JP2010261656A - 加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】主電源スイッチと、加熱指示するスイッチをともに静電容量式タッチキーで構成し、かつ安全性の向上または待機電力の削減を実現すること。
【解決手段】静電容量式タッチキーである電源スイッチ5のオンオフを検知して電源オン状態と電源オフ状態を交互に切り替える電源スイッチ検知手段7と、静電容量式タッチキーである加熱指示スイッチ6のオンオフ状態を検知して加熱手段2bの出力に関する設定を変更する加熱スイッチ検知手段8を異なる部品で構成し分離することにより、何れか一方が誤動作(暴走)しても他方で加熱停止できるようにして安全性を向上し、電源オフ状態のときは電源スイッチ検知手段7のみ駆動して待機電力を削減する。
【選択図】図1

Description

本発明は、一般キッチンや業務用等に用いられる加熱調理器に関するものである。
近年、この種の加熱調理器、特に、誘導加熱調理器は安全・清潔・高効率という優れた特徴が認知され、普及されている。そして、機器の上面にあたるトッププレートに静電容量式のタッチキーを設けて調理時の操作性を向上させたものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、機器の主電源をオンオフするためのスイッチとしては、ロッカースイッチ(シーソースイッチ)、プッシュスイッチ、タクトスイッチといった機械的なスイッチの他、前記静電容量式のタッチキーで実現しているものもある。
特開2007−40657号公報
しかしながら、前記従来の構成では、加熱調理器の主電源をオンオフするスイッチと、加熱の入切りや加熱量を指示するスイッチをともに静電容量式のタッチキーで構成し、かつ、これらのスイッチのオンオフ検知を同一部品(IC)で行う場合、前記部品(IC)が暴走等の誤動作を起こしてしまうと加熱停止する術がない、あるいは、前記部品(IC)は比較的高機能であるが故に消費電流が比較的大きく、主電源をオフし機器を使用していないときの消費電力(待機電力)が大きくなってしまうという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、機器の主電源をオンオフするスイッチと、加熱の入り切りや加熱量を指示するスイッチをともに静電容量式のタッチキーで構成し、かつ、安全性の向上または待機電力の削減を実現した加熱調理器を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の加熱調理器は、トッププレートに設けた、主電源をオンオフするための電源スイッチと加熱手段の出力に関する指示を行うスイッチを含む複数の静電容量式タッチキーと、前記電源スイッチのオンオフを検知して電源オン状態と電源オフ状態を交互に切り替える電源スイッチ検知手段と、前記加熱手段の出力に関する指示を行うスイッチのオンオフ状態を検知して、前記加熱手段の出力に関する設定を変更する加熱スイッチ検知手段とを備えた構成において、前記電源スイッチ検知手段と、前記加熱スイッチ検知手段とを異なる部品で構成し分離するようにしたものである。
これによって、電源スイッチ検知手段、あるいは加熱スイッチ検知手段の何れか一方の手段が誤動作(暴走)しても他方の手段の動作が可能となり、更に、電源オフ状態のときには、電源スイッチ検知手段だけを駆動した待機状態にすることができる。
本発明の加熱調理器は、電源スイッチ検知手段と加熱スイッチ検知手段の何れか一方が誤動作(暴走)しても、他方で加熱停止でき機器の安全性を向上することができ、主電源
オフのときは、電源スイッチ検知手段のみ駆動するようにして、電源スイッチ検知手段に比較的消費電流の少ない部品(IC)を採用することで機器を使用していないときの消費電力(待機電力)を削減することができる。
本発明の実施の形態1における加熱調理器のブロック図 本発明の実施の形態2における加熱調理器のブロック図 本発明の実施の形態2におけるその他の加熱調理器の2組の加熱部に加熱スイッチ検知手段を1つに統合したブロック図 本発明の実施の形態2におけるその他の加熱調理器の2組の加熱部の加熱制御手段を1つに統合したブロック図 本発明の実施の形態3における加熱調理器のブロック図
第1の発明は、鍋を加熱する加熱手段と、前記加熱手段の上部に設けたトッププレートと、前記トッププレートに設けた、主電源をオンオフするための電源スイッチと前記加熱手段の出力に関する指示を行うスイッチを含む複数の静電容量式タッチキーと、前記電源スイッチのオンオフを検知して電源オン状態と電源オフ状態を交互に切り替える電源スイッチ検知手段と、前記加熱手段の出力に関する指示を行うスイッチのオンオフ状態を検知して前記加熱手段の出力に関する設定を変更する加熱スイッチ検知手段と、前記加熱スイッチ検知手段より入力する信号に基づき前記加熱手段の出力を制御する加熱制御手段とを備えた構成において、前記電源スイッチ検知手段と、前記加熱スイッチ検知手段とを異なる部品で構成し分離したことにより、万が一、電源スイッチ検知手段、あるいは加熱スイッチ検知手段の何れか一方が誤動作(暴走)しても他方は動作可能とし、加熱スイッチ検知手段が誤動作(暴走)した場合は、電源スイッチを操作して加熱手段を出力オフし、電源スイッチ検知手段が誤動作(暴走)した場合は、加熱手段の出力に関する指示を行うスイッチを操作して加熱手段を出力オフすることができるようにして、機器の安全性を向上することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の電源スイッチ検知手段は、所定周期でパルス信号を出力し、加熱スイッチ検知手段は、前記電源スイッチ検知手段から前記所定周期よりも長い期間前記パルス信号が入力されないことで異常と検知し、加熱手段を出力オフするように加熱制御手段へ信号を出力することにより、加熱スイッチ検知手段は、電源スイッチ検知手段から入力されるパルス信号に基づき、電源スイッチ検知手段が正常に動作しているか否かを検知し、電源スイッチ検知手段が正常に動作していないと検知した場合は、加熱制御手段へ信号出力して加熱手段を出力オフし、機器の安全性を更に向上することができる。
第3の発明は、特に、第2の発明の加熱手段は商用電源を入力源とし、電源スイッチ検知手段は、所定周期で電源スイッチのオンオフを検知し、かつ前記電源スイッチのオンオフを検知するタイミングに関連づけてパルス信号を出力することにより、加熱スイッチ検知手段は、電源スイッチ検知手段から入力されるパルス信号に基づき、電源スイッチ検知手段が正常に動作しているか否かの検知に加えて、電源スイッチ検知手段が電源スイッチのオンオフを検知するタイミングを知ることができ、加熱手段が出力している場合に電源スイッチの信号に重畳し、かつ、そのレベルは商用電源の振幅に依存するようなノイズに対する補正度合いを調整することができる。
第4の発明は、特に、第1〜3の発明において、商用電源を入力源とし、電源スイッチ検知手段と加熱スイッチ検知手段と加熱制御手段の駆動電源を供給する駆動電源回路とを備えて、前記電源駆動回路は、前記電源スイッチ検知手段へ常時駆動電源を供給し、前記
電源スイッチ検知手段から入力される信号に基づき、電源オン状態の場合は前記加熱スイッチ検知手段と前記加熱制御手段へ駆動電源を供給し、電源オン状態から電源オフ状態に変わった後に所定の条件を満たす場合は前記加熱スイッチ検知手段と前記加熱制御手段へ駆動電源を供給しないとすることにより、主電源がオフのときは、駆動電源は、電源スイッチ検知手段から入力される信号に基づき電源オフ状態と検知し、電源スイッチ検知手段のみ駆動電源を供給し、加熱スイッチ検知手段と加熱制御手段へ駆動電源を供給しないようにして、電源スイッチ検知手段に比較的消費電流の少ない部品(IC)を採用することで機器を使用していないときの消費電力(待機電力)を削減することができる。
第5の発明は、特に、第4の発明において、電源スイッチと電源スイッチ検知手段との組み合わせを1つと、少なくとも加熱手段と加熱手段の出力に関する指示を行うスイッチを含む組み合わせを複数と、前記複数の加熱手段の出力を制御する加熱制御手段を1つまたは複数と、前記複数の加熱手段の出力に関する指示を行うスイッチのオンオフを検知する加熱スイッチ検知手段を1つまたは複数備え、電源駆動回路は、前記電源スイッチ検知手段に常時駆動電源を供給し、前記電源スイッチ検知手段から入力される信号に基づき、電源オン状態の場合は前記1つまたは複数の加熱スイッチ検知手段と前記1つまたは複数の加熱制御手段へ駆動電源を供給し、電源オン状態から電源オフ状態に変わった後に所定の条件を満たす場合は、前記1つまたは複数の加熱スイッチ検知手段と前記1つまたは複数の加熱制御手段へ駆動電源を供給しないとすることにより、加熱部を複数備えた構成においても、主電源がオフのときは、駆動電源は、電源スイッチ検知手段から入力される信号に基づき電源オフ状態と検知し、電源スイッチ検知手段のみ駆動電源を供給し、その他の全ての構成手段へ駆動電源を供給しないようにして、電源スイッチ検知手段に比較的消費電流の少ない部品(IC)を採用することで機器を使用していないときの消費電力(待機電力)を削減することができる。
第6の発明は、特に、第4または第5の発明において、加熱手段は商用電源を入力源とし、前記商用電源の零電圧点近傍を示す信号を出力する零電圧検知手段を備えて、電源スイッチ検知手段は、電源オンオフ状態、または駆動電源回路から加熱スイッチ検知手段への駆動電源の供給に関連づけて、前記商用電源と前記零電圧検知手段の接続を制御し、前記商用電源と前記零電圧検知手段を接続しない場合は所定周期で電源スイッチのオンオフを検知し、前記商用電源と前記零電圧検知手段を接続する場合は前記零電圧検知手段から入力される信号に基づき前記商用電源の零電圧点近傍で前記電源スイッチのオンオフを検知し、前記加熱スイッチ検知手段は、前記零電圧検知手段から入力される信号に基づき前記商用電源の零電圧点近傍で前記加熱手段の出力に関する指示を行うスイッチのオンオフを検知することにより、電源オン状態のときは、電源スイッチ検知手段は、商用電源と零電圧検知手段を接続し、零電圧検知手段より入力する信号に基づき商用電源の零電圧点近傍で電源スイッチのオンオフを検知し、加熱スイッチ検知手段は、零電圧検知手段から入力される信号に基づいて商用電源の零電圧点近傍で加熱手段の出力に関する指示を行うスイッチのオンオフを検知するので、加熱手段が出力している場合に、電源スイッチまたは加熱手段の出力に関する指示を行うスイッチの信号に重畳し、かつ、そのレベルは商用電源の振幅に依存するようなノイズに対する影響度合いを低く抑えることができる。
また、電源オフ状態、または駆動電源回路が加熱スイッチ検知手段へ駆動電源を供給しないときは、電源スイッチ検知手段は、商用電源と零電圧検知手段を接続しないようにし、所定周期で電源スイッチのオンオフを検知するので、零電圧検知手段で消費される電力を削減し、機器を使用していないときの消費電力(待機電力)を更に削減することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における加熱調理器のブロック図である。
図1において、加熱部2は、電源リレー2aと加熱手段2bで構成されており、更に、加熱手段2bは、インバータ回路2c、加熱コイル2d、加熱制御手段2eで構成されている。
そして、加熱制御手段2eが、電源リレー2aをオンにして、商用電源1とインバータ回路2cを接続し、インバータ回路2cを制御して、加熱コイル2dに数十kHzの高周波電流を印加し、加熱コイル2dと磁気結合する鍋3を誘導加熱する。
また、機器の上面は、トッププレート4で覆われており、トッププレート4を介して加熱コイル2dと対向する位置に鍋3を設置し加熱する。
また、トッププレート4の下面には、電源スイッチ5と加熱指示スイッチ6を、静電容量式のタッチキー構成でそれぞれ備えている。
更に、加熱指示スイッチ6は、加熱手段2bの出力オンオフを交互に切り替える加熱切/入キー6a、加熱手段2bの出力量を増加させるアップキー6b、加熱手段2bの出力量を減少させるダウンキー6cで構成されている。
なお、電源スイッチ5は、主電源をオンオフするときに操作され、加熱指示スイッチ6は、加熱手段2bの出力オンオフを切り替える、あるいは加熱手段2bの出力量を変更するときに操作される。
また、電源スイッチ検知手段7は、加熱調理器を操作する者が指で電源スイッチ5に触れることに起因し、電源スイッチ5を構成している電極と接地電位との間の静電容量が変化にすることを検知して、電源スイッチ5のオンオフを検知し、電源オン状態と電源オフ状態を交互に切り替えるとともに、電源オン状態/電源オフ状態に応じてH/LのDC信号を駆動電源回路9と加熱スイッチ検知手段8へ出力する。
加熱スイッチ検知手段8は、加熱調理器を操作する者が指で加熱指示スイッチ6に触れることに起因し、加熱指示スイッチ6を構成している電極と接地電位との間の静電容量が変化することを検知して、加熱指示スイッチ6のオンオフを検知し、加熱手段2bの出力オンオフや出力量に関する設定を変更する。
そして、電源スイッチ検知手段7と加熱スイッチ検知手段8は、それぞれ異なるマイクロコンピュータ(以後、略してマイコンと称する)等のICで構成されている。
また、駆動電源回路9は、商用電源1を入力源とし、所定の直流電圧を生成して、電源リレー2a、加熱制御手段2e、電源スイッチ検知手段7、および加熱スイッチ検知手段8の駆動電源として出力する。
また、加熱制御手段2eおよび加熱スイッチ検知手段7は、動作モードとして、電源オフ状態を示す電源オフモード、電源オン状態で加熱手段2bを出力オフする初期モード、電源オン状態で火力「1」〜火力「10」までの10段階の設定火力の何れかで加熱手段2bを出力オンする加熱モードの、3つのモードを備えており、駆動電源回路9から駆動電源が供給されると、まず電源オフモードにて動作を開始する。
また、加熱スイッチ検知手段8は、加熱指示スイッチ6および電源スイッチ検知手段7から入力される信号に基づいて、動作モードを変更し、加熱制御手段2eは、加熱スイッチ検知手段8から入力される信号に基づいて動作モードを変更する。
以上のように構成された加熱調理器について、以下その動作、作用を説明する。
まず、加熱調理器に初めて商用電源1を接続した状態では、電源スイッチ検知手段7は、主電源オフを示す電源オフ状態にあり、電源オフ状態を示す信号であるL信号を駆動電源回路9に出力する。
そして、駆動電源回路9は、電源スイッチ検知手段7にのみ駆動電源を供給して、電源スイッチ検知手段7から入力される信号に基づいて、電源オフ状態にあることを検知し、電源リレー2a、加熱制御手段2e、および加熱スイッチ検知手段8へ駆動電源を供給しない。
なお、電源リレー2a、加熱制御手段2e、および加熱スイッチ検知手段8は、駆動電源を供給されずに動作できないので、必然的に加熱指示スイッチ6による動作モードの変更はできず、電源リレー2aの接点はオフとなる。
その後、加熱調理器を使用する者が、指で電源スイッチ5に触れると、電源スイッチ検知手段7は、電源スイッチ5のオンを検知して、主電源オフを示す電源オフ状態から、主電源オンを示す電源オン状態に切り替えて、電源オン状態を示す信号であるH信号を駆動電源回路9と加熱スイッチ検知手段8に出力する。
そして、駆動電源回路9は、電源スイッチ検知手段7から入力される信号に基づいて、電源オン状態にあることを検知して、電源スイッチ検知手段7に加えて、電源リレー2a、加熱制御手段2e、および加熱スイッチ検知手段8にも駆動電源を供給する。
そして、加熱スイッチ検知手段8は、電源オフモードで動作を開始し、その後、電源スイッチ検知手段7から入力される信号に基づき電源オン状態であることを検知して、動作モードを電源オフモードから初期モードに変更し、加熱制御手段2eへ初期モードを示す信号を出力する。
そして、加熱制御手段2eは、電源オフモードで動作を開始し、電源リレー2aの接点オフを維持し、その後、加熱スイッチ検知手段8から入力される信号に基づき、動作モードを電源オフモードから初期モードに変更し、電源リレー2aの接点をオンする。
この後、加熱調理器を使用する者が、指で加熱切/入キー6aに触れると、加熱スイッチ検知手段8は、加熱切/入キー6aのオンを検知して、動作モードを初期モードから加熱モードにし、設定火力を火力「6」に変更し、加熱制御手段2eは、加熱スイッチ検知手段8から入力される信号に基づき、動作モードを初期モードから加熱モードにし、設定火力を火力「6」に変更して、加熱手段2bの出力が1000Wになるようにインバータ回路2cを制御する。
このとき、加熱調理器を使用する者が、指でアップキー6bに触れることにより、火力「10」を上限として、設定火力を1段階ずつ増加することができ、指でダウンキー6cに触れることにより、火力「1」を下限として設定火力を1段階ずつ減少することができる。
すなわち、加熱調理器を使用する者が、指でアップキー6bに触れると、加熱スイッチ
検知手段8は、アップキー6bのオンを検知して、設定火力を火力「6」から火力「7」に1段階だけ増加し、加熱制御手段2eは、加熱スイッチ検知手段8から入力される信号に基づいて、設定火力を火力「6」から火力「7」に変更して、加熱手段2bの出力が1450Wになるようにインバータ回路2cを制御する。
また、加熱調理器を使用する者が、指でダウンキー6cに触れると、加熱スイッチ検知手段8は、ダウンキー6cのオンを検知して、設定火力を火力「6」から火力「5」に1段階だけ減少し、加熱制御手段2eは、加熱スイッチ検知手段8から入力される信号に基づいて、設定火力を火力「6」から火力「5」に変更して、加熱手段2bの出力が800Wになるようにインバータ回路2cを制御する。
更に、加熱調理器の動作モードが初期モードまたは加熱モードにあるときに、加熱調理器を使用する者が、指で電源スイッチ5に触れると、電源スイッチ検知手段7は、電源スイッチ5のオンを検知して、電源オン状態から電源オフ状態に切り替えて、電源オフ状態を示す信号であるL信号を出力する。
そして、加熱スイッチ検知手段8は、電源スイッチ検知手段7から入力される信号に基づいて、電源オフ状態であることを検知して、動作モードを初期モードまたは加熱モードから電源オフモードに変更するとともに、加熱指示スイッチ6のオン検知を無効化する。
さらに、加熱制御手段2eは、加熱スイッチ検知手段8から入力される信号に基づいて、動作モードを初期モードまたは加熱モードから電源オフモードに変更し、加熱手段2bを出力オフするとともに、電源リレー2aの接点をオフする。
また、駆動電源回路9は、電源スイッチ検知手段7から入力される信号に基づいて、電源オフ状態にあることを検知して、即時に電源リレー2aへの駆動電源の供給を遮断して、電源リレー2aの接点をオフさせ、即時あるいは機器の内部温度や鍋3が設置されていた箇所のトッププレート4温度が低下した後に、加熱制御手段2eや加熱スイッチ検知手段8への駆動電源の供給を遮断する。
以上のように、本実施の形態においては、静電容量式のタッチキーのオンオフ検知は、一般的にはマイコン等のICで行うが、電源スイッチ検知手段7と加熱スイッチ検知手段8を、それぞれ異なるマイコン等のICで構成しているので、万が一、加熱手段2bが加熱モードのときに、電源スイッチ検知手段7と加熱スイッチ検知手段8の何れか一方が暴走等の誤動作を起こして、タッチキーのオンオフ検知ができない状態に陥っても、他方の構成手段のタッチキーのオンオフ検知が可能なので、指で電源スイッチ5に触れて電源オフ状態にして電源リレー2aの接点をオフさせる、あるいは指で加熱切/入キー6aに触れて動作モードを加熱モードから初期モードに変更し、加熱手段2bの出力をオフすることができる。
また、電源スイッチ検知手段7は、電源スイッチ5のオンオフを検知するだけなので、電源スイッチ検知手段7を実現するマイコンに、加熱スイッチ検知手段8を実現するマイコンよりも相対的に低消費電力のものを採用することが可能となり、電源オフ状態のときは、電源スイッチ検知手段7にのみ駆動電源を供給することによって、機器が待機状態にあるときの電力(待機電力)を少なくすることができる。
なお、本実施の形態においては、電源スイッチ検知手段7が、所定周期でパルス信号を加熱スイッチ検知手段に出力する。そして、加熱スイッチ検知手段8は、前記所定周期よりも長い期間にわたって、前記パルス信号が入力されない場合は、異常状態にあると検知して、強制的に加熱手段2bの出力をオフするように、加熱制御手段2eへ信号出力する
ようにすると、万が一、電源スイッチ検知手段7が暴走して、パルス信号を出力できない状態に陥った場合でも、加熱スイッチ検知手段8が強制的に加熱手段2bの出力をオフして、加熱調理器の安全性を更に向上することができる。
また、電源スイッチ検知手段7は、電源オン状態/電源オフ状態に応じてH/LのDC信号を出力する構成としているが、電源オフ状態のときに、所定周期で数+μ秒程度の期間だけHになるようなパルス信号を出力するようにして、駆動電源回路9が、電源スイッチ検知手段7からの入力信号を抵抗、コンデンサで形成する積分回路を介して入力し、前記パルス信号のH期間では電源オン状態と検知しないようにし、加熱スイッチ検知手段8が、前記パルス信号のH期間より長い時間だけH信号が持続することによって電源オン状態と検知し、前記パルス信号を入力すると電源オフ状態と検知し、かつ前記所定周期よりも長い期間以上H信号を入力しないと異常状態にあると検知して、強制的に加熱手段2bの出力をオフするように加熱制御手段2eへ信号出力するようにすると、万が一、電源スイッチ検知手段7が暴走した場合の機器の安全性を更に向上するとともに、電源スイッチ検知手段7および加熱スイッチ検知手段8は、1つの入出力で電源オン状態/電源オフ状態/電源スイッチ検知手段7の暴走をそれぞれ伝達することができる。
更に、電源スイッチ検知手段7は、オンオフ検知に必要な時間よりも長い所定周期で電源スイッチ5のオンオフを検知するようにし、かつ電源オフ状態のときに前記オンオフ検知のタイミングに関連づけてパルス信号を出力するようにすると、加熱スイッチ検知手段8は、電源スイッチ検知手段7のオンオフ検知が商用電源1のどの位相で行われているかを検知することができ、加熱手段2bが出力している場合に電源スイッチ5の信号に重畳し、かつ、そのレベルは商用電源1振幅に依存するようなノイズに対する補正度合いを調整することができる。
(実施の形態2)
図2は、本発明の第2の実施の形態における加熱調理器のブロック図である。実施の形態1と異なる点は、加熱部2、鍋3、加熱指示スイッチ6、加熱スイッチ検知手段8に加えて、加熱部10、鍋11、加熱指示スイッチ12、加熱スイッチ検知手段13を追加して2組の加熱部とし、加熱部10を、電源リレー10a、加熱手段10b、および加熱制御手段10eで構成し、更に、加熱手段10bを、インバータ回路10c、および加熱コイル10dで構成している。
また、加熱指示スイッチ12を、加熱切/入キー12a、アップキー12b、ダウンキー12cで構成するようにしたことである。
以上のように構成された加熱調理器について、以下その動作、作用を説明する。なお、加熱部2、加熱指示スイッチ6、および加熱スイッチ検知手段8に関する動作は、実施の形態1で述べた通りなので、ここでは説明を割愛する。
また、加熱部10が鍋11を加熱する動作は、実施の形態1で述べた、加熱部2が鍋3を加熱する動作と同様である。
加熱調理器に初めて商用電源1を接続した状態では、電源スイッチ検知手段7は、主電源オフを示す電源オフ状態にあり、電源オフ状態を示す信号を出力する。そして、駆動電源回路9は、電源スイッチ検知手段7にのみ駆動電源を供給して、電源スイッチ検知手段7から入力される信号に基づいて、電源オフ状態にあることを検知し、電源リレー2a、10a、加熱制御手段2e、10e、および加熱スイッチ検知手段8、13には駆動電源を供給しない。
なお、電源リレー10a、加熱制御手段10e、および加熱スイッチ検知手段13は、駆動電源回路9から駆動電源を供給されずに動作できないので、必然的に加熱指示スイッチ12による動作モードの変更はできず、電源リレー10aの接点はオフとなる。
その後、加熱調理器を使用する者が、指で電源スイッチ5に触れると、電源スイッチ検知手段7は、電源スイッチ5のオンを検知して、主電源オフを示す電源オフ状態から、主電源オンを示す電源オン状態に切り替えて、電源オン状態を示す信号を駆動電源回路9へ出力する。
そして、駆動電源回路9は、電源スイッチ検知手段7から入力される信号に基づき電源オン状態にあることを検知して、電源スイッチ検知手段7に加えて、電源リレー2a、10a、加熱制御手段2e、10e、および加熱スイッチ検知手段8、13にも駆動電源を供給する。
そして、加熱スイッチ検知手段13は、電源オフモードで動作を開始し、その後、電源スイッチ検知手段7から入力される信号に基づき電源オン状態であることを検知して、動作モードを電源オフモードから初期モードに変更し、加熱制御手段10eへ初期モードを示す信号を出力する。
そして、加熱制御手段10eは、電源オフモードで動作を開始し、電源リレー10aの接点オフを維持し、その後、加熱スイッチ検知手段13から入力される信号に基づき、動作モードを電源オフモードから初期モードに変更し、電源リレー10aの接点をオンする。
この後、加熱調理器を使用する者が、指で加熱切/入キー12aに触れると、加熱スイッチ検知手段13は、加熱切/入キー12aのオンを検知して、動作モードを初期モードから加熱モードにし、設定火力を火力「6」に変更する。
そして、加熱制御手段10eは、加熱スイッチ検知手段13から入力された信号に基づいて、動作モードを初期モードから加熱モードにし、設定火力を火力「6」に変更して、加熱手段10bの出力が1000Wになるようにインバータ回路10cを制御する。
このとき、加熱調理器を使用する者が、指でアップキー12bに触れることにより、火力「10」を上限として設定火力を1段階ずつ増加することができ、指でダウンキー12cに触れることにより、火力「1」を下限として設定火力を1段階ずつ減少することができる。
すなわち、加熱調理器を使用する者が、指でアップキー12bに触れると、加熱スイッチ検知手段13は、アップキー12bのオンを検知して、設定火力を火力「6」から火力「7」に1段階だけ増加し、加熱制御手段10eは、加熱スイッチ検知手段13から入力された信号に基づき、設定火力を火力「6」から火力「7」に変更して、加熱手段10bの出力が1450Wになるようにインバータ回路10cを制御する。
また、加熱調理器を使用する者が、指でダウンキー12cに触れると、加熱スイッチ検知手段13は、ダウンキー12cのオンを検知して、設定火力を火力「6」から火力「5」に1段階だけ減少し、加熱制御手段10eは、加熱スイッチ検知手段13から入力される信号に基づき、設定火力を火力「6」から火力「5」に変更して、加熱手段10bの出力が800Wになるようにインバータ回路10cを制御する。
更に、機器の動作モードが初期モードまたは加熱モードにあるときに、加熱調理器を使
用する者が、指で電源スイッチ5に触れると、電源スイッチ検知手段7は、電源スイッチ5のオンを検知して、電源オン状態から電源オフ状態に切り替えて、電源オフ状態を示す信号を出力する。
そして、加熱スイッチ検知手段13は、電源スイッチ検知手段7より入力する信号に基づき電源オフ状態であることを検知して、動作モードを初期モードまたは加熱モードから電源オフモードに変更するとともに、加熱指示スイッチ12のオン検知を無効化する。
さらに、加熱制御手段10eは、加熱スイッチ検知手段13から入力される信号に基づき、動作モードを初期モードまたは加熱モードから電源オフモードに変更し、加熱手段10bを出力オフするとともに、電源リレー10aの接点をオフする。
また、駆動電源回路9は、電源スイッチ検知手段7より入力された信号に基づき電源オフ状態にあることを検知して、即時に電源リレー10aへの駆動電源の供給を遮断して、電源リレー10aの接点をオフさせ、即時あるいは機器の内部温度や鍋3が設置されていた箇所のトッププレート4温度が低下した後に、加熱制御手段10eや加熱スイッチ検知手段13への駆動電源の供給を遮断する。
以上のように、本実施の形態においては、2組の加熱部を備えた構成で、電源スイッチ検知手段7と加熱スイッチ検知手段8、13を、それぞれ異なるマイコン等のICで構成しているので、万が一、加熱手段2b、10bが加熱モードのときに、電源スイッチ検知手段7と加熱スイッチ検知手段8、13の何れか一方が暴走等の誤動作を起こしてタッチキーのオンオフ検知ができない状態に陥っても、他方の構成手段のタッチキーのオンオフ検知が可能なので、指で電源スイッチ5に触れて電源オフ状態にして電源リレー2a、10aの接点をオフさせる、あるいは指で加熱切/入キー6a、10aに触れて動作モードを加熱モードから初期モードに変更し、加熱手段2b、10bの出力をオフすることができる。
また、電源スイッチ検知手段7は、電源スイッチ5のオンオフを検知するだけなので、電源スイッチ検知手段7を実現するマイコンに、加熱スイッチ検知手段8、13を実現するマイコンよりも相対的に低消費電力のものを採用することが可能となり、電源オフ状態のときは電源スイッチ検知手段7にのみ駆動電源を供給することによって、機器が待機状態にあるときの電力(待機電力)を少なくすることができる。
なお、本実施の形態においては、加熱部2、10、加熱指示スイッチ6、12、および加熱スイッチ検知手段8、13といった2組の加熱部としているが、3組以上の加熱部としても、同様の効果を得ることができる。
図3は、第2の実施の形態におけるその他の加熱調理器の2組の加熱部の加熱スイッチ検知手段を1つに統合したブロック図である。図4は、第2の実施の形態におけるその他の加熱調理器の2組の加熱部の加熱制御手段を1つに統合したブロック図である。
図2において、2組の加熱部2、10に、加熱スイッチ検知手段8と加熱スイッチ検知手段13を各々備えているが、図3に示すように、1つのマイコン等のICである加熱スイッチ検知手段14に統合して、加熱指示スイッチ6からの入力信号に基づき加熱部2の動作モードを変更し、加熱制御手段2eへ信号出力する、または加熱指示スイッチ12からの入力信号に基づき加熱部10の動作モードを変更し、加熱制御手段10eへ信号出力する構成とすることもできる。
図3において、2組の加熱部に、加熱制御手段2eと加熱制御手段10eを各々備えて
いるが、図4に示すように、1つのマイコン等のICである加熱制御手段15に統合して、加熱スイッチ検知手段14が、加熱指示スイッチ6からの入力信号に基づき加熱部2の動作モードを変更し、加熱指示スイッチ12からの入力信号に基づき加熱部10の動作モードを変更して、加熱部2および加熱部10の動作モードに関する信号を加熱制御手段15へ出力し、加熱制御手段15は、加熱スイッチ検知手段14から入力される信号に基づき加熱部2および加熱部10の出力を制御する構成とすることもできる。
(実施の形態3)
図5は、本発明の第3の実施の形態における加熱調理器のブロック図である。実施の形態1と異なる点を説明する。
図5において、零電圧リレー17を介して商用電源1と接続し、商用電源1の零電圧点近傍を示す信号を生成して出力する零電圧検知手段18を新たに設けて構成している。
以上のように構成された加熱調理器について、以下その動作、作用を説明する。
まず、電源スイッチ検知手段7は、電源オン状態のときに、零電圧リレー17の接点をオンして商用電源1と零電圧検知手段18を接続している。
したがって、電源スイッチ検知手段7は、零電圧検知手段18から入力される信号に基づいて、商用電源1の零電圧点近傍で電源スイッチ5のオンオフを検知することができる。
また、電源オフ状態のときの電源スイッチ検知手段7は、零電圧リレー17の接点をオフにして、商用電源1と零電圧検知手段18を開放し、所定周期(10m秒〜100m秒程度)で電源スイッチ5のオンオフを検知する。
また、加熱スイッチ検知手段8は、零電圧検知手段18から入力される信号に基づき商用電源1の零電圧点近傍で加熱指示スイッチ6のオンオフを検知することができる。
以上のように、本実施の形態においては、零電圧リレー17を介して商用電源1と接続し、商用電源1の零電圧点近傍を示す信号を生成して出力する零電圧検知手段18を新たに設けて構成することにより、電源オン状態のときは、電源スイッチ検知手段7は、商用電源1の零電圧点近傍で電源スイッチ5のオンオフを検知し、加熱スイッチ検知手段8は、商用電源1の零電圧点近傍で加熱指示スイッチ6のオンオフを検知するので、加熱手段2bが出力している場合に、電源スイッチ5または加熱指示スイッチ6の信号に重畳し、かつ、そのレベルは商用電源1の振幅に依存するようなノイズに対する影響度合いを低く抑えることができる。
また、電源オフ状態のときは、電源スイッチ検知手段7は、商用電源1と零電圧検知手段18を接続しないようにして、所定周期で電源スイッチ5のオンオフを検知するので、零電圧検知手段18で消費される電力を削減し、機器を使用していないときの消費電力(待機電力)を更に削減することができる。
なお、実施の形態3では、電源スイッチ検知手段7は、電源オンオフ状態に関連づけて零電圧リレー17の接点をオン/オフして、電源スイッチ5のオンオフを検知するタイミングを切り替えているが、さらに、駆動電源回路9から加熱スイッチ検知手段8への駆動電源の供給に関連づけて行うようにする。
すなわち、駆動電源回路9が加熱スイッチ検知手段8へ駆動電源を供給するときは、零
電圧リレー17の接点をオンして商用電源1と零電圧検知手段18を接続し、零電圧検知手段18から入力される信号に基づき商用電源1の零電圧点近傍で電源スイッチ5のオンオフを検知し、駆動電源回路9が加熱スイッチ検知手段8へ駆動電源を供給しないときは、零電圧リレー17の接点をオフして商用電源1と零電圧検知手段18を開放し、所定周期(10m秒〜100m秒程度)で電源スイッチ5のオンオフを検知するようにしても、同様の効果を得ることができる。
また、本実施の形態1〜3において、駆動電源9は、単一でかつ複数出力としているが、単一出力のものを複数、またはこれらを組み合わせたものとすることもできる。
更に、本実施の形態1〜3において、加熱手段2b、3bは、鍋3、11を誘導加熱する手段として記載しているが、ラジェントヒーター、ハロゲンヒーター、シーズヒーター等の鍋を加熱する手段であれば、同様の効果を得ることができる。
以上のように、本発明にかかる加熱調理器は、電源スイッチ検知手段と加熱スイッチ検知手段の何れか一方が誤動作(暴走)したときの安全性を向上し、主電源オフのときの加熱調理器の消費電力(待機電力)を削減できるので、誘導加熱する手段や、ラジェントヒーター、ハロゲンヒーター、シーズヒーター等を使用した1口の加熱調理器、またはこれらを組み合わせた多口加熱調理器などの用途にも有効である。
1 商用電源
2b 加熱手段
2e 加熱制御手段
3 鍋
4 トッププレート
5 電源スイッチ
6 加熱指示スイッチ(加熱手段の出力に関する指示を行うスイッチ)
7 電源スイッチ検知手段
8 加熱スイッチ検知手段
9 駆動電源回路

Claims (6)

  1. 鍋を加熱する加熱手段と、前記加熱手段の上部に設けたトッププレートと、前記トッププレートに設けた、主電源をオンオフするための電源スイッチと前記加熱手段の出力に関する指示を行うスイッチを含む複数の静電容量式タッチキーと、前記電源スイッチのオンオフを検知して電源オン状態と電源オフ状態を交互に切り替える電源スイッチ検知手段と、前記加熱手段の出力に関する指示を行うスイッチのオンオフ状態を検知して前記加熱手段の出力に関する設定を変更する加熱スイッチ検知手段と、前記加熱スイッチ検知手段から入力される信号に基づき前記加熱手段の出力を制御する加熱制御手段とを備えた構成において、前記電源スイッチ検知手段と、前記加熱スイッチ検知手段とを異なる部品で構成し分離した加熱調理器。
  2. 電源スイッチ検知手段は、所定周期でパルス信号を出力し、加熱スイッチ検知手段は、前記電源スイッチ検知手段から前記所定周期よりも長い期間前記パルス信号が入力されないことで異常と検知し、加熱手段を出力オフするように加熱制御手段へ信号を出力する請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 加熱手段は商用電源を入力源とし、電源スイッチ検知手段は、所定周期で電源スイッチのオンオフを検知し、かつ前記電源スイッチのオンオフを検知するタイミングに関連づけてパルス信号を出力する請求項2に記載の加熱調理器。
  4. 商用電源を入力源とし、電源スイッチ検知手段と加熱スイッチ検知手段と加熱制御手段の駆動電源を供給する駆動電源回路とを備えて、前記電源駆動回路は、前記電源スイッチ検知手段へ常時駆動電源を供給し、前記電源スイッチ検知手段から入力される信号に基づき、電源オン状態の場合は前記加熱スイッチ検知手段と前記加熱制御手段へ駆動電源を供給し、電源オン状態から電源オフ状態に変わった後に所定の条件を満たす場合は前記加熱スイッチ検知手段と前記加熱制御手段へ駆動電源を供給しない請求項1〜3のいずれか1項に記載の加熱調理器。
  5. 電源スイッチと電源スイッチ検知手段との組み合わせを1つと、少なくとも加熱手段と加熱手段の出力に関する指示を行うスイッチを含む組み合わせを複数と、前記複数の加熱手段の出力を制御する加熱制御手段を1つまたは複数と、前記複数の加熱手段の出力に関する指示を行うスイッチのオンオフを検知する加熱スイッチ検知手段を1つまたは複数備え、電源駆動回路は、前記電源スイッチ検知手段に常時駆動電源を供給し、前記電源スイッチ検知手段から入力される信号に基づき、電源オン状態の場合は前記1つまたは複数の加熱スイッチ検知手段と前記1つまたは複数の加熱制御手段へ駆動電源を供給し、電源オン状態から電源オフ状態に変わった後に所定の条件を満たす場合は前記1つまたは複数の加熱スイッチ検知手段と前記1つまたは複数の加熱制御手段へ駆動電源を供給しない請求項4に記載の加熱調理器。
  6. 加熱手段は商用電源を入力源とし、前記商用電源の零電圧点近傍を示す信号を出力する零電圧検知手段を備えて、電源スイッチ検知手段は、電源オンオフ状態、または駆動電源回路から加熱スイッチ検知手段への駆動電源の供給に関連づけて、前記商用電源と前記零電圧検知手段の接続を制御し、前記商用電源と前記零電圧検知手段を接続しない場合は所定周期で電源スイッチのオンオフを検知し、前記商用電源と前記零電圧検知手段を接続する場合は前記零電圧検知手段から入力される信号に基づき前記商用電源の零電圧点近傍で前記電源スイッチのオンオフを検知し、前記加熱スイッチ検知手段は、前記零電圧検知手段から入力される信号に基づき前記商用電源の零電圧点近傍で前記加熱手段の出力に関する指示を行うスイッチのオンオフを検知する請求項4または5に記載の加熱調理器。
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