JP3513430B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
リンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に関する。
示す。図9は正面縦断面図、図10は後面図(背面
図)、図11は一部破断右側面図である。
備えており、画像形成装置本体3のほぼ中央には、感光
ドラム10を有する画像形成部2が配設されている。画
像形成装置本体3には、その他、原稿載置台5、移動光
源6、レンズ系7、3個の給紙カセット9a、9b、9
c等が配設されている。
の回転方向(矢印R10方向)に沿ってほぼ順に、一次
帯電器13と、トナーを内蔵した現像器11と、ポスト
帯電器14と、転写帯電器15と、分離帯電器16と、
搬送装置17と、クリーニング器12とが配設されてい
る。搬送装置17は、搬送ローラ17a、17bとこれ
らに掛け渡された搬送ベルト17cとを有する。
材Sが収納されており、転写材Sは、給紙ローラ19
a、19b、19c、搬送ローラ対20a、20b、2
0c、搬送ガイド21を介して、レジストローラ対22
に案内されるようになっている。
25が配設されており、定着器25の下流側には、排紙
ローラ対26、排出部30が設けられている。
原稿載置台5上に載せられて圧着板33によって押えら
れる。画像形成動作が開始されると、移動光源6から照
明され原稿で反射された反射光は、光路長を調節する移
動ミラー31群で反射されてレンズ系7を通り、固定ミ
ラー32で反射され、矢印R10方向に回転する感光ド
ラム10表面に光像となって結像される。
13で一様に帯電されており、上述の光像の結像により
静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像器11に
よりトナーが付着されてトナー像として現像され、ポス
ト帯電器14で電位調整された後、転写帯電器15のあ
る転写部へ移動する。
ら、給紙ローラ19a、19b、19cのいずれかによ
り送り出された転写材Sは、搬送ガイド21を通り、レ
ジストローラ対22で一旦停止され、上述の感光ドラム
10上のトナー像と同期をとるようにして転写部に向け
て送り出される。転写材Sは、その表面に転写帯電器1
5によりトナー像が転写された後、分離帯電器16によ
り感光ドラム10から分離される。その後、搬送ベルト
17cにより定着器25に搬送される。転写材Sは、こ
こで加熱、加圧されて表面にトナー像が定着され、排紙
ローラ対26により排出部30から画像形成装置本体3
外部に排出される。
は、さらに回転し、表面に残ったトナー(残留トナー)
がクリーニング器12によって除去されて、次の画像形
成に供される。
器13、ポスト帯電器14、転写帯電器15、及び分離
帯電器16は、画像形成を行う際、高い電圧が印加され
るため、オゾンが発生する。
は、図10に示すように、オゾン等を含んだ空気を外部
に排気するための排気ファン4、8、18、40a、4
0b、40cが設けられており、これらには、図11
(図10を矢印X方向から見た一部破断縦断面図)に示
すように、ダクト36を介して、オゾンやシリコーンオ
イル蒸気等の除去用の空気清浄化フィルタ24が取り付
けられている。
行う。上述の定着器25は非常に高い温度でトナー像を
定着させるため、この定着器25の近傍は常に高温にさ
らされている。そして、高温の空気の影響により、クリ
ーニング器12内のトナーが溶融、凝集するおそれがあ
る。このため、高温の空気を効率良く画像形成装置本体
3外部に排熱処理する必要があり、排気ファン4は、図
10に示すように、定着器25の近傍に配設されてい
る。この排気ファン4からは、上述のオゾンが排出され
るおそれがあり、また定着器25で発生したシリコーン
オイルの蒸気も排出されるおそれがある。この排気ファ
ン4には上述の空気清浄化フィルタ24が具備されてい
て、オゾンやシリコーンオイル蒸気を除去するようにし
ている。
られている。画像形成装置本体3内部には画像形成を行
なう場合においてトナーが浮遊することがあり、その浮
遊トナーは画像に対して悪影響を与えるおそれがあるた
め、画像形成部2の現像器11近傍には浮遊トナーを排
気するための排気ファン8が配設されている。もちろ
ん、この排気ファン8にも空気清浄化フィルタ24が具
備されている。
設されている。搬送装置17の搬送ベルト17cが効率
よく転写材Sを搬送するために、転写材Sを搬送ベルト
17cに吸着させる必要がある。このため搬送装置17
近傍には、吸引用の排気ファン18が配設されている。
の昇温対策として設けられているファンである。クリー
ニング器12内の廃トナーが高温にさらされて凝集固化
するのを防ぐために高温のエアーを積極的に画像形成装
置本体3外部に排気するものである。この排気ファン4
0a以外にも排気ファン40b、40cなど排気ファン
を複数設け積極的に高温の空気を外部に排気するように
している。これら排気ファン40a、40b、40cか
らもオゾンが排出するおそれがあり、また定着器25か
らシリコーンオイルの蒸気も排出しているため、これら
排気ファン40a、40b、40cにもそれぞれ空気清
浄化フィルタ24が具備されている。
18、40a、40b、40cから排気された空気A1
は、ダクト36、さらに空気清浄化フィルタ24を通っ
て、画像形成装置本体3の背面から後方に排出される。
なお、空気清浄化フィルタ24を覆うように設けられた
排気口34aにはルーバーと呼ばれる開口部材が設けら
れている。
い、特許番号第2693396号に報告されているよう
に、画像形成装置本体に、排気ファンと、画像形成のた
めのクリーニング器と、定着器とを配設し、かつ冷却用
空気導入口を設け、クリーニング器と定着器との間に仕
切板を配置し、定着器とこれに隣接する仕切板との間、
及びクリーニング器とこれに隣接する仕切板との間に、
上述の冷却用空気導入口から排気ファンに通じる空気流
路(排気流通経路)を形成することも行われている。
従来例で、画像形成装置本体3内部の空気を充分排出し
ようとすると、画像形成装置本体3に装着される排気フ
ァンの総数が増加し、その増加に伴って以下のような問
題が生じていた。 排気ファンの総数の増加による騒音レベルの悪化、 排気ファンの総数の増加によるコストアップ、 排気ファンの総数の増加に伴う空気清浄化フィルタの
総数の増加によるコストアップ、 排気ファンの総数の増加による排気ファン自体の消費
電力の増大 定着器25近傍に設けられた排気ファンにより定着器
自体の熱が奪われるため、定着温調温度が高温化し、こ
れによる消費電力の増大、 定着器25近傍に設けられた排気ファンにより定着器
自体の熱が奪われるため、定着器を所定温度にするため
の定着ハロゲンヒーターヘの通電時間増大に伴う消費電
力の増大、 定着温調温度の高温化により、周辺部材に板金を使用
せざるを得なくなるためによる部品コストアップ、 定着温調温度の高温化により、周辺部材の耐熱性樹脂
(部品)多用による部品コストアップ、等の問題であ
る。
ンパクト化により画像形成装置本体内の昇温対策として
排気ファンの総数が増加傾向にあることに基づき、さら
に顕著になっている。
により、効率的な空気流路をクリーニング器と定着器と
の間に形成することが重要になってきている。
気ファンの静圧だけに頼るには限りがあるため、排気に
加え、外部の新鮮な空気を画像形成装置本体内部に取り
込むことが重要となる。
であり、排気ファンの総数の増加を伴うことなく、した
がって総数増加による問題を伴うことなく、画像形成装
置本体内の排気を円滑に行うようにした画像形成装置を
提供することを目的とするものである。
めの請求項1に係る本発明は、トナー像を形成する画像
形成部と前記画像形成部で形成されたトナー像を転写材
上に定着させる定着手段とを画像形成装置本体内に設
け、前記画像形成部は、像担持体上の不要なトナーを除
去するクリーニング手段を有する画像形成装置におい
て、それぞれ独立の層構造をなす給気ダクト層と排気ダ
クト層とを有し、前記クリーニング手段と前記定着手段
との間で、かつ、前記画像形成装置本体を構成する一の
側板と他の側板との間のほぼ全長にわたって配設された
エアダクトを備え、前記給気ダクト層は、前記一の側板
側に開口し前記画像形成装置本体外部の空気が供給され
る給気口と、前記給気口から供給された空気を前記画像
形成装置本体内部に吹き出す吹出口とを有し、前記排気
ダクト層は、前記画像形成装置本体内部の空気を吸入す
る吸入口と、前記他の側板側に開口し前記吸入口から吸
入された空気を前記画像形成装置本体外部に排気する排
気口とを有し、前記吹出口及び前記吸入口を前記クリー
ニング手段側に向けて開口させる、ことを特徴とする。
形成装置において、前記吸入口を有する前記排気ダクト
層が、前記吹出口を有する前記給気ダクト層の上側に配
置された、ことを特徴とする。
の画像形成装置において、前記給気口に空気を供給する
給気ファンを備える、ことを特徴とする。
の画像形成装置において、前記排気口から空気を排気す
る排気ファンを備える、ことを特徴とする。
の画像形成装置において、前記給気口に空気を供給する
給気ファンと、前記排気口から空気を排気する排気ファ
ンとを備える、ことを特徴とする。
5のいずれかに記載の画像形成装置において、前記画像
形成装置本体について操作者が対面する側を前側、その
反対を後側とすると、前記一の側板が前記画像形成装置
本体の前側板であり、前記他の側板が前記画像形成装置
本体の後側板である、ことを特徴とする。
形成装置において、前記吹出口及び前記吸入口を、前記
エアダクトの前後方向に沿って複数設けた、ことを特徴
とする。
施の形態について説明する。
係る画像形成装置の一例を示す。これらの図に示す画像
形成装置は、電子写真方式の複写機である。上述の図1
は給気ファン37、エアダクト38、及びこれらによる
空気の流れを示す斜視図、図2は画像形成装置の正面縦
断面図、図3は図2に給気ファン37を描き加えた図、
図4は後面図(背面図)、図5は右側面縦断面図であ
る。なお、以下の説明では、画像形成装置本体につい
て、操作者が対面する側を前側、その反対を後側という
ものとする。
に、画像形成装置本体3のほぼ中央部に画像形成部2が
設けてある。画像形成部2は、像担持体としてドラム型
の電子写真感光体(以下「感光ドラム」という。)10
を備えている。感光ドラム10は、駆動手段(不図示)
によって矢印R10方向に所定の周速度(プロセススピ
ード)で回転駆動される。感光ドラム10としては、例
えば、アルミニウム製のドラム基体の外周面にOPC
(有機光半導体)感光層を設けたものを使用することが
できる。
13によって所定の極性、所定の電位に均一に帯電され
る。
って静電潜像が形成される。露光手段は、原稿載置台5
上に下向きに載置されて圧着板33により押えられた原
稿を移動光源6によって照射し、その反射光を移動ミラ
ー群31、レンズ系7、固定ミラー32等によって感光
ドラム10表面に導く。これにより感光ドラム10表面
に静電潜像が形成される。
着されてトナー像として現像される。このトナー像は、
ポスト帯電器14によって電荷が整えられた後、転写帯
電器15によって転写材S上に転写される。転写材S
は、給紙カセット9a、9b、9cのいずれかに収納さ
れていたものが給紙ローラ19a、19b、19c、搬
送ローラ対20a、20b、20c、ガイド部材21を
介してレジストローラ対22に搬送されて一旦停止され
たものが、このレジストローラ対22によって感光ドラ
ム10上のトナー像にタイミングを合わせるようにして
供給されたものである。
に残ったトナー(残留トナー)がクリーニング器(クリ
ーニング手段)12によって除去され、次の画像形成に
供される。
帯電器16によって感光ドラム10表面から分離され
る。分離された転写材Sは、搬送ローラ17a、17b
とこれらに掛け渡された搬送ベルト17cとを有する搬
送装置17によって定着器(定着手段)25に搬送され
る。転写材Sは、ここで定着ローラ25a及び加圧ロー
ラ25bによって加熱、加圧されて表面にトナー像が定
着され、その後、排出ローラ対26によって排出部30
から画像形成装置本体3外部に排出される。これにより
画像形成が終了する。
図5に示すように、画像形成装置本体3の後側板(他の
側板)34に、排気ファン4、8、18が設けられてい
る(ただし、図5では排気ファン8は不図示。)。後側
板34には、定着器25に対応する位置と、現像器11
に対応する位置と、搬送装置17に対応する位置とのそ
れぞれに開口部が穿設されており、これら開口部に上述
の排気ファン4、8、18が取り付けられている。ま
た、図3、図5に示すように、画像形成装置本体3の前
側板(一の側板)35におけるクリーニング器12と定
着器25の間に対応する位置には、給気ファン37が配
設されている。
ファン37、及び排気ファン4、8、18は作動する。
像形成装置本体3内部に供給するものである。
てオフセット防止用に使用される離型剤としてのシリコ
ーンオイルの蒸気を画像形成装置本体3外部へ排出する
ものである。
2で発生するオゾン及び浮遊トナーを含む空気を画像形
成装置本体3外部へ排出するものである。
おいて搬送ベルト17c表面に転写材Sを吸着させるた
めに必要な負圧を生成するために、画像形成装置本体3
内部の空気を外部に吹き出して排出するものである。
ずれも空気清浄化フィルタ24が取り付けられている。
画像形成装置本体3内部から排気ファン4、8、18に
よって外部に排出される空気は、空気清浄化フィルタ2
4を通過することにより、排気中のオゾン、浮遊トナ
ー、シリコーンオイル蒸気などが除去され、外部へは清
浄化された空気が排出されるようになっている。
形成装置本体3の前側板35と後側板34との間の前後
方向のほぼ全域にわたって、クリーニング器12と定着
器25との間に、図1〜図3、図5に示すエアダクト3
8が設けられている。なお、図1では定着器25は、前
後方向に長い直方体状に図示されている。
内部を、露光手段が配置された上部とそれ以外の部分と
に区画する隔壁3Aに下方から取り付けられている。つ
まり、エアダクト38の上面は、隔壁3Aの一部によっ
て構成されている。なお、図1においては、エアダクト
38は、隔壁3Aが除去された状態が図示されている。
クト層38bと排気ダクト層38aとを有する上下2層
構造に構成されている。下側の給気ダクト層38bは、
前後方向に長く形成されている。給気ダクト層38b
は、前端部には上述の給気ファン37に向けて開口され
た給気口(冷却用空気導入口としても作用)38cが設
けられており、後端部は後側板34によって閉鎖されて
いる。また、給気ダクト層38bの右側板38eにおけ
る前後方向の中間部には、クリーニング器12に向けて
開口された吹出口42が、前後方向に多数穿設されてい
る。上側の排気ダクト層38aは、下側の給気ダクト層
38bの上部に重ねるようにして前後方向に長く形成さ
れている。排気ダクト層38aは、前端部が閉鎖されて
おり、後端部には上述の排気ファン4に向けて開口され
た排気口38dが設けられている。また、排気ダクト層
38aの右側板38eにおける前後方向の中間部には、
クリーニング器12に向けて開口された吸込口46が前
後方向に多数穿設されている。これら吸込口46は、上
述の給気ダクト層38bの吹出口42と同一平面上に配
置されている。つまり、エアダクト38の右側板38e
とクリーニング器12との間には、板状の空気の流路R
(図2、図3参照)が形成されている。さらに、排気ダ
クト層38aの内部には、空気の流れを円滑にするため
のフィン47が立設されている。フィン47は、吸込口
46から吸引された空気A3を後方の排気口38dに効
率よくかつ均等に導くために、適宜な形状に屈曲(又は
湾曲)されたものが複数設けられている。なお、上述の
給気ダクト層38bの吹出口42及び排気ダクト層38
aの吸込口46の位置、大きさ、数等は適宜変更可能で
ある。
に作用する。
ン37、及び排気ファン4、8、18が回転される。
置本体3外部の新鮮な空気A2が、給気口38cからエ
アダクト38の給気ダクト層38b内に導かれる。導か
れた空気A2は、給気ダクト層38bの長手方向に沿っ
て後方に進みながら順次、吹出口41からクリーニング
器12に向けて吹き出される。吹き出された空気A2の
一部は、クリーニング器12を冷却しながら、クリーニ
ング器12とエアダクト38との間の流路R間隙を上昇
し、排気ダクト層38aの吸入口46から吸引される。
吸引された空気44は、フィン47によって区画された
それぞれの流路に沿って後方に進み、排出口38dから
排気ファン4によって画像形成装置本体3外部に排出さ
れる。このとき浮遊トナーやオゾン等によって汚染され
ている画像形成装置本体3内部の空気も、同時に排出さ
れる。
ら吹き出された空気A2の一部は、下方に流れ、排気フ
ァン18によって画像形成装置本体3外部に排出され
る。このときの空気に流れによって、トナー像転写後の
転写材Sを搬送装置17の搬送ベルト17cに良好に吸
着させることが可能となる。
述の位置に設けたことにより、図2に示すように定着器
25の左方には、定着器25と、エアダクト38と、隔
壁3Aと、画像形成装置本体3の左側板3Bと、定着後
の転写材Sの搬送路26Aとによって囲まれた前後方向
に長い直方体状の空間が形成されるので、排気ファン4
の回転によって、定着器25近傍の空気を良好に排気さ
せることが可能となる。これにより、定着器25によっ
て昇温された空気やシリコーンオイルを含有した空気を
円滑に排出することができる。
と、上述のエアダクト38を設けることにより、すなわ
ち、エアダクト38に、給気のための給気ダクト層38
bと排気のための排気ダクト層38aとをそれぞれ個別
に設けることにより、排気ファンの総数を減少させた場
合でも、画像形成装置本体3内の排気を円滑に行うこと
ができる。図10に示す従来例との比較でいうと、排気
ファン40a、40b、40cを省略することができ、
給気ファン37を1個追加したことを考慮すると、ファ
ンの総数を2個減らすことができる。このように、エア
ダクト38を設けることで、排気ファンの総数の増加を
防止しつつ、画像形成装置本体3内の排気を円滑に行う
ことが可能となり、クリーニング器12や定着器25の
昇温の防止、浮遊トナーやオゾンやシリコーンオイル蒸
気を含んだ空気の良好な排気、搬送ベルト17cに対す
る転写材Sの良好な吸着を実現することができる。
させることなく、排気ファンの総数を減らして、ファン
総数の増加に伴う前述の弊害(例えば、騒音レベルの増
加やコストアップ)を防止することができる。
bの吹出口42と排気ダクト層38aの吸引口46とを
同一の平面上(右側板38e)に設けることにより、吹
出口42からの空気の吹出しと吸引口46からの空気の
吸引を効率よく行うことができ、エアダクト38とクリ
ーニング器12との間の流路Rを通過する空気の流れを
円滑にすることができる。つまり、エアダクト38とク
リーニング器12との間に空気の循環層が形成されるこ
とになる。これにより、クリーニング器12近傍の汚染
された空気の排気、及びクリーニング器12の昇温の防
止を効率よく行うことができる。
外に、給気ファン37と排気ファン4とを備えているの
で、排気ファン4による静圧と給気ファン37による動
圧との双方によって、画像形成装置本体3内の空気の排
気を円滑に行うことができる。
2を示す。
右側板38eのうちの、上側の排気ダクト層38aの上
部に相当する部分を、クリーニング器12側(図6、図
7では右方)に延長して、クリーニング器12の上方ま
で延長した点にある。そして、延長した部分には、さら
に、前述の吸引口46とほぼ同様の吸引口49を設け
た。
い。定着器25側に設けると、消費電力の増大につなが
るからである。
合でも、クリーニング器12側に延長したエアダクト3
8により、定着器25の熱を直接吸うことが無くなるた
め消費電力低減にもつながる。さらに、定着器25近傍
にも不必要な空気の流れが無くなったため定着器25の
適度な保温効果も得ることができ、消費電力低減につな
がる。
エアダクト38の給気口38c側に給気ファン37を、
また排気口38d側に排気ファン4を配設する例を説明
したが、これら給気ファン37と排気ファン4とのうち
の一方を省略してもよい。すなわち、エアダクト38を
設けることで、空気の流れが十分円滑となる場合には、
給気ファン37又は排気ファン4のいずれか一方のみを
配設すれば十分である。
には、さらに別のファンを追加するようにしてもよい。
画像形成装置本体内に、それぞれ独立の給気ダクト層と
排気ダクト層とを有するエアダクトを設けることによ
り、画像形成装置本体内の排気を円滑に行うことができ
る。したがって、例えば、昇温しがちな部材の昇温を防
止することができ、また、オゾンや浮遊トナーやシリコ
ーンオイル蒸気等を含んだ空気を円滑に排気することが
できる。
空気の流れを示す斜視図。
図。
図。
Claims (7)
- 【請求項1】 トナー像を形成する画像形成部と前記画
像形成部で形成されたトナー像を転写材上に定着させる
定着手段とを画像形成装置本体内に設け、前記画像形成
部は、像担持体上の不要なトナーを除去するクリーニン
グ手段を有する画像形成装置において、 それぞれ独立の層構造をなす給気ダクト層と排気ダクト
層とを有し、前記クリーニング手段と前記定着手段との
間で、かつ、前記画像形成装置本体を構成する一の側板
と他の側板との間のほぼ全長にわたって配設されたエア
ダクトを備え、 前記給気ダクト層は、前記一の側板側に開口し前記画像
形成装置本体外部の空気が供給される給気口と、前記給
気口から供給された空気を前記画像形成装置本体内部に
吹き出す吹出口とを有し、 前記排気ダクト層は、前記画像形成装置本体内部の空気
を吸入する吸入口と、前記他の側板側に開口し前記吸入
口から吸入された空気を前記画像形成装置本体外部に排
気する排気口とを有し、前記吹出口及び前記吸入口を前記クリーニング手段側に
向けて開口させる、 ことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 前記吸入口を有する前記排気ダクト層
が、前記吹出口を有する前記給気ダクト層の上側に配置
された、 ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 【請求項3】 前記給気口に空気を供給する給気ファン
を備える、 ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装
置。 - 【請求項4】 前記排気口から空気を排気する排気ファ
ンを備える、 ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装
置。 - 【請求項5】 前記給気口に空気を供給する給気ファン
と、前記排気口から空気を排気する排気ファンとを備え
る、 ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装
置。 - 【請求項6】 前記画像形成装置本体について操作者が
対面する側を前側、その反対を後側とすると、 前記一の側板が前記画像形成装置本体の前側板であり、 前記他の側板が前記画像形成装置本体の後側板である、 ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の
画像形成装置。 - 【請求項7】 前記吹出口及び前記吸入口を、前記エア
ダクトの前後方向に沿って複数設けた、 ことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
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