JP2000062978A - シート給送装置 - Google Patents
シート給送装置Info
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- JP2000062978A JP2000062978A JP10235256A JP23525698A JP2000062978A JP 2000062978 A JP2000062978 A JP 2000062978A JP 10235256 A JP10235256 A JP 10235256A JP 23525698 A JP23525698 A JP 23525698A JP 2000062978 A JP2000062978 A JP 2000062978A
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- sheet
- adsorbing
- suction
- feeding device
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 シートを吸着するエリア内に凸形状又は凹形
状を設けたものであれば、コシの弱いシートの場合に
は、吸着面に吸着されたシートに沿って次のシートが変
形して、吸着されたシートと次のシートとの間に形成さ
れる間隙があまり大きくとれず、分離エアが流入しにく
く、分離が安定して行われない。 【解決手段】 シート台に載置されたシートを吸着搬送
するスウィングダクトと、このスウィングダクトにより
吸着したシートと次のシートとの間にエアーを吹き付け
て両シートを分離すエアー吹付ダクトを有し、スウィン
グダクトのシート吸着面201a側に、次のシートとの
間に間隙を形成するよう当該スウィングダクトにより吸
着されたシートを変形させる可撓性フィルム208を、
シートを吸着した状態で移動するように設けている。
状を設けたものであれば、コシの弱いシートの場合に
は、吸着面に吸着されたシートに沿って次のシートが変
形して、吸着されたシートと次のシートとの間に形成さ
れる間隙があまり大きくとれず、分離エアが流入しにく
く、分離が安定して行われない。 【解決手段】 シート台に載置されたシートを吸着搬送
するスウィングダクトと、このスウィングダクトにより
吸着したシートと次のシートとの間にエアーを吹き付け
て両シートを分離すエアー吹付ダクトを有し、スウィン
グダクトのシート吸着面201a側に、次のシートとの
間に間隙を形成するよう当該スウィングダクトにより吸
着されたシートを変形させる可撓性フィルム208を、
シートを吸着した状態で移動するように設けている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置や画
像読取装置等の用紙処理機能を備えた装置に適用され、
積層して載置された用紙を処理部に対して1枚ずつ給送
するシート給送装置に関し、特に給送位置にある用紙を
負圧により吸着して給送するシート給送装置に関するも
のである。
像読取装置等の用紙処理機能を備えた装置に適用され、
積層して載置された用紙を処理部に対して1枚ずつ給送
するシート給送装置に関し、特に給送位置にある用紙を
負圧により吸着して給送するシート給送装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来のシート給送装置としては特公平2
−23457号公報に記載されたようなものがあった。
このシート給送装置は、最下層の用紙(シート)のみが
バキュームプレナムにエア吸着され、ベルトによって搬
送される。このとき、シートを吸着するエリアにおいて
隆起部が形成されている。すなわち、シートを吸着する
エリア内の凸形状又は凹形状になったところで、吸着し
たシートを変形させて次のシートとの間に間隙を生じさ
せて、その間にエアを流入させて、吸着搬送しようとす
るシートと他のシートとを分離する。
−23457号公報に記載されたようなものがあった。
このシート給送装置は、最下層の用紙(シート)のみが
バキュームプレナムにエア吸着され、ベルトによって搬
送される。このとき、シートを吸着するエリアにおいて
隆起部が形成されている。すなわち、シートを吸着する
エリア内の凸形状又は凹形状になったところで、吸着し
たシートを変形させて次のシートとの間に間隙を生じさ
せて、その間にエアを流入させて、吸着搬送しようとす
るシートと他のシートとを分離する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
シート給送装置であれば、コシの弱いシートの場合に
は、吸着面に吸着されたシートに沿って次のシートが変
形して、吸着されたシートと次のシートとの間に形成さ
れる間隙があまり大きくとれず、分離エアが流入しにく
く、分離が安定して行われないことがある。
シート給送装置であれば、コシの弱いシートの場合に
は、吸着面に吸着されたシートに沿って次のシートが変
形して、吸着されたシートと次のシートとの間に形成さ
れる間隙があまり大きくとれず、分離エアが流入しにく
く、分離が安定して行われないことがある。
【0004】また、窪んだ吸着面にシートを吸着しよう
とする場合、シートが窪みに沿って湾曲しない程度の窪
みにしないと、次のシートが給送しようとするシートに
密着するので、窪みの曲率を大きくする必要があるが、
そうすると、シートが窪みの周囲の面に先に吸着されて
しまうので、窪みの面にシートが吸着されず、吸着され
たシートと次のシートとの間に間隙を形成することがで
きなかった。
とする場合、シートが窪みに沿って湾曲しない程度の窪
みにしないと、次のシートが給送しようとするシートに
密着するので、窪みの曲率を大きくする必要があるが、
そうすると、シートが窪みの周囲の面に先に吸着されて
しまうので、窪みの面にシートが吸着されず、吸着され
たシートと次のシートとの間に間隙を形成することがで
きなかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
めに請求項1記載の発明は、シート台に載置されたシー
トを吸着搬送するシート吸着搬送手段と、このシート吸
着搬送手段により吸着したシートと次のシートとの間に
エアーを吹き付けて両シートを分離するエアー送風手段
とを有し、シート台のシートを分離して1枚ずつ給送す
るシート給送装置において、上記シート吸着搬送手段の
シート吸着面側に、次のシートとの間に間隙を形成する
よう当該シート吸着搬送手段により吸着されたシートを
変形させるシート変形部材を、シートを吸着した状態で
移動するように設けている。
めに請求項1記載の発明は、シート台に載置されたシー
トを吸着搬送するシート吸着搬送手段と、このシート吸
着搬送手段により吸着したシートと次のシートとの間に
エアーを吹き付けて両シートを分離するエアー送風手段
とを有し、シート台のシートを分離して1枚ずつ給送す
るシート給送装置において、上記シート吸着搬送手段の
シート吸着面側に、次のシートとの間に間隙を形成する
よう当該シート吸着搬送手段により吸着されたシートを
変形させるシート変形部材を、シートを吸着した状態で
移動するように設けている。
【0006】請求項2記載の発明は、上記シート変形部
材を上記シート吸着搬送手段のシート吸着面よりも突出
した状態からシート吸着面より没入した状態に移動する
よう設けている。
材を上記シート吸着搬送手段のシート吸着面よりも突出
した状態からシート吸着面より没入した状態に移動する
よう設けている。
【0007】請求項3記載の発明は、上記シート変形部
材が上記シート吸着搬送手段の負圧により当該シート吸
着搬送手段のシート吸着面が凹状になるように移動す
る。
材が上記シート吸着搬送手段の負圧により当該シート吸
着搬送手段のシート吸着面が凹状になるように移動す
る。
【0008】請求項4記載の発明は、上記シート変形部
材を弾性を有した可撓性部材で形成している。
材を弾性を有した可撓性部材で形成している。
【0009】請求項5記載の発明は上記シート変形部材
は、上記シート台に載置されたシートの上記エアー送風
手段側の縁部部分に次のシートとの間隙を複数形成する
とともに、この縁部部分の間隙がシート中央側で連結す
るよう間隙路を形成している。
は、上記シート台に載置されたシートの上記エアー送風
手段側の縁部部分に次のシートとの間隙を複数形成する
とともに、この縁部部分の間隙がシート中央側で連結す
るよう間隙路を形成している。
【0010】請求項6記載の発明は、シート台に載置さ
れたシートを吸着搬送するシート吸着搬送手段と、この
シート吸着搬送手段により吸着したシートと次のシート
との間にエアーを吹き付けて両シートを分離するエアー
送風手段とを有し、上記シート吸着搬送手段をシートの
吸着時に上記シート台側へ移動しシートの搬送時にシー
ト台から離れた位置へ移動可能に設けたシート給送装置
において、上記シート吸着搬送手段のシート吸着面側
に、次のシートとの間に間隙を形成するよう当該シート
吸着搬送手段により吸着されたシートを変形させるシー
ト変形部材を上記シート吸着面から突出した位置からシ
ート吸着面側へ移動可能に設け、このシート変形部材を
常時シート吸着面から突出した位置へ付勢する付勢手段
を設けている。
れたシートを吸着搬送するシート吸着搬送手段と、この
シート吸着搬送手段により吸着したシートと次のシート
との間にエアーを吹き付けて両シートを分離するエアー
送風手段とを有し、上記シート吸着搬送手段をシートの
吸着時に上記シート台側へ移動しシートの搬送時にシー
ト台から離れた位置へ移動可能に設けたシート給送装置
において、上記シート吸着搬送手段のシート吸着面側
に、次のシートとの間に間隙を形成するよう当該シート
吸着搬送手段により吸着されたシートを変形させるシー
ト変形部材を上記シート吸着面から突出した位置からシ
ート吸着面側へ移動可能に設け、このシート変形部材を
常時シート吸着面から突出した位置へ付勢する付勢手段
を設けている。
【0011】請求項7記載の発明は、上記シート変形部
材のシート吸着面の吸着力を、当該シート変形部材のシ
ート搬送方向に対する直角方向の両側のシート吸着搬送
手段のシート吸着面の吸着力より大きく設定している。
材のシート吸着面の吸着力を、当該シート変形部材のシ
ート搬送方向に対する直角方向の両側のシート吸着搬送
手段のシート吸着面の吸着力より大きく設定している。
【0012】請求項8記載の発明は、上記シート変形部
材をローラで形成している。
材をローラで形成している。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明のシート給送装置を
用いた画像形成装置である複写機の主要断面図である。
図2は、循環式原稿自動給送装置、手動原稿載置装置及
び光学装置の概略断面図である。図3は、作像装置、定
着装置及びシート給送装置の概略断面図である。
用いた画像形成装置である複写機の主要断面図である。
図2は、循環式原稿自動給送装置、手動原稿載置装置及
び光学装置の概略断面図である。図3は、作像装置、定
着装置及びシート給送装置の概略断面図である。
【0014】図1に示す如く、複写機本体1の上方に循
環式原稿自動給送装置10、及び原稿を手動でセットす
る手動原稿載置装置20が配置されている。複写機本体
1の内部上側に光学装置30が、複写機本体1の内部中
央部に作像装置40と定着装置50が、複写機本体1の
内部下側にシート給送装置100が配置されている。ま
た、複写機本体1の左側に後処理装置60が配置されて
いる。
環式原稿自動給送装置10、及び原稿を手動でセットす
る手動原稿載置装置20が配置されている。複写機本体
1の内部上側に光学装置30が、複写機本体1の内部中
央部に作像装置40と定着装置50が、複写機本体1の
内部下側にシート給送装置100が配置されている。ま
た、複写機本体1の左側に後処理装置60が配置されて
いる。
【0015】図2に示すように、循環式原稿自動給送装
置10の原稿載置台11に載置された原稿は、原稿分離
給送手段12により1枚ずつ分離されて、原稿給送ロー
ラ13a〜13dによりコンタクトガラス等の透明部材
が配置された第1原稿露光部14に送られて一方の面を
第1原稿露光部14に対向させる。第1原稿露光部14
を通過後、スイッチバック機構より成る原稿反転手段1
5により表裏が反転されて、第1原稿露光部14に対向
した面と反対の面が第2原稿露光部16に対向する。第
2原稿露光部16を通過後、原稿戻し手段17a,17
bにより原稿載置台11に載置された原稿の最下部に戻
される。
置10の原稿載置台11に載置された原稿は、原稿分離
給送手段12により1枚ずつ分離されて、原稿給送ロー
ラ13a〜13dによりコンタクトガラス等の透明部材
が配置された第1原稿露光部14に送られて一方の面を
第1原稿露光部14に対向させる。第1原稿露光部14
を通過後、スイッチバック機構より成る原稿反転手段1
5により表裏が反転されて、第1原稿露光部14に対向
した面と反対の面が第2原稿露光部16に対向する。第
2原稿露光部16を通過後、原稿戻し手段17a,17
bにより原稿載置台11に載置された原稿の最下部に戻
される。
【0016】このように、循環式原稿自動給送装置10
は、第1原稿露光部14と第2原稿露光部16に、順
次、原稿を走行させると共に、以下に詳述する光学装置
30により露光走査される原稿走行式走査が行われる。
は、第1原稿露光部14と第2原稿露光部16に、順
次、原稿を走行させると共に、以下に詳述する光学装置
30により露光走査される原稿走行式走査が行われる。
【0017】一方、図2に示すように、手動原稿載置装
置20は、コンタクトガラス21と、コンタクトガラス
21の上方に開放可能に設けた原稿カバー22とから成
る。原稿載置時、手動で原稿カバー22を開放してコン
タクトガラス21上の原稿載置基準位置に原稿を載置
し、原稿カバー22を閉じると、原稿は原稿カバー22
によりコンタクトガラス21に押し付けられる。この手
動原稿載置装置20においては、コンタクトガラス21
上に静止した原稿を以下に詳述する光学装置30により
露光走査される原稿静止式走査が行われる。
置20は、コンタクトガラス21と、コンタクトガラス
21の上方に開放可能に設けた原稿カバー22とから成
る。原稿載置時、手動で原稿カバー22を開放してコン
タクトガラス21上の原稿載置基準位置に原稿を載置
し、原稿カバー22を閉じると、原稿は原稿カバー22
によりコンタクトガラス21に押し付けられる。この手
動原稿載置装置20においては、コンタクトガラス21
上に静止した原稿を以下に詳述する光学装置30により
露光走査される原稿静止式走査が行われる。
【0018】図2に示すように、複写機本体1の内部上
側に設けられた光学装置30は、露光ランプ31と第1
ミラー32aが一体的に構成された走査ユニット33
と、第2ミラー32bと第3ミラー32cが一体的に構
成された移動ミラーユニット34と、変倍レンズ35
と、第4ミラー32dと、第5ミラー32eと、第6ミ
ラー32fとからなる。露光ランプ31で原稿を照射し
て原稿を走査した際の原稿からの反射光を、第1ミラー
32a,第2ミラー32b,第3ミラー32c,変倍レ
ンズ35と、第4ミラー32d,第5ミラー32e,第
6ミラー32fにより、以下に説明する感光体41の表
面に導いて、原稿像を結像する。
側に設けられた光学装置30は、露光ランプ31と第1
ミラー32aが一体的に構成された走査ユニット33
と、第2ミラー32bと第3ミラー32cが一体的に構
成された移動ミラーユニット34と、変倍レンズ35
と、第4ミラー32dと、第5ミラー32eと、第6ミ
ラー32fとからなる。露光ランプ31で原稿を照射し
て原稿を走査した際の原稿からの反射光を、第1ミラー
32a,第2ミラー32b,第3ミラー32c,変倍レ
ンズ35と、第4ミラー32d,第5ミラー32e,第
6ミラー32fにより、以下に説明する感光体41の表
面に導いて、原稿像を結像する。
【0019】循環式原稿自動給送装置10を使用して原
稿を走査する場合、第1原稿露光部14に対向する側の
原稿面を走査する時、走査ユニット33は第1原稿露光
部用の停止位置Xに停止して、第1原稿露光部14を通
過する原稿を露光し、第2原稿露光部16に対向する原
稿の面を走査する時、第2原稿出光部用の停止位置Yに
停止して、第2原稿露光部16を通過する原稿を露光す
る。
稿を走査する場合、第1原稿露光部14に対向する側の
原稿面を走査する時、走査ユニット33は第1原稿露光
部用の停止位置Xに停止して、第1原稿露光部14を通
過する原稿を露光し、第2原稿露光部16に対向する原
稿の面を走査する時、第2原稿出光部用の停止位置Yに
停止して、第2原稿露光部16を通過する原稿を露光す
る。
【0020】また、手動原稿載置装置20を使用してコ
ンタクトガラス21上に静止した原稿面を走査する場
合、走査ユニット33はコンタクトガラス21の左端の
待機位置Z0からZ1まで右方向に移動しながら原稿を露
光し、移動ミラーユニット36は走査ユニット33の半
分の速度で同じ方向に移動する。
ンタクトガラス21上に静止した原稿面を走査する場
合、走査ユニット33はコンタクトガラス21の左端の
待機位置Z0からZ1まで右方向に移動しながら原稿を露
光し、移動ミラーユニット36は走査ユニット33の半
分の速度で同じ方向に移動する。
【0021】次いで、図3に示すように、複写機本体1
の内部中央部に設けられた作像装置40は、感光体41
の周囲に、感光体41の回転方向(図3においてA方
向)に、順次、帯電器42、露光用光路43、現像装置
44、転写器45、離放電器46、クリーナー47、除
電ランプ48などの主要部品が配置されている。
の内部中央部に設けられた作像装置40は、感光体41
の周囲に、感光体41の回転方向(図3においてA方
向)に、順次、帯電器42、露光用光路43、現像装置
44、転写器45、離放電器46、クリーナー47、除
電ランプ48などの主要部品が配置されている。
【0022】帯電器42は回転する感光体41の表面に
電荷を供給して、感光体41の表面を一様に帯電する。
次いで、帯電器42により一様に帯電された感光体41
の表面が露光用開口に至ると、光学装置43により露光
用光路43を通して導かれた原稿の反射光により、感光
体41の表面の一様な電荷は原稿像に対応した静電潜像
となる。
電荷を供給して、感光体41の表面を一様に帯電する。
次いで、帯電器42により一様に帯電された感光体41
の表面が露光用開口に至ると、光学装置43により露光
用光路43を通して導かれた原稿の反射光により、感光
体41の表面の一様な電荷は原稿像に対応した静電潜像
となる。
【0023】次に、この静電潜像が形成された感光体4
1の表面が現像手段44に対向する位置に移動すると、
現像手段44により静電潜像の電荷と逆極性の現像剤が
供給され、静電潜像に現像剤が静電気力で付着して、静
電潜像は顕像化した現像剤像になる。
1の表面が現像手段44に対向する位置に移動すると、
現像手段44により静電潜像の電荷と逆極性の現像剤が
供給され、静電潜像に現像剤が静電気力で付着して、静
電潜像は顕像化した現像剤像になる。
【0024】次いで、現像剤像が形成された感光体41
の表面が転写器45に対向した位置に至ると、感光体4
1の電表面の電荷と同極性の電荷が、転写器45からシ
ート給送装置100により感光体41に向かって給送さ
れたシートに供給されて、感光体41に密着したシート
の電位が感光体41の表面電位より大となり、感光体4
1の表面の現像剤像をシート側に吸引し、感光体41の
表面からシート上に現像剤像を転写させる。
の表面が転写器45に対向した位置に至ると、感光体4
1の電表面の電荷と同極性の電荷が、転写器45からシ
ート給送装置100により感光体41に向かって給送さ
れたシートに供給されて、感光体41に密着したシート
の電位が感光体41の表面電位より大となり、感光体4
1の表面の現像剤像をシート側に吸引し、感光体41の
表面からシート上に現像剤像を転写させる。
【0025】次いで、転写器45に隣接された剥離放電
器46により転写器45の供給電荷とは逆極性の電荷が
供給されて、感光体41の表面とシートとの密着性が低
下して、シートが現像剤像を把持した状態で感光体41
の表面から剥離する。更に、感光体41の表面が移動し
てクリーナー47に対向する位置に至ると、転写時にシ
ートに移動せずに感光体41の表面に残留した現像剤が
感光体41の表面から除去される。
器46により転写器45の供給電荷とは逆極性の電荷が
供給されて、感光体41の表面とシートとの密着性が低
下して、シートが現像剤像を把持した状態で感光体41
の表面から剥離する。更に、感光体41の表面が移動し
てクリーナー47に対向する位置に至ると、転写時にシ
ートに移動せずに感光体41の表面に残留した現像剤が
感光体41の表面から除去される。
【0026】次いで、残留現像剤の除去された感光体4
1の表面が除電ランプ48の位置に移動すると、除電ラ
ンプ48から除電光が照射されて、感光体41の表面電
位をほぼ一様な低い電圧にし、帯電器41により帯電さ
れるときに、感光体41の表面電位が高くなりすぎた
り、表面電位の一様性が低下するのを防止する。このよ
うな工程が連続して行われて、走査された原稿像が現像
剤像としてシート上に形成される。
1の表面が除電ランプ48の位置に移動すると、除電ラ
ンプ48から除電光が照射されて、感光体41の表面電
位をほぼ一様な低い電圧にし、帯電器41により帯電さ
れるときに、感光体41の表面電位が高くなりすぎた
り、表面電位の一様性が低下するのを防止する。このよ
うな工程が連続して行われて、走査された原稿像が現像
剤像としてシート上に形成される。
【0027】図3に図示するように、定着装置50は、
アルミニウム等の金属パイプの表面に耐熱性の離型性樹
脂を被覆して形成したヒートローラ51、金属の芯金の
周囲にシリコンゴムなどの耐熱性弾性層を被覆して形成
した圧着ローラ52、ヒートローラ51の内部に配置さ
れて熱を供給するための加熱源であるヒータランプ5
3、ヒータランプ53の温度を所定の温度に保つために
ヒートローラ51の外周に接触して配置されたサーミス
タ等の温度検知器54、並びに、ヒートローラ51或い
は圧着ローラ52の外周に接触して配置された剥離爪5
5、ヒートローラ51と圧着ローラ52を圧接する加圧
手段(図示しない)などの主要部品により構成されてい
る。
アルミニウム等の金属パイプの表面に耐熱性の離型性樹
脂を被覆して形成したヒートローラ51、金属の芯金の
周囲にシリコンゴムなどの耐熱性弾性層を被覆して形成
した圧着ローラ52、ヒートローラ51の内部に配置さ
れて熱を供給するための加熱源であるヒータランプ5
3、ヒータランプ53の温度を所定の温度に保つために
ヒートローラ51の外周に接触して配置されたサーミス
タ等の温度検知器54、並びに、ヒートローラ51或い
は圧着ローラ52の外周に接触して配置された剥離爪5
5、ヒートローラ51と圧着ローラ52を圧接する加圧
手段(図示しない)などの主要部品により構成されてい
る。
【0028】上記作像装置40により形成された未定着
状態の現像剤像を把持したシートが、シート給送装置1
00により搬送されて定着装置50に至り、ヒートロー
ラ51と圧着ローラ52の間を通過すると、熱と圧力が
シートに加えられて、未定着状態の現像剤像はシートに
定着され、その後、剥離爪55によりヒートローラ51
或いは圧着ローラ52から剥離される。
状態の現像剤像を把持したシートが、シート給送装置1
00により搬送されて定着装置50に至り、ヒートロー
ラ51と圧着ローラ52の間を通過すると、熱と圧力が
シートに加えられて、未定着状態の現像剤像はシートに
定着され、その後、剥離爪55によりヒートローラ51
或いは圧着ローラ52から剥離される。
【0029】図3に図示するように、複写機本体1の内
部下側に設けられたシート給送装置100は、第1給紙
部100a、第2給紙部100b、第3給紙部100c
及び両面給紙装置150から構成されている。各給紙部
には、シート収容手段110(110a,110b,1
10c)、エアー分離給送手段120(120a,12
0b,120c)及び121が配置されている。
部下側に設けられたシート給送装置100は、第1給紙
部100a、第2給紙部100b、第3給紙部100c
及び両面給紙装置150から構成されている。各給紙部
には、シート収容手段110(110a,110b,1
10c)、エアー分離給送手段120(120a,12
0b,120c)及び121が配置されている。
【0030】また、シートの搬送路には、搬送ローラ1
30(130a,130b,130c)及び131、同
期給送手段140、搬送ベルト141、搬送ローラ14
2、排出ローラ143、切換えゲート144、搬送ロー
ラ145、切換えゲート146、正逆転ローラ147、
送りローラ148、両面トレイ150などの主要部品が
配置されている。
30(130a,130b,130c)及び131、同
期給送手段140、搬送ベルト141、搬送ローラ14
2、排出ローラ143、切換えゲート144、搬送ロー
ラ145、切換えゲート146、正逆転ローラ147、
送りローラ148、両面トレイ150などの主要部品が
配置されている。
【0031】シート収容手段110に収容されたシート
は、シートを載置して積層する昇降板であるシート載置
台111(111a,111b,111c)の上昇によ
り、分離給送手段120がシートを給送可能な位置まで
上昇し、分離給送手段120により1枚ずつに分離され
た後に、搬送ローラ130に送られる。次いで、搬送ロ
ーラ130から感光体51に直前に配置された同期給送
手段140に送られたシートは、同期給送手段140に
より、シートの前端縁と感光体41の軸方向が平行とな
るように揃えられるとともに、感光体41の表面上に形
成された現像剤像の位置と同期が取られて、感光体41
に向かって給送される。
は、シートを載置して積層する昇降板であるシート載置
台111(111a,111b,111c)の上昇によ
り、分離給送手段120がシートを給送可能な位置まで
上昇し、分離給送手段120により1枚ずつに分離され
た後に、搬送ローラ130に送られる。次いで、搬送ロ
ーラ130から感光体51に直前に配置された同期給送
手段140に送られたシートは、同期給送手段140に
より、シートの前端縁と感光体41の軸方向が平行とな
るように揃えられるとともに、感光体41の表面上に形
成された現像剤像の位置と同期が取られて、感光体41
に向かって給送される。
【0032】次いで、感光体41から剥離したシート
は、搬送ベルト141により定着装置50に搬送され
る。定着装置50から送り出されたシートは、搬送ロー
ラ142を通過後、切換えゲート144により搬送路を
切り換えられて、排出ローラ143により複写機本体1
の外に排出されるか、或いは、搬送ローラ145と正逆
転ローラ147により、スイッチバック搬送路149に
送られる。スイッチバック搬送路149に搬入されたシ
ートは、切換えゲート146による搬送路の切り換えと
正逆転ローラ147の逆転により、両面トレイ150に
向かって搬出される。
は、搬送ベルト141により定着装置50に搬送され
る。定着装置50から送り出されたシートは、搬送ロー
ラ142を通過後、切換えゲート144により搬送路を
切り換えられて、排出ローラ143により複写機本体1
の外に排出されるか、或いは、搬送ローラ145と正逆
転ローラ147により、スイッチバック搬送路149に
送られる。スイッチバック搬送路149に搬入されたシ
ートは、切換えゲート146による搬送路の切り換えと
正逆転ローラ147の逆転により、両面トレイ150に
向かって搬出される。
【0033】スイッチバック搬送路149から搬出され
送りローラ148を通過したシートは、両面トレイ15
0に順に積み重ねられて収容される。両面トレイ150
に一時的に収容されたシートは、再給紙分離給送手段1
21により、1枚ずつ分離されて搬送ローラ131に送
られ、シートの画像を形成していない面が感光体41の
表面に対向するように、再度、感光体41に向かって給
送される。
送りローラ148を通過したシートは、両面トレイ15
0に順に積み重ねられて収容される。両面トレイ150
に一時的に収容されたシートは、再給紙分離給送手段1
21により、1枚ずつ分離されて搬送ローラ131に送
られ、シートの画像を形成していない面が感光体41の
表面に対向するように、再度、感光体41に向かって給
送される。
【0034】図示しない操作パネルにより、片面モード
が選択された場合、シート収容手段110から給送され
たシートは、片面に画像を形成され定着された後、複写
機本体1から機外に排出される。
が選択された場合、シート収容手段110から給送され
たシートは、片面に画像を形成され定着された後、複写
機本体1から機外に排出される。
【0035】これに対して、両面モードが選択された場
合、シート収容手段110から給送されたシートは、片
面に画像を形成され定着された後、両面トレイ150に
収容されて、再度、感光体41に向かって給送されて、
画像の形成されていない反対の面にも画像を形成された
後に、片面モードの場合と同様に複写機本体1の外部に
排出される。
合、シート収容手段110から給送されたシートは、片
面に画像を形成され定着された後、両面トレイ150に
収容されて、再度、感光体41に向かって給送されて、
画像の形成されていない反対の面にも画像を形成された
後に、片面モードの場合と同様に複写機本体1の外部に
排出される。
【0036】図1に示すように、後処理装置60は、ス
テープルトレイ61、ステープラ62、プッシャー6
3、綴じシート排出トレイ64、スタックトレイ65な
どの主要部品から構成されている。複写機本体1から排
出されたシートは、入口ローラ66に送られて、切換え
ゲート67により搬送路が切り換えられて、搬送ローラ
68を介してステープルトレイ69に積載されるように
送られるか、或いは、搬送ローラ69及び排出ローラ7
0を介してスタックトレイ65に積載されるように送ら
れる、ステープルトレイ61に積載したシートは、所定
部毎にステープラ62に綴じられた後、プッシャー63
で綴じシート排出トレイ64に排出される。
テープルトレイ61、ステープラ62、プッシャー6
3、綴じシート排出トレイ64、スタックトレイ65な
どの主要部品から構成されている。複写機本体1から排
出されたシートは、入口ローラ66に送られて、切換え
ゲート67により搬送路が切り換えられて、搬送ローラ
68を介してステープルトレイ69に積載されるように
送られるか、或いは、搬送ローラ69及び排出ローラ7
0を介してスタックトレイ65に積載されるように送ら
れる、ステープルトレイ61に積載したシートは、所定
部毎にステープラ62に綴じられた後、プッシャー63
で綴じシート排出トレイ64に排出される。
【0037】〔シート給送装置100の実施の形態〕本
発明に係るシート給送装置100の主要部の断面を図4
乃至図8に、シート給送装置のシート吸着部の概略構造
を図9及び図10(図9及び図10では、シート分離機
構については図示を省略する)に示す。
発明に係るシート給送装置100の主要部の断面を図4
乃至図8に、シート給送装置のシート吸着部の概略構造
を図9及び図10(図9及び図10では、シート分離機
構については図示を省略する)に示す。
【0038】本発明のシート給送装置100は、エアー
を利用してシートPを分離する給送装置である。図4乃
至図10を用いて、以下にシート給送装置100の主要
部の構造に関して説明する。
を利用してシートPを分離する給送装置である。図4乃
至図10を用いて、以下にシート給送装置100の主要
部の構造に関して説明する。
【0039】図4乃至図8に示すように、シートPを積
層して載置するシート載置台111の上方に、スウィン
グダクト201が配置されている。スウィングダクト2
01の内部には給送ローラ202が配置されている。ま
た、シート搬送方向下流側には、エアー吹付ダクト20
3及び搬送ローラ204が配置されている。
層して載置するシート載置台111の上方に、スウィン
グダクト201が配置されている。スウィングダクト2
01の内部には給送ローラ202が配置されている。ま
た、シート搬送方向下流側には、エアー吹付ダクト20
3及び搬送ローラ204が配置されている。
【0040】スウィングダクト201の構造を図9によ
り詳細に説明する。スウィングダクト201は、エアー
吸引ダクト230の端部付近に配置した軸受け231に
より上下に回動自在に支持されている。スウィングダク
ト201の内部は、エアー吸引ダクト230の開口23
0aを通して、負圧源(図示せず)に連通している。
り詳細に説明する。スウィングダクト201は、エアー
吸引ダクト230の端部付近に配置した軸受け231に
より上下に回動自在に支持されている。スウィングダク
ト201の内部は、エアー吸引ダクト230の開口23
0aを通して、負圧源(図示せず)に連通している。
【0041】エアー吸引ダクト230は、フレーム23
2,233により両端部を支持させている。エアー吸引
ダクト230の両端部230bには、軸受け234が設
けられており、駆動軸235を回転自在に支持してい
る。駆動軸235の中程に当該駆動軸235と一体的に
回転するように固定して設けられたプーリー236と給
送ローラ軸237に固定して設けられたプーリー238
の間にタイミングベルト239が架け渡されている。
2,233により両端部を支持させている。エアー吸引
ダクト230の両端部230bには、軸受け234が設
けられており、駆動軸235を回転自在に支持してい
る。駆動軸235の中程に当該駆動軸235と一体的に
回転するように固定して設けられたプーリー236と給
送ローラ軸237に固定して設けられたプーリー238
の間にタイミングベルト239が架け渡されている。
【0042】給送ローラ軸237はエアー吸引ダクト2
30から突出した支持部230cに、回転自在に支持さ
れている。また、駆動軸235の端部には、入力ギヤ2
40が固定されている。駆動源であるモータ241の出
力軸に設けられたモータギヤ242は、クラッチAギヤ
243a及びクラッチBギヤ247aに噛み合ってい
る。クラッチA243は、入力ギヤ240と噛み合う中
間ギヤA246を固定した軸244に設けられている。
クラッチBギヤ246は、上下動ギヤ249と噛み合う
中間ギヤB248を固定した軸247に設けられてい
る。
30から突出した支持部230cに、回転自在に支持さ
れている。また、駆動軸235の端部には、入力ギヤ2
40が固定されている。駆動源であるモータ241の出
力軸に設けられたモータギヤ242は、クラッチAギヤ
243a及びクラッチBギヤ247aに噛み合ってい
る。クラッチA243は、入力ギヤ240と噛み合う中
間ギヤA246を固定した軸244に設けられている。
クラッチBギヤ246は、上下動ギヤ249と噛み合う
中間ギヤB248を固定した軸247に設けられてい
る。
【0043】上下動ギヤ249は上下動軸251に固定
されている。上下動軸251の端部には上下動部材25
0が設けられており、上下動部材250のピン250a
がスウィングダクト201の外壁に設けた係合穴201
cに挿入されている(図10参照)。
されている。上下動軸251の端部には上下動部材25
0が設けられており、上下動部材250のピン250a
がスウィングダクト201の外壁に設けた係合穴201
cに挿入されている(図10参照)。
【0044】このようにスウィングダクト201は構成
されているので、クラッチA243がオンすると、モー
タ241の駆動力はモータギヤ242、クラッチAギヤ
243a、軸244、中間ギヤA245、駆動軸23
5、プーリー236、タイミングベルト239、プーリ
ー238、給送ローラ軸237の順に伝えられて、給送
ローラ202を図中の矢印方向に回転する。また、クラ
ッチB246がオンすると、モータ241の駆動力は、
モータギヤ242、クラッチBギヤ246a、軸24
7、中間ギヤB248、上下動ギヤ249、上下動軸2
51の順に伝えられて、上下動部材250を回転して、
スウィングダクト201を上下に移動する。
されているので、クラッチA243がオンすると、モー
タ241の駆動力はモータギヤ242、クラッチAギヤ
243a、軸244、中間ギヤA245、駆動軸23
5、プーリー236、タイミングベルト239、プーリ
ー238、給送ローラ軸237の順に伝えられて、給送
ローラ202を図中の矢印方向に回転する。また、クラ
ッチB246がオンすると、モータ241の駆動力は、
モータギヤ242、クラッチBギヤ246a、軸24
7、中間ギヤB248、上下動ギヤ249、上下動軸2
51の順に伝えられて、上下動部材250を回転して、
スウィングダクト201を上下に移動する。
【0045】尚、スウィングダクト201のホームポジ
ションは図4の上昇した状態であり、この位置は図示し
ないホームポジションセンサにより検出される。
ションは図4の上昇した状態であり、この位置は図示し
ないホームポジションセンサにより検出される。
【0046】次いで、シートPの給送動作に関して図4
乃至図8を用いて説明する。
乃至図8を用いて説明する。
【0047】・シート給送動作
(A)給紙開始信号があると、エアー吹付ダクト203
の弁(図示せず)が開放されて、エアー吹付ノズル20
3aからエアーを吹き出す。次いで、クラッチB246
がオンしてホームポジションからスウィングダクト20
1が下降し、該スウィングダクト201のシート当接面
201aが積層されたシートPに当接する。最上面のシ
ートPが吸引開口部201bによって吸引される。
の弁(図示せず)が開放されて、エアー吹付ノズル20
3aからエアーを吹き出す。次いで、クラッチB246
がオンしてホームポジションからスウィングダクト20
1が下降し、該スウィングダクト201のシート当接面
201aが積層されたシートPに当接する。最上面のシ
ートPが吸引開口部201bによって吸引される。
【0048】(B)スウィングダクト201が吸引開口
部201bに最上面のシートPを吸引したまま上昇す
る。このとき、シート分離機構(後に詳述する)によ
り、吸着された最上面のシートPと他のシートPが分離
され、シートPの間に発生する間隙gにエアー吹付ダク
ト203のエアー流が流入する。これにより、最上面の
シートP以外のシートPは分離される。
部201bに最上面のシートPを吸引したまま上昇す
る。このとき、シート分離機構(後に詳述する)によ
り、吸着された最上面のシートPと他のシートPが分離
され、シートPの間に発生する間隙gにエアー吹付ダク
ト203のエアー流が流入する。これにより、最上面の
シートP以外のシートPは分離される。
【0049】(C)スウィングダクト201がさらに上
昇し、シートPの先端縁が分離エアー流域を抜けて、吸
着された最上面のシートPが給送ローラ202と当接す
る。これにより、該シートPに搬送力が与えられ、搬送
ローラ204側へ送られる(給送ローラ202表面にも
多数の小孔からなる吸引孔を設けておけば、シートPと
給送ローラ202との当接面にも吸引力が働き、搬送が
容易)。このとき、送られるシートPと他のシートPと
の間を分離エアー流が流れているので、他のシートPが
搬送中のシートPと共に送られることはない。
昇し、シートPの先端縁が分離エアー流域を抜けて、吸
着された最上面のシートPが給送ローラ202と当接す
る。これにより、該シートPに搬送力が与えられ、搬送
ローラ204側へ送られる(給送ローラ202表面にも
多数の小孔からなる吸引孔を設けておけば、シートPと
給送ローラ202との当接面にも吸引力が働き、搬送が
容易)。このとき、送られるシートPと他のシートPと
の間を分離エアー流が流れているので、他のシートPが
搬送中のシートPと共に送られることはない。
【0050】(シート分離機構の実施形態1)上述した
ように、スウィングダクト201に吸着したシートPと
その他のシートPを分離するためには、スウィングダク
ト201に吸着したシートPとその他のシートPの間に
エアー吹付ダクトのエアー流を流入させる必要がある。
これに関して、以下に詳述する。
ように、スウィングダクト201に吸着したシートPと
その他のシートPを分離するためには、スウィングダク
ト201に吸着したシートPとその他のシートPの間に
エアー吹付ダクトのエアー流を流入させる必要がある。
これに関して、以下に詳述する。
【0051】図11にスウィングダクト201のシート
当接面201aの拡大図を示す。図11の実施形態1に
おいては、吸引開口部201bとして、搬送用開口部2
05(ダクト上昇時にシートPと給送ローラ202とを
当接させる。)、分離開口部206、補助吸引孔207
(分離エアーによりシートPの搬送方向先端側が剥離し
たり、折れたりしないようにするための吸引孔)が形成
されている。分離開口部206には、可撓性フィルム2
08(分離用吸引孔208aを有する)が付設されてい
る。
当接面201aの拡大図を示す。図11の実施形態1に
おいては、吸引開口部201bとして、搬送用開口部2
05(ダクト上昇時にシートPと給送ローラ202とを
当接させる。)、分離開口部206、補助吸引孔207
(分離エアーによりシートPの搬送方向先端側が剥離し
たり、折れたりしないようにするための吸引孔)が形成
されている。分離開口部206には、可撓性フィルム2
08(分離用吸引孔208aを有する)が付設されてい
る。
【0052】スウィングダクト201が下降している時
は、図13(a)の状態である。該スウィングダクト2
01が上昇すると、スウィングダクト201内が負圧と
なっているため、外圧により可撓性フィルム208がシ
ートPを吸着した状態で撓み(図13(b)及び図12
参照)、スウィングダクト201に吸着されているシー
トPと、次のシートPの間に間隙gが生じる。給送ロー
ラ202により分離用開口部206を通過すると、スウ
ィングダクト201内の負圧の程度が小さくなり、可撓
性フィルム208は自身の弾性で元の位置に戻る。
は、図13(a)の状態である。該スウィングダクト2
01が上昇すると、スウィングダクト201内が負圧と
なっているため、外圧により可撓性フィルム208がシ
ートPを吸着した状態で撓み(図13(b)及び図12
参照)、スウィングダクト201に吸着されているシー
トPと、次のシートPの間に間隙gが生じる。給送ロー
ラ202により分離用開口部206を通過すると、スウ
ィングダクト201内の負圧の程度が小さくなり、可撓
性フィルム208は自身の弾性で元の位置に戻る。
【0053】尚、この時、吸着面の変形領域内(可撓性
フィルム208の変形域にシートPの端縁があり、か
つ、上記シートP端縁は変形領域の移動量が極大となる
位置とほぼ一致することが望ましい。これは、スウィン
グダクト201に吸着されたシートPと次のシートPと
の間に形成される間隙gが大きくなり、エアー吹付ダク
ト230からのエアー流の流入が簡単になり、より分離
が行いやすくなる。
フィルム208の変形域にシートPの端縁があり、か
つ、上記シートP端縁は変形領域の移動量が極大となる
位置とほぼ一致することが望ましい。これは、スウィン
グダクト201に吸着されたシートPと次のシートPと
の間に形成される間隙gが大きくなり、エアー吹付ダク
ト230からのエアー流の流入が簡単になり、より分離
が行いやすくなる。
【0054】変形例として図14に示すように、可撓性
フィルム208の代わりに、分離用吸引孔を設けたゴム
などの弾性膜で分離用開口部206を覆ってもよい。
フィルム208の代わりに、分離用吸引孔を設けたゴム
などの弾性膜で分離用開口部206を覆ってもよい。
【0055】上記構成では、分離用開口部206付近で
シートP間の間隙gを生じさせるためには、吸引されて
いるシートPにおいては、分離用開口部206付近でシ
ートPが開口部206に向かって移動(図12に矢印で
示す)しなければならない。そのため、補助吸引孔20
7の吸引力は、分離用開口部206の吸引力よりも小さ
いことが望ましい(補助吸引孔207の吸引孔が大きい
と、シートPの移動が起きにくく、十分な間隙gが生じ
ない虞れがある)。なお、図11の構成では、可撓性フ
ィルムの代わりに、スウィングダクト201の壁面に対
して回動可能な非可撓性の壁面を用いてもよい。
シートP間の間隙gを生じさせるためには、吸引されて
いるシートPにおいては、分離用開口部206付近でシ
ートPが開口部206に向かって移動(図12に矢印で
示す)しなければならない。そのため、補助吸引孔20
7の吸引力は、分離用開口部206の吸引力よりも小さ
いことが望ましい(補助吸引孔207の吸引孔が大きい
と、シートPの移動が起きにくく、十分な間隙gが生じ
ない虞れがある)。なお、図11の構成では、可撓性フ
ィルムの代わりに、スウィングダクト201の壁面に対
して回動可能な非可撓性の壁面を用いてもよい。
【0056】(シート分離機構の実施形態2)図15に
スウィングダクト201のシート当接面201aの拡大
図を示す。図15の実施形態2では、吸引開口部201
bとして、搬送用開口部205、分離用開口部206
a、補助吸引孔207が形成されている。この実施形態
2の分離機構の主要部は、分離開口部206aに嵌め込
まれた可動壁面209(外観を図16に示す)と、可動
壁面209の間に配置された分離用開口206bであ
る。
スウィングダクト201のシート当接面201aの拡大
図を示す。図15の実施形態2では、吸引開口部201
bとして、搬送用開口部205、分離用開口部206
a、補助吸引孔207が形成されている。この実施形態
2の分離機構の主要部は、分離開口部206aに嵌め込
まれた可動壁面209(外観を図16に示す)と、可動
壁面209の間に配置された分離用開口206bであ
る。
【0057】上記可動壁面209は回動軸210で回動
自在に設けられており、スウィングダクト201がシー
トPに当接していない場合(図17参照)は、スプリン
グ211によりスウィングダクト201壁面より突出し
ている。
自在に設けられており、スウィングダクト201がシー
トPに当接していない場合(図17参照)は、スプリン
グ211によりスウィングダクト201壁面より突出し
ている。
【0058】スウィングダクト201を下降させてシー
トPに当接させると、図18の状態となり、分離用吸引
孔207によりシートPが吸引される。この状態で、ス
ウィングダクト201を上昇させると、スプリング21
1のバネ力によって可動壁面が再び突出し(図19)、
シートP間に間隙gを生じさせる。
トPに当接させると、図18の状態となり、分離用吸引
孔207によりシートPが吸引される。この状態で、ス
ウィングダクト201を上昇させると、スプリング21
1のバネ力によって可動壁面が再び突出し(図19)、
シートP間に間隙gを生じさせる。
【0059】なお、この場合も、補助吸引孔207の吸
引力は、分離用開口部(吸引孔)206の吸引力よりも
小さいことが望ましい。また、上記可動壁面209をロ
ーラとして配設する(シートPとの当接部をローラにす
る)と、シート搬送の際、シートPに擦れ痕がつかない
ので、シートPが原稿の場合、原稿を傷めることがな
く、シートPが転写用紙の場合、擦れ痕の部分が抜けた
画像になることがない。この場合、ローラの周面は円筒
状でなく、軸方向の中央部の半径が端部の変形より大き
な太鼓状にするとより好ましい。
引力は、分離用開口部(吸引孔)206の吸引力よりも
小さいことが望ましい。また、上記可動壁面209をロ
ーラとして配設する(シートPとの当接部をローラにす
る)と、シート搬送の際、シートPに擦れ痕がつかない
ので、シートPが原稿の場合、原稿を傷めることがな
く、シートPが転写用紙の場合、擦れ痕の部分が抜けた
画像になることがない。この場合、ローラの周面は円筒
状でなく、軸方向の中央部の半径が端部の変形より大き
な太鼓状にするとより好ましい。
【0060】(シート分離機構の実施形態3)図20の
実施形態3では、可動壁面212(ローラ状としてもよ
い)が備えられている。上記可動壁面212は、偏心カ
ム213と、スプリング214によって、ダクト当接面
に対して可動する。スウィングダクト201が、下降し
てシートPに当接している状態は、図20に示される。
この時、可動壁面212は偏心カム213によってダク
ト面より突出している。
実施形態3では、可動壁面212(ローラ状としてもよ
い)が備えられている。上記可動壁面212は、偏心カ
ム213と、スプリング214によって、ダクト当接面
に対して可動する。スウィングダクト201が、下降し
てシートPに当接している状態は、図20に示される。
この時、可動壁面212は偏心カム213によってダク
ト面より突出している。
【0061】このまま、スウィングダクト201が上昇
すると、図21に示すように、偏心カム213の移動と
スプリング214のバネ力によって、可動壁面212は
ダクト面内部に没入する。この可動壁面212の移動に
より。シートP間に間隙gが生じる。
すると、図21に示すように、偏心カム213の移動と
スプリング214のバネ力によって、可動壁面212は
ダクト面内部に没入する。この可動壁面212の移動に
より。シートP間に間隙gが生じる。
【0062】この実施形態3では、可動壁面212に吸
引されたシートPの変形は、凸状態から凹状態への変形
であるため、分離用吸引開口部周辺でのシートPの移動
を必要とせずに、間隙gを大きくすることができる。ま
た、上述の実施形態1及び実施形態2のように、補助吸
引孔の吸引力を分離用吸引開口部の吸引力よりも小さく
する必要がなく、吸引系の構造を簡素化できる。
引されたシートPの変形は、凸状態から凹状態への変形
であるため、分離用吸引開口部周辺でのシートPの移動
を必要とせずに、間隙gを大きくすることができる。ま
た、上述の実施形態1及び実施形態2のように、補助吸
引孔の吸引力を分離用吸引開口部の吸引力よりも小さく
する必要がなく、吸引系の構造を簡素化できる。
【0063】図22に示すように、シートPの変形によ
り生じる複数の間隙路215が、吸着されたシートP領
域内で連結されるようにすると、上記間隙路の連結部2
15aで正圧が生じ、シートP間の間隙gがより大きく
なる。
り生じる複数の間隙路215が、吸着されたシートP領
域内で連結されるようにすると、上記間隙路の連結部2
15aで正圧が生じ、シートP間の間隙gがより大きく
なる。
【0064】なお、図22では、シートPの変形領域は
ゴムで形成されているが(図14の変形例)、図15や
図20の変形例として、可動壁面の形状を変えても同様
の効果が得られる。また、上述の各説明はスウィングダ
クト201を用いて、シート吸引部を移動させてシート
Pを吸着する構成を例としているが、図23及び図24
に示すように、シート吸引部を固定とした構成のものに
適用することは可能である。
ゴムで形成されているが(図14の変形例)、図15や
図20の変形例として、可動壁面の形状を変えても同様
の効果が得られる。また、上述の各説明はスウィングダ
クト201を用いて、シート吸引部を移動させてシート
Pを吸着する構成を例としているが、図23及び図24
に示すように、シート吸引部を固定とした構成のものに
適用することは可能である。
【0065】
【発明の効果】請求項1記載のシート給送装置は、シー
トを吸着した状態でシート変形部材を移動させて吸着し
たシートと次のシートとの間に間隙を形成しているの
で、吸着したシートと次のシートとの間の間隙を確実に
形成することができ、コシの弱いシートであっても確実
に次のシートと分離することができ、シートを1枚ずつ
正確に給送することができる。
トを吸着した状態でシート変形部材を移動させて吸着し
たシートと次のシートとの間に間隙を形成しているの
で、吸着したシートと次のシートとの間の間隙を確実に
形成することができ、コシの弱いシートであっても確実
に次のシートと分離することができ、シートを1枚ずつ
正確に給送することができる。
【0066】請求項2記載のシート給送装置は、シート
変形部材がシート吸着面から突出した状態から没入した
状態まで移動するので、より大きな変形移動量をえるこ
とができ、吸着したシートと次のシートとの間により大
きな間隙を形成することができ、より確実にシートを1
枚ずつ給送することができる。
変形部材がシート吸着面から突出した状態から没入した
状態まで移動するので、より大きな変形移動量をえるこ
とができ、吸着したシートと次のシートとの間により大
きな間隙を形成することができ、より確実にシートを1
枚ずつ給送することができる。
【0067】請求項3記載のシート給送装置は、シート
変形部材がシート吸着搬送手段のシート吸着による負圧
の上昇により、シート吸着面より没入した状態に移動す
るので、シート変形部材の移動のタイミングを取る必要
がなく、シート吸着面の変形を行わせる機構を別個に設
ける必要がなく、簡単な構成とすることができる。
変形部材がシート吸着搬送手段のシート吸着による負圧
の上昇により、シート吸着面より没入した状態に移動す
るので、シート変形部材の移動のタイミングを取る必要
がなく、シート吸着面の変形を行わせる機構を別個に設
ける必要がなく、簡単な構成とすることができる。
【0068】請求項4記載のシート給送装置は、シート
変形部材を弾性を有した可撓性部材で形成しているの
で、シートの給送後、シート吸着搬送手段の負圧が低下
すると、シート変形部材が自身の弾性により元の状態に
戻るので、シート変形部材を元の状態へ復帰させる機構
が不要となり、装置の小型化を図ることができる。
変形部材を弾性を有した可撓性部材で形成しているの
で、シートの給送後、シート吸着搬送手段の負圧が低下
すると、シート変形部材が自身の弾性により元の状態に
戻るので、シート変形部材を元の状態へ復帰させる機構
が不要となり、装置の小型化を図ることができる。
【0069】請求項5記載のシート給送装置は、シート
のエアー送風手段側の縁部部分に複数の間隙を形成し、
この複数の間隙がシート中央側で連結するように間隙路
を形成しているので、縁部部分の間隙から流入したエア
ーが両者が連結する間隙路で衝突し、この衝突部分で正
圧が発生し、シートの分離性を向上させることができ
る。
のエアー送風手段側の縁部部分に複数の間隙を形成し、
この複数の間隙がシート中央側で連結するように間隙路
を形成しているので、縁部部分の間隙から流入したエア
ーが両者が連結する間隙路で衝突し、この衝突部分で正
圧が発生し、シートの分離性を向上させることができ
る。
【0070】請求項6記載のシート給送装置は、シート
吸着搬送手段に設けられたシート変形部材は、シート吸
着搬送手段をシート台側へ移動させてシートを吸着する
時にシートと当接して付勢手段の付勢力に抗してシート
吸着搬送手段のシート吸着面側へ移動し、シートを給送
するためにシート吸着搬送手段がシート台から離れる
と、シート変形部材は付勢手段の付勢力により突出し、
このシート変形部材の突出移動によってシートが変形す
るので、シートのシート吸着面への吸着を確実に行うと
ともに、シートの変形を確実に行い次のシートとの間に
間隙を確実に形成することができ、シートを1枚ずつ正
確に給送することができる。
吸着搬送手段に設けられたシート変形部材は、シート吸
着搬送手段をシート台側へ移動させてシートを吸着する
時にシートと当接して付勢手段の付勢力に抗してシート
吸着搬送手段のシート吸着面側へ移動し、シートを給送
するためにシート吸着搬送手段がシート台から離れる
と、シート変形部材は付勢手段の付勢力により突出し、
このシート変形部材の突出移動によってシートが変形す
るので、シートのシート吸着面への吸着を確実に行うと
ともに、シートの変形を確実に行い次のシートとの間に
間隙を確実に形成することができ、シートを1枚ずつ正
確に給送することができる。
【0071】請求項7記載のシート給送装置は、シート
変形部材のシート吸着面の吸着力をシート搬送方向に対
する直角方向の両側のシート吸着面の吸着力より大きく
設定しているので、シート変形部材の両側の吸着力が当
該シート変形部材の移動の妨げとなることがなく、確実
にシート変形部材が移動することができ、シートの変形
を確実に行い次のシートとの間に間隙を確実に形成する
ことができ、シートを1枚ずつ正確に給送することがで
きる。
変形部材のシート吸着面の吸着力をシート搬送方向に対
する直角方向の両側のシート吸着面の吸着力より大きく
設定しているので、シート変形部材の両側の吸着力が当
該シート変形部材の移動の妨げとなることがなく、確実
にシート変形部材が移動することができ、シートの変形
を確実に行い次のシートとの間に間隙を確実に形成する
ことができ、シートを1枚ずつ正確に給送することがで
きる。
【0072】請求項8記載のシート給送装置は、シート
変形部材をローラで形成しているので、シートの搬送時
にローラが回動してシートが搬送されるので、シートの
搬送時に擦れ痕がつかず、シートが原稿の場合、原稿を
傷つけるのを防止することができ、シートが記録用意の
場合、擦れ痕の部分が抜けた画像が形成されるのを防止
することができる。
変形部材をローラで形成しているので、シートの搬送時
にローラが回動してシートが搬送されるので、シートの
搬送時に擦れ痕がつかず、シートが原稿の場合、原稿を
傷つけるのを防止することができ、シートが記録用意の
場合、擦れ痕の部分が抜けた画像が形成されるのを防止
することができる。
【図1】本発明のシート給送装置を用いた画像形成装置
である主要断面図である。
である主要断面図である。
【図2】図1の循環式原稿自動給送装置、手動原稿載置
装置及び光学装置の概略断面図である。
装置及び光学装置の概略断面図である。
【図3】図1の作像装置、定着装置、シート給送装置の
概略断面図である。
概略断面図である。
【図4】本発明のシート給送装置におけるシート給送動
作1を示す断面図である。
作1を示す断面図である。
【図5】本発明のシート給送装置におけるシート給送動
作2を示す断面図である。
作2を示す断面図である。
【図6】本発明のシート給送装置におけるシート給送動
作3を示す断面図である。
作3を示す断面図である。
【図7】本発明のシート給送装置におけるシート給送動
作4を示す断面図である。
作4を示す断面図である。
【図8】本発明のシート給送装置におけるシート給送動
作5を示す断面図である。
作5を示す断面図である。
【図9】本発明のシート給送装置のシート吸着部を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図10】図9のシート給送装置を上下動させる部分を
示す側面図である。
示す側面図である。
【図11】本発明のシート給送装置のシート分離機構の
実施形態1を示す斜視図である。
実施形態1を示す斜視図である。
【図12】図11におけるシート吸着時を示す斜視図で
ある。
ある。
【図13】(a)は図11におけるシート吸着時を示す
正面から視た断面図、(b)は図11におけるシート分
離時を示す正面から視た断面図である。
正面から視た断面図、(b)は図11におけるシート分
離時を示す正面から視た断面図である。
【図14】(a)は図11におけるシート吸着時を示す
側面から視た断面図、(b)は図11におけるシート分
離時を示す側面から視た断面図である。
側面から視た断面図、(b)は図11におけるシート分
離時を示す側面から視た断面図である。
【図15】本発明のシート給送装置のシート分離機構の
実施形態2を示す斜視図である。
実施形態2を示す斜視図である。
【図16】図15の可動壁面を示す斜視図である。
【図17】図15におけるシート吸着前を示す正面から
視た断面図である。
視た断面図である。
【図18】図15におけるシート吸着時を示す正面から
視た断面図である。
視た断面図である。
【図19】図15におけるシート吸着時を示す斜視図で
ある。
ある。
【図20】本発明のシート給送装置のシート分離機構の
実施形態3におけるシート吸着時を示す正面から視た断
面図である。
実施形態3におけるシート吸着時を示す正面から視た断
面図である。
【図21】本発明のシート給送装置のシート分離機構の
実施形態3におけるシート分離時を示す正面から視た断
面図である。
実施形態3におけるシート分離時を示す正面から視た断
面図である。
【図22】本発明のシート給送装置のシート分離機構の
他の実施形態のシート吸着部分を示す説明図である。
他の実施形態のシート吸着部分を示す説明図である。
【図23】本発明のシート給送装置の適用可能な固定式
のシート給送装置を示す断面図である。
のシート給送装置を示す断面図である。
【図24】本発明のシート給送装置の適用可能な固定式
のシート給送装置の他の例を示す断面図である。
のシート給送装置の他の例を示す断面図である。
1 複写機
201 スウィングダクト
201a シート当接面
206 分離用開口部
207 補助吸引孔
208 可撓性フィルム
208a 分離用吸引孔
Claims (8)
- 【請求項1】 シート台に載置されたシートを吸着搬送
するシート吸着搬送手段と、このシート吸着搬送手段に
より吸着したシートと次のシートとの間にエアーを吹き
付けて両シートを分離するエアー送風手段とを有し、シ
ート台のシートを分離して1枚ずつ給送するシート給送
装置において、 上記シート吸着搬送手段のシート吸着面側に、次のシー
トとの間に間隙を形成するよう当該シート吸着搬送手段
により吸着されたシートを変形させるシート変形部材
を、シートを吸着した状態で移動するように設けたこと
を特徴とするシート給送装置。 - 【請求項2】 上記シート変形部材を上記シート吸着搬
送手段のシート吸着面よりも突出した状態からシート吸
着面より没入した状態に移動するよう設けたことを特徴
とする請求項1記載のシート給送装置。 - 【請求項3】 上記シート変形部材が上記シート吸着搬
送手段の負圧により当該シート吸着搬送手段のシート吸
着面が凹状になるように移動することを特徴とする請求
項1記載のシート給送装置。 - 【請求項4】 上記シート変形部材を弾性を有した可撓
性部材で形成したこと特徴とする請求項3記載のシート
給送装置。 - 【請求項5】 上記シート変形部材は、上記シート台に
載置されたシートの上記エアー送風手段側の縁部部分に
次のシートとの間隙を複数形成するとともに、この縁部
部分の間隙がシート中央側で連結するように間隙路を形
成することを特徴とする請求項1記載のシート給送装
置。 - 【請求項6】 シート台に載置されたシートを吸着搬送
するシート吸着搬送手段と、このシート吸着搬送手段に
より吸着したシートと次のシートとの間にエアーを吹き
付けて両シートを分離するエアー送風手段とを有し、上
記シート吸着搬送手段をシートの吸着時に上記シート台
側へ移動しシートの搬送時にシート台から離れた位置へ
移動可能に設けたシート給送装置において、 上記シート吸着搬送手段のシート吸着面側に、次のシー
トとの間に間隙を形成するよう当該シート吸着搬送手段
により吸着されたシートを変形させるシート変形部材を
上記シート吸着面から突出した位置からシート吸着面側
へ移動可能に設け、 このシート変形部材を常時シート吸着面から突出した位
置へ付勢する付勢手段を設けたことを特徴とするシート
給送装置。 - 【請求項7】 上記シート変形部材のシート吸着面の吸
着力を、当該シート変形部材のシート搬送方向に対する
直角方向の両側のシート吸着搬送手段のシート吸着面の
吸着力より大きく設定したことを特徴とする請求項6記
載のシート給送装置。 - 【請求項8】 上記シート変形部材をローラで形成した
ことを特徴とする請求項3若しくは請求項6記載のシー
ト給送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10235256A JP2000062978A (ja) | 1998-08-21 | 1998-08-21 | シート給送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10235256A JP2000062978A (ja) | 1998-08-21 | 1998-08-21 | シート給送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000062978A true JP2000062978A (ja) | 2000-02-29 |
Family
ID=16983397
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10235256A Pending JP2000062978A (ja) | 1998-08-21 | 1998-08-21 | シート給送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000062978A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008094602A (ja) * | 2006-10-16 | 2008-04-24 | Fuji Xerox Co Ltd | シート分離装置及びこれを用いたシート供給装置、シート処理装置 |
KR100984641B1 (ko) | 2010-05-10 | 2010-10-01 | 주식회사 이지텍 | 필름 이송장치 |
JP2021123435A (ja) * | 2020-02-03 | 2021-08-30 | 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 | 記録材搬送装置および画像形成装置 |
-
1998
- 1998-08-21 JP JP10235256A patent/JP2000062978A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008094602A (ja) * | 2006-10-16 | 2008-04-24 | Fuji Xerox Co Ltd | シート分離装置及びこれを用いたシート供給装置、シート処理装置 |
KR100984641B1 (ko) | 2010-05-10 | 2010-10-01 | 주식회사 이지텍 | 필름 이송장치 |
JP2021123435A (ja) * | 2020-02-03 | 2021-08-30 | 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 | 記録材搬送装置および画像形成装置 |
JP7490972B2 (ja) | 2020-02-03 | 2024-05-28 | 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 | 記録材搬送装置および画像形成装置 |
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