JP2008130320A - 誘導加熱調理器 - Google Patents

誘導加熱調理器 Download PDF

Info

Publication number
JP2008130320A
JP2008130320A JP2006312976A JP2006312976A JP2008130320A JP 2008130320 A JP2008130320 A JP 2008130320A JP 2006312976 A JP2006312976 A JP 2006312976A JP 2006312976 A JP2006312976 A JP 2006312976A JP 2008130320 A JP2008130320 A JP 2008130320A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
control
control microcomputer
microcomputer
heating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006312976A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4889454B2 (ja
Inventor
Koji Nakajima
浩二 中島
Koichi Kinoshita
広一 木下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd, Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Priority to JP2006312976A priority Critical patent/JP4889454B2/ja
Publication of JP2008130320A publication Critical patent/JP2008130320A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4889454B2 publication Critical patent/JP4889454B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Induction Heating Cooking Devices (AREA)

Abstract

【課題】上下部品を接続する長い配線を減らし、ノイズに強い高精度な制御を行えるとともに、製品組立性の良い誘導加熱調理器を提供する。
【解決手段】天板を有する上ユニット2に設けられた、加熱コイル21、この加熱コイルを制御する加熱コイル制御部22、及びこの加熱コイル制御部を含む機器類に対して信号線で接続された第1の制御マイコン200と、前方に開閉扉を有する下ユニット3に設けられた、加熱庫部31、この加熱庫部を制御する加熱庫制御部32、及びこの加熱庫制御部を含む機器類に対して信号線で接続された第2の制御マイコン300と、上記第1の制御マイコン及び上記第2の制御マイコンを接続するシリアル通信路4とを備えるようにした。
【選択図】図1

Description

この発明は例えば一般家庭等で好ましく使用することができる誘導加熱調理器に関し、更に詳細にはいわゆるIHクッキングヒータの下部にレンジやロースタなどの加熱庫部を備えた誘導加熱調理器に関する。
従来の誘導加熱調理器は、金属鍋などの負荷を誘導加熱するための加熱コイルの制御と筐体下部に設置されるロースタなどの加熱庫の制御を同一の制御マイコンで行っていた(例えば特許文献1参照。)。また、高精度な温度制御等を行うため、加熱コイルや加熱庫等に設置される温度センサの数が増えてきている。加熱庫には複数のヒータや庫内照明、脱煙ファン等を有するものが増えてきている。そのため、センサから制御マイコンへ入力するための信号線が増えてきており、また、制御マイコンから加熱コイルや加熱庫等への制御信号も増えている。
特開2003−257603号公報(第1頁、図1)
上記のような従来の誘導加熱調理器においては、一般に筐体上部に配置される加熱コイルの制御と、筐体下部に設置される加熱庫の制御を同一の制御マイコンで行なわせていたため、制御マイコンの個数が少なくて済むという面はあるものの、筐体上部と筐体下部に配置された機器類と制御マイコンを接続する必要がある関係上、制御マイコンを筐体上部あるいは下部の何れに配置しても、加熱庫及び加熱コイルの何れか一方の機器に対する配線が長くなるのでノイズに弱く高精度な制御が困難となり、またセンサ等の信号線等の増加による配線増によって組立性も悪いという課題があった。
この発明は上記のような従来技術の課題を解消するためになされたもので、筐体上下の機器を接続する長い配線を減らし、ノイズに強い高精度な制御が行えると共に、製品組立性の良い誘導加熱調理器を提供することを目的としている。
この発明に係る誘導加熱調理器は、天板を有する上ユニットに設けられた、加熱コイル、この加熱コイルを制御する加熱コイル制御部、及びこの加熱コイル制御部を含む機器類に対して信号線で接続された第1の制御マイコンと、上記上ユニットの下部に配設された下ユニットに設けられた、加熱庫部、この加熱庫部を制御する加熱庫制御部、及びこの加熱庫制御部を含む機器類に対して信号線で接続された第2の制御マイコンと、上記第1の制御マイコン及び上記第2の制御マイコンを接続するシリアル通信路とを備えるように構成したものである。
この発明においては、上ユニットに配設された第1の制御マイコンを上ユニットに設けられた機器類と接続し、下ユニットに配設された第2の制御マイコンを下ユニットに設けられた機器類と接続し、第1の制御マイコンと第2の制御マイコン間を接続するシリアル通信路を備えるようにしたことにより、上下機器類を接続する長い配線が減り、ノイズに強い高精度な制御を行える。また、長い配線が減ることで製品の組立性が向上する。
実施の形態1.
図1〜図3は本発明の実施の形態1による誘導加熱調理器を説明するもので、図1は要部構成を示すブロック図、図2は図1に示す構成の誘導加熱調理器の外観例を模式的に示す斜視図、図3は図1の変形例を示すブロック図である。図1、図2において、誘導加熱調理器1は上ユニット2と下ユニット3に区分され、上ユニット2には天板2aを有し、内部には2つの加熱コイル21(21A、21B)と、これら加熱コイル21をそれぞれ制御する2つの加熱コイル制御部22(22A、22B)と、ラジエントヒータ23と、このラジエントヒータ23を制御するラジエントヒータ制御部24と、上部操作部25と、上部表示部26と、加熱コイル制御部22を含む上部機器類に信号線によって接続された第1の制御マイコン200を有する上部制御部20と、加熱コイル21の温度を検知するための各複数設けられた温度センサ27ih、及びラジエントヒータ23の温度を検知する温度センサ27raなどが設けられている。
下ユニット3には前方部に開閉扉3aを有し、内部には上ヒータ31a、下ヒータ31b、庫内照明31c、及び脱煙ファン31dなどが組み込まれた、この例ではロースタを構成する加熱庫部31と、この加熱庫部31を制御する加熱庫制御部32と、前面パネルに設けられた前部操作部35、及び前部表示部36と、加熱庫制御部32を含む下部機器類に信号線によって接続された第2の制御マイコン300を有する下部制御部30と、加熱庫部31の温度を検知する複数の温度センサ37などが設けられている。そして、第1の制御マイコン200と第2の制御マイコン300とはシリアル通信路4で相互に接続されている。
なお、上記機器類とは、図1に例示された第1又は第2の制御マイコン200、又は300に対して、上下各ユニット2、又は3内でそれぞれ接続されたもの等を指し、上部機器類としては例えば上部操作部25、上部表示部26、温度センサ27(27ih、27ra)等、下部機器類としては前部操作部35、前部表示部36、及び温度センサ37等を含む。さらに図示されていない例えば電流検出手段、リレー装置等、制御マイコンに信号を供給し、あるいは制御マイコンによって制御される機器類を含むものとする。また、上ユニット2と下ユニット3を区分する態様は特に限定されるものではなく、例えば筐体を合体可能に上下2つに分離させたもの、1つの筐体の内部を上下2つに区分したもの、1つの筐体の内部にそれよりも小形に形成された筐体を上ユニット2または下ユニット3として装着したものなど、何れも差し支えなく用いることが出来る。
また、図3に示された変形例では、上部操作部25に上部操作マイコン251、上部表示部26に上部表示マイコン261、前部操作部35に前部操作マイコン351、前部表示部36に前部表示マイコン361をそれぞれ設け、各マイコン間をシリアルケーブル5a及び5bで接続した他は図1と同様である。なお、各図を通じて同一符号は同一または相当部分を示すものとする。また、2組設けられた加熱コイル21と加熱コイル制御部22は、特に必要がある場合に、符号の末尾にAまたはBを付すことで区別し、温度センサ27は同様に符号の末尾にih、又はraを付すことで区別するものとする。
次に、上記のように構成された実施の形態1の動作について説明する。使用者は上部操作部25あるいは前部操作部35を操作して、誘導加熱調理器1を動作させる。上部操作部25は使用者の操作情報を上部制御部20(第1の制御マイコン200)に送る。前部操作部35は使用者の操作情報を下部制御部30(第2の制御マイコン300)に送る。第1の加熱コイル21A部の温度センサ27ihは複数設けられており、例えば第1の加熱コイル21A上部の天板2aの温度、及び第1の加熱コイル21Aの温度をそれぞれ検知し、上部制御部20(第1の制御マイコン200)にその情報を送る。
第2の加熱コイル21B部の温度センサ27ihも同様に複数設けられており、同様に第2の加熱コイル21B上部の天板2aの温度、及び第2の加熱コイル21Aの温度をそれぞれ検知し、上部制御部20(第1の制御マイコン200)にその情報を送る。ラジエントヒータ23の温度センサ27raは、ラジエントヒータ23の温度を検知し、上部制御部20(第1の制御マイコン200)にその情報を送る。加熱庫部31には複数の温度センサ37が設けられており、加熱庫部31の例えば詳細図示省略している加熱庫庫内の温度及び該加熱庫庫上面の温度をそれぞれ検知し、下部制御部30(第2の制御マイコン300)にその情報を送る。
上部制御部20と下部制御部30は、例えば使用者の操作情報や温度情報、加熱コイル21の動作情報、加熱庫部31の動作情報、及びラジエントヒータ23の動作情報等の情報類の交換をシリアル通信路4によって行う。上部制御部20(第1の制御マイコン200)は上記通信情報をもとに加熱コイル制御部22A、22Bとラジエントヒータ制御部24へ制御信号を送り、それらを駆動する。また、上部制御部20(第1の制御マイコン200)は上部表示部26にも制御信号を送り、現在の動作情報等を表示させる。
下部制御部30(第2の制御マイコン300)も上記通信情報をもとに加熱庫制御部32へ制御信号を送り、加熱庫部31を駆動する。また、下部制御部30(第2の制御マイコン300)は前部表示部36にも制御信号を送り、現在の動作情報等の情報類を表示させる。
なお、上記説明では上部及び前部操作部25、35と上部及び前部表示部26、36にマイコンを設けていないが、図3の変形例に示すように上部操作部25に上部操作マイコン251、上部表示部26に上部表示マイコン261、前部操作部35に前部操作マイコン351、前部表示部36に前部表示マイコン361をそれぞれ設け、上部操作マイコン251及び上部表示マイコン261と上部制御マイコン200間でシリアルケーブル5aを介してシリアル通信を行い、前部操作マイコン351及び前部表示マイコン361と下部制御マイコン300間でシリアルケーブル5bを介してそれぞれシリアル通信を行うようにしてもよい。なお、これら上部操作マイコン251、上部表示マイコン261、前部操作マイコン351、及び前部表示マイコン361は、任意の1つまたは複数に絞ることもできる。また、本実施の形態1では加熱庫部31を上ヒータ31a、下ヒータ31b、庫内照明31c、及び脱煙ファン31dを有する構成としたが、加熱庫部31の構成はこれに限定されるものではなく、当然のことながら他の構成としても差し支えない。
上記のように、実施の形態1によれば、上部制御部20(第1の制御マイコン200)は、上ユニット2に設備された機器類と接続すれば良いので、第1の制御マイコン200に対する、温度センサ27(27ih、27ra)、加熱コイル制御部22A、22B、ラジエントヒータ制御部24、上部操作部25及び上部表示部相互の信号線の配線を何れも短くすることができる。加熱コイル21A、21B、及びラジエントヒータ23の配線も短く出来る。また、下部制御部30(第2の制御マイコン300)は、下ユニット3に設備された機器類と接続すれば良いので、第2の制御マイコン300に対する、温度センサ37、及び加熱庫制御部32相互の信号線の配線等を短くする事ができる。また、上ユニット2と下ユニット3間はシリアル通信路4で接続すれば良いので、長い配線を減らす事が可能となる。これによって、ノイズに強い高精度な制御を行う事ができる。
さらに上下分離構造とし、上ユニット2と下ユニット3間の長い配線を減らしたため、製品組立性が向上すると共に、製品メンテナンスも容易となる。また、上下分離構造としたことにより、例えば上ユニット2単体で動作させるようにすることも可能であり、具体的には加熱庫部31を無くした加熱庫無しの製品への対応も容易となる。更に、この加熱庫無し製品は加熱庫の制御部品を含んでいないため、低コストとなる。更にまた、加熱庫部31をロースタとして構成したが、他の機器、例えば電子レンジ、電気レンジ、オーブン、食洗器等に置換えた製品とすることもできる。その場合、第1の制御マイコン200のプログラムを書き換えるのみで、上ユニット2の構成部品はそのまま流用する事ができるという顕著な効果が期待できる。また、例えばシステムキッチンに対するビルトイン形に構成し、あるいは単体機器として構成することも自由である。
実施の形態2.
図4は本発明の実施の形態2による誘導加熱調理器の要部構成を示すブロック図である。図において、上記実施の形態1との構成の違いは、第1の制御マイコンをメイン制御マイコン200Xとして用いるように構成し、上部制御部をメイン制御部20Xとして用いるように構成した点と、加熱コイル制御部22A、22Bに加熱コイル制御マイコン221A、221Bをそれぞれ設け、メイン制御マイコン200Xとシリアル通信路5cによって接続した点、また、第2の制御マイコン300は、メイン制御マイコン200Xからの火力出力情報で加熱コイル21A、21B、及び加熱庫部31を駆動するように構成されている点、加熱コイル21Bとラジエントヒータ23の制御を加熱コイル制御マイコン221Bによって行う点である。その他の符号及び構成は実施の形態1と同様であるので説明を省略する。
上記のように構成された実施の形態2においては、メイン制御マイコン200Xは上部操作部25からの操作情報と第2の制御マイコン300を介して得た前部操作部35からの操作情報をもとに、加熱コイル制御マイコン221A、及び221Bにシリアル通信路5cによって火力出力情報の信号を送ると共に、下部の第2の制御マイコン300にシリアル通信路4によって火力出力情報の信号を送る。加熱コイル制御マイコン221A、221Bと第2の制御マイコン300はメイン制御マイコン200Xからの火力出力情報で加熱コイル21あるいは加熱庫部31を駆動する。
ここで、メイン制御マイコン200Xは使用者が誘導加熱調理器1の最大出力を越えるような操作を行っても誘導加熱調理器1の最大出力電力を越えないように、加熱コイル制御マイコン221A、221Bと第2の制御マイコン300に火力出力情報を送る。また、メイン制御マイコン200Xは上部表示部25に情報を送ると共に、第2の制御マイコン300を介して前部表示部36にも情報を送り、現在の動作情報等を表示させる。それ以外の点は実施の形態1と同様である。
上記のように実施の形態2によれば、加熱コイル制御部22(加熱コイル制御マイコン221)に対する温度センサ27、加熱コイル21、ラジエントヒータ制御部24、及びラジエントヒータ23との間の各配線をそれぞれ短くすることができる。また、下部制御部30(第2の制御マイコン300)に対する温度センサ37、加熱庫制御部32、加熱庫部31間の配線を短くできること、上ユニット2と下ユニット3間の長い配線を減らす事ができるので、ノイズに強い高精度な制御を行う事ができ、さらに上下分離構造とし、上ユニット2と下ユニット3間の長い配線が減るため、製品組立性も向上すると共に、製品メンテナンスも容易となること等、実施の形態1と同様の効果が得られる。
また、メイン制御マイコン200Xと加熱コイル制御マイコン221が例えば別基板となり、離れて配置されても相互をシリアル通信路5cにより接続していることにより、ノイズに強い高精度な制御が可能となる。また、加熱コイル21Bとラジエントヒータ23の制御を加熱コイル制御マイコン221Bによって行うため、メイン制御マイコン200Xと第2の制御マイコン300との通信が混雑していても加熱コイル21Bとラジエントヒータ23の制御に影響を与える事はほとんど無くなる。また、上下ユニットを分離し易く、交換も容易となる。さらに、加熱庫部31を他の機器に置換える場合に、メイン制御マイコン200Xのプログラムを書き換えるのみで、上ユニット2構成部品はそのまま流用する事ができる。さらにまた、上ユニット2の第1の制御マイコンをメイン制御マイコン200Xとして用いるように構成したが、下ユニット3の第2の制御マイコンをメイン制御マイコンとして用いるように構成することも差し支えない。
実施の形態3.
図5は本発明の実施の形態3に係る誘導加熱調理器の要部構成を示すブロック図である。図において、上記実施の形態1又は実施の形態2との構成の違いは、下ユニット3に商用電源入力部6と、この商用電源入力部6と上ユニット2との間に接続されるスイッチ手段7を備えたことである。その他の符号は実施の形態1あるいは実施の形態2と同様であるので説明を省略する。
上記のように構成された実施の形態3においては、スイッチ手段7は第2の制御マイコン300によって制御され、上ユニット2への電力供給をオンオフする。ここで、上ユニット2に何らかの異常、例えば高温発生、過電流、過電圧等が発生した場合、第1の制御マイコン200あるいはメイン制御マイコン200Xは第2の制御マイコン300にそれを発信し、第2の制御マイコン300はスイッチ手段7をオフし、上ユニット2への電力供給を遮断する。また、第1の制御マイコン200あるいはメイン制御マイコン200Xと第2の制御マイコン300間で通信エラーが発生した場合、第2の制御マイコン300はスイッチ手段7をオフし、上ユニット2への電力供給を遮断する。
また、上ユニット2と下ユニット3が一般的な金属製の筐体を用いて構成されている場合には、上下分離構造と筐体の遮へい効果によって、下ユニット3に配置される第2の制御マイコン300とスイッチ手段7は上ユニット2に配置される加熱コイル21の発生する磁束ノイズや熱の影響をほとんど受けない。そのため、上ユニット2に何らかの異常が発生した場合、確実に上ユニット2への電力供給を遮断し、安全に保護を行う事ができるという、上記実施の形態1、2の効果に加えた新たな効果が期待できる。
実施の形態4.
図6は本発明の実施の形態4に係る誘導加熱調理器の要部構成を示すブロック図である。図において、他の実施の形態との構成の違いは上ユニット2に上ユニット制御電源回路28を備え、下ユニット3に下ユニット制御電源回路38を備えたことである。上ユニット制御電源回路28は商用電源のAC入力を受け、上部制御部20と加熱コイル制御部22とラジエントヒータ制御部24と上部操作部25と上部表示部26にDC電圧を供給する。下ユニット制御電源回路38は商用電源のAC入力を受け、下部制御部30と加熱庫制御部32と前部操作部35と前部表示部36にDC電圧を供給する。その他の符号は実施の形態1〜3と同様である。
上記のように構成された実施の形態4においては、上ユニット2と下ユニット3にそれぞれ上ユニット制御電源回路28、及び下ユニット制御電源回路38を設けた事で、上下各ユニット2、3間を跨ったDC電源配線を無くす事が可能となり、上下分離構造とすることがより容易となる。また、一般的にノイズ源となり易い制御電源回路が二つに分離されているため、ノイズ発生の強さを弱める事が可能となる。さらに、上下各ユニット2、3で分離されているためそれぞれの上ユニット制御電源回路28、及び下ユニット制御電源回路38相互の干渉を防ぐことが出来る。
本発明の実施の形態1による誘導加熱調理器の要部構成を示すブロック図。 図1に示す構成の誘導加熱調理器の外観例を模式的に示す斜視図。 図1の誘導加熱調理器の変形例を示すブロック図。 本発明の実施の形態2による誘導加熱調理器の要部構成を示すブロック図。 本発明の実施の形態3による誘導加熱調理器の要部構成を示すブロック図。 本発明の実施の形態4による誘導加熱調理器の要部構成を示すブロック図。
符号の説明
1 誘導加熱調理器、 2 上ユニット、 2a 天板、 20 上部制御部、 20X メイン制御部、 200 第1の制御マイコン、 200X メイン制御マイコン、 21(21A、21B) 加熱コイル、 22(22A、22B) 加熱コイル制御部、 221(221A、221B) 加熱コイル制御マイコン、 23 ラジエントヒータ、 24 ラジエントヒータ制御部、 25 上部操作部、 251 上部操作マイコン、 26 上部表示部、 261 上部表示マイコン、 27ih 温度センサ、 27ra 温度センサ、 28 上ユニット制御電源回路、 3 下ユニット、 3a 開閉扉、 30 下部制御部、 300 第2の制御マイコン、 31 加熱庫(ロースタ)部、 31a 上ヒータ、 31b 下ヒータ、 31c 庫内照明、 31d 脱煙ファン、 32 加熱庫(ロースタ)制御部、 35 前部操作部、 351 前部操作部マイコン、 36 前部表示部、 361 前部表示マイコン、 37 温度センサ、 38 下ユニット制御電源回路、 4、5a、5b、5c シリアル通信路、 6 商用電源入力部、 7 スイッチ手段。

Claims (13)

  1. 天板を有する上ユニットに設けられた、加熱コイル、この加熱コイルを制御する加熱コイル制御部、及びこの加熱コイル制御部を含む機器類に対して信号線で接続された第1の制御マイコンと、上記上ユニットの下部に配設された下ユニットに設けられた、加熱庫部、この加熱庫部を制御する加熱庫制御部、及びこの加熱庫制御部を含む機器類に対して信号線で接続された第2の制御マイコンと、上記第1の制御マイコン及び上記第2の制御マイコンを接続するシリアル通信路とを備えてなることを特徴とする誘導加熱調理器。
  2. 上記第1の制御マイコン及び上記第2の制御マイコンの何れか一方を、他方の制御マイコンに火力出力情報を送信するメイン制御マイコンとして用いるように構成したことを特徴とする請求項1記載の誘導加熱調理器。
  3. 上記上ユニットに設けられた機器類として、上記天板に設けられた上部操作部、及び情報類を表示するための上部表示部を含んでいることを特徴とする請求項1または請求項2記載の誘導加熱調理器。
  4. 上記上部操作部は上部操作マイコンを備えていることを特徴とする請求項3記載の誘導加熱調理器。
  5. 上記上部表示部は上部表示マイコンを備えていることを特徴とする請求項3記載の誘導加熱調理器。
  6. 上記下ユニットに設けられた機器類として、上記下ユニットの前面部に設けられた前部操作部、及び情報類を表示するための前部表示部を含んでいることを特徴とする請求項1ないし請求項5の何れかに記載の誘導加熱調理器。
  7. 上記前部操作部は前部操作マイコンを備えていることを特徴とする請求項6記載の誘導加熱調理器。
  8. 上記前部表示部は前部表示マイコンを備えていることを特徴とする請求項6記載の誘導加熱調理器。
  9. 上記加熱コイル制御部は、加熱コイル制御マイコンを備えていることを特徴とする請求項1ないし請求項8の何れかに記載の誘導加熱調理器。
  10. 上記下ユニットに商用電源入力部と、上記上ユニットへの電力供給をオンオフするスイッチ手段とを有し、このスイッチ手段は上記第2の制御マイコンによってオンオフ制御され、該第2の制御マイコンは他のマイコンとの通信異常が発生した際に上記スイッチ手段をオフするようにしたことを特徴とする請求項1ないし請求項9の何れかに記載の誘導加熱調理器。
  11. 上記上ユニットに設けられた上ユニット制御電源回路と、上記下ユニットに設けられた下ユニット制御電源回路とを備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項10の何れかに記載の誘導加熱調理器。
  12. 上記上ユニットと上記下ユニットとは分離可能に構成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項11の何れかに記載の誘導加熱調理器。
  13. 上記加熱庫部は、ロースタであることを特徴とする請求項1ないし請求項12の何れかに記載の誘導加熱調理器。
JP2006312976A 2006-11-20 2006-11-20 誘導加熱調理器 Expired - Fee Related JP4889454B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006312976A JP4889454B2 (ja) 2006-11-20 2006-11-20 誘導加熱調理器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006312976A JP4889454B2 (ja) 2006-11-20 2006-11-20 誘導加熱調理器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008130320A true JP2008130320A (ja) 2008-06-05
JP4889454B2 JP4889454B2 (ja) 2012-03-07

Family

ID=39555955

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006312976A Expired - Fee Related JP4889454B2 (ja) 2006-11-20 2006-11-20 誘導加熱調理器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4889454B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010261656A (ja) * 2009-05-08 2010-11-18 Panasonic Corp 加熱調理器
JP2021018834A (ja) * 2019-07-17 2021-02-15 三菱電機株式会社 加熱調理器

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07272846A (ja) * 1994-03-31 1995-10-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 加熱調理器
JP2000173756A (ja) * 1998-12-09 2000-06-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd 加熱調理器
JP2001338751A (ja) * 2000-05-30 2001-12-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 加熱調理器
JP2003257603A (ja) * 2002-02-27 2003-09-12 Toshiba Corp 加熱調理器
JP2003303672A (ja) * 2002-04-10 2003-10-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 加熱調理器
JP2005024243A (ja) * 2004-10-15 2005-01-27 Toshiba Corp 加熱調理器
JP2006040594A (ja) * 2004-07-23 2006-02-09 Hitachi Home & Life Solutions Inc 誘導加熱調理器
JP2006286286A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 加熱装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07272846A (ja) * 1994-03-31 1995-10-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 加熱調理器
JP2000173756A (ja) * 1998-12-09 2000-06-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd 加熱調理器
JP2001338751A (ja) * 2000-05-30 2001-12-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 加熱調理器
JP2003257603A (ja) * 2002-02-27 2003-09-12 Toshiba Corp 加熱調理器
JP2003303672A (ja) * 2002-04-10 2003-10-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 加熱調理器
JP2006040594A (ja) * 2004-07-23 2006-02-09 Hitachi Home & Life Solutions Inc 誘導加熱調理器
JP2005024243A (ja) * 2004-10-15 2005-01-27 Toshiba Corp 加熱調理器
JP2006286286A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 加熱装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010261656A (ja) * 2009-05-08 2010-11-18 Panasonic Corp 加熱調理器
JP2021018834A (ja) * 2019-07-17 2021-02-15 三菱電機株式会社 加熱調理器
JP7270491B2 (ja) 2019-07-17 2023-05-10 三菱電機株式会社 加熱調理器

Also Published As

Publication number Publication date
JP4889454B2 (ja) 2012-03-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20220074597A1 (en) Control device for a modular hob system
US7368686B2 (en) Apparatus and methods for operating an electric appliance
US11121534B2 (en) Kitchen appliance assembly and method of converting a kitchen having one of a slide-in and drop-in appliance to a kitchen having built-in appliances
JP4889454B2 (ja) 誘導加熱調理器
US20090057292A1 (en) Cooking platform and related method
JP2910436B2 (ja) 組み込み式加熱調理器
JP5030700B2 (ja) 加熱調理器
US20210315064A1 (en) Household cooking hob
US11435089B2 (en) Retractable display for an oven appliance
JP5204009B2 (ja) 加熱調理器
JP2019192421A (ja) 誘導加熱調理器、および誘導加熱調理器システム
JP2006317112A (ja) 加熱調理器
JP7281075B2 (ja) 誘導加熱調理器
EP2397773A1 (en) A cooking hob with one or more heating systems
JP5393762B2 (ja) 加熱調理器
US20220418045A1 (en) Appliance with leakage current compensation
US11585539B2 (en) Kitchen appliance assembly and method of converting a kitchen having one of a slide-in and drop-in appliance to a kitchen having built-in appliances
KR102419666B1 (ko) 전기 레인지
JP2008021433A (ja) 加熱調理器
JP2019102395A (ja) 加熱調理器
JP7227494B2 (ja) 加熱調理器のアース構造
JP2010003483A (ja) 誘導加熱調理器
JP2014143073A (ja) 誘導加熱調理器
CA2579549C (en) Apparatus and methods for operating an electric appliance
JP2011192479A (ja) 誘導加熱調理器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081205

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110310

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110412

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110609

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111213

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111213

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4889454

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141222

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees