JP2855483B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2855483B2
JP2855483B2 JP2403221A JP40322190A JP2855483B2 JP 2855483 B2 JP2855483 B2 JP 2855483B2 JP 2403221 A JP2403221 A JP 2403221A JP 40322190 A JP40322190 A JP 40322190A JP 2855483 B2 JP2855483 B2 JP 2855483B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、転写を終えた転写紙を
用紙搬送手段によって定着装置に搬送するようにした画
像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置にあっては、像担持体例え
ば回転する感光体ドラムの周面上に帯電・像露光・現像
のプロセスを行い、現像によって形成されたトナー像は
同期して搬送される転写紙上に転写される。
【0003】転写によってトナー像が付着した転写紙は
感光体ドラムより分離し、定着装置によってトナー像は
転写紙上に溶融・定着したのち装置外に排出される。
【0004】定着装置には熱源を内部にもって回転する
熱ローラとこれに押圧して従動・回転する加ローラが
用いられ、トナー像が付着した転写紙は熱ローラと加圧
ローラとの間に挟持搬送されながら定着がなされる。
【0005】一方、前記のトナー像の転写紙への転写に
当っては、一時的に転写紙は感光体ドラム周面に密着し
た状態で転写が行われるので、転写紙は感光体ドラムか
ら分離した状態では定着装置に向けて付勢された状態で
移動する。従って感光体ドラムの転写・分離部と定着装
置とが近接して配設されているときは、転写・分離部と
定着装置との間にガイド板が設けられ、トナー像の付着
した転写紙はその背面をガイド板に沿って移動するよう
構成されている。ガイド板に沿って付勢されて移動する
転写紙をガイドするには、例えば実開昭62-191750号明
細書に記載されているように、ガイド板に空気流路を形
成する開口部を設け、ファンモータによって吸引するこ
とで、転写紙がその背面をガイド板に密着させながら移
動するようガイドがなされる。
【0006】また、転写・分離部と定着装置とが或る程
度離れて位置しているときは、その間に用紙搬送手段が
設けられている。用紙搬送手段としては、搬送路に回転
するベルト体を設け、転写し背面を移動するベルト体に
静電的に付着させて搬送する手段や、またベルト体に空
気流路を形成する複数の穴部を設けて、転写紙背面を移
動するベルト体に吸引・搬送する手段が用いられる。例
えば特開昭60-48861号公報はこれに関する技術が開示さ
れたものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】定着装置は外面を断熱
手段等によって包囲し、外部に熱が発散することを防止
している。しかし連続して長時間使用すると定着装置は
外部に対して放熱するようになる。また駆動モータや制
御部等も熱源として作用する。従って長時間連続使用す
ると、画像形成装置内部は相当の高温となるよう温度上
昇する。像担持体としてOPCやSe等の感光体が用いられ
るが、これ等感光体が高温となると性能を劣化させ、ま
た寿命を短縮することとなる。
【0008】本発明は定着装置や画像形成装置の奥側に
位置した駆動モータよりの発熱が用紙搬送路部分によっ
て遮られて像担持体部分が高温とならないよう阻止する
機能を有した画像形成装置を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成しようとするもので、本発明は像担持体上に形成され
たトナー像を転写紙上に転写したのち、該転写紙を用紙
搬送手段によって定着装置へ搬送する画像形成装置にお
いて、該用紙搬送手段は搬送方向中央近辺にあって回動
する多数の孔部を有し、かつ吸気口上に設けられたベル
ト体と、その両側に設けた案内板とから構成され、該案
内板の奥側で搬送される転写紙の最大サイズの転写紙
よりも外側に位置した外側部には開口穴が設けられてい
て、該開口穴は前記ベルト体内部に設けられた前記吸気
口を有したサクション経路と連結し、ファンモータによ
って吸気されるよう構成したことを特徴とする画像形成
装置を提供するものである。
【0010】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の詳細な説明を行
う。図1は本発明の用紙搬送手段を設けた画像形成装置
の要部断面図を示したものである。
【0011】図において11は像担持体で、Se,OPC等の感
光体をドラム周面に設けた時計方向に回転する感光体ド
ラムである。感光体ドラムの周縁部には、帯電器12、枠
形成用の除電器13、像露光手段14、現像手段15、転写電
極16、分離電極17、分離爪18、クリーニング手段19等が
配設されていて、次のプロセスによって像形成がなされ
る。すなわち、回転する感光体ドラム11上には帯電器12
によって一様帯電されたのち、除電器13によって画面枠
外に光照射を行って画面枠外の帯電を除去する。ついで
原稿面の走査露光を行う像露光手段14によって感光体ド
ラム11上の画面枠内に像露光を行って潜像を形成する。
感光体ドラム11上の潜像は現像手段15によって現像さ
れ、潜像部分にはトナーが静電的に付着してトナー像と
なる。感光体ドラム11上のトナー像には、その先端部分
が転写紙の先端と合致するよう同期して回転する第2給
紙ローラ31によって搬送される転写紙が密着し、背後か
ら作動する転写電極によってトナー像は転写紙上に転写
される。感光体ドラム11と密着状態にある転写紙は、分
離電極17によって除電されて分離するが、分離爪18はそ
の分離を確実にするよう協動して作動する。
【0012】トナー像の転写を終え分離した転写紙は用
紙搬送手段である転写紙搬送装置20によって搬送され、
熱ローラ方式による定着器32によってトナー像は転写紙
上に融着し定着されたのち装置外に排出される。定着器
32は断熱材によって包囲されているが、長時間連続使用
するときは熱源として外部に放熱し、また転写紙搬送装
置20の上方奥側には駆動モータ33をはじめ駆動系が配設
されているので長時間連続使用するときは高温となる。
定着器32や駆動モータ33近傍の高温の空気が感光体ドラ
ム11の方へ流れると、感光体の温度を上昇させ、性能を
著しく劣化させる。次に説明する転写紙搬送装置20は吸
気搬送ベルトを用いての良好な転写紙の搬送性能に加え
て搬送用の吸気ファンモータによって高温の空気を吸気
するよう構成し、画像形成装置内の温度が不当に上昇す
るのを防止する。
【0013】図2及び図3は共に転写紙搬送装置20を示
したもので、図2は転写紙搬送装置20を上面から見た図
1におけるA視図で、図3は同じく図1におけるBB断面
図である。図2,図3ともに図面左側が装置の奥側、右
側が装置の手前側である。
【0014】実施例はセンター基準の転写紙搬送方式を
とった画像形成装置であって、センターCを中心とした
対称の紙幅をもった転写紙がセンターC部に設けた搬送
ベルト21によって搬送がなされる。搬送ベルト21は最小
幅の転写紙幅より更に狭いベルト幅をもった多数の小孔
211を有するベルト体で、駆動ローラ22と従動ローラ23
との間に張架され、駆動ローラ22を固設した駆動ローラ
軸221の奥側軸端に固設した歯車222は図示しない駆動歯
車と歯合し、搬送ベルト21は感光体ドラム11の周速度と
同速度の周速度をもって回転する。
【0015】搬送ベルト21表面より僅かに低く、奥側と
手前側とに同一高さの平面状で転写幅より広い奥側案内
板24Aと手前側案内板24Bとが設けられている。奥側案
内板24Aと手前側案内板24Bにはそれぞれ転写紙の進行
方向に複数本の紐状の突出部241が設けられていて、転
写紙は吸着きを防止した紐状の突出部241上を滑るよう
に移動する。奥側案内板24Aは固設され、手前側案内板
24Bは軸242Bを揺動軸として、ジャム時には図3の鎖
線で示すように押下げて手前側からジャム紙の取出しが
できる構造となっている。固設された奥側案内板24Aは
搬送ベルト21の下まで伸びていて、搬送ベルト21の下に
当る部分には吸気穴243Aが設けられている。また移動
する転写紙外縁部より更に僅かに外側、例えば約5mm程
度距った奥側には長方形の開口穴244Aが設けられてい
る。奥側案内板24Aの裏側で吸気穴243Aと開口穴244A
とを含む範囲には空気流を形成するための箱形部材25が
設けられていて、箱形部材25の底面には開口穴251が設
けられている。更にその下側には箱形部材25の底面と極
めて近接した位置にシール部材245を介して図2の点線
で示す吸気ファンモータ26が設けられていて、吸気ファ
ンモータ26の吸気口261は箱形部材25の開口穴251とほぼ
合致した位置と形状となっていてシール部材245によっ
て包囲されている。吸気ファンモータ26には多数のファ
ン262が設けられていて、吸気ファンモータ26が時計方
向に回転し作動すると、図3の矢印で示した空気流を形
成し、排気路34を通り、後側側板35に設けた穴部を通っ
て、画像形成装置の背面に排気するよう構成されてい
る。
【0016】以上説明した構造の転写紙搬送装置20に、
トナー像の転写を終えて分離した転写紙が搬送され、転
写紙先端部分が転写紙搬送装置20の上面にさしかかる
と、転写紙の中央部分は転写紙と同速で移動する搬送ベ
ルト21上にあり、転写紙の両側部分は紐状の突出部241
上を滑るように移動する。転写紙が吸気穴234A部分に
到達すると、搬送ベルト21の小孔211部分は負圧とな
り、転写紙搬送ベルト21に吸着された形で定着器32へ搬
送される。かかる状態にあっては吸気穴243Aは転写紙
によって覆われているので、吸気ファンモータ26による
吸引は開口穴244Aに集中し、転写紙の搬送中は特に強
力に奥側にこもった熱気の吸引がなされる。
【0017】また転写紙の搬送中、万一ジャム事故が生
じたときは、図示しないセンサ等によってこれを検知
し、搬送ベルト21は停止する。オペレータはジャム表示
によって図示しない前扉を開放し、ほぼ水平位置に保持
された手前側案内板24Bを下方に押下げることで、容易
にジャム処理を行うことができる。
【0018】
【発明の効果】本発明の画像形成装置は、転写を終えた
転写紙を、トナー像を損なうことなく、スムースに定着
器へと搬送する機能を有すると共に、搬送用のファンモ
ータをサクショ用としても機能させることによって定
着器や駆動モータから生ずる熱気は装置背面から排出さ
れて装置内温度が異常に高温となることがない、安定し
て長時間使用することのできる画像形成装置が提供され
ることとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の用紙搬送手段を設けた画像形成装置の
要部断面図を示したものである。
【図2】本発明の転写紙搬送装置の平面図を示す。
【図3】本発明の転写紙搬送装置の側断面図を示す。
【符号の説明】
11…感光体ドラム 16…転写電極 17…分離電極 20…転写紙搬送装置 21…搬送ベルト 211…小孔 22…駆動ローラ 23…従動ローラ 24A…奥側案内板 24B…手前側案内板 241…紐状の突出部 243A…吸気穴 244A…開口穴 25…箱形部材 26…吸気ファンモータ 32…定着器 33…駆動モータ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体上に形成されたトナー像を転写
    紙上に転写したのち、該転写紙を用紙搬送手段によって
    定着装置へ搬送する画像形成装置において、該用紙搬送
    手段は搬送方向中央近辺にあって回動する多数の孔部を
    有し、かつ吸気口上に設けられたベルト体と、その両側
    に設けた案内板とから構成され、該案内板の奥側で
    送される転写紙の最大サイズの転写紙よりも外側に位置
    した外側部には開口穴が設けられていて、該開口穴は前
    記ベルト体内部に設けられた前記吸気口を有したサクシ
    ョン経路と連結し、ファンモータによって吸気されるよ
    う構成したことを特徴とする画像形成装置。
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