JP2000293076A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
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Abstract
るとともに、可及的に一体構造として部品点数の減少、
保守修理、リサイクル作業の効率化をはかる。 【構成】画像形成装置内のファン4の一から空気吹き出
し口31に到るダクト37の壁面を、該画像形成装置の
後側の外装カバー23で構成し、該吹き出し口31を装
置本体底部近傍に設ける
Description
リンタ、ファクシミリなどの画像形成装置に関するるも
のである。
内部の発熱源による影響、高電圧部材の存在によるオゾ
ンノの発生、内部の塵埃、浮遊トナーなどによる汚染や
画質の劣化などを防止するため適所に排気ファンを設け
て換気するようになっているのが普通である。
「図7」によって略述する。「図4」はこの種の画像形
成装置の典型的な一例を示す複写機の概略側断面図であ
って、複写機本体3には画像形成部2が内装してあり、
装置本体頂面に原稿置き台5が配設してある。
によって照射され、その反射光が、反射鏡38、レンズ
系7、反射鏡39を経て、紙面に垂直方向に軸線を有
し、図示矢印方向に回転する円筒状の像担持体10に投
射される。
次帯電器13によって一様に帯電されており、この帯電
面に原稿からの前記投射光が達して静電潜像が形成され
る。像担持体10の回転につれて、前記潜像が現像器1
1が配置された現像部位に達すると該現像器から供給さ
れるトナーによって前記潜像がトナー像として顕像化さ
れる。
によって電位が調整され、前記像担持体10が回転走行
につれて、転写帯電器15が配置された転写部位に到来
すると、装置本体下方に位置するカセツト9a、9b、
9cのいずれかから、給紙コロ19a、19b、19c
の作用で取り出された転写材Sが、給紙ローラ20a、
20b、20cによって牽引され、搬送路21を経てレ
ジストローラ22によって像担持体上のトナー像と同期
をとられて前記転写部位に供給される。
転写帯電器15に転写バイアスが印加され、よつて形成
される電界の作用で像担持体側のトナー像は転写材に転
移する。
は像担持体から分離され、搬送ローラ17a、17bと
これらに懸架されたベルトからなる搬送路17を経て定
着装置25に至り、ここで転写材上のトナー像が転写材
に定着固定された後、排出ローラ26を経て排出口30
から機外に排出される。
残留トナーは、像担持体10の回転走行にともなってそ
のまま進行し、クリーニング装置12の位置で像担持体
から除去され、更に残留電荷が前除電帯電器13によっ
て除去されて像担持体は次の画像形成工程に入り得る状
態となる。
オゾンの発生、浮遊トナー、塵埃や高温部の存在などに
よる画質の劣化、環境への影響等を回避するため、装置
内適所に排気ファンを配置するのが普通である。上記の
装置では、高温になりがちな定着装置近傍部位にファン
4が、トナーが飛散したりオゾンが発生し易い像担持体
近傍にファン8が、また転写後の転写材を充分搬送路の
ベルトに吸着させるためにファン18がそれぞれ配設し
てある(「図6」参照)。
「図7」に示すように、装置本体の後側板34に設けた
ダクト36、38を経て外部に放出されるが、ダクト外
側には排出した空気に含まれるオゾン、異物などを除去
するために空気清浄化フィルタ24が配設してある。
で、装置を設置する場合には装置後面を壁面から数十c
m離隔しておく必要がある。さらに、本体後面側には装
置の動作を制御するためのコントロール基板38が存在
するので、ノイズ対策として放射ノイズ抑制金属材料か
らなるシールド板39で囲繞してノイズ漏れを阻止する
必要がある(「図5」参照)。
271272号公報のように、ファンから本体下面乃至
その近傍位置の吹き出し口までダクトを設け、吹き出し
口の数をファンの数よりも少なくするものが、また、特
開平9ー211919号公報にみるように、ファンの開
口を本体底面に開口するようなものが提案されている
が、いまだ充分満足できるようなものは得られていない
のが実態である。
態に対処すべくなされたものであって、充分な排気を行
うべくファンの数を増加させることによる騒音レベルの
悪化、ファン数の増大によるフィルタの数の増加による
コストアップの阻止を目途とし、さらにオゾンなどの漏
出を阻止するために用いられるモルトプレン等の目張材
の使用によって、近来強く求められているリサイクル化
の困難性が増したり、サービスメンテナンス性が低下し
たりするのを防止し、騒音レベルが低く、メンテナンス
コストの低い画像形成装置を提供することを目的とする
ものである。
め、本発明は、画像形成装置の内部空気を排気するため
のファンと、ファンによって排出された空気を機外に排
出する開口部と、前記ファンの排気側と前記開口部とを
連通するダクトと、を具備する画像形成装置において、
該画像形成装置の後側の外装カバーが前記ダクトの壁面
を構成していることを特徴とする画像形成装置(1)、
または、上記(1)ものにおいて、装置本体の外装カバ
ーと前記ダクトが一体成型によって構成されていること
を特徴とする画像形成装置(2)、または、上記(1)
または(2)のものにおいて、前記開口部が装置本体下
面ないしはその近傍に配置されていることを特徴とする
画像形成装置(3)、または、上記(1)、(2)、
(3)のいずれかのものにおいて、前記外装カバーが樹
脂材料で構成されていることを特徴とする画像形成装置
(4)、または、上記(1)、(2)、(3)のいずれ
かのものにおいて、前記外装カバーが導電性物質でコー
ティングされていることを特徴とする画像形成装置
(5)、または、上記(1)、(2)、(3)のいずれ
かのものにおいて、前記外装カバーが導電性樹脂材料で
構成されていることを特徴とする画像形成装置(6)、
または、上記(4)記載のにおいて、前記外装カバーが
シールド板などのノイズ抑制用の金属材料からなる部材
を具備することを特徴とする画像形成装置(7)であ
る。
施例を示すもので、「図1」は要部の側断面図、「図
2」はダクトと画像形成装置内のファンの関係配置を示
す装置背面の正面図である。なお、画像形成装置本体の
内部構成は前記「図4」に示すものと同様であるのでそ
れらについての説明は省略する。
の後側板34の外側はカバー23によって覆われてお
り、該カバー23と前記側板34に近接配置してある背
壁部37aとの間にダクト37が前記カバー23と一体
成型によって形成されている。このような成型は近来に
おける樹脂材のブロー成型のように一体成型が容易且つ
安価にできることに由来している。
は、画像形成装置本体側の、定着装置近傍に設けたファ
ン4、画像形成部位近傍に設けたファン8及び転写済み
の転写材搬送路近傍に設けたファン18を覆うように形
成してあり、装置本体下方底部近傍の開口28に連通し
ている。
設してあり、その内側近傍にはフィルタ32が設けてあ
る。該フィルタは、例えば、浮遊トナー、塵埃などを除
去する除菌フィルタエレメント、定着装置から発生する
シリコンオイルの蒸気を粗粒化、吸着するメンブランフ
ィルタ、活性炭をセル状にしたオゾンフィルタ等を組み
合わせた複合フィルタが好適であるが、適宜に選択可能
である。また前記開口28は図示の場合装置本体底面に
開口しているが、本体下端側面その他適所に開口させる
ことがてきる。
作動し、ファン4は主として定着装置近傍の高温空気や
離型剤として使用されるシリコンの蒸気をダクト37に
誘導し、ファン8は主として画像形成部位近傍の浮遊ト
ナー、オゾンなどをダクト37に誘導する。また、転写
材搬送路に負圧を与えて搬送される転写材の良好な搬送
を確保するためのファン18から吹き出す空気もダクト
37に導かれる。
示矢印27のように進行し、吹き出しファン31の作用
にもたすけられてフィルタ32を経て外部に排出され
る。このとき前記フィルタ32の作用で空気中に含まれ
るオゾン、トナーその他の異物は吸着されて機外には清
浄な空気が排出されることになる。
排出される空気の通路たるダクト37が後カバーと一体
構成となっているので、ダクトの構成に当たってモルト
プレンなどの目張材を貼着する要がなく、部品点数の削
減、カバーの軽量化、メンテナンス性の向上などによる
コストダウン効果があり、さらに、強度のアツプ、リサ
イクル性の向上が図られる。
流は密閉状態のダクト内を外部から遮蔽された状態で進
行するので、発生する騒音に対して減音作用があり装置
本体下面に開口する1個の吹き出し口の存在と相まって
騒音の低減に有効である。
置本体下部の最終吹き出し口近傍のみにあるので、異種
のフィルタを各別に用いる場合を含めて、フィルタの交
換が容易であり、また、排出空気がユーザやサービスマ
ン等の顔や身体に直接かかるような事態を好適に回避で
きる。
る。この場合は前記実施例装置におけるカバー23とこ
れを含むダクトを適宜の導電材料でコーティングするか
乃至カバーを含むダクト全体を導電性材料で構成する。
に設けたコントローラのノイズ対策としてのシールド板
が不要となる。
ると、「図3」に示すように、カバー23とともにダク
ト37を形成する一方の背壁37a側に装置本体のコン
トローラ38のノイズ対策としてのシールド板39を該
ダクト37と一体に設けるものとする。
ナンス時の作業効率の向上を可能とする。なおこの場合
のアース取りは本体側に突起を設け、これにシールド板
を接合すればよい。
画像形成装置本体の後側板とファンから排出される空気
の通路たるダクトが一体的に構成してあるのでこの空気
を装置本体下方に容易に誘導できるようになり、装置設
置場所近傍の環境の向上に有効であるとともに、ルーバ
を無くしたことと相まって、ファンや空気流の発する騒
音の低下にも寄与する。また、空気通路部分を全体とし
て一体形成で密閉状に構成することが可能となり、放射
ノイズ抑制用のシールド板や密閉を確保する目張材など
の貼着が不要となって、コストダウン、メンテナンス性
の向上をはかることができ、さらに、各部材のリサイク
ル化にも寄与する。
断面で示した側面図
断面図
構成を示す概略側面図
一例を示す後面図
Claims (7)
- 【請求項1】画像形成装置の内部空気を排気するための
ファンと、ファンによって排出された空気を機外に排出
する開口部と、前記ファンの排気側と前記開口部とを連
通するダクトと、を具備する画像形成装置において、 該画像形成装置の後側の外装カバーが前記ダクトの壁面
を構成していることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】装置本体の外装カバーと前記ダクトが一体
成型によって構成されていることを特徴とする「請求項
1」記載の画像形成装置。 - 【請求項3】前記開口部が装置本体下面ないしはその近
傍に配置されていることを特徴とする「請求項1」また
は「請求項2」記載の画像形成装置。 - 【請求項4】前記外装カバーが樹脂材料で構成されてい
ることを特徴とする「請求項1」または「請求項2」ま
たは「請求項3」のいずれか記載の画像形成装置。 - 【請求項5】前記外装カバーが導電性物質でコーティン
グされていることを特徴とする「請求項1」または「請
求項2」または「請求項3」のいずれか記載の画像形成
装置。 - 【請求項6】前記外装カバーが導電性樹脂材料で構成さ
れていることを特徴とする「請求項1」または「請求項
2」または「請求項3」のいずれか記載の画像形成装
置。 - 【請求項7】前記外装カバーがシールド板などのノイズ
抑制用の金属材料からなる部材を具備することを特徴と
する「請求項4」記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11098682A JP2000293076A (ja) | 1999-04-06 | 1999-04-06 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11098682A JP2000293076A (ja) | 1999-04-06 | 1999-04-06 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000293076A true JP2000293076A (ja) | 2000-10-20 |
JP2000293076A5 JP2000293076A5 (ja) | 2007-05-24 |
Family
ID=14226289
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11098682A Withdrawn JP2000293076A (ja) | 1999-04-06 | 1999-04-06 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000293076A (ja) |
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-
1999
- 1999-04-06 JP JP11098682A patent/JP2000293076A/ja not_active Withdrawn
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