JP4210438B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に関し、さらに詳しく言えば、排気用ファンを備える画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置においては、装置筐体内の熱気を排出するための排気ファンを備えている。通常、排気ファン(ファンモータ)は装置筐体に固定されて設けられる。そのため、排気用ファンの振動が装置筐体を介して作像系に伝播され、画像ジターが発生する場合がある。
【0003】
そこで、排気用ファンモータの振動による画像ジターあるいは騒音の発生を抑制するために、従来より種々の提案がなされている。例えば、特開2000−172031号公報には、ファンを筒状弾性体を介して装置筐体へ固定することにより、ファンの回転振動を弾性体(ゴム材)によって吸収し、装置筐体への振動伝播を抑制するようにしたファン固定装置が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記公報に記載のファン固定装置では、ファンの回転振動をゴム材によって吸収し装置筐体への振動伝播を抑制してはいるものの、ゴム材が薄い場合には効果がなく、弾性体(ゴム材)をかなり厚くしなければならない。また、ファンを作像フレーム(作像系を搭載するフレーム)に締結している限り、ファンからの振動伝播の抑制には限界があり、画像ジターの防止効果はそれほど期待できない。
【0005】
本発明は、従来の画像形成装置における排気ファンの振動による上述の問題を解決し、排気ファンから作像系への振動伝播をより効果的に抑制した画像形成装置を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記の課題は、本発明により、作像部内の空気を排出するための排気ファンを備える画像形成装置において、前記作像部と前記排気ファンの間を連絡するダクト部材を有し、該ダクト部材は両端に開口部が形成され、一端側の開口は前記作像部に開口され、他端側の開口内に前記排気ファンが当該ダクトに接触しないようにはめ込まれ、前記ダクト部材の前記他端側開口にはその全周を覆うカバー部材が装着され、該カバー部材はダクト先端から突出して前記排気ファンとオーバーラップして排気ファンの全周を覆い且つ前記排気ファンに接触しないように設けられていることにより解決される。
【0007】
また、前記の課題を解決するため、本発明は、画像読取部とプリンタ部の間に胴内排紙空間を配置した画像形成装置であって、前記プリンタ部の作像部内の空気を排出するための排気ファンを備える画像形成装置において、前記作像部と前記排気ファンの間を連絡するダクト部材を有し、該ダクト部材は両端に開口部が形成され、一端側の開口は前記作像部に開口され、他端側の開口内に前記排気ファンが当該ダクトに接触しないようにはめ込まれ、前記ダクト部材の前記他端側開口にはその全周を覆うカバー部材が装着され、該カバー部材はダクト先端から突出して前記排気ファンとオーバーラップして排気ファンの全周を覆い且つ前記排気ファンに接触しないように設けられていることを提案する。
【0008】
また、前記の課題を解決するため、本発明は、前記作像部の各機器を搭載する作像フレームと前記排気ファンが固定されるフレームを別フレームとして構成することを提案する。
【0009】
また、前記の課題を解決するため、本発明は、前記ダクト部材が前記作像フレームに固定支持されることを提案する。
また、前記の課題を解決するため、本発明は、前記作像フレームが樹脂製フレームであることを提案する。
【0010】
また、前記の課題を解決するため、本発明は、前記作像フレームが作像部上面を覆うように設けられていることを提案する。
【0011】
また、前記の課題を解決するため、本発明は、前記排気ファンが装置の一方側の側面の奥側端部に配置され、前記ダクト部材が装置の奥側壁部内に配設されることを提案する。
【0012】
また、前記の課題を解決するため、本発明は、前記ダクト部材が分割式構成であり分解可能に設けられていることを提案する。
また、前記の課題を解決するため、本発明は、前記ダクト部材が前記作像部内で装置前面側から奥側に延びる張出し部を有し、該張出し部に吸気口が設けられることを提案する。
【0013】
また、前記の課題を解決するため、本発明は、前記吸気口が前記作像部の像担持体の長手方向に沿って延設されることを提案する。
また、前記の課題を解決するため、本発明は、前記吸気口が前記作像部の像担持体の上方近傍に位置することを提案する。
【0014】
また、前記の課題を解決するため、本発明は、前記作像部の定着装置が前記張出し部よりも上方に位置して設けられることを提案する。
また、前記の課題を解決するため、本発明は、前記張出し部が下面を開放した内部空間を有し、該開放面に装着されて開放面を閉鎖する下ダクト部材を設けることを提案する。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明が適用される画像形成装置の一例である複写装置の外観を示す斜視図である。この図に示す複写装置100は、プリンタ部1の下部に給紙部2を配し、上部に読取部3を配置している。読取部3の下方には胴内排紙空間4が設けられている。また、装置最上部にはADF(自動原稿給送装置)5が装着されている。胴内排紙空間4は、装置前面側及び左側面側が開放されている。
【0016】
図2は、複写装置100の概略構成を示す正断面図である。この図に示すように、プリンタ部1内には作像部10が設けられている。作像部10には、像担持体である感光体ドラム11のほか、現像装置12、クリーニング装置14、定着装置15、光書込み装置16等が配設されている。符号13はトナーボトルである。なお、感光体ドラム11の周囲には電子写真プロセスに必要な帯電器や除電器等が配置されているが図には省略されている。
【0017】
複写装置100の動作を簡単に説明する。ADF5にセットされた原稿又は読取部3上面のコンタクトガラス(図示せず)上にセットされた原稿の画像が読取部3によって走査され、読み取られた原稿の画像情報は光電変換によりデジタル化されて画像処理される。その処理された信号に基づいて光書込み装置16が駆動され、図示しない帯電器によって一様に帯電された感光体ドラム11上に静電潜像が形成される。その潜像に現像装置12からトナーが付与されて顕像化され、転写装置17によって、給紙部2から搬送された記録紙上に転写される。トナー像が転写された記録紙は定着装置15へ送られ、トナー像が記録紙上に定着された後、排紙部4(図1)へ排出される。また、感光体ドラム11上に残留したトナーはクリーニング装置14により除去され、さらに感光体ドラム11の残留電位が除電器(図示せず)によって消去され、感光体ドラム11は初期状態に戻される。
【0018】
さて、本実施形態の複写装置100においては、作像部10を構成する各機器は樹脂製のフレーム18に搭載されている。この樹脂フレーム18は、装置本体の筐体である金属フレーム19とは別体に構成されたものであり、給紙部2と作像部10とを仕切る金属フレーム19の底面19a上に配置される。一つの樹脂フレームに、感光体ドラム11を中心とする電子写真プロセスに必要な各機器と光書込み装置16を搭載することで、作像系の寸法精度を向上させることができる。
【0019】
一方、図2に示すように、読取部3の直ぐ下の装置左側端部付近に排気ファン20が配設されている。図1に示された排気口21の位置から判るように、排気ファン20は、胴内排紙空間4の奥側の装置壁部内に設けられている。この排気ファン20は駆動モータ(図示せず)と一体化されたもので、図3に拡大して示すように、ファンモータ取付用ブラケット22を介して金属フレーム19にネジ止めして固定されている。また、図2に示すように、排気ファン20と作像部10はダクト30により連絡されている。
【0020】
ダクト30は、図4〜6に示すように、メインダクト31、上ダクト32及び下ダクト33により構成される。メインダクト31は、「コ」の字形断面の筒状部31aと、その筒状部31aの側面から突き出した張出し部31bからなっている。筒状部31aは図6に示す如く上面とファンモータ20に面した部分が開放された形状である。張出し部31bは、図には示されていないが、内部が空洞になっておりその下面が開放された形状となっている。筒状部31aの空間と張出し部31bの空間は図示しない開口により連通されている。
【0021】
メインダクトの筒状部31aの上部開放面に上ダクト32をはめ込むと四角い筒状のダクトが形成される。その端部開口B(図5)に、図4及び図6に示すようにファンモータ20が挿入される(ただし、ファンモータ20はダクト30の端部開口Bに嵌め込まれて固定されるのではなく、図3及び図6に示すように、ブラケット22を介して金属フレーム19にネジ止めして固定される)。また、メインダクトの張出し部31bの下部開放面には下ダクト33が装着される。張出し部31bに下ダクト33を装着すると、両者によって覆われた平たい内部空間が形成され、図4において、張出し部31bの右側端部に薄く細長い(装置前後方向に延びる)吸気口Aが形成される。
【0022】
上述したように張出し部31bと下ダクト33により覆われて形成された平たい内部空間は、筒状部31aと上ダクト32で形成された四角い筒状空間に図示しない開口を介して連通している。そして、上記吸気口Aが張出し部31bの端部に開いている。そのため、ダクト30の反対側(吸気口Aとは反対側の)端部に位置するファン20が回転すると、作像部内の空気は吸気口Aから吸引され、ダクト30の内部を通り排気口21(図2,3)より装置外に排出される。上記吸気口Aは作像部10において感光体ドラム11の上方に位置し、ファン20の回転により作像部内の熱気を機外に排出する。吸気口Aが感光体ドラム11の上方近傍に位置すること及び吸気口Aが感光体ドラム11の軸方向(長手方向)に延びて設けられていることから、感光体ドラム11周辺が効率よく冷却される。そのため、定着部の熱の影響による現像装置12、転写装置17あるいは感光体ドラム11におけるトナー固着を防止することができる。その一方で、定着装置15はダクト30の張出し部31bの上方に位置しており、吸気口Aから吸引される空気の影響を受けにくくなっており、定着に要求される熱量に悪影響を及ぼさないように構成されている。
【0023】
ダクト30には、図4に示すようにネジ固定部34,34が設けられており、このネジ固定部34,34を利用して作像部の樹脂フレーム18にネジ止め固定される。すなわち、ダクト30は作像部10が搭載される樹脂フレーム18に固定される。なお、図5,6に示すように、メインダクトの筒状部31aには引っ掛け部35,35が形成されており、この引っ掛け部35,35を装置本体の奥側にある補強フレーム23(図6)に引っ掛けることで、ダクト30の支持が補助される。ダクト30を樹脂フレーム18に固定すると、筒状部31aと上ダクト32で形成された四角い筒状空間は装置の幅方向(図2の左右方向)に延設され、張出し部31bと下ダクト33により覆われて形成された平たい内部空間は装置手前側から奥側に延設される。
【0024】
一方、ファンモータ20はブラケット22を介して金属フレーム19にネジ止め固定される。そして、図3に示すように、ダクト30の先端部にファンモータ20がはめ込まれているが、ダクト30とファンモータ20とは接触しておらず、僅かの間隔をおいて(本実施形態では、鉛直方向の距離で0.5mm離れている)それぞれが支持されている。このように、ダクト30とファンモータ20とが接触しないように設けることによって、ファンモータ20の振動がダクト30を介して作像部に伝播されないように構成している。また、ファンモータ20の振動がダクト30(及び作像部)に伝わって騒音が発生することもない。しかも、ダクト30及び作像部の各機器が支持・搭載される樹脂フレーム18と、ファンモータ20が固定される金属フレーム19とは別枠(別フレーム)として構成されているので、作像系(作像部10)への排気ファン20からの振動伝播をより効果的に抑制することができる。
【0025】
また、本実施形態では、図3に示すように、ダクト30の先端部全周にわたってシートあるいはフィルム部材(例えばマイラー(商品名)を使用することができる)24が接着(貼付け)されている。シート部材24はダクト30の先端から突出するようにダクト30に接着されており、このシート部材24がファンモータ20の全周を覆うように設けられている。本実施形態ではダクト30とファンモータ20が接触しないように構成されているが、ダクト30に貼り付けられたシート部材24でファンモータ20を覆う(オーバーラップさせる)ことにより、ダクト30とファンモータ20の継ぎ目からの排気漏れを防ぎ、熱排気性の低下を抑えることができる。本実施形態では、シート部材24もファンモータ20に接触しないように設けているので、ファン20からの振動伝播をより確実に抑制できる。
【0026】
ところで、図6に示すように、本実施形態におけるダクト30はメインダクト31,上ダクト32及び下ダクト33に分割して構成されている。そのため、ダクト30の組立性に優れ、また、分解も容易にできる。ファンモータ20によりダクト30を介して作像部内の空気を吸い出す場合、ダクト30内に経時的にトナー粉が溜まってしまう。特にダクト30の吸気口Aが感光体ドラム11の近傍に位置することから、ダクト30内にトナーが吸引されることが充分に考えられる。しかし、ダクト30が分割構成され分解可能に設けられているので、ダクト内に溜まったトナー粉の掃除を容易に行うことができ、メンテナンス性を向上させることができる。本実施形態の場合、トナー粉は感光体ドラム11に近い下ダクト33部に溜まりやすいが、この滞留トナー粉は下ダクト33をメインダクトの張出し部31bから外すだけで簡単に除去することができる。
【0027】
本実施形態では、作像部10と排気ファン20とをダクト30を介して連絡するように構成した。このため、排気ファン20の配置場所の自由度が増し、装置設計が容易となった。近年のように装置小型化が要求される場合、排気ファンの配置場所も制約を受ける場合が多いが、そのような場合でも、作像部と排気ファンとをダクトを介して連絡することで、作像部における熱気を機外に排出することができる。そのとき、作像系を搭載するフレームと排気ファンが取り付けられるフレームを別物とし、ダクト部材は作像系を搭載するフレームに支持してダクト部材と排気ファンとを接触しないように設けることで、排気ファンから作像系への振動伝播を効果的に抑制することができる。
【0028】
また、本実施形態のような胴内排紙型の装置の場合、排気ファンの配置場所はさらに多くの制約を受ける。つまり、胴内排紙空間は少なくとも装置前面側を開放しなければならず、本実施形態では、装置前面と一方側の側面を開放するように構成している。そのため、開放された側と反対側の装置側面(本実施形態では右側面)には用紙の搬送路が設けられ(図2参照)、用紙搬送路側の装置側面に排気ファンを配置することができない。さらに、装置前面と一方側の側面を開放し反対側側面に用紙搬送路を設けることから、装置奥側には各種の電装部材等が配置されることになる。したがって、胴内排紙型においては排気ファンの配置場所は多くの制約を受ける。本実施形態では左側面の奥側端部に排気口21及び排気ファン20を配置している。このような排気ファンの配置形態においても、ダクト30を用いることで、作像部10と排気ファン20を連絡して作像部の熱気を排出することが可能となる。そして、上述したようなダクト30が排気ファン20に接触しないような構成とすることにより、排気ファンから作像系への振動伝播を効果的に抑制するようにしている。
【0029】
以上、本発明を上記実施形態により説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、排気ファンの配置場所は装置左側面の奥側端部に限らず、装置構成に応じて任意の場所に配置することができる。もちろん、作像部と排気ファンを連絡するダクトの形状も上記実施形態に限定されるものではない。
【0030】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の画像形成装置によれば、作像部と排気ファンの間を連絡するダクト部材を有し、そのダクト部材と排気ファンとを接触しないように設けたので、排気ファンの振動がダクト部材を介して作像部に伝播されることがなく、排気ファンの振動による画像ジターの発生を防止し、騒音の発生も抑制することができる。
【0031】
請求項2の構成により、排気ファンの配置場所に制約の多い胴内排紙型の画像形成装置において、排気ファンの配置場所の自由度を増すとともに排気ファンの振動がダクト部材を介して作像部に伝播されることを防止できる。
【0032】
請求項3の構成により、作像部の各機器を搭載する作像フレームと排気ファンが固定されるフレームを別フレームとして構成したので、作像部への排気ファンからの振動伝播をより効果的に抑制することができる。
【0033】
請求項4の構成により、ダクト部材が作像フレームに固定支持されるので、ダクト部材と作像部の位置関係を容易かつ確実に決めることができる。
請求項5の構成により、作像フレームを樹脂製フレームとすることにより、作像部の構成に適した形態の作像フレームを容易に製作でき、また、軽量化することができる。
【0034】
請求項6の構成により、作像フレームで作像部上面を覆うことにより、作像部内の空気をダクト部材を介して、より確実に排出することができる。
【0036】
請求項7の構成により、排気ファンが装置の一方側の側面の奥側端部に配置され、ダクト部材が装置の奥側壁部内に配設されるので、装置本体内の各機器の搭載に邪魔にならない場所に排気ファンを配置し、その排気ファンに作像部の熱気を導くことができる。また、胴内排紙方の装置においては胴内排紙部への影響が最も少ない場所に排気ファンを配置することができる。
【0037】
請求項8の構成により、ダクト部材が分割式構成であり分解可能に設けられているので、ダクトの組立性を向上させることができる。また、ダクトの掃除を容易に行うことができる。
【0038】
請求項9の構成により、ダクト部材が作像部内で装置前面側から奥側に延びる張出し部を有し、その張出し部に吸気口が設けられるので、装置前後方向において片寄ることなく熱気を排出することができ、作像部における熱の偏在を防止することができる。
【0039】
請求項10の構成により、吸気口が作像部の像担持体の長手方向に沿って延設されるので、像担持体周りを均一に冷却し、トナー固着を効果的に防ぐことができる。
【0040】
請求項11の構成により、吸気口が作像部の像担持体の上方近傍に位置するので、像担持体付近の冷却効果を向上させることができる。
請求項12の構成により、作像部の定着装置がダクト部材の張出し部よりも上方に位置して設けられるので、作像部の熱気排出を行うと同時に定着部の熱低下を抑制して定着不良が発生することを防止することができる。
【0041】
請求項13の構成により、ダクト部材の張出し部が下面を開放した内部空間を有し、その開放面に装着されて開放面を閉鎖する下ダクト部材を設けたので、張出し部に溜まったトナー粉等の掃除を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される画像形成装置の一例である複写装置の外観を示す斜視図である。
【図2】その複写装置の概略構成を示す正断面図である。
【図3】排気ファン装着部を詳しく示す部分拡大図である。
【図4】排気ファンとダクト部材を示す斜視図である。
【図5】ダクト部材を異なる方向から見た斜視図である。
【図6】排気ファンとダクト部材の関係を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 プリンタ部
2 給紙部
3 読取部
4 胴内排紙空間
10 作像部
11 感光体ドラム(像担持体)
15 定着装置
18 樹脂フレーム(作像フレーム)
19 金属フレーム(装置筐体)
20 排気ファンモータ
24 シート状部材
30 ダクト
31 メインダクト
31b 張出し部
32 上ダクト
33 下ダクト
A 吸気口
Claims (13)
- 作像部内の空気を排出するための排気ファンを備える画像形成装置において、
前記作像部と前記排気ファンの間を連絡するダクト部材を有し、
該ダクト部材は両端に開口部が形成され、一端側の開口は前記作像部に開口され、他端側の開口内に前記排気ファンが当該ダクトに接触しないようにはめ込まれ、
前記ダクト部材の前記他端側開口にはその全周を覆うカバー部材が装着され、該カバー部材はダクト先端から突出して前記排気ファンとオーバーラップして排気ファンの全周を覆い且つ前記排気ファンに接触しないように設けられていることを特徴とする画像形成装置。 - 画像読取部とプリンタ部の間に胴内排紙空間を配置した画像形成装置であって、前記プリンタ部の作像部内の空気を排出するための排気ファンを備える画像形成装置において、
前記作像部と前記排気ファンの間を連絡するダクト部材を有し、
該ダクト部材は両端に開口部が形成され、一端側の開口は前記作像部に開口され、他端側の開口内に前記排気ファンが当該ダクトに接触しないようにはめ込まれ、
前記ダクト部材の前記他端側開口にはその全周を覆うカバー部材が装着され、該カバー部材はダクト先端から突出して前記排気ファンとオーバーラップして排気ファンの全周を覆い且つ前記排気ファンに接触しないように設けられていることを特徴とする画像形成装置。 - 前記作像部の各機器を搭載する作像フレームと前記排気ファンが固定されるフレームを別フレームとして構成したことを特徴とする、請求項1又は2に記載の画像形成装置。
- 前記ダクト部材が前記作像フレームに固定支持されることを特徴とする、請求項3に記載の画像形成装置。
- 前記作像フレームが樹脂製フレームであることを特徴とする、請求項3に記載の画像形成装置。
- 前記作像フレームが作像部上面を覆うように設けられていることを特徴とする、請求項3に記載の画像形成装置。
- 前記排気ファンが装置の一方側の側面の奥側端部に配置され、前記ダクト部材が装置の奥側壁部内に配設されることを特徴とする、請求項1又は2に記載の画像形成装置。
- 前記ダクト部材が分割式構成であり分解可能に設けられていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の画像形成装置。
- 前記ダクト部材が前記作像部内で装置前面側から奥側に延びる張出し部を有し、該張出し部に吸気口が設けられることを特徴とする、請求項1又は2に記載の画像形成装置。
- 前記吸気口が前記作像部の像担持体の長手方向に沿って延設されることを特徴とする、請求項11に記載の画像形成装置。
- 前記吸気口が前記作像部の像担持体の上方近傍に位置することを特徴とする、請求項11に記載の画像形成装置。
- 前記作像部の定着装置が前記張出し部よりも上方に位置して設けられることを特徴とする、請求項11に記載の画像形成装置。
- 前記張出し部が下面を開放した内部空間を有し、該開放面に装着されて開放面を閉鎖する下ダクト部材を設けたことを特徴とする、請求項11に記載の画像形成装置。
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