JPH11160945A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH11160945A
JPH11160945A JP9329130A JP32913097A JPH11160945A JP H11160945 A JPH11160945 A JP H11160945A JP 9329130 A JP9329130 A JP 9329130A JP 32913097 A JP32913097 A JP 32913097A JP H11160945 A JPH11160945 A JP H11160945A
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JP
Japan
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main body
apparatus main
image forming
external duct
duct
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JP9329130A
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English (en)
Inventor
Shuichi Yamamura
修一 山村
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】装置本体のリヤカバーを外して保守作業を行う
場合であっても、外部ダクトを装置本体の背面側にその
まま装着し、かかる外部ダクトを利用することでオゾン
や浮遊トナーを含んだ雰囲気を所定の経路で装置本体外
へ排出することが可能な画像形成装置を提供する。 【解決手段】背面側に内部雰囲気の排出ダクト23,2
4,25が開口した装置本体2と、この装置本体2の背
面側に取り外し自在に突設されて上記排出ダクト23,
24,25と連通連結された外部ダクト5と、上記装置
本体2に内蔵されると共に上記外部ダクト5を介して装
置本体2内の雰囲気を吸引し、該雰囲気を装置本体2外
へ排出する送風機26とから構成され、更に、上記外部
ダクト5は装置本体2のリヤカバー4の着脱の有無にか
かわらず、該装置本体2に着脱可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真複写機や
レーザビームプリンタ等の画像形成装置に係り、詳細に
は、オゾンや浮遊トナーを含んだ装置本体内の汚染雰囲
気を装置本体外へ排出するための構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子写真複写機等の画像形成装
置においてはコロナ放電により帯電した感光体ドラムを
露光して静電潜像を形成すると共に、この静電潜像をト
ナーで現像して可視像を形成していることから、画像形
成装置の本体内の雰囲気はコロナ放電時に発生するオゾ
ンや現像時に発生する浮遊トナーを含んでおり、かかる
汚染雰囲気をそのまま装置本体外へ排出したのでは周辺
環境を汚染することになる。
【0003】従って、この種の画像形成装置では、通
常、装置本体の背面側に内部雰囲気の排出口を形成し、
かかる排出口の内側に設けた送風ファンで装置本体内の
汚染雰囲気を吸引し、オゾン除去フィルタや集塵フィル
タで濾過した雰囲気のみを上記排出口から装置本体外へ
排出するように構成されている。
【0004】一方、近年においては複写速度の高速化や
複写画像のカラー化に対応してより多くのオゾンが装置
本体内で発生することから、かかる汚染雰囲気を装置本
体外へ排出する送風機にもより強力な吸引力を備えたも
の、例えばターボ式送風機等が必要となっており、汚染
雰囲気の排出口を装置本体の背面にそのまま設けたので
は、送風機の音が耳障りになってしまう。また、オゾン
除去フィルタや集塵フィルタを装置本体内に設けた場
合、これらフィルタの交換作業の度毎に装置本体の背面
を覆う大きなリヤカバーを脱着しなければならず、かか
る交換作業が煩雑なものとなってしまう。
【0005】そこで、このような問題点を解決すべく、
装置本体の背面側に汚染雰囲気の排出ダクトを開口する
と共に、この排出ダクトから汚染雰囲気を吸引するター
ボ式送風機を装置本体の底部近傍に内蔵し、更に、オゾ
ン除去フィルタ及び集塵フィルタを内蔵した外部ダクト
を装置本体の背面側に取り外し自在に突設し、かかる外
部ダクトによって上記排出ダクトと送風機を連通連結し
た画像形成装置が本願出願人によって提案されている
(特願平8−030461号)。この提案によれば、外
部ダクトを介して装置本体の排出ダクトから吸引された
汚染雰囲気は送風機によって装置本体の下方へ排出され
るので、送風機の発する騒音を比較的遮音し易い他、各
種フィルタが装置本体ではなく外部ダクトに内蔵されて
いることから、装置本体のリヤカバーを取り外すことな
く上記フィルタの交換作業を行うことが可能となってい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この特願平8
−030461号に開示される画像形成装置では、上記
外部ダクトが装置本体のリヤカバーに対して直接取り付
けられており、保守作業等の際にリヤカバーを装置本体
から取り外すと、上記外部ダクトも装置本体から取り外
されてしまうことから、以下のような不都合を有してい
た。
【0007】すなわち、画像形成装置の保守作業におい
ては、かかる装置の具合を診断するためにリヤカバーを
取り外したまままの状態で装置の運転を行う場合もある
が、その際に上記外部ダクトが装置本体から取り外され
たままだと、装置本体内の汚染雰囲気を送風機によって
外部に排出することができず、オゾンや浮遊トナーを含
んだ雰囲気が装置本体内に残留して複写画像の画質に影
響を及ぼすことがあった。また、装置本体内に残留した
汚染雰囲気がフィルタで濾過されることなく装置本体の
外へ漏れ出し、画像形成装置の周辺環境を汚染するとい
う問題点もあった。
【0008】本発明はこのような問題点に鑑みなされた
ものであり、その目的とするところは、装置本体のリヤ
カバーを外して保守作業を行う場合であっても、外部ダ
クトを装置本体の背面側にそのまま装着し、かかる外部
ダクトを利用することでオゾンや浮遊トナーを含んだ雰
囲気を所定の経路で装置本体外へ排出することが可能な
画像形成装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の画像形成装置は、背面側に内部雰囲気の排
出ダクトが開口した装置本体と、この装置本体の背面側
に取り外し自在に突設されて上記排出ダクトと連通連結
された外部ダクトと、上記装置本体に内蔵されると共に
上記外部ダクトを介して装置本体内の雰囲気を吸引し、
該雰囲気を装置本体外へ排出する送風機とから構成さ
れ、更に、上記外部ダクトは装置本体のリヤカバーの着
脱の有無にかかわらず、該装置本体に着脱可能であるこ
とを特徴とするものである。
【0010】このような技術的手段によれば、上記外部
ダクトは装置本体の背面側に設けられた内部雰囲気の排
出ダクトと装置本体の底部に設けられた送風機とを連通
連結し、オゾンや浮遊トナーを含んだ汚染雰囲気の排出
経路を構成しているが、この外部ダクトはリヤカバーを
装置本体から取り外した状態でも装置本体に対して自由
に着脱し得る。従って、保守作業の際にリヤカバーを取
り外したとしても、上記外部ダクトを装置本体に直接装
着することにより、汚染雰囲気の排出経路を確保するこ
とができ、上記保守作業中に画像形成装置を運転して
も、装置本体内から汚染雰囲気を確実に排出し且つオゾ
ンや浮遊トナーを排除することができる。
【0011】ここで、上記外部ダクトはリヤカバーの脱
着の有無にかかわらず装置本体に着脱可能であるなら
ば、装置本体の背面の全体を覆うリヤカバーの上から装
置本体に対して装着されていても、また、リヤカバーと
分担して装置本体の背面を覆うものであっても差し支え
ない。前者の場合、リヤカバーを装置本体から取り外す
と、外部ダクトそれ自身も装置本体から取り外されてし
まうこととなるが、かかる場合にはリヤカバーが取り外
された装置本体に対して、リヤカバーから取り外した外
部ダクトを直接装着し得るように構成すれば良い。
【0012】但し、保守作業でリヤカバーを装置本体か
ら取り外す度毎に、上記外部ダクトをリヤカバーから装
置本体へ取り付け直していたのでは、該作業が煩雑とな
る。従って、かかる観点からすれば後者の如く、外部ダ
クトがリヤカバーと分担して装置本体の背面を覆うよう
に構成するのが好ましい。このように構成すれば、リヤ
カバーを装置本体から取り外しても外部ダクトは装置本
体に装着されたままの状態となり、保守作業の度毎に外
部ダクトわ装置本体に装着し直す手間から開放される。
【0013】更に、本発明において、装置本体の内部雰
囲気からオゾンや浮遊トナーを除去するフィルタは必ず
しも上記外部ダクト内に設ける必要はなく装置本体内に
設けても差し支えないが、リヤカバーを装置本体から取
り外すことなく該フィルタの交換を可能とするという観
点からすれば、集塵フィルタ及び/又はオゾン除去フィ
ルタは上記外部ダクトに内蔵するのが好ましい。このよ
うに構成すれば、外部ダクトにフィルタ交換用の開閉部
等を設けることにより、かかるフィルタの交換を更に容
易に行うことが可能となる。
【0014】一方、リヤカバーを装置本体から取り外し
て保守作業を行う際に、上記外部ダクトを装置本体に対
して直接装着することが可能であるとしても、かかる外
部ダクトとによって覆われた部位に対して作業を実施し
たい場合には、やむを得ず外部ダクトを取り外すことが
必要となり、やはりこの場合には不具合箇所の診断のた
めに画像形成装置を運転することが不能となってしま
う。
【0015】従って、かかる観点からすれば、上記外部
ダクトと装置本体の排出ダクト、及び外部ダクトと送風
機との間を伸縮自在なホースによって連通連結し、保守
作業の際には上記外部ダクトを装置本体の背面から離間
した保守作業位置に設定するのが好ましい。このように
構成すれば、外部ダクトを装置本体の背面から僅かに引
き離した状態で上記保守作業を行うことができ、外部ダ
クトの装着部位と重なったた部位に対しても作業を実施
することが可能となる他、外部ダクトを使用して装置本
体内の雰囲気を外部へ排出することも可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
の画像形成装置を詳細に説明する。図1は本発明を適用
した画像形成装置の第1実施例をその背後から観察した
様子を示す斜視図である。この画像形成装置1は装置本
体2上に自動原稿送り装置(ADF)3を備えると共
に、装置本体2内には原稿の画像に応じて記録シートに
複写画像を形成する画像形成部が収められている。
【0017】装置本体2の背面側はリヤカバー4によっ
て覆われており、かかるリヤカバー4には装置本体2外
の空気を装置本体2内に導入する一方、装置本体2内の
高温雰囲気を装置本体2外へ排出する吸気口41及び排
気口42が開設されている。これら吸気口41及び排気
口42は装置本体内に収納された定着器に対応して設け
られており、吸気口41及び排気口42の内側に設けら
れた一対の送風ファン21,22の駆動に伴って装置本
体20の内外を循環するエアフローが形成され、定着器
の輻射熱による装置本体2内の昇温を防止するようにな
っている。
【0018】また、かかるリヤカバー4上には外部ダク
ト5が装着されており、オゾンや浮遊トナーを含んだ装
置本体2内の汚染雰囲気はこの外部ダクト5を介して装
置本体2外へ排出されるように構成されている。
【0019】すなわち、図2及び図3に示すように、装
置本体2の背面には汚染雰囲気の排出ダクト23,2
4,25が開口しており、リヤカバー4を貫通したこれ
ら排出ダクト23,24,25が上記外部ダクト5と連
通連結されるようになっている。一方、装置本体2の底
部近傍にはターボ式ブロワ26が配設されており、かか
るブロワ26は吸引ダクト27を介して上記外部ダクト
5内の雰囲気を吸引すると共に、吸引した雰囲気を装置
本体の底面から外部へ排出するように構成されている。
従って、上記ブロワ26を駆動すると、装置本体2内の
汚染雰囲気が上記排出ダクト23,24,25及び外部
ダクト5を介してブロワ26に吸引され、かかる汚染雰
囲気がブロワ26から装置本体2外へ排出される。
【0020】また、この実施例において、上記外部ダク
ト5内にはオゾン除去フィルタ51及び集塵フィルタ5
2が内蔵されており、上記排出ダクト23,24,25
から外部ダクト5に流入した汚染雰囲気はこれらフィル
タ51,52を通過してブロワ26へ流入し、かかる雰
囲気中からオゾンや浮遊トナーが除去されるようになっ
ている。
【0021】更に、上記外部ダクト5にはフィルター交
換用の開閉蓋53が設けられており、かかる開閉扉53
を開放することによって外部ダクト5内のオゾン除去フ
ィルタ51及び集塵フィルタ52を容易に交換し得るよ
うになっている。尚、外部ダクト5を壁面に密着させる
ようにして画像形成装置1を設置した場合であってもフ
ィルタ51,52の交換を行い得るよう、この開閉扉5
3は外部ダクト5の側面に形成されている。
【0022】次に、上記外部ダクトの装置本体に対する
固定方法について説明する。上記外部ダクト5はリヤカ
バー4の上から装置本体に対して固定されているが、リ
ヤカバー4に対して取り付けられているのではなく、図
2に示すように、該リヤカバー4を貫通して装置本体2
のブラケット28,29に対して取り付けられている。
すなわち、外部ダクト5の下端部には係止爪54が設け
られており、かかる係止爪54はリヤカバー4を貫通し
て装置本体2の底部に設けられた下部ブラケット28に
係合している。また、外部ダクト5の上端部にはビス5
5の貫通する取付け部56が形成されており、かかる取
付け部56を貫通したビス55はリヤカバー4をも貫通
して装置本体2の上部ブラケット29に螺合するように
構成されている。従って、前述の係止爪54を上記下部
ブラケット28,29に係合させた後、上記ビス55を
締結することで、外部ダクト5を装置本体2に固定する
ことができる。
【0023】また、この外部ダクト5はリヤカバー4を
貫通して装置本体2のブラケット28,29に固定され
ていることから、図4に示すように、本実施例の画像形
成装置1ではリヤカバー4を装置本体2から取り外した
後に、外部ダクト5のみを装置本体2に対して取り付け
ることが可能となっている。このため、画像形成装置1
の保守作業においてリヤカバー4を取り外す必要がある
場合であっても、外部ダクト5のみを装置本体2に対し
て取り付けることができ、上記排出ダクト23,24,
25とブロワ26とを外部ダクト5で連通連結したまま
の状態で保守作業を行うことが可能となる。
【0024】従って、画像形成装置の不具合箇所を診断
する等の目的から保守作業中に該装置の試運転を行う場
合であっても、装置本体2内で発生したオゾンや浮遊ト
ナーをブロワ26で装置本体2外へ排出することがで
き、保守作業後の複写作業において画像欠陥等のトラブ
ルが生じるのを可及的に防止することができるものであ
る。
【0025】一方、図5は本発明の画像形成装置の第2
実施例を示すものである。前述の第1実施例では外部ダ
クト5を装置本体2に取り付けるに当たり、これをリヤ
カバー4に重ねて取り付けるように構成していたが、か
かる構成ではリヤカバー4を装置本体2から取り外す度
毎に外部カバー5を装置本体2に対して装着し直す必要
があり、保守作業そのものが煩雑なものとならざるを得
ない。
【0026】そこで、この第2実施例の画像形成装置で
は装置本体2に対する外部ダクト5の装着位置に対応し
てリヤカバー4をくり抜き、該リヤカバー4を装置本体
2から取り外しても、外部ダクト5が装置本体2の背面
側に装着されたままの構成とした。つまり、この実施例
において上記外部ダクト5はリヤカバー4と分担して装
置本体の背面を覆っていることになる。尚、上記外部ダ
クト5の装置本体2に対する固定方法等は前述の第1実
施例と同じなので、ここではその詳細な説明は省略す
る。
【0027】そして、このように構成された本実施例の
画像形成装置では、上記外部ダクト5を装置本体2に装
着したままの状態でもリヤカバー4を取り外して該装置
1の保守作業を行うことができ、前述の第1実施例と同
様、保守作業中の試運転により発生したオゾンや浮遊ト
ナーをブロワ26で装置本体2の内部から外部へ排出す
ることができるものである。
【0028】次に、図6は本発明の画像形成装置の第3
実施例を示すものである。前述の第2実施例では外部ダ
クト5が収まるようにリヤカバー4をくり抜くことによ
り、リヤカバー4の取り外しの有無にかかわらず、外部
ダクト5を装置本体2に対して装着可能としたが、この
実施例ではリヤカバー4を外部ダクト5の左右の二枚に
分割して形成し、これらリヤカバー4a,4bと外部ダ
クト5とが相俟って装置本体2の背面を覆うように構成
した。
【0029】従って、この実施例においても外部ダクト
5を装置本体から取り外すことなく上記リヤカバー4
a,4bを装置本体から取り外すことができ、これらリ
ヤカバー4a,4bを取り外して行われる保守作業の最
中であっても、外部ダクト5を利用して装置本体2内の
雰囲気を装置本体2の外部へ排出することができるもの
である。
【0030】尚、この第3実施例では外部ダクト5の左
右に位置するリヤカバー4a,4bが夫々異なるものと
なっているが、上記吸気口41及び排気口42の開設位
置を適宜工夫することにより、リヤカバー4a,4bの
共通化を図ることも可能である。
【0031】一方、図7は本発明の画像形成装置の第4
実施例を示すものである。前述した各実施例ではリヤカ
バー4の取り外しの有無にかかわらず外部ダクト5を装
置本体2に装着可能とすることにより、保守作業中にお
ける画像形成装置1の試運転を可能としたが、交換や調
整等の保守作業を実施したい部品が装置の背面側に位置
し、しかも外部ダクト5によって覆われている場合に
は、やはり外部ダクト5を取り外しての保守作業が必要
となり、オゾンや浮遊トナーを装置本体2内から強制的
に排出することができないので、かかる保守作業中にお
ける画像形成装置1の試運転は不能となってしまう。
【0032】そこで、本実施例では前述の第2及び第3
実施例の如く装置本体2に対して直接外部ダクト5を取
り付けると共に、外部ダクト5と排出ダクト23,2
4,25との間、外部ダクト5と吸引ダクト27との間
を伸縮自在な蛇腹状のホース6を用いて連通連結し、か
かるホース6の伸縮量分だけ外部ダクト5を装置本体2
から離間し得るように構成した。また、外部ダクト5は
伸縮自在なリンク式ブラケット61,62を介して装置
本体2に固定されており、かかるブラケット61,62
を延伸させることで、上記外部ダクト5を装置本体2か
ら離間した保守作業位置(図7に示す位置)に設定し得
るように構成されている。
【0033】従って、この実施例の画像形成装置1では
外部ダクト5を装置本体2から取り外すことなく、リヤ
カバー4のみを装置本体2から取り外して画像形成装置
1の保守作業を行い得るのは勿論のこと、保守作業によ
る交換・調整を行いたい部品が外部ダクト5の配設位置
と重なっている場合であっても、外部ダクト5を上記保
守作業位置に退避させることにより、かかる外部ダクト
5と装置本体2との間に作業スペースを作りだすことが
できるので、外部ダクト5を装置本体2から取り外すこ
となく保守作業を実施し得るものである。また、外部ダ
クト5を保守作業位置に退避させた場合であっても、排
出ダクト23,24,25及びブロワ26はホース6に
よって外部ダクト5と連通連結されているので、画像形
成装置1の試運転を行いながらの保守作業を実施するこ
とが可能となる。
【0034】尚、この第4実施例では伸縮自在なブラケ
ット61,62を用いて外部ダクト5を通常の装着位置
から保守作業位置に退避し得るように構成したが、かか
る外部ダクト5を装置本体2から離間させて、保守作業
に必要なスペースを外部ダクト5と装置本体2との間に
形成することができるのであれば、蝶番等を用いて外部
ダクト5を装置本体2に対して固定しても差し支えな
い。
【0035】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の画像
形成装置によれば、リヤカバーを装置本体から取り外し
た状態でも外部ダクトを装置本体に対して装着すること
ができるので、装置本体からリヤカバーを取り外しての
保守作業か要求される場合であっても、オゾンや浮遊ト
ナーを含んだ汚染雰囲気を所定の排出経路から装置本体
該へ強制的に排出することができ、保守作業中に画像形
成装置の試運転を行っても、その後の画像形成動作にお
いて画質不良等のトラブルが発生するのを防止すること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が適用される画像形成装置の第1実施
例を示す背面側斜視図である。
【図2】 第1実施例に係る画像形成装置の装置本体と
外部ダクトとの接続状態を示す縦断面図である。
【図3】 第1実施例に係る画像形成装置の装置本体と
外部ダクトとの接続状態を示す平面断面図である。
【図4】 第1実施例に係る画像形成装置の外部ダクト
を装置本体に対して直接取り付けた状態を示す背面側斜
視図である。
【図5】 本発明が適用される画像形成装置の第2実施
例を示す背面側斜視図である。
【図6】 本発明が適用される画像形成装置の第3実施
例を示す背面側斜視図である。
【図7】 本発明が適用される画像形成装置の第4実施
例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1…画像形成装置、2…装置本体、4…リヤカバー、5
…外部ダクト、23,24,25…排出ダクト、26…
ブロワ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 背面側に内部雰囲気の排出ダクトが開口
    した装置本体と、この装置本体の背面側に取り外し自在
    に突設されて上記排出ダクトと連通連結された外部ダク
    トと、上記装置本体に内蔵されると共に上記外部ダクト
    を介して装置本体内の雰囲気を吸引し、該雰囲気を装置
    本体外へ排出する送風機とから構成され、 上記外部ダクトは装置本体のリヤカバーの着脱の有無に
    かかわらず、該装置本体に着脱可能であることを特徴と
    する画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像形成装置において、
    上記リヤカバーは装置本体の背面の全体を覆っており、
    上記外部ダクトは装置本体のリヤカバーに重ねて配設さ
    れることを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の画像形成装置において、
    上記リヤカバーは外部ダクトと分担して装置本体の背面
    を覆っていることを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の画像形成装置において、
    上記外部ダクトには集塵フィルタ及び/又はオゾン除去
    フィルタが内蔵されていることを特徴とする画像形成装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかに記載の画像
    形成装置において、上記外部ダクトと装置本体の排出ダ
    クト、及び外部ダクトと送風機との間を伸縮自在なホー
    スによって連通連結すると共に、装置本体の保守作業の
    際に上記外部ダクトを装置本体の背面から離間させる保
    守作業位置を設けたことを特徴とする画像形成装置。
JP9329130A 1997-11-28 1997-11-28 画像形成装置 Pending JPH11160945A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009265489A (ja) * 2008-04-28 2009-11-12 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
US8014696B2 (en) * 2005-12-27 2011-09-06 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming device
CN115447293A (zh) * 2022-09-02 2022-12-09 珠海华人智创科技有限公司 一种激光打印机防护系统、方法、电子设备与存储介质

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