JPH10228226A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH10228226A
JPH10228226A JP9048445A JP4844597A JPH10228226A JP H10228226 A JPH10228226 A JP H10228226A JP 9048445 A JP9048445 A JP 9048445A JP 4844597 A JP4844597 A JP 4844597A JP H10228226 A JPH10228226 A JP H10228226A
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JP
Japan
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paper
suction
fan
image forming
fixing
Prior art date
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JP9048445A
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Inventor
Koji Amauchi
康二 天内
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易な構成で搬送する用紙の吸引と装置内の
冷却とができる画像形成装置を提供する。 【解決手段】 定着部5と電源部6との間に、吸引部を
配置し、この吸引部に定着部5と電源部6との雰囲気を
取り込む冷却用孔20b、20cが形成されており、吸
引ファン21aが発熱体である定着部5と電源部6とを
冷却する。これにより、用紙の搬送時における吸引と装
置内の冷却を1つのファンで行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンター等の画像形成装置に関し、特に転写部
から定着部までの用紙(記録紙)の搬送路に吸引ファン
を設けて転写紙を搬送する構成の画像形成装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機等の画像形成装置におい
て、転写部から定着部までの用紙の搬送品質を安定化す
るために搬送ファン(吸引ファン)を設ける技術は、周
知であるが、この搬送ファンは搬送品質の安定化のため
のみに配置されているために、その他の発熱源(定着ユ
ニットや電源ユニット等)に対しては、冷却手段として
別に専用のファンを用いる場合が多かった。
【0003】また、特開昭61−84663号公報にお
いては、搬送ファンを利用して熱保持体を冷却する手段
が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来例では、空気
を装置内へ吸引することが主に述べられており、定着ユ
ニット及び電源ユニットから発生した熱の排出方法につ
いては十分に説明されていない。連続通紙等の条件での
機内の温度上昇を考えた場合に、搬送ベルトより上面側
に定着ユニットより発生した高熱が溜まってしまい、そ
の熱の吸入口は、記録紙により閉ざされてしまうため
に、排熱を効率良く行うことが難しい。
【0005】この従来例では、空気排出口が図示しない
装置の奥側にダクトを構成して排気する構成であるが、
搬送部の吸引ファンはチャンバー部と直交した位置に構
成されており、チャンバー内を空気が移動するには非常
に不利で圧力損失が非常に大きく、ダクトを介して機外
に空気を排出するには、ダクト部の排出口にさらにもう
1つの排出ファンを設ける必要が生じる可能性もあり、
効率的な空気の流れを形成しているとは言えない。ま
た、部品点数としては、チャンバーやダクト、しいては
排出用ファンを必要としてコスト的に高い。
【0006】また、特開平2−255455号公報にお
いては、2つのダクトを利用することでファンモータを
1つにすることを可能にしているが、ダクト形状が複雑
になることで、部品コストの上昇並びにダクト形状の枝
分かれによる風圧の圧力損失が大きくなりファンモータ
への負荷の上昇が考えられ、ファンモータの回転数のア
ップと口径のアップにつながり装置のコストの上昇とフ
ァンモータの設置スペースの拡大につながる不都合があ
った。
【0007】また、印刷する記録紙のサイズが装置の本
体の幅に対して最大サイズの記録紙が通紙された際は、
定着ローラ上の熱が多く記録紙に蓄えられ、記録紙の幅
が小さなサイズが通紙された際には、定着ローラ上の熱
が少なく記録紙に蓄えられてしまうために、定着ユニッ
ト上においては記録紙の幅のサイズが大きければ定着ユ
ニット内の蓄熱が少なくて済み、記録紙の幅のサイズが
小さければ定着ユニット内の蓄熱が大きくなってしま
い、しいては装置本体内の温度上昇が大きくなる。
【0008】印刷する記録紙の紙厚に関しては、厚紙時
のトナー定着率を確保するために、厚紙の印刷時には、
定着温度を高めに変更して制御する方法は、周知の技術
であるが、その際に定着温度が上がることにより、機内
の温度が上昇してしまうために、ファンモータの回転数
を高めに設定しなければならない。標準紙厚の通紙時に
おいては、機内温度上昇に余裕ができるが、騒音レベル
の上昇が生じる不都合があった。また、過剰な機内の冷
却を行うことで、逆に定着ヒータの点灯時間を多くする
必要があり、装置の本体の消費電力の上昇につながって
いた。
【0009】さらに、コロナ放電器によってオゾンを発
生する構成の画像形成装置の場合には、作像ユニットか
ら発生するオゾンを除去するために、専用のファンモー
タによりオゾンを機外に排出するが、機外に排出される
オゾン量を一定量以下に制限するために、ファンモータ
部にオゾンフィルターを配置するのは周知の技術である
が、このように専用のファンモータを備える必要がある
ので、装置自体のサイズアップやコストアップの要因と
なっていた。
【0010】そこで、本発明は上記課題を解消し、簡易
な構成で搬送する用紙の吸引と装置内の冷却とができる
画像形成装置を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、転写部から定着部までの用紙の搬送路に、吸引ファ
ンの吸引力により用紙を搬送する吸引部を備える構成の
画像形成装置において、定着部と電源部との間に前記吸
引部を配置し、この吸引部に前記定着部と電源部との雰
囲気を取り込む冷却用孔が形成されていることを特徴と
する。この請求項1に記載の発明では、定着部と吸引部
との間に配置された吸引部が用紙を吸引して搬送する
が、かかる吸引と同時に、吸引部では、発熱体である定
着部と電源部との雰囲気を冷却用孔が取り込み、定着部
と電源部とを冷却する。従って、用紙の搬送と装置内の
冷却とを1つの吸引ファンで行うことができるので、別
途に冷却用のダクト等による複雑な空気流出入経路を設
けることなく簡単な構成で、用紙の搬送と、冷却とがで
きる。
【0012】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、画像を転写する用紙のサイズに応じ
て、吸引ファンの回転数が変動可能であり、所定のサイ
ズの用紙よりも小さいサイズの用紙が通過する時には、
吸引ファンの駆動モータの回転数を上げることを特徴と
する。この請求項2に記載の発明では、小サイズ用紙を
連続通紙して画像を転写する場合等の条件によっては、
装置内の温度上昇が大きくなるので、用紙のサイズによ
り吸引ファンのモータの回転数を上昇させることによ
り、装置内の温度冷却を高め、且つ吸引力を強くして用
紙のマージンを持たせて動作を安定させることができ
る。また、小サイズの用紙の使用頻度が少ない場合に
は、吸引ファンの回転数を低く設定することができ、よ
り低騒音にすることができる。
【0013】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、画像を転写する用紙の紙厚に関して標
準紙と厚紙の選択が可能であり、厚紙の場合には定着温
度が標準紙よりも高く設定され、紙厚の選択時に連動し
て吸引ファンの駆動モータの回転数が変動可能であり、
厚紙の通紙時には標準紙の通紙時に比べて吸引ファンの
駆動モータの回転数を上げることを特徴とする。この請
求項3に記載の発明では、紙厚に応じて吸引ファンの回
転数を変動させているので、標準紙の使用時の場合に過
剰な装置内の冷却が行われないので、標準紙の使用時に
定着部のヒータの通電時間を最小限に抑えることができ
る。従って、消費電力の低減と省エネルギ化が図れる。
【0014】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3
に記載の発明において、前記吸引部は、オゾンフィルタ
ーを備えることを特徴とする。この請求項4に記載の発
明では、排熱とともにオゾン除去を行うことができる。
これにより、オゾン除去効果が高まり、オゾンの影響に
よる画像の流れを防止して良好な画像が得られるととも
に、簡易な構成でコストの低減を図ることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の画像形成装置の第
1実施の形態の構造を示す断面図であり、この画像形成
装置はレーザプリンタである。1はレーザプリンタの装
置本体を覆う本体ケース、2は本体ケース1内に設置さ
れた静電方式の画像形成部である。3は画像形成部2の
主構成部材としての感光体4を露光するためのレーザ光
Lを出射する光学装置であり、5は画像形成部2により
像の転写された用紙に対して像定着する定着装置であ
る。6は電源ユニットや電装基板等を収納した電装制御
部(電装部)であり、7は本体ケース1の底部に設けら
れた給紙カセットである。
【0016】画像形成部2においては、公知のように感
光体4を中心として、その周囲に帯電器10、現像器1
1、転写器12、クリーニング部13等が配置されてい
る。また光学装置3は、レーザ光Lを、ポリゴンミラー
14、レンズ15、反射ミラー16等からなる光学系に
よって感光体4の露光部に入射させるものである。
【0017】給紙カセット7には、用紙を一枚ずつ給紙
するための給紙コロ17が設けられている。この給紙コ
ロ17と感光体4の間には、給紙された用紙を所定のタ
イミングで感光体4へ送り出すレジストローラ18が設
けられている。感光体4へ送り出されて転写器12によ
って像転写された後の用紙は、定着装置5によって公知
のように加熱と加圧がされて像定着される。定着装置5
により像定着されたのちの用紙は、排紙ローラ19によ
って本体カバー1の上表面により構成されるスタッカ部
1aへ排紙される。
【0018】転写器12から定着装置5までの用紙の搬
送経路として機能し、ファンモータ21の保持機構と電
装制御部6の収納を行うケースとして、ファンモータケ
ース20が設けられている。このファンモータケース2
0に保持されたファンモータ21は、本体ケース1に対
して、排熱の漏れを防止するために、クッション材22
を用いて、本体ケース1に隙間無く保持されている。
【0019】図2は、フロント側Fからファン21aと
ファンモータケース20等を示しており、図2において
は、ファンモータケース20の上面には複数の冷却用孔
20bが形成されており、ファンモータケース20の前
面には複数の用紙吸入孔20aが形成されている。ま
た、ファンモータケース20の底面には複数の冷却用孔
20cが形成されている。ファンモータケース20の流
路の後部は絞られており、流路の端部にはファンモータ
21とオゾンフィルター22が配置されている。
【0020】次に、上述した構成における一連の動作を
説明する。給紙コロ17によって給紙された用紙は、図
2に示すようにファンモータケース20に設けられた搬
送リブ20tによって、レジストローラ18まで搬送さ
れ、所定のタイミングで感光体4に搬送される。
【0021】図1に示す感光体4で転写器12によって
像転写された用紙は、ファンモータケース20のダクト
形状により、ファンモータ21のファン21aにより発
生する空気が、ファンモータケース20の用紙吸引孔2
0aから吸引流を発生して、用紙をファンモータケース
20に設けられた定着ローラへのガイド用の搬送リブ2
0tに沿うかたちで吸い付けられて定着装置7へ送り出
される。
【0022】また、この間ファンモータケース20に設
けられた定着装置7から発生する熱は冷却用孔20bへ
流れ、本体ケース1に設けられた外気吸入口1bから冷
たい外気が定着装置7を通過して送られる。また、電装
制御部6から発生する熱を吸引して冷却する冷却用孔2
0cへ送られ、本体ケース1に設けられた外気吸入口1
cから冷たい外気が電装制御部6を通過して送られ、搬
送風とともにファンモータ21を介して、本体ケース1
に設けられた風穴1dから機外に流出する。
【0023】用紙が搬送されない状態の時は、感光体
4、転写器12等を含む作像ユニット全体の熱せられた
空気が搬送路に設けられた用紙吸引孔20aから吸い込
まれて、機外へ排出される。
【0024】次に、本実施の形態にかかるレーザープリ
ンタの作用を説明する。図3に示すステップS1乃至S
8は、用紙幅による吸引ファン21aの回転数を選択す
る流れを示しており、給紙口に用紙がセットされた際
に、図示しない用紙幅のサイズ検知機構により、印刷さ
れる用紙のサイズの幅方向を、段階的に判別する。判別
された各用紙の幅のサイズに基づいて、ファンモータ2
1の回転数は、駆動電圧もしくはモータの回転周期パル
スを与える等の変動手段を用いて変動させることができ
るようになっている。
【0025】用紙の幅のサイズが大きければ、図1に示
す制御部30がファンモータ21の回転数を低くするこ
とで、定着装置7で機内に排出される熱が用紙に持って
行かれる量が多いことから、比較的少なくて済むため
に、吸引ファン21aの少ない風量でも機内の熱を排出
できる。また、印刷される用紙の幅のサイズが小さけれ
ば、定着装置7で機内に排出される熱が用紙に持って行
かれる量が少ないことから、通紙されない範囲での定着
ローラでの発熱がすべて機内に排出されることになる。
そこで、この場合には、ファンモータ21の回転数を高
速にすることで、機内の熱を機外に多く排出することが
できる。
【0026】図3に示すステップS1乃至S8に従っ
て、このようなファンモータ21の回転の選択例をより
具体的に説明する。ステップS1ないしS3において使
用者が用紙サイズを指定して用紙幅が広いものを指定す
ると、ステップS4で通紙時のファン21aの回転数を
低くする。この場合、例えばファンモータ21の定格電
圧が24Vであると電圧を18Vでファンモータ21を
駆動する。図3において、ステップS1,S2,S5に
おいて使用者が用紙サイズを指定して用紙幅が標準のも
のを指定すると、ステップS6で通紙時のファン21a
の回転数を標準値とする。この場合、例えばファンモー
タ21の定格電圧が24Vであると電圧を24Vでファ
ンモータ21を駆動する。図3において、ステップS
1,S2,S7において使用者が用紙サイズを指定して
用紙幅が狭いものを指定すると、ステップS8で通紙時
のファン21aの回転数を高速にする。この場合、例え
ばファンモータ21の定格電圧が24Vであると電圧を
28Vでファンモータ21を駆動する。
【0027】図4は、用紙厚みによる定着温度に基づい
て吸引ファン21aの回転数を選択する流れを示してお
り、給紙時に用紙がセットされた際に、図示しない用紙
厚み切り替え機構により印刷される用紙厚は、段階的に
判別される。判別された用紙厚により、ファンモータ2
1の回転数は、駆動電圧もしくは回転周期パルスを与え
る等に変動手段を用いて変動可能である。
【0028】用紙厚が厚ければ、定着装置7内において
用紙の熱容量が大きくなるために、必要なトナーの定着
率を確保するためには、定着温度を高めに設定しなけれ
ばならない。しかし、定着温度を高くすることによって
装置本体の機内温度も高くなってしまうために、ファン
モータ21の回転数を高速にすることで、機内空気を多
めに排出することが可能である。また、厚紙を印刷をし
ない場合には、定着温度を比較的低めに設定できるため
に、その発熱量により的確なファンモータ21の回転数
で排熱を行うことで、厚紙の通紙の設定を標準回転数と
するよりも低騒音にすることができる。
【0029】ここで、図4に示すステップS10乃至S
16を参照して、具体的に説明すると、ステップS1
0,S11のように使用者が用紙厚を指定してその用紙
が厚紙であると、ステップS12とS13のように定着
温度が例えば190°Cであり、ファンモータ21の回
転数を高速にする。一例を上げれば、ファンモータ21
の定格電圧が24Vの場合には28Vでファンモータ2
1を駆動する。また、ステップS10,S14のように
使用者が用紙厚を指定してその用紙が標準紙であると、
ステップS15とS16のように定着温度が、例えば1
80°Cであり、ファンモータ21の回転数を標準にす
る。一例を上げれば、ファンモータ21の定格電圧が2
4Vの場合には24Vでファンモータ21を駆動する。
【0030】図5は、本発明の画像形成装置の第2実施
の形態の構造を示している。なお、図5に示す第2実施
の形態の構成要素に関しては、上述した第1実施の形態
の構成要素と同じ部分には同じ符号を記してその説明を
省略する。図5においては、帯電器10Aが感光体4の
付近に配置されており、この帯電器10Aはコロナ放電
を行うもので、オゾンの発生が比較的多い構成になって
いる。そこで、オゾンを除去し熱を排出するために、用
紙の搬送路に対して用紙の吸引のために空気が流れてい
るが、最大用紙の幅よりも広い部分の位置にも、吸引穴
を設けることで、通紙時においては、作像ユニットの周
辺の空気がファンモータ21により吸引されるために、
帯電器10Aで発生したオゾンは、搬送路の用紙吸引孔
20aを通過してファンモータ21へ送られる。このた
め、オゾンを含む空気がオゾンフィルター23を通過す
ることで、機外にはオゾン濃度の低い空気が排出され、
使用者に不快な思いをさせることが無く、機内の熱とオ
ゾンの除去が可能である。また、オゾンは熱により分解
が促進されるので、排熱と同時にオゾン流を排出するこ
とにより、より効果的なオゾンの除去ができる。
【0031】本発明は、上述した実施の形態に限らず、
本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である。
例えば、本発明は、上記レーザプリンタを例に説明して
いるが、これに限定されず、電子写真複写機等の画像形
成装置においても同様な効果を得ることができる。
【0032】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、定着部
と吸引部との間に配置された吸引部に定着部と電源部と
の雰囲気を取り込む冷却用孔が形成されているので、簡
単な構成で、用紙の搬送と、冷却とができる。
【0033】請求項2に記載の発明によれば、画像を転
写する用紙のサイズに応じて、吸引ファンの回転数が変
動可能とし、小さいサイズの用紙が通過する時には、吸
引ファンの駆動モータの回転数を上げる構成であるか
ら、装置内の温度冷却を高め、且つ用紙を安定して搬送
することができる。更に、騒音を低減することができ
る。
【0034】請求項3に記載の発明によれば、紙厚によ
り吸引ファンの回転数を変動することで、標準紙の使用
時での吸引ファンの回転数の設定が行え、過剰な装置内
の冷却を防止できるので、消費電力の低減と省エネルギ
化が図れる。
【0035】請求項4に記載の発明によれば、簡易な構
成で、排熱とともにオゾン除去を行うことができ、快適
で低コストにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の第1実施の形態の構造
を示す断面図である。
【図2】ファン及びファンモータケースの構造を示す斜
視図である。
【図3】用紙幅によるファンの回転数を選択する流れを
示すフローチャートである。
【図4】用紙厚みによる定着温度に基づいてファンの回
転数を選択する流れを示すフローチャートである。
【図5】本発明の画像形成装置の第2実施の形態の構造
を示す断面図である。
【符号の説明】
6 電装制御部(電装部) 7 定着装置(定着部) 12 転写器(転写部) 20a 用紙吸引孔(吸引部) 20b 冷却用孔 20c 冷却用孔 21a 吸引ファン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 転写部から定着部までの用紙の搬送路
    に、吸引ファンの吸引力により用紙を搬送する吸引部を
    備える構成の画像形成装置において、 定着部と電源部との間に前記吸引部を配置し、この吸引
    部に前記定着部と電源部との雰囲気を取り込む冷却用孔
    が形成されていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 画像を転写する用紙のサイズに応じて、
    吸引ファンの回転数が変動可能であり、所定のサイズの
    用紙よりも小さいサイズの用紙が通過する時には、吸引
    ファンの駆動モータの回転数を上げることを特徴とする
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 画像を転写する用紙の紙厚に関して標準
    紙と厚紙の選択が可能であり、厚紙の場合には定着温度
    が標準紙よりも高く設定され、紙厚の選択時に連動して
    吸引ファンの駆動モータの回転数が変動可能であり、厚
    紙の通紙時には標準紙の通紙時に比べて吸引ファンの駆
    動モータの回転数を上げることを特徴とする請求項1に
    記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記吸引部は、オゾンフィルターを備え
    ることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の
    画像形成装置。
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