JP3290004B2 - 画像形成装置の換気装置 - Google Patents

画像形成装置の換気装置

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JP3290004B2
JP3290004B2 JP24444593A JP24444593A JP3290004B2 JP 3290004 B2 JP3290004 B2 JP 3290004B2 JP 24444593 A JP24444593 A JP 24444593A JP 24444593 A JP24444593 A JP 24444593A JP 3290004 B2 JP3290004 B2 JP 3290004B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像形成装置の換気装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機やプリンタ等の画像形成装
置は筐体内に定着ユニット等の熱源を備えているため、
これらの熱源から発せられる熱によって筐体内が高温状
態になることを防止するための換気装置が設けられてい
る。
【0003】ここで、画像形成装置の換気装置の構造と
しては、筐体の外装カバーに開口を形成して換気を行な
うものが一般的である。さらに、この開口に近接させて
排気用の送風機を設け、強制的に換気を行なうようにし
たものもある。
【0004】また、筐体内に排気用ダクトを設け、筐体
内から排出される暖気がオペレータ等に当らないように
筐体の下側部分から排気するようにしたものもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】筐体の外装カバーに換
気用の開口を形成した場合には、画像形成装置内で発生
する機械音が騒音となって外部に漏れ出し易くなるとい
う欠点がある。さらに、この開口に近接させて排気用の
送風機を設けた場合には、送風機の駆動音も騒音となっ
て外部に漏れ出すという欠点がある。
【0006】また、筐体の下側部分から排気するように
した場合には、専用の排気用ダクトを設けなければなら
ず、コストがかかっている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は
組み部材となる複数個のフレームを上下方向に向けて
配設した筐体を備えた画像形成装置であって、前記フレ
ームの内部に通気経路を形成し、前記通気経路の上部を
前記筐体内に連通させると共に前記通気経路の下部を前
記筐体の下側へ向けて開口し、少なくとも1つの前記通
気経路中に前記筐体内の空気を前記筐体外へ排気する送
風機を設けた。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、筐体の下側の空間を、送風機が設けられた
排気用の通気経路が形成された側と送風機が設けられて
いない空気吸入用の通気経路が形成された側とに仕切る
仕切体を筐体の下側に設けた。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の発明において、通気経路の内周面に吸音材を設け
た。
【0010】
【作用】請求項1記載の発明では、送風機を駆動させる
ことにより、筐体内の暖気が送風機を設けた通気経路の
上部から通気経路内に入り込み、この暖気は、通気経路
の下部から筐体の下側へ向けて排気される。なお、筐体
内への空気の吸入は、筐体の微小な隙間部分や送風機を
設けていない通気経路から行なわれる。
【0011】請求項2記載の発明では、送風機を設けた
通気経路の下部からは筐体の下側へ向けて筐体内の暖気
が排気され、一方、送風機を設けていない通気経路の下
部からは筐体の下側の空気が筐体内へ吸入される。な
お、筐体の下側の空間は、送風機が設けられた排気用の
通気経路側と送風機が設けられていない空気吸入用の通
通経路側とが仕切体で仕切られているため、排気用の通
気経路から排気された筐体内の暖気が空気吸入用の通気
経路から筐体内へ吸入されるということが起こらない。
【0012】請求項3記載の発明では、通気経路内を通
って筐体外へ漏れ出す騒音が吸音材により吸音され、低
減される。
【0013】
【実施例】請求項1記載の発明の一実施例を図1及び図
2に基づいて説明する。まず、図1は画像形成装置であ
るレーザープリンタの概略構造を示した正面図であり、
図2はその平面図である。このレーザープリンタの筐体
1内には中央部にドラム状の感光体2が設けられ、この
感光体2の周囲に、帯電チャージャ3、現像ユニット
4、転写チャージャ5、分離チャージャ6、クリーニン
グユニット7等が配置されている。また、筐体1内に
は、記録紙8に転写された画像を定着するための定着ユ
ニット9が設けられている。
【0014】前記筐体1の4隅にはこの筐体1の骨組み
部材となるフレーム10,11が上下方向に配設されて
おり、これらのフレーム10,11の内部には通気経路
10a,11aが上下方向に形成されている。なお、こ
れらの通気経路10a,11aは、上部が筐体1内に連
通され、下部が筐体1の下側に向けて開口されている。
【0015】つぎに、前記通気経路10a,11aのう
ち前記定着ユニット9に近い側の通気経路11a内に
は、前記筐体1内の空気をこの通気経路11a内を通し
て筐体1外へ排気する送風機12が設けられている。
【0016】このような構成において、レーザプリンタ
を駆動させることにより定着ユニット9等の発熱部から
発せられた熱により筐体1内の空気が温められて暖気と
なる。一方、送風機12を駆動させることにより、筐体
1内の暖気が通気経路11aの上部から通気経路11a
内に入り込み、この暖気は通気経路11aの下部から筐
体1の下側へ排気される。なお、筐体1外の空気が送風
機12を設けていない通気経路10aを通って筐体1の
下側から筐体1内に吸入される。従って、筐体1外の空
気が通気経路10aを通って筐体1内に吸入されると共
に筐体1内の暖気が通気経路11aを通って筐体1外へ
排出されることにより、筐体1内の空気の換気が行なわ
れ、筐体1内部が高温状態になることが防止される。
【0017】しかも、筐体1内の暖気を筐体1外へ排気
するための通気経路11aが、筐体1内における最大の
熱源である定着ユニット9側に設けられているため、定
着ユニット9からの熱により温められた暖気の筐体1外
への排気がスムーズに行なわれる。
【0018】ここで、筐体1内に連通する通気経路10
a,11aはともに筐体1の下側で開口しているため、
筐体1内で発生した機械音が騒音となって筐体1外へ漏
れ出すということが低減される。しかも、筐体1の外装
カバーに換気用の開口を形成する必要がなくなり、レー
ザープリンタの外観がすっきりする。
【0019】つぎに、通気経路10a,11aの形成に
関しては、フレーム10,11の内部を利用して形成し
ているため、専用の送風用ダクトを設ける必要がなく、
筐体1内のスペースを有効に利用できると共にコスト的
に有利になる。さらに、送風機12を通気経路11a内
に設けているため、送風機12の設置を他の部品の設置
位置について考慮することなく行なえ、しかも、送風機
12による排気が効率良く行なわれ、筐体1内の換気が
効率良く行なわれる。
【0020】なお、本実施例においては、暖気が発生し
易い定着ユニット9側の通気経路11a内にのみ送風機
12を設け、通気経路11aから排気を行なうと共に通
気経路10aから吸気を行なうものを例に挙げて説明し
たが、全ての通気経路10a,11a内に送風機12を
設けて排気を行ない、筐体1内の吸気を筐体1の微小な
隙間部分等から行なうようにしてもよい。
【0021】また、本実施例においては、排気を行なう
通気経路11aを筐体1の下側に向けて垂直に開口させ
たものを例に挙げて説明したが、図3に示すようにフレ
ーム11の下部側方に開口13を形成してこの開口13
から筐体1内の暖気を排気するようにしてもよい。この
場合には、筐体1内で発生した機械音は通気経路11a
内を通過する際に上部と下部との2ヵ所で反射されるこ
ととなり、その分音のエネルギーは小さくなるために通
気経路11aから筐体1外へ漏れ出す騒音が低減され
る。
【0022】また、本実施例においては、吸気を行なう
通気経路10aをその上部においてのみ筐体1内に連通
したものを例に挙げて説明したが、図4に示したように
フレーム10の途中に通気経路10aを筐体1内に連通
させる穴14を形成してもよい。すると、筐体1内へ吸
入された空気の流れは矢印で示すようになり、筐体1内
の換気が筐体1の隅々まで行なわれ、筐体1内に暖気が
滞留するということが防止される。
【0023】ついで、請求項2記載の発明の一実施例を
図5に基づいて説明する。なお、図1乃至図4において
説明した部分と同一部分は同一符号で示し、説明も省略
する(以下、同様)。本実施例は、筐体1の下側に仕切
体15を取付け、この仕切体15によって筐体1の下側
の空間を、送風機12が設けられた排気用の通気経路1
1aが形成された側と送風機12が設けられていない空
気吸入用の通気経路10aが形成された側とに仕切った
ものである。
【0024】このような構成において、通気経路11a
の下部からは筐体1の下側へ向けて筐体1内の暖気が排
気され、通気経路10aの下部からは筐体1の下側の空
気が筐体1内へ吸入される。しかし、筐体1の下側の空
間における通気経路11a側と通気経路10a側とは仕
切体15によって仕切られているため、通気経路11a
から排気された暖気が通気経路10aから筐体1内へ吸
入されるということが確実に防止される。従って、筐体
1内の換気を行なうことによる筐体1内の温度上昇防止
が確実に行なわれる。
【0025】ついで、請求項3記載の発明の一実施例を
図6に基づいて説明する。本実施例は、図3に示したよ
うにフレーム11の下部側方に排気用の開口13を形成
すると共に、通気経路11aの内周面に吸音材16を貼
付けたものである。
【0026】従って、通気経路11aから筐体1外へ漏
れ出す騒音は、吸気経路11aの上部と下部との2ヵ所
で反射されてエネルギーが小さくなると共に吸音材16
により吸音されるため、通気経路11aから筐体1外へ
漏れ出す騒音は著しく低減される。
【0027】なお、本実施例では、通気経路11aの内
周面に吸音材16を貼付けたものを例に挙げて説明した
が、吸気用の通気経路10a内に吸音材16を貼付ける
ことによって通気経路10aから筐体1外へ漏れ出す騒
音もより一層低減される。
【0028】
【発明の効果】請求項1記載の発明は上述のように、骨
組み部材となる複数個のフレームを上下方向に向けて
設した筐体を備えた画像形成装置であって、前記フレー
ムの内部に通気経路を形成し、前記通気経路の上部を前
記筐体内に連通させると共に前記通気経路の下部を前記
筐体の下側へ向けて開口し、少なくとも1つの前記通気
経路中に前記筐体内の空気を前記筐体外へ排気する送風
機を設けたので、新たな部材を準備したり新たな設置ス
ペースを確保したりすることなく換気用の通気経路を形
成することができ、しかも、これらの通気経路がそれぞ
れ筐体の下側へ向けて開口しているために通気経路から
筐体外へ漏れ出す騒音を低減させることができる等の効
果を有する。
【0029】請求項2記載の発明は上述のように、請求
項1記載の発明において、筐体の下側の空間を、送風機
が設けられた排気用の通気経路が形成された側と送風機
が設けられていない空気吸入用の通気経路が形成された
側とに仕切る仕切体を筐体の下側に設けたので、送風機
が設けられた排気用の通気経路から筐体の下側へ排気さ
れた筐体内の暖気が空気吸入用の通気経路から筐体内へ
吸入されるということを防止することができ、従って、
筐体内の換気による筐体内の温度上昇を防止するという
ことを確実に行なうことができる等の効果を有する。
【0030】請求項3記載の発明は上述のように、請求
項1又は2記載の発明において、通気経路の内周面に吸
音材を設けたので、通気経路内を通って筐体外へ漏れ出
す騒音をより一層低減させることができる等の効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の発明の一実施例を示した概略正
面図である。
【図2】平面図である。
【図3】排気用の通気経路の変形例を示した縦断正面図
である。
【図4】吸気用の通気経路の変形例を示した概略正面図
である。
【図5】請求項2記載の発明の一実施例を示した概略正
面図である。
【図6】請求項3記載の発明の一実施例を示した縦断正
面図である。
【符号の説明】 1 筐体 10,11 フレーム 10a,11a 通気経路 12 送風機 15 仕切体 16 吸音材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−232973(JP,A) 特開 平3−220570(JP,A) 特開 昭59−149340(JP,A) 特開 昭63−270007(JP,A) 実開 平4−98056(JP,U) 実開 昭63−146853(JP,U) 実開 昭62−143957(JP,U) 実開 昭61−12094(JP,U) 実開 昭61−206293(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/00 550 G03G 21/20

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】組み部材となる複数個のフレームを上
    下方向に向けて配設した筐体を備えた画像形成装置であ
    て、前記フレームの内部に通気経路を形成し、前記通
    気経路の上部を前記筐体内に連通させると共に前記通気
    経路の下部を前記筐体の下側へ向けて開口し、少なくと
    も1つの前記通気経路中に前記筐体内の空気を前記筐体
    外へ排気する送風機を設けたことを特徴とする画像形成
    装置の換気装置。
  2. 【請求項2】 筐体の下側の空間を、送風機が設けられ
    た排気用の通気経路が形成された側と送風機が設けられ
    ていない空気吸入用の通気経路が形成された側とに仕切
    る仕切体を筐体の下側に設けたことを特徴とする請求項
    1記載の画像形成装置の換気装置。
  3. 【請求項3】 通気経路の内周面に吸音材を設けたこと
    を特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置の換気
    装置。
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