JP2010271605A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置本体を大型化することなく、定着装置下流側の結露の抑制や装置の外観の向上を可能とする画像形成装置を提供する。
【解決手段】定着装置15の上方直近にはシロッコファン71が設けられ、装置本体の背面部100aには、その一部を構成する空気流分岐部材73が設けられており、空気流分岐部材73におけるシロッコファン71の空気流排出部71aと対向する位置には、空気流排出部71aから排出された空気流S0を、定着装置15で加熱された用紙Pから発生した水蒸気に対して装置本体外側で吹き付ける第1の空気流S1と、装置本体内側で吹き付ける第2の空気流S2と、に分岐する空気流分岐部77が形成されている。
【選択図】図9

Description

本発明は、複写機、プリンタ等の画像形成装置に関し、特に定着部から発生する水蒸気による結露及び外観の不具合を防止する方法に関する。
従来の画像形成装置においては、使用環境が低温であり、装置本体が冷えている状態から印刷を行う(コールドスタート)場合、或いは装置冷却用のファンが吸い込み式であり、装置本体外部の冷たい空気が装置本体内部に流入する場合に、定着装置の熱により蒸発した用紙の水分が定着装置下流側の搬送路内等に結露となって付着することがあった。
特に搬送路内で水滴が付着すると、用紙に水滴が移行し、画像不良等の不具合が発生する場合がある。また、冷却ファンで取り込んだ空気が排出される通気口が、搬送路に近接する装置本体の側面部に配置される場合、水蒸気を含んだ空気が装置本体の外部に放出され、放出された水蒸気が外気によって湯気になると、発煙と誤認される場合があった。
そこで、このような水蒸気による不具合を防止する方法が種々提案されており、例えば特許文献1には、カバー部材で覆われた加熱定着手段と、加熱定着時に発生する水蒸気を含む空気を吸引する空気吸引手段と、空気吸引手段と連結し吸引した水蒸気を含む空気を循環させる循環流路形成手段と、循環流路形成手段内の水蒸気を含む空気の熱を外側へ放出する放熱手段と、を設けることにより、定着時に発生した水蒸気の定着装置外部への漏洩を抑制すると共に該水蒸気を凝縮して容易に取り出し、余分な排熱を少なくして省資源とし、オフィス環境の悪化も防止可能とする方法が開示されている。
また特許文献2には、定着器と、定着プロセスの間、用紙からの湿気を補足し、凝結する手段と、を含む水滴収集及び除去システムにより、定着部の近くに凝結空所を作り、そこに逃げた水蒸気を凝結させて、水滴を排水システムで収集する方法が開示されている。
特開2006−58695号公報 特開平6−35361号公報
しかし、特許文献1及び2の方法では、カバー部材や空気循環用のダクト等、或いは水蒸気を凝結するための空所や凝結した水を集めるための容器等を装置本体内に設ける必要があるため、装置本体の小型化が困難となるおそれがある。ここで、印字枚数が少量であれば、定着装置下流側の搬送路内の水蒸気を含む空気に対して、ファン等により発生させた空気流を吹き付けることにより、水蒸気を吹き散らし、結露を防止することもできる。
しかし、印字枚数が大量になると、搬送路内で単に空気流を吹き付けるのみでは、水蒸気を十分に吹き散らすことが困難となる。また、加熱定着の熱により搬送路の温度もさらに上昇して用紙の水分の蒸発が進むため、水蒸気が飽和した空気が搬送路に充満し、排出口から漏れ出す水蒸気の量も多くなり、発煙と誤認される可能性も高くなる。
本発明は、上記問題点に鑑み、装置本体を大型化することなく、定着装置下流側の結露の抑制や装置の外観の向上を可能とする画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、トナー像が形成された記録媒体を加熱して記録媒体上にトナーを定着する定着装置と、該定着装置を通過した記録媒体を下流側に案内する搬送路と、装置本体の前記搬送路と近接する第1の側面部に形成された通気口と、を備えた画像形成装置において、前記装置本体内側の空気を取り込み、前記定着装置の加熱により発生した水蒸気に吹き付けるための空気流を発生させる空気流発生手段と、該空気流発生手段から排出された前記空気流を、前記装置本体外側で前記通気口から出る前記水蒸気に吹き付ける第1の空気流と前記装置本体内側で前記水蒸気に吹き付ける第2の空気流とに分岐可能な空気流分岐手段と、が設けられたことを特徴としている。
また本発明は、上記構成の画像形成装置において、前記空気流発生手段における前記空気流の排出部は、前記搬送路の幅方向に対し記録媒体通過領域よりも外側に配置されており、前記空気流分岐手段は、前記通気口の上方近傍において前記第1の側面部の一部を構成すると共に、前記排出部と対向する位置に前記空気流を前記第1の空気流と前記第2の空気流とに分岐可能な空気流分岐部を有することを特徴としている。
また本発明は、上記構成の画像形成装置において、前記空気流分岐部には、前記排出部から排出された前記空気流を前記搬送路側に案内可能な第1の案内部と、前記装置本体外側と連通する開口部を有し、前記第1の案内部により案内される前記空気流のうち前記第1の空気流を前記開口部から前記装置本体外側に且つ前記第1の側面部に沿って案内可能な第2の案内部と、が形成されたことを特徴としている。
また本発明は、上記構成の画像形成装置において、前記通気口は、前記幅方向に沿って形成されており、前記空気流分岐手段には、前記通気口に沿って前記装置本体内側に凹んだ溝部が形成され、前記溝部の一端部は、前記開口部と連通していることを特徴としている。
また本発明は、上記構成の画像形成装置において、前記第1の側面部と隣接し且つ前記搬送路を挟んで前記排出部とは反対側に配置された第2の側面部に、前記装置本体外側から空気を取り込み、前記定着装置を冷却可能な冷却用空気流を少なくとも、前記装置本体内側に前記幅方向に沿って送り込み可能な冷却手段が設けられたことを特徴としている。
また本発明は、上記構成の画像形成装置において、前記空気流発生手段は、前記定着装置の上方直近に配置されたことを特徴としている。
また本発明は、上記構成の画像形成装置において、前記空気流発生手段は、シロッコファンであることを特徴としている。
本発明の第1の構成によれば、装置本体内の空気を取り込み、定着装置の加熱により発生した水蒸気に吹き付けるための空気流を発生させる空気流発生手段と、該空気流発生手段から排出された空気流を、装置本体外側で通気口から出る水蒸気に吹き付ける第1の空気流と装置本体内側で水蒸気に吹き付ける第2の空気流とに分岐可能な空気流分岐手段と、を設けることにより、装置本体外側及び内側の水蒸気を効率的に吹き散らすことができる。これにより、装置本体を大型化することなく、定着装置下流側の結露による不具合や、装置本体外側での水蒸気が湯気となり発煙のように見える外観上の不具合を効果的に防止できる。
また、本発明の第2の構成によれば、上記第1の構成の画像形成装置において、空気流発生手段における空気流の排出部を、搬送路の幅方向に対し記録媒体通過領域よりも外側に配置し、空気流分岐手段が、通気口の上方近傍において第1の側面部の一部を構成すると共に、排出部と対向する位置に空気流を第1の空気流と第2の空気流とに分岐可能な空気流分岐部を有することにより、簡単な構成で部品点数を削減すると共に、広範囲の水蒸気に対して第1及び第2の空気流を吹き付けることができるため、効果的である。
また、本発明の第3の構成によれば、上記第2の構成の画像形成装置において、空気流分岐部に、排出部から排出された空気流を搬送路側に案内可能な第1の案内部と、装置本体外側と連通する開口部を有し、第1の案内部により案内される空気流のうち第1の空気流を開口部から装置本体外側に且つ第1の側面部に沿って案内可能な第2の案内部と、を形成することにより、簡単な構成で、空気流を第1の空気流と第2の空気流とに分岐することができる。
また、本発明の第4の構成によれば、上記第3の構成の画像形成装置において、通気口を、幅方向に沿って形成し、空気流分岐手段に、通気口に沿って装置本体内側に凹んだ溝部を形成し、溝部の一端部を、開口部と連通させることにより、第1の空気流を溝部に沿って幅方向に案内することができるため、装置本体外側に排出される水蒸気をより効果的に吹き散らすことができる。
また、本発明の第5の構成によれば、上記第2〜第4のいずれかの構成の画像形成装置において、第1の側面部と隣接し且つ搬送路を挟んで排出部とは反対側に配置された第2の側面部に、装置本体外側から空気を取り込み、定着装置を冷却可能な冷却用空気流を少なくとも、装置本体内に幅方向に沿って送り込み可能な冷却手段を設けることにより、冷却用空気流の流れによって水蒸気が偏在しても、より効果的に水蒸気を吹き散らすことができる。
また、本発明の第6の構成によれば、上記第1〜第5のいずれかの構成の画像形成装置において、空気流発生手段を、定着装置の上方直近に配置することにより、空気流発生手段が、定着装置により加熱され水蒸気の含有が少ない装置本体内の空気を取り込むことができるため、水蒸気の急激な冷却を効果的に防止すると共に、空気中における水蒸気の相対的な含有量を低下させて結露を効果的に防止することができる。
また、本発明の第7の構成によれば、上記第1〜第6のいずれかの構成の画像形成装置において、空気流発生手段をシロッコファンとすることにより、より効率的に空気流を発生させると共に、省スペース化を図ることもできる。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の内部構成を示す概略側面断面図 本実施形態の画像形成装置の概略背面図 冷却ファンにより排出された冷却用空気流の装置本体内での流れを示す概略上面図 図1の定着ユニット周辺を示す概略拡大部分断面図 空気流分岐部材を示す装置本体背面側から見た斜視図 図5の裏側から見た平面図 図6のAA’矢視断面図 図7のB方向から見た第2の案内部及び溝部周辺を示す部分拡大斜視図 シロッコファンから排出された空気流が空気流分岐部により第1の空気流と第2の空気流とに分岐される状態を示す概略上面図 図9の領域X周辺を示す概略拡大図 図9のBB’矢視断面図 第2の空気流の溝部での流れを示す概略背面図
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置の内部構成を示す概略側面断面図である。
図1に示すように、給紙カセット10の上方には、主たる画像形成部を構成する感光体ドラム5をはじめ、この感光体ドラム5の周囲に、帯電ユニット4、レーザ露光ユニット7、現像ユニット8、クリーニング装置6及び転写ローラ14が配設されている。また、転写ローラ14の左側には定着ユニット(定着装置)15が配設されている。
感光体ドラム5は、正帯電性のアモルファスシリコン製であって、駆動時には所定の周速度で図1において時計回りに回転する。感光体ドラム5の表面は、高電圧が印加された帯電ユニット4から発生したコロナ放電によって一様に帯電された後、パーソナルコンピュータ(図示せず)等から送信された画像データに基づくレーザ露光ユニット7からのビーム光の照射によって、所定の明電位と暗電位の部分からなる静電潜像が形成される。
更に、感光体ドラム5の回転によって、静電潜像は現像位置にまで回転移動する。現像ユニット8の構成要素である現像ローラ8aは、ステンレス製で内部に固定磁石を有しており、感光体ドラム5と所定の間隙をもって回転自在に支持され、駆動時には感光体ドラム5と同一方向に所定の周速度で回転する。
現像ユニット8内には、トナーコンテナ9からの補給により、例えば体積平均粒径9μm(コールターカウンターでの計測によるメジアン径)の正帯電の磁性トナーが充填されており、磁性ブレード(不図示)によって現像ローラ8aの表面にトナー薄層が形成される。また、現像ローラ8aには、所定の現像バイアス電圧が印加されている。現像領域に達したトナーは、その現像バイアス電圧により現像ローラ8aの表面から飛翔して感光体ドラム5の表面の静電潜像に吸着し、トナー像が形成(現像)される。
ここで、給紙カセット10(又は手差しトレイ11)から1枚ずつ繰り出された用紙Pは、第1用紙搬送路12を通ってレジストローラ対13に送られるようになっている。レジストローラ対13に到達した用紙Pは、感光体ドラム5上のトナー像が転写ローラ14に接近するのに同期して、レジストローラ対13で搬送タイミングが調整されながら左側に向けて送り出され、感光体ドラム5と転写ローラ14との間に搬送される。そして、その用紙Pの先端とトナー像の先端が一致して転写ローラ14を通過することにより、トナー像が用紙P上に転写される。
用紙P上に転写されずに感光体ドラム5の表面に残留したトナーは、クリーニング装置6によって感光体ドラム5から除去される。一方、トナー像が転写された用紙Pは定着ユニット15へ送られる。定着ユニット15は、加熱ローラ15a及び加圧ローラ15bからなる定着ローラ対を有しており、この定着ローラ対によって互いのニップを通過する用紙P上のトナー像を加熱・加圧して定着させ、これにより用紙Pには定着された転写画像が形成される。
定着ユニット15を通過した用紙Pは、そのまま第2用紙搬送路(搬送路)16に沿って装置本体上部に搬送され、排出ローラ対17より排出トレイ18に排出される。なお、装置本体の背面部(第1の側面部)100aの内側面は、第2用紙搬送路16の背面側(図1の左側)の側面の一部を構成している。
一方、用紙Pの両面に印字する場合には、定着ユニット15を通過した用紙Pは、反転ローラ21に案内され、用紙Pの一部を一旦反転ローラ21により、背面部100aに形成された排出口(通気口)22から装置外部にまで突出させる。その後、反転ローラ21を逆回転させることにより、用紙Pは両面搬送路23に案内され、画像面を反転させた状態で再度レジストローラ対13に搬送され、上記同様にして画像が印字される。
図2は、本実施形態の画像形成装置の概略背面図であり、図3は、冷却ファン61により排出された冷却用空気流F1〜F3の装置本体内での流れを示す概略上面図であり、図4は、図1の定着ユニット15周辺を示す概略拡大部分断面図である。図1と共通する部分には共通する符号を付して説明を省略する。図2及び図3に示すように、装置本体の正面から見て左側面部100b(第2の側面部)には、吸気口60が形成されており、吸気口60の内側には、装置本体内部を冷却するための冷却ファン(冷却手段)61が設けられている。
冷却ファン61は吸引式であり、装置本体外側の空気を取り込み、図3に示すように、定着ユニット15、感光体ドラム5及び現像ユニット8に向かってそれぞれ第1冷却用空気流(冷却用空気流)F1、第2冷却用空気流F2及び第3冷却用空気流F3を送り込むことができる。また、第1冷却用空気流F1は、定着ユニット15の上方及び定着ユニット15に隣接した第2用紙搬送路16に沿って、右側面100c側(図3の右側)へと送り込まれる。
また、第1冷却用空気流F1は、排出口22(図2参照)を通して、装置本体外側に排出されるようになっている。第2用紙搬送路16において定着ユニット15の熱により用紙Pから発生した水蒸気は、第1冷却空気流F1により装置本体の右側面部100c側に送られながら、その一部は排出口22から装置本体外側に排出される。このため、特に、第2用紙搬送路16の右側面部100c側の端部周辺に水蒸気が集積し易くなり、かかる端部周辺から水蒸気が排出口22を通過して装置本体外側に排出され易くなっている。
そして、図3及び図4に示すように、定着ユニット15の上方に隣接して略矩形板状のフレーム64が配置され、フレーム64の上面において右側面部100c側端部には、定着ユニット15で加熱された用紙Pから発生する水蒸気に空気流を吹き付けるためのシロッコファン(空気流発生手段)71が配置されている。
フレーム64の背面部100a側の端部には、シロッコファン71と第2用紙搬送路16とを隔てるための仕切り壁64aが上方に向かって略垂直に突出している。また、仕切り壁64aは、第2用紙搬送路16の前面側(図4の右側)の側面の一部を形成している。
シロッコファン71は、多数の羽根(図示せず)を有する略平たい円筒状のファンから成り、駆動モータ(図示せず)等により羽根が回転することにより、シロッコファン71の内側面から空気を取り込み、背面部100a側に突出した空気流排出部(排出部)71aから空気流S0を発生するようになっている。
また、空気流排出部71aは、第2用紙搬送路16の幅方向に対し用紙通過領域(記録媒体通過領域)R(図3のハッチング領域)よりも右側面部100c側(外側)に配置され、また、シロッコファン71から仕切り壁64aよりも背面部100a側に突出している。かかる構成により、シロッコファン71は、装置本体内の空気を取り込んで空気流S0を発生させ、発生した空気流S0を、背面部100a側に向かって第2用紙搬送路16とは略垂直に排出することができる。
また、背面部100aにおいて、排出口22は第2用紙搬送路16の幅方向に沿って形成されており(図2参照)、排出口22の上方近傍には、排出口22に沿って空気流分岐部材(空気流分岐手段)73が設けられている(図2参照)。空気流分岐部材73は、背面部100aの一部を構成する略矩形板状から成る支持部75と、溝部75aと、空気流分岐部77と、を有している。
溝部75aは、支持部75の下端部に形成され、装置本体内側に断面略コの字状に凹み、且つ幅方向に沿って形成されている。また、支持部75においてシロッコファン71の空気流排出部71aと対向する位置には、空気流分岐部77が形成されている。空気流分岐部77は、シロッコファン71から排出された空気流S0を、装置本体外側に向かう第1の空気流S1(図9参照)と、内側に向かう第2の空気流S2(図9参照)と、に分岐することができる。
図5は、空気流分岐部材73を示す装置本体背面側から見た斜視図であり、図6は、図5の裏側から見た平面図であり、図7は、図6のAA’矢視断面図であり、図8は、図7のB方向から見た第2の案内部79及び溝部75a周辺を示す部分拡大斜視図である。図1〜図4と共通する部分には共通する部分を示して説明を省略する。
空気流分岐部77には、第1の案内部78と第2の案内部79とが形成されている。第1の案内部78は、支持部75から内側(図6の紙面の表側、図7の下側)に向かって略垂直に突出し、且つ溝部75aに向かって開放する略コの字状から形成されている。かかる第1の案内部78により、シロッコファン71の空気流排出部71aから排出された空気流S0を、第2用紙搬送路16側(図9参照)に案内することができる。
第1の案内部78のコの字の上側突出部(図6参照)の先端部は、溝部75aに向かって斜め下方に傾斜し、傾斜部79aを形成している。また、傾斜部79aの先端は、第1の案内部78のコの字の上下両突出部(図6参照)の略中央に位置しており、傾斜部79aの先端と第1の案内部78の下側突出部の先端とにより、溝部75aの一端部と連通する開口部79bが形成されている。また、傾斜部79a及び開口部79bは、第2の案内部79を構成している。
空気流分岐部77に送られた空気流S0は、第1の案内部78により第2用紙搬送路16側に案内され、第2用紙搬送路16側に案内された空気流S0の一部は、第2の案内部79の傾斜部79aに案内され開口部79bを通って装置本体外側に排出され、第1の空気流S1(図9参照)となる。残りの空気流S0は、装置本体内側において第2搬送部16側に案内され、第2の空気流S2(図9参照)となる。また、図7及び図8に示すように、溝部75aの底面における空気流分岐部77側の端部には、空気流分岐部77(図7の右側)に向かって且つ内側(図7の下側)に向かって傾斜する傾斜面75aaが形成されている。
図9は、シロッコファンから排出された空気流S0が空気流分岐部材73により第1の空気流S1と第2の空気流S2とに分岐される状態を示す概略上面図であり、図10は、図9の領域X周辺を示す概略拡大図であり、図11は、図9のBB’矢視断面図であり、図12は、第2の空気流S2の溝部75aでの流れを示す概略背面図である。
図9〜図11に示すように、シロッコファン71から排出された空気流S0は、空気流分岐部77において第1の案内部78により第2用紙搬送路12側に案内され(図10参照)、その一部は、第2の案内部79の傾斜部79aに案内されて開口部79bから装置本体外側に第1の空気流S1として排出される(図9及び図10の破線矢印、図11の実線矢印参照)。残りの空気流S0は、第2の空気流S2として装置本体内において第2用紙搬送路16内に案内される。
第2の空気流S2が、第2用紙搬送路16を左側面部100b側へと案内されることにより、第2用紙搬送路16で用紙Pから発生した水蒸気のうち、第2用紙搬送路16周辺に存在する水蒸気に対して第2の空気流S2を吹き付けることができる。これにより、装置本体内において水蒸気を吹き散らすことができるため、装置本体内側で水蒸気が結露して水滴が付着することを防止することができる。
また、図12に示すように、第1の空気流S1が装置本体外側において溝部75aに沿って案内されることにより、排出口22から排出された水蒸気に対して溝部75aの近傍で第1の空気流S1を吹き付けることができる。これにより、装置本体外側において水蒸気を吹き散らすことができるため、水蒸気が発煙に見られる不具合を解消することができる。
本実施形態では、空気流排出部71aを、用紙通過領域Rよりも右側面部100c側に配置し、空気流分岐部材73が排出口22の上方近傍において背面部100aの一部を構成することとし、空気流分岐部77を空気流排出部71aと対向する位置に配置したため、簡単な構成で部品点数を削減することができる。
加えて、第1及び第2の空気流のS1、S2を、装置本体外側及び内側において右側面部100c側から左側面部100b側に吹き付けることができるため、より広範囲の水蒸気に対して第1及び第2の空気流S1、S2を吹き付けることができ、効果的に水蒸気を吹き散らすことができる。しかし、空気流排出部71a及び空気流分岐部77の配置は、装置本体外側及び内側で水蒸気に対して第1及び第2の空気流S1、S2を吹き付け可能であれば、特に限定されない。また、空気流発生部材73を背面部100aと一体に形成することもできる。
また、本実施形態では、空気流分岐部77に、第1の案内部78と第2の案内部79とを形成したため、簡単な構成で、空気流S0を第1の空気流S1と第2の空気流S2とに分岐することができる。しかし、空気流分岐部77の形状や構成は、空気流S0を第1の空気流S1と第2の空気流S2とに分岐可能であれば、特に限定されるものではなく、装置構成等に合わせ適宜設計可能である。
また、本実施形態では、排出口22を、第2用紙搬送路16の幅方向に沿って形成し、空気流分岐部材73に、開口部79bと連通する溝部75aを形成したため、第2の空気流S2を溝部75aに沿って幅方向に案内することができ、効果的に排出口22から排出される水蒸気を吹き散らすことができる。
また、溝部75aに傾斜面75aaを形成したため、第1の空気流S1の流れを背面部100aから離すことができ、水蒸気に対して第1の空気流S1を、より効果的に吹き付けることができる。しかし、水蒸気に第1の空気流S1を吹き付け可能であれば、溝部75aや傾斜面75aaを用いない構成とすることもできる。
また、本実施形態では、シロッコファン71を、定着ユニット15の上方直近に配置しあたため、定着ユニット15により加熱され水蒸気の含有量が少ない装置本体内の空気を、シロッコファン71により取り込むことができる。これにより、より温度の高い乾燥した第1及び第2の空気流S1、S2を水蒸気に対して吹き付けることができるため、水蒸気の急激な冷却を効果的に防止すると共に、空気中における水蒸気の相対的な含有量を低下させ、結露を効果的に防止することができる。
また、シロッコファン71を、仕切り壁64aを有するフレーム64を介して定着ユニット15の上方直近に配置したため、仕切り壁64aにより第2の空気流S2を第2用紙搬送路16に対してより確実に沿わせることができ、水蒸気を効果的に吹き散らすことができる。しかし、シロッコファン71を、フレーム64を用いることなく定着ユニット15の上面に直接当接して若しくは所定間隔を隔てて配置することもできる。また、シロッコファン71の配置は、水蒸気に対して第1及び第2の空気流S1、S2を吹き付け可能であれば、特に限定されるものではない。
また、本実施形態では、左側面部100bに冷却ファン61を設けたため、第1冷却用空気流F1の進行方向(装置本体外側及び内側での水蒸気の流れ方向)とは反対方向から水蒸気に対して第1及び第2の空気流S1、S2を吹き付けることができる。これにより、第1冷却用空気流F1の流れによって水蒸気が右側面100c側に偏在しても、より効果的に水蒸気を吹き散らすことができる。しかし、冷却ファン61の配置は、本実施形態に特に限定されるものではない。また、冷却ファン61は、本発明の必須構成要素ではなく、冷却ファン61を用いない構成とすることもできる。
また、本実施形態では、シロッコファン71を用いたため、より効率的に空気流S0を発生させると共に、省スペース化を図ることもできる。しかし、装置本体内の空気を取り込み、空気流S0を発生させて空気流分岐部77に排出可能であれば、その他、軸流ファン等を用いることもできる。
その他、本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、上記実施形態では、排出口22から排出される水蒸気に対して第1の空気流S1を吹き付けることとしたが、背面部100aにおいて水蒸気が排出されるのであれば、本発明の通気口は特に限定されるものではない。その他例えば、別途設けた冷却ファン61の排気口や、装置本体内の空気が自然排気されるような通気口にも適用できる。
また、上記実施形態では、排出口22を背面部100aに形成したが、その他、装置構成等に応じて左側面部100bや右側面部100c等に形成することもでき、それに応じてシロッコファン71や空気流発生部材73を配置することもできる。また、排出口22の形状も、特に限定されるものではなく、装置構成等に応じて適宜設定することができる。
また、上記実施形態では、加熱ローラ15aを用いた熱ローラ定着式の定着装置15を用いたが、加熱ローラに代えて加熱ベルトを用いたベルト定着式の定着装置を用いても良い。また本発明は、モノクロプリンタに限らず、カラープリンタや、デジタル複合機、アナログ式複写機、ファクシミリ等、熱定着方式を用いた種々の画像形成装置に適用できるのはもちろんである。
本発明は、装置本体内の空気を取り込み、定着装置の加熱により発生した水蒸気に吹き付けるための空気流を発生させる空気流発生手段と、該空気流発生手段から排出された空気流を、装置本体外側で通気口から出る水蒸気に吹き付ける第1の空気流と、装置本体内側で水蒸気に吹き付ける第2の空気流と、に分岐可能な空気流分岐手段と、を設けたものである。
これにより、装置本体を大型化することなく、定着装置下流側の結露の抑制や装置の外観の向上が可能となるため、結露による画像不具合を防止すると共に、ユーザが発煙と誤認することを防止してオフィス環境を改善することができる。また、空気流発生手段の排出部を、搬送路の幅方向に対し記録媒体通過領域よりも外側に配置し、空気流分岐手段が第1の側面部の一部を構成すると共に、排出部と対向する位置に空気流を第1の空気流と第2の空気流とに分岐可能な空気流分岐部を有することにより、より効果的となる。
また、空気流分岐部に、第1の案内部と第2の案内部とを形成することにより、簡単な構成で、空気流を第1の空気流と第2の空気流とに分岐することができる。また、通気口を、幅方向に沿って形成し、空気流分岐手段に、通気口に沿って溝部を形成し、溝部の一端部を、開口部と連通させることにより、装置本体外側に排出される水蒸気をより効果的に吹き散らすことができる。
また、第2の側面部に、定着装置を冷却可能な冷却用空気流を少なくとも、装置本体内に幅方向に沿って送り込み可能な冷却手段を設けることにより、より効果的に水蒸気を吹き散らすことができる。また、空気流発生手段を、定着装置の上方直近に配置することにより、結露を効果的に防止することができる。また、空気流発生手段をシロッコファンとすることにより、より効率的に空気流を発生させると共に、省スペース化を図ることもできる。
15 定着ユニット(定着装置)
16 第2用紙搬送路(搬送路)
61 冷却ファン(冷却手段)
62 排出口(通気口)
64 フレーム
64a 仕切り壁
71 シロッコファン(空気流発生手段)
71a 空気流排出部(排出部)
73 空気流分岐部材(空気流分岐手段)
75a 溝部
77 空気流分岐部
78 第1の案内部
79 第2の案内部
79a 傾斜部
79b 開口部
100 画像形成装置
100a 背面部(第1の側面部)
100b 左側面部(第2の側面部)
100c 右側面部
F1 第1冷却用空気流(冷却用空気流)
F2 第2冷却用空気流
F3 第3冷却用空気流
P 用紙(記録媒体)
R 用紙通過領域(記録媒体通過領域)
S0 空気流
S1 第1の空気流
S2 第2の空気流

Claims (7)

  1. トナー像が形成された記録媒体を加熱して記録媒体上にトナーを定着する定着装置と、
    該定着装置を通過した記録媒体を下流側に案内する搬送路と、
    装置本体の前記搬送路と近接する第1の側面部に形成された通気口と、を備えた画像形成装置において、
    前記装置本体内側の空気を取り込み、前記定着装置の加熱により発生した水蒸気に吹き付けるための空気流を発生させる空気流発生手段と、
    該空気流発生手段から排出された前記空気流を、前記装置本体外側で前記通気口から出る前記水蒸気に吹き付ける第1の空気流と前記装置本体内側で前記水蒸気に吹き付ける第2の空気流とに分岐可能な空気流分岐手段と、が設けられたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記空気流発生手段における前記空気流の排出部は、前記搬送路の幅方向に対し記録媒体通過領域よりも外側に配置されており、
    前記空気流分岐手段は、前記通気口の上方近傍において前記第1の側面部の一部を構成すると共に、前記排出部と対向する位置に前記空気流を前記第1の空気流と前記第2の空気流とに分岐可能な空気流分岐部を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記空気流分岐部には、
    前記排出部から排出された前記空気流を前記搬送路側に案内可能な第1の案内部と、
    前記装置本体外側と連通する開口部を有し、前記第1の案内部により案内される前記空気流のうち前記第1の空気流を前記開口部から前記装置本体外側に且つ前記第1の側面部に沿って案内可能な第2の案内部と、が形成されたことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記通気口は、前記幅方向に沿って形成されており、
    前記空気流分岐手段には、前記通気口に沿って前記装置本体内側に凹んだ溝部が形成され、前記溝部の一端部は、前記開口部と連通していることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記第1の側面部と隣接し且つ前記搬送路を挟んで前記排出部とは反対側に配置された第2の側面部に、前記装置本体外側から空気を取り込み、前記定着装置を冷却可能な冷却用空気流を少なくとも、前記装置本体内側に前記幅方向に沿って送り込み可能な冷却手段が設けられたことを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記空気流発生手段は、前記定着装置の上方直近に配置されたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記空気流発生手段は、シロッコファンであることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の画像形成装置。
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