JPH0622846Y2 - 画像形成装置の冷却装置 - Google Patents

画像形成装置の冷却装置

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JPH0622846Y2
JPH0622846Y2 JP15079886U JP15079886U JPH0622846Y2 JP H0622846 Y2 JPH0622846 Y2 JP H0622846Y2 JP 15079886 U JP15079886 U JP 15079886U JP 15079886 U JP15079886 U JP 15079886U JP H0622846 Y2 JPH0622846 Y2 JP H0622846Y2
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JP
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image forming
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casing
cooling
optical system
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JP15079886U
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JPS6357660U (ja
Inventor
有弘 角田
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三田工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、静電複写機等の光学系部と画像形成部とを備
えた画像形成装置の冷却装置に関するものである。
(従来技術) 従来、静電複写機等の画像形成装置においては、光学系
部の露光ランプによってコンタクトガラス等が加熱され
るのを防止するとともに、画像形成部の感光ドラムおよ
びその駆動機構等の熱によって各機器が加熱されるのを
防止するため、上記光学系部および画像形成部を冷却す
る冷却装置が設けられている。例えば、実開昭59−1
5064号公報に示される装置では、クロスフローファ
ンからなる冷却装置を複写機の側板(側壁)を貫通させ
た状態で取付け、上記側板の内方に位置する主筐体内の
空気を吸引して機外に排出させることにより、光学系部
を冷却するとともに、側板の外方に位置する副筐体内の
空気を吸引して機外に排出させることにより、側板の外
面に取付けられた画像形成部の駆動機器等を冷却するこ
とが行なわれている。
しかし、上記従来装置では、光学部材が設置された主筐
体内の空気を吸引することにより、コンタクトガラス等
を冷却するように構成されているため、上記コンタクト
ガラスの下面に冷却空気を集中して作用させることがで
きず、その冷却効果が不充分であるという欠点がある。
また、上記クロスフローファンを逆回転させて外部の空
気を機体内に導入し、この空気を上記コンタクトガラス
の下面に吹付けてこれを効果的に冷却できるように構成
することも考えられるが、この場合には上記副筐体内に
も空気が吹込まれ、特定個所に冷却空気が集中するため
広範囲に配設された各種機器の全てを冷却することが不
可能となるとともに、この副筐体内に導入されて滞留し
た空気の温度が上昇すると上記機器が加熱されるという
問題がある。
さらに、上記従来装置では、クロスフローファンが側板
を貫通した状態で光学部材の走査方向と直角方向に取付
けられているので、このクロスフローファンが光学部材
による露光走査の障害とならないようにするには、クロ
スフローファンを露光走査部の外方に位置させる必要が
あり、これに応じて複写機が大型化する傾向にある。
(考案の目的) 本考案は、上記の欠点を解消するためにされたものであ
り、簡単な構成で光学系部のコンタクトガラス等に冷却
空気を集中させてこれを効果的に冷却することができる
とともに、広範囲に配設された画像形成部の各種機器を
もれなく冷却することができ、しかも装置が大型化する
こともない画像形成装置の冷却装置を提供するものであ
る。
(考案の構成) 本考案は、コンタクトガラス上に載置された原稿を光学
部材により露光走査する光学系部と、この光学部材によ
り露光走査された原稿像に応じた画像を形成する画像形
成部とを備えた画像形成装置の冷却装置であって、上記
光学部材の走査方向と平行に冷却ファンを設置し、この
冷却ファンのケーシングを、機外の空気を導入して上記
光学系部に吹付ける第1ケーシング部と、上記画像形成
部近傍の空気を吸引して機外に排出する第2ケーシング
部とに区画して形成したものである。
上記の構成によれば、冷却ファンの第1ケーシング部か
ら光学系部に冷却空気が吹付けられるとともに、画像形
成部近傍の空気が冷却ファンの第2ケーシング部に吸引
されることにより、単一の冷却ファンで画像形成装置の
光学系部と画像形成部とがそれぞれ効果的に冷却される
こととなる。
(実施例) 第1図は本考案に係る冷却装置を構成する冷却ファン1
を備えた静電複写機の実施例を示している。この静電複
写機の機体2の上部には第2図に示すように、コンタク
トガラス3が設置され、その下方には原稿照射ランプ
4、反射板5、ミラー6a,6b,6c,6d、および
レンズ組立体7からなる光学部材が配設され、これらに
よって光学系部8が形成されている。そして上記原稿照
射ランプ4がコンタクトガラス3の下面に沿って所定速
度で走行することにより、コンタクトガラス3上に載置
された原稿を露光走査するように構成されている。
また、上記機体2の下部には、アルミ合金等からなる基
体の表面にセレン合金等からなる感光体層が形成された
感光体ドラム9が配設され、この感光体ドラム9の周囲
にはチャージワイヤを有する主帯電部10と、現像ロー
ラを有する現像部11と、転写紙の搬送機構12と、チ
ャージワイヤを有する転写帯電部13と、分離爪からな
る転写紙分離部14と、感光体ドラム9上の残留トナー
を除去するクリーニング部15等が配設され、これらに
よって画像形成部16が形成されている。そして、感光
体ドラム9の回転に伴い、主帯電部10のチャージワイ
ヤにより感光体ドラム9の表面が均一に帯電された後、
上記光学系部8から感光体ドラム9上に原稿像が露光さ
れて静電潜像が形成され、現像部11から静電潜像にト
ナーが吸着されてトナー像が形成されるとともに、上記
転写帯電部14によりトナー像の転写紙への転写が行な
われ、転写紙分離部14により感光体ドラム9と転写紙
との分離が行なわれる。
また、上記転写紙は、給紙セット17から上記搬送機構
12を介して転写帯電部13に供給された後、搬送ロー
ラを備えた排出機構18および定着ローラを備えた定着
部19を経て排紙トレイ20上に導出される。上記定着
部19の上方には、この定着部19の熱が感光体ドラム
9に伝播するのを防止するための排気ファン21が配設
されている。
上記冷却ファン1は、第3図に示すように、多数の羽根
を備えた羽根車22と、そのケーシング23と、駆動モ
ータ24とを備えたクロスフローファンからなり、複写
機の背面側に位置する側板25の外面に取付けられて上
記光学系部8の原稿照射ランプ4等の走査方向と平行に
設置されるように構成されている。上記ケーシング23
は、原稿照射ランプ4の露光初期位置側に配置された第
1ケーシング部26と、その後方に配置された第2ケー
シング部27とに仕切壁28によって区画され、上記第
1ケーシング部26は機外の空気を導入してこれを光学
系部8のコンタクトガラス3の下面に吹付け、第2ケー
シング部27は上記画像形成部16内の空気を吸引して
機外に排出するように構成されている。
すなわち、上記第1ケーシング部26は、第4図に示す
ように、吸入口26aが上部外方に向けて開口するとと
もに吐出口26bが側板25の上部に形成された開口部
25aと対向するように内方に向けて開口しており、矢
印で示すように、機体2の背面側上部に形成された開口
部2aから吸引した空気を上記側板25の開口部25a
からコンタクトガラス3の下面に向けて吹付け、光学系
部8を冷却するようになっている。また、上記第2ケー
シング部27は、第5図に示すように、吸入口27aが
下部内方に向けて開口するとともに、吐出口27bが機
体2の開口部2aと対向するように外方に向けて開口し
ており、矢印で示すように、側板25の中間部に形成さ
れた開口部25bから感光体ドラム9等の周辺部の空気
を吸引するとともに、感光体ドラム9の駆動機構29お
よび電装品30等の周辺部の空気を吸引して上記開口部
2aから機外に排出することにより、上記画像形成部1
6の各機器を冷却するように構成されている。
このように、冷却ファン1のケーシング23を第1ケー
シング部26と第2ケーシング部27とに区画し、上記
第1ケーシング部26の吐出口26bからコンタクトガ
ラス3の下面に空気を吹付けるとともに、上記第2ケー
シング27の吸入口27aに画像形成部16近傍の空気
を吸引するように構成したため、単一のファンにより、
コンタクトガラス3下面に冷却空気を集中的に作用させ
てこれを効果的に冷却することができるとともに、上記
画像形成部16の雰囲気温度を低下させ広範囲に配設さ
れた各種機器をほぼ一様に冷却することができる。すな
わち、上記光学系8を冷却する第1ケーシング部26
は、吹付け冷却式であるために必要個所に冷却空気を集
中させてこれを効果的に冷却することができる。また、
上記画像形成部16を冷却する第2ケーシング部27
は、吸引冷却式であるために広範囲の空気を吹出して各
機器をもれなく冷却することができ、しかもこの画像形
成部16に冷却空気を吹付ける場合のように空気が滞留
して温度が上昇することもなく、効果の良い冷却が可能
となる。
また、上記冷却ファン1は側板25の外面に沿って原稿
照射ランプ4等の走査方向と平行に設置されているた
め、機体2の背面側に位置する上記電装品30等の上部
空間を有効に利用して光学部材による露光走査の障害と
ならない位置に冷却ファン1を取付けることができ、複
写機のコンパクト化が可能となる。
また、上記実施例では、光学系部8を冷却する第1ケー
シング部26が露光初期位置側に配設されるとともに、
画像形成部16を冷却する第2ケーシング部27が上記
第1ケーシング部26の後方側に配設されているため、
露光ランプ4によって加熱され易いコンタクトガラス3
の露光初期位置部分を上記ケーシング部26から吹付け
られる冷却空気によって効果的に冷却でき、さらに感光
体ドラム9等が配設された画像形成部16の中央部分を
上記第2ケーシング部27内に吸引される空気流によっ
て効率良く冷却することができるという利点がある。
(考案の効果) 以上説明したように本考案は、画像形成装置に設置され
る冷却ファンのケーシングを、機外の空気を導入して光
学系部に吹付ける第1ケーシング部と、画像形成部近傍
の空気を吸引して機外に排出する第2ケーシング部とに
区画して形成したため、上記光学系部のコンタクトガラ
ス等に冷却空気を集中して作用させることができるとと
もに、画像形成部近傍の空気を均等に吸引して広範囲に
設置された各種機器をほぼ一様に冷却することができ、
単一の冷却ファンによって光学系部と画像形成部との両
方を効率良く冷却することができる。
また、上記冷却ファンを光学部材の走査方向と平行に設
置するように構成したため、機体の背面側の空間部を有
効に利用して光学系部の露光走査の障害とならない位置
に冷却ファンを取付けることができ、画像形成装置をコ
ンパクト化できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る冷却装置を備えた画像形成装置の
平面図、第2図は第1図のII−II線断面図、第3図は上
記冷却装置の要部構成を示す背面斜視図、第4図および
第5図は第1図のIV−IV線およびV−V線断面図であ
る。 1……冷却ファン、2……機体、4……原稿照射ランプ
(光学部材)、8……光学系部、16……画像形成部、
23……ケーシング、26……第1ケーシング部、27
……第2ケーシング部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−249174(JP,A) 特開 昭61−26035(JP,A) 特開 昭62−44682(JP,A) 特開 昭63−53567(JP,A) 特開 昭63−27861(JP,A) 特開 昭63−43167(JP,A) 特開 昭63−55568(JP,A) 実開 昭58−133150(JP,U) 実開 昭59−15064(JP,U) 実開 昭60−6162(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンタクトガラス上に載置された原稿を光
    学部材により露光走査する光学系部と、この光学部材に
    より露光走査された原稿像に応じた画像を形成する画像
    形成部とを備えた画像形成装置の冷却装置であって、上
    記光学部材の走査方向と平行に冷却ファンを設置し、こ
    の冷却ファンのケーシングを、機外の空気を導入して上
    記光学系部に吹付ける第1ケーシング部と、上記画像形
    成部近傍の空気を吸引して機外に排出する第2ケーシン
    グ部とに区画して形成したことを特徴とする画像形成装
    置の冷却装置。
JP15079886U 1986-09-30 1986-09-30 画像形成装置の冷却装置 Expired - Lifetime JPH0622846Y2 (ja)

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JPS6357660U JPS6357660U (ja) 1988-04-18
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