JP2010269769A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】氷上性能を飛躍的に向上させるとともに、他性能との性能バランスを確保可能な空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】この空気入りタイヤは、トレッド部1にブロック個数密度D〜D個/mmが0.003〜0.04個/mmとなるブロック群GB1〜GB3を2以上設け、各ブロック群GB1〜GB3のうちの少なくも1つのブロック群GB2にて各ブロック4の縦幅BLを横幅BWよりもそれぞれ大きくし、残余のブロック群GB1、GB3のうち少なくとも1つのブロック群GB1、GB3にて各ブロック4の横幅BW、BWを縦幅BL、BLよりもそれぞれ大きくしたものである。
【選択図】図1

Description

この発明は、トレッド部に、溝により区画してなるブロックを多数備える空気入りタイヤに関し、より具体的には、氷上性能を飛躍的に向上させるとともに他の性能とのバランスを図ろうとするものである。
従来、空気入りタイヤでは、エッジ効果を高めることによって、氷上性能等を向上させることを目的に、図4に示すように、トレッド部100に、タイヤ周方向に延びる縦溝101やタイヤ幅方向に延びる横溝102をもってブロック103を区画形成するとともに、形成されたブロック103内に複数のサイプ104を付加することが広く一般に行われている。そして、このような従来の空気入りタイヤでは、より高い駆動、制動及び旋回性能の要求の下で、ブロック103内に多数のサイプ104を配設するため、また特に氷上性能を大きな接地面積の確保によって向上させるために、トレッド踏面内のブロック列数を3から9列と少なくするとともに各ブロック103をタイヤ周方向に長い縦長の形状としていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−192914号公報
しかしながら、上記のような従来の空気入りタイヤでは、サイプ104によって区画された分割ブロック部分103aが横長となって剛性が低くなり過ぎて、接地時に分割ブロック部分103aの倒れ込みが生じ接地性が悪化してしまうことから、近年の車両性能の向上に見合った十分な氷上性能を得ることが難しかった。また、ブロック103一つ一つの大きさが大きく、ブロック103の中央域においてはサイプ104の形成のみでは、氷上でのブレーキの際に氷面とタイヤとの間の水膜を十分除去することができず、このことからも氷上性能を飛躍的に向上させることは困難であった。また、空気入りタイヤは、氷上路面のみならず、ウェット路面やドライ路面にも使用されることを勘案すれば、氷上性能の向上ばかりでなく、ウェット路面やドライ路面での操縦安定性や耐摩耗性等の他性能とのバランスも確保する必要がある。
それゆえ、この発明は、これらの問題点を解決することを課題とするものであり、その目的は、トレッドパターンの適正化を図ることにより、氷上性能を飛躍的に向上させるとともに、他の性能とのバランスを確保可能な空気入りタイヤを提供することにある。
前記の目的を達成するため、この発明の空気入りタイヤは、トレッド部に、溝により区画される独立した複数のブロックを密集配置してなるブロック群を2つ以上設け、前記ブロック群に存在するブロックの基準ピッチ長さをPL(mm)、該ブロック群の幅をW(mm)、該基準ピッチ長さPLと該幅Wとで区画される、該ブロック群の基準区域内に存在するブロックの個数をa(個)、該基準区域内のネガティブ率をN(%)としたとき、a/{PL×W×(1−N/100)}として与えられる各ブロック群のブロック個数密度D(個/mm)をそれぞれ0.003(個/mm)以上0.04(個/mm)以下とし、2以上のブロック群のうちの少なくも1つのブロック群にて各ブロックの縦幅を横幅よりもそれぞれ大きくするとともに、残余のブロック群のうち少なくとも1つのブロック群にて各ブロックの横幅を縦幅よりもそれぞれ大きくしたことを特徴とするものである。
ここで、「ブロック群」とは、タイヤ周方向において同じ繰り返しパターンを有するブロックの集まりとして定義され、「ブロックの基準ピッチ長さ」とは、ブロック群におけるブロックのタイヤ周方向の繰り返しパターンの一又は複数単位を指すものとし、例えば1つのブロックとそのブロックに隣接する溝によってタイヤ周方向のパターンの繰り返し模様が規定されている場合は、ブロック1個分のタイヤ周方向長さと前記隣接する溝の溝幅とを加算したものをブロックの基準ピッチ長さとしても良い。また、「ブロック群の幅」とは、ブロック群をタイヤ幅方向に沿って測定した距離を指す。さらに、「ブロック個数密度」とは、基準区域内の実接地面積(基準区域内に在る全ブロックの総表面積)あたりに何個のブロックが存在するかを密度として表したものである。さらに、ブロックの「縦幅」とは、ブロックのタイヤ周方向における最大長さを指し、ブロックの「横幅」とは、ブロックのタイヤ幅方向における最大長さを指す。
この発明の空気入りタイヤにあっては、基準区域内の単位実接地面積当りのブロック個数が0.003〜0.04(個/mm)となるブロック群を設けたことから、かかるブロック群においてブロックを密集配置することができ、これによりブロックの全周縁距離(トータルエッジ)の長距離化を図ることができるので、ブロック剛性の低下を伴うことなく従来のサイプ式の冬用タイヤよりも氷上走行時に有効なエッジをより多く得ることができる。また、各ブロックの表面積を従来に比べて十分小さくすることができるので、ブロック一つ一つの接地性を向上させるとともに、ブロック表面における中央域からブロック周縁までの距離を小さくしてブロック表面中央域での水膜をブロック接地時に効率的に除去することが可能となる。そして、ブロック群ごとにブロックの縦幅と横幅との比(縦横比)を使い分けることで、目的にあった性能設定を可能とすることができるようになる。
従って、この発明の空気入りタイヤによれば、上記作用が相まって、優れた接地性及びエッジ効果の確保、ブロックによる効率的な水膜の除去、さらにはブロックの縦横比の異なるブロック群を配置することによって、氷上性能を飛躍的に向上させるとともに剛性に依存する他性能(例えば操縦安定性や耐偏摩耗性)とのバランスを図ることが可能となる。
また、この発明の空気入りタイヤにあっては、トレッド部に、少なくとも1本のタイヤ周方向に沿って直線状に延びるシースルー溝部分を含む周方向主溝を配設することが好ましい。
さらに、この発明の空気入りタイヤにあっては、少なくとも1つのブロック群にて、少なくとも1つのブロックにサイプを配設することが好ましい。
しかも、この発明の空気入りタイヤにあっては、ブロック群を3つ以上設け、そのうちの少なくも1つのブロック群にてブロックの縦幅と横幅とを等しくすることが好ましい。
この発明によれば、氷上性能を飛躍的に向上させるとともに、他性能とのバランスを確保可能な空気入りタイヤを提供することができる。
この発明に従う一実施形態の空気入りタイヤ(実施例1のタイヤ)のトレッドパターンを示した部分展開図である。 この発明に従う他の実施形態の空気入りタイヤ(実施例2のタイヤ)のトレッドパターンを示した部分展開図である。 この発明に従う他の実施形態の空気入りタイヤ(実施例3のタイヤ)のトレッドパターンを示した部分展開図である。 従来技術の空気入りタイヤ(従来例1のタイヤ)のトレッドパターンを示した部分展開図である。 比較としての空気入りタイヤ(比較例1のタイヤ)のトレッドパターンを示した部分展開図である。 比較としての空気入りタイヤ(比較例2のタイヤ)のトレッドパターンを示した部分展開図である。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。ここに、図1は、この発明に従う一実施形態の空気入りタイヤ(以下「タイヤ」という)のトレッドパターンを示した部分展開図である。なお、図中、上下方向がタイヤ周方向を示し、左右方向(赤道面Eに直交する方向)がタイヤ幅方向を示している。
この実施形態のタイヤは、図示を省略するが、左右一対のビードコア間でトロイド状に延びるカーカスと、このカーカスのクラウン部のタイヤ径方向外側に配置したベルトと、このベルトのタイヤ径方向外側に配置したトレッド部とを具える慣例に従ったタイヤ構造を有し、トレッド部に図1に示したトレッドパターンを有するものである。
図1に示すように、トレッド部1は、タイヤ幅方向に区分される第1〜3領域S〜Sを備える。第1、3領域S、Sは、トレッド端に隣接して配置され、第2領域Sは、これら第1、3領域S、Sの間に位置し、タイヤ赤道面Eを含む。第1〜3領域S〜Sは、タイヤ周方向に延びる複数本の縦溝2aと、タイヤ幅方向で隣り合う縦溝2a同士を相互に連結しつつタイヤ幅方向に延びる複数本の横溝2bと、により形成されたブロック4が等ピッチで多数設けられている。各領域S〜Sはブロック4で満たされることにより複数(ここでは3つ)のブロック群GB1、GB2、GB3が構成される。第2領域Sは、タイヤ赤道面Eから左右にそれぞれタイヤ接地幅TWの10%〜40%の領域であり、第1、3領域S、Sは、トレッド端からタイヤ幅方向内方にタイヤ接地幅TWの10%〜40%の領域である。
また、トレッド部1には、少なくとも1本(ここでは2本)のタイヤ周方向に沿って直線状に延びるシースルー溝部分を含む周方向主溝5a、5bが設けられ、上記ブロック群GB1〜GB3は周方向主溝5a、5bを境として配置され、第2領域Sのブロック群GB2と第1、3領域S、Sのブロック群GB1、GB3とは周方向主溝5a、5bによって離隔され区分されている。周方向主溝5a、5bは接地時に閉じない。
第1〜3領域S〜Sにおけるブロック4は、その表面輪郭形状が八角形に形成され、かつそれぞれ千鳥状に配置されている。第1〜3領域S〜Sにおけるブロック4の個々の大きさは図4に示す従来のパターンに比べて小さく設定され、かつブロック4の密集度は、図4に示す従来のパターンに比べて高く設定されている。
ここで、ブロック4のタイヤ周方向の基準ピッチ長さをPL、PL、PL(mm)とし(ここでは便宜上、PL〜PLを同一の値としている)、各ブロック群GB1〜GB3の幅をW、W、W(mm)とし、これらブロック4の基準ピッチ長さPL〜PLとブロック群のW〜Wとで区画される各基準区域Z、Z、Z(図中斜線で示す領域)内に存在するブロック4の個数をa、a、a(個)とし、各基準区域Z〜Z内のネガティブ率をN、N、N(%)としたとき、
Figure 2010269769
として表されるブロック個数密度D、D、D(基準区域Z〜Z内における単位実接地面積当りのブロック4の個数)はいずれも、0.003(個/mm)以上0.04(個/mm)以下である。ブロック個数密度Dは、ブロック群GBnの実接地面積(溝分を除いた面積)中の単位面積(mm)当りに何個のブロック4があるかということを密度として表現したものである。ちなみに、通常のスタッドレスタイヤの場合には、この密度Dは概ね0.002以下となる。なお、基準区域Z内に在るブロック4の個数aをカウントするに際して、ブロック4が基準区域Zの内外に跨って存在し、1個として数えることができない場合は、ブロック4の表面積に対する、基準区域内に残ったブロック4の残存面積の比率を用いて数えることとする。例えば、基準区域Zの内外に跨り、基準区域Z内にその半分しか存在しないブロック4の場合は、1/2個と数えることができる。
またここでは、2以上のブロック群のうちの少なくとも1つ(ここでは1つ)のブロック群GB2にて各ブロック4の縦幅BLは横幅BWよりもそれぞれ大きく(BL>BW)、残余のブロック群GB1、GB3にて各ブロック4の横幅BW、BWは縦幅BL、BLよりもそれぞれ大きい(BW>BL、BW>BL)。
この実施形態のタイヤにあっては、第1〜3領域S〜Sにて、ブロック4を密集配置したことの効果により氷上性能が向上する。ブロック群GB1〜GB3においてブロック個数密度D〜Dが0.003(個/mm)未満の場合は、サイプの形成なしには、高いエッジ効果の実現が難しく、一方、ブロック個数密度D〜Dが0.04(個/mm)を超えるとブロック4が小さくなり過ぎて所要のブロック剛性の実現が難しい。またブロック個数密度D〜Dを、0.0035〜0.03個/mmの範囲内とすれば、ブロック剛性とエッジ効果との両立をより高い次元で達成することができる。従来のタイヤでは、比較的大きなブロックに多数のサイプを形成することで氷上性能を確保していたが、この手法の場合、サイプ間の分割ブロック部分での倒れ込みが生じブロックを均一に接地させることが困難であったため、氷上性能の向上には一定の限界があった。これに対し、この発明では、ブロック個数密度D〜Dを所定範囲内としブロック4を多数密集配置したことで、サイプ式の冬用タイヤよりもトータルエッジ成分を長くでき高いエッジ効果が得られる。
また、従来型の比較的大きなブロックにサイプを形成する構成では、ブロック表面中央域に対応する氷面部分の水膜を除去し難いという問題があったが、ブロック表面積の小さなブロック4とすることで、ブロック表面の中央域から周縁までの距離を短くすることができ、除水性を効率的に高めることが可能となった。
しかし、各領域S〜Sに必要とされる剛性分布はそれぞれ目標性能によって異なるから、各ブロック群間にてブロック4の形状、より詳細には、ブロック4の縦横比(縦幅と横幅の比率)を同じくすると、氷上性能とそれ以外の他性能とのバランスを確保し難くなる。そのため、本願発明では、トレッド部1に複数のブロック群GB1〜GB3を設けるとともに、ブロック群GB1〜GB3ごとにブロック剛性に起因する性能を使い分けることで氷上性能と他性能とのバランスの確保に成功した。
つまり、図1に示すトレッドパターンの場合、タイヤ赤道面Eを含むトレッド中央付近に、横幅BWよりも縦幅BLの大きいブロック4を配置することで、タイヤ周方向における剛性を大きくでき、ドライ・ウェット路面でのハンドリング性能を向上することができる。一方、トレッド端近傍に、縦幅BL、BLよりも横幅BW、BWの大きいブロック4を配置することで、トレッド両側区域の横方向におけるブロック剛性を大きくでき、ドライ・ウェット路面での操縦安定性向上とショルダー域の耐偏摩耗性を向上できる。
なお、この実施形態のタイヤにあっては、トレッド部1に、タイヤ周方向に延びる周方向主溝5a、5bを配設したことから、排水性能の向上に加えて、かかる周方向主溝5a、5bによって第2領域Sのブロック群GB2と第1、3領域S、Sのブロック群GB1、GB3とを離隔、区分でき、トレッド部1内でより明確に各ブロック群GB1〜GB3による機能を分離できるので、目標性能の確保がより確実となる。
また、この実施形態のタイヤによれば、第1〜3領域S〜Sのブロック群GB1〜GB3においてブロック4を千鳥状に配置したことから、タイヤ転動時に、より多くのブロック4の形成下で、それぞれのエッジを逐次作用させることができるので、エッジ効果をより一層効果的に発揮させることが可能となる。また、ブロック4を千鳥状に配置することで、タイヤ幅方向に隣接するブロック4の相互間で路面への接地タイミングをずらすことができ、パターンノイズも低減することができる。さらに、このようにブロック4を千鳥状に配置することにより、ブロック4の高い密集配置を容易に実現することができる。また、ブロック4をタイヤ周方向に千鳥状に配置するとともに、ブロック個数密度D〜Dを高く設定して、ブロック4に高負荷が加わった際に隣り合うブロック4同士で支え合うようにすることもでき、これによれば、ブロック4の剛性をさらに高めて氷上性能を一層向上させることが可能となる。
次いで、この発明の他の実施形態について説明する。図2は、この発明に従う他の実施形態のタイヤのトレッドパターンを示した部分展開図である。なお、図1のタイヤと同一の部材には同一の符号を付し、その説明を省略する。
図2に示す実施形態のトレッドパターンは、トレッド部1に車両への装着姿勢にて車両内側となる第1領域Sと車両への装着姿勢にて車両外側となる第2領域Sとを設け、第1領域Sでは、ブロック4の縦幅BLを横幅BWよりも大きくする(BL>BW)一方、第2領域Sでは、ブロックの横幅BWを縦幅BLよりも大きくしたものである(BW>BL)。第1、2領域S、Sのブロック群GB1、GB2のブロック個数密度D、Dはいずれも、0.003個/mm以上0.04個/mm以下である。また、第1、2領域S、S間には、タイヤ周方向に沿って延びる周方向主溝5aが配置されている。
この実施形態のトレッドパターンによれば、氷上性能の向上に加えて、コーナリング時に大きい横力が発生することとなる車両外側の領域Sの横方向剛性を大きくすることができるので、コーナリング性と耐偏摩耗性を向上でき、車両内側の領域Sは周方向剛性を大きくすることができるので、耐偏摩耗性能の向上とトラクション・ブレーキ性能を向上できる。
次いで、この発明の他の実施形態について説明する。図3は、この発明に従う他の実施形態のタイヤのトレッドパターンを示した部分展開図である。なお、図1のタイヤと同一の部材には同一の符号を付し、その説明を省略する。
図3に示す実施形態のトレッドパターンは、図1のトレッドパターンの少なくとも1つ(ここでは全て)のブロック群GB1〜GB3のブロック4に、タイヤ幅方向に沿って延びる複数のサイプ7を設けたものである。ブロック群GB1、GB3では、各ブロック4に配設するサイプ7の本数はそれぞれ2本とし、ブロック群GB2では、各ブロック4に配設するサイプ7の本数はそれぞれ3本とする。
この実施形態のタイヤによれば、各ブロック群GB1〜GB3のブロック4にサイプ7を配設したことにより、氷雪上性能をさらに向上できる。またこの実施形態のように、縦幅BLが横幅BWよりも大きいブロック4(ブロック群GB2のブロック4)には、横幅BW、BWが縦幅BL、BLよりも大きいブロック4(ブロック群GB1、GB3のブロック4)に比べて幅方向に延びるサイプ7を多く配設することで、氷雪上性能に有効なエッジを多く設定することができる。
以上、この発明を実施形態とともに説明してきたが、この発明において、各ブロック群GBnにおけるネガティブ率Nは5%〜50%とすることが好ましい。各ブロック群GBnにおけるネガティブ率Nが5%未満の場合は、溝面積が小さ過ぎ、排水性が不十分となる他、ブロック4一つ一つの大きさが大きくなり過ぎて本発明が狙いとするところのエッジ効果の実現が難しく、一方、50%を超えると接地面積が小さくなり過ぎ、所望の氷上性能の達成が困難となるおそれがある。
また、上述したところはこの発明の実施形態の一部を示したにすぎず、この発明の趣旨を逸脱しない限り、これらの構成を相互に組み合わせたり、種々の変更を加えたりすることができる。例えば、上記実施形態ではトレッド部をタイヤ幅方向に複数の領域に区分するとして説明したがタイヤ周方向やその他の方向に複数の領域に区分することができる。また、ブロック4の表面輪郭形状は八角形に限らず、円形、楕円形、他の多角形、不規則な閉鎖形状とすることができる。また、上記実施形態では、トレッド部に周方向主溝を設けると説明したが、これに代えて又はこれとともにタイヤ幅方向に対して傾斜して延びる傾斜横溝(図示省略)を設け、さらにこの傾斜横溝をもって隣接する複数のブロック群を区分しても良い。このようにすれば、ハイドロプレーニング性能も向上させることができる。なお、ここでいう「傾斜横溝」とは、同一ブロック群内でのブロック間の最小距離よりも幅が広く、かつブロックの最大幅よりも長い長さでタイヤ幅方向に対して傾斜して延びる溝のことである。さらに、周方向主溝としてはタイヤ周方向に直線状に延びるシースルー溝部分を有するものであれば特に限定はなく、例えば溝全体として波状に湾曲しながら延在するものとすることができる。しかも、図示は省略するが、トレッド部にブロック群を3つ以上設け、そのうちの少なくとも1つのブロック群にてブロックの縦幅と横幅とを等しくすることが好ましく、これによれば、小さなブロックを密集配置してなるブロック群の本来の特徴である、氷上でのブレーキ・トラクション性能の向上をより確実としつつ、その他の部分で上記のようなドライ・ウェット路面での操縦安定性を確保することができる。
次に、この発明に従う実施例1〜3のタイヤ、従来技術に従う従来例1のタイヤ及び比較例1、2のタイヤをそれぞれ試作し、氷上性能及びその他の性能(操縦安定性能、耐摩耗性)についての評価を行ったので、以下説明する。
実施例1のタイヤは、図1に示すトレッドパターンをトレッド部に有する、205/55R16サイズの乗用車用ラジアルタイヤである。トレッド部1の幅TWは190mmである。実施例1のタイヤは、第1、3領域Sのブロック群GB1、GB3において、ブロック4の横幅BW、BWが縦幅BL、BLよりも大きく(BW>BL、BW>BL)、第2領域Sのブロック群GB2において、ブロック4の縦幅BLが横幅BWよりも大きい(BL>BW)。ブロック個数密度D〜D3はいずれも、0.003個/mm以上0.04個/mm以下の範囲内である。また、周方向主溝5a、5bの溝幅W5a、W5bはいずれも10mmである。実施例1のタイヤにおける詳細な諸元は表1に示すとおりである。
実施例2のタイヤは、図2に示すトレッドパターンをトレッド部に有する、205/55R16サイズの乗用車用ラジアルタイヤである。実施例2のタイヤは、車両への装着姿勢にて車両内側となる第1領域Sのブロック群GB1において、ブロック4の縦幅BLが横幅BWよりも大きく(BL>BW)、車両への装着姿勢にて車両外側となる第2領域Sのブロック群GB2において、ブロック4の横幅BWが縦幅BLよりも大きい(BW>BL)。第1、2領域S、Sのブロック群GB1、GB2のブロック個数密度D、Dは0.003個/mm以上0.04個/mm以下の範囲内である。また、周方向主溝5aの溝幅W5aは10mmである。実施例2のタイヤにおける詳細な諸元は表1に示すとおりである。
実施例3のタイヤは、図3に示すトレッドパターンをトレッド部に有する、205/55R16サイズの乗用車用ラジアルタイヤである。実施例1のタイヤと基本的な構成は同じものの、各ブロック4にサイプ7を配設したものである。各ブロック4に配設されるサイプ7の本数は、第1、3領域S、Sのブロック群GB1、GB3において2本(サイプ間隔は5mm)であり、第2領域Sのブロック群GB2において3本(サイプ間隔は5mm)である。ブロック個数密度D1、はいずれも0.003個/mm以上0.04個/mm以下の範囲内である。実施例3のタイヤにおける詳細な諸元は表1に示すとおりである。
比較のため、205/55R16サイズの乗用車用ラジアルタイヤであり、トレッド部全体のネガティブ率が31.9%である図4に示すトレッドパターンを有する従来例1のタイヤ及びトレッド部全体のネガティブ率が32.6%である図5に示すトレッドパターンを有する比較例1のタイヤを併せて試作した。従来例1のタイヤは、トレッド部100に、タイヤ周方向に延びる縦溝101と、この縦溝101に直交して延びる横溝102とによって複数の長方形のブロック103が区画形成されている。縦溝101は、幅が3mm、深さが8.5mmであり、横溝102は、幅が7.9mm、深さが8.5mmである。また各ブロック103には直線状に延びるサイプ104がそれぞれ3本形成されている。比較例1のタイヤは、トレッド部100に、タイヤ周方向に延びる縦溝101と、この縦溝101に直交して延びる横溝102とによって複数の長方形のブロック103が区画形成されている。縦溝101は、幅が1.2mm、深さが8.5mmであり、横溝102は、幅が4.5mm、深さが8.5mmである。また各ブロック103には直線状に延びるサイプ104がそれぞれ2本形成されている。その他の諸元を表1に示す。
さらに比較のため、205/55R16サイズの乗用車用ラジアルタイヤであり、トレッド部に図6に示すトレッドパターンを有する比較例2のタイヤについても併せて試作した。このタイヤは、トレッド部1にブロック個数密度Dが0.003〜0.04個/mmの範囲内であるブロック群Gを配置したものである。各ブロック4の形状は正八角形である。その他の諸元を表1に示す。
Figure 2010269769
(性能評価)
上記各供試タイヤについて、サイズ6.5J×16のリムに組み付け、内圧220kPa(相対圧)として車両に装着し、以下の試験を行って性能を評価した。
(1)氷上でのブレーキ性能評価試験
氷上でのブレーキ性能は、氷板路面上を時速20km/hからフル制動したときの制動距離を測定し、その測定した距離から評価した。その評価結果を表2に示す。表2中の評価は、従来例1の結果を100とし実施例1〜3のタイヤ及び比較例1、2のタイヤについて指数で表したものであり、数値が大きいほど氷上でのブレーキ性能が良好であることを示す。
(2)ドライ路面上での操縦安定性
ドライ状態のサーキットコースを各種走行モードでスポーツ走行し、テストドライバーのフィーリングにより評価した。その評価結果を表2に示す。表2中の評価は、従来例1の結果を100とし実施例1〜3のタイヤ及び比較例1、2のタイヤについて指数で表したものであり、数値が大きいほどドライ時の操縦安定性が良好であることを示す。
(3)ウェット路面上での操縦安定性
ウェット状態のサーキットコースを各種走行モードでスポーツ走行し、テストドライバーのフィーリングにより評価した。その評価結果を表2に示す。表2中の評価は、従来例1の結果を100とし実施例1〜3のタイヤ及び比較例1、2のタイヤについて指数で表したものであり、数値が大きいほどウェット時の操縦安定性が良好であることを示す。
(4)ショルダー域耐摩耗性
ドライ状態の一般路を各種走行モードにて走行し、5000km走行時のトレッド端近傍の残溝深さを測定し、その測定した残溝深さから指数評価した。その評価結果を表2に示す。表2中の評価は、従来例1の結果を100とし実施例1〜3のタイヤ及び比較例1、2のタイヤについて指数で表したものであり、数値が大きいほどトレッド部のショルダー域の耐摩耗性が良好であることを示す。
Figure 2010269769
表2に示す評価結果から、この発明の適用により、氷上性能の飛躍的な向上に加えて、他の性能とのバランスを図ることが可能であることがわかる。特に、実施例1のタイヤは、氷上性能の向上に加えて、ドライ・ウェット路面での操縦安定性を特に向上させることができ、実施例2のタイヤはショルダー域の耐摩耗性に有効である。さらに、実施例3のタイヤは、他性能を確保しつつ、氷上ブレーキ性能を最も向上させることができる。
この発明によって、氷上性能を飛躍的に向上させるとともに、他性能とのバランスを確保可能な空気入りタイヤを提供することが可能となった。
1 トレッド部
2a 縦溝
2b 横溝
4 ブロック
5a、5b、5c 周方向主溝
B1〜GB3 ブロック群
PL〜PL ブロックの基準ピッチ長さ
〜W ブロック群の幅
〜Z 基準区域
7 サイプ

Claims (4)

  1. トレッド部に、溝により区画される独立した複数のブロックを密集配置してなるブロック群を2つ以上設け、
    前記ブロック群に存在するブロックの基準ピッチ長さをPL(mm)、該ブロック群の幅をW(mm)、該基準ピッチ長さPLと該幅Wとで区画される、該ブロック群の基準区域内に存在するブロックの個数をa(個)、該基準区域内のネガティブ率をN(%)としたとき、a/{PL×W×(1−N/100)}として与えられる各ブロック群のブロック個数密度D(個/mm)をそれぞれ0.003(個/mm)以上0.04(個/mm)以下とし、
    2以上のブロック群のうちの少なくも1つのブロック群にて各ブロックの縦幅を横幅よりもそれぞれ大きくするとともに、残余のブロック群のうち少なくとも1つのブロック群にて各ブロックの横幅を縦幅よりもそれぞれ大きくしたことを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記トレッド部に、少なくとも1本のタイヤ周方向に沿って直線状に延びるシースルー溝部分を含む周方向主溝を配設してなる、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 少なくとも1つのブロック群にて、少なくとも1つのブロックにサイプを配設してなる、請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記ブロック群を3つ以上設け、そのうちの少なくも1つのブロック群にてブロックの縦幅と横幅とを等しくした、請求項1〜3の何れか一項に記載の空気入りタイヤ。
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