JPH085488Y2 - オゾン吸引装置 - Google Patents

オゾン吸引装置

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JPH085488Y2
JPH085488Y2 JP1989061069U JP6106989U JPH085488Y2 JP H085488 Y2 JPH085488 Y2 JP H085488Y2 JP 1989061069 U JP1989061069 U JP 1989061069U JP 6106989 U JP6106989 U JP 6106989U JP H085488 Y2 JPH085488 Y2 JP H085488Y2
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JP
Japan
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ozone
duct
photoconductor
charger
ozone suction
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敏浩 丸田
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、電子写真複写機,電子プリンタ等の画像形
成装置において使用されるオゾン吸引装置に関する。
〔従来の技術〕
たとえば、電子写真複写機においては、第2図に示す
ように、感光体1の表面が、コロトロン等の帯電器2に
より帯電され、これが原稿光Lにより露光されて感光体
1の表面上に静電潜像が形成される。そしてこの静電潜
像が、現像器3においてトナー等により現像された後、
転写用帯電器4により用紙に転写される。用紙は、剥離
用帯電器5により、感光体1から剥離され、図示しない
定着器方向に搬送される。
上述の各帯電器2,4,5は、コロナ放電を利用するもの
であるので、大気中の酸素分子がイオン化されオゾンが
発生する。オゾンは特有の臭気があり、また、他の構成
部品を劣化させるおそれがあるので、装置から外部に漏
れるオゾンの濃度を、一定濃度、たとえば、0.1ppm以下
に抑える必要がある。
そこで、従来から第2図に示すように筐体6内にオゾ
ン吸引ダクト7を設け、筐体6内のオゾンを含んだ空気
を、オゾンフィルタ8を介してファン9により矢印Aに
示すように吸引して筐体6外に排出することにより、筐
体6外に排出されるオゾンの濃度を下げることが行われ
ている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、各帯電器2,4,5で発生したオゾンを全
てオゾン吸引ダクト7で吸引することは困難であり、矢
印Bに示すように、吸引しきれないオゾンが、各帯電器
2,4,5近傍から筐体6及び本体カバー10に存在する隙間
から、直接外部に漏れてしまう。オゾンが外部の漏れる
と、オゾンには特有の臭気があるため、電子写真複写機
が設置されているオフィス等の環境を悪化させるという
問題が生じる。また、電子写真複写機の近傍に設置され
た他の装置への悪影響が生じるおそれもある。
本考案は、前記問題点を解決するために案出されたも
のであって、筐体外にオゾンが漏れるのを確実に防止す
ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案のオゾン吸引装置は、前記目的を達成するた
め、感光体の表面に対向して前記感光体の回転軸方向に
伸延する少なくとも一つの帯電器を配置した画像形成装
置において使用されるオゾン吸引装置であって、前記感
光体に対向し前記帯電器の長さ方向に沿って伸延した開
口部を有するオゾン吸引ダクトを設け、オゾンを吸引し
てオゾンフィルタを通して機外に排気するファンを前記
オゾン吸引ダクトに連結し、前記感光体の軸延長方向に
存在する前記画像形成装置の両側面フレームの前記帯電
器位置の近傍に透孔を形成し、該透孔を含んで前記両側
面フレームの外側面をそれぞれダクトカバーで覆って一
対の補助ダクトを構成し、更に、前記各側面フレームを
貫通して前記オゾン吸引ダクトと前記補助ダクトとを連
通する連通管を設けたことを特徴とする。
〔作用〕
本考案のオゾン吸引装置においては、帯電器で発生し
たオゾンの一部は、感光体に対向し帯電器の長さ方向に
沿って伸延した開口部を有するオゾン吸引ダクトにより
直接的に吸引され筐体外に排出される。また、残りのオ
ゾンは、筐体の両側面フレームの帯電器の近傍に設けら
れた透孔及び側面フレーム外側に沿って設けられた一対
の補助ダクトを介して前記オゾン吸引ダクトに吸引され
て筐体外に排出される。
〔実施例〕
以下、図面を参照しながら実施例に基づいて本考案の
特徴を具体的に説明する。
第1図(a)は本考案のオゾン吸引装置が適用された
電子写真複写機を模式的に示す水平断面図、同図(b)
は同図(a)の電子写真複写機のI−I線切断断面図、
同図(c)は同図(a)の電子写真複写機のII-II線切
断断面図である。なお、同図(a)は同図(b)の電子
写真複写機のIII-III線切断断面図である。また、第2
図に示す従来例の電子写真複写機と対応する部材等には
同一符番を付している。
本実施例においては、筐体6の側面フレーム6aの各帯
電器2,4,5の近傍に複数の透孔11を形成している。ま
た、側面フレーム6aの外側面を複数の透孔11に連通する
補助ダクト12が形成されている。この補助ダクト12は、
側面フレーム6aの外側面を複数の透孔11を含んでダクト
カバー12aで覆うことにより構成されている。補助ダク
ト12のオゾン吸引ダクト7側の一端は、透孔13及び連通
管7aを介して、オゾン吸引ダクト7の側面に連通してい
る。
したがって、ファン9を回転させると、筐体6内の空
気が、オゾンフィルタ8を介して吸引されて筐体6外に
排出される。この空気の流れにしたがって、各帯電器2,
4,5で発生したオゾンは矢印Aに示すように感光体1に
対向し帯電器2,4,5の長さ方向に沿って伸延した開口部
を介してオゾン吸引ダクト7に吸引され、オゾンフィル
タ8を通過することによりオゾンがオゾンフィルタ8に
塗布した活性炭等に吸着されて除去され、最後にオゾン
除去後の筐体6内の空気が筐体6外に排出される。
更に、本実施例においては、各帯電器2,4,5で発生し
たオゾンは、矢印Cで示すように、側面フレーム6aに形
成された複数の透孔11を介して補助ダクト12内に吸引さ
れ、更に、透孔13及び連通管7aを介してオゾン吸引ダク
ト7内に吸引される。この補助ダクト12を経由したオゾ
ンも、オゾンフィルタ8を通過してオゾンが除去され
る。したがって、本実施例によれば、オゾン吸引ダクト
7により吸引されにくい、オゾン吸引ダクト7から離れ
た場所のオゾンも容易に吸引され除去される。
なお、上述の補助ダクト12は、側面フレーム6aを利用
して構成されているので、独立して設けるよりも簡単な
構成とすることができる。また、側面フレーム6aと本体
カバー10との間にもともと存在する空間を利用して補助
ダクト12を配置しているので、補助ダクト12を設けるた
めの余分な空間は必要とせず、装置が大型化する等の不
都合はない。
〔考案の効果〕
以上に述べたように、本考案によれば、筐体の側面フ
レームを利用して補助ダクトを構成し、帯電器の正面か
らだけではなく、側面からもオゾンを吸引するようにし
たので、筐体内の空気をオゾンを確実に除去した状態で
筐体外に排出することができる。したがって、外部に漏
れるオゾンの濃度が極めて低いものとなり、臭気等によ
りオフィス環境を悪化させることがなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本考案のオゾン吸引装置が適用された電
子写真複写機を模式的に示す水平断面図、同図(b)は
同図(a)の電子写真複写機のI−I線切断断面図、同
図(c)は同図(a)の電子写真複写機のII-II線切断
断面図である。また、第2図(a)は従来例のオゾン吸
引装置が適用された電子写真複写機を模式的に示す水平
断面図、同図(b)は同図(a)の電子写真複写機のI
−I線切断断面図である。 1:感光体、2,4,5:帯電器 3:現像器、6:筐体 6a:側面フレーム、7:オゾン吸引ダクト 7a:連通管、8:オゾンフィルタ 9:ファン、10:本体カバー 11,13:透孔、12:補助ダクト 12a:ダクトカバー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】感光体(1)の表面に対向して前記感光体
    (1)の回転軸方向に伸延する少なくとも一つの帯電器
    (2,4,5)を配置した画像形成装置において使用される
    オゾン吸引装置であって、 前記感光体(1)に対向し前記帯電器(2,4,5)の長さ
    方向に沿って伸延した開口部を有するオゾン吸引ダクト
    (7)を設け、 オゾンを吸引してオゾンフィルタ(8)を通して機外に
    排気するファン(9)を前記オゾン吸引ダクト(7)に
    連結し、 前記感光体(1)の軸延長方向に存在する前記画像形成
    装置の両側面フレーム(6a)の前記帯電器(2,4,5)位
    置の近傍に透孔(11)を形成し、 該透孔(11)を含んで前記両側面フレーム(6a)の外側
    面をそれぞれダクトカバー(12a)で覆って一対の補助
    ダクト(12)を構成し、 更に、前記各側面フレーム(6a)を貫通して前記オゾン
    吸引ダクト(7)と前記補助ダクト(12)とを連通する
    連通管(7a)を設けたことを特徴とするオゾン吸引装
    置。
JP1989061069U 1989-05-27 1989-05-27 オゾン吸引装置 Expired - Lifetime JPH085488Y2 (ja)

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JPH032354U JPH032354U (ja) 1991-01-10
JPH085488Y2 true JPH085488Y2 (ja) 1996-02-14

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JPS61157954U (ja) * 1985-03-20 1986-09-30

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JPH032354U (ja) 1991-01-10

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