JP2019034727A - オフロードタイヤ - Google Patents
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Abstract
【課題】トラクション性能を維持しつつ高速走行における振動の問題を解決する新規なオフロードタイヤを提供する。【解決手段】タイヤ10用のトレッド12が、タイヤの半径方向外側部分の周りに延びる複数の周方向列を有する。各列は、複数のトレッドラグ100を画定している。各トレッドラグ100は、半径方向外側面を有する。半径方向外側面は、各面上の半径方向最外点130が各トレッドラグの対称軸線上に配置されないような非対称な湾曲を有する。【選択図】図3
Description
本発明は、オフロードタイヤに関し、詳細には、オフロードタイヤ用のトレッドに関する。
タイヤの外周の中心にバンド状のリブが形成され、リブの両側においてタイヤ幅方向に対して斜めに位置するラグがリブに連結された構造が開示されている。一方、今までトラクターと農業機械の少なくとも一方などのオフロードタイヤに要求されている性能には、田畑でのトラクション性能や、それらの田畑を傷つけないような低い締固め性能が含まれている。しかし、近年、これらのタイヤが公道/舗装道路を走行する場合の速度を向上させる試みがなされている。それによって、これらのタイヤは予期しない状態で動作し摩耗するので、これまで経験したことのない問題が生じている。たとえば、より速い速度におけるより大きな振動は許容できないことがある。
ある従来のタイヤは、トレッド部に配置され、タイヤ周方向においてタイヤ赤道面の両側に交互に形成されたラグブロックと、トレッド部のタイヤ幅方向中心部においてタイヤ周方向に延び、タイヤ赤道面側のラグブロックの端部が一体的に連結された中央リブとを含んでもよい。各ラグブロックと中央リブは、トレッド部において一体的に相互連結されていてもよく、ランド部が連続的に配置されていてもよい。トレッドの中心部に互いに独立したラグブロックおよび多数の縁部を有するタイヤと比べて、従来のタイヤは、縁部がより少なく、加硫後の熱収縮に伴うラグブロック同士の間のトレッドゲージの変動がより少ない。それによって、舗装道路上の高速走行時のタイヤの振動が著しく軽減されることがある。このようにして、従来のタイヤは、田畑でのトラクション性能を低下させずに舗装道路上での高速走行時の振動を軽減することがある。
本発明によるタイヤ用のトレッドは、タイヤの半径方向外側部分の周りに延びる複数の周方向列を含む。各列は、複数のトレッドラグを画定している。各トレッドラグは、半径方向外側面を有する。半径方向外側面は、各面上の半径方向最外点が各トレッドラグの対称軸線上に配置されないような非対称な湾曲を有する。
トレッドの別の態様によると、非対称な湾曲は、一定ではない曲率半径によって画定される。
トレッドのさらに別の態様によると、各トレッドラグは、トレッドラグの半径方向高さを画定する複数の傾斜した平面状の側壁を有し、各側壁は、トレッドラグの反対側の側壁とは異なる角度に傾斜している。
トレッドのさらに別の態様によると、複数の周方向列は、トレッドの中心面を中心として対称な中央列を含む。
トレッドのさらに別の態様によると、複数の周方向列は、複数の横方向グルーブによって分離された複数のトレッドラグを有するショルダ列を含む。
トレッドのさらに別の態様によると、複数の周方向列は、トレッドの横方向トレッド縁部から軸線方向内側に第1のサイプの列まで延びるラグの第1の列を含む。
トレッドのさらに別の態様によると、複数の周方向列は、軸線方向においてラグの第1の列とラグの第3の列とラグの第4の列との間に配置された、第1のサイプに隣接するラグの第2の列を含む。
トレッドのさらに別の態様によると、ラグの第2の列のラグの形状は、第1のサイプ、横方向グルーブの第1の列、第2のサイプの列、第3のサイプの列、および横方向グルーブの第2の列によって画定されている。
トレッドのさらに別の態様によると、第2のサイプの列は、互いに等しいが逆向きの角度に交互に傾斜している。
トレッドのさらに別の態様によると、第3のサイプの列は、前記トレッドの中心面に一致するように配置されている。
本発明によるタイヤは、タイヤの半径方向外側部分の周りに延びる複数の周方向列を有するトレッドを含み、各列は、複数のトレッドラグを画定し、列のうちの1つのトレッドラグのうちの1つは半径方向外側面を有し、半径方向外側面は、面上の半径方向最外点がトレッドラグの対称軸線上に配置されないように非対称な湾曲を有する。
タイヤの別の態様によると、非対称な湾曲は、一定ではない曲率半径によって画定される。
タイヤのさらに別の態様によると、トレッドラグは、トレッドラグの半径方向高さを画定する傾斜した平面状の側壁を有し、1つの側壁は、反対側のもう1つの側壁とは異なる角度に傾斜している。
タイヤのさらに別の態様によると、複数の周方向列は、トレッドの中心面を中心として対称な中央列を含む。
タイヤのさらに別の態様によると、複数の周方向列は、複数の横方向グルーブによって分離された複数のトレッドラグを有するショルダ列を含む。
タイヤのさらに別の態様によると、複数の周方向列は、トレッドの横方向トレッド縁部から軸線方向内側に第1のサイプの列まで延びるラグの第1の列を含む。
タイヤのさらに別の態様によると、複数の周方向列は、軸線方向においてラグの第1の列とラグの第3の列とラグの第4の列との間に配置された、第1のサイプに隣接するラグの第2の列を含む。
タイヤのさらに別の態様によると、ラグの第2の列のラグの形状は、第1のサイプ、横方向グルーブの第1の列、第2のサイプの列、第3のサイプの列、および横方向グルーブの第2の列によって画定されている。
タイヤのさらに別の態様によると、第2のサイプの列は、互いに等しいが逆向きの角度に交互に傾斜している。
タイヤのさらに別の態様によると、第3のサイプの列は、トレッドの中心面に一致するように配置されている。
定義
開示される発明は以下の定義に基づいている。
定義
開示される発明は以下の定義に基づいている。
「軸線方向の」および「軸線方向に」は、タイヤの回転軸線に平行なラインまたは方向を意味する。
「軸線方向内側の」は、軸線方向において赤道面に向かう方向を意味する。
「軸線方向外側の」は、軸線方向において赤道面から離れる方向を意味する。
「ビード」または「ビードコア」は一般に、タイヤをリムに保持することに関連する、半径方向内側のビードの環状の引張り部材を有するタイヤの部分を意味する。
「ベルト構造」または「補強ベルト」または「ベルトパッケージ」は、織られていても織られていなくてもよく、トレッドの下方に位置し、ビードに固定されておらず、タイヤの赤道面に対して18度〜30度の範囲の左右のコード角を有する、互いに平行なコードの少なくとも2つの環状の層またはプライを意味する。
「カーカス」は、プライの上方のベルト構造、トレッド、アンダートレッドとは別であるが、ビードを含むタイヤ構造を意味する。
「周方向の」は、軸線方向に垂直な環状のトレッドの表面の外周に沿って延びる円弧状のラインまたは方向を意味することが最も多く、断面図において見たときに半径がトレッドの軸線方向の湾曲を画定する、互いに隣接する円弧状曲線の組の方向を指すこともある。
「方向性トレッドパターン」は、特定の回転方向のために設計されたトレッドパターンを意味する。
「赤道面」は、タイヤの回転軸線に垂直であり、タイヤのトレッドの中心を通る平面、またはトレッドの周方向中心線を含む平面を意味する。
「フットプリント」は、標準載荷圧力および標準速度条件の下でタイヤトレッドが平坦な面と接触する接触部または領域を意味する。
「グルーブ」は、トレッドにおいて周方向または横方向に直線状、曲線状、またはジグザグ状に延びていてよい、トレッドにおける細長い空隙領域を意味する。すべてのグルーブ幅がグルーブの中心線に垂直に測定されることが理解される。
「横方向の」は、タイヤの一方のサイドウォールからタイヤの他方のサイドウォールの方へ向かう方向を意味する。
「ネット対グロス」は、接地トレッド面と、グルーブ、ノッチ、およびサイプを有する空隙空間と、を含むトレッドの総面積に対する、正味の接地トレッド面の比を意味する。
「ノッチ」は、ブロックの縁部におけるネット対グロス空隙面積の変動を修正するために使用されることがある、限定された長さの空隙領域を意味する。
「プライ」は、ゴムによって被覆され、半径方向に展開されるか、または場合によっては互いに平行なコードのコード補強層を意味する。
「半径方向の(ラジアル)」および「半径方向に」は、放射状にタイヤの回転軸線に向かうかまたは回転軸線から離れる方向を意味する。
「ラジアルプライタイヤ」は、少なくとも1つのプライが、ビードからビードへ延びタイヤの赤道面に対して65度から90度の間のコード角度に配置されるコードを有し、ベルトが巻かれるかまたは周方向に制限された空気入りタイヤを意味する。
「ショルダ」は、トレッド縁部のすぐ下のサイドウォールの上部を意味する。
「サイドウォール」は、トレッドとビードとの間のタイヤの部分を意味する。
「サイプ」は、トレッド幅の0.2%〜0.8%の範囲内の幅を有するグルーブを意味する。サイプは通常、鋳型または機械加工された金型内に挿入された0.4〜1.6mmのスチール製ブレードによって形成される。
「接線方向の」および「接線方向に」は、ある点において交差する円弧状曲線の一部分を指し、この点を通って、円弧状曲線の両部分に相互に接する単一の線を引くことができる。
「トレッド」は、タイヤの接地部分を意味する。
「トレッド幅」(TW)は、設計リム上に取り付けられ、指定された荷重を受け、この荷重に対して指定された膨張圧まで膨張させられたときに(タイヤのフットプリントを用いて)ショルダ縁部からショルダ縁部まで横方向に測定されたときの、トレッドを横切る軸線方向最大距離を意味する。
「空隙空間」は、グルーブと、ノッチと、サイプとを含むトレッド面の領域を意味する。
本発明は、添付の図面を参照したいくつかの例についての以下の説明によって、より明確に理解されるであろう。
図1および図2は、本発明で使用される例示的な空気入りタイヤ10を示している。タイヤ10は、35インチ(88.9cm)以上の例示的な公称リム径を有していてもよい。タイヤ10は、軸線方向外側の横方向縁部13、14を終端とする外側接地トレッド12を有していてもよい。サイドウォール部15が、トレッドの横方向縁部13、14から半径方向内側に延び、環状のビードコア(不図示)を有するビード領域の対において終端してもよい。タイヤ10は、当業者に公知の他の構造および構成部材をさらに含んでもよい。
トレッド12は、非方向性のトレッドパターンを有していてもよい。トレッド12は、傾斜したショルダグルーブ22、24の2つの列を含んでいてもよい。ショルダグルーブ22、24の各列は、それぞれの横方向トレッド縁部13、14から横方向および周方向に、トレッド12の中心面CPに向かって延びていてもよい。ショルダグルーブ22、24は、トレッド12の中心面CPを越えるほど延びていなくてもよい。第1の列のショルダグルーブ22は、第2の列のショルダグルーブ24から周方向にずれていてもよく、あるいは第2の列のショルダグルーブ24と互い違いに配置されていてもよい。第1の列のショルダグルーブ22は、第2の列のショルダグルーブ24と同様の形状を有し、第2の列のショルダグルーブ24とは逆の、約180度の角度に向けられていてもよい。
トレッド12は、さらにラグの5つの列に分割されていてもよい。ショルダラグの第1の列30は、横方向トレッド縁部13から軸線方向内側に第1のサイプの列35まで延びていてもよい。軸線方向においてラグの第1の列30とラグの第3の中央列50とラグの第4の中間列60との間に、第1のサイプ35に隣接するラグの第2の中間列40が配置されていてもよい。ラグの第2の中間列40は、第1のサイプ35、横方向グルーブの第1の列22のうちの1つの横方向グルーブ、第2のサイプの列45、第3のサイプの列55、および横方向グルーブの第1の列22のうちの別の横方向グルーブに隣接していてもよい。第2のサイプの列45は、等しいが互いに逆向きの角度に交互に傾斜していてもよい。第3のサイプの列55は、タイヤ10の中心面CPと一致するように配置されてもよい。
ラグの第3の中央列50は、軸線方向においてラグの第2の中間列40とラグの第4の中間列60との間に配置されていてもよい。ラグの第3の中央列50は、中心面CPを中心として対称に配置されてもよく、第2のサイプ45、第3のサイプ55、および第4のサイプの列65に隣接していてもよい。第4のサイプの列65は、等しいが互いに逆向きの角度に交互に傾斜していてもよく、これらの角度の各々は、周方向において隣接する第2のサイプの列45の角度と逆向きであってもよい。それによって、図1に示されているように、各ラグ50は、横方向グルーブの第1の列22のうちの1つの横方向グルーブ、横方向グルーブの第2の列24のうちの1つの横方向グルーブ、互いに隣接し向かい合う2つの第2のサイプ45、互いに隣接し向かい合う2つの第4のサイプ65によって画定されてもよい。
ラグの第4の中間列60は、軸線方向においてラグの第2の中間列40とラグの第3の中央列50とラグの第5のショルダ列70との間に配置されていてもよい。ラグの第4の中間列60は、第3のサイプ55、第4のサイプ65、横方向グルーブの第2の列24のうちの1つの横方向グルーブ、第5のサイプの列75、および横方向グルーブの第2の列24のうちの別の1つの横方向グルーブに隣接していてもよい。第5のサイプの列75は、第1のサイプ35と同じ角度に傾斜していてもよい。それによって、図1に示されているように、各ラグ60は、横方向グルーブの第2の列24のうちの1つの横方向グルーブ、横方向グルーブの第2の列24のうちの別の1つの横方向グルーブ、互いに隣接し向かい合う2つの第4のサイプ65、および第5のサイプ75によって画定されてもよい。ラグの第5のショルダ列70は、横方向トレッド縁部14から軸線方向内側に第5のサイプ75まで延びていてもよい。
各ショルダグルーブは、トレッド12の滑り止めトレッド深さすなわちNSKの70%から100%の間の深さを有していてもよい。ショルダグルーブ22、24は、タイヤ10の中心面CPに対して約30度から60度の間、または約40度から50度の間の角度を有していてもよい。それによって、これらのグルーブ22、24は前方、後方、および横方向のトラクションを可能にしてもよい。第1のサイプ35、第2のサイプ45、第3のサイプ55、第4のサイプ65、および第5のサイプ75の深さは約50%NSKから約80%NSKの間であって、一定でなくてもよい。
本発明によれば、図3は、上述のラグ30、40、50、60、70を含む任意のトレッドラグであってよいトレッドラグ100を示している。トレッドラグ100は、タイヤ1用の地形に係合する非平面の接触面110を含む。トレッドラグ100の面すなわちクラウンは、図3に示すように、トレッドラグの中心線CLを中心として対称でなくてもよい。その結果、半径方向最外点130すなわち接点については、この図面内の中心線CL上に配置されることと、トレッドラグ100の任意の他の立面図における任意の中心線上に配置されることとの少なくとも一方が満たされなくてもよい。したがって、この非対称な湾曲は、面110上の異なる点において曲率半径が一定でなくてもよい。従来の平面のラグ面140が想像線で示されている。図3では、半径方向最外点130は単一の点であり、従来の面140の完全に画定された平面のあらゆる点ではない。トレッドラグ面110のこの非対称な湾曲を補償するために、トレッドラグ100の互いに反対側の側壁102、104は、それぞれに異なる傾斜角度150、160を有していてもよい。角度150は角度160に等しくなくてもよい。
このようなトレッドラグ面110は、トレッドラグ100の縁部における圧力を軽減し、従来の平面のラグ面140よりも半径方向上方に位置するトレッドラグ面110上の点など、トレッドラグ面の、半径方向の厚さがより厚い部分の方へ、力を移動させることがある。
本明細書に記載された本発明の例についての説明を考慮して、本発明に変更を施すことが可能である。本発明を例示することを目的としていくつかの代表的な例および詳細が示されたが、当業者には、本発明の範囲から逸脱せずに本発明に様々な変更および修正を施すことができることが明らかになるであろう。したがって、添付の特許請求の範囲によって定義される本発明の全範囲内における変更を、前述した特定の例に施すことができることが理解されるであろう。さらに、本発明は前述の例に限定されず、これらの例は、添付の特許請求の範囲の全範囲内の構成と詳細の両方において変更されてもよい。
10 空気入りタイヤ
12 外側接地トレッド
13、14 横方向縁部
15 サイドウォール部
22、24 ショルダグルーブ
30 ラグの第1のショルダ列
35 第1のサイプの列
40 ラグの第2の中間列
45 第2のサイプの列
50 ラグの第3の中央列
55 第3のサイプの列
60 ラグの第4の中間列
65 第4のサイプの列
70 ラグの第5のショルダ列
75 第5のサイプの列
100 トレッドラグ
102、104 側壁
110 面
130 半径方向最外点
140 平面のラグ面
150、160 傾斜角
12 外側接地トレッド
13、14 横方向縁部
15 サイドウォール部
22、24 ショルダグルーブ
30 ラグの第1のショルダ列
35 第1のサイプの列
40 ラグの第2の中間列
45 第2のサイプの列
50 ラグの第3の中央列
55 第3のサイプの列
60 ラグの第4の中間列
65 第4のサイプの列
70 ラグの第5のショルダ列
75 第5のサイプの列
100 トレッドラグ
102、104 側壁
110 面
130 半径方向最外点
140 平面のラグ面
150、160 傾斜角
Claims (20)
- タイヤの半径方向外側部分の周りに延びる複数の周方向列を有し、各列は、複数のトレッドラグを画定し、各トレッドラグは、半径方向外側面を有し、前記半径方向外側面は、各面上の半径方向最外点が各トレッドラグの対称軸線上に配置されないような非対称な湾曲を有することを特徴とする、タイヤ用のトレッド。
- 前記非対称な湾曲は、一定ではない曲率半径によって画定されることを特徴とする、請求項1に記載のトレッド。
- 各トレッドラグは、前記トレッドラグの半径方向高さを画定する複数の傾斜した平面状の側壁を有し、各側壁は、前記トレッドラグの反対側の側壁とは異なる角度に傾斜していることを特徴とする、請求項1に記載のトレッド。
- 前記複数の周方向列は、前記トレッドの中心面を中心として対称な中央列を含むことを特徴とする、請求項1に記載のトレッド。
- 前記複数の周方向列は、複数の横方向グルーブによって分離された複数のトレッドラグを有するショルダ列を含むことを特徴とする、請求項1に記載のトレッド。
- 前記複数の周方向列は、前記トレッドの横方向トレッド縁部から軸線方向内側に第1のサイプの列まで延びるラグの第1の列を含むことを特徴とする、請求項1に記載のトレッド。
- 前記複数の周方向列は、軸線方向において前記ラグの第1の列とラグの第3の列とラグの第4の列との間に配置された、前記第1のサイプに隣接するラグの第2の列を含むことを特徴とする、請求項6に記載のトレッド。
- 前記ラグの第2の列の前記ラグの形状は、前記第1のサイプ、横方向グルーブの第1の列、第2のサイプの列、第3のサイプの列、および横方向グルーブの第2の列によって画定されていることを特徴とする、請求項7に記載のトレッド。
- 前記第2のサイプの列は、互いに等しいが逆向きの角度に交互に傾斜していることを特徴とする、請求項8に記載のトレッド。
- 前記第3のサイプの列は、前記トレッドの中心面に一致するように配置されていることを特徴とする、請求項9に記載のトレッド。
- タイヤの半径方向外側部分の周りに延びる複数の周方向列を有し、各列は、複数のトレッドラグを画定し、前記列のうちの1つの前記トレッドラグのうちの1つは半径方向外側面を有し、前記半径方向外側面は、面上の半径方向最外点が前記トレッドラグの対称軸線上に配置されないように非対称な湾曲を有することを特徴とする、トレッドを有するタイヤ。
- 前記非対称な湾曲は、一定ではない曲率半径によって画定されることを特徴とする、請求項11に記載のタイヤ。
- 前記トレッドラグは、前記トレッドラグの半径方向高さを画定する傾斜した平面状の側壁を有し、1つの側壁は、反対側のもう1つの側壁とは異なる角度に傾斜していることを特徴とする、請求項11に記載のタイヤ。
- 前記複数の周方向列は、前記トレッドの中心面を中心として対称な中央列を含むことを特徴とする、請求項11に記載のタイヤ。
- 前記複数の周方向列は、複数の横方向グルーブによって分離された複数のトレッドラグを有するショルダ列を含むことを特徴とする、請求項11に記載のタイヤ。
- 前記複数の周方向列は、前記トレッドの横方向トレッド縁部から軸線方向内側に第1のサイプの列まで延びるラグの第1の列を含むことを特徴とする、請求項11に記載のタイヤ。
- 前記複数の周方向列は、軸線方向において前記ラグの第1の列とラグの第3の列とラグの第4の列との間に配置された、前記第1のサイプに隣接するラグの第2の列を含むことを特徴とする、請求項16に記載のタイヤ。
- 前記ラグの第2の列の前記ラグの形状は、前記第1のサイプ、横方向グルーブの第1の列、第2のサイプの列、第3のサイプの列、および横方向グルーブの第2の列によって画定されていることを特徴とする、請求項17に記載のタイヤ。
- 前記第2のサイプの列は、互いに等しいが逆向きの角度に交互に傾斜していることを特徴とする、請求項18に記載のタイヤ。
- 前記第3のサイプの列は、前記トレッドの中心面に一致するように配置されていることを特徴とする、請求項19に記載のタイヤ。
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