JP2001144889A - 画像読取装置および画像形成装置 - Google Patents

画像読取装置および画像形成装置

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JP2001144889A
JP2001144889A JP32225599A JP32225599A JP2001144889A JP 2001144889 A JP2001144889 A JP 2001144889A JP 32225599 A JP32225599 A JP 32225599A JP 32225599 A JP32225599 A JP 32225599A JP 2001144889 A JP2001144889 A JP 2001144889A
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Masato Ohashi
理人 大橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数を大幅に増加せずに各発熱部材毎に
適した冷却を行うことができる画像読取装置を得る。 【解決手段】 電源が投入されている状態で常に通電さ
れて発熱する第1の発熱部材29と、画像読取動作時に
通電されて発熱する第2の発熱部材6とを有する画像読
取装置において、電源が投入されている状態で常に第1
の発熱部材29に向けて空気を圧送するように回転する
第1のファン31と、画像読取動作時に回転して少なく
とも第1のファン31により圧送される空気の一部を第
2の発熱部材6に向けて圧送する第2のファン35とを
設け、電源が投入されている状態では常に第1の発熱部
材29を冷却し、画像読取動作時には第1のファン31
により圧送される空気を第2のファン35によって効率
よく圧送しながら第2の発熱部材6を冷却するようにし
た。これによって、部品点数を大幅に増加せずに各発熱
部材毎に適した冷却を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像読取装置およ
び画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図8に示すように、ケーシング1
06の内に、コンタクトガラス107に載置された読取
原稿を光源104aから照射した光により露光走査する
光学系部品104を有する画像読取部108と、露光走
査した画像を用紙に形成する画像形成部109や形成し
た画像を用紙に定着させる定着器110等を有する作像
部111とを備えた画像形成装置105がある。このよ
うな画像形成装置105には、読取部、作像部等の各部
を駆動制御する制御ボード101が設けられている。
【0003】ところで、光源104aや制御ボード10
1等は、それぞれ駆動する際に通電されて発熱するた
め、これらを正常に機能させるためには、発熱個所を冷
却する必要がある。このため、ファン100によって吸
入した外気を制御ボード101に案内し、防塵フィルタ
102を通過させてファン103によって吸入した外気
を光学系部品104に案内するようにした画像読取装置
105がある。このような画像形成装置105では、フ
ァン100によって制御ボード101を冷却し、ファン
103によって光学系部品104を冷却するとともに空
気に混在する粉塵等を防塵フィルタ102により除去す
ることで粉塵等が光学系部品104に付着することによ
る異常画像の発生を防止することが可能になる。
【0004】また、特開平7−140884号公報に
は、ファンと発熱部材とをそれぞれ独立して連通させる
複数のダクトと、個々のダクト中の空気の流量を調整す
る仕切り板と、各発熱部材の発熱量を検知するセンサと
を設け、センサにより検知した各発熱部材の発熱量に応
じて仕切り板の傾きを調節してダクト中の空気の流量を
調整することで、最も冷却を必要とする発熱部材を優先
的に冷却することを可能とした画像形成装置が開示され
ている。
【0005】さらに、特開平9−218634号公報に
は、ケーシングに形成されてそれぞれの発熱部材に対応
させて開口する吸気口および排気口と、吸気口と発熱ユ
ニットとを連通する吸気ダクトと、発熱部材から排気口
へ向かう気流を発生させるファンを有して発熱部材と排
気口とを連通する排気ダクトと、を備え、吸気ダクトあ
るいは排気ダクトの少なくともいずれか一方に防塵フィ
ルタを設け、ファンを駆動することで形成される吸気口
から吸気ダクト、発熱部材および排気ダクトを介して排
気口へ向かう空気の流れによって各発熱部材毎に発生し
た熱をケーシングの外に排出することで画像形成装置内
の過度の昇温を防止することを可能とした画像形成装置
が開示されている。また、同公報に開示された技術によ
れば、防塵フィルタを吸気ダクトに設けることで、混在
する粉塵等を除去した空気により発熱部材を冷却し、空
気中に混在する粉塵等が光学系部品に付着することによ
る異常画像の発生を防止することが可能となる。
【0006】またさらに、特開平9−280709号公
報には、それぞれの発熱部材に対応する量の空気を送風
するファンと、ケーシングに形成されてファンの数に応
じて開口する開口部と、ファンの排気流をそれぞれ開口
部へ案内するダクトとを設け、各発熱部材毎に発生した
熱をそれぞれ対応する量の空気を送風するファンによっ
てダクト中に案内して開口部からケーシングの外へ排気
することで、各発熱部材の発熱量に応じた冷却を行うこ
とを可能とした画像形成装置が開示されている。
【0007】加えて、特開平10−190910号公報
には、ランプを蛍光灯に限定したCCD以外の光学系部
品を有する密閉されたケーシングと、CCDに向けて送
風するファンとを設け、ランプを蛍光灯に限定すること
によりランプでの発熱を抑制し、ファンによってCCD
を冷却するだけの構成でケーシング内の発熱部材の過度
の昇温を防止することを可能とした画像読取装置が開示
されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図8に示す
画像形成装置105では、ファン100によって制御ボ
ード101を冷却し、ファン103によって光学系部品
104を冷却するとともに空気に混在する粉塵等を防塵
フィルタ102により除去することで粉塵等が光学系部
品104に付着することによる異常画像の発生を防止す
ることが可能になるが、例えば、微細な粉塵を除去する
ために目の細かい防塵フィルタ102を使用すると、防
塵フィルタ102の圧力損失が大きいため、ファン10
3によって吸入した空気が防塵フィルタ102を効率よ
く通過することができず、ランプ等の発熱部材を充分に
冷却することができないという問題がある。
【0009】また、特開平7−140884号公報に開
示された画像形成装置では、最も冷却を必要とする発熱
部材を優先的に冷却することが可能になるが、ファンに
よって装置外から吸入した空気が各発熱部材に対して直
接吹き付けられるため、空気中に混在する粉塵等が光学
系部品に付着することにより異常画像が発生する問題が
ある。また、センサを設けるために部品点数が増加する
という問題もある。
【0010】さらに、特開平9−218634号公報に
開示された画像形成装置では、ケーシング内の過度の昇
温を防止するとともに、各吸気ダクトに設けた防塵フィ
ルタによって吸気する空気に混在する粉塵等を除去する
ことが可能になるが、吸気口、吸気ダクト、ファン、排
気ダクト、排気口および防塵フィルタを各発熱部材毎に
設けるために、部品点数が増加してしまうという問題が
ある。
【0011】またさらに、特開平9−280709号公
報に開示された画像形成装置では、各発熱部材毎に応じ
た冷却を行うことが可能になるが、ファンやダクトを各
発熱部材毎に対応させて設けるために部品点数が増加し
てしまうという問題がある。
【0012】加えて、特開平10−190910号公報
に開示された画像読取装置では密閉されたケーシング内
にランプが蛍光灯に限定されたCCD以外の光学系部品
が設けられているため、ハロゲンランプ等の発熱性を有
するランプを使用する場合には適用することができな
い。また、CCD以外の光学系部品に粉塵等が付着する
ことを防止することができるが、CCDにはファンによ
って吸入した外気が直接吹き付けられるため、空気中に
混在する粉塵等がCCDに付着することにより異常画像
が発生するという問題がある。
【0013】本発明は、部品点数を大幅に増加させずに
各発熱部材毎に適した冷却を行うことができる画像読取
装置を得ることを目的とする。
【0014】本発明は、各発熱部材毎に適した冷却を行
うとともに、光学系部品に粉塵が付着することによる異
常画像の発生を防止することができる画像読取装置を得
ることを目的とする。
【0015】本発明は、冷却の際に、装置内に粉塵等が
進入することを防止できる画像読取装置を得ることを目
的とする。
【0016】本発明は、上述の画像読取装置を備えて被
画像形成部材に対して良好な画像を形成することができ
る画像形成装置を得ることを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の画像読取
装置は、電源が投入されている状態で常に回転し、所定
の方向に空気を圧送する第1のファンと、前記第1のフ
ァンより空気圧送方向下流側に設けられて、前記第1の
ファンにより圧送される空気を所定の経路に案内する案
内経路と、前記案内経路中に設けられて前記電源が投入
されている状態で常に通電されて発熱する第1の発熱部
材と、画像読取動作の実行を宣言する読取実行宣言手段
と、前記読取実行宣言手段によって前記画像読取動作の
実行が宣言された場合に通電されて発熱する第2の発熱
部材と、画像光を光信号から電気信号に変換する光電変
換素子と、原稿の画像光を前記光電変換素子に結像させ
る光学系部品と、前記第2の発熱部材の発熱に同期して
回転し、少なくとも前記第1のファンにより前記案内経
路中を圧送される空気の一部を前記第2の発熱部材に向
けて圧送する第2のファンと、を備える。
【0018】ここで、第1の発熱部材とは、例えば、装
置内の各部を駆動制御する制御ボード等であり、第2の
発熱部材とは、例えば、ハロゲンランプ等の発熱性を有
する光源等である。
【0019】したがって、電源が投入されている状態で
は、第1の発熱部材が常に回転する第1のファンによっ
て案内経路中を圧送される空気にさらされ、読取実行宣
言手段によって画像読取動作の実行が宣言された場合に
は、光学系部品により光電変換素子に結像させた画像光
が光信号から電気信号に変換されるとともに、第2の発
熱部材が第1のファンおよび第2のファンにより圧送さ
れる空気にさらされる。これによって、電源が投入され
ている状態では常に第1の発熱部材を冷却し、画像読取
動作時には第1のファンにより圧送される空気を第2の
ファンによって効率よく圧送しながら第2の発熱部材を
冷却することが可能になる。
【0020】請求項2記載の発明は、請求項1記載の画
像読取装置において、前記第2のファンより空気圧送方
向上流側に設けられて空気の通過のみを許容する第1の
防塵フィルタを設けた。
【0021】したがって、第2の発熱部材側には、第1
の防塵フィルタを介した空気が圧送される。これによっ
て、第2の発熱部材を冷却するとともに光学系部品に対
して圧送する空気に混在する粉塵等を除去することが可
能になる。
【0022】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の画像読取装置において、前記第1のファンより空
気圧送方向上流側に空気の通過のみを許容する第2の防
塵フィルタを設けた。
【0023】したがって、第2の防塵フィルタを通過し
た空気が案内経路中に案内される。これによって、案内
経路中への粉塵等の進入を防止することが可能になる。
【0024】請求項4記載の発明は、請求項1、2また
は3記載の画像読取装置において、前記光学系部品を搭
載して画像読取操作時に所定方向に走行することにより
前記原稿を露光走査する走査走行体を設け、前記走査走
行体の待機位置を、前記第2のファンの空気圧送経路に
干渉しない位置とする。
【0025】したがって、画像読取動作待機時には、第
2のファンによって圧送される空気が光学系部品に直接
吹き付けられることがない。
【0026】請求項5記載の発明の画像形成装置は、請
求項1ないし5のいずれか一に記載の画像読取装置を備
え、前記画像読取装置で読み取った画像を被画像形成部
材に形成する画像形成手段を設けた。
【0027】したがって、発熱を抑制することが可能に
なる。また、請求項2ないし5のいずれか一に記載の画
像読取装置を備えた画像形成装置では、光学系部品の汚
れを防止した画像読取装置により画像を読み取ること
で、被画像形成部材に対して良好な画像を形成すること
ができる。
【0028】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態を図1
ないし図4に基づいて説明する。本発明の画像読取装置
は、電子写真方式の画像形成装置への適用例である。
【0029】図1は、本発明の第1の実施の形態の画像
形成装置を示す断面図である。画像形成装置1のケーシ
ング2の内には、原稿画像(図示せず)を読み取る画像読
取装置としての読取ユニット3と、読み取った画像を用
紙に形成する作像ユニット4とが設けられている。ま
た、特に図示しないが、ケーシング2には、電源のON
/OFFを受け持つ電源スイッチや、押し下げられるこ
とにより画像形成動作の実行命令を受け付ける読取実行
宣言手段としてのスタートキー等を有する操作キー部が
設けられている。
【0030】ケーシング2の上部に設けられた読取ユニ
ット3の上面には、読取原稿が載置されるコンタクトガ
ラス5が設けられている。このコンタクトガラス5の下
方には、第2の発熱部材としてのランプ6からコンタク
トガラス5上に載置された原稿に向けて照射した光の戻
り光を反射することで所定の経路へ案内する第1ミラー
7、第2ミラー8および第3ミラー9と、第3ミラー9
からの反射光を結像レンズ10により結像させることで
受光した画像光を光信号から電気信号に変換する光電変
換素子としてのCCD11とが設けられている。ランプ
6、第1ミラー7、第2ミラー8、第3ミラー9および
結像レンズ10からなる光学系部品Aのうち、ランプ6
と第1ミラー7とは、第1走行体12に設けられてい
る。第2ミラー8と第3ミラー9とは、第2走行体13
に設けられている。結像レンズ10とCCD11とは、
ケースCの内に収納されている。第1および第2走行体
12、13は、電源スイッチがONで、画像形成動作を
待機している状態では、図1におけるケーシング2の左
端部側でそれぞれ待機している。また、原稿画像読取時
には、第1および第2走行体12、13はモータ(図示
せず)によって駆動され、コンタクトガラス5の下を
2:1の速度比で所定方向に摺動することによりコンタ
クトガラス5上に載置された原稿を露光走査する。ケー
シング2の上側右端には、ケーシング2の外と連通する
スキャナ排気口14が設けられている。特に図示しない
が、このスキャナ排気口14には、外部からの粉塵等の
進入を防止できる程度のフィルタあるいはスリット等が
設けられている。
【0031】ケーシング2の下部に設けられた作像ユニ
ット4には、画像を形成する用紙を積層保持する給紙ト
レイ15から画像形成手段としての画像形成部16、定
着器17を経由して排紙スタッカ部(図示せず)に至る用
紙搬送路18が形成されている。給紙トレイ15の用紙
搬送方向下流側には、用紙を一枚ずつ分離して給送する
給紙ローラ19が設けられている。給紙ローラ19の近
傍には、搬送する用紙のタイミング調整を行うためのレ
ジストローラ20が設けられている。画像形成部16
は、ケーシング2内のほぼ中央に配設された感光体21
の周囲に、感光体21の表面を一様に帯電させる帯電器
22、読取ユニット3で読み取った画像を露光ユニット
Pにより露光することによって感光体21上に形成した
静電潜像をトナー像として顕像化する現像器23、顕像
化されたトナー像を給紙トレイ15からレジストローラ
20によりタイミング調整されて搬送された用紙に転写
する転写器24、感光体21上の電荷を一掃する除電器
(図示せず)、感光体21上に残存するトナーを除去する
クリーナー25等が配設されて構成されている。定着器
17は、加熱ローラ26と加圧ローラ27とを備え、ト
ナー像が転写された用紙を加圧および加熱することで、
トナー像を用紙に定着させる。
【0032】ケーシング2の読取ユニット3と作像ユニ
ット4との間には、ケーシング2、ケーシング2と読取
ユニット3および作像ユニット4との境界面によって案
内経路としてのダクト28が形成されている。ダクト2
8には、各部を集中的に駆動制御するマイコン等の電装
部品(図示せず)を有した第1の発熱部材としての制御ボ
ード29が設けられている。制御ボード29は、画像形
成装置1に設けられた各部を駆動制御するため、電源ス
イッチがONの状態では常に通電されて発熱している。
ダクト28の側面を囲むケーシング2の1面には、外部
に連通するダクト吸気口30が形成されており、ダクト
吸気口30には外気をケーシング2内へ圧送するように
回転する第1のファンとしてのボード冷却ファン31が
設けられている。このボード冷却ファン31は、制御ボ
ード29に設けられたマイコンによって、画像形成装置
1の電源がONの状態である場合には、常時外気をケー
シング2内に圧送する方向へ回転するように駆動制御さ
れる(図2参照)。ダクト28のボード冷却ファン31と
対向する面には、ダクト排気口32が設けられている。
特に図示しないが、このダクト排気口32には、外部か
らの粉塵等の進入を防止できる程度のフィルタあるいは
スリット等が設けられている。ダクト28の上面には、
外部からの粉塵等の進入を防止できる程度の防塵性を有
する第1の防塵フィルタとしてのスキャナフィルタ33
を介してダクト28と読取ユニット3とを連通するスキ
ャナ吸気口34が形成されている。スキャナ吸気口34
は、ボード冷却ファン31により圧送される空気の一部
が吹き付けられるような位置に設けられている。このス
キャナ吸気口34には、ダクト28内の空気を読取ユニ
ット3内に圧送するように回転する第2のファンとして
のスキャナ冷却ファン35が設けられている。このスキ
ャナ冷却ファン35は、制御ボード29に設けられたマ
イコンによって、後述する画像形成動作時のみダクト2
8の内の空気を読取ユニット3内に圧送する方向へ回転
するように駆動制御される(図3参照)。本実施の形態で
は、ボード冷却ファン31、スキャナ冷却ファン35は
ともに安価な軸流ファンである。マイコンは、ボード冷
却ファン31、スキャナ冷却ファン35の他にも、ラン
プ6、モータ、感光体21および操作キー部等の各部を
それぞれの駆動制御回路(図示せず)を介して駆動制御す
る。
【0033】このような構成において、電源スイッチが
ONの状態では、ボード冷却ファン31がマイコンに駆
動制御されて常時回転し、ケーシング2の外の空気をダ
クト吸気口30からダクト28の内に圧送する。ダクト
28の内に圧送された空気は、続いて圧送される空気に
よりダクト排気口32からケーシング2の外へ押し出さ
れる。画像形成動作待機状態では、スキャナフィルタ3
3の圧力損失が大きいため、スキャナ吸気口34がボー
ド冷却ファン31により圧送される空気の一部が吹き付
けられるような位置に設けられているにも関わらず、ダ
クト28の内に圧送された空気は、図2に示すように、
主として、ボード冷却ファン31から制御ボード29を
経由してダクト排気口32へ向かって流れる。これによ
って、ダクト28の内に空気が滞留することがなく、制
御ボード29で発生した熱をダクト排気口32からケー
シング2の外へ排気することで、熱に弱い制御ボード2
9を常時冷却し、正常に機能するような環境を保つこと
ができる。
【0034】次いで、スタートキーが押し下げられるこ
とにより画像形成動作の実行命令を受け付けた場合に
は、ランプ6によってコンタクトガラス5上に載置され
た原稿に向けて光を照射するとともに、第1および第2
走行体12、13が所定方向へ摺動して画像読取動作を
行う。画像読取動作時には、ランプ6が光を照射するこ
とにより発熱する。本実施の形態では、ランプ6の点灯
と同時にスキャナ冷却ファン35が回転し、ダクト28
中の空気をスキャナフィルタ33を通過させて読取ユニ
ット3の内に圧送する。圧送された空気は続いて圧送さ
れる空気によりスキャナ排気口14からケーシング2の
外へ押し出されるため、読取ユニット3の内には、図3
に示すように、スキャナ吸気口34からスキャナ排気口
14へ向かう空気の流れが発生する。この空気の流れに
より、ランプ6によって読取ユニット3の内で発生した
熱を読取ユニット3外へ排気することで、読取ユニット
3の内を冷却することができ、読取ユニット3の内の過
度の昇温を防止することができる。また、CCD11で
発生した熱は、ケースCの上面まで上昇する。ケースC
の上面は、読取ユニット3の内を流れる空気に接触する
ことよって冷却されるため、ケースCの内を冷却するこ
とができる。スキャナ冷却ファン35は、マイコンによ
って、画像読取動作時のみに回転するように駆動制御さ
れるため、ランプ6での発熱により読取ユニット3の内
の温度が上昇する画像読取動作時のみに読取ユニット3
を冷却することができる。
【0035】ここで、図4は、軸流ファンの個数による
静圧と風量との関係を示すグラフである。図4中実線で
示すグラフは軸流ファンを直列に2個並べた場合の静圧
と風量との関係を示し、破線で示すグラフは軸流ファン
が1個の場合の静圧と風量との関係を示す。ここでいう
「直列」とは、少なくとも一方の軸流ファンにより圧送
される空気の一部を圧送することができるような位置に
他方の軸流ファンが設けられているような位置関係を意
味する。図4に示すように、軸流ファンを直列に2個並
べた場合のファンの静圧は、軸流ファンが1個だけの場
合の静圧と比較して大きくなる。つまり、直列に並べた
2個のファンから圧送される空気の量は、1個のファン
から圧送される空気の量よりも多くなる。
【0036】本実施の形態では、スキャナ冷却ファン3
5がボード冷却ファン31より空気圧送方向下流側に直
列に設けられているため、スキャナ冷却ファン35によ
りダクト28内から読取ユニット3内に圧送する空気
は、スキャナ冷却ファン35が直接ケーシング2外から
圧送する空気よりも多くなる。つまり、ボード冷却ファ
ン31とスキャナ冷却ファン35とを直列に設けること
によりスキャナ冷却ファン35は、ボード冷却ファン3
1により圧送される空気を圧送することでスキャナ冷却
ファン35単独で読取ユニット3内に圧送した空気より
も多くの空気を読取ユニット3内に圧送することができ
る。これにより、安価な軸流ファンを2個直列に配置す
るだけで、スキャナ冷却ファン35の見かけ上の性能を
向上させることができ、読取ユニット3の冷却効率を向
上させることができる。
【0037】読取ユニット3の内には、スキャナフィル
タ33を通過した空気のみが圧送されるため、読取ユニ
ット3の内へ粉塵等が進入することを防止して、光学系
部品Aに粉塵等が付着することによる異常画像の発生を
防止することができる。また、画像形成時以外にはスキ
ャナ冷却ファン35が作動しないため、読取ユニット3
内の過度の冷却を防止するばかりでなく、外気中に混在
する微少な粉塵等が読取ユニット3の内に進入すること
をなお一層防止することができる。
【0038】本実施の形態では、読取ユニット3と作像
ユニット4との間にダクト28が形成されているため、
帯電器22、定着器17、現像器23等の作像ユニット
4の内で発生してダクト28との境界面付近まで上昇し
た高温の空気を、ダクト28に接触させることにより冷
却し、作像ユニット4の内が過度に昇温することを防止
できる。これにより、感光体21等の作像ユニット4の
内の熱に弱い部材を常に正常に機能させることができ
る。
【0039】また、本実施の形態では、結像レンズ10
およびCCD11がケースCの内に収納されているた
め、結像レンズ10およびCCD11に粉塵等が付着す
ることをより確実に防止することができる。加えて、ケ
ースCの下面が読取ユニット3の下面と接触し、上面が
読取ユニット3内を圧送される空気に面して設けられて
いるため、CCD11等によりケースC内で発生した熱
は、その密度により自然に上昇し、ケースCの上面付近
で読取ユニット3内を圧送される空気により冷却され
る。これによって、ケースCの内の温度が過度に上昇す
ることを防止できる。
【0040】次に、本発明の第2の実施の形態につい
て、図5に基づいて説明する。第1の実施の形態と同一
部分は、同一符号で示し、説明も省略する。
【0041】図5は、第2の実施の形態の画像形成装置
の一部を示す断面図である。第2の実施の形態の画像形
成装置では、ボード冷却ファン31のダクト吸気口30
側に第2の防塵フィルタとしてのダクトフィルタ36が
設けられている点が、第1の実施の形態とは異なる。ダ
クトフィルタ36は、外部からの粉塵等の進入を防止で
きる程度の防塵性を有する。
【0042】このような構成において、電源スイッチが
ONの状態では、ボード冷却ファン31が回転し、ダク
トフィルタ36を通過させてダクト吸気口30からダク
ト28の内に空気を圧送する。このとき、ダクト吸気口
30からダクト28の内に圧送される空気は、ダクトフ
ィルタ36を通過してから圧送される空気であるため、
ダクト28の内に粉塵等が進入することを防止できる。
外気をダクト28の内に圧送する時点で混在する粉塵等
を除去することにより、制御ボード29等のダクト28
の内に設けられている部材やダクト28の内部が汚れる
ことを防止して部品の寿命を延ばすことができる。ま
た、スキャナ冷却ファン35によって読取ユニット3の
内に圧送される空気は、既にダクトフィルタ36を介す
ることで粉塵等が除去された空気であるため、この空気
をさらにスキャナフィルタ33を通過させて読取ユニッ
ト3の内に圧送することで、読取ユニット3の内に粉塵
等が進入することをなお一層防止することができる。こ
れによって、粉塵等が付着することにより光学系部品A
の性能が低下して、読取画像がかすれたり汚れたりする
等の異常画像が発生することをより確実に防止できる。
【0043】次に、本発明の第3の実施の形態につい
て、図6に基づいて説明する。第2の実施の形態と同一
部分は、同一符号で示し、説明も省略する。
【0044】図6は、第3の実施の形態の画像形成装置
の一部を示す断面図である。第3の実施の形態の画像形
成装置では、第1走行体12の待機位置が、スキャナ吸
気口34の真上にならない位置に設定されている。
【0045】装置の長期間の使用を考慮した場合には、
微細な粉塵等がダクトフィルタ36およびスキャナフィ
ルタ33を通過して読取ユニット3の内に進入すること
も考えられるが、このように、第1走行体12の待機位
置を設定することにより、画像読取動作待機時に、ダク
トフィルタ36およびスキャナフィルタ33を通過して
読取ユニット3の内に進入した微細な粉塵等が光学系部
品Aに付着することを防止できる。ダクトフィルタ36
およびスキャナフィルタ33を通過して読取ユニット3
の内へ進入する空気が直接光学系部品Aにかからないよ
うにすることで、画像読取動作待機中に、進入する空気
に混在する微細な粉塵等が付着することにより光学系部
品Aの性能が低下して、読取画像がかすれたり汚れたり
する等の異常画像が発生することを長期にわたって防止
することができる。
【0046】また、第1および第2走行体12、13の
待機位置を、図7に示すように、第1および第2走行体
12、13の待機位置をスキャナ排気口14側端部に設
定してもよい。このような構成の場合には、スタートキ
ーが押し下げられることにより画像読取動作の開始を受
け付けた場合には、第1および第2走行体12、13を
スキャナ吸気口34側へ移動させてから画像読取動作を
開始する。
【0047】
【発明の効果】請求項1記載の画像読取装置によれば、
電源が投入されている状態で常に回転し、所定の方向に
空気を圧送する第1のファンと、前記第1のファンより
空気圧送方向下流側に設けられて、前記第1のファンに
より圧送される空気を所定の経路に案内する案内経路
と、前記案内経路中に設けられて前記電源が投入されて
いる状態で常に通電されて発熱する第1の発熱部材と、
画像読取動作の実行を宣言する読取実行宣言手段と、前
記読取実行宣言手段によって前記画像読取動作の実行が
宣言された場合に通電されて発熱する第2の発熱部材
と、画像光を光信号から電気信号に変換する光電変換素
子と、原稿の画像光を前記光電変換素子に結像させる光
学系部品と、前記第2の発熱部材の発熱に同期して回転
し、少なくとも前記第1のファンにより前記案内経路中
を圧送される空気の一部を前記第2の発熱部材に向けて
圧送する第2のファンと、を備えることにより、電源が
投入されている状態では常に第1の発熱部材を冷却し、
画像読取動作時には第1のファンにより圧送される空気
を第2のファンによって効率よく圧送しながら第2の発
熱部材を冷却することが可能になるので、部品点数を大
幅に増加させずに各発熱部材毎に適した冷却を行うこと
ができる。
【0048】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の画像読取装置において、前記第2のファンより空気
圧送方向上流側に設けられて空気の通過のみを許容する
第1の防塵フィルタを設けることにより、第2の発熱部
材を冷却するとともに光学系部品に対して圧送する空気
に混在する粉塵等を除去することが可能になるので、各
発熱部材毎に適した冷却を行うとともに、光学系部品に
粉塵が付着することによる異常画像の発生を防止するこ
とができる。
【0049】請求項3記載の発明によれば、請求項1ま
たは2記載の画像読取装置において、前記第1のファン
より空気圧送方向上流側に空気の通過のみを許容する第
2の防塵フィルタを設けることにより、案内経路中への
粉塵等の進入を防止することが可能になるので、冷却の
際に、装置内に粉塵等が進入することを防止できる。
【0050】請求項4記載の発明によれば、請求項1、
2または3記載の画像読取装置において、前記光学系部
品を搭載して画像読取操作時に所定方向に走行すること
により前記原稿を露光走査する走査走行体を設け、前記
走査走行体の待機位置を、前記第2のファンの空気圧送
経路に干渉しない位置とすることにより、画像読取動作
待機時には、第2のファンによって圧送される空気が光
学系部品に直接吹き付けられることがないようにしたの
で、画像読取動作待機時に光学系部品に粉塵が付着する
ことによる異常画像の発生を確実に防止することができ
る。
【0051】請求項5記載の発明の画像形成装置によれ
ば、請求項1ないし5のいずれか一に記載の画像読取装
置を備え、前記画像読取装置で読み取った画像を被画像
形成部材に形成する画像形成手段を設けることで、発熱
を抑制することができる。また、請求項2ないし5のい
ずれか一に記載の画像読取装置を備えた画像形成装置で
は、光学系部品の汚れを防止した画像読取装置により画
像を読み取ることがかのうになるので、被画像形成部材
に対して良好な画像を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の画像形成装置を示す断面図
である。
【図2】画像読取動作待機時の画像形成装置の一部を示
す断面図である。
【図3】画像読取動作時の画像形成装置の一部を示す断
面図である。
【図4】軸流ファンの個数による静圧と風量との関係を
示すグラフである。
【図5】第2の実施の形態の画像形成装置の一部を示す
断面図である。
【図6】第3の実施の形態の画像形成装置の一部を示す
断面図である。
【図7】その別の実施例の画像形成装置の一部を示す断
面図である。
【図8】従来の画像形成装置の一例を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 画像形成装置 3 画像読取装置 6 第2の発熱部材 11 光電変換素子 12、13 走査走行体 16 画像形成手段 28 案内経路 29 第1の発熱部材 31 第1のファン 33 第1の防塵フィルタ 35 第2のファン 36 第2の防塵フィルタ A 光学系部品

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源が投入されている状態で常に回転
    し、所定の方向に空気を圧送する第1のファンと、 前記第1のファンより空気圧送方向下流側に設けられ
    て、前記第1のファンにより圧送される空気を所定の経
    路に案内する案内経路と、 前記案内経路中に設けられて前記電源が投入されている
    状態で常に通電されて発熱する第1の発熱部材と、 画像読取動作の実行を宣言する読取実行宣言手段と、 前記読取実行宣言手段によって前記画像読取動作の実行
    が宣言された場合に通電されて発熱する第2の発熱部材
    と、 画像光を光信号から電気信号に変換する光電変換素子
    と、 原稿の画像光を前記光電変換素子に結像させる光学系部
    品と、 前記第2の発熱部材の発熱に同期して回転し、少なくと
    も前記第1のファンにより前記案内経路中を圧送される
    空気の一部を前記第2の発熱部材に向けて圧送する第2
    のファンと、を備える画像読取装置。
  2. 【請求項2】 前記第2のファンより空気圧送方向上流
    側に設けられて空気の通過のみを許容する第1の防塵フ
    ィルタを設けた請求項1記載の画像読取装置。
  3. 【請求項3】 前記第1のファンより空気圧送方向上流
    側に空気の通過のみを許容する第2の防塵フィルタを設
    けた請求項1または2記載の画像読取装置。
  4. 【請求項4】 前記光学系部品を搭載して画像読取操作
    時に所定方向に走行することにより前記原稿を露光走査
    する走査走行体を設け、 前記走査走行体の待機位置を、前記第2のファンの空気
    圧送経路に干渉しない位置とする請求項1、2または3
    記載の画像読取装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし5のいずれか一に記載の
    画像読取装置を備え、前記画像読取装置で読み取った画
    像を被画像形成部材に形成する画像形成手段を設けた画
    像形成装置。
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