JP2007187821A - 画像形成装置及びこれに用いられるガイドシュート - Google Patents

画像形成装置及びこれに用いられるガイドシュート Download PDF

Info

Publication number
JP2007187821A
JP2007187821A JP2006004957A JP2006004957A JP2007187821A JP 2007187821 A JP2007187821 A JP 2007187821A JP 2006004957 A JP2006004957 A JP 2006004957A JP 2006004957 A JP2006004957 A JP 2006004957A JP 2007187821 A JP2007187821 A JP 2007187821A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image forming
recording material
forming apparatus
guide chute
wire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006004957A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4802719B2 (ja
Inventor
Yoichi Yamakawa
洋一 山川
Michio Tada
通夫 多田
Hiroaki Fujikura
寛明 藤倉
Hiroshi Iwasaka
啓 岩坂
Hiroyoshi Kimura
拓善 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2006004957A priority Critical patent/JP4802719B2/ja
Publication of JP2007187821A publication Critical patent/JP2007187821A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4802719B2 publication Critical patent/JP4802719B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Fixing For Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】記録材上の未定着トナー像を少なくとも加熱によって定着する定着器を備えた画像形成装置において、定着後の記録材への水滴付着を防止する。
【解決手段】記録材1上に未定着トナー像を形成するトナー像形成手段2と、未定着トナー像を少なくとも加熱定着する定着手段3と、少なくとも定着手段3の記録材搬送方向下流側の記録材搬送経路の片側又は両側に設けられ且つ記録材1を搬送案内するガイドシュート4とを備える画像形成装置において、ガイドシュート4は、少なくとも記録材搬送方向成分を持つ方向に延び且つ記録材搬送経路側に対し角部のない状態で突出する凸形状の断面形状を有するワイヤ状部材5と、記録材搬送経路に沿う面にてワイヤ状部材5を空間7を介して離間配置するように支持するホルダー6とを具備する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子写真方式、静電記録方式等による複写機やプリンタ等のトナー像が形成される画像形成装置に関し、特に、トナー像を加熱するタイプの定着器が用いられる画像形成装置、及びこれに用いられるガイドシュートの改良に関する。
従来より、例えば電子写真方式による複写機やプリンタ等の画像形成装置では、記録材上に形成された未定着トナー像を定着する場合、加熱するタイプの定着器が主として用いられる。このような加熱タイプの定着器では、記録材が定着器で熱せられると、記録材に含まれる水分が蒸発し、特に、定着器の下流側に隣接し記録材を搬送案内するガイドシュートに蒸発した水分が多量に付着するようになり、ガイドシュートの表面で結露を生じるようになる。また、定着器で加熱された記録材がガイドシュートを通過することで、ガイドシュートが暖められ、ガイドシュート自体が結露を引き起こすようにもなる。
一方、このような結露による水滴がガイドシュートを通過中の記録材に付着すると、特に、記録材の両面に画像形成を行う場合には、電荷が十分のらずに印字抜け(白抜け)等の画像欠陥が発生するようになる。また、記録材への水滴付着によって濡れた記録材がガイドシュートへ貼り付いてジャムを起こしたり、排出される記録材の視認性を損なうようにもなる。
このような問題に対し、定着器の下流側位置で記録材搬送方向に沿った縦ガイド部材を設けたガイドシュートを用いて、ガイドシュートと記録材との接触面積を小さくし、ガイドシュートに付着する水分、すなわち、搬送される記録材に付着する水分を少なくする方式が知られている(例えば特許文献1参照)。
特開平7−315623号公報(実施例、図1)
図10は、上述した方式を示すもので、ヒーター101aを内蔵した加熱ロール101と、加熱ロール101に対向配置された加圧ロール102とで構成される定着器100の下流側には上ガイドシュート104と下ガイドシュート105とからなる一対のガイドシュートが設けられている。上ガイドシュート104は、複数の縦ガイド部材104aと、この縦ガイド部材104aを保持する横板104bとで構成され、下ガイドシュート105も同様に、縦ガイド部材105aと横板105bとで構成されている。尚、図中符号106,107は、記録材103が加熱ロール101及び加圧ロール102に巻き付くのを防止する剥離爪である。
しかしながら、このような方式のガイドシュートでは、縦ガイド部材104a,105a以外のところでの結露、例えば上ガイドシュート104の横板104bから水滴の落下を生じたり、縦ガイド部材104aの側面での結露による水滴の落下によって通過中の記録材103に水滴が付着するようになる。そのため、上述した白抜けや貼り付きの問題は回避されない。
本発明は、以上の技術的課題を解決するためになされたものであって、記録材上の未定着トナー像を少なくとも加熱によって定着する定着器を備えた画像形成装置において、定着後の記録材への水滴付着を防止するようにした画像形成装置及びこの画像形成装置に用いられるガイドシュートを提供するものである。
すなわち、本発明は、図1に示すように、記録材1上に未定着トナー像を形成するトナー像形成手段2と、未定着トナー像を少なくとも加熱定着する定着手段3と、少なくとも定着手段3の記録材搬送方向下流側の記録材搬送経路の片側又は両側に設けられ且つ記録材1を搬送案内するガイドシュート4とを備える画像形成装置において、ガイドシュート4は、少なくとも記録材搬送方向成分を持つ方向に延び且つ記録材搬送経路側に対し角部のない状態で突出する凸形状の断面形状を有するワイヤ状部材5と、記録材搬送経路に沿う面にてワイヤ状部材5を空間7を介して離間配置するように支持するホルダー6とを具備することを特徴とするものである。
このような技術的手段において、トナー像形成手段2としてはトナー像が形成できれば特に限定されず、電子写真方式や静電記録方式等の方式が適宜適用される。また、定着手段3は、少なくとも定着時に記録材1が加熱されるタイプのものであればよく、例えば加熱ロールと加圧ロールとで定着ニップを形成するタイプでもよいし、近赤外線等を利用したランプヒータによる方式、誘導加熱を利用したIH方式等であっても差し支えない。
更に、ガイドシュート4は、少なくとも定着手段3の記録材搬送方向下流側に配設されていればよく、その数量は特に限定されず、定着手段3の上流側にも設けるようにしても差し支えない。更にまた、ガイドシュート4を記録材搬送経路の片側又は両側に設けることで、定着後の高温の記録材1から発散される蒸気の通りを良くし、ガイドシュート4での結露発生を抑えるようにできる。
そして、本発明のワイヤ状部材5としては、少なくとも記録材搬送方向成分を持つ方向に延び且つ記録材搬送経路側に対し角部のない状態で突出する凸形状の断面形状を有するものとしたので、ガイドシュート4を通過する記録材1がワイヤ状部材5に引っかかってジャムを起こしたり、ワイヤ状部材5表面と記録材1との摺擦によって記録材1に傷等の不具合を発生するような事態を回避することができる。
また、特に、ガイドシュート4が記録材搬送経路の上方に配置された場合には、記録材1との接触部位近傍での結露の成長を抑制する作用もなされ、結露の影響を一層防ぐことが可能になる。
図2(a)はワイヤ状部材5と記録材1との摺擦状態を示したものであり、ワイヤ状部材5と記録材1との摺擦領域ではワイヤ状部材5表面に結露が発生しても通過する記録材1の摺擦によって発生した結露は拭われ、結露が悪影響を及ぼすことはない。また、摺擦領域以外では、結露による水滴付着が発生すると、この水滴は、ワイヤ状部材5が記録材搬送面側に角部を持たないため徐々に下方に向かい摺擦領域に達することから、ワイヤ状部材5上に滞留する水滴量は常時少ない状態に保たれ、ガイドシュート4を通過する記録材1への水滴付着を抑えることができる。
一方、図2(b)のように、従来の長方形の断面形状を想定すると、記録材1との摺擦領域では結露の影響を受けないが、側面に付着した水滴が徐々に下方に向かい、下端部では大きな水滴の塊に成長する。そして、この塊がある限度を超えると記録材1上に落下したり、通過中の記録材1に付着するようになり、画像欠陥やジャム等の不具合を発生するようになる。
尚、図2(c)は、ワイヤ状部材5の変形例を示したもので、記録材搬送面側に角部のない凸状断面形状をしている。そのため、この場合にあっても上述した(a)と同様の効果を奏する。このように、本発明のワイヤ状部材5の断面形状としては、円形に限られず、例えば長円形状、楕円形状等であっても差し支えない。
本発明のワイヤ状部材5は、記録材搬送経路側に角部のない状態で突出する凸形状の断面形状を有していれば断面形状全体は特に限定せられず、また、ガイドシュート4に使用される本数も特に限定せられず、例えば1本のワイヤ状部材5を往復させて張り渡すようにして配置してもよいし、複数本のワイヤ状部材5を張り渡すようにしてもよい。
また、ワイヤ状部材5としては、外周が略円形状の断面形状を有するものが好ましく、このような断面形状によれば、表面積を小さくしながらワイヤ状部材5としての強度を向上させることができ、結露の発生も少なく抑えることが可能になる。
更に、ワイヤ状部材5は、記録材搬送方向に沿って互いに略平行に延びるように設けられることが好ましく、ワイヤ状部材5をこのような配置にすることによって記録材1の搬送が一層スムーズになされるようになる。
更にまた、ワイヤ状部材5を例えばパイプ状にしてその内部に発熱部を備えるようにすれば、ワイヤ状部材5自体での結露を防ぐことができるようになる。
また、ワイヤ状部材5としては、ガイドシュート4としての加工性や小型化を行う観点から、例えばφ6mm以下の断面が円柱形状、円筒形状の線材が好ましく、その材質はガイドシュート4の形状にしたときに記録材搬送に影響しない程度の剛性を備えていれば、例えば金属製であっても樹脂製であっても差し支えない。特に、金属製では加工性に優れる特徴を有し、樹脂製では熱容量の点で結露し難いという特徴がある。更には、樹脂製として、例えばてぐすを張り渡すようにしても差し支えない。
特に、本発明では、ホルダー6によって、ワイヤ状部材5を空間7を介して離間配置するように支持することで、この空間7を利用した他の用途(例えば除湿等)が有効に展開できるようになる。
また、本発明のホルダー6の位置は特に限定されず、ワイヤ状部材5を支持できる位置に設けられれば差し支えないが、ホルダー6をガイドシュート4の入口側及び出口側に設けるようにすれば、ワイヤ状部材5をより一層安定して固定配置することができるようになり、装置への設置もこのホルダー6を使用することで容易になる。
更に、ガイドシュート4を記録材搬送経路の両側に設けるようにすれば、離間配置されたワイヤ状部材5間の空間7を介してガイドシュート4を過ぎるように空気の流れもよくすることができ、結露の発生を減らすことも可能になる。
また、ガイドシュート4は、定着手段3の記録材搬送方向下流側に隣接して設けられることが好ましく、これによれば、定着手段3による加熱の影響を一層軽減することができ、好適配置となる。
更に、ガイドシュート4の一部に、記録材1を搬送可能な搬送部材を備えることが好ましく、これにより記録材1の搬送性が安定して確保され、搬送性が向上するようになる。尚、搬送部材の具体的態様としては、搬送ロール(搬送ロール対)が挙げられる。
また、本発明では、ガイドシュート4が空間7を備えたことにより、ガイドシュート4の上方近傍に、雰囲気中の水分を取る除湿手段を設けることも可能になる。この場合、この除湿手段により、雰囲気中の有効な除湿がなされ、結露を起こり難くさせることができるようになる。尚、除湿手段を設ける位置は、ガイドシュート4の少なくとも上方に配置されていればよく、記録材1から蒸発した水分を有効に除去することができるようになる。
そして、この除湿手段としては、雰囲気中の水分を結露させて除湿する冷却部材を備えるようにしてもよいし、雰囲気中の水分を直接吸着して除湿する除湿部材を備えるようにしてもよい。冷却部材としては、特に限定されないが、簡単且つ安価な構成としては、多数の金属製フィンを設け、このフィンに結露させて集めるようにすればよい。また、除湿部材としては、例えば通常の水分を吸着する除湿剤を用いるようにすればよい。
また、本発明では、ガイドシュート4の少なくとも上方近傍に、ガイドシュート4を通過中の記録材1を冷却する冷却装置を設けることが好ましく、このように冷却装置を設けることで、空間7を利用しての記録材1の冷却が可能になり、記録材1からの水分蒸発を抑え、結露の発生を抑えることができるようになる。尚、冷却装置の具体的態様としては冷却ファンが挙げられる。
そして、本発明は、上述した画像形成装置のみならず、このような画像形成装置に用いられるガイドシュート4をも対象とするものである。
本発明によれば、トナー像形成手段と、未定着トナー像を少なくとも加熱定着する定着手段と、少なくとも定着手段の記録材搬送方向下流側の記録材搬送経路の片側又は両側に設けられ且つ記録材を搬送案内するガイドシュートとを備えた画像形成装置において、少なくとも記録材搬送方向成分を持つ方向に延び且つ記録材搬送経路側に対し角部のない状態で突出する凸形状の断面形状を有するワイヤ状部材と、記録材搬送経路に沿う面にてワイヤ状部材を空間を介して離間配置するように支持するホルダーとを具備するガイドシュートを用いたので、定着後の高温の記録材から発散される蒸気の通りをよくし、結露の発生を抑えることができるようになる。また、ガイドシュート表面での結露の発生を抑え、記録材への水滴付着を防ぐことができるようになる。
また、ワイヤ状部材間の空間を利用して例えば除湿等の他の用途が容易に展開できるようになり、例えば冷却装置で記録材を冷却するようにすれば、排出される記録材でのブロッキング(トナーが完全に固化しない状態で排出され、複数枚の記録材が重なった状態で固まる現象)の発生を防ぐことも容易にできるようになる。
そのため、結露の影響を抑えた画像形成装置を提供することが可能になる。また、このような画像形成装置に用いられるガイドシュートを提供することが可能になる。
以下、添付図面に示す実施の形態に基づいて本発明を詳細に説明する。
◎実施の形態1
図3は、本発明が適用されたガイドシュートが用いられた画像形成装置の実施の形態1を示す。同図において、本実施の形態の画像形成装置は、例えば電子写真方式を採用したものであって、イエロー(Y色)、マゼンタ(M色)、シアン(C色)及びブラック(K色)の4色トナー像を形成する画像形成ユニット10、画像形成ユニット10に記録材としての用紙を供給する給紙ユニット50、原稿画像を読み取ってデジタル情報に変換する画像読取ユニット60、画像形成後の用紙を搬送する用紙搬送ユニット70にて構成されている。
画像形成ユニット10は、中間転写ベルト30上に、各色トナー像を順次形成する作像部20(20a〜20d)を並列に配置した所謂4連タンデム式の構成となっている。
作像部20はトナー像を形成担持する感光体ドラム21を中間転写ベルト30に対向して配置したものであって、感光体ドラム21の周囲には、感光体ドラム21を帯電する図示外の帯電器、帯電された感光体ドラム21上に静電潜像を形成するレーザスキャナ等の露光器22、感光体ドラム21上の静電潜像にトナーを供給してトナー像化する(顕像化する)現像器23、感光体ドラム21と中間転写ベルト30を挟んで対向配置され且つ感光体ドラム21上の各色トナー像を中間転写ベルト30上に一次転写する一次転写器24、感光体ドラム21上の残留トナーを清掃する図示外の感光体クリーナ等が配設されている。
また、中間転写ベルト30は、複数の張架ロール31〜35に張架され、例えば張架ロール31を駆動ロール、張架ロール33をテンションロールにして循環移動するようになっている。そして、張架ロール34と中間転写ベルト30を挟んで対向する位置には、中間転写ベルト30上で多重化されたトナー像を給紙ユニット50から搬送された用紙上に一括転写する二次転写ロール等の二次転写器36が設けられており、張架ロール34をバックアップロールとして両者の間には所定の二次転写バイアスが印加されるようになっている。
二次転写部位(二次転写器36の配設位置)の用紙搬送方向上流側には、給紙ユニット50から供給される用紙を二次転写前に一旦位置決め規制して送り込むレジストロール11や適宜数の搬送ロール(搬送ロール対)が設けられている。一方、二次転写部位の下流側には、二次転写後の用紙を搬送する搬送ベルト12、搬送ベルト12によって搬送された用紙上の未定着トナー像を定着する定着器13が設けられている。
尚、レジストロール11は、用紙の送り込みに際し、図示外のタイミング調整手段によって画像出力位置に対する用紙の到達タイミングが調整されるようになっている。
本実施の形態における定着器13は、加熱源を有する定着ロール13aと複数の張架ロールに張架されたエンドレスベルト13bとによって構成された所謂フリーベルトニップ方式のものであり、定着ロール13aとエンドレスベルト13bとのニップ域にて用紙上の未定着トナー像が定着されるようになっている。
定着器13の下流側は、用紙搬送ユニット70側へ繋がる経路と略垂直に下降する経路とに分かれている。そして、この下降する経路(後述する反転搬送路R5)には、経路中の結露を除去するガイドシュート40が搬送ロールと共に設けられている。
更に、画像形成ユニット10内の下方には、適宜数の搬送ロール等の搬送部材を備えた経路(後述する戻し搬送路R6)が配置されている。
また、本実施の形態の給紙ユニット50は、用紙を供給可能にする複数の給紙カセット51〜53を引き出し可能に収容したものであり、夫々の給紙カセット51〜53の近傍には、夫々に対応した送り出しロール54〜56が配設されている。これらの送り出しロール54〜56は、夫々対応する給紙カセット51〜53から最上位の用紙を1枚のみ捌いて下流側に送り出すものである。
更に、画像読取ユニット60は、透明な原稿台(プラテンガラス)にセットされた原稿の画像を読み取るものであり、例えばランプ、ミラー及びキャリッジ等からなる光学走査系と、この光学走査系で読み取り走査された光学像を結像させるレンズ系と、このレンズ系で結像された光学像を受光して電気信号に変換する画像読み取りセンサ(例えばCCDセンサ)とを備えて構成されている。尚、画像読取ユニット60の近傍には、ユーザーによって操作される操作パネル61が設けられている。
更にまた、画像形成ユニット10の下流側に配置された用紙搬送ユニット70には、ガイドシュート80が設けられ、ガイドシュート80を経由した用紙は、途中で2経路に分岐された経路を通って用紙搬送ユニット70の側壁に設けられた排出トレイ71へ排出されるようになる。
ここで、本実施の形態の画像形成装置における用紙搬送系について説明する。
給紙ユニット50内の夫々の給紙カセット51〜53から送り出された用紙は、夫々の送り出しロール54〜56によって搬送され、給紙カセット51,52から送り出された用紙は用紙搬送路R1を介して、一方、給紙カセット53から送り出された用紙は用紙搬送路R2を介して合流搬送部57へ導かれる。
合流搬送部57へ導かれた用紙は、主搬送路R3に搬送され、レジストロール11によって位置決め規制された後、二次転写器36によって中間転写ベルト30上の多重化トナー像が用紙上に一括転写される。トナー像が転写された用紙は搬送ベルト12によって定着器13に導かれる。定着を終えた用紙は、用紙搬送ユニット70内の用紙搬送路R4を経由して排出トレイ71に排出される。
一方、定着器13によって定着された用紙の裏面側に新たな画像形成(両面画像形成)を行うため、用紙を反転搬送するための反転搬送路R5が定着器13の下流側に設けられ、この反転搬送路R5の途中に連通接続され、反転された用紙を合流搬送部57に導く戻し搬送路R6が設けられている。
このような用紙搬送路R1〜R6には、適宜数の搬送部材(搬送ロール、搬送ガイド等)が設けられていることは云うまでもない。尚、図中、符号15,72は、戻し搬送路R6及び用紙搬送ユニット70内の用紙搬送路R4に設けられたカール補正部であり、定着器13で生じた用紙のカールを補正するためのものとなっている。
そして、本実施の形態のガイドシュート40は図4に示すようになっている。同図において、本実施の形態のガイドシュート40は、用紙搬送路の両側に設けられた2個のガイドシュート41,46(具体的には上部ガイドシュート41及び下部ガイドシュート46)にて構成され、これらの間を用紙が搬送されるようになっている。例えば用紙のトナー像面(定着されたトナー像面)側の上部ガイドシュート41は、用紙搬送方向入口側と出口側に用紙搬送方向と略直交する方向に延びる金属製のホルダー42,43を有し、この両ホルダー42,43の間に複数の線材(ワイヤ状部材)44(本例では13本)を用紙搬送方向に沿って張り渡したものとなっている。線材44としては、例えば約φ5mmの金属棒が使用され、夫々の両端近傍でホルダー42,43と溶接等の手法によって固定されたものとなっており、更に、張り渡された線材44は離間して配置されているため、線材44の間には空間が保たれるようになっている。
また、用紙のトナー像面の反対面側の下部ガイドシュート46も上部ガイドシュート41と略同様に構成され、用紙搬送方向入口側と出口側にホルダー47,48を有し、この両ホルダー47,48の間に複数の線材44(本例では16本)を用紙搬送方向に沿って張り渡したものとなっている。
このようなガイドシュート40は、例えば画像形成ユニット10のフレームに夫々のホルダー42,43,47,48が固定支持され、上部ガイドシュート41と下部ガイドシュート46との間には安定した用紙搬送路が形成されるようになっている。そして、内部には2組の搬送ロール対が装着され、ガイドシュート40内での用紙の搬送性を確保するようになっている。
更に、本実施の形態では、用紙搬送ユニット70内にも、上述したガイドシュート40と同様のガイドシュート80が用紙搬送路R4に設けられている。尚、このガイドシュート80も図3と同様のため、ここではその詳細については省略する。また、このガイドシュート80には搬送ロール対が1組のみ設けられている。
次に、本実施の形態における画像形成装置の作動について説明する。先ず、画像読取ユニット60によって原稿画像が読み取られると、これによって得られた画像信号を基に画像形成ユニット10にてトナー像が形成される。この画像形成ユニット10では、4色の作像部20(20a〜20d)にて、各感光体ドラム21に各色のトナー像が形成される。このように形成された各色トナー像は、一次転写器24によって中間転写ベルト30上に順次転写され、中間転写ベルト30上には多重化されたトナー像が形成されるようになる。このように中間転写ベルト30上にて多重化されたトナー像は、そのまま中間転写ベルト30上に担持されて二次転写部位まで送り込まれる。
一方、給紙カセット51〜53の中から、操作パネル61を用いて選択された給紙カセットから送り出された用紙は、用紙搬送路R1又は用紙搬送路R2から合流搬送部57に送り込まれ、主搬送路R3を経由してレジストロール11により二次転写部位へと送り込まれる。
二次転写部位では、中間転写ベルト30上に担持されたトナー像が二次転写器36とバックアップロール34との作用により用紙上に一括転写される。その後、用紙は搬送ベルト12から定着器13に導かれ、トナー像の定着処理が施された後、用紙搬送路R4を介して排出トレイ71へ排出される。
また、用紙の両面に画像形成を行う場合には、定着器13によって定着がなされた用紙は、反転搬送路R5に進み、用紙の後端が反転搬送路R5と戻し搬送路R6との合流点を過ぎるまでそのまま搬送される。合流点を過ぎた用紙は、所定の搬送ロールが反転動作を行うことで、戻し搬送路R6へ搬送されるようになり、そのまま合流搬送部57まで搬送される。そして、合流搬送部57からは上述したものと同様の動作がなされ、用紙の両面に画像が形成されるようになる。
次に、本実施の形態でのガイドシュート40,80の作動について説明する。ここでは、2個のガイドシュート40,80は共に同様の作動を示すことから、以降は、画像形成ユニット10側の反転搬送路R5に設けられたガイドシュート40についてのみ詳述する。
本実施の形態のガイドシュート40は、定着器13の下流側に隣接する位置で、かつ、反転搬送路R5に設けていることから、定着器13によって加熱された用紙がこのガイドシュート40を通過する際、用紙中の水分の蒸発が多く見受けられるようになる。しかしながら、本実施の形態では、ガイドシュート40の線材44を離間して配置(空間を備える)していることから、ガイドシュート40内にて用紙から発散される蒸気(蒸発する水分)はガイドシュート40を通って外部(特に上方)に広がるようになり、ガイドシュート40内での局部的な温湿度上昇を抑えることができるようになる。
また、ガイドシュート40の線材44の断面形状を円形としたので、線材44の所定の強度をより小さい表面積で実現することができ、線材44表面での結露の発生を少なくすることができるようになる。更に、線材44を用紙搬送方向に沿って配置したので、用紙搬送時にガイドシュート40での用紙搬送性を損なうことがない。特に、このような形状によれば、用紙として例えばOHPシートを使用する場合にも好適で、OHPシート搬送時にガイドシュート40にて表面を傷つけることを防ぐことができるようになる。
このように、本実施の形態においては、両面出力時に反転搬送路R5に導かれた用紙に傷の発生や結露による水滴の付着がなく、裏面側にトナー像が形成される際に、一様な転写がなされ、白抜け等の画像欠陥の発生を防ぐことができるようになる。
また、同様に、ガイドシュート80を用紙搬送路R4に設けることで、定着器13によって加熱された用紙がガイドシュート80を通過する際、用紙中の水分が蒸発しても、ガイドシュート80内での温湿度が大きく上昇することがないため、結露の発生が抑止され、更に、ガイドシュート80での通気も良いことから用紙もその分冷却され易くなり、排出トレイ71での排出された用紙同士によるブロッキングの発生を防ぐことも可能なる。
ここで、図5は、本実施の形態のガイドシュート40の比較例として示す従来タイプのガイドシュート110を示したものであり、図では下部ガイドシュートのみ示している。同図において、ガイドシュート110は、例えば金属板を適宜折り曲げた板金部品によって構成されるガイド本体111と、ガイド本体111から用紙搬送経路側に突出した複数箇所の突起112(本例では例えば型押しにて作製した7箇所の突起)、例えば搬送ロールが挿入される複数箇所の孔部113と通気用に適宜設けた孔部114にて構成されている。
仮に、このようなガイドシュート110を定着器の下流側に設けると、ガイドシュート110自体の通気性も劣り、特にガイド本体111面での結露が発生し易くなることから、搬送される用紙に水分の付着を生じるようになり、例えば両面出力時には白抜け等の画像欠陥を起こし易く、一方、片面出力時にはジャム等を生じるようにもなる。
本実施の形態では、ガイドシュート40,80を定着器13に隣接し、下流側の反転搬送路R5と用紙搬送路R4とに備える構成を示したが、このようなガイドシュートをそのほかの部位にも備えるようにしても差し支えない。
また、本実施の形態では、ガイドシュート40,80の線材44として金属を用いたが、ガイドシュート40,80自体での結露を防ぐようにするため、例えば金属の上に樹脂コーティングを施して、熱伝導率を小さくするようにしてもよいし、線材44自体を例えば成形樹脂で構成するようにしてもよい。また、線材44として例えばてぐすを使用し、夫々に対応する支持部に突起や切り溝を設け、これらに巻き付けるようにしててぐすを固定するようにしてもよい。
また、本実施の形態では、画像読取ユニット60からの画像情報によって作像する態様を示したが、例えばデジタルデータをこの画像形成ユニット10に入力して作像するようにしても差し支えない。
更に、図6は、本実施の形態のガイドシュート40の変形例を示すもので、図では下部ガイドシュート46のみを示している。
同図において、下部ガイドシュート46は、用紙搬送方向の上流側及び下流側のホルダー47,48の間に、線材44として1本のシーズヒータ441を使用したものとなっている。シーズヒータ441とホルダー47,48との接続箇所は、シーズヒータ441を破損しない程度に曲げ加工を施し、ホルダー47,48とろう付けを行うことで固定している。そのため、シーズヒータ441の表面が用紙の搬送性を損なうことがないようになっている。そして、シーズヒータ441の両端部441a,441bには所定の電界が印加できるようになっている。
このようなガイドシュート40を用いることで、ガイドシュート40自体を発熱させることができ、定着後の用紙から水分が蒸発しても、ガイドシュート40の温度を上げているためガイドシュート40自体での結露を防ぐことができると共に、結露の発生自体も抑えるようになる。
◎実施の形態2
図7は、本発明が適用された実施の形態2の画像形成装置に用いられるガイドシュート40の概要を示す。本実施の形態では、定着器の構成が実施の形態1と異なり、加熱ロール91と加圧ロール92によるロール対構成の定着器90となっている。また、ガイドシュート40は、実施の形態1と同様のものであり(図3に示す)、本実施の形態では、このガイドシュート40を定着器90に隣接して配置している。尚、ここでは、簡略化のため、ガイドシュート40の断面のみを模式的に表している。
本実施の形態では、ガイドシュート40の上方且つ定着器90の上方に、除湿手段としての冷却部材93を設けている。この冷却部材93は、穴の開いた金属製の支持部93bと、この支持部93bに多数の金属棒(フィン)93aを支持し、支持部93bのフィン93aと異なる側にフィン93aを冷却するためのファン93cを備えた構成となっている。そして、フィン93aは、支持部93bに向かって斜め下方になるように設置されている。
このような構成のため、定着器90にて定着された用紙はガイドシュート40のところで用紙中の水分を蒸発させる。この用紙から発散した蒸気は、ガイドシュート40の空間(線材同士の間隙)を容易に抜けて上昇し、冷却部材93のフィン93aに到達する。フィン93aはファン93cによって冷却されているため、フィン93aの周囲に到達した蒸気が結露して付着し、結果的に水滴に至る。この水滴は、ガイドシュート40の方に落下することなくフィン93aを伝わって支持部93bの方へ流れ落ちるようになる。
特に、本実施の形態では、定着器90の上部にパン94を設けることで、水滴がガイドシュート40側へ落下するのを防いでいる。尚、パン94上に落下した水滴は、周囲の温度環境やファン94の影響によって徐々に蒸発して消失するため、このパン94の水滴による用紙への影響を考慮する必要は殆どない。
以上のように、本実施の形態では、ガイドシュート40を通過する用紙から発散される蒸気を効率的に除去することができ、ガイドシュート40での不要な結露発生を防ぐことが可能になる。また、ガイドシュート40の上部ガイドシュート41及び下部ガイドシュート46の双方に空間を設けているので、ガイドシュート40の通気性が確保され、用紙から発散される蒸気を効率的に冷却部材93側に到達させることができるようになる。
尚、本実施の形態では、冷却部材93のフィン93aを棒状の形状としたが、この形状は特に限定されず、有効に除湿が行われるものであれば例えば板状であってもよい。
◎実施の形態3
図8は、本発明が適用された実施の形態3の画像形成装置に用いられるガイドシュート40の概要を示す。本実施の形態での定着器は実施の形態2と同様であり、加熱ロール91と加圧ロール92によるロール対構成の定着器90となっている。また、ガイドシュート40は、実施の形態1と同様のものであり(図3に示す)、本実施の形態では、このガイドシュート40を定着器90に隣接して配置している。尚、ここでは、簡略化のため実施の形態2と同様ガイドシュート40の断面のみを模式的に表している。
本実施の形態では、ガイドシュート40の上方に除湿手段としての除湿剤95を設けている。この除湿剤95は、例えばシリカゲルや塩化カルシウム等の粒子を通気性のある包装で平板状にしたもので、雰囲気中の水分を吸湿できるようになっている。尚、除湿剤95を設置する数量等は特に限定されず、また、ガイドシュート40の上方に配置することが水分を吸湿する観点から好ましいが、ガイドシュート40の下方にも設けるようにしても差し支えない。尚、除湿剤95としては上述したものに限定されず、気中の湿分を吸着するものであればよい。
本実施の形態はこのような構成のため、定着器90にて定着された用紙はガイドシュート40のところで用紙中の水分を発散させる。この発散された蒸気は、ガイドシュート40の空間(線材同士の間隙)を容易に抜けて上昇し、除湿剤95に到達し吸湿される。そのため、ガイドシュート40での余分の結露発生を防ぎ、用紙への水分付着を防ぐことができるようになる。そして、この除湿剤95は、適宜交換するようにして、除湿機能を維持させるようにしていることは云うまでもない。
以上のように、本実施の形態では、ガイドシュート40を通過する用紙から発散される蒸気を効率的に除去することができ、ガイドシュート40での不要な結露発生を防ぐことが可能になる。また、ガイドシュート40の上部ガイドシュート41及び下部ガイドシュート46の双方に空間を設けているので、ガイドシュート40の通気性が確保され、用紙から発散される蒸気を効率的に除湿剤95側に到達させることができるようになる。
◎実施の形態4
図9は、本発明が適用された実施の形態4の画像形成装置に用いられるガイドシュート40の概要を示す。本実施の形態での定着器は実施の形態2と同様であり、加熱ロール91と加圧ロール92によるロール対構成の定着器90となっている。また、ガイドシュート40は、実施の形態1と同様のものであり(図3に示す)、本実施の形態では、このガイドシュート40を定着器90に隣接して配置している。尚、ここでは、簡略化のため実施の形態2と同様ガイドシュート40の断面のみを模式的に表している。
本実施の形態では、ガイドシュート40の上方並びに下方に冷却装置としてのファン96,97を設け、これらのファン96,97からの送風がガイドシュート40に向かうように設置されている。
ガイドシュート40の上部ガイドシュート41及び下部ガイドシュート46には、共に空間が設けられているため、ファン96,97からの送風がガイドシュート40を通過する用紙に直接当たるため、通過中の用紙を冷却させることができ、定着によって加熱された用紙からの水分発散を抑えることができるようになる。そのため、ガイドシュート40での結露発生を抑えることができ、用紙への水分付着を防ぐことができるようになる。
本実施の形態では、ファン96,97をガイドシュート40の両側に設ける構成を示したが、特にこれに限定されず、一方に設けるようにすればガイドシュート40中を搬送する用紙の冷却を行うことができ、同様の効果を奏するようになる。
本発明に係る画像形成装置の概要を示す説明図である。 本発明のワイヤ状部材の断面形状効果を示す説明図であり、(a)は本発明のワイヤ状部材、(b)は比較としての部材、(c)は本発明の変形例を示す。 本発明に係る画像形成装置の実施の形態1の概要を示す説明図である。 実施の形態1のガイドシュートの概要を示す説明図である。 比較例としてのガイドシュートの概要を示す説明図である。 実施の形態1のガイドシュートの変形例を示す説明図である。 実施の形態2に係る画像形成装置で用いられるガイドシュート部位の概要を示す説明図である。 実施の形態3に係る画像形成装置で用いられるガイドシュート部位の概要を示す説明図である。 実施の形態4に係る画像形成装置で用いられるガイドシュート部位の概要を示す説明図である。 従来例としての定着器周囲の用紙ガイド方法を示す説明図である。
符号の説明
1…記録材,2…トナー像形成手段,3…定着手段,4…ガイドシュート,5…ワイヤ状部材,6…ホルダー,7…空間

Claims (10)

  1. 記録材上に未定着トナー像を形成するトナー像形成手段と、未定着トナー像を少なくとも加熱定着する定着手段と、少なくとも定着手段の記録材搬送方向下流側の記録材搬送経路の片側又は両側に設けられ且つ記録材を搬送案内するガイドシュートとを備える画像形成装置において、
    ガイドシュートは、少なくとも記録材搬送方向成分を持つ方向に延び且つ記録材搬送経路側に対し角部のない状態で突出する凸形状の断面形状を有するワイヤ状部材と、
    記録材搬送経路に沿う面にてワイヤ状部材を空間を介して離間配置するように支持するホルダーとを具備することを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1記載の画像形成装置において、
    ワイヤ状部材は、外周が略円形状の断面形状を有するものであることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1記載の画像形成装置において、
    ワイヤ状部材は、記録材搬送方向に沿って略平行に延びるように設けられることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1記載の画像形成装置において、
    ガイドシュートは、記録材搬送経路の両面側に設けられることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1記載の画像形成装置において、
    ガイドシュートの少なくとも上方近傍に、雰囲気中の水分を取る除湿手段を備えることを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項5記載の画像形成装置において、
    除湿手段は、雰囲気中の水分を結露させて除湿する冷却部材を備えることを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項5記載の画像形成装置において、
    除湿手段は、雰囲気中の水分を直接吸着して除湿する除湿部材を備えることを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項1記載の画像形成装置において、
    ワイヤ状部材は、内部に発熱部を備えることを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項1記載の画像形成装置において、
    ガイドシュートの少なくとも上方近傍に、ガイドシュート搬送中の記録材を冷却する冷却装置を設けることを特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項1乃至9のいずれかに記載の画像形成装置に用いられるガイドシュート。
JP2006004957A 2006-01-12 2006-01-12 画像形成装置 Expired - Fee Related JP4802719B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006004957A JP4802719B2 (ja) 2006-01-12 2006-01-12 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006004957A JP4802719B2 (ja) 2006-01-12 2006-01-12 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007187821A true JP2007187821A (ja) 2007-07-26
JP4802719B2 JP4802719B2 (ja) 2011-10-26

Family

ID=38343042

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006004957A Expired - Fee Related JP4802719B2 (ja) 2006-01-12 2006-01-12 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4802719B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102402150A (zh) * 2010-09-07 2012-04-04 佳能株式会社 图像形成设备
JP2014180800A (ja) * 2013-03-19 2014-09-29 Seiko Epson Corp 記録装置
JP2015030214A (ja) * 2013-08-05 2015-02-16 セイコーエプソン株式会社 記録装置
JP2015139999A (ja) * 2014-01-30 2015-08-03 セイコーエプソン株式会社 液体吐出装置
JP2017106704A (ja) * 2015-12-02 2017-06-15 株式会社リコー 乾燥装置、搬送システム
US9994047B2 (en) 2015-12-02 2018-06-12 Ricoh Company, Ltd. Drying apparatus and conveying system
US10384472B2 (en) 2016-03-18 2019-08-20 Ricoh Company, Ltd. Drying device and printing apparatus
JP2019209594A (ja) * 2018-06-05 2019-12-12 株式会社リコー 搬送装置、液体を吐出する装置
US10590604B2 (en) 2015-01-27 2020-03-17 Kemira Oyj Polymer product in particle form and its use

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6370574U (ja) * 1986-10-28 1988-05-12
JPH0181665U (ja) * 1987-11-24 1989-05-31
JPH02277087A (ja) * 1989-04-19 1990-11-13 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置の定着装置
JPH04166968A (ja) * 1990-10-31 1992-06-12 Mita Ind Co Ltd 定着装置
JPH07160179A (ja) * 1993-12-09 1995-06-23 Toshiba Corp 画像形成装置
JP2004118113A (ja) * 2002-09-27 2004-04-15 Canon Inc 画像形成装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6370574U (ja) * 1986-10-28 1988-05-12
JPH0181665U (ja) * 1987-11-24 1989-05-31
JPH02277087A (ja) * 1989-04-19 1990-11-13 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置の定着装置
JPH04166968A (ja) * 1990-10-31 1992-06-12 Mita Ind Co Ltd 定着装置
JPH07160179A (ja) * 1993-12-09 1995-06-23 Toshiba Corp 画像形成装置
JP2004118113A (ja) * 2002-09-27 2004-04-15 Canon Inc 画像形成装置

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012078803A (ja) * 2010-09-07 2012-04-19 Canon Inc 画像形成装置
US8879934B2 (en) 2010-09-07 2014-11-04 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
CN102402150A (zh) * 2010-09-07 2012-04-04 佳能株式会社 图像形成设备
JP2014180800A (ja) * 2013-03-19 2014-09-29 Seiko Epson Corp 記録装置
JP2015030214A (ja) * 2013-08-05 2015-02-16 セイコーエプソン株式会社 記録装置
JP2015139999A (ja) * 2014-01-30 2015-08-03 セイコーエプソン株式会社 液体吐出装置
US10590604B2 (en) 2015-01-27 2020-03-17 Kemira Oyj Polymer product in particle form and its use
JP2017106704A (ja) * 2015-12-02 2017-06-15 株式会社リコー 乾燥装置、搬送システム
US9994047B2 (en) 2015-12-02 2018-06-12 Ricoh Company, Ltd. Drying apparatus and conveying system
US10384472B2 (en) 2016-03-18 2019-08-20 Ricoh Company, Ltd. Drying device and printing apparatus
US11014379B2 (en) 2016-03-18 2021-05-25 Ricoh Company, Ltd. Drying device and printing apparatus
US11312156B2 (en) 2016-03-18 2022-04-26 Ricoh Company, Ltd. Drying device and printing apparatus
JP2019209594A (ja) * 2018-06-05 2019-12-12 株式会社リコー 搬送装置、液体を吐出する装置
JP7155620B2 (ja) 2018-06-05 2022-10-19 株式会社リコー 搬送装置、液体を吐出する装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4802719B2 (ja) 2011-10-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4802719B2 (ja) 画像形成装置
US9411308B2 (en) Image forming apparatus
JP5472810B2 (ja) 画像形成装置
JP3954431B2 (ja) 画像形成装置
JP2013088564A (ja) 記録材冷却加湿装置、画像形成装置、及び画像加熱システム
EP3299903B1 (en) Image forming apparatus
JP5674177B2 (ja) 定着装置
US5032875A (en) Heat extraction transport roll with annulus
JP4479667B2 (ja) シート搬送装置及びこれを用いた画像形成装置
JP5271926B2 (ja) 画像形成装置
JP2009192998A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP4896563B2 (ja) 画像形成装置
JP2008096488A (ja) 画像形成装置
JP3159047B2 (ja) 画像形成装置における搬送ガイド装置
JP2017151136A (ja) 搬送装置及びこれを備えた画像形成装置
JP5273549B2 (ja) 画像形成装置
JP2011257670A (ja) 画像形成装置
JP7243353B2 (ja) 画像読取装置、及び画像形成装置
JP2007057775A (ja) 画像形成装置
JP2009020329A (ja) 画像形成装置
JP7187204B2 (ja) 画像形成装置および結露対応システム
JP2006145827A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP5759934B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JPH09281828A (ja) 画像形成装置
JP5545001B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081225

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110413

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110419

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110608

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110712

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110725

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4802719

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140819

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees