JP5938626B2 - 加熱調理器 - Google Patents

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Description

本発明は、鍋などの被加熱物を加熱して調理を行う加熱調理器に関する。
図6は、従来技術に係る加熱調理器120の構成を示すブロック図である。図6において、加熱調理器120は、複数の加熱部1と、各加熱部1をそれぞれ制御する複数の制御回路102と、各制御回路102にそれぞれ交流(AC)電力及び直流(DC)電力を供給する複数の電源回路106と、調理に用いる加熱部1を選択して選択された加熱部1の火力を操作するための操作部104と、加熱調理器120の電源をオンオフするための機械式の電源スイッチ103と、コンセント90とを備えて構成される。また、各電源回路106は、フィルタ109とスイッチング電源105とを備えて構成される。ここで、スイッチ103はコンセント90に直列に接続され、各電源回路106はスイッチ103に対して並列に接続される。
図6において、商用交流電源からの交流電力はコンセント90及びスイッチ103を介して各電源回路106のフィルタ109に供給される。フィルタ109は、入力される交流電力からノイズを除去して後段の制御回路102及びスイッチング電源105に出力する。各電源回路106において、スイッチング電源105はノイズ除去後の交流電力を所定の直流電力に変換して後段の制御回路102に出力する。なお、複数のスイッチング電源105のうち、例えば操作部104に最も近い電源回路106のスイッチング電源105は、直流電力を操作部104にも供給する。従来技術に係る加熱調理器120によれば、待機時は電源スイッチ103がオフされ、すべての電源回路106に対して交流電力の供給が遮断される。
なお、特許文献1には、電源スイッチのオフ後においても、加熱庫の状況に応じて冷却ファンモータを駆動して、制御部品を保護する加熱調理器が記載されている。また、特許文献2には、待機時における電力の消費電力を低減する液晶ディスプレイ装置が記載されている。
特開2001−351773号公報 特開2001−337656号公報
近年、デザイン上及び構造上の観点から、電子機器の電源スイッチとして機械式のスイッチが利用されることは減ってきており、指で触ってオンオフする静電容量式のタッチスイッチ(静電タッチ式電源スイッチ)が一般的に利用されている。静電容量式のタッチスイッチは、スイッチ内の電極と指とにより形成されるコンデンサの静電容量変化を電子回路により検出し、当該検出結果を示す信号を出力する。このため、使用者がいつ電源スイッチに触れてもすぐに電子機器の電源を立ち上げるためには、上述した電子回路に電力を常に供給する必要がある。
図6の従来技術に係る加熱調理器120において、機械式の電源スイッチ103に代えて静電容量式の電源スイッチを用いる場合、複数のスイッチング電源105のうちの1つのスイッチング電源105から出力される直流電力を、待機時も含めて常に、静電容量式の電源スイッチに供給すればよい。しかしながら、図6の加熱調理器120の場合、上述した1つのスイッチング電源105のみが動作すればよい待機時であっても、すべてのスイッチング電源105に交流電力が供給され、動作する必要がないスイッチング電源105も動作するため、待機時に無駄に電力を消費するという課題があった。
本発明の目的は以上の問題点を解決し、比較的簡単な構成により、従来技術に比較して待機時の消費電力を削減できる加熱調理器を提供することにある。
本発明に係る加熱調理器は、
静電容量式のタッチスイッチである電源スイッチと、
第1の加熱部と、
前記第1の加熱部を制御する第1の制御回路と、
交流電源からの交流電力に基づいて所定の第1の直流電力を生成して前記第1の制御回路に供給する第1のスイッチング電源を備えた第1の電源回路と、
少なくとも1つの第2の加熱部と、
前記各第2の加熱部をそれぞれ制御する少なくとも1つの第2の制御回路と、
前記交流電源からの交流電力に基づいて所定の第2の直流電力を生成して前記各第2の制御回路に供給する第2のスイッチング電源を備えた少なくとも1つの第2の電源回路とを備えた加熱調理器において、
前記電源スイッチは、前記第1のスイッチング電源からの前記第1の直流電力が通電されて動作され、
前記第1の電源回路は、前記交流電源に接続された第1の接点と、第2の接点と、前記第1のスイッチング電源に接続された第3の接点とを有する第1の基板上コネクタをさらに備え、
前記各第2の電源回路は、
前記交流電源に接続された第4の接点と、第5の接点と、前記第2のスイッチング電源に接続された第6の接点とを有する第2の基板上コネクタと、
前記第5及び第6の接点の間に接続されかつ前記電源スイッチと連動してオンオフする第1の切換手段とをさらに備え、
前記加熱調理器は、
前記第1の基板上コネクタの第1の接点を前記第1の基板上コネクタの第3の接点に接続する第1の接続手段と、
前記各第2の基板上コネクタの第4の接点を前記各第2の基板上コネクタの第5の接点にそれぞれ接続する少なくとも1つの第2の接続手段とをさらに備えたことを特徴とする。
上記加熱調理器において、
前記第1の電源回路は、前記第2及び第3の接点の間に接続されかつ前記電源スイッチと連動してオンオフする第2の切換手段をさらに備え、
前記第1及び前記各第2の電源回路は、互いに同一の基板レイアウト及び互いに同一の回路構成を有することを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
また、上記加熱調理器において、
前記第1の接続手段は、前記第1の基板上コネクタに抜き挿し可能に形成され、
前記各第2の接続手段は、前記第2の基板上コネクタに抜き挿し可能に形成されたことを特徴とする。
らに、上記加熱調理器において、
前記各第2の基板上コネクタの第1の切換手段はリレーであり、
前記リレーは、前記第1のスイッチング電源からの前記第1の直流電力が通電されて動作されることを特徴とする。
本発明に係る加熱調理器によれば、第1の電源回路は、交流電源に接続された第1の接点と、第2の接点と、第1のスイッチング電源に接続された第3の接点とを有する第1の基板上コネクタをさらに備え、各第2の電源回路は、交流電源に接続された第4の接点と、第5の接点と、第2のスイッチング電源に接続された第6の接点とを有する第2の基板上コネクタと、第5及び第6の接点の間に接続されかつ電源スイッチと連動してオンオフする第1の切換手段とをさらに備え、加熱調理器は、第1の基板上コネクタの第1の接点を第1の基板上コネクタの第3の接点に接続する第1の接続手段と、各第2の基板上コネクタの第4の接点を各第2の基板上コネクタの第5の接点にそれぞれ接続する少なくとも1つの第2の接続手段とをさらに備えたので、電源スイッチがオフされている待機時に第1のスイッチング電源に通電して動作させ、かつ他の第2のスイッチング回路への電力供給を遮断して動作を停止させることができ、比較的簡単な構成により従来技術に比較して待機電力を大幅に削減できる。
本発明の実施の形態1に係る加熱調理器20の構成を示すブロック図である。 図1の第1の配線用コネクタ10Aと、基板上コネクタ7Aと、スイッチ8Aと、電源スイッチ3とを示す回路図である。 図1の第2の配線用コネクタ10Bと、基板上コネクタ7Bと、スイッチ8Bと、電源スイッチ3とを示す回路図である。 本発明の実施の形態2に係る加熱調理器に用いられる接続配線導体11A及び11Bを示す回路図である。 本発明の実施の形態3に係る加熱調理器において、図1の電源回路6Bに設けられる第2の配線用コネクタ10B、基板上コネクタ7B、及びリレー8Cと、電源スイッチ3とを示す回路図である。 従来技術に係る加熱調理器120の構成を示すブロック図である。
詳細後述するように、第1の態様に係る加熱調理器は、静電容量式のタッチスイッチである電源スイッチと、第1の加熱部と、前記第1の加熱部を制御する第1の制御回路と、交流電源からの交流電力に基づいて所定の第1の直流電力を生成して前記第1の制御回路に供給する第1のスイッチング電源を備えた第1の電源回路と、少なくとも1つの第2の加熱部と、前記各第2の加熱部をそれぞれ制御する少なくとも1つの第2の制御回路と、前記交流電源からの交流電力に基づいて所定の第2の直流電力を生成して前記各第2の制御回路に供給する第2のスイッチング電源を備えた少なくとも1つの第2の電源回路とを備えた加熱調理器において、前記電源スイッチは、前記第1のスイッチング電源からの前記第1の直流電力が通電されて動作され、前記第1の電源回路は、前記交流電源に接続された第1の接点と、第2の接点と、前記第1のスイッチング電源に接続された第3の接点とを有する第1の基板上コネクタをさらに備え、前記各第2の電源回路は、前記交流電源に接続された第4の接点と、第5の接点と、前記第2のスイッチング電源に接続された第6の接点とを有する第2の基板上コネクタと、前記第5及び第6の接点の間に接続されかつ前記電源スイッチと連動してオンオフする第1の切換手段とをさらに備え、前記加熱調理器は、前記第1の基板上コネクタの第1の接点を前記第1の基板上コネクタの第3の接点に接続する第1の接続手段と、前記各第2の基板上コネクタの第4の接点を前記各第2の基板上コネクタの第5の接点にそれぞれ接続する少なくとも1つの第2の接続手段とをさらに備えたことを特徴とする。
従って、電源スイッチがオフしている待機時に、第1及び第2の電源回路のうち第1の電源回路の第1のスイッチング電源に通電して動作させ、かつ第2の電源回路の第2のスイッチング電源には電力を供給しないので、従来技術に比較して待機電力を減らすことができる。
第2の態様に係る加熱調理器は、第1の態様に係る加熱調理器において、前記第1の電源回路は、前記第2及び第3の接点の間に接続されかつ前記電源スイッチと連動してオンオフする第2の切換手段をさらに備え、前記第1及び前記各第2の電源回路は、互いに同一の基板レイアウト及び互いに同一の回路構成を有することを特徴とする。
従って、設計の効率化、製造の効率化、使用部品の共通化を図ることができる。また、一般に、加熱調理器のデザイン及び設計の制約により、加熱調理器の左端又は右端などのどの部分に電源スイッチが設けられるか分からないが、どこに電源スイッチが配置されても、第1の配線用コネクタを用いるか、又は第2の配線用コネクタを用いるかによって、物理的に一番都合の良い(例えば、電源スイッチに最も近い)電源回路から電源スイッチに電力を供給でき、加熱調理器のレイアウトに依存せずに従来技術に比較して待機電力を削減できる。
第3の態様に係る加熱調理器は、第1又は第2の態様に係る加熱調理器において、前記第1の接続手段は、前記第1の基板上コネクタに抜き挿し可能に形成され、前記各第2の接続手段は、前記第2の基板上コネクタに抜き挿し可能に形成されたことを特徴とする。
従って、第1の基板上コネクタに第1の配線用コネクタを挿して接続し、第2の基板上コネクタに第2の配線用コネクタを挿して接続するだけで、従来技術に比較して待機電力を削減できる。
の態様に係る加熱調理器は、第1から第までのいずれか1つの態様に係る加熱調理器において、前記各第2の基板上コネクタの第1の切換手段はリレーであり、前記リレーは、前記第1のスイッチング電源からの前記第1の直流電力が通電されて動作されることを特徴とする。
従って、第1の切換手段としてリレーを用いることができる。
以下、本発明に係る実施の形態について図面を参照して説明する。なお、同様の構成要素については同一の符号を付している。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る加熱調理器20の構成を示すブロック図である。また、図2は、図1の第1の配線用コネクタ10Aと、基板上コネクタ7Aと、スイッチ8Aと、電源スイッチ3とを示す回路図であり、図3は、図1の第2の配線用コネクタ10Bと、基板上コネクタ7Bと、スイッチ8Bと、電源スイッチ3とを示す回路図である。
図1において、加熱調理器20は、1つの加熱部1Aと、DC/DCコンバータ12を備え加熱部1Aを制御する制御回路2Aと、制御回路2Aに交流電力及び直流電力を供給する電源回路6Aと、電源回路6Aに接続される第1の配線用コネクタ10Aと、少なくとも1つの加熱部1Bと、各加熱部1Bをそれぞれ制御する少なくとも1つの制御回路2Bと、各制御回路2Aに交流電力及び直流電力をそれぞれ供給する少なくとも1つの電源回路6Bと、各電源回路6Bにそれぞれ接続される少なくとも1つの第2の配線用コネクタ10Bと、操作部4と、コンセント90とを備えて構成される。また、操作部4は、静電容量式のタッチスイッチである電源スイッチ3を備えて構成される。なお、操作部4は、使用者が加熱部1A,1Bのうち調理に用いる加熱部を選択し、選択された加熱部の火力を操作するため指示信号を入力するためのボタンなどの入力インタフェース(図示せず。)をさらに備え、入力される指示信号を各制御回路2A,2Bに出力する。また、電源回路6Aは、フィルタ9Aと、スイッチング電源5Aと、スイッチ8Aと、基板上コネクタ7Aとを備えて構成され、電源回路6Bは、フィルタ9Bと、スイッチング電源5Bと、スイッチ8Bと、基板上コネクタ7Bとを備えて構成される。ここで、各スイッチ8A及び8Bは、電源スイッチ3と連動してオンオフする。
図2において、基板上コネクタ7Aは接点a,b及びcを有する。ここで、電源回路6Aの基板上コネクタ7Aの接点aはフィルタ9A及びコンセント90を介して商用交流電源に接続され、基板上コネクタ7の接点bはスイッチ8Aの接点bに接続され、基板上コネクタ7Aの接点cはスイッチ8Aの接点c及びスイッチング電源5Aに接続される。また、第1の配線用コネクタ10Aは、基板上コネクタ7Aの接点aを基板上コネクタ7の接点cに接続する。
図3において、基板上コネクタ7Bは接点a,b及びcを有する。ここで、電源回路6Bの基板上コネクタ7Bの接点aはフィルタ9B及びコンセント90を介して商用交流電源に接続されに接続され、基板上コネクタ7Bの接点bはスイッチ8Bの接点bに接続され、基板上コネクタ7Bの接点cはスイッチ8Bの接点c及びスイッチング電源5Bに接続される。また、第1の配線用コネクタ10Aは、基板上コネクタ7Bの接点aを基板上コネクタ7Bの接点bに接続する。
図1において、電源回路6A及び6Bの各フィルタ9A及び9Bは、コンセント90を介して商用交流電源に並列に接続される。さらに、図2に示すように、電源回路6Aのフィルタ9Aは、入力される交流電力からノイズを除去して後段の制御回路2Aに出力するとともに、基板上コネクタ7Aの接点aと、第1の配線用コネクタ10Aと、基板上コネクタ7Aの接点cとを介してスイッチング電源5Aに出力する(図2参照。)。ここで、電源スイッチ3がオンされているか否かに関係なく、フィルタ9Aからの交流電力はスイッチング電源5Aに常に供給される。また、スイッチング電源5Aは、ノイズ除去後の交流電力に基づいて所定の直流電力を生成して、制御回路2AのDC/DCコンバータ12に出力する。さらに、DC/DCコンバータ12は、入力される直流電力を、電源スイッチ3を動作させるための所定の直流電力に変換して電源スイッチ3に出力する。制御回路2Aは、操作部4からの指示信号に従って後段の加熱部1Aを制御する。
また、図3において、スイッチ8Bが電源スイッチ3に連動してオンしているとき、各電源回路6Bのフィルタ9Bは、入力される交流電力からノイズを除去して後段の制御回路2Bに出力するとともに、基板上コネクタ7Bの接点aと、第2の配線用コネクタ10Bと、スイッチ8Bとを介してスイッチング電源5Bに出力する。また、スイッチング電源5Bは、ノイズ除去後の交流電力に基づいて所定の直流電力を生成して制御回路2Bに出力する。制御回路2Bは、操作部4からの指示信号に従って後段の加熱部1Bを制御する。なお、スイッチ8A及び8Bが電源スイッチ3に連動してオフしている待機状態において、フィルタ9Bからの交流電力はスイッチング電源5Bに出力されず、これにより、スイッチング電源5Bは動作を停止する。
従って、本実施の形態によれば、電源スイッチ3がオフされている待機状態において、スイッチング電源5Aは動作するので、DC/DCコンバータ12はスイッチング電源5Aからの直流電力に基づいて電源スイッチを動作させるための直流電力を生成する。従って、待機状態において電源スイッチ3はスイッチング電源5Aからの直流電力がDC/DCコンバータ12を介して通電されて動作され、使用者がいつ電源スイッチ3に触れても加熱調理器20の電源が立ち上がるように待機している。一方、待機状態において、各電源回路6Bのスイッチング電源5Bは動作を停止している。さらに、待機状態において使用者が電源スイッチ3に触れると、電源スイッチ3がオンされ、すべてのスイッチ8A及び8Bがオンされる。そして、電源回路6Bのフィルタ9Bからの交流電力は、第2の配線用コネクタ10Bと、スイッチ8Bとを介して、スイッチング電源5Bに出力される。すなわち、電源スイッチ3がオンされたときにのみ、交流電力は電源回路6Bのスイッチング電源5Bに供給される。
以上説明したように、本実施の形態によれば、待機状態において、1つの電源回路6Aのスイッチング電源5Aのみに通電して動作させ、他の電源回路6Bのスイッチング電源5Bへの電力供給を遮断して動作を停止させるので、従来技術に比較して待機時の消費電力を大幅に削減できる。また、例えば、従来技術に係る図6の加熱調理器120の各電源回路106に、スイッチ8Aと、基板上コネクタ7Aと、第1の配線用コネクタ10Aとを追加するだけで電源回路6Aを実現し、スイッチ8Bと、基板上コネクタ7Bと、第2の配線用コネクタ10Bとを追加するだけで電源回路6Bを実現できる。従って、比較的簡単な構成により加熱調理器20を実現できる。
また、一般に、図1において、電源回路6A及び6Bの回路構成、基板レイアウト、基板形状及び搭載されている部品の種類は互いに異なり、加熱調理器20は、部品のレイアウトや部品の種類が違う複数の電源回路6A及び6Bを備えることがある。しかしながら、好ましくは、各電源回路6A及び6Bの回路構成、基板レイアウト、基板形状及び搭載されている部品の種類を共通にして、同一の基板レイアウト及び同一の回路構成を有するように設計する。これにより、加熱調理器20の設計の効率化、製造の効率化、お呼びし用部品の共通化を図ることができる。さらに、第1の配線用コネクタ10Aを基板上コネクタ7Aに抜き挿し可能に形成し、第2の配線用コネクタ10Bを基板上コネクタ7Bに抜き挿し可能に形成すれば、同一の基板レイアウトを有する基板上コネクタ7A及び7Bに第1の配線用コネクタ10Aを挿して接続するか、第2の配線用コネクタ10Bを挿して接続するかによって、同一の基板レイアウト及び同一の回路構成を有する電源回路を、電源スイッチ3に直流電力を供給するための電源回路6A、又は待機時にスイッチング電源5Bに給電しない電源回路6Bに容易に切り換えることができる。
また、加熱調理器20のデザイン及び設計の制約により、加熱調理器20の左端又は右端などのいずれの位置に電源スイッチ3が配置されても、同一の基板レイアウトを有する基板上コネクタ7A及び7Bに第1の配線用コネクタ10Aを挿して接続するか、第2の配線用コネクタ10Bを挿して接続するかによって、同一の基板レイアウト及び同一の回路構成を有する電源回路のうち、例えば電源スイッチ3に最も近い電源回路を電源回路6Aに切り換え、その他の電源回路を電源回路6Bに切り換えることができる。本実施の形態によれば、加熱調理器20のレイアウトによらずに、従来技術に比較して待機電力を削減でき、加熱調理器20の設計の効率化、生産の効率化及び使用部品の共通化を図ることができる。
(実施の形態2)
図4は、本発明の実施の形態2に係る加熱調理器に用いられる接続配線導体11A及び11Bを示す回路図である。本実施の形態に係る加熱調理器は、実施の形態1に係る加熱調理器20に比較して、第1の配線用コネクタ10A及び第2の配線用コネクタ10Bに代えて、接続配線導体11A及び11Bを備えた点のみが異なる。以下、実施の形態1との相違点のみを説明する。
図4において、電源回路6Aの製造工程において、基板上コネクタ7Aの接点aを基板上コネクタ7Aの接点cに接続する接続配線導体11Aと、基板上コネクタ7Aの接点aを基板上コネクタ7Aの接点bに接続する接続配線導体11Bとを電源回路6Aの基板上に形成した後、接続配線導体11Bをレーザーでカットする。また、電源回路6Bの製造工程において、基板上コネクタ7Bの接点aを基板上コネクタ7Bの接点cに接続する接続配線導体11Aと、基板上コネクタ7Bの接点aを基板上コネクタ7Bの接点bに接続する接続配線導体11Bとを電源回路6Bの基板上に形成した後、接続配線導体11Aをレーザーでカットする。
本実施の形態によれば、接続配線導体11A及び11Bを備えた電源回路6A及び6Bを製造した後に、各電源回路6A、6Bの接続配線導体11B、11Aをレーザーでカットするだけで、従来技術に比較して、待機時の消費電力を大幅に削減できる。本実施の形態は、実施の形態1と同様の作用効果を有する。
(実施の形態3)
図5は、本発明の実施の形態3に係る加熱調理器において、図1の電源回路6Bに設けられる第2の配線用コネクタ10B、基板上コネクタ7B、及びリレー8Cと、電源スイッチ3とを示す回路図である。本実施の形態は、実施の形態1に係る加熱調理器20に比較して、各電源回路6Bにおいてスイッチ8Bに代えてリレー8Cを備えた点のみが異なる。以下、実施の形態1との相違点のみを説明する。
図5において、リレー8Cは基板上コネクタ7Bの接点bと基板上コネクタ7Bの接点cとの間に接続され、電源スイッチ3と連動してオンオフする。ここで、リレー8Cのコイルには、待機時にも動作している唯一の電源回路6Aのスイッチング電源5Aからの直流電力に基づいて生成される直流電力が通電されて動作される。具体的には、スイッチング電源5Aからの直流電力は、DC/DCコンバータ12によって所定の直流電力に変換されて操作部4に供給され、操作部4からリレー8Cのコイルに供給される。あるいは、スイッチング電源5Aからの直流電力を、直接、リレー8Cのコイルに供給してもよい。
従って、本実施の形態によれば、電源回路6Aのスイッチング電源5Aからの直流電力により待機時にも各リレー8Cを動作させることができる。
なお、前記各実施の形態において、DC/DCコンバータ12からの直流電力を電源スイッチ3に供給したが、本発明はこれに限られず、待機時に動作する電源回路6Aのスイッチング電源5Aからの直流電力に基づいて、電源スイッチ3を動作させるための直流電力を生成して電源スイッチ3に通電して動作させればよい。
また、上記各実施の形態において、電源回路6Aはスイッチ8Aを備えたが、本発明はこれに限られず、スイッチ8Aを備えなくてもよい。
以上説明したように、本発明に係る加熱調理器によれば、第1の電源回路は、交流電源に接続された第1の接点と、第2の接点と、第1のスイッチング電源に接続された第3の接点とを有する第1の基板上コネクタをさらに備え、各第2の電源回路は、交流電源に接続された第4の接点と、第5の接点と、第2のスイッチング電源に接続された第6の接点とを有する第2の基板上コネクタと、第5及び第6の接点の間に接続されかつ電源スイッチと連動してオンオフする第1の切換手段とをさらに備え、加熱調理器は、第1の基板上コネクタの第1の接点を第1の基板上コネクタの第3の接点に接続する第1の接続手段と、各第2の基板上コネクタの第4の接点を各第2の基板上コネクタの第5の接点にそれぞれ接続する少なくとも1つの第2の接続手段とをさらに備えたので、電源スイッチがオフされている待機時に第1のスイッチング電源に通電して動作させ、かつ他の第2のスイッチング回路への電力供給を遮断して動作を停止させることができ、比較的簡単な構成により従来技術に比較して待機電力を大幅に削減できる。
従って、本発明に係る加熱調理器を、複数の電源回路を搭載した家庭用又は業務用の加熱調理器に適用できる。
1A,1B…加熱部、
2A,2B…制御回路、
3…静電容量式のタッチスイッチである電源スイッチ、
4…操作部、
5A,5B…スイッチング電源、
6A,6B…電源回路、
7A,7B…基板上コネクタ、
8A,8B…電源スイッチ3と連動してオンオフするスイッチ、
8C…電源スイッチ3と連動してオンオフするリレー、
9A,9B…フィルタ、
10A…第1の配線用コネクタ、
10B…第2の配線用コネクタ、
11A,11B…接続配線導体、
12…DC/DCコンバータ、
90…コンセント。

Claims (4)

  1. 静電容量式のタッチスイッチである電源スイッチと、
    第1の加熱部と、
    前記第1の加熱部を制御する第1の制御回路と、
    交流電源からの交流電力に基づいて所定の第1の直流電力を生成して前記第1の制御回路に供給する第1のスイッチング電源を備えた第1の電源回路と、
    少なくとも1つの第2の加熱部と、
    前記各第2の加熱部をそれぞれ制御する少なくとも1つの第2の制御回路と、
    前記交流電源からの交流電力に基づいて所定の第2の直流電力を生成して前記各第2の制御回路に供給する第2のスイッチング電源を備えた少なくとも1つの第2の電源回路とを備えた加熱調理器において、
    前記電源スイッチは、前記第1のスイッチング電源からの前記第1の直流電力が通電されて動作され、
    前記第1の電源回路は、前記交流電源に接続された第1の接点と、第2の接点と、前記第1のスイッチング電源に接続された第3の接点とを有する第1の基板上コネクタをさらに備え、
    前記各第2の電源回路は、
    前記交流電源に接続された第4の接点と、第5の接点と、前記第2のスイッチング電源に接続された第6の接点とを有する第2の基板上コネクタと、
    前記第5及び第6の接点の間に接続されかつ前記電源スイッチと連動してオンオフする第1の切換手段とをさらに備え、
    前記加熱調理器は、
    前記第1の基板上コネクタの第1の接点を前記第1の基板上コネクタの第3の接点に接続する第1の接続手段と、
    前記各第2の基板上コネクタの第4の接点を前記各第2の基板上コネクタの第5の接点にそれぞれ接続する少なくとも1つの第2の接続手段とをさらに備えたことを特徴とする加熱調理器。
  2. 前記第1の電源回路は、前記第2及び第3の接点の間に接続されかつ前記電源スイッチと連動してオンオフする第2の切換手段をさらに備え、
    前記第1及び前記各第2の電源回路は、互いに同一の基板レイアウト及び互いに同一の回路構成を有することを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
  3. 前記第1の接続手段は、前記第1の基板上コネクタに抜き挿し可能に形成され、
    前記各第2の接続手段は、前記第2の基板上コネクタに抜き挿し可能に形成されたことを特徴とする請求項1又は2記載の加熱調理器。
  4. 前記各第2の基板上コネクタの第1の切換手段はリレーであり、
    前記リレーは、前記第1のスイッチング電源からの前記第1の直流電力が通電されて動作されることを特徴とする請求項1からまでのうちのいずれか1つに記載の加熱調理器。
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