JPH07301977A - 電子複写機とその制御方法 - Google Patents

電子複写機とその制御方法

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JPH07301977A
JPH07301977A JP6095238A JP9523894A JPH07301977A JP H07301977 A JPH07301977 A JP H07301977A JP 6095238 A JP6095238 A JP 6095238A JP 9523894 A JP9523894 A JP 9523894A JP H07301977 A JPH07301977 A JP H07301977A
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JP
Japan
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air
discharger
copying machine
corona discharger
corona
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Application number
JP6095238A
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English (en)
Inventor
Hirohisa Hoshino
弘久 星野
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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  • Cleaning In Electrography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 放電器の作動により生じるオゾンや窒素酸化
物を原因とした画質の劣化を無くした複写機とその制御
方法を提供する。 【構成】 感光体1と、この感光体の幅方向にわたって
対設したコロナ放電器20とを少なくとも有し、上記感
光体に形成された静電潜像を現像剤を用いて顕像化した
後、転写材に転写する電子複写機であって、前記コロナ
放電器20の長手方向一端部に設けて当該コロナ放電器
の長手方向に指向させて清浄空気を導入する空気吹入機
構3と、前記コロナ放電器の長手方向他端部に設けて当
該コロナ放電器の内部とその近傍の雰囲気を吸引する空
気吸引機構4とから構成される汚染空気回収装置を設置
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子複写機にかかり、特
にコロナ放電器の作動で発生するオゾンや窒素酸化物等
を含んだ汚染空気による感光体の劣化あるいは動作不良
を解消した電子複写機とその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子複写機として知られる静電
方式の画像形成装置は、半導体薄膜を表面に備えた,所
謂感光体に画像信号で変調した光ビームを用いて走査し
て静電潜像を形成し、これをトナーと称する現像剤で現
像して顕像化したものを紙等の転写媒体に転写して画像
を再生するものである。
【0003】上記の感光体には、その表面を一様な電荷
で帯電させるためのコロナ放電器(以下、単に放電器と
称することもある)や、転写あるいはクリーニングのた
めの放電器を含めて複数の放電器が配置される。この放
電器はその作動時すなわち放電時にオゾンや窒素酸化物
等の汚染物質が発生する。この汚染物質は感光体を劣化
させ、複写終了後の放電器の停止位置に像流れ等の画質
劣化を招く。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この対策として、放電
器のシールド内外の汚染空気を負圧空気により回収する
ことが一般的である。この場合、特に汚染空気濃度の高
い部分に負圧開口部を設ける方法や、特開平2−253
289号公報に開示されたように、放電器の長手方向に
沿う空気流を回収する方法等が知られている。
【0005】しかし、上記した汚染空気の吸引方法で
は、放電器が感光体に近接して、その放電部位が開放し
ているという構造上、放電部位の密閉性に欠け、必要部
分以外の空気も吸引されるため、吸引動力源は大型のも
のが必要になる。複写機が高速化,大型化する程、飛躍
的に上記吸引動力源は大型のものとなり、より確実に汚
染空気を吸引しようとすれば吸引動力源の高騒音、高消
費電力化を招くことになる。
【0006】また、放電器内に清浄な外気を導入して汚
染空気を拡散させる特開平2−213873号公報に開
示された方法では、高濃度の汚染空気が複写機の装置内
に広がり、当該装置を構成するゴム材やウレタン材等の
劣化を早めたり、装置の隙間から装置外へ漏れ、オゾン
臭を発散し、あるいは人体への悪影響を招く。上記した
ような対策を施して汚染空気濃度を低下させても、微量
な汚染物質が残留し、これが前記した画質劣化等をもた
らす。
【0007】また、コロナ発生電極に近接させて窒素酸
化物等を分解する化合物を塗布した帯電器シールドや、
主に主帯電器に具備される一様帯電を目的としたスクリ
ーンにこの化合物を塗布したものを配置する特開平2−
281274号公報に記載の従来技術では、上記の残留
汚染物質に対しては効果的であるが、放電器のシールド
壁やスクリーン部材に被覆された化合物による化学変化
を利用して汚染空気の無害化を行うものであるため、無
害化可能な汚染空気の絶対量に限界があり、この量を越
えた場合、汚染空気による画質劣化が発生する。
【0008】本発明の目的は、上記従来技術の諸問題を
解消し、放電器の作動により生じるオゾンや窒素酸化物
を原因とした画質の劣化を無くした複写機とその制御方
法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、放電器の長手方向の一端部に送風手段
を、他端部に排気手段を設置し、放電器の長手方向に沿
って空気流を形成し、吸引した空気を排気することで放
電器の作動で生じる汚染物質を回収し、長期間にわたっ
て感光体の劣化を防止するものである。
【0010】図1は本発明による複写機の要部構成を説
明する模式図であって、1は感光体、3は空気吹入機
構、4は空気吸入機構、20はコロナ放電器(以下、単
に放電器とも言う)、21は放電器内空気流、22は放
電器外空気流、30は送風手段、31は送風ダクト、3
2は送風空気流、33は送風ダクト開口部、40は吸引
手段、41は吸引ダクト、42は吸引空気流、43は吸
引ダクト開口部、50は汚染空気回収制御回路である。
【0011】同図において、空気吹入機構3は送風手段
30、送風ダクト31、送風ダクト開口部33はからな
り、空気吸入機構4は40は吸引手段、41は吸引ダク
ト、42は吸引空気流、43は吸引ダクト開口部から構
成される。空気吹入機構3の送風手段30から送風ダク
ト31に導かれた清浄な空気32に方向性を持たせ、ダ
クト開口部33から放電器20の一端部に噴出させて放
電器20に送り込まれる。
【0012】この清浄な空気32は、放電器20のハウ
ジング内やその近傍を通り、放電器20の他端部へ向か
う。一方、放電器20の他端部近傍に設置された空気吸
入機構4において、上記一端部方向に開口した吸引ダク
ト41の吸引ダクト開口部43から吸引手段40により
吸引されて排気される。
【0013】上記の送風による加圧と吸引排気による負
圧を生じさせた2点間に空気流が生じるように構成し、
放電器20のハウジング内およびその近傍の雰囲気に放
電器の長手方向の空気流21,22を形成する。この空
気流を利用して放電器の放電動作で発生した汚染物質を
回収する。なお、汚染空気回収制御回路50は、上記構
成の動作を制御する。
【0014】すなわち、請求項1に記載の発明による電
子複写機は、感光体1と、この感光体の幅方向にわたっ
て対設したコロナ放電器20とを少なくとも有し、上記
感光体に形成された静電潜像を現像剤を用いて顕像化し
た後、転写材に転写する電子複写機であって、前記コロ
ナ放電器20の長手方向一端部に設けて当該コロナ放電
器の長手方向に指向させて清浄空気を導入する空気吹入
機構3と、前記コロナ放電器の長手方向他端部に設けて
当該コロナ放電器の内部とその近傍の雰囲気を吸引する
空気吸引機構4とから構成される汚染空気回収装置を設
置したことを特徴とする。
【0015】請求項2に記載の発明による電子複写機
は、請求項1の発明において、前記コロナ放電器は、前
記感光体の周囲に複数個設置されてなり、前記複数個の
コロナ放電器の少なくとも1つに前記汚染空気回収装置
を設置したことを特徴とする。請求項3に記載の発明に
よる電子複写機は、請求項1の発明において、前記汚染
空気回収装置を構成する空気吸入機構4の前記コロナ放
電器20の長手方向他端部における吸入風量と吸入風速
が、当該長手方向一端部に設置された空気吹入機構3の
よる吹入風量と吹入風速より大であることを特徴とす
る。
【0016】請求項4に記載の発明による電子複写機
は、請求項1の発明において、前記空気吹入機構3が、
吹入空気中の異物を除去するエアフィルタを具備したこ
とを特徴とする。請求項5に記載の発明による電子複写
機は、請求項1の発明において、前記感光体1を清浄化
するクリーニング器を備え、前記汚染空気回収装置が前
記クリーニング器の冷却用送風機能を兼用することを特
徴とする。
【0017】請求項6に記載の発明による電子複写機
は、請求項1の発明において、前記コロナ放電器に前記
空気吹入機構3からの空気を吹入する開口、および前記
空気吸引機構4に空気を吸入する開口の一方または双方
を複数としたことを特徴とする。請求項7に記載の発明
による電子複写機は、請求項1の発明において、前記コ
ロナ放電器に、その内部と近傍を流れる空気流を整える
整流板を具備したことを特徴とする。
【0018】請求項8に記載の発明による電子複写機
は、請求項7の発明において、前記整流板が、前記コロ
ナ放電器の近傍に設置される複写機構成部材の形状によ
り構成されたことを特徴とする。また、請求項9に記載
の発明による電子複写機の制御方法は、感光体1と、こ
の感光体の幅方向にわたって対設したコロナ放電器20
とを少なくとも有し、上記感光体に形成された静電潜像
を現像剤を用いて顕像化した後、転写材に転写する電子
複写機の制御方法であって、前記コロナ放電器20の長
手方向一端部に設けて当該コロナ放電器の長手方向に指
向させて清浄空気を導入する空気吹入機構3と、前記コ
ロナ放電器の長手方向他端部に設けて当該コロナ放電器
の内部とその近傍の雰囲気を吸引する空気吸引機構4と
から構成される汚染空気回収装置、および前記汚染空気
回収装置の動作を制御する汚染空気回収制御回路50を
設置してなり、前記汚染空気回収制御回路50は、前記
空気吹入機構3と空気吸引機構4を、前記コロナ放電器
の作動期間の前後における動作のオン/オフの時間が異
なるごとく制御することを特徴とする。
【0019】請求項10に記載の発明による電子複写機
の制御方法は、請求項9の発明において、前記空気吹入
機構3が装置主電源のオン時には常時オン動作となるご
とく制御することを特徴とする。
【0020】
【作用】前記請求項1に記載の発明の構成において、コ
ロナ放電器20は、感光体1の幅方向にわたって対設さ
れ、その放電動作で上記感光体1の表面に一様な電荷を
帯電させる。前記コロナ放電器20の長手方向一端部に
設けた空気吹入機構3は、当該コロナ放電器20の長手
方向に指向させて清浄空気を導入する。
【0021】前記コロナ放電器の長手方向他端部に設け
た空気吸引機構4は、当該コロナ放電器の内部とその近
傍の雰囲気を吸引する。請求項2に記載の発明の構成に
おいて、前記感光体1の周囲に複数個設置された複数個
のコロナ放電器の少なくとも1つに設けた前記空気吹入
機構3と空気吸引機構4とからなる汚染空気回収装置
は、当該コロナ放電器で発生する汚染空気を回収する。
【0022】請求項3に記載の発明の構成において、前
記空気吹入機構3の前記コロナ放電器20の長手方向他
端部における吸入風量と吸入風速が、当該長手方向一端
部における吹入風量と吹入風速より大としたことによ
り、コロナ放電器内とその近傍に負圧を発生させて汚染
空気の拡散を防止する。請求項4に記載の発明の構成に
おいて、前記空気吹入機構3に設置されたエアフィルタ
は、吹入空気中の異物を除去して清浄な空気をコロナ放
電器20に吹入れる。
【0023】請求項5に記載の発明の構成において、前
記感光体1を清浄化するクリーニング器の冷却用送風機
能を前記汚染空気回収装置に兼用することにより、構成
を簡素化できる。請求項6に記載の発明の構成におい
て、前記コロナ放電器に前記空気吹入機構3からの空気
を吹入する開口、および前記空気吸引機構4に空気を吸
入する開口の一方または双方を複数としたことにより、
効果的な空気流を形成すると共に吹入れ圧力と吸入圧力
を低減させて汚染空気回収装置の負担を軽減する。
【0024】請求項7に記載の発明の構成において、前
記整流板は、前記コロナ放電器の内部と近傍を流れる空
気流を整えて効果的な空気回収を行う。請求項8に記載
の発明の構成において、前記整流板をコロナ放電器の近
傍に設置される複写機構成部材の形状により構成するこ
とにより、整流板として特別の部材を必要とせず、構成
の簡略化がなされる。
【0025】また、請求項9に記載の発明の構成におい
て、前記汚染空気回収制御回路50は前記空気吹入機構
3と空気吸引機構4を、前記コロナ放電器の作動期間の
前後における動作のオン/オフの時間が異なるごとく制
御することにより、残留汚染空気の拡散/吸引、あるい
は汚染空気回収装置の消費電力および騒音の低減を行
う。
【0026】請求項10に記載の発明の構成において、
前記空気吹入機構3が装置主電源のオン時には常時オン
動作となるごとく制御することにより、コロナ放電器2
0に常時空気流を形成し、残留汚染空気の排除および結
露の防止,除去や請求項5に記載のクリーニング器のと
冷却を行う。
【0027】
【実施例】以下、本発明の実施例につき、図面を参照し
て詳細に説明する。図2は本発明による複写機の1実施
例構成を説明する模式図であって、1はベルト状の感光
体、5は露光光、6は現像器、7は転写器、8は負圧式
搬送ベルト、9は定着器、10は受け皿、11は除電ラ
ンプ、12はクリーニング器、図1と同一符号は同一部
分に対応する。
【0028】同図において、ベルト状感光体1は矢印A
方向に定速で回転駆動される。この感光体1の表面はコ
ロナ放電器20により一様に帯電される。コロナ放電器
20は、長手方向が図の紙面と垂直方向になるように配
置され、汚染空気回収装置を構成する空気吹入機構3と
空気吸引機構4は、コロナ放電器20の上方に設置され
ており、手前側の一端部より送風手段30で送り込まれ
た空気流32は、送風ダクト31を通して奥側の他端部
に向けて送り込まれる。
【0029】この空気流32はエアフィルタ34で塵埃
を除去された清浄な空気流であり、コロナ放電器20を
通過する際に、当該コロナ放電器20の放電によって発
生したオゾン、窒素酸化物等の汚染物質を含んだ汚染空
気流としてコロナ放電器20の奥側他端部に設置された
吸引ダクト開口部43(図1参照)から吸入回収され
る。
【0030】上記の空気吸引機構4でコロナ放電器20
から吸引される風量は、空気吹入機構3からコロナ放電
器20に送風される空気流の風量より大に設定すること
が望ましい。本実施例では、送風空気量を900〜11
00cm3 /sec、吸引空気量を1900〜2000
cm3 /secとした。また、送風ダクト開口部33で
の空気流速を2.5〜3.5m/sec、吸引ダクト開
口部での空気流速を4.0〜4.5m/secとした。
【0031】空気吸引機構4で回収された汚染空気を含
んだ吸引空気流42は、図示しない活性炭フィルタ等を
用いた濾過器を通すなどの汚染物質除去処理を施した
後、装置外部に放出される。コロナ放電器20で一様に
帯電された感光体1は、図示しない光学系を介して投影
される画像パターン5によって露光され、静電潜像が形
成される。
【0032】この静電潜像は現像器6によりトナー現像
されて顕像化されたトナー像となる。このトナー像は、
転写器7の位置において、転写材搬送路を介して搬入さ
れる紙等のシート状転写材に転写される。トナー像が転
写された転写材は、負圧式搬送ベルト8で定着器9に搬
送され、定着器9で加熱,加圧を施すことによりトナー
像を転写材に定着し、完成したコピーとして受皿10に
排出される。
【0033】転写後の感光体1の表面は、除電ランプ1
1により除電され、クリーニング器12によってクリー
ニングされて、次の画像形成に備える。なお、汚染空気
回収制御回路50は上記した構成の制御を司る。図3は
本発明の実施例におけるコロナ放電器に設置される送風
ダクト開口部および吸引ダクト開口部の位置関係を説明
する模式図であって、同図は図2で説明した実施例の構
成に対応する。
【0034】同図に示したように、送風ダクト開口部3
3および吸引ダクト開口部43は、コロナ放電器20の
上部端に設置されており、コロナ放電器20の長手方向
に並行な空気流23を形成する。図4は本発明の実施例
におけるコロナ放電器に設置される送風ダクト開口部お
よび吸引ダクト開口部の他の位置関係を説明する模式図
であって、コロナ放電器20の固定部の形状や送風ダク
ト開口部および/または吸引ダクト開口部の設置スペー
スの制約で前記図3のような位置に設置することが困難
である場合、この図に示したようにコロナ放電器20の
側面端に送風ダクト開口部33および/または吸引ダク
ト開口部43を設置して、空気流24を形成することに
より、図3の空気流23の汚染空気処理効果に近づける
ことができる。
【0035】なお、図5は本発明の実施例における汚染
空気回収装置を従来技術と比較するための従来の汚染空
気回収装置の模式図である。従来の汚染空気回収装置
は、コロナ放電器20に対して空気吸引ダクト開口部4
3のみを設置し、コロナ放電器20の内部汚染空気を吸
引するのみである。図6はコロナ放電器の作動で発生す
るオゾン濃度と本実施例の汚染空気回収装置の空気吹入
機構の送風手段と空気吸引機構の吸引手段の動作例の説
明図である。
【0036】同図において、電子複写機の主電源(機械
主電源)を投入(ON)して所定時間の経過後、コピー
可(コピースタートON:コピーサイクルスタート)と
なる。このコピーサイクルの開始でコロナ放電器20の
放電が開始し(放電器電源ON)、当該放電器内のオゾ
ン濃度が上昇し、ある一定時間でピークに達する。な
お、コロナ放電の開始と同時に、送風手段と吸引手段の
電源がONとなり、コピー動作が開始する。
【0037】コピーサイクルの終了(END)時、コロ
ナ放電器20の放電が停止すると(放電器OFF)、オ
ゾン濃度は下降を始めるが、図6に示した従来技術によ
る汚染空気回収では、図中の破線aで示したように残留
オゾン濃度は除々に低下するが、本実施例では図中の実
線bに示したように残留オゾン濃度は急速に低下する。
【0038】汚染空気が回収される時間の経過後、送風
手段/吸引手段の電源をOFFとする。上記の制御は汚
染空気回収制御回路50によって実行される。なお、本
実施例では、送風手段が小型軸流ファン、吸引手段が装
置本体の主ブロアを用いているため、騒音や消費電力を
低減させるという観点から主ブロアを早めに止めるのが
望ましい。そこで、オゾン濃度がある一定のレベル以下
に低下する時点で主ブロアのみを停止し、微量に残留し
た汚染空気を送風手段の送風によって拡散させ、汚染濃
度が所望値以下に低下後、送風手段を停止させるように
制御している。
【0039】図7はコロナ放電器の作動で発生するオゾ
ン濃度と本実施例の汚染空気回収装置の空気吹入機構の
送風手段と空気吸引機構の吸引手段の他の動作例の説明
図である。この動作例では、送風手段は電子複写機の主
電源(機械主電源)の投入(ON)と同時にONとさ
れ、コピーサイクルの終了後、主電源(機械主電源)の
OFFと共にOFFされるように制御するものである。
【0040】このような制御が可能なのは、送風手段は
小型軸流ファンを用いることから、騒音や消費電力に関
して吸引手段程考慮する必要性が低いことによる。な
お、上記実施例において、オゾン濃度がある一定のレベ
ル以下に低下する時点、あるいは汚染濃度が所望値以下
に低下する時点は、時間の経過から予測するが、別途に
オゾン濃度センサを設置し、その検出信号を利用しても
よい。
【0041】上記の説明では、汚染物質をオゾンとして
説明したが、これは代用特性値としてであり、窒素酸化
物やその他の汚染物質についても同様である。図8は本
発明による複写機の他の実施例構成を説明する模式図で
あって、35は送風ダクト分岐部、36は分岐空気流、
図2と同一符号は同一部分に対応する。
【0042】本実施例が前記実施例と異なる点は、コロ
ナ放電器20への送風手段30をクリーニング器12の
冷却風送風手段と共通化したことにある。すなわち、送
風ダクト31に送風ダクト分岐部35を設け、この送風
ダクト分岐部35から分流する分岐空気流36をクリー
ニング器12の冷却風としたものである。
【0043】クリーニング器12を冷却後の排気をコロ
ナ放電器20の汚染空気排気手段すなわち吸引手段40
(図1参照)で処理するようにすることもできる。本実
施例によれば、クリーニング器12の冷却手段を別途設
ける必要がなく、複写機の構成を簡素化することができ
る。なお、この実施例では前記図7で説明したように、
送風手段30は主電源のONと共に作動を開始し、その
OFFと共に停止するように制御される。
【0044】図9は本発明の実施例におけるコロナ放電
器に設置される送風ダクト開口部および吸引ダクト開口
部の他の構成を説明する模式図であって、コロナ放電器
20の背面から見た要部図である。同図において、送風
ダクト31はコロナ放電器20の一側面に設置され、そ
の送風ダクト開口部33は複数個形成され、空気流は扇
状に吹き込まれる。
【0045】また、図10は本発明の実施例におけるコ
ロナ放電器に設置される送風ダクト開口部および吸引ダ
クト開口部のさらに他の構成を説明する模式図であっ
て、コロナ放電器20の背面から見た要部図である。同
図において、送風ダクト31はコロナ放電器20の両側
面に分岐して設置され、当該コロナ放電器20の両側か
ら空気流を放電器の幅に吹き入れるように構成されてい
る。
【0046】このように、送風ダクト開口部33を複数
設けることにより拡散した空気流を吹き込むことがで
き、コロナ放電器20内の全域に効率よく空気流を流通
させることができ、コロナ放電器20が幅広である場合
等に、放電器シールド内に均一に空気を送風することが
でき、汚染空気を滞ることなく吸引ダクト開口部43に
送ることができる。
【0047】さらに、上記図9,図10に示した構成を
備えた複写機では、装置の主電源がONのときは送風手
段を常時作動状態にすることで、帯電器の結露の防止,
除去の効率や冷却効率を高めることができる。図11は
本発明の実施例におけるコロナ放電器に設置される送風
ダクト開口部および吸引ダクト開口部のさらにまた他の
構成を説明する模式図であって、コロナ放電器20の背
面から見た要部図である。
【0048】同図では、送風ダクト31と吸引ダクト4
1をコロナ放電器20の側面に設置し、吸引ダクト開口
部43を複数個設けたもので、送風ダクト開口部33か
ら吹き入れられた清浄な空気21はコロナ放電器20で
発生する汚染物質を伴いながら当該放電器20の内部を
進行して吸引ダクト開口部43に到る。しかし、コロナ
放電器20のハウジング内部の形状によっては空気流の
進行方向が変化して、吸引ダクト開口部が1箇所のみで
は効率のよい回収が困難となる。このような場合に対し
て、図示したように、吸引ダクト開口部43をコロナ放
電器20の両側、あるいは適宜の位置に複数設けること
で、拡散した汚染空気を効果的に回収することが可能と
なる。
【0049】なお、図9〜図11の構成を適宜組み合わ
せてコロナ放電器20およびその近傍の汚染空気を効率
よく回収できる構造としてもよい。図12は本発明によ
る複写機のさらに他の実施例構成を説明する模式図であ
って、13は転写前処理放電器、14は転写放電器、1
5は剥離放電器、16はクリーニング前処理放電器、前
記実施例と同一符号は同一部分に対応する。
【0050】同図において、前記各実施例と異なる点
は、汚染空気の回収を主帯電用のコロナ放電器20以外
の放電器である、転写前処理放電器13、転写放電器1
4、剥離放電器15、クリーニング前処理放電器16に
も適用したことにある。すなわち、空気吹入機構3から
送風された空気流を送風ダクト31から送風ダクト分岐
部35で分岐すると共に、分岐された空気流をクリーニ
ング前処理放電器16、剥離放電器15、転写放電器1
4、転写前処理放電器13に導入する。
【0051】また、コロナ放電器20から吸入した空気
と、上記クリーニング前処理放電器16、剥離放電器1
5、転写放電器14、転写前処理放電器13から吸入し
た空気42を吸引手段40で回収する。なお、本実施例
では、複写機に設置された全ての放電器に汚染空気回収
装置を設置する構成としているが、特に必要とする放電
器にのみ設置してもよい。
【0052】また、本実施例では送風手段と吸引手段を
全て共通としているが、これに限るものではなく、その
一部を別途設けた送風手段/吸引手段で送風し回収する
ように構成することもできる。図13は本発明の実施例
における汚染空気回収空気流のうちのコロナ放電器外に
漏れ出す空気流を回収するための整流板の一例を説明す
る要部破断図であって、25は放電器外漏れ空気流、2
6は整流板である。
【0053】同図において、整流板26はコロナ放電器
20の感光体1に対向する部分を除く周囲を覆うように
設置され、放電器外漏れ空気流25を吸引ダクト41に
導入する。この整流板26は、送風した空気流を放電器
20の近傍から洩らさない目的と、他の部位からの空気
と汚染空気との混流を起こり難くする目的を持ち、空気
交換の効率を維持する役目を果たす。
【0054】なお、上記整流板26は、図示したよう
に、コロナ放電器20の周囲全体を覆って設置するもの
に限らず、その一部を覆った形状とすることが可能であ
る。また、上記の整流板26に代えて、コロナ放電器2
0の近傍に設置される他の構造材の形状に整流機能を持
たせるようにしてもよい。図14は本発明による複写機
のさらにまた他の実施例構成を説明する斜視図であっ
て、前記実施例と同一符号は同一部分に対応する。
【0055】本実施例は、コロナ放電器20の放電電極
や一様放電のためのスクリーン部材のトナー汚れの緩和
効果を併せ備えた構成としたものである。すなわち、ク
リーニング器12の両端部近傍では、クリーニング部材
とクリーニング器のハウジング部材とのシールを完全に
行うことが困難であるため、この部分でトナーの漏れ出
しが発生し易い。
【0056】漏れ出したトナーは、感光体1の転動によ
り発生する感光体回転方向の空気流に乗ってコロナ放電
器20に運ばれ、放電電極や一様帯電のためのスクリー
ン部材に付着する。付着したトナーは放電異常をもたら
し、感光体1の帯電ムラを招く。本実施例では、送風ダ
クト31からの送風ダクト開口部33と吸引ダクト41
からの吸引ダクト開口部43をクリーニング器12とコ
ロナ放電器20との間に設置し、それぞれ漏れ出して舞
い上がったトナーを空気流で拡散、および吸引し、コロ
ナ放電器20に侵入するのを阻止する構成としたもので
ある。
【0057】以上説明した各実施例において、その吸引
手段は従来のものと同等あるいはそれ以下の風量をもつ
ものでよく、また、送風手段は小型軸流ファン等の低消
費電力型送風機で十分なため、低騒音,低消費電力、か
つ省スペース、低コストの複写機を構成できる。また、
送風手段と吸引手段がそれぞれ独立しているため、それ
ぞれの動作状態を独立に制御して必要風量、空気流形態
を設定することができる。
【0058】なお、本発明は、感光体としてベルト状、
ドラム状の何れを用いた複写機にも適用でき、あるいは
中間転写体を用いた複写機、プリンタ、その他の画像形
成装置に適用できることは言うまでもない。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
コロナ放電器の長手方向に沿った空気流を形成すること
により、コロナ放電器の放電により発生するオゾンや窒
素酸化物等の汚染物質を効率よく回収することができ
る。上記空気流は、送風手段を用いてダクトを通過させ
ることにより空気流に方向性を持たせてコロナ放電器の
一端部より他端部方向に吹き込まれ、他端部近傍で吸引
手段により回収される。
【0060】このように、空間の点から他の点に回収空
気流が形成される構成としたため、コロナ放電器のシー
ルド形状、あるいはその周囲の形状が完全なダクト状態
を保持しない複写機等においても、汚染空気の回収が容
易となる。送風と吸引の風量および風速を、送風<吸引
の関係に設定することにより、送風手段でコロナ放電器
内に吹入られた空気だけでなく、コロナ放電器の近傍雰
囲気をも吸引され、汚染物質を含む空気を拡散させるこ
となくコロナ放電器内の空気を確実に交換することがで
きる。
【0061】また、送風または吸引のみとした従来技術
による汚染空気回収に比較して、コロナ放電器表面処理
として窒素酸化物等を分解する化合物を塗布したスクリ
ーン部材の表面処理にかかる残留汚染空気の分解処理の
負担が少なくなるため、スクリーン部材の寿命が従来比
で2〜5倍以上に伸びるという効果も奏され、優れた機
能の電子複写機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による複写機の要部構成を説明する模
式図である。
【図2】 本発明による複写機の1実施例構成を説明す
る模式図である。
【図3】 本発明の実施例におけるコロナ放電器に設置
される送風ダクト開口部および吸引ダクト開口部の位置
関係を説明する模式図である。
【図4】 本発明の実施例におけるコロナ放電器に設置
される送風ダクト開口部および吸引ダクト開口部の他の
位置関係を説明する模式図である。
【図5】 本発明の実施例における汚染空気回収装置を
従来技術と比較するための従来の汚染空気回収装置の模
式図である。
【図6】 コロナ放電器の作動で発生するオゾン濃度と
本実施例の汚染空気回収装置の空気吹入機構の送風手段
と空気吸引機構の吸引手段の動作例の説明図である。
【図7】 コロナ放電器の作動で発生するオゾン濃度と
本実施例の汚染空気回収装置の空気吹入機構の送風手段
と空気吸引機構の吸引手段の他の動作例の説明図であ
る。
【図8】 本発明による複写機の他の実施例構成を説明
する模式図である。
【図9】 本発明の実施例におけるコロナ放電器に設置
される送風ダクト開口部および吸引ダクト開口部の他の
構成を説明する模式図である。
【図10】 本発明の実施例におけるコロナ放電器に設
置される送風ダクト開口部および吸引ダクト開口部のさ
らに他の構成を説明する模式図である。
【図11】 本発明の実施例におけるコロナ放電器に設
置される送風ダクト開口部および吸引ダクト開口部のさ
らにまた他の構成を説明する模式図である。
【図12】 本発明による複写機のさらに他の実施例構
成を説明する模式図である。
【図13】 本発明の実施例における汚染空気回収空気
流のうちのコロナ放電器外に漏れ出す空気流を回収する
ための整流板の一例を説明する要部破断図である。
【図14】 本発明による複写機のさらにまた他の実施
例構成を説明する斜視図である。
【符号の説明】
1・・・・感光体、3・・・・空気吹入機構、4・・・
・空気吸引機構、5・・・・露光光、6・・・・現像
器、7・・・・転写器、8・・・・負圧式搬送ベルト、
9・・・・定着器、10・・・・受け皿、11・・・・
除電ランプ、12・・・・クリーニング器、13・・・
・転写前処理放電器、14・・・・転写放電器、15・
・・・剥離放電器、16・・・・クリーニング前処理放
電器、20・・・・コロナ放電器(主帯電器)、21・
・・・放電器内空気流、22・・・・放電器外空気流、
23・・・・直線状空気流、24・・・・曲線状空気
流、25・・・・放電器外漏れ空気流、26・・・・整
流板、30・・・・送風手段、31・・・・送風ダク
ト、32・・・・送風空気流、33・・・・送風ダクト
開口部、34・・・・エアフィルタ、35・・・・送風
ダクト分岐部、36・・・・分岐空気流、40・・・・
吸引手段、41・・・・吸引ダクト、42・・・・吸引
空気流、43・・・・吸引ダクト開口部、50・・・・
汚染空気流回収制御回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 21/00 540 H01T 19/00 8835−5G

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体と、この感光体の幅方向にわたっ
    て対設したコロナ放電器とを少なくとも有し、上記感光
    体に形成された静電潜像を現像剤を用いて顕像化した
    後、転写材に転写する電子複写機において、 前記コロナ放電器の長手方向一端部に設けて当該コロナ
    放電器の長手方向に指向させて清浄空気を導入する空気
    吹入機構と、前記コロナ放電器の長手方向他端部に設け
    て当該コロナ放電器の内部とその近傍の雰囲気を吸引す
    る空気吸引機構とから構成される汚染空気回収装置を設
    置したことを特徴とする電子複写機。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記コロナ放電器
    は、前記感光体の周囲に複数個設置されてなり、前記複
    数個のコロナ放電器の少なくとも1つに前記汚染空気回
    収装置を設置したことを特徴とする電子複写機。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記汚染空気回収機
    構の前記コロナ放電器の長手方向他端部における空気吸
    入機構の吸入風量と吸入風速が、当該長手方向一端部に
    おける空気吹入機構の吹入風量と吹入風速より大である
    ことを特徴とする電子複写機。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記空気吹入機構
    が、吹入空気中の異物を除去するエアフィルタを具備し
    たことを特徴とする電子複写機。
  5. 【請求項5】 請求項1において、前記感光体を清浄化
    するクリーニング器を備え、前記汚染空気回収装置が前
    記クリーニング器の冷却用送風機能を兼用することを特
    徴とする電子複写機。
  6. 【請求項6】 請求項1において、前記コロナ放電器に
    前記空気吹入機構からの空気を吹入する開口、および前
    記空気吸引機構に空気を吸入する開口の一方または双方
    を複数としたことを特徴とする電子複写機。
  7. 【請求項7】 請求項1において、前記コロナ放電器
    に、その内部と近傍を流れる空気流を整える整流板を具
    備したことを特徴とする電子複写機。
  8. 【請求項8】 請求項7において、前記整流板が、前記
    コロナ放電器の近傍に設置される複写機構成部材の形状
    により構成されたことを特徴とする電子複写機。
  9. 【請求項9】 感光体と、この感光体の幅方向にわたっ
    て対設したコロナ放電器とを少なくとも有し、上記感光
    体に形成された静電潜像を現像剤を用いて顕像化した
    後、転写材に転写する電子複写機の制御方法において、 前記コロナ放電器の長手方向一端部に設けて当該コロナ
    放電器の長手方向に指向させて清浄空気を導入する空気
    吹入機構と、前記コロナ放電器の長手方向他端部に設け
    て当該コロナ放電器の内部とその近傍の雰囲気を吸引す
    る空気吸引機構とから構成される汚染空気回収装置、お
    よび前記汚染空気回収装置の動作を制御する汚染空気回
    収制御回路を設置してなり、 前記汚染空気回収制御回路は、前記空気吹入機構と空気
    吸引機構を、前記コロナ放電器の作動期間の前後におけ
    る動作のオン/オフの時間が異なるごとく制御すること
    を特徴とする電子複写機の制御方法。
  10. 【請求項10】 請求項9において、前記空気吹入機構
    が装置主電源のオン時には常時オン動作となるごとく制
    御することを特徴とする電子複写機の制御方法。
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