヤ周方向に隔設される。前記第1のセンターブロックB2には、前記直線縦溝26と第1のセンター傾斜溝31とが交差することにより形成される鋭角側のブロックエッジE2に平面視略三角形状の面取り部32が設けられる。これにより、第1のセンターブロックB2の剛性が高められ、耐偏摩耗性能が向上する。
また、本実施形態の第1のセンター傾斜溝31は、ショルダー縦溝9を挟んで隣り合う前記ショルダー横溝10と同方向に傾斜(本実施形態では、右下がりで傾斜)して設けられる。このような第1のセンター傾斜溝31は、タイヤ赤道C付近の水膜をショルダー縦溝9に確実に導き、排水性が向上する。
前記センターリブ29は、実質的な溝やサイピングが設けられないプレーンリブとして形成される。これにより、直進走行時に最も接地圧の高いタイヤ赤道C側の剛性を確保し、直進安定性が向上する。
前記第2のブロック列30は、例えば、波状縦溝27、ショルダー縦溝9及び前記波状縦溝27の夫々の円弧部27aの端部からショルダー縦溝9へタイヤ軸方向に対して傾斜してのびる第2のセンター傾斜溝33により区分された第2のセンターブロックB3がタイヤ周方向に隔設して形成される。なお、前記第2のセンターブロックB3には、前記ショルダー縦溝9と第2のセンター傾斜溝33とが交差することにより形成される鋭角側のブロックエッジE3に平面視略三角形状の面取り部34が設けられる。これにより、第2のセンターブロックB3の剛性を高め、耐偏摩耗性能を向上する。
また、本実施形態の第2のセンターブロックB3には、前記ショルダー縦溝9からタイヤ軸方向内側にのびるとともに前記波状縦溝27に連通することなく終端する補助傾斜溝35が2本設けられている。前記補助傾斜溝35は、前記ショルダー縦溝9を挟んで隣り合う前記ショルダー横溝10と同じ向きに傾斜(本実施形態では、右下がりに傾斜)して設けられる。なお、本実施形態のタイヤ周方向に隣り合う補助傾斜溝35は、夫々長さが異なるが、等しい長さに形成されてもよい。これにより、第2のセンターブロックB3の排水性が向上する。
また、図2に示されるように、本実施形態の円弧部27aは、前記ショルダー縦溝9を挟んで隣り合うショルダー横溝10のタイヤ周方向ピッチの略2倍のピッチで滑らかに設けられる。これにより、センター陸部11の剛性が確保されつつ、効果的に路面の水膜がタイヤ周方向外側へ排出される。
また、図1に示されるように、前記直線縦溝26及び波状縦溝27の溝幅W2、W3及び溝深さD2、D3は、特に限定されるものではないが、排水性能やセンター陸部11の剛性を確保する観点から、溝幅W2、W3については1.5〜5.0mmが望ましく、また溝深さD2、D3については2.5〜8.0mmが望ましい。
また、図6には、本発明の他の実施形態のトレッド部2の展開図が示される。本実施形態のショルダー横溝10は、前記幅狭部21が設けられず、前記ショルダー縦溝9で開口することなく終端する。このような空気入りタイヤは、ショルダー縦溝9の両側の陸部剛性を高く維持できる反面、ゴム流れを抑制し難い。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施し得る。
図1の内部構造及び図2のトレッドパターンを有するサイズ175/65R15の乗用車用空気入りタイヤを表1の仕様に基づいて試作し、操縦安定性等についてのテストが行われた。タイヤの内部構造は同一とした。各仕様は、次の通りである。
トレッド幅TW:130mm
ショルダー縦溝の溝幅W1:10.0mm
ショルダー縦溝の溝深さD1:8.2mm
ショルダー縦溝の配設位置L1/TW:23%
ショルダー縦溝のタイヤ赤道側の溝壁の角度θ1:15度
ショルダー横溝の幅狭部の長さの比L4b/LA:21%
直線縦溝の溝幅W2:2.9mm
波状縦溝の溝幅W3:3.0mm
直線縦溝の溝深さD2:6.4mm
波状縦溝の溝深さD3:6.4mm
内側トレッド基準面の曲率半径Ra:380mm
外側トレッド基準面の曲率半径Rd:240mm
テストの方法は、次の通りである。
<操縦安定性>
試供タイヤを15×5JJのリムに内圧230kPaでリム組み後、排気量1300ccの前輪駆動車の前輪2輪に装着し、ドライバーのみ乗車して一周800mタイヤテストコースのドライアスファルト路面を高速走行し、各テストタイヤの操縦安定性がドライバーの官能評価により10点法で評価された。数値が大きいほど、操縦安定性に優れている。
<耐偏摩耗性>
上記と同様の車両条件で各試供タイヤ前輪2輪に装着し乾燥アスファルト路面を3,000km走行し、タイヤ周方向の同じ位置における内側トレッド基準面のタイヤ軸方向の外端とタイヤ赤道側の溝壁の外縁との摩耗量の割合R1と、外側トレッド基準面のタイヤ軸方向の内端と接地端側の溝壁の外縁との摩耗量の割合R2とをタイヤ周上に3カ所ずつ測定し、前記摩耗量の割合R1の平均とR2の平均の差を算出した。結果は比較例1の逆数を100とする指数で表示している。数値が大きいほど、偏摩耗量が小さく良好であることを示す。なお、比較例1の空気入りタイヤは、前記外端及び内端をタイヤ赤道側の溝壁の外縁及び接地端側の溝壁の外縁からタイヤ赤道側及び接地端側に60mm移動した位置とした。
<排水性>
試供タイヤが上記の条件でテスト車両の前輪2輪に装着され、ドライバーのみ乗車して上記タイヤテストコースを水深が1〜2mmのウエットアスファルト路面に整備して走行し、ドライバーの官能評価により比較例1を100とする指数で表示した。数値が大きい程、排水性が良好である。
<通過騒音テスト>
JASO/C/606に規定する実車惰行試験に準拠して、直線状のテストコース(アスファルト路面)を通過速度60km/hで50mの距離を惰行走行させるとともに、コースの中間点において走行中心線から側方に7.5m、かつ路面から1.2mの位置に設置した定置マイクロフォンにより通過騒音の最大レベルdB(A)を測定した。結果は、比較例1の逆数を100とする指数で表示し、指数が大きいほど通過騒音が小さく良好である。
テストの結果を表1に示す。
Figure 0005123980
Figure 0005123980
テストの結果、実施例のものは、比較例に比べて良好な結果が得られていることが確認できる。本発明の実施例1の接地形状(図7に示す)が、従来の空気入りタイヤの接地形状(図9に示す)に比して、ショルダー縦溝の周方向両端から両外側に、つのに突出する部分がなく(接地面のタイヤ周方向長さLBがタイヤ軸方向位置に関わらず、ほぼ一定)なり、接地圧が均一化されていることが理解できる。
1 空気入りタイヤ
2 トレッド部
2n トレッド部の踏面
9 ショルダー縦溝
10 ショルダー横溝
13 ショルダー縦溝のタイヤ赤道側の溝壁
13a ショルダー縦溝のタイヤ赤道側の溝壁の外縁
14 ショルダー縦溝の接地端側の溝壁
14a ショルダー縦溝の接地端側の溝壁の外縁
15 内側トレッド基準面
15a 内側トレッド基準面のタイヤ軸方向の外端
15c 内側仮想円弧
16 内側面取り状円弧面
17 外側トレッド基準面
17a 外側トレッド基準面のタイヤ軸方向の内端
17c 外側仮想円弧
18 外側面取り状円弧面
C タイヤ赤道
Te 接地端
TP プロファイル

Claims (9)

  1. トレッド部に、最も接地端側をタイヤ周方向に連続してのびかつ溝幅が5.0〜20.0mmのショルダー縦溝を具えた空気入りタイヤであって、
    正規リムに装着されかつ正規内圧の5%が充填された無負荷である仮組状態のタイヤ回転軸を含むタイヤ子午線断面において、
    前記トレッド部の踏面のプロファイルは、前記ショルダー縦溝のタイヤ赤道側の溝壁の外縁からタイヤ軸方向内側にのびる内側部と、
    前記ショルダー縦溝の接地端側の溝壁の外縁からタイヤ軸方向外側にのびる外側部とを含み、
    前記内側部は、タイヤ赤道側に配されかつタイヤ半径方向外側に凸となる曲率半径Raの円弧からなる内側トレッド基準面と、
    この内側トレッド基準面のタイヤ軸方向の外端と前記タイヤ赤道側の溝壁の外縁とを継ぐとともにタイヤ半径方向外側に凸となる前記曲率半径Raよりも小さい曲率半径Rbの円弧からなる内側面取り状円弧面とからなり、
    前記外側部は、接地端側に配されかつタイヤ半径方向外側に凸となる曲率半径Rdの円弧からなる外側トレッド基準面と、
    この外側トレッド基準面のタイヤ軸方向の内端と前記接地端側の溝壁の外縁とを継ぐとともにタイヤ半径方向外側に凸となる前記曲率半径Rdよりも小さい曲率半径Rcの円弧からなる外側面取り状円弧面とからなるとともに、
    前記外側トレッド基準面をタイヤ軸方向内側に延長した外側仮想円弧と、前記接地端側の溝壁の外縁位置における外側面取り状円弧面との間の前記外側仮想円弧に対する法線方向距離である外側面取り深さyoは、前記内側トレッド基準面をタイヤ軸方向外側に延長した内側仮想円弧と、前記赤道側の溝壁の外縁位置における前記内側面取り状円弧面との前記内側仮想円弧に対する法線方向距離である内側面取り深さyiよりも大であることを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記トレッド部には、接地端よりもタイヤ軸方向外側から該接地端を超えて前記ショルダー縦溝に向けてのびかつタイヤ周方向に隔設された複数本のショルダー横溝を具え、
    該複数本のショルダー横溝は、前記ショルダー縦溝で開口するとともに、前記ショルダー縦溝と接地端とのタイヤ軸方向の中間位置での溝幅の総和が、前記ショルダー縦溝で開口する開口幅の総和よりも大きい請求項1記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記ショルダー横溝は、前記開口幅の総和が、前記中間位置での溝幅の総和の10〜85%である請求項2記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記ショルダー横溝は、前記ショルダー縦溝側に、該ショルダー横溝の平均の溝幅よりも小さい溝幅である幅狭部を有する請求項2又は3記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記ショルダー横溝は、前記幅狭部と、該幅狭部に連なり接地端側にのびる溝幅の広い幅広部とを含み、
    前記幅広部は、接地端側に向かって溝深さが漸増する傾斜溝底面を有する請求項4記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記トレッド部には、接地端よりもタイヤ軸方向外側から該接地端を超えて前記ショルダー縦溝に向けてのびかつタイヤ周方向に隔設された複数本のショルダー横溝を具え、
    該ショルダー横溝は、前記ショルダー縦溝で開口することなく終端する請求項1記載の空気入りタイヤ。
  7. 前記ショルダー縦溝は、赤道側の溝壁の角度が、接地端側の溝壁の角度よりも小さい請求項1乃至6のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  8. 前記外側面取り深さyoと前記内側面取り深さyiとの差yo−yiは、0.02〜0.5mmである請求項1乃至7のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  9. 前記内側面取り状円弧面をタイヤ軸方向外側に延長した仮想内側面取り状円弧及び前記外側面取り状円弧面をタイヤ軸方向内側に延長した仮想外側面取り状円弧の交点を仮想交点K1とすると、
    前記仮想交点K1と前記内側仮想円弧又は前記外側仮想円弧との法線方向距離であるキャンバー深さは、前記ショルダー縦溝の溝深さの0.015〜0.12倍である請求項1乃至8のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
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