JPH0293554A - 画像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的コ （産業上の利用分野） 本発明はたとえば、電子調写機として適用される画像形
成装置に関する。

（従来の技術） 一般に、電子複写機などにおいては、第１１図および第
１２図に示すように、その本体ａ内に冷却用ファンｂを
備え、この冷却用ファンｂの回転により、本体ａ内の熱
気を矢印で示すように吸込んで排気口Ｃから外部に排出
し、本体ａ内の過熱を防止するようになっている。ｄは
ファンモータである。

（発明か解決しようとする課題） しかしながら、従来においては、排気口Ｃを本体ａの一
側面部に設けていたため、排気音がオペレータに近いと
ころで発生し騒音が高いものとなっていた。

また、排紙トレイｅが本体ａの一側下部側に設けられて
いるため、排紙トレイｅ上の用紙を熱よりカールさせて
しまう虞れがあった。

さらに、ソータ装置が本体ａの一側面側に取付けられる
ような場合には、ソータ装置により排気が阻害されると
いった問題があった。

本発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的
とするところは、排気音を低下させるとともに、排紙ト
レイ上の用紙を熱よりカールさせることなく、また、ソ
ータが取付けられていても、排気が阻害されることのな
いようにした画像形成装置を提供しようとするものであ
る。

［発明の構成］ （発明が解決しようとする課題） 本発明は上記課題を解決するため、リヤ面に吹出口を有
した装置本体と、この装置本体内に設けられ該装置本体
内のエアーを吸引し吹出す冷却用ファンと、この冷却用
ファンから吹出されるエアーを上記装置本体のリヤ面の
吹出口から排気させる排気用ダクトとを具備してなるこ
とを特徴とするものである。

（作用） 装置本体のリヤ面の吹出口から排気することにより、オ
ペレータから排気部を遠ざけ、また、排紙トレイおよび
ソータの方向に排気しないようにした。

（実施例） 以下、本発明を第１図乃至第４図に示す一実施例を参照
して説明する。

第２図は画像形成装置全体の内部構成を示し、図中１は
帯電、露光、現像、転写、清掃、定着等の画像形成プロ
セス構成手段２を内蔵した装置本体であり、この装置本
体１の上面には原稿載置ガラス３上にセットされた原稿
を押える原稿押えカバー４が設けられている。

前記装置本体１の右側には、画像形成プロセス構成手段
２に供給される普通紙等の用紙を収容した給紙カセット
１０．１１が設けられている。

前記画像形成形成プロセス構成手段２はっぎのような構
成となっている。すなわち、装置本体１内のほぼ中央部
には像担持体としてのドラム状感光体２０が設けられ、
このドラム状感光体２ｏの周囲部には、その回転方向に
沿って順次、帯電装置２１、露光装置２２の露光部２２
ａ１カラー用現象用の上部現像ユニット２３ａと黒色用
の下部現像ユニット２３ｂとからなる現像装置２３、転
写装置２４、剥離装置２５、〆ｈ掃装置２６などが配設
されている。

また、上記装置本体１内には、前記給紙カセット１０ま
たは１１から自動的に給紙された用紙を前記ドラム状感
光体２０と転写装置２４との間の像形成部２７を経て装
置本体１の左側に設けられた排出トレイ１３に導く用紙
搬送路２８が形成されている。

この用紙搬送路２８の像転写部２７の上流側にはレジス
トローラ対２９が配設され、下流側には定着装置３０、
排紙ローラ３２が配置されている。

さらに、上記像転写部２７と定着袋＠３０との間には吸
着搬送装置３１が設けられている。

また、上記装置本体１内の一側部側すなわち、排紙ロー
ラ対３２の上方部には冷却ファン（ラインフローファン
）３５が設けられている。この冷却用ファン３５は第１
図に示すようにファンモータ３８により回転駆動される
ようになっている。

この冷却用ファン３５の回転方向はその周速方向が第２
図に矢印で示すように、スキャンのコピー方向と反対方
向に回転するようになっている。

また、この冷却用ファン３５の吹出側には排気用ダクト
３６が設けられ、この排気用ダクト３６は装置本体１の
リヤ而１ａ側に延出されている。

上記装置本体１のリヤ面１ａには吹出口３７・・・が設
けられ、この吹出口３７・・・に上記排気用ダクト３６
が連通されている。

しかして、コピー時には、原稿載置ガラス３上にセット
された用紙に露光装置２２により光か走査され、その反
射光が矢印で示すように、ドラム゛状感光体２０上の露
光部２２ａに照射される。ドラム状感光体２００表面は
帯電装置２１により帯電されており、上記露光により静
電潜像が形成される。この静電潜像は上部現像ユニット
２３ａあるいは下部現像ユニット２３ｂから現像剤が供
給されることにより、顕像化される。

一方、このとき、上部あるいは下部の給紙カセット１０
１１から用紙が給紙され、レジストローラ対２９を介し
て像転写部２７に送られ、画像が転写される。この画像
か転写された用紙は剥離装置２５により剥離され、吸着
搬送装置３１により定着装置３０へと搬送される。この
定着装置３０に送られた用紙は画像が定着されたのち、
排紙ローラ対３２を介して排出トレイ１３上に排出され
る。

ところで、このコピー時には、ファンモータ３８が駆動
されて冷却用ファン３５が第２図にも示すように、矢印
方向に回転される。この回転により、主に露光装置２２
側の熱気が吸引されて第３図および第４図に示すように
吹出される。この吹出されたエアーは矢印で示すように
、排気用ダクト３６に沿って流れ、装置本体１のリヤ面
１ａの１吹出口３７・・・から吹出される。

上述したように、冷却用ファンモータ３５から吹出され
るエアーを排気用ダクト３６を介して装置本体１のリヤ
面１ａの吹出口３７・・・から吹出すため、吹出台がオ
ペレータ側から距離ｌ遠ざかることになり騒音が低下す
る。

また、排気方向が排出トレイ１３側でないため、υＥ出
トレイ１３上の用紙を熱によりカールさせてしまうこと
もない。

さらに、装置本体１の一側部にソータを装むしても排気
が阻害されることがない。

また、冷却用ファン３５の回転方向をその周速方向がス
キャンのコピ一方向と反対となるようにするため、第２
図に示すように、冷却用ファン３５の右側に塞き止め溜
りｔが発生し、風の流れが主に右側に寄り、原稿載置ガ
ラス３の左側が良好に冷却される。

なお、本発明は上記一実施例に限られず、第５図乃至第
７図に示すように、排気用ダクト３６の底部および側部
にエジェクト部４１を切り起こし形成して足前装置３０
近傍のエアーを負圧により、吸引するようにしてもよい
。

この実施例によれば、冷却用ファン３５の吸込部から定
着装置３０近傍のエアーを吸引しないため、露光装置２
２側からのエアーの吸引量を低下させることなく、良好
に吸引できる利点がある。

また、第８図乃至第１０図に示すように排気用ダクト３
６の上面部に複数個の吹出口５１・・・を穿設して、吹
出風の一部を露光装置２２のガラス３面に直接吹き付け
るようにしても良い。

この実施例によれば、吹出風を直接、原稿載置ガラス３
面に吹付けるため、原稿載置ガラス３面の冷却効率を向
上できる。

［発明の効果］ 以上、説明したように、本発明よれば、冷却用ファンか
らのエアーを装置本体のリヤ面の吹出口から吹出すため
、吹出台がオペレータから遠ざかり騒音が低下する。

また、排気が排出トレイ上の用紙に吹付けるられないた
め、用紙をカールさせる虞れもない。

さらに、装置本体の一側部にソータを装着しても排気か
阻害されることもないという効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第４図は本発明の一実施例を示すもので、第
１図は冷却用ファンおよびダクトを示す平面図、第２図
は複写機の内部構成図、第３図はその斜視図、第４図は
冷却用ファンから吹出される風の流れを示す説明図、第
５図乃至第７図は本発明の第１の他の実施例を示すもの
で、第５図は複写機を一部破断して示す側面図、第６図
はダクトを通る風の流れを示す説明図、第７図はエジェ
クタを示す斜視図、第８図乃至第１０図は第２の他の実
施例を示すもので、第８図は複写機を一部破断して示す
側面図、第９図はその斜視図、第１０図は冷却用ファン
およびダクトを示す平面図、第１１図および第１２図は
従来例を示すもので、第１１図は複写機を一部破断して
示す側面図、第１２図はその斜視図である。 １・・・装置本体、１ａ・・・リヤ面、３５・・・冷却
用ファン、３６・・・ｎ急用ダクト、３７・・・吹出口
。 出願人代理人　弁理士　鈴江武彦 第 図 第 図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）リヤ面に吹出口を有した装置本体と、この装置本
   体内に設けられ該装置本体内のエアーを吸引し吹出す冷
   却用ファンと、この冷却用ファンから吹出されるエアー
   を上記装置本体のリヤ面の吹出口から排気させる排気用
   ダクトとを具備してなることを特徴とする画像形成装置
   。
2. （２）排気用ダクト内を流れるエアーの一部を原稿載置
   台に吹付けることを特徴とする請求項１記載の画像形成
   装置。
3. （３）排気用ダクトに負圧によりエアーを吸引するエジ
   ェクト部を設けたことを特徴とする請求項１記載の画像
   形成装置。