JP2002277036A - 送風装置 - Google Patents

送風装置

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JP2002277036A
JP2002277036A JP2001077927A JP2001077927A JP2002277036A JP 2002277036 A JP2002277036 A JP 2002277036A JP 2001077927 A JP2001077927 A JP 2001077927A JP 2001077927 A JP2001077927 A JP 2001077927A JP 2002277036 A JP2002277036 A JP 2002277036A
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fan
filter
air
ozone
dust
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JP2001077927A
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Masato Ohashi
理人 大橋
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Duct Arrangements (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 動作していないファン側から空気を吸引する
のを防止できる送風装置を提供する。 【解決手段】 外気を導入する導入口47を有し且つ第
1流路部53及び第2流路部55に分岐するダクト49
を備え、第1流路部53は導入口47から外気を吸入す
るオゾン除去ファン57を備え、第2通路部55は導入
口47から外気を吸入する冷却ファン59を備え、オゾ
ン除去ファン57と冷却ファン59との動作タイミング
が異なり、第1流路部53と第2流路部55との上流側
にメッシュ状の防塵フィルタ61が取り付けられている
送風装置45において、第1及び第2通路部53、55
が、防塵フィルタ61の取り付け位置からオゾン除去フ
ァン57及び冷却ファン59の取り付け位置まで分岐さ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置等に
用いられる送風装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、画像形成装置などの電子機器の小
型化が図られており、このような画像形成装置の内部に
おいて、複数の部分に送風したい場合、外部の開口(導
入口)を一箇所として、内部でダクトを複数の通路部に
分岐する技術が知られている(例えば、特開2000−
29140号公報、特開平10−149067号公報
等)。
【0003】また、送風したい対象によって送風タイミ
ングが異なる場合があり、吸引ファンを用いるとき、機
内に埃などが入らないように、ファンの上流に防塵フィ
ルタを取りつけることが行われる。例えば、複写機、プ
リンタ、ファクシミリ等の画像形成装置の送風装置を例
にすると、図6に示すように、分岐ダクト100の第1
通路部101には感光体のオゾン除去ファン103が取
り付けられ、第2通路部104にはスキャナのハロゲン
ランプ冷却ファン105が取り付けられている。
【0004】帯電チャージャーで発生したオゾンが感光
体まわりに数分間存在すると、感光体がオゾンで劣化し
画像濃度が上がらなくなるなどの異常が発生する。この
ため感光体まわりのオゾンを除去するオゾン除去ファン
103は、帯電チャージャー越しに感光体まわりに風を
送ってオゾンを除去するために取りつけられている。
【0005】オゾン除去ファン103は、感光体にて作
像した後一定時間(例えば1分間)動作し、導入口10
2から外気を吸引することによって帯電チャージャで発
生したオゾンを除去する。また、埃が帯電チャージャに
付着すると、帯電ムラがおき、白スジなどの異常画像が
発生するため、オゾン除去ファン103の上流側には、
防塵フィルタ106が設けられている。
【0006】一方、スキャナ部のハロゲンランプを冷却
する冷却ファン105は、ハロゲンランプが点灯時高温
となるため、連続コピーを行うとコンタクトガラスが高
温になってしまうことがあるので、ランプやガラスの冷
却のために取り付けられている。この冷却ファン105
が動作し、埃をスキャナに吸い込んでしまうと、その埃
がスキャナ内部のミラーやレンズなどの光学部品に付着
し、白スジなどの異常画像になるため、冷却ファン10
5の上流側にも防塵フィルタ106が設けられている。
また、冷却ファン105の動作中はスキャナ内部に防塵
フィルタ106で除去できなかった埃が入りやすくなる
ので、冷却ファン105は、ランプONに同期したタイ
ミングで送風しており、オゾン除去ファン103の動作
タイミングと異なっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ここで、オゾン除去フ
ァン103だけが動作し、ランプ冷却ファン105が動
作していないとき、オゾン除去ファン103は、導入口
102からのみならず、冷却ファン103がある第2通
路部104分岐側からも吸引してしまう。即ち、図6に
示すように、防塵フィルタ106は、分岐ダクト100
の分岐部100aの上流側の貼りしろ107に両面テー
プで固定されており、防塵フィルタ106での空気抵抗
が大きいため、オゾン除去ファン103のみが動作する
と、第2通路部104がメインの送風路になり、冷却フ
ァン105越しに風が流れる。尚、図6においては、矢
印の大きさ及び本数は風量を示している。
【0008】この場合、スキャナ越しにオゾン除去ファ
ン103が空気を吸引するので、スキャナのフレームの
開口部から、機内の空気を吸うことになり、スキャナ内
部を機内のトナーなどで汚すばかりか,感光体で発生し
たオゾンを再度吸引して感光体に吹きつけたり、機内の
トナーを帯電チャージャーに吹きつけ帯電ムラを発生さ
せたりすることになる。
【0009】このように、装置の小型化を図るため、同
一の導入口を持つ分岐ダクト100と防塵フィルタ10
6を用いて、外気を吸引する送風装置においては、一方
のファンのみを動作させた場合に、動作していないファ
ン側から空気を吸引してしまうという課題がある。特
に、動作していないファン側から空気を吸引することに
より、汚れた空気等が機内を循環してしまい、機内が汚
れてしまう。
【0010】そこで、本発明は、動作していないファン
側から空気を吸引するのを防止できる送風装置を提供す
ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、外気を導入する導入口を有し且つ第1流路部及び第
2流路部に分岐するダクトを備え、第1流路部は導入口
から外気を吸入する第1ファンを備え、第2通路部は導
入口から外気を吸入する第2ファンを備え、第1ファン
と第2ファンとの動作タイミングが異なり、第1流路部
と第2流路部との上流側にメッシュ状の防塵フィルタが
取り付けられている送風装置において、第1及び第2通
路部が、防塵フィルタの取り付け位置から第1及び第2
ファンの取り付け位置まで分岐されていることを特徴と
する。
【0012】この請求項1に記載の発明では、第1及び
第2通路部が分岐されていることにより、一方のファン
だけが動作するとき、防塵フィルタの空気抵抗が大きい
ため、動作していないファン側から空気を吸うことがな
く、導入口からのみ空気を吸引するので、動作していな
いファン越しに、空気を吸引することを防止できる。こ
のため、汚れた空気等を機内に循環させることを防止で
きるので、機内の汚れを防止することができる。
【0013】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、防塵フィルタは、第1ファン用の第1
フィルタ部と、第2ファン用の第2フィルタ部とを備え
ることを特徴とする。
【0014】この請求項2に記載の発明では、請求項1
に記載の発明と同様な作用効果を奏するとともに、防塵
フィルタを第1及び第2フィルタ部で構成し、第1及び
第2ファン専用の別々のものとすることにより、目的の
異なるファンを用いたときに、それぞれのフィルタ部の
寿命が変わっても、フィルタ部のみを交換でき、防塵フ
ィルタ全体を交換する必要が無いので、フィルタの交換
コストを低減することができる。
【0015】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の発明において、第1及び第2フィルタ部のメッ
シュ密度が異なることを特徴とする。
【0016】この請求項3に記載の発明では、請求項1
又は2に記載の発明と同様な作用効果を奏するととも
に、各ファンに対する第1及び第2フィルタ部のそれぞ
れのメッシュ密度を変えるようにしたので、各ファンの
目的に合ったフィルタ部を用いることができ、ファンの
効率の向上が図れ、これによって小型ファンの使用が可
能となり、ファンのコストダウンができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面を参照しなが
ら本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は、本発
明に係る複写機を概略的に示す構成図である。複写機1
は、概して、スキャナユニット3と、画像形成部5とか
ら構成されている。
【0018】スキャナユニット3は、コンタクトガラス
7上の原稿の画像を、第1キャリッジ9のハロゲンラン
プ11、第1ミラー13、第2キャリッジ15のミラー
群17、及びレンズ19を介してCCD21で読み取
る。
【0019】画像形成部5において、像担持体としての
感光体ドラム23は、所定方向に回転駆動されながら、
放電ワイヤを用いる帯電チャージャー25により一様に
帯電された後、書き込みユニット27から発せられるレ
ーザ光がミラー29により所定方向に導かれることによ
りスキャナユニット3が読み取った画像情報に基づき走
査露光されて表面に静電潜像が形成される。
【0020】感光体ドラム23上に形成された静電潜像
は、現像装置31によりトナーを供給されてトナー像と
して現像される。感光体ドラム23上に形成されたトナ
ー像は、転写ベルト39によって手差しユニット35又
は給紙ユニット37のいずれかから給紙された転写紙に
転写される。この転写紙は、転写ベルト39によって定
着装置43に向けて搬送され、定着装置43においてト
ナー像を転写紙に転写紙た後排紙される。また、転写後
において、感光体ドラム23に残留した残留トナーは、
クリーニングユニット41によって除去される。
【0021】本実施の形態では、複写機1の本体内に
は、感光体ドラム23のオゾン除去及びスキャナユニッ
ト3のハロゲンランプ11を冷却するための送風装置4
5が設けられている。送風装置45は、複写機本体に設
けられたルーバー51を介して外気を導入する導入口4
7を有する分岐ダクト49を備えており、分岐ダクト4
9はルーバー51に密着するように設けられている。
【0022】分岐ダクト49は、図2に示すように、第
1流路部53と第2流路部55とのふたつに分岐してお
り、第1流路部53には感光体ドラム23のオゾンを除
去するためのオゾン除去ファン(第1ファン)57が取
りつけられ、第2流路部55にはスキャナユニット3の
ハロゲンランプ11を冷却するための冷却ファン59
(第2ファン)が取りつけられている。
【0023】オゾン除去ファン57は、帯電チャージャ
ー25により発生したオゾンを感光体ドラム23の周辺
から除去するために送風するもので、埃などが帯電チャ
ージャー23に付着して発生する帯電ムラによって、画
像上スジが発生するのを防止する。また、冷却ファン5
9は、ハロゲンランプ11に向けて送風することによっ
て、ハロゲンランプ11の冷却を図っている。このた
め、オゾン除去ファン57及び冷却ファン59はそれぞ
れ、動作タイミングが異なっている。
【0024】また、オゾン除去ファン57及び冷却ファ
ン59の上流側には、埃を除去するメッシュ状の防塵フ
ィルタ61が、貼りしろ65に両面テープ等によって取
り付けられており、導入口47から導入された外気は、
防塵フィルタ61を通って、第1通路部53、第2通路
部55に流れる。
【0025】本実施の形態では、感光体ドラム23まわ
りのオゾンを除去するオゾン除去ファン57は、感光体
ドラム23にて作像した後、オゾンを除去できるまで一
定時間(例えば画像作像後1分間など)動作する必要が
あり、一方、スキャナユニット3のハロゲンランプ11
を冷却する冷却ファン59は、ハロゲンランプONに同
期したタイミングで送風するようになっている。
【0026】冷却ファン59が動作している間は、スキ
ャナユニット3の内部に防塵フィルタ61で除去できな
かった埃が入りやすくなるので、この冷却ファン59の
動作時間はできるだけ短いほうがいい。つまり、ふたつ
のファン57、59は送風したい対象によって送風タイ
ミングが異なっており、いずれのファン57、59も、
外気を防塵フィルタ61越しに吸入する。
【0027】ここで、分岐ダクト49には、防塵フィル
タ61の取りつけ位置から、オゾン除去ファン57及び
冷却ファン59の取りつけ位置まで仕切り板63が設け
られており、第1及び第2流路部53、55が完全に分
岐されている。仕切り板63で第1及び第2流路部5
3、55が、防塵フィルタ61の取りつけ位置からオゾ
ン除去ファン57及び冷却ファン59の取りつけ位置ま
で、仕切り板63によって分岐されていることにより、
オゾン除去ファン57だけが動作する際も、防塵フィル
タ61があるため冷却ファン59側の空気抵抗が大きく
なり、主に外装部のルーバー53越しに外気を吸引す
る。同様に、冷却ファン59だけが動作する際も、主に
外装部のルーバー53越しに外気を吸引する。
【0028】従って、オゾン除去ファン57だけが動作
するときにおいて、オゾン除去ファン57が、スキャナ
ユニット3越しに空気を吸引することを防止でき、その
結果、オゾン除去ファン57だけが動作しても、スキャ
ナユニット3のフレームの開口部から機内の空気を吸引
することを防止できるので、機内の空気に含まれる埃や
トナーがミラー13、17やレンズ19などの光学部品
に付着して白スジ画像等の異常画像が発生することを防
止でき、スキャナユニット3内の汚染を防止できる。ま
た、感光体ドラム23まわりで発生したオゾンを再度吸
引して感光体ドラム23に吹きつけ、感光体ドラム23
のオゾン劣化を招いたり、機内のトナーを帯電チャージ
ャー25に吹きつけて帯電ムラを発生させたりすること
を防止できる。
【0029】次に、他の実施の形態を説明するが、その
説明にあたり、上述した部分と同様な部分には、同一の
符号を付することにより、その説明を省略する。
【0030】図3は、第2実施の形態に係る送風装置を
概略的に示す断面図である。第2実施の形態では、図3
に示すように、防塵フィルタ61が、オゾン除去ファン
57用の第1フィルタ部61aと、冷却ファン59用の
第2フィルタ部61bとに分かれていることが第1実施
の形態と異なる。
【0031】本実施の形態においても、オゾン除去ファ
ン57は、帯電チャージャー25で発生したオゾンを感
光体ドラム23周辺から除去するために送風するもので
ある。また、帯電チャージャー25への埃、トナーの付
着は比較的多いため、帯電チャージャー25を抜き差し
するチャージワイヤ(放電ワイヤ)を、クリーニングフ
ェルトによって擦りつける帯電クリーニング装置(図示
せず)が設けられている。従って、帯電チャージャー2
5に多少の埃が付着しても、この帯電クリーニング装置
があれば、問題はなくなるため、防塵フィルタ61の第
1フィルタ部61aの寿命を長く見積もることができ
る。
【0032】一方、冷却ファン59においては、このフ
ァン59が埃を吸い込み、その埃がスキャナユニット3
の内部のミラー13、17やレンズ19などの光学部品
に付着すると、白スジなどの異常画像になる。一般に、
スキャナユニット3においては、ミラー13、17やレ
ンズ19のクリーニング装置が設けられていないため、
このような状態になると、サービスマンが付着した埃を
清掃する必要が生じる。そのため、冷却ファン59用の
第2フィルタ部65bは、機能が充分にある間だけ用い
ることがのぞましい。
【0033】本実施の形態では、防塵フィルタ61は、
各々のファン57、59専用の第1及び第2フィルタ部
61a、61bが取りつけられているので、例えば、冷
却ファン59用の第2フィルタ部61bが汚れ、交換が
必要になったときは、第2フィルタ部61bだけを交換
することができる。従って、冷却ファン59を交換する
際に、オゾン除去ファン57の第1フィルタ部61aま
でも交換する必要がなく、防塵フィルタ61全体を交換
しなくても良いので、防塵フィルタ61の交換コストを
低減できる。
【0034】図4は、第3実施の形態に係る送風装置を
概略的に示す断面図である。第3実施の形態では、図4
に示すように、防塵フィルタ61の第2フィルタ部61
bのメッシュ密度が、第1フィルタ部61aのメッシュ
密度よりも細かくなっていることが第1実施の形態と異
なる。
【0035】即ち、帯電チャージャ25には、帯電クリ
ーニング装置が設けられており、帯電チャージャー25
に多少の埃が付着しても、問題はなくなるため、第1フ
ィルタ部61aは帯電クリーニング装置にて除去できな
いほど大きい粉塵を除去できれば良く、また、オゾン除
去ファン57は、感光体ドラム23付近のオゾンを除去
する必要があるので、風量が多いことが望まれる。この
ため、本実施の形態では、第1フィルタ部61aのメッ
シュ密度を粗くしている。
【0036】一方、冷却ファン59では、冷却ファン5
9が埃を吸い込み、その埃がスキャナユニット3内部の
ミラー13、17やレンズ19などの光学部品に付着す
ると、白スジなどの異常画像となるため、埃が付着した
ときにはサービスマンが付着した埃を清掃する必要が生
じる。そのため、冷却ファン59用の第2フィルタ部6
1bは、異常画像になる可能性がある微小な埃も除去す
る必要があるので、この第2フィルタ部61bのメッシ
ュ密度を細かくしている。
【0037】このように、オゾン除去ファン用の第1フ
ィルタ部61aのメッシュ密度よりも、冷却ファン59
用の第2フィルタ部61bのメッシュ密度を細かくする
ことにより、微小な埃まで確実に除去できるようにな
る。また、オゾン除去ファン57用の第1フィルタ部6
1aのメッシュ密度は粗いため、オゾン除去ファン57
の効率が上がり、小さなファンでもより多くの風量を感
光体ドラム23まわりに送風できるようになり、ファン
のコストの低減が図れる。
【0038】本発明は、上述した実施の形態に限定され
ず、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々の変形
が可能である。例えば、第3実施の形態では、防塵フィ
ルタ61を第1及び第2フィルタ部61a、61bに分
離したが、これに限定されず、図5に示すように、第2
通路部55側の防塵フィルタ61の一部が重なるように
折り曲げられている部分を第2フィルタ部61bとし、
重なっていない第2通路部側の防塵フィルタ61の他部
を第1フィルタ部61aとしても良く、それぞれのメッ
シュ密度が異なるようにすれば良い。
【0039】本発明は、複写機1に適用したが、これに
限定されず、例えば、複写機1の他に、プリンタ、ファ
クシミリ、或いはこれらの複合機等の画像形成装置や、
パーソナルコンピュータに適用しても同様な作用効果を
得る。
【0040】
【発明の効果】請求項1に記載の発明では、第1及び第
2通路部が分岐されていることにより、一方のファンだ
けが動作するとき、防塵フィルタの空気抵抗が大きいた
め、動作していないファン側から空気を吸うことがな
く、導入口からのみ空気を吸引するので、動作していな
いファン越しに、空気を吸引することを防止できる。こ
のため、汚れた空気等を機内に循環させることを防止で
きるので、機内の汚れを防止することができる。
【0041】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明と同様な効果を奏するとともに、防塵フィルタ
を第1及び第2フィルタ部で構成し、第1及び第2ファ
ン専用の別々のものとすることにより、目的の異なるフ
ァンを用いたときに、それぞれのフィルタ部の寿命が変
わっても、フィルタ部のみを交換でき、防塵フィルタ全
体を交換する必要が無いので、フィルタの交換コストを
低減することができる。
【0042】請求項3に記載の発明では、請求項1又は
2に記載の発明と同様な効果を奏するとともに、各ファ
ンに対する第1及び第2フィルタ部のそれぞれのメッシ
ュ密度を変えるようにしたので、各ファンの目的に合っ
たフィルタ部を用いることができ、ファンの効率の向上
が図れ、これによって小型ファンの使用が可能となり、
ファンのコストダウンができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した複写機を概略的に示す構成図
である。
【図2】第1実施の形態に係る送風装置を概略的に示す
断面図である。
【図3】第2実施の形態に係る送風装置を概略的に示す
断面図である。
【図4】第3実施の形態に係る送風装置を概略的に示す
断面図である。
【図5】変形例に係る送風装置を概略的に示す断面図で
ある。
【図6】従来に係る送風装置を示す断面図である。
【符号の説明】
45 送風装置 47 導入口 49 分岐ダクト 53 第1通路部 55 第2通路部 57 オゾン除去ファン(第1ファン) 59 冷却ファン(第2ファン) 61 防塵フィルタ 61a 第1フィルタ部 61b 第2フィルタ部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外気を導入する導入口を有し且つ第1流
    路部及び第2流路部に分岐するダクトを備え、第1流路
    部は導入口から外気を吸入する第1ファンを備え、第2
    通路部は導入口から外気を吸入する第2ファンを備え、
    第1ファンと第2ファンとの動作タイミングが異なり、
    第1流路部と第2流路部との上流側にメッシュ状の防塵
    フィルタが取り付けられている送風装置において、 第1及び第2通路部が、防塵フィルタの取り付け位置か
    ら第1及び第2ファンの取り付け位置まで分岐されてい
    ることを特徴とする送風装置。
  2. 【請求項2】 防塵フィルタは、第1ファン用の第1フ
    ィルタ部と、第2ファン用の第2フィルタ部とを備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の送風装置。
  3. 【請求項3】 第1及び第2フィルタ部のメッシュ密度
    が異なることを特徴とする請求項1又は2に記載の送風
    装置。
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