JP2010269715A - 鞍乗型車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】エアクリーナの構造を簡素化して、製造コストを削減することができる鞍乗型車両を提供する。
【解決手段】前バンク72F,73F,74Fと後バンク72R,73R,74Rとの間に配置される吸気通路51,52の車幅方向外側に接続されるエアクリーナ60を備え、エアクリーナ60は、エアクリーナケース70と、エアクリーナケース70内に収納されるエアクリーナエレメント80と、を備え、エアクリーナケース70のエアクリーナエレメント80を挟んだ車両前後方向両側に吸気ダクト74F,74Rを設ける。
【選択図】図4

Description

本発明は、鞍乗型車両に関し、詳細には、鞍乗型車両のエアクリーナに関する。
従来の鞍乗型車両として、エアクリーナとその下流側に繋がる吸気室をV型エンジンの左右に分けて配置し、エアクリーナと吸気室との間を、前バンクと後バンクとの間に配置される吸気ダクトによって接続するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、従来の鞍乗型車両として、V型エンジンのVバンク空間の上方と左右両側にセンターエアクリーナとサイドエアクリーナを配置し、センターエアクリーナとVバンク空間との間にスロットルボディを配置し、センターエアクリーナをスロットルボディを介して各シリンダの吸気ポートに接続すると共に、サイドエアクリーナを吸気ダクトを介してセンターエアクリーナに接続し、サイドエアクリーナに外部に通じる吸気口がVバンク空間側に臨ませて形成されるものが知られている(例えば、特許文献2参照)。
特許第2712014号公報 特開2006−264470号公報
ところで、上記特許文献1及び2に記載の鞍乗型車両では、エアクリーナの吸気容量は確保できるものの、エアクリーナの構造が複雑になってしまい、製造コストが増加してしまっていた。
本発明は、かかる事情を考慮したものであり、その目的は、エアクリーナの構造を簡素化して、製造コストを削減することができる鞍乗型車両を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、前輪と後輪との間に配置され、クランクケースから前上方に延びる前バンクと、クランクケースから後上方に延びる後バンクと、を有するV型エンジンを備える鞍乗型車両において、前バンクと後バンクとの間に配置される吸気通路と、吸気通路の車幅方向外側に接続されるエアクリーナと、を備え、エアクリーナは、エアクリーナケースと、エアクリーナケース内に収納されるエアクリーナエレメントと、を備え、エアクリーナケースのエアクリーナエレメントを挟んだ車両前後方向両側に吸気ダクトを設けることを特徴とする鞍乗型車両。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明の構成に加えて、エアクリーナケースは、車両側面視において、車両前方側の円弧が大きく、車両後方側の円弧が小さい略流線形状(所謂、ティアドロップ形状)であり、エアクリーナケースの後端部に、吸気ダクトの内の後側吸気ダクトを配置することを特徴とすることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明の構成に加えて、吸気ダクトは、車両側面視において、前バンク及び後バンクの車幅方向外方に配置されることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の発明の構成に加えて、吸気ダクトの内の前側吸気ダクトの向きは、車両上下方向に延び、後側吸気ダクトの向きは、車幅方向に延びることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項2又は3に記載の発明の構成に加えて、前側吸気ダクトは、エアクリーナケースの下側から吸気し、後側吸気ダクトは、エアクリーナケースの車幅方向内側から吸気することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項2〜5のいずれかに記載の発明の構成に加えて、エアクリーナエレメントは、車両側面視において、車両前後方向で非対称な形状に形成されることを特徴とする。
請求項1に記載の鞍乗型車両によれば、前バンクと後バンクとの間に配置される吸気通路と、吸気通路の車幅方向外側に接続されるエアクリーナと、を備え、エアクリーナは、エアクリーナケースと、エアクリーナケース内に収納されるエアクリーナエレメントと、を備え、エアクリーナケースのエアクリーナエレメントを挟んだ車両前後方向両側に吸気ダクトを設けるため、エアクリーナの構造を簡素化することができ、製造コストを削減することができる。また、吸気ダクトがエアクリーナエレメントを挟んで車両前後方向両側に設けられるため、エアクリーナエレメント全体を有効的に活用することができる。
請求項2に記載の鞍乗型車両によれば、エアクリーナケースは、車両側面視において、車両前方側の円弧が大きく、車両後方側の円弧が小さい略流線形状(所謂、ティアドロップ形状)であり、エアクリーナケースの後端部に、吸気ダクトの内の後側吸気ダクトを配置するため、略流線形状(ティアドロップ形状)のエアクリーナケースの後端部というデッドスペースを有効に利用することができる。
請求項3に記載の鞍乗型車両によれば、吸気ダクトは、車両側面視において、前バンク及び後バンクの車幅方向外方に配置されるため、吸気ダクトの入り口が外部に露出しないので、車両の外観性を向上することができ、エアクリーナケースへのゴミや水などの浸入を防止することができる。
請求項4に記載の鞍乗型車両によれば、吸気ダクトの内の前側吸気ダクトの向きは、車両上下方向に延び、後側吸気ダクトの向きは、車幅方向に延びるため、エアクリーナケースへのゴミや水などの浸入を更に防止することができる。
請求項5に記載の鞍乗型車両によれば、前側吸気ダクトは、エアクリーナケースの下側から吸気し、後側吸気ダクトは、エアクリーナケースの車幅方向内側から吸気するため、エアクリーナケースへのゴミや水などの浸入を更に防止することができる。
請求項6に記載の鞍乗型車両によれば、エアクリーナエレメントは、車両側面視において、車両前後方向で非対称な形状に形成されるため、エアクリーナケースの形状に合わせてエアクリーナエレメントを大きくすることができるので、エアクリーナエレメントのろ過面積を増加することができる。
本発明に係る鞍乗型車両の一実施形態を説明するための右側面図である。 図1に示すエアクリーナの周辺の拡大右側面図である。 図1に示すエアクリーナの周辺の拡大平面図である。 図2に示すエアクリーナからフタ部材を取り外した状態の拡大右側面図である。 図4に示すエアクリーナからエアクリーナエレメント及びダクト形成用フタ部を取り外した状態の拡大右側面図である。 図2に示すエアクリーナのA−A線矢視断面図である。
以下、本発明に係る鞍乗型車両の一実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとし、以下の説明において、前後、左右、上下は、運転者から見た方向に従い、図面に車両の前方をFr、後方をRr、左側をL、右側をR、上方をU、下方をD、として示す。
本実施形態の自動二輪車(鞍乗型車両)10は、図1に示すように、車体フレーム11を、前端に設けられるヘッドパイプ12と、ヘッドパイプ12から後方且つ下方に延びる左右一対のメインフレーム13と、ヘッドパイプ12から下方そして後方に延びる左右一対のダウンフレーム14と、左右一対のメインフレーム13及び左右一対のダウンフレーム14の後端部に連結される左右一対のピボットプレート15と、左右一対のピボットプレート15の上端部に連結され後方に延びる左右一対のリヤフレーム16と、ダウンフレーム14の前端部とメインフレーム13の中間部との間を連結する補強フレーム17と、から構成し、メインフレーム13、ダウンフレーム14、及びピボットプレート15にエンジン40が取り付けられる。
また、自動二輪車10は、ヘッドパイプ12に操向自在に支持されるフロントフォーク21と、フロントフォーク21の下端部に回転可能に支持される前輪WFと、フロントフォーク21の上端部に取り付けられる操舵用のハンドル22と、ピボットプレート15に揺動可能に支持されるスイングアーム23と、スイングアーム23の後端部に回転可能に支持される後輪WRと、スイングアーム23とメインフレーム13との間を揺動可能に連結するクッションユニット24と、フロントフォーク21の上部前方に取り付けられるヘッドライト25と、メインフレーム13の上方に取り付けられる燃料タンク26と、燃料タンク26の後方且つリヤフレーム16の上方に取り付けられる運転者シート27及び同乗者シート28と、を備える。なお、図1中の符号31はリヤウィンカ、32はテールライトである。
エンジン40は、水冷式のV型2気筒エンジンであって、図1及び図2に示すように、クランクケース41と、クランクケース41の前方上端部に前傾させて取り付けられる前側シリンダブロック42Fと、クランクケース41の前方上端部に後傾させて取り付けられる後側シリンダブロック42Rと、前側及び後側シリンダブロック42F,42Rの上端部に取り付けられる前側及び後側シリンダヘッド43F,43Rと、前側及び後側シリンダヘッド43F,43Rの上部開口を覆う前側及び後側シリンダヘッドカバー44F,44Rと、を備える。そして、前側シリンダブロック42F、前側シリンダヘッド43F、及び前側シリンダヘッドカバー44Fにより前バンクが構成され、後側シリンダブロック42R、後側シリンダヘッド43R、及び後側シリンダヘッドカバー44Rにより後バンクが構成されている。
また、図3に示すように、前側シリンダヘッド43Fの後部及び後側シリンダヘッド43Rの前部に形成される不図示の吸気ポートには、吸気管51を介してスロットルボディ52が接続され、このスロットルボディ52の車幅方向外端部(本実施形態では右端部)には、ベルマウス形状の吸気ファンネル53及びエアクリーナ60が接続されている。また、本実施形態では、吸気管51及びスロットルボディ52により吸気通路が構成されており、この吸気通路は、前バンクである前側シリンダヘッド43Fと後バンクである後側シリンダヘッド43Rとの間に配置されている。
エアクリーナ60は、図2〜図6に示すように、スロットルボディ52の右端部に接続されるエアクリーナケース70と、エアクリーナケース70内に収納されるエアクリーナエレメント80と、を備える。
エアクリーナケース70は、図2〜図4に示すように、ケース本体71と、ケース本体71の開口を閉塞するフタ部材72と、を備え、車両側面視において、車両前方側の円弧が大きく、車両後方側の円弧が小さい略流線形状(所謂、ティアドロップ形状)に形成されている。
エアクリーナエレメント80は、図4及び図5に示すように、車両側面視において、車両前後方向で非対称な形状、具体的には、車両前方側が略四角形で、車両後方側が円形状の側面視略逆D字状に形成される。そして、エアクリーナエレメント80は、ケース本体71の略中央に形成される同じく側面視略逆D字状のエレメント支持枠部73に嵌合支持されている。
また、ケース本体71は、図4〜図6に示すように、エアクリーナエレメント80を挟んだ車両前後方向両側に、エアクリーナエレメント80内に外部の空気を導く前側吸気ダクト74F及び後側吸気ダクト74Rが設けられる。
また、本実施形態では、図4及び図5に示すように、前側吸気ダクト74F及び後側吸気ダクト74Rは、車両側面視において、前バンクである前側シリンダヘッド43F及び後バンクである後側シリンダヘッド43Rの車幅方向外方に配置されている。
前側吸気ダクト74Fは、図4〜図6に示すように、ケース本体71の前端部に形成されるダクト形成用凹部75と、ダクト形成用凹部75の外側を覆うダクト形成用フタ部76と、から構成される。また、ダクト形成用凹部75の下端部には、下方に向けて開口する前側吸気口77Fが形成されている。これにより、前側吸気ダクト74Fは、その向きが車両上下方向に延び、前側吸気口77Fを介してエアクリーナケース70の下側から吸気することが可能となり、エンジン40の近傍にあっても走行風を取り入れることができる。
後側吸気ダクト74Rは、図4〜図6に示すように、ケース本体71の後端部に形成される略半円形のドーム状の凸部から構成され、その車幅方向内端部には、車幅方向内方に向けて開口する後側吸気口77Rが形成される。これにより、後側吸気ダクト74Rは、その向きが車幅方向に延び、後側吸気口77Rを介してエアクリーナケース70の車幅方向内側から吸気することが可能となる。また、本実施形態においては、前側吸気ダクト74Fの前側吸気口77Fの方が、後側吸気ダクト74Rの後側吸気口77Rに比べて大きくなっている。
また、本実施形態では、図3及び図6に示すように、エンジン40を挟んでエアクリーナ60の車幅方向反対側、即ち、エンジン40の左側に、スロットルグリップの操作量を検出し、その検出信号をスロットルボディ52のスロットル弁52aを駆動する制御モータ52bに送信し、スロットル弁52aを上記操作量に応じて駆動させるアクセルポジションセンサ(APS:Accelerator Position Sensor)90が配置されている。また、このアクセルポジションセンサ90は、V型2気筒エンジン40の前側シリンダヘッド43Fと後側シリンダヘッド43RのVバンク間で、吸気管51から延びる不図示のステーに固定され、サーモスタット91と共に補機カバー92内に収納されている。
以上説明したように、本実施形態の鞍乗型車両10によれば、前側シリンダヘッド43Fと後側シリンダヘッド43Rとの間に配置されるスロットルボディ52と、スロットルボディ52の車幅方向外側に接続されるエアクリーナ60と、を備え、エアクリーナ60は、エアクリーナケース70と、エアクリーナケース70内に収納されるエアクリーナエレメント80と、を備え、エアクリーナケース70のケース本体71のエアクリーナエレメント80を挟んだ車両前後方向両側に、前側吸気ダクト74Fと後側吸気ダクト74Rを設けるため、エアクリーナ60の構造を簡素化することができ、製造コストを削減することができる。また、前側吸気ダクト74Fと後側吸気ダクト74Rがエアクリーナエレメント80を挟んで車両前後方向両側に設けられるため、エアクリーナエレメント80全体を有効的に活用することができる。
また、本実施形態の鞍乗型車両10によれば、エアクリーナケース70は、車両側面視において、車両前方側の円弧が大きく、車両後方側の円弧が小さい略流線形状(所謂、ティアドロップ形状)であり、エアクリーナケース70の後端部に後側吸気ダクト74Rを配置するため、略流線形状(ティアドロップ形状)のエアクリーナケース70の後端部というデッドスペースを有効に利用することができる。
また、本実施形態の鞍乗型車両10によれば、前側吸気ダクト74F及び後側吸気ダクト74Rは、車両側面視において、前側シリンダヘッド43F及び後側シリンダヘッド43Rの車幅方向外方に配置されるため、前側吸気ダクト74F及び後側吸気ダクト74Rの吸気口77F,77Rが外部に露出しないので、車両10の外観性を向上することができ、エアクリーナケース70へのゴミや水などの浸入を防止することができる。
また、本実施形態の鞍乗型車両10によれば、前側吸気ダクト74Fの向きは、車両上下方向に延び、後側吸気ダクト74Rの向きは、車幅方向に延びるため、エアクリーナケース70へのゴミや水などの浸入を更に防止することができる。
また、本実施形態の鞍乗型車両10によれば、前側吸気ダクト74Fは、エアクリーナケース70の下側から吸気し、後側吸気ダクト74Rは、エアクリーナケース70の車幅方向内側から吸気するため、エアクリーナケース70へのゴミや水などの浸入を更に防止することができる。
また、本実施形態の鞍乗型車両10によれば、エアクリーナエレメント80は、車両側面視において、車両前後方向で非対称な形状、具体的には、車両前方側が略四角形で、車両後方側が円形状の側面視略D字状に形成されるため、エアクリーナケース70の形状に合わせてエアクリーナエレメント80を大きくすることができるので、エアクリーナエレメント80のろ過面積を増加することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に例示したものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
例えば、上記実施形態では、車両右側にエアクリーナ、車両左側にアクセルポジションセンサを配置したが、これに限定されず、車両左側にエアクリーナ、車両右側にアクセルポジションセンサを配置するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、エアクリーナケースは、略流線形状(ティアドロップ形状)であるが、これに限定されず、楕円形状や長円形状などであってもよい。
10 自動二輪車(鞍乗型車両)
40 エンジン
41 クランクケース
42F 前側シリンダブロック(前バンク)
42R 後側シリンダブロック(後バンク)
43F 前側シリンダヘッド(前バンク)
43R 後側シリンダヘッド(後バンク)
44F 前側シリンダヘッドカバー(前バンク)
44R 後側シリンダヘッドカバー(後バンク)
51 吸気管(吸気通路)
52 スロットルボディ(吸気通路)
60 エアクリーナ
70 エアクリーナケース
74F 前側吸気ダクト
74R 後側吸気ダクト
80 エアクリーナエレメント
WF 前輪
WR 後輪

Claims (6)

  1. 前輪と後輪との間に配置され、クランクケースから前上方に延びる前バンクと、前記クランクケースから後上方に延びる後バンクと、を有するV型エンジンを備える鞍乗型車両において、
    前記前バンクと前記後バンクとの間に配置される吸気通路と、前記吸気通路の車幅方向外側に接続されるエアクリーナと、を備え、
    前記エアクリーナは、エアクリーナケースと、前記エアクリーナケース内に収納されるエアクリーナエレメントと、を備え、
    前記エアクリーナケースの前記エアクリーナエレメントを挟んだ車両前後方向両側に吸気ダクトを設けることを特徴とする鞍乗型車両。
  2. 前記エアクリーナケースは、車両側面視において、車両前方側の円弧が大きく、車両後方側の円弧が小さい略流線形状であり、
    前記エアクリーナケースの後端部に、前記吸気ダクトの内の後側吸気ダクトを配置することを特徴とすることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗型車両。
  3. 前記吸気ダクトは、車両側面視において、前記前バンク及び前記後バンクの車幅方向外方に配置されることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗型車両。
  4. 前記吸気ダクトの内の前側吸気ダクトの向きは、車両上下方向に延び、
    前記後側吸気ダクトの向きは、車幅方向に延びることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗型車両。
  5. 前記前側吸気ダクトは、前記エアクリーナケースの下側から吸気し、
    前記後側吸気ダクトは、前記エアクリーナケースの車幅方向内側から吸気することを特徴とする請求項2又は3に記載の鞍乗型車両。
  6. 前記エアクリーナエレメントは、車両側面視において、車両前後方向で非対称な形状に形成されることを特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載の鞍乗型車両。
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