JP2002014597A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
装置本体内のエアーを効率良く排気し或は装置本体内を
効率良く冷却することができる画像形成装置を提供する
こと。 【構成】 装置本体内のエアーを装置本体外へ排出する
ファン又は装置本体外のエアーを装置本体内に導入する
ファンの少なくとも一方を備える画像形成装置におい
て、前記ファンに連なるクリーナ冷却ダクト(ダクト)
38に複数の開口部42を形成するとともに、該ダクト
38の断面積が導入口から奥側に向かって狭くなるよう
にする。従って、本発明によれば、クリーナ冷却ダクト
38の断面積が導入口から奥側に向かって狭くなるよう
にしたため、該ダクト38の導入口から奥側に沿う全域
に亘って風速を略均一にすることができ、装置本体内の
エアーの流れを乱すことなく、装置本体内のエアーを効
率良く排気し或は装置本体内を効率良く冷却することが
できる。
Description
プリンタ、レーザー複写機、レーザーFAX等の画像形
成装置に関するものである。
写機について説明する。
図示の複写機1は、3つの給紙カセット9a,9b,9
c、円筒状の感光体10等から成る画像形成部2を備え
る装置本体3と、原稿載置台5、移動光源6、レンズ系
7、CCDユニット36等を一体化して装置本体3に対
して分離可能に接続されたリーダー部69とで構成され
ている。
周辺近傍には、トナーを内蔵した現像器11、クリーナ
12、一次帯電器13及びポスト帯電器14、搬送ロー
ラ17a,17bを有する搬送装置17、転写帯電器1
5及び分離帯電器16が配設されている。
分には給紙ローラ19a,19b,19cがそれぞれ配
設されており、各給紙カセット9a〜9cに収容された
転写シートSは搬送ローラ対20a,20b,20c及
び搬送経路21を経てレジストローラ対22へと案内さ
れる。
5が配設され、定着器25の後側には排紙ローラ対26
が配設されており、転写シートSは排紙ローラ対26に
よって排紙部30を経て装置本体3外のトレイ等に排出
される。
圧着板33で押さえられ、複写動作が開始されると、移
動光源6で照明された原稿の反射光は光路長を調節する
移動ミラー39群で反射されてレンズ系7を通ってCC
Dユニット36上に結像し、これによって画像が読み取
られる。
によってレーザースキャナ38に送られ、レーザー光の
スキャニングにより図示矢印方向に回転するドラム状の
感光体10上に描かれる。
帯電されており、前記光像の結像によって感光体10上
に潜像が形成される。そして、感光体10の潜像は現像
器11によってトナーを用いて現像されてトナー像とし
て顕像化され、トナー像はポスト帯電器14で電位調整
されて転写用帯電器15の位置へ進む。
給紙ローラ19a,19b,19cの何れかによって送
り出された転写シートSは、搬送経路21を通ってレジ
ストローラ対22に送られる。そして、転写シートSは
レジストローラ対22によって同期を取られて送り出さ
れ、転写用帯電器15によって感光体10上のトナー像
が転写シートS上に転写され、トナー像が転写された転
写シートSは分離帯電器16によって感光体10から分
離される。
搬送装置17によって定着器25に送られ、定着器25
においては転写シートSは加熱ローラ25aと加圧ロー
ラ25b間で加熱及び加圧されてトナー像の定着を受け
た後、排紙ローラ対26によって機外に排出される。
尚、トナー像転写後に感光体10上に残留するトナーは
クリーナ12によって除去され、転写残トナーが除去さ
れた感光体10は次の画像形成に供される。
る際に一次帯電器13、ポスト帯電器14、転写帯電器
15及び分離帯電器16には高い電圧が印加されるため
にオゾンが発生する。このため、図11に示すようにオ
ゾン等を含んだエアーを排出するために設けられたファ
ン4,8,18,40a,40b,40cには、図12
に示すようにオゾン除去機能を備えた空気清浄化フィル
タ24を配設することが行われている。
ナー像を転写シートSに定着させるため、該定着器25
の近傍は常に高温に晒され、高温のエアーの影響によっ
てクリーナ12内のトナーが溶融して凝集する可能性が
ある。このため、高温のエアーを装置本体3外へ効率良
く排出する必要があり、定着器25の近傍に排熱ファン
4が配設されている。
される可能性があり、又、定着器25からシリコンオイ
ルの蒸気も排出されているため、排熱ファン4には前述
のように空気清浄化フィルタ24が配設されている。
の昇温対策のために設けられているものであり、クリー
ナ12内の廃トナーが高温に晒されて凝集固化するのを
防ぐために高温のエアーを積極的に機外へ排出する。
尚、このクリーナファン40a以外にも排気ファン40
b,40cを設けて高温のエアーを機外に排出してい
る。
ゾンが排出される可能性があり、又、定着器25からシ
リコンオイルの蒸気も排出されているため、ファン40
a〜40cにも前述のように空気清浄化フィルタ24が
配設されている。
が浮遊することがあり、浮遊トナーは画像に対して悪影
響を与える可能性があるため、画像形成部2の近傍に浮
遊トナー排気ファン8が配設されている。そして、この
浮遊トナー排気ファン8にも空気清浄化フィルタ24が
配設されている。
効率良く搬送するために該転写シートSを吸着する必要
があり、該搬送装置17の近傍に搬送ファン18が配設
されている。
4,8,18,40a〜40cと後側板34の各ファン
4,8,18,40a〜40cに対応する位置に形成さ
れた排気口との間にはダクト36が配設されており、各
ファン4,8,18,40a〜40cからはエアーが矢
印35に示すように複写機1の背面から排出される。
に伴い装置本体3に排熱ファン4と画像形成のためのク
リーナ12及び定着器25を配置するとともに、冷却用
空気導入口を設けており、クリーナ12と定着器25と
の間に仕切板を配置し、定着器25とこれに隣接する仕
切板の間及びクリーナ12とこれに隣接する仕切板の間
に、前記冷却用空気導入口から排熱ファン4に通じる排
気流通経路を形成することも行われている。
以上説明したように浮遊トナー、オゾン、シリコンオイ
ル等を含んだエアーの排出、機内昇温の抑制の他に以下
の理由によっても設けられている。
00ボルト以上の電圧が印加されるため、オゾンの他に
窒素酸化物であるNOX で代表される帯電生成物が各帯
電器13〜16及び感光体10表面に付着する。
画像劣化を招くため、図11及び図12に示すように、
帯電生成物を含んだエアーを機外に排出するための排気
ファンとしてファン4,8,18,40a〜40cを設
け、これらのファン4,8,18,40a〜40cに帯
電生成物除去機能を有する空気浄化フィルタ24を配設
している。
器13〜16にエアーを吹き付ける手法や図13に示す
ように一次帯電器13にファン40によってフレッシュ
エアーを吹き付けて帯電ムラを防止する手法が提案され
ている(特開平10−186813号公報参照)が、エ
アーの流れ方向下流側に感光体10が設けられているた
め、却って帯電生成物が感光体10に付着し易く、適切
なエアーフローとは言えなかった。
にフレッシュエアーを吹き付けてクリーニング手段内の
トナーの融着を防止する手法を先に提案した(特願20
00−42787号)。
付け部の開口部近傍のダクト38は図8(b)に示すよ
うに入口から奥側までの一定の矩形断面を有する直方体
となっていた。
によれば、被冷却体近傍の風速を測定すると以下のよう
に結果が得られた。
面形状を一定とすると、エアーの吹出し口(開口部)4
2がエアー導入口(入口)に近い所と中間部及び最奥部
とでエアーの風速に差を生じる(図8(a)の破線a参
照)。
複数の吹出し口(開口部)42の間の境界部43の幅を
吹出し口(開口部)42の開口幅Lに対して1/2以上
に設定した場合、吹出し口42の正面と境界部43とで
風速に差を生じる(図9(a)の鎖線b参照)。
の開口幅Lと境界部43の幅をほぼ同一にすると吹き出
し後の位置による風速差は小さくなるが、吹出し口42
の開口幅Lに対する境界部43の幅の比率が大きいた
め、圧損が大きくなって風速が落ちてしまう(図9
(a)の破線a参照)。
され、効率良く排気したり、冷却することが困難であっ
た。
で、その目的とする処は、装置本体内のエアーの流れを
乱すことなく、装置本体内のエアーを効率良く排気し或
は装置本体内を効率良く冷却することができる画像形成
装置を提供することにある。
め、請求項1記載の発明は、装置本体内のエアーを装置
本体外へ排出するファン又は装置本体外のエアーを装置
本体内に導入するファンの少なくとも一方を備える画像
形成装置において、前記ファンに連なるダクトに複数の
開口部を形成するとともに、該ダクトの断面積が導入口
から奥側に向かって狭くなるようにしたことを特徴とす
る。
明において、前記ダクト内に斜めの壁を形成して該ダク
トの断面積が導入口から奥側に向かって狭くなるように
したことを特徴とする。
載の発明において、前記ダクトに形成された開口部から
吹き出されるエアーをクリーニング手段に吹き付けるよ
うにしたことを特徴とする。
3記載の発明において、前記ダクトをクリーニング手段
と定着手段の間に配置したことを特徴とする。
4記載の発明において、前記ダクトの開口部間の境界部
の幅を各開口部の開口幅の1/4以下に設定したことを
特徴とする。
形成されたダクトの断面積が導入口から奥側に向かって
狭くなるようにしたため、ダクトの導入口から奥側に沿
う全域に亘って風速を略均一にすることができ、装置本
体内のエアーの流れを乱すことなく、装置本体内のエア
ーを効率良く排気し或は装置本体内を効率良く冷却する
ことができる。
図面に基づいて説明する。
機)の断面図、図2は同画像形成装置を斜め前方から見
た透視的斜視図、図3は同画像形成装置の感光体周辺の
構成を示す斜視図、図4は同画像形成装置を斜め後方か
ら見た透視的斜視図、図5は同画像形成装置要部を斜め
後方から見た拡大斜視図、図6は同画像形成装置のコン
トローラボックス周辺を斜め後方から見た斜視図、図7
は同画像形成装置の前カバー周辺を斜め前方から見た分
解斜視図である。尚、図1〜図7においては図10〜図
12に示したと同一要素には同一符号を付しており、以
下、それらについての説明は省略する。
5、搬送装置17、画像形成部2の近傍にそれぞれ開口
部が形成されており、各開口部を覆って後側板34に搬
送ファン18やダクト等が接続され、装置本体3内の空
気を排出するよう構成されている。
に示す前カバー50に設けられた開口部50bから外気
41を吸引する軸流ファンであって、これは図3に示す
一次ファンダクト52a内に組み込まれている。そし
て、前カバー50の裏側には、前記一次ファンダクト5
2aに接合される前カバーダクト50aが設けられてお
り(図7参照)、この前カバーダクト50aは内部で壁
50fにより分岐されており、開口部50eを通ってカ
ール取りファンダクト57a(図1及び図5参照)へも
外気41が導かれる。
口部50dと一次ファンダクト52aの間には図2及び
図3に示すようにエアーフィルター54が配置されてお
り、このエアーフィルター54は一次ファンダクト52
aにビスによって結合されている。尚、このエアーフィ
ルター54が汚れたときには、サービスマンによって該
エアーフィルター54が清掃或は交換される。
た外気41は吸気ダクト部38bからクリーナ冷却ダク
ト38へと導かれ、クリーナ冷却ダクト38へ導かれた
エアーは複数の開口部42からクリーナ12へ吹き付け
られる。ここで、複数の開口部42は境界部43によっ
て仕切られ、本体中央部から奥側部に向かって連続して
配置されている。これは境界部43によってクリーナ冷
却ダクト38の剛性を確保しながら開口部42を多数配
置するためである。
出したエアー41は、エアーガイド45によって効率的
にクリーナ12に吹き付けられる。
のみならず、一次ファンダクト52a内で分岐された外
気41を一次帯電器13へも導いている。即ち、一次フ
ァン52によって吸引された外気41は、一次帯電器1
3にフレッシュエアーを吹き付けるための一次ダクト5
5(図1及び図2参照)へ導かれ、一次帯電器13への
前奥の風速ムラを解消するために一次ダクト55内には
フィン55a(図1参照)が設けられて風量調整がなさ
れている。
ナ冷却ダクト38はクリーナ12と定着器25の間に配
置されており、その上側にはクリーナ排気ダクト38a
が設けられている。そして、クリーナ排気ダクト38a
には、クリーナ12と定着器25の間の淀んだエアーを
吸引して排気するための複数の排気口46が形成されて
おり、クリーナ排気ダクト38aによって吸引されたエ
アーは図5に示す排熱ダクト79を通って連結ダクト5
6へ導かれる。
ン57は前カバーダクト50a(図7参照)から外気4
1を吸引するためのシロッコファンであり、前カバーダ
クト50aは、カール取りファン57が内蔵された定着
搬送ユニット58の内カバー58aに当接されている
(図2参照)。そして、内カバー58a内には、カール
取りファン57へ外気41を導くためのカール取りファ
ン吸引ダクト60が設けられており(図5参照)、この
カール取りファン吸引ダクト60を流れる外気41によ
って定着器25の熱いエアーによる定着モータ59の温
度上昇を防ぐことができる。尚、定着モータ59は定着
器25を駆動するモータである。
1がカール取りファン吸引ダクト60を通って排紙部下
方に設けられたカール取りファンダクト57aへも導か
れる。ここで、カール取りファンダクト57aには、前
奥方向に亘って風速が等分布になるよう複数の不図示の
開口部が設けられている。尚、このカール取りファンダ
クト57aの複数の開口部も前記クリーナ冷却ダクト3
8の複数の開口部42と同様の形態で構成されている。
引されて吹き出された外気41は、定着後の転写シート
Sを冷却し、定着器25の熱による転写シートSのカー
ルを防止する。
ファンダクト57aの最終後端部(定着搬送ユニット5
8の後側板58b側)にも開口部47が形成されてお
り、この開口部47から吹き出された外気41は定着搬
送ユニット58の後側板58b及び排紙モータ61を冷
却する。又、カール取りファンダクト57aは途中で分
岐され、該カール取りファンダクト57a内を流れる外
気41は途中で分岐して内排紙センサ62も冷却する。
これは両面ユニット部64の3個のモータ64a,64
b,64c及びこれらのモータ64a〜64cの制御基
板64dを冷却するための軸流ファンである。この両面
ファン63は、両面ユニット部64内の右側に設けられ
たルーバー64eと左側に設けられたルーバー64fか
ら装置本体3内のエアーを吸引する。
dが配置されており、両面ファン63によって吸引され
たエアーはこの制御基板64dを経て最右のモータ64
aを通過することによってこれらの制御基板64dとモ
ータ64aを冷却する。そして、両面ファン63によっ
て吹き付けられたエアーは残りの2個のモータ64b,
64cも冷却する。
装置17のエアーを吸引して転写シートSの搬送性の精
度向上を図るためのシロッコファンであり、これは本体
後側板34に装着されている。そして、この搬送ファン
18は、転写帯電器15と分離帯電器16の近傍のエア
ーを吸引し、転写帯電器15と分離帯電器16内で生成
された帯電生成物を連結ダクト56を介して機外へ排気
するとともに、転写帯電器15と分離帯電器16内のエ
アーを吸引することによって転写シートSの感光体10
からの分離性を高める機能を果たす。
エアーは、クリーナ12を冷却した後に搬送ファン18
によって吸引され、連結ダクト56を介して機外へ排気
される。その他、定着器25で発生したシリコンオイル
等を含むミストエアーもこの搬送ファン18によって連
結ダクト56を介して機外へ排気され、クリーナ12を
冷却した後のエアー及びミストエアーも搬送装置17か
ら搬送ファン18によって吸引されて排出される。
・保存するハードディスクドライブ(以後、HDDと略
称する)65aを冷却するHDD冷却ファンであり、こ
れは左上カバー66に設けられたルーバー66aから外
気を吸引し、装置本体3の左後上方に配置されたHDD
65aに外気を吹き付けるものであって、HDDファン
ダクト65bに組み込まれている。そして、HDD65
aを冷却したエアーは連結ダクト56から機外へ排気さ
れる。
合、このHDD冷却ファン65及びHDDファンダクト
65bは取り付けない。このため、HDD65aを後か
ら装着する場合のことを考慮して、HDD冷却ファン6
5及びHDDファンダクト65bは装着可能な構成とな
っている。
はコントローラ冷却ファンであり、これは装置本体3の
右後に配置されたコントローラ67(図6参照)を冷却
する軸流ファンである。このコントローラ冷却ファン6
7aは、図2に示すように右後上カバー68に設けられ
たルーバー68aから直接外気を吸引して機内へ外気を
吹き付ける。尚、図示しないが、右後上カバー68とコ
ントローラ冷却ファン67aの間には、ゴミ等の侵入を
防止するためのエアーフィルターが設けられている。
aは複数の冷却を目的としている。即ち、コントローラ
冷却ファン67aによるエアーの供給割合は、コントロ
ーラ67の冷却に40%、現像器11の冷却に6%、リ
ーダー部69の冷却に12%、レーザーユニット32の
冷却に12%、メイン駆動部74/廃トナーパイプ76
(図6参照)の冷却に20%、搬送モータ82(図6参
照)の冷却に10%となる。ここで、リーダー部69及
びレーザーユニット32のレーザユニット冷却用ダクト
32b(図5参照)には1つのコントローラダクト67
d(図5参照)でそれぞれの流路を介して外気が導かれ
る。
トローラダクト67dを通過した後、更に別体のダクト
67e(図5参照)を通ってリーダー部69と装置本体
3の間の隙間へ吹き込まれる。尚、別体のダクト67e
は、リーダー部69が無い製品には装着されない。
は、リーダー部69の底板部69a(図1及び図5参
照)を冷却することによって内部のCCDユニット36
等を冷却する。これは、CCDユニット36に直接外気
を当てるとゴミ等の付着によるCCDの汚れを招く可能
性があるためである。
上カバー73の両側面にもルーバー73aが設けられて
おり(図2及び図5参照)、これらのルーバー73aを
介して前記エアー及び自然対流によるエアーを放出して
いる。
アーはレーザーチップ32a(図1参照)を冷却し、こ
れによって常に安定した画像が得られる。
の箱で構成されたコントローラボックス67b内に収容
されており、コントローラボックス67bと前記リーダ
ー部69及びコントローラダクト67dの間には、現像
器11を冷却するためのエアーが導かれ、そのエアーの
一部によってコントローラボックス67b内の素子等が
冷却される。
図5に示すように現像器11へ効率良く外気を吹き付け
るためのフィン67cが設けられている。又、コントロ
ーラボックス67bには、機内に配設された搬送モータ
82を冷却するためのフィン67fが設けられている。
するためのエアーを現像器11に直接当てるとトナー飛
散等の弊害が大きいため、現像器11近傍に位置する後
側板34(図12参照)にエアーを吹き付けることによ
って現像器11を間接的に冷却するためである。
74へ吹き込まれるように設計されている。又、図6に
示すドラムギヤ75にもエアーを吹き付けて該ドラムギ
ヤ75を冷却することによって、ドラムギヤ75の熱膨
張を防ぎ、回転ムラ等による画像ズレ等のトラブルを未
然に防ぐようにしている。更に、廃トナーパイプ76の
冷却も行うことによって廃トナーの融着も防止するよう
にしている。
3の後側の底板70の上に配置された軸流ファンであ
り、該吐き出しファン77のエアーの流れ方向下流側に
はオゾンフィルター78が設けられ、吐き出しファン7
7の上流側には前記連結ダクト56が配設されている。
3つの開口部56a,56b,56cが形成されてい
る。ここで、開口部56aは搬送ファン18から吐き出
されたエアーを受け入れるものであり、開口部56bは
排熱ダクト79へ接続されるものであり、開口部56c
は装置本体3の後側板34より後側に導かれたエアーを
吐き出しファン77によって吸引するためのものであ
る。尚、装置本体3の後側板34より後側に導かれたエ
アーとは、HDD65aを冷却した後のエアー、コント
ローラボックス67b内の素子を冷却した後のエアー及
び現像器11、メイン駆動部74、廃トナーパイプ7
6、搬送モータ82のそれぞれを冷却した後のエアーで
ある。
25の間の淀んだエアーを吸引するためのクリーナ排気
ダクト38a(図3参照)から吸引されたエアー44
は、吐き出しファン77によって排熱ダクト79(図4
参照)へ導かれ、排熱ダクト79及び連結ダクト56を
通って機外へ排気される。ここで、排熱ダクト79はク
リーナ12周辺の汚いエアーの吸引の他、排紙モータ6
1の冷却及び排紙部30のエアーの吸引を行うととも
に、カール取りファン57によって吹き込まれたエアー
の吸引も行っている。
り、これは装置本体3の左下に配置された電源81の奥
側、且つ、上側に配置された軸流ファンであって、電源
ユニット内の熱いエアーをユニット外へ吐き出す機能を
果たす。
示すようにクリーナ冷却ダクト38の流路断面積が奥に
向かって次第に狭くなるよう内部の壁38cを斜めに構
成したため、従来例(図8(b))に見られたエアーの
吹出し口(開口部)42がエアー導入口(入口)に近い
所、中間部、最奥部とでエアーの風速に差を生じる現象
が発生せず、図8(a)に実線bにて示すように全域に
亘って風速をほぼ一定に保つことができるようになっ
た。
いてクリーナ12に外気を吹き付ける構成としたため、
クリーナ12を全域に亘ってムラなく冷却することが可
能となり、部分的にトナーが融着することがなくなっ
た。
ト38をクリーナ12と定着器25との間に配置し、開
口部42と排気口46をクリーナ12側に設け、開口部
42から吹き出されたエアーをクリーナ12に吹き付け
るようにしたため、吹き出されたエアーがクリーナ12
を冷却した後に反転して排気口46に吸い込まれ、これ
によって乱れのないエアーの流れが形成され、暖まった
エアーがクリーナ12と定着器25の間に止まることが
なくなり、クリーナ12の冷却を効率良く行うことがで
きるようになった。
れた複数の開口部42間の境界部43の幅を各開口部4
2の開口幅Lに対して図9(b)に示すように同じ幅L
とした場合、同図(c)に示すようにL/2とした場
合、同図(c)に示すようにL/4とした場合の風速分
布を図9(a)において破線a、鎖線b、実線cにてそ
れぞれ示すが、開口部42間の境界部43の幅を各開口
部42の開口幅Lに対してL/4以下に設定すれば、L
(1/1)に設定したものより大きな風量が得られ、L
/2に設定したものよりも開口部42の位置による風量
のバラツキが小さくなるため、クリーナ冷却ダクト38
の全域に亘って開口部42からエアー41を均一で効率
良くエアーを吹き出すことができる。
を長方形としているが、この形状は円形や楕円等の他の
形状でも良く、開口部の幅に対して境界部の幅が1/4
以下になっていれば前記と同様の効果が得られる。
よれば、装置本体内のエアーを装置本体外へ排出するフ
ァン又は装置本体外のエアーを装置本体内に導入するフ
ァンの少なくとも一方を備える画像形成装置において、
前記ファンに連なるダクトに複数の開口部を形成すると
ともに、該ダクトの断面積が導入口から奥側に向かって
狭くなるようにしたため、ダクトの導入口から奥側に沿
う全域に亘って風速を略均一にすることができ、装置本
体内のエアーの流れを乱すことなく、装置本体内のエア
ーを効率良く排気し或は装置本体内を効率良く冷却する
ことができるという効果が得られる。
である。
方から見た透視的斜視図である。
周辺の構成を示す斜視図である。
方から見た透視的斜視図である。
め後方から見た拡大斜視図である。
ローラボックス周辺を斜め後方から見た斜視図である。
ー周辺を斜め前方から見た分解斜視図である。
れる風量との関係を示す図である。
開口幅の比率が風量分布に及ぼす影響を示す図である。
る。
る。
である。
る。
Claims (5)
- 【請求項1】 装置本体内のエアーを装置本体外へ排出
するファン又は装置本体外のエアーを装置本体内に導入
するファンの少なくとも一方を備える画像形成装置にお
いて、 前記ファンに連なるダクトに複数の開口部を形成すると
ともに、該ダクトの断面積が導入口から奥側に向かって
狭くなるようにしたことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 前記ダクト内に斜めの壁を形成して該ダ
クトの断面積が導入口から奥側に向かって狭くなるよう
にしたことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 - 【請求項3】 前記ダクトに形成された開口部から吹き
出されるエアーをクリーニング手段に吹き付けるように
したことを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装
置。 - 【請求項4】 前記ダクトをクリーニング手段と定着手
段の間に配置したことを特徴とする請求項1,2又は3
記載の画像形成装置。 - 【請求項5】 前記ダクトの開口部間の境界部の幅を各
開口部の開口幅の1/4以下に設定したことを特徴とす
る請求項1〜3又は4記載の画像形成装置。
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