JP2010246627A - 遊技機 - Google Patents

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哲 野口
Daisuke Shimomori
大輔 下森
Tomokazu Osawa
友和 大澤
Muneyuki Hirai
宗幸 平井
Hirobumi Morisato
博文 盛里
Yu Notake
優 延武
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Abstract

【課題】回転リールの停止位置情報を基にフリーズ演出を行うことで、遊技者の操作がフリーズ演出の内容等に影響を与えることができるとともに、多様なフリーズ演出を実行できる遊技機を提供する。
【解決手段】回転リールの停止位置情報を取得するリール停止位置情報取得手段と、遊技機に対する操作を一定時間不能とするフリーズ演出に係る制御を行うフリーズ演出制御手段と、を備え、フリーズ演出制御手段は、リール停止位置情報取得手段が取得した停止位置情報を基にフリーズ演出の長さを決定するように形成した。
【選択図】図3

Description

本発明は、回転リールを有する遊技機に関し、特に、回転リールの停止位置情報を基にフリーズ演出を行うことが可能な遊技機に関するものである。
従来、抽選結果に基づいて制御装置により回転リールの停止制御を行っているスロットマシンにおいては、スタートスイッチが操作されたことを契機として回転リールを回転させ、その後、ストップスイッチが操作されたことを契機として回転リールの回転を停止させている。そして、回転リールの停止位置に基づいて、入賞したか否かの判定を行い、入賞したと判定された場合には所定の入賞処理が実行される。すなわち、これらの一連の動作により一回の遊技が実行されるように形成されている。
ところで、このような遊技機において、いわゆるフリーズ演出と言われる演出を行う遊技機が知られている。例えば、特許文献1には、「BB」などの役に当選したときに、スタートスイッチが操作されても回転リールを所定時間動作させないことによりフリーズ演出を実行する遊技機が開示されている。
特開2008−154865号公報
しかしながら、上記した従来の遊技機におけるフリーズ演出は、遊技機が内部的に決定して実行するものであり、遊技者の操作に基づいてフリーズ演出を決定するものではなかった。
そこで、本発明は、ストップスイッチが操作されて回転リールが停止したときに、その回転リールの停止位置に係る情報を参照してフリーズ演出の長さを決定することができるように形成することで、遊技者の操作がフリーズ演出の内容等に影響を与えることができるとともに、多様なフリーズ演出を実行できる遊技機を提供することを課題とする。
各請求項にそれぞれ記載された発明は、上記した課題を解決するためになされたものである。以下、図面に示した発明の実施の形態を用いて、各請求項にそれぞれ記載された発明の特徴および作用を説明する。
なお、符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(請求項1)
請求項1に記載の発明は、以下を特徴とする。
すなわち、請求項1に記載の遊技機10は、複数の図柄を変動表示又は停止表示するための回転リール40と、前記回転リール40の図柄を変動表示させるためのスタートスイッチ30と、前記回転リール40に対応して設けられ、対応する回転リール40の図柄を停止表示させるためのストップスイッチ50と、複数の役のいずれかに当選したか又はハズレかの抽選を行う当選抽選手段110と、前記当選抽選手段110の抽選結果と前記ストップスイッチ50の操作とに基づいて前記回転リール40の図柄の停止表示に係る制御を行う停止制御手段130と、前記回転リール40が図柄を停止表示した際の前記回転リール40の停止位置に基づいて前記複数の役のいずれかに入賞したか又は入賞しなかったかの判定を行う入賞判定手段150と、前記回転リール40の停止位置に係る情報を取得するリール停止位置情報取得手段170と、遊技機10に対する操作を一定時間不能とするフリーズ演出に係る制御を行うフリーズ演出制御手段160と、を備え、前記フリーズ演出制御手段160は、前記リール停止位置情報取得手段170が取得した停止位置に係る情報を基にフリーズ演出の長さを決定することを特徴とする。
ここで「回転リール」は、複数の図柄を変動表示および停止表示可能なものを意味する。具体的な態様としては、周囲に複数の図柄を付したものに限らず、液晶表示装置により図柄を変動表示又は停止表示可能に形成したものも含まれる。
そして、「リール停止位置情報取得手段」は、この回転リールの停止位置に係る情報を取得するためのものである。すなわち、回転リールの図柄が変動表示された後に停止表示されたときの、回転リールの停止位置に係る情報を取得するためのものである。例えば、回転リールがステッピングモータを動力源として回転するものである場合には、ステッピングモータの発信パルス数を基に停止位置情報を取得することができる。
また、このような態様に限らず、回転リールが停止した時の図柄番号を基に停止位置に係る情報を取得することとしても良い。すなわち、回転リールが21個の図柄を有するとした場合、各図柄に順に0〜20の図柄番号を割り当てて、回転リールが停止した時に表示されている図柄番号を基に停止位置に係る情報を取得することとしても良い。
なお、回転リールが液晶表示装置により図柄を表示するものである場合においても上記と同様に構成することができる。すなわち、発信パルス数をカウントする代わりに図柄を変動表示させるための信号をカウントすることにより停止位置に係る情報を取得するとしても良いし、停止表示された図柄番号を基に停止位置に係る情報を取得するとしても良い。
「フリーズ演出」は、遊技機に対する操作を一定時間不能とする演出である。すなわち、フリーズ演出を実行中は、スタートスイッチ、ストップスイッチ、ベットスイッチ等の遊技機の操作の用に供される装置類に対する遊技者の操作が受け付けられないように形成されている。
また、フリーズ演出の実行中において遊技機に対する操作を一定時間不能とする態様としては、遊技機に対する操作が無効となる態様であっても良いし、遊技機に対する操作が一定時間経過後に遅れて受け付けられる態様であっても良い。
なお、このフリーズ演出は、遊技機が備える複数の役のうちの所定の役に当選したときに実行されるものに形成しても良い。この所定の役としては、例えば、当選の権利を次回以降の遊技に持ち越せる役(いわゆる「ボーナス役」など)とすることができる。
「フリーズ演出制御手段」は、上記したフリーズ演出に係る制御を行うためのものである。そして、このフリーズ演出制御手段は、リール停止位置情報取得手段が取得した停止位置に係る情報を基にフリーズ演出の長さを決定するものである。フリーズ演出制御手段がフリーズ演出の長さを決定する具体的な態様としては、例えば、停止位置情報とフリーズ演出の長さとの対応関係を記憶したテーブルを設け、フリーズ演出制御手段がこのテーブルを参照してフリーズ演出の長さを決定する態様が考えられる。
なお、このフリーズ演出制御手段は、フリーズ演出の長さを決定するとともに、フリーズ演出を実行するか否かも決定することとしても良い。すなわち、フリーズ演出の長さを決定するのに際し、例えば、その選択肢としてフリーズ演出を実行しないという選択肢を設けておけば、一回の決定で、フリーズ演出を実行するか否か、および、フリーズ演出の長さを決定できる。なお、フリーズ演出制御手段がフリーズ演出を実行するか否かを決定することは本発明の必須の構成ではない。すなわち、毎回フリーズ演出を実行することとし、フリーズ演出制御手段がフリーズ演出を実行するか否かを決定しない態様であっても良い。
また、遊技機が複数の回転リールを備えている場合、フリーズ演出制御手段が制御に使用する停止位置に係る情報は、複数の回転リールの停止位置に係る情報であっても良いし、単一の回転リールの停止位置に係る情報であっても良い。
(請求項2)
請求項2に記載の発明は、上記した請求項1に記載の発明の特徴点に加え、以下を特徴とする。
すなわち、前記フリーズ演出制御手段160は、前記リール停止位置情報取得手段170が取得した前回遊技における停止位置に係る情報を基に今回遊技のフリーズ演出の長さを決定することを特徴とする。
ここで、「今回遊技」は、フリーズ演出制御手段160により決定されたフリーズ演出が実行される回の遊技を意味する。
そして、フリーズ演出制御手段160は、この今回遊技で実行されるフリーズ演出の長さを決定するに当たり、前回遊技における停止位置に係る情報を参照する。すなわち、今回遊技に係るスタートスイッチの操作が行われる直前の回転リールの停止位置に係る情報を基に、今回遊技で実行されるフリーズ演出の長さを決定する。
本発明は上記の通りであり、回転リールの停止位置情報を基にフリーズ演出が行われるので、遊技者の操作がフリーズ演出の内容等に影響を与えることができるとともに、多様なフリーズ演出を実行できるという効果がある。
本発明の実施の形態であって、スロットマシンの外観正面図である。 本発明の実施の形態であって、スロットマシンの入力、出力および制御装置を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態に係るフリーズ処理を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態に係るフリーズ演出選択テーブルである。 本発明の第2の実施の形態に係るフリーズ処理を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係るフリーズ演出選択テーブルである。 本発明の第3の実施の形態に係るフリーズ処理を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態に係るフリーズ演出選択テーブルである。 本発明の第4の実施の形態に係るフリーズ処理を示すフローチャートである。 本発明の第4の実施の形態に係るフリーズ演出選択テーブルである。 本発明の第5の実施の形態に係るフリーズ処理を示すフローチャートである。 本発明の第5の実施の形態に係るフリーズ演出選択テーブルである。 本発明の第6の実施の形態に係るフリーズ処理を示すフローチャートである。 本発明の第6の実施の形態に係るフリーズ演出選択テーブルである。
以下、本発明の好適な実施の形態を、遊技機としてスロットマシンを例に、第1乃至第6の実施の形態に分けて、図面に基づき説明する。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態について、図1〜5を参照しながら説明する。
(スロットマシン10)
スロットマシン10は、図1に示すように、四角箱状の筐体11と、筐体11の正面側に開閉自在に取り付けられる前扉31を有する。この前扉31には、遊技者側に向かって臨む表示窓12が形成されており、さらに表示窓12には、三個の回転リール40の図柄を見ることができる図柄表示窓13が形成されている。そして、前扉31の高さ方向略中央部は、手前側に張り出したカウンタ状の操作部31Aとなっており、スロットマシン10を作動させるための操作部31Aおよびメダル投入口14が設けられている。この操作部31Aには、ベットスイッチ16、精算スイッチ17、スタートスイッチ30、ストップスイッチ50などが設けられている。また、操作部31Aの下方には、下パネル31Bを挟んで、メダルを払い出すためのメダル払い出し口18と、メダル払い出し口18から払い出されたメダルを貯留可能な下皿31Cが設けられている。
なお、スロットマシン10の内部には、図示しないが、スロットマシン10の全体の動作を制御するための制御装置20(図4参照)が内蔵されている。
(制御装置20)
上記制御装置20は、図示しないが、CPUを中心に構成され、ROM、RAM、I/O等を備えている。ここでCPUは、一個に限定されず、二個以上のCPUで制御するようにしてもよい。また、CPU、ROM、RAMおよびI/O等は一体化されてワンチップを構成してもよい。そして、CPUがROMに記憶されたプログラムを読み込むことで、遊技制御装置21、および演出制御装置22を構成する。
なお、遊技制御装置21は、スタートスイッチ30およびストップスイッチ50の操作により、回転リール40の回転および停止を制御するためのものである。また、演出制御装置22は、ランプ68やスピーカ69等の演出部66を制御するためのものである。
(入力段)
上記制御装置20の入力段には、図2に示すように、投入スイッチ15、ベットスイッチ16、精算スイッチ17、スタートスイッチ30、ストップスイッチ50が接続されている。
なお、入力段としては、上記した各入力装置に限定されるものではない。
(投入スイッチ15)
投入スイッチ15は、図1に示すように、メダル投入口14の下方に内蔵されたスイッチであって、投入された遊技メダルを検知するためのものである。
(ベットスイッチ16)
ベットスイッチ16は、図1に示すように、操作部31Aの上面に位置するスイッチであって、クレジットをメダル投入に代えるためのものである。
ここで、クレジットとは、次遊技以降に使用するためのメダルをあらかじめ遊技機内部に貯留しておくことであり、スロットマシン10は、メダル投入口14から投入され投入スイッチ15を通過した遊技メダルを、最大50枚まで、遊技機内部に貯留する扱いができるように形成されている。
(精算スイッチ17)
精算スイッチ17は、図1に示すように、操作部31Aの上面左端に位置するスイッチであって、クレジットされているメダルを払い戻すためのものである。
(スタートスイッチ30)
スタートスイッチ30は、図1に示すように、操作部31Aの正面左側に位置するレバーであって、前遊技終了後、遊技メダルの投入若しくはベットスイッチ16の押下を条件に、または、「再遊技(Replay)」時には前遊技から所定時間経過を条件に、後述するリールユニット60の駆動を開始させるためのものである。
なお、「再遊技(Replay)」とは、当選抽選手段110の抽選により「リプレイ」に当選し、「リプレイ」の図柄が入賞有効ライン上に揃うことにより、次の遊技において、遊技メダルを新たに投入することなく、再度、遊技を行うことができるものである。
(ストップスイッチ50)
ストップスイッチ50は、後述するリールユニット60の駆動を停止させるためのものである。具体的には、ストップスイッチ50は、図1に示すように、各回転リール40に対応した三個のスイッチから構成され、各回転リール40の下方に一個ずつ配置されているものである。回転リール40に対応したストップスイッチ50の操作により、当該対応した回転リール40が回転を停止するように設定されているものである。
(出力段)
前記制御装置20の出力段には、図2に示すように、リールユニット60、ホッパーユニット65、演出部66(画像表示部67およびランプ68およびスピーカ69)、の各パーツが接続されている。
なお、出力段としては、上記した各パーツに限定されるものではない。
(リールユニット60)
リールユニット60は、特に図示しないが枠体に固定或いは支持された三個のステッピングモータと、各々のステッピングモータの出力軸に固定された三個の回転リール40とから構成されている。そして、各回転リール40は、合成樹脂からなる回転ドラムと、この回転ドラムの周囲に貼付されるテープ状のリールテープとを備えている。このリールテープの外周面には、21個の図柄が表示されている。
(ホッパーユニット65)
ホッパーユニット65は、図1に示すように、筐体11の内部に配置されており、遊技の結果等に基づいてメダルを払い出すためのものである。
(演出部66)
演出部66は、演出制御装置22の制御により、入賞等の報知など、種々の演出を行うものである。具体的には、演出部66は、画像表示部67およびランプ68およびスピーカ69から構成されている。
画像表示部67は、回転リール40の上方に設けられた窓部であり、LED、ドットマトリックス、液晶画面等を用いて、入賞の報知その他の演出を表示するためのものである。なお、画像表示部67としては上記のものに限られず、例えば演出専用の回転リールを設け、リールの図柄や文字等により演出を表示するようにしても良い。
そして、ランプ68およびスピーカ69は、発光体の点灯又は点滅、入賞音の発生により入賞等を報知するためのものである。
(遊技制御装置21)
次に、遊技制御装置21について詳述する。
遊技制御装置21は、スロットマシン10の遊技全般を制御する装置であり、例えば、スタートスイッチ30およびストップスイッチ50の操作により、回転リール40の回転および停止を制御する。具体的には、この遊技制御装置21は、通常遊技制御手段70、特別遊技制御手段80、当選抽選手段110、リール制御手段130、ホッパー制御手段140、入賞判定手段150、フリーズ演出制御手段160、リール停止位置情報取得手段170、の各手段として機能する。
なお、遊技制御装置21としては、上記した各手段に限定されるものではなく、他の手段を含んでいても良い。
(通常遊技制御手段70)
通常遊技制御手段70は、通常遊技を行わせるためのものである。
すなわち、メダルの投入若しくはベットスイッチ16の押下を条件に、または、「再遊技(Replay)」時には前遊技から所定時間経過を条件に、スタートスイッチ30を操作すると、リールユニット60が駆動され、三個の回転リール40が回転を開始する。
その後、ストップスイッチ50の一個を操作すると、当該対応する回転リール40の回転が停止する。
そして、ストップスイッチ50を三個全て操作し終わると、三個の回転リール40の回転が全て停止する。このとき、表示窓12の入賞有効ライン上に、予め設定された図柄61が停止すると、ホッパーユニット65を介して所定枚数のメダルが払い出される。
当選には、入賞により遊技メダルを払い出す小役当選と、この小役当選よりもさらに大きな利益を遊技者に付与する特典当選と、遊技メダルの払い出しは無いが、遊技メダルを新たに投入することなく再度の遊技を行うことができる「リプレイ」当選とを備えている。また、前記小役当選には、入賞により払い出されるメダル数の異なる複数種類の当選役が設定されている。そして、後述する当選抽選手段110による抽選の結果としていずれかの役に当選となった場合、その当選に対応した当選フラグが成立する。なお、成立した特典当選に係る当選フラグは、当選フラグが成立した遊技において入賞しなかったとしても、次回以降の遊技に持ち越されるが、その他の当選に係る当選フラグは、当選フラグが成立した遊技において入賞しなかった場合にはリセットされ、次回以降の遊技に持ち越されない。
(特別遊技制御手段80)
特別遊技制御手段80は、通常遊技よりも遊技者に有利な特別遊技を行わせるためのものである。つまり、本実施の形態に係る遊技機は、通常遊技と、以下に述べる複数の特別遊技と、を備えていることにより、得られる利益の異なる複数の遊技状態を備えている。
上記特別遊技としては、大別すると、次の遊技がある。
(1)ビッグボーナスゲーム(以下、BBゲーム)
(2)レギュラーボーナスゲーム(以下、RBゲーム)
なお、RBゲームは、BBゲーム中に行われる場合と、BBゲーム中でないときに単独で行われる場合と、がある。また、BBゲームおよびRBゲームは、所定のボーナス役に当選(特典当選)し、かつ、その特典当選に対応する図柄が入賞有効ライン上に三個揃うこと(特典入賞)により開始される。このボーナス役としては、BBゲームを開始可能なビッグボーナス(以下BB)と、RBゲームを開始可能なレギュラーボーナス(以下RB)が設けられている。
BBゲームは、RBゲームが連続して行われるゲームであり、予め定められた枚数のメダルが払い出されると終了するものである。なお、連続して行われる複数のRBゲームの合間に、通常遊技を行うこととしても良い。
このBBゲームは、通常遊技において、図示しないが、例えば「7」等の図柄が入賞有効ライン上に三個揃うと、次遊技より開始される。
RBゲームは、小役の当選確率を上昇させることで、小役の入賞が容易となっているゲームである。具体的には、通常遊技とRBゲームとでは、異なる当選判定テーブル113を使用しているため、小役の当選確率が異なるように形成されている。言い換えると、RBゲームの開始が決定された場合には、通常遊技に使用するテーブルよりも小役の当選領域が多く設定された当選判定テーブル113を使用することにより、RBゲームでは、小役の当選確率が高く設定されている。そして、RBゲームは、最大8回の入賞、或いは最大12回の遊技の終了により、終了する。
このRBゲームは、通常遊技において、図示しないが、例えば「BAR」等の図柄が入賞有効ライン上に三個揃うと、次ゲームより開始される。また、BBゲームの開始を契機としても開始されるし、BBゲーム中の前回RBゲームの終了を契機としても開始される。
(当選抽選手段110)
当選抽選手段110は、複数の役のいずれかに当選したか又はハズレかの抽選を行うためのものである。すなわち、予め定めた抽選確率に基づいて当選役に係る抽選を行うものである。そして、当選抽選手段110による抽選の結果、所定の当選役に当選である場合に当選フラグが成立し、この当選フラグ成立中に、回転リール40の停止図柄の組み合わせが予め定められた当選図柄と一致したことを条件に入賞し、遊技者にメダルの払い出しや、特別遊技等の利益が付与されるように設定されている。
具体的には、当選抽選手段110は、乱数を所定の範囲内で発生させる乱数発生手段111、乱数発生手段111が発生する乱数をスタートスイッチ30の操作タイミングで抽出する乱数抽出手段112、乱数発生手段111が発生させる範囲内の各乱数が前記複数の役もしくは「ハズレ」のいずれと対応するかを定めた当選判定テーブル113、乱数抽出手段112が抽出した抽出乱数データと当選判定テーブル113とを照合して当選したか又は「ハズレ」かの判定を行うための当選判定手段114、などにより構成されている。
(リール制御手段130)
リール制御手段130は、有効なスタートスイッチ30の操作信号に基づいて回転リール40を回転させると共に、特に図示しないがリール回転検知センサの検知信号に基づいて図柄の現在位置を認識しつつ、当選抽選手段110の抽選結果および有効なストップスイッチ50の操作タイミングに基づいて、回転リール40の停止を制御するためのものである。
具体的には、リール制御手段130は、投入スイッチ15が投入メダルを検知した場合、およびホッパーユニット65がメダルの払い出し中でないなど、所定の遊技開始条件を満たしている場合には、スタートスイッチ30の操作信号に基づくスタート信号(リールユニット60の駆動モータを駆動開始させるための信号)を出力し、回転リール40を回転させる。
また、回転リール40が回転中にいずれかのストップスイッチ50が操作されると、ストップスイッチ50の操作信号に基づきストップ信号(リールユニット60の駆動モータを駆動停止させるための信号)を出力し、操作されたストップスイッチ50に対応する回転リール40の回転を停止させる。
なお、リール制御手段130は回転リール40を停止させる際、当選抽選手段110の抽選結果が「ハズレ」の場合には、三個の回転リール40の図柄が如何なる入賞の態様にも揃わないように蹴飛ばし制御を行い、抽選結果が所定の当選役に当選の場合には、三個の回転リール40の図柄が極力当該当選に係る入賞の態様となるように引き込み制御を行う。
(ホッパー制御手段140)
ホッパー制御手段140は、入賞判定手段150からの払い出し入賞信号、精算スイッチ17の操作信号、図示しない払い出しセンサからの信号などに基づいて、ホッパーユニット65を作動させ、メダルの払い出しを制御するためのものである。
(入賞判定手段150)
入賞判定手段150は、ストップスイッチ50の操作により三個の回転リール40が停止したときに、その表示態様に基づいて、入賞したか又は入賞なしかの判定を行うためのものである。具体的には、すべての回転リール40の回転が停止した際に、いずれかの有効入賞ライン上に所定の図柄配列が揃うことを条件として、当該図柄配列に対応した役に入賞したと判定するように形成されている。そして、入賞がメダル払い出しを伴う場合には、ホッパーユニット65に払い出し入賞信号を出力し(もしくはメダルを払い出す代わりにクレジットに加算し)、特典入賞の場合には、特別遊技制御手段80に特別遊技を開始させたりするためのものである。
(フリーズ演出制御手段160)
フリーズ演出制御手段160は、後述するリール停止位置情報取得手段170が取得した停止位置に係る情報を基にフリーズ演出に係る制御を行うためのものである。
ここで、フリーズ演出は、遊技機に対する操作を一定時間不能とする演出である。すなわち、フリーズ演出を実行中は、投入スイッチ15、ベットスイッチ16、清算スイッチ17、スタートスイッチ30、ストップスイッチ50の各入力装置に対する遊技者の操作が受け付けられないように形成されている。そして、フリーズ演出の実行中は、遊技機に対する操作が受け付けられないのみならず、演出部66を用いた演出を同時に実行するように形成されている。なお、これらの演出部66を用いた演出において、遊技内容に関する情報を報知するように形成しても良い。例えば、所定の役に当選したことを報知するように形成しても良い。
このフリーズ演出制御手段160によるフリーズ演出に係る制御の詳細については、フリーズ処理として後述する。
(リール停止位置情報取得手段170)
リール停止位置情報取得手段170は、回転リール40の停止位置に係る情報を取得するためのものである。すなわち、回転リール40の図柄が変動表示された後に停止表示されたときの位置情報を取得するためのものである。
ここで、前述したように、回転リール40は21個の図柄を有しているが、この各図柄には、それぞれ異なる図柄番号が割り当てられている。具体的には、回転方向、すなわち、変動表示で現れる順に大きくなるように0〜20の図柄番号が割り当てられている。
そして、リール停止位置情報取得手段170は、回転リール40が停止した時の図柄番号を基に停止位置に係る情報を取得する。具体的には、本実施の形態に係る図柄表示窓13は、図1に示すように、各回転リール40につき上段、中段、下段の3つの図柄を表示できるように形成されているが、このうちの中段の図柄番号を基に停止位置に係る情報を取得する。更に詳しくは、回転リール40が停止した時の中段の図柄番号が0番であれば「0」、1番であれば「1」というように、中段の図柄番号を数値として取得し、停止位置に係る情報として使用する(この停止位置に係る情報として使用される数値を以下「停止図柄値」と呼ぶ)。
なお、このようにして取得した停止位置に係る情報は、フリーズ演出制御手段160からの要求に従い、フリーズ演出制御手段160に送信され、フリーズ演出に係る制御に使用される。
(演出制御装置22)
演出制御装置22は、遊技制御装置21からの信号を受信して、ランプ68やスピーカ69等の演出部66を制御するためのものである。
本実施の形態に係る演出制御装置22は、特に、フリーズ演出を実行中に演出部66を用いた演出を実行可能に形成されている。すなわち、フリーズ演出制御手段160がフリーズ演出を実行する際には、この演出制御装置22に命令が発せられ、この命令を受けて演出制御装置22は所定の演出を実行する。
(スロットマシン10の作動)
続いて、スロットマシン10の作動の概略について説明する。
本実施形態に係るスロットマシン10は、メダル投入等の所定の遊技開始条件が満たされた後スタートスイッチ30が操作されることにより、スタートスイッチ30がONとなる。 スタートスイッチ30がONとなったことを契機として、当選抽選手段110により抽選処理が行われ、役に当選したか否かが決定される。そして、回転リール40の回転が開始する。その後、回転リール40の回転開始後にストップスイッチ50が操作されると、リール制御手段130により、回転リール40の回転停止処理が行われる。すべてのストップスイッチ50が操作されて、三個の回転リール40すべてが停止した場合、入賞判定手段150により、入賞したか否かが判定される。そして、入賞したと判定された場合、当選図柄に相当するメダルの払い出しや特別遊技の開始など、所定の入賞処理が行われる。
このように、本実施形態に係る遊技機は、所定の遊技開始条件が満たされた後にスタートスイッチ30が操作され、更にストップスイッチ50が操作されて所定の入賞処理等が実行されることで、一回の遊技が実行されるように形成されている。
(フリーズ処理)
次に、フリーズ処理について、図3のフローを参照しながら説明する。
本実施の形態におけるフリーズ処理は、スタートスイッチ30の押下が検出されたときに毎回実行されるものであり、前回遊技における回転リール40の停止位置に係る情報を基にフリーズ演出の長さを決定するものである。
まず、図3に示すステップ100において、スタートスイッチ30の押下が検出される。なお、この時点ではまだ回転リール40の図柄は変動表示を開始しない。そして、ステップ101に進む。
ステップ101では、リール停止位置情報取得手段170が、前回遊技において最後に停止された回転リール40の図柄番号を参照することにより、これを停止図柄値(停止位置に係る情報)として取得する。そして、ステップ102に進む。
ステップ102では、フリーズ演出制御手段160が、リール停止位置情報取得手段170の保持する停止図柄値を参照し、フリーズ演出を決定する。
詳しく説明すると、本実施の形態に係るスロットマシン10は、図4に示すようなフリーズ演出選択テーブルを備えている。このフリーズ演出選択テーブルには、停止図柄値とフリーズ演出の長さとの対応関係が記載されている。そのため、フリーズ演出制御手段160は、このフリーズ演出選択テーブルを参照して、停止図柄値を基にフリーズ演出の長さを決定できるようになっている。具体的には、リール停止位置情報取得手段170の保持する停止図柄値が、0〜5であればフリーズ演出を実行しないと決定し、6〜15であればフリーズ演出を1秒実行すると決定し、16〜20であればフリーズ演出を2秒実行すると決定する。そして、ステップ103に進む。
ステップ103では、上記ステップ102でフリーズ演出を実行すると決定した場合には、フリーズ演出が実行される。具体的には、各入力装置に対する操作が受け付けられなくなるとともに、演出部66を用いた演出が実行される。そして、フリーズ演出の実行が終了した後に、ステップ104に進む。
ステップ104では、ステップ100において押下されたスタートスイッチ30の操作信号がリール制御手段130に送信され、回転リール40の図柄が変動表示を開始する。そして、処理が終了する。
本実施の形態に係るフリーズ処理は上記のように形成されているため、フリーズ演出を実行すると決定された場合には、フリーズ演出の実行が終了するまで回転リール40の図柄が変動表示を開始しないようになっている。このため、遊技をより多く行いたいと希望する遊技者は、フリーズ演出が実行されない停止図柄値(0〜5)となるようにストップスイッチ50を操作すれば良いこととなっている。そして、フリーズ演出を実行する場合においても、実行されるフリーズ演出時間の長さが複数設けられているため、特定のフリーズ演出を実行させたいと希望する遊技者は、そのフリーズ演出に対応した停止図柄値となるようにストップスイッチ50を操作すれば良いこととなっている。
このように、遊技者の技量に応じてフリーズ演出の実行の有無やフリーズ演出の長さを決定できるようにしたので、遊技の習熟に対する向上心を遊技者に起こさせることができ、興趣に富んだ遊技機を提供できる。
なお、本発明の実施形態としては上記に限られるものではなく、下記に示すような様々な変形例が考えられる。そして、これら変形例を適用可能であることは、以下に述べる第2乃至第6の他の実施の形態においても同様である。
すなわち、上記の説明においては、リール停止位置情報取得手段170は、前回遊技において最後に停止された回転リール40の停止図柄値を参照することとしたが、どの回転リール40の停止図柄値を参照するかは任意に設定できる。すなわち、他の回転リール40の停止図柄値を参照することとしても良いし、複数の回転リール40の停止図柄値を参照することとしても良い。例えば、他の回転リール40の停止図柄値を参照する場合、前回遊技において最初もしくは二番目に停止された回転リール40の停止図柄値を参照することとしても良いし、参照する回転リール40を予め定めておいても良い。また、複数の回転リール40の停止図柄値を参照する場合、その合計値に基づいてフリーズ演出の長さを決定することとしても良い(例えば、停止図柄値を合計して、その合計値がどの範囲にあるかでフリーズ演出の長さを決定しても良い)し、停止図柄値の組み合わせに基づいてフリーズ演出の長さを決定することとしても良い。
また、上記説明においては、停止図柄値が大きいほどフリーズ演出時間の長さが長くなるように形成したが、これに限らない。すなわち、停止図柄値が小さいほどフリーズ演出時間の長さが長くなるように形成しても良いし、停止図柄値が所定の値の範囲である場合にフリーズ演出時間の長さが長く(もしくは短く)なるように形成しても良い。
そして、上記説明においては、フリーズ演出を実行しない停止図柄値を設けることとしたが、これに限らない。すなわち、フリーズ演出を実行しない停止図柄値を設けず、フリーズ演出の選択においては必ず何らかのフリーズ演出が選択されることとしても良い。
更には、上記説明においては、フリーズ演出の実行が終了すると、再度スタートスイッチ30を操作することなく回転リール40の図柄が変動表示を開始することとしたが、これに限らない。すなわち、フリーズ演出の実行が終了した後に、再度スタートスイッチ30が操作されることを待って、回転リール40の図柄が変動表示を開始することとしても良い。
加えて、上記説明においては、停止位置に係る情報として停止図柄値を使用したが、これに限らない。すなわち、ステッピングモータの発信パルス数を基に、スタートインデックスからのステップ数をカウントし、そのカウント値を停止位置に係る情報として使用しても良い。具体的には、ステッピングモータの発信パルス数をカウントするカウンタを設けるとともに、このカウンタを制御するプログラムを設ける。そして、当該プログラムは、回転リール40に設けられたスタートインデックスをインデックスセンサが感知するたびにカウンタをクリアする。これにより、カウンタにはスタートインデックスからのステップ数がカウントされることとなる。つまり、回転リール40が停止した時に、このステップ数を参照することにより、回転リール40の停止位置に係る情報を取得することができるように形成しても良い。
また、上記説明においては、フリーズ演出制御手段160は、回転リール40の停止位置に係る情報を基にフリーズ演出の長さを決定するとしたが、これに限られるものではない。すなわち、フリーズ演出を実行するか否かや、フリーズ演出の開始タイミング、演出態様などを、回転リール40の停止位置に係る情報を基に決定しても良い。そして、これらのうちの一部のみを停止位置に係る情報を基に決定しても良いし、すべてを停止位置に係る情報を基に決定しても良い。例えば、フリーズ演出を実行するか否かは抽選で決定し、フリーズ演出の開始タイミングについては停止位置情報を基に決定しても良い。もちろん、フリーズ演出を実行するか否かの決定、フリーズ演出の開始タイミング、実行時間、演出態様などの決定のすべてを、停止位置情報を基に行うこととしても良い。
また、上記説明においては、フリーズ演出制御手段160によるフリーズ演出の決定は、スタートスイッチ30が操作されて遊技が開始されたことを契機として実行されることとしたが、これに限らない。すなわち、変動表示中の回転リール40に対応するストップスイッチ50が操作されたこと、変動表示中の回転リール40に対応するストップスイッチ50が操作されて回転リール40が停止表示されたこと、メダルが投入されたこと、ベットスイッチ16が押下されたこと、などを契機として実行されることとしても良い。
更には、上記説明においては、フリーズ演出制御手段160が停止図柄値をそのままフリーズ演出の決定に使用することとしたが、これに限らない。例えば、ある回の遊技における停止図柄値とその前の回の遊技における停止図柄値とを比較することにより、その差分によりフリーズ演出を決定することとしても良い。この場合、この差分とフリーズ演出の長さとの対応関係を記憶したテーブルを設け、フリーズ演出制御手段160がこのテーブルを参照してフリーズ演出の長さを決定することとしても良い。
また、上記説明においては、実行が決定されたフリーズ演出は、実行が決定されてからすぐに実行されることとしたが、これに限らない。例えば、ベットスイッチ16や所定のストップスイッチ50の操作後に実行することとしても良い。また、予め定めた時間が経過した後に実行することとしても良い。ここで、予め定めた時間が経過した後に実行するとした場合、スロットマシン10が一定時間に実行できる遊技回数が法律で定められているために、4.1秒のいわゆるウェイト時間が経過するまではスロットマシン10に対する操作を無効としているとすれば、このウェイト時間とフリーズ演出とを区別して、ウェイト時間の経過後にフリーズ演出を実行するようにしても良い。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態について、図5〜6を参照しながら説明する。
なお、本実施の形態におけるスロットマシン10の基本的構成は、上記した第1の実施の形態と同様であるので、同一となる説明を省略し、本実施の形態の特徴点のみ述べる。
(フリーズ処理)
本実施の形態に係るフリーズ処理について、図5のフローを参照しながら説明する。
本実施の形態におけるフリーズ処理は、第1の実施の形態と異なり、特典当選となったときにのみ、前回遊技における回転リール40の停止位置に係る情報を基にフリーズ演出の長さを決定するものである。
まず、図5に示すステップ200において、スタートスイッチ30の押下が検出される。このとき、当選抽選手段110により抽選処理が行われ、役に当選したか否かが決定される。なお、この時点ではまだ回転リール40の図柄は変動表示を開始しない。そして、ステップ201に進む。
ステップ201では、当選抽選手段110による抽選の結果として特典当選となったか否かが判定される。そして、特典当選である場合は、ステップ202に進む。また、特典当選でない場合は、ステップ205に進む。
ステップ202に進んだ場合、リール停止位置情報取得手段170が、前回遊技において最後に停止された回転リール40の図柄番号を参照することにより、これを停止図柄値(停止位置に係る情報)として取得する。そして、ステップ203に進む。
ステップ203では、フリーズ演出制御手段160が、リール停止位置情報取得手段170の保持する停止図柄値を参照し、フリーズ演出の長さを決定する。
詳しく説明すると、本実施の形態に係るスロットマシン10は、図6に示すようなフリーズ演出選択テーブルを備えている。フリーズ演出制御手段160は、このフリーズ演出選択テーブルを参照して、停止図柄値を基にフリーズ演出の長さを決定する。具体的には、リール停止位置情報取得手段170の保持する停止図柄値が、0〜5であればフリーズ演出を実行しないと決定し、6〜15であればフリーズ演出を30秒実行すると決定し、16〜20であればフリーズ演出を60秒実行すると決定する。そして、ステップ204に進む。
ステップ204では、上記ステップ203でフリーズ演出を実行すると決定した場合には、フリーズ演出が実行される。具体的には、各入力装置に対する操作が受け付けられなくなるとともに、演出部66を用いた演出が実行される。そして、フリーズ演出の実行が終了した後に、ステップ205に進む。
ステップ205では、ステップ200において押下されたスタートスイッチ30の操作信号がリール制御手段130に送信され、回転リール40の図柄が変動表示を開始する。そして、処理が終了する。
本実施の形態に係るフリーズ処理は上記のように形成されているため、特典当選である場合にのみ、フリーズ演出が実行されることとなる。これにより、例えばフリーズ演出の一部として実行される演出部66を用いた演出により、特典当選となったことを報知するとともに、遊技を盛り上げることができる。
更には、このような演出を望まない遊技者においては、フリーズ演出が実行されない停止図柄値(0〜5)となるようにストップスイッチ50を操作すれば、フリーズ演出を実行させないことも可能となっている。なお、このような操作を遊技者が実行可能とするためには、当該遊技の前の遊技において特典当選となったことを報知する必要があるが、このためには以下のように構成すれば良い。
すなわち、スロットマシン10の当選役として、特典当選と同時にしか成立しない役(「同時成立役」と呼ぶ)を設ける。そして、この同時成立役の引き込み優先順位を、特典当選に係るボーナス役の引き込み優先順位よりも高く設定する。これにより、ボーナス役と同時成立役とが成立している場合には、リール制御手段130は、同時成立役が入賞するように、言い換えるとボーナス役が入賞しないように、回転リール40を制御する。また、ボーナス役と同時成立役とが成立している場合には、その旨を当該遊技において報知するように形成する。すると、ある回の遊技においてボーナス役と同時成立役との少なくともいずれか一方が成立していることが報知された場合には、遊技者は、フリーズ演出(および演出部66によりフリーズ演出と同時に実行される演出)を見たいか否か、また、見たい場合にはどのフリーズ演出(および演出部66によりフリーズ演出と同時に実行される演出)を見たいかによって、当該遊技におけるストップスイッチ50の操作タイミングを変えることができる。そして、この回の遊技では同時成立役が入賞することとなり、その次の回の遊技においてフリーズ演出の長さが選択されることとなる。
(第3の実施の形態)
第3の実施の形態について、図7〜8を参照しながら説明する。
なお、本実施の形態におけるスロットマシン10の基本的構成は、上記した第1の実施の形態と同様であるので、同一となる説明を省略し、本実施の形態の特徴点のみ述べる。
(フリーズ処理)
本実施の形態に係るフリーズ処理について、図7のフローを参照しながら説明する。
本実施の形態におけるフリーズ処理は、第1の実施の形態と異なり、フリーズ演出を実行するか否かは抽選により決定し、この抽選によりフリーズ演出を実行すると決定された場合にのみ、前回遊技における回転リール40の停止位置に係る情報を基にフリーズ演出の長さを決定するものである。
まず、図7に示すステップ300において、スタートスイッチ30の押下が検出される。なお、この時点ではまだ回転リール40の図柄は変動表示を開始しない。そして、ステップ301に進む。
ステップ301では、抽選によりフリーズ演出を実行するか否かが決定される。具体的には、本実施の形態に係るスロットマシン10は、特に図示しないが、乱数値とフリーズ演出を実行するか否かとの対応関係が記載されたフリーズ演出決定テーブルを有している。そして、フリーズ演出制御手段160は、抽選により乱数を抽出し、この抽出した乱数を基にフリーズ演出決定テーブルを参照し、フリーズ演出を実行するか否かを決定する。そして、フリーズ演出を実行すると決定すれば、ステップ302に進む。逆に、フリーズ演出を実行しないと決定すれば、ステップ305に進む。
ステップ302に進んだ場合、リール停止位置情報取得手段170が、前回遊技において最後に停止された回転リール40の図柄番号を参照することにより、これを停止図柄値(停止位置に係る情報)として取得する。そして、ステップ303に進む。
ステップ303では、フリーズ演出制御手段160が、リール停止位置情報取得手段170の保持する停止図柄値を参照し、フリーズ演出の長さを決定する。
詳しく説明すると、本実施の形態に係るスロットマシン10は、図8に示すようなフリーズ演出選択テーブルを備えている。フリーズ演出制御手段160は、このフリーズ演出選択テーブルを参照して、停止図柄値を基にフリーズ演出の長さを決定する。具体的には、リール停止位置情報取得手段170の保持する停止図柄値が、0〜5であればフリーズ演出を1秒実行すると決定し、6〜15であればフリーズ演出を5秒実行すると決定し、16〜20であればフリーズ演出を10秒実行すると決定する。そして、ステップ304に進む。
ステップ304では、フリーズ演出が実行される。具体的には、各入力装置に対する操作が受け付けられなくなるとともに、演出部66を用いた演出が実行される。そして、フリーズ演出の実行が終了した後に、ステップ305に進む。
ステップ305では、ステップ300において押下されたスタートスイッチ30の操作信号がリール制御手段130に送信され、回転リール40の図柄が変動表示を開始する。そして、処理が終了する。
すなわち、本実施の形態に係るフリーズ処理では、フリーズ演出を実行するか否かは抽選により決定され、フリーズ演出の長さはリール停止位置情報取得手段170が取得した停止位置に係る情報により決定される。このため、フリーズ演出の実行に関して、遊技者が関与できる制御と遊技者が関与できない制御とが混在することとなり、遊技者の技量と運とを適度にバランス良く考慮した構成とすることができる。
なお、上記の説明においては、抽選によりフリーズ演出を実行するか否かを決定し、停止図柄値を基にフリーズ演出の長さを決定するとしたが、これに限らない。すなわち、停止図柄値を基にフリーズ演出を実行するか否かを決定し、抽選によりフリーズ演出の長さを決定するとしても良い。
また、フリーズ演出を実行するか否かの抽選を所定の役に当選したとき(例えば特典当選したとき)にのみ行うこととしても良い。すなわち、所定の役に当選したときにのみ、フリーズ演出が実行される可能性があるように形成しても良い。
(第4の実施の形態)
第4の実施の形態について、図9〜10を参照しながら説明する。
なお、本実施の形態におけるスロットマシン10の基本的構成は、上記した第1の実施の形態と同様であるので、同一となる説明を省略し、本実施の形態の特徴点のみ述べる。
(フリーズ処理)
本実施の形態に係るフリーズ処理について、図9のフローを参照しながら説明する。
本実施の形態におけるフリーズ処理は、第1の実施の形態と異なり、回転リール40の図柄が変動表示中に、ストップスイッチ50の押下が検出されると実行されるものである。そして、当該遊技における回転リール40の停止位置に係る情報を基にフリーズ演出を決定するものである。
まず、図9に示すステップ400において、ストップスイッチ50の押下が検出される。このとき、この時点ではまだ回転リール40の図柄は停止表示されない。そして、ステップ401に進む。
ステップ401では、操作されたストップスイッチ50が3つ目であるか否かが判定される。すなわち、すでに残りの2つの回転リール40に対応するストップスイッチ50が操作されており、それらの回転リール40の図柄が停止表示されているかが判定される。そして、3つ目のストップスイッチ50であると判定されれば、ステップ402に進む。逆に、3つ目のストップスイッチ50でないと判定されれば、ステップ406に進む。
ステップ402に進んだ場合、当該遊技における当選抽選手段110による抽選の結果が、特典当選であるか否かが判定される。そして、特典当選である場合は、ステップ403に進む。また、特典当選でない場合は、ステップ406に進む。
ステップ403に進んだ場合、リール停止位置情報取得手段170が、既に図柄を停止表示している2つの回転リール40の図柄番号を参照することにより、これを停止図柄値(停止位置に係る情報)として取得する。詳しくは、2つの回転リール40の図柄番号を合計して、これを停止図柄値とする。よって、停止図柄値としては0〜40の値をとり得ることとなる。そして、ステップ404に進む。
ステップ404では、フリーズ演出制御手段160が、リール停止位置情報取得手段170の保持する停止図柄値を参照し、フリーズ演出を決定する。
詳しく説明すると、本実施の形態に係るスロットマシン10は、図10に示すようなフリーズ演出選択テーブルを備えている。フリーズ演出制御手段160は、このフリーズ演出選択テーブルを参照して、停止図柄値を基にフリーズ演出の長さを決定する。具体的には、リール停止位置情報取得手段170の保持する停止図柄値が、0〜10であればフリーズ演出を実行しないと決定し、11〜20であればフリーズ演出を30秒実行すると決定し、21〜40であればフリーズ演出を60秒実行すると決定する。そして、ステップ405に進む。
ステップ405では、上記ステップ404でフリーズ演出を実行すると決定した場合には、フリーズ演出が実行される。具体的には、各入力装置に対する操作が受け付けられなくなるとともに、演出部66を用いた演出が実行される。そして、フリーズ演出の実行が終了した後に、ステップ406に進む。
ステップ406では、ステップ400において押下されたストップスイッチ50の操作信号がリール制御手段130に送信され、回転リール40の図柄が停止表示される。そして、処理が終了する。
本実施の形態に係るフリーズ処理は上記のように形成されているため、フリーズ演出を実行すると決定された場合には、フリーズ演出の実行が終了するまで回転リール40の図柄が停止表示されないようになっている。このため、遊技をより多く行いたいと希望する遊技者は、フリーズ演出が実行されない停止図柄値(0〜10)となるようにストップスイッチ50を操作すれば良いこととなっている。また、実行されるフリーズ演出時間の長さも複数設けられているため、特定のフリーズ演出を実行させたいと希望する遊技者は、そのフリーズ演出に対応した停止図柄値となるようにストップスイッチ50を操作すれば良いこととなっている。これにより、遊技者の技量をフリーズ演出の実行に反映させることができるようになっており、遊技に対する興趣を高めることができる。
また、フリーズ演出の決定が特典当選時にのみ行われるため、例えば、特典当選であることを遊技開始時に報知することとすれば、この報知があったときに、遊技者はどのようなフリーズ演出を見たいか(もしくは見たくないか)によってストップスイッチ50の操作を変えることができ、従来にない新たな楽しみをもって遊技を行うことができる。
なお、ステップ402(特典当選の判定)の処理を行わず、3つ目のストップスイッチ50が押下されたら毎回フリーズ演出の長さを決定することとしても良い。この場合、遊技者はすべての遊技において、どのようなフリーズ演出を見たいか(もしくは見たくないか)によってストップスイッチ50の操作を変えることができる。
また、上記説明においては、フリーズ演出の実行が終了すると、再度ストップスイッチ50を操作することなく回転リール40の図柄が停止表示されることとしたが、これに限らない。すなわち、フリーズ演出の実行が終了した後に、再度ストップスイッチ50が操作されることを待って、回転リール40の図柄を停止表示することとしても良い。
また、上記説明においては、フリーズ演出制御手段160によるフリーズ演出の決定は、3つ目のストップスイッチ50が操作されたことを契機として実行されることとしたが、これに限らない。例えば、2つ目のストップスイッチ50が操作されたことを契機としても良い。
(第5の実施の形態)
第5の実施の形態について、図11〜12を参照しながら説明する。
なお、本実施の形態におけるスロットマシン10の基本的構成は、上記した第1の実施の形態と同様であるので、同一となる説明を省略し、本実施の形態の特徴点のみ述べる。
(フリーズ処理)
本実施の形態に係るフリーズ処理について、図11のフローを参照しながら説明する。
本実施の形態におけるフリーズ処理は、回転リール40の図柄が変動表示中に、ストップスイッチ50の押下が検出されると実行されるものであり、この点では第4の実施の形態と同様である。しかしながら、第4の実施の形態と異なり、すべての回転リール40に係る図柄が停止表示された後に、すべての回転リール40の停止位置に係る情報を基にフリーズ演出を決定するものである。
まず、図11に示すステップ500において、ストップスイッチ50の押下が検出される。そして、ステップ501に進む。
ステップ501では、押下されたストップスイッチ50に対応する回転リール40の回転が停止されて、図柄が停止表示される。そして、ステップ502に進む。
ステップ502では、すべての回転リール40の図柄が停止表示されているかが判定される。そして、すべての回転リール40の図柄が停止表示されていると判定されれば、ステップ503に進む。逆に、すべての回転リール40の図柄が停止表示されていないと判定されれば、処理が終了する。
ステップ503に進んだ場合、当該遊技における当選抽選手段110による抽選の結果が、特典当選であるか否かが判定される。そして、特典当選である場合は、ステップ504に進む。また、特典当選でない場合は、処理が終了する。
ステップ504に進んだ場合、リール停止位置情報取得手段170が、図柄を停止表示している3つの回転リール40の図柄番号を参照することにより、これを停止図柄値(停止位置に係る情報)として取得する。詳しくは、3つの回転リール40の図柄番号を合計して、これを停止図柄値とする。よって、停止図柄値としては0〜60の値をとり得ることとなる。そして、ステップ505に進む。
ステップ505では、フリーズ演出制御手段160が、リール停止位置情報取得手段170の保持する停止図柄値を参照し、フリーズ演出の長さを決定する。
詳しく説明すると、本実施の形態に係るスロットマシン10は、図12に示すようなフリーズ演出選択テーブルを備えている。フリーズ演出制御手段160は、このフリーズ演出選択テーブルを参照して、停止図柄値を基にフリーズ演出の長さを決定する。具体的には、リール停止位置情報取得手段170の保持する停止図柄値が、0〜20であればフリーズ演出を実行しないと決定し、21〜40であればフリーズ演出を30秒実行すると決定し、41〜60であればフリーズ演出を60秒実行すると決定する。そして、ステップ506に進む。
ステップ506では、上記ステップ505でフリーズ演出を実行すると決定した場合には、フリーズ演出が実行される。具体的には、各入力装置に対する操作が受け付けられなくなるとともに、演出部66を用いた演出が実行される。そして、フリーズ演出の実行が終了した後に、処理が終了する。
このように、本実施の形態に係るフリーズ処理は、フリーズ演出を実行すると決定された場合には、フリーズ演出の実行が終了するまで次の遊技が開始できないようになっている。そして、第4の実施の形態と比較すると、フリーズ演出が実行されるタイミングが異なり、フリーズ演出の制御に使用される回転リール40の数も異なるものであるが、第4の実施の形態と同様に、遊技に習熟することによりフリーズ演出を選択可能に形成したものである。
なお、ステップ503(特典当選の判定)の処理を行わず、すべての回転リール40の図柄が停止表示されたら毎回フリーズ演出の長さを決定することとしても良い。この場合、遊技者はすべての遊技において、どのようなフリーズ演出を見たいか(もしくは見たくないか)によってストップスイッチ50の操作を変えることができる。
ここで、上記説明においては、フリーズ演出制御手段160によるフリーズ演出の決定は、すべての回転リール40の図柄が停止表示されたことを契機として実行されることとしたが、これに限らない。すなわち、1つ目の回転リール40が停止表示されたことを契機としても良いし、2つ目以降の回転リール40が停止表示されたことを契機としても良い。これは後述する第6の実施の形態でも同様である。
(第6の実施の形態)
第6の実施の形態について、図13〜14を参照しながら説明する。
なお、本実施の形態におけるスロットマシン10の基本的構成は、上記した第1の実施の形態と同様であるので、同一となる説明を省略し、本実施の形態の特徴点のみ述べる。
(フリーズ処理)
本実施の形態に係るフリーズ処理について、図13のフローを参照しながら説明する。
本実施の形態におけるフリーズ処理は、第5の実施の形態における特典当選であるか否かの判定に代えて、フリーズ演出を行うか否かの抽選処理を設けたことを特徴とするものである。
まず、図13に示すステップ600において、ストップスイッチ50の押下が検出される。そして、ステップ601に進む。
ステップ601では、押下されたストップスイッチ50に対応する回転リール40の回転が停止されて、図柄が停止表示される。そして、ステップ602に進む。
ステップ602では、すべての回転リール40の図柄が停止表示されているかが判定される。そして、すべての回転リール40の図柄が停止表示されていると判定されれば、ステップ603に進む。逆に、すべての回転リール40の図柄が停止表示されていないと判定されれば、処理が終了する。
ステップ603に進んだ場合、抽選によりフリーズ演出を実行するか否かが決定される。具体的には、本実施の形態に係るスロットマシン10は、特に図示しないが、乱数値とフリーズ演出を実行するか否かとの対応関係が記載されたフリーズ演出決定テーブルを有している。そして、フリーズ演出制御手段160は、抽選により乱数を抽出し、この抽出した乱数を基にフリーズ演出決定テーブルを参照し、フリーズ演出を実行するか否かを決定する。そして、フリーズ演出を実行すると決定すれば、ステップ604に進む。逆に、フリーズ演出を実行しないと決定すれば、処理が終了する。
ステップ604に進んだ場合、リール停止位置情報取得手段170が、図柄を停止表示している3つの回転リール40の図柄番号を参照することにより、これを停止図柄値(停止位置に係る情報)として取得する。詳しくは、3つの回転リール40の図柄番号を合計して、これを停止図柄値とする。よって、停止図柄値としては0〜60の値をとり得ることとなる。そして、ステップ605に進む。
ステップ605では、フリーズ演出制御手段160が、リール停止位置情報取得手段170の保持する停止図柄値を参照し、フリーズ演出の長さを決定する。
詳しく説明すると、本実施の形態に係るスロットマシン10は、図12に示すようなフリーズ演出選択テーブルを備えている。フリーズ演出制御手段160は、このフリーズ演出選択テーブルを参照して、停止図柄値を基にフリーズ演出の長さを決定する。具体的には、リール停止位置情報取得手段170の保持する停止図柄値が、0〜20であれば1秒のフリーズ演出を実行すると決定し、21〜40であればフリーズ演出を5秒実行すると決定し、41〜60であればフリーズ演出を10秒実行すると決定する。そして、ステップ606に進む。
ステップ606では、決定された長さのフリーズ演出が実行される。具体的には、各入力装置に対する操作が受け付けられなくなるとともに、演出部66を用いた演出が実行される。そして、フリーズ演出の実行が終了した後に、処理が終了する。
このように、本実施の形態に係るフリーズ処理は、フリーズ演出を実行するか否かが抽選により決定され、フリーズ演出を実行すると決定された場合には、必ず何らかのフリーズ演出が実行されることとなる。このため、フリーズ演出の実行に関して、遊技者が関与できる制御と遊技者が関与できない制御とが混在することとなり、遊技者の技量と運とを適度にバランス良く考慮した構成とすることができる。
なお、上記の説明においては、抽選によりフリーズ演出を実行するか否かを決定し、停止図柄値を基にフリーズ演出の長さを決定するとしたが、これに限らない。すなわち、停止図柄値を基にフリーズ演出を実行するか否かを決定し、抽選によりフリーズ演出の長さを決定するとしても良い。
また、すべての回転リール40の回転停止後にフリーズ演出を実行するか否かの抽選を行うこととしたが、これに限らない。例えば、スタートスイッチ30の押下により回転リール40の回転が開始されたときに、フリーズ演出を実行するか否かの抽選を行うこととしても良い。この場合、フリーズ演出を実行すると決定したら、その旨を報知するように形成することができる。このように形成すれば、遊技者はフリーズ演出に当選したことを事前に知ることができるため、より一層フリーズ演出制御手段160によるフリーズ演出の制御を意識しながら遊技を行うことができる。
以上、第1乃至第6の実施の形態について説明したが、これら各実施の形態は上記記載の形態に限られるものではなく、これらを適宜組み合わせて実施することとしても良い。
10 スロットマシン 30 スタートスイッチ
40 回転リール 50 ストップスイッチ
110 当選抽選手段 130 リール制御手段(停止制御手段)
150 入賞判定手段 160 フリーズ演出制御手段
170 リール停止位置情報取得手段

Claims (2)

  1. 複数の図柄を変動表示又は停止表示するための回転リールと、
    前記回転リールの図柄を変動表示させるためのスタートスイッチと、
    前記回転リールに対応して設けられ、対応する回転リールの図柄を停止表示させるためのストップスイッチと、
    複数の役のいずれかに当選したか又はハズレかの抽選を行う当選抽選手段と、
    前記当選抽選手段の抽選結果と前記ストップスイッチの操作とに基づいて前記回転リールの図柄の停止表示に係る制御を行う停止制御手段と、
    前記回転リールが図柄を停止表示した際の前記回転リールの停止位置に基づいて前記複数の役のいずれかに入賞したか又は入賞しなかったかの判定を行う入賞判定手段と、
    前記回転リールの停止位置に係る情報を取得するリール停止位置情報取得手段と、
    遊技機に対する操作を一定時間不能とするフリーズ演出に係る制御を行うフリーズ演出制御手段と、
    を備え、
    前記フリーズ演出制御手段は、前記リール停止位置情報取得手段が取得した停止位置に係る情報を基にフリーズ演出の長さを決定することを特徴とする、遊技機。
  2. 前記フリーズ演出制御手段は、前記リール停止位置情報取得手段が取得した前回遊技における停止位置に係る情報を基に今回遊技のフリーズ演出の長さを決定することを特徴とする、請求項1記載の遊技機。
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