JP4426991B2 - 遊技機、遊技機用プログラム、及び、遊技機用プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

遊技機、遊技機用プログラム、及び、遊技機用プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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Description

この発明は、抽選により所定の当選役に当選したことを報知することができる遊技機に関するものである。
また、この発明は、抽選により所定の当選役に当選したことを報知することができる遊技機用プログラム、及び、遊技機用プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関するものである。
従来、この種の遊技機、具体的には、スロットマシンにおいては、当選抽選手段によって、特定遊技(いわゆるレギュラーボーナスゲーム)や特定導入遊技(いわゆるビッグボーナスゲーム)などの特別遊技に係る当選役に当選したときは、当該当選役に当選したことを、様々な演出態様により報知するものが知られている。当選の報知を行う遊技機については、たとえば、以下の特許文献1や特許文献2に開示されているような技術が知られている。
具体的には、特許文献1に開示されている遊技機は、エレクトロルミネッセンス表示装置を備え、通常状態においては、このエレクトロルミネッセンス表示装置は透明に維持されているが、当選抽選手段によって特別遊技に係る当選役に当選したときは、このエレクトロルミネッセンス表示装置を発光させ、非透明に変化させることにより、当選の報知を行うように形成されている。
また、特許文献2に開示されている遊技機は、フラグ成立図柄表示装置を備え、当選抽選手段によって所定の当選役に当選したときは、このフラグ成立図柄表示装置によって、当選した当選役を報知するように形成されている。
また、これ以外には、遊技機前面側の所定のランプを点灯させたり、所定の音をスピーカーにより発生させたりして、所定の当選役に当選したことを報知する遊技機が知られている。
特開2001−161892号公報 特開2000−61039号公報
しかし、上述のような遊技機における当選の報知は、もっぱら表示装置等により行われるため、複数の遊技機で似たような内容の報知演出が行われる可能性が高い。したがって、遊技者は、複数の遊技機において、同じような報知演出による遊技を行うこととなるため、斬新さが無くなり、面白味に欠けるという問題が生じていた。
また、上述のような遊技機、たとえば、スロットマシンでは、投入された遊技メダル等の遊技媒体を所定個数までクレジットすることができるが、スタートスイッチ等の図柄変動開始手段が操作された後、回転リール等の図柄表示手段が停止するまで、又は、入賞により、遊技メダル等の遊技媒体の払い出しが終了するまでの間は、遊技メダル等の遊技媒体をクレジットすることができないように形成されている。
上述のような遊技機では、この遊技媒体のクレジットに関する動作の仕様を変化させるようなことはしていない。したがって、遊技媒体のクレジット自体は、遊技機での遊技を、容易かつ円滑に進めるための一装置にすぎず、遊技媒体のクレジットに関しては、遊技者にとっては面白味を抱くことがないといった問題が生じていた。
そこで、各発明は、上記した事情によりなされたものであり、その目的とするところは、次の点にある。
第1の発明
すなわち、第1の発明は、遊技者が遊技媒体をクレジットする操作に対して興味を抱かせるとともに、斬新で、かつ、意外性の高い報知演出を行うことで、遊技者に斬新な遊技感を与えて、遊技性を向上させることができるようにした遊技機を提供しようとするものである。
第2の発明
すなわち、第2の発明は、遊技者が遊技媒体をクレジットする操作に対して興味を抱かせるとともに、斬新で、かつ、意外性の高い報知演出を行うことで、遊技者に斬新な遊技感を与えて、遊技性を向上させることができるような遊技機用プログラムを提供しようとするものである。
第3の発明
すなわち、第3の発明は、遊技者が遊技媒体をクレジットする操作に対して興味を抱かせるとともに、斬新で、かつ、意外性の高い報知演出を行うことで、遊技者に斬新な遊技感を与えて、遊技性を向上させることができるような遊技機用プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供しようとするものである。
各発明は、上記した各目的を達成するためになされたものであり、各発明の特徴点を図面に示した発明の実施の形態を用いて、以下に説明する。
なお、符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
第1の発明
第1の発明は、複数の図柄46を変動表示又は停止表示するための複数個の図柄表示手段41と、図柄表示手段41の図柄46を変動表示させるための図柄変動開始手段37と、変動表示中の図柄表示手段41を個別に停止させ、かつ、変動表示中の図柄表示手段41の図柄46を停止表示させるための図柄変動停止手段38と、図柄46の組み合わせにより構成される当選役を抽選により決定するための当選抽選手段80と、前記図柄表示手段41を変動表示から停止表示へ移行させる停止制御を行うための停止制御手段160と、を少なくとも備え、所定個数の遊技媒体の投入を、遊技開始の条件として設定し、当選抽選手段80による抽選の結果、所定の当選役に当選し、かつ、図柄変動停止手段38により図柄表示手段41の当該当選に係る図柄46を予め定められた態様に停止表示させることができた場合に入賞となるように形成するとともに、前記遊技として、一般的な遊技である通常遊技と、通常遊技よりも多くの利益を遊技者に付与可能な特別遊技とを備え、前記当選役として、特別遊技を開始可能な特別当選を少なくとも備え、特別当選に係る当選役の当選時の遊技において、特別当選が入賞しなかった場合には、特別当選を入賞させる権利を、次遊技以降に持ち越すための持ち越し手段90を備えた遊技機において、前記遊技機は、予め定めた既定上限数を限度として、遊技媒体をクレジット可能に形成されるとともに、特別当選に当選していない状態においては、前記図柄変動開始手段37の操作後、総ての図柄表示手段が停止、又は、入賞による遊技媒体の払い出しが終了するまでの遊技中、遊技媒体のクレジットを不可能とする一方、特別当選に当選後、当該特別当選が入賞するまでの間は、既定上限数を限度として、遊技中も遊技媒体のクレジットを可能とする遊技媒体投入制御手段150を備えていることを特徴とする。
ここで、遊技機とは、スロットマシンやパロット遊技機などが挙げられる。
また、ここで、遊技媒体は、遊技機に投入して遊技を行うことができれば、特に形状等については限定されるものではない。たとえば、スロットマシンで使用される円板状の遊技メダルや、通常のコインが挙げられる。また、パロット遊技機で使用される球状の遊技球であってもよいものである。
また、この遊技機には、遊技メダルなどの遊技媒体を払い出すための遊技媒体払い出し装置(ホッパーユニット35)や、遊技媒体の正偽を判定するための遊技媒体セレクター(メダルセレクター36)を備えることもできる。なお、遊技媒体セレクター(メダルセレクター36)は、遊技媒体の投入経路を、遮断、又は、開放するための装置であるブロッカー39を備えることができる。このブロッカー39は通常状態においては、遊技媒体の投入経路を開放する位置に配置されている。
前記遊技媒体セレクター(メダルセレクター36)は、遊技媒体が遊技機に投入された際、当該遊技媒体が適正なものか、不正なものかを判定する。そして、この遊技媒体が不正なものである場合は、その旨を示す電気信号を、後述する遊技媒体投入制御手段150に送出する。そして、この電気信号に基づいて、遊技媒体投入制御手段150は、遊技媒体の投入経路を遮断するような位置となるように、ブロッカー39を移動させて、保持する。これにより、遊技媒体の投入は、このブロッカー39により妨げられ、遊技媒体が総て遊技者に返却される。
なお、遊技媒体が適正なものである場合は、その旨を示す電気信号が、遊技媒体投入制御手段150に送出されるが、遊技媒体投入制御手段150は特に制御を行わず、遊技媒体の投入経路は開放されたままとなる。そして、遊技媒体が遊技機に投入される。
また、この遊技機は、後述する如く、遊技媒体をクレジット可能に形成されているが、遊技媒体投入制御手段150は、遊技媒体がクレジット可能な上限数を超えて遊技機に投入される場合にも、遊技媒体の投入経路を遮断するように、ブロッカー39を操作する。すなわち、クレジット可能な上限数を超えて、遊技媒体が遊技機に投入される場合も、この上限数を超えて投入される遊技媒体が総て遊技者に返却される。
また、この遊技機には、遊技機の作動を制御するための制御装置20を備えることができ、たとえば、制御基板として形成される。また、この制御装置20には、主に遊技に関する制御を行うものとして機能させる遊技制御装置21を設け、これとは別個に、遊技に付随する演出を行わせるための演出制御装置22を設けることもできる。
また、この遊技機には、遊技に関する情報を遊技者に向かって報知したり、演出を表示するための演出表示装置26を設けることもできる。この演出表示装置26としては、ランプ32、スピーカ33、画像表示装置(画像表示部34)などが挙げられる。また、この画像表示装置は、液晶表示装置やCRT、ドットマトリクス等により構成することができる。
前記当選抽選手段80は、たとえば乱数発生手段81の発生した乱数値を、当選判定テーブル83に規定された乱数領域と比較することにより、当選又はハズレの判定を行うためのものである。当選判定テーブル83としては、それぞれ当選確率が異なる複数のテーブルを設けることができる。
また、当選役としては、入賞により遊技媒体の払い出しを伴う小役当選、遊技媒体の払い出しは無いが遊技媒体を新たに投入することなく再度の遊技を行える再遊技当選、後述する特別遊技を行える特別当選等を備えることができる。また、前記小役当選には、遊技媒体として遊技メダルを用いるのであれば、たとえば、5枚役、10枚役、15枚役など、払い出し遊技媒体の個数が異なる複数の当選役を設けることもできる。
また、本請求項に係る遊技機は、上述の通り、遊技として、一般的な遊技である通常遊技と、通常遊技よりも多くの利益を遊技者に付与可能な特別遊技とを備えている。特別遊技としては、通常遊技よりも高い抽選確率で抽選が行われる特定遊技(RBゲーム)や、特定遊技(RBゲーム)が通常遊技よりも高い抽選確率で抽選される特定導入遊技(BBゲーム)などを備えることができる。また、特別遊技としては、これらの遊技に限定されるものではなく、所定の当選図柄の当選抽選手段80の当選抽選結果に関する情報を演出表示装置26により報知するアシストタイム遊技(ATゲーム)、再遊技の当選確率を高く設定したリプレイタイム遊技(RTゲーム)、特定の図柄についての停止制御が中止可能なチャレンジタイム遊技(CTゲーム)などを備えることもできる。
また、本請求項に係る遊技機は、上述の如く、予め定めた既定上限数を限度として、遊技媒体をクレジット可能に形成されている。
ここで、予め定めた既定上限数とは、遊技媒体をクレジットできる最大数として、遊技機の製造工場から出荷する段階で既に固定された数値である。具体的には、たとえば、スロットマシンであれば、遊技媒体として遊技メダルを使用する場合の50枚の数値を意味するものである。
遊技媒体投入制御手段150は、上述の如く、特別当選に当選していない状態においては、前記図柄変動開始手段37の操作後、総ての図柄表示手段41が停止、又は、入賞による遊技媒体の払い出しが終了するまでの遊技中、遊技媒体のクレジットを不可能とする一方、特別当選に当選後、当該特別当選が入賞するまでの間は、既定上限数を限度として、遊技中も遊技媒体のクレジットを可能とするものである。
具体的には、特別当選に当選していない状態において、図柄変動開始手段37が操作された後、総ての図柄表示手段41が停止表示へ移行するまでの間、及び、図柄変動開始手段37が操作されて、図図柄変動開始手段37が操作された後、所定の当選役に当選し、かつ、当該当選役が入賞することで遊技媒体の払い出しが終了するまでの間は、前記遊技媒体投入制御手段150は、遊技媒体の投入経路を遮断するような位置となるように、遊技機に備えられた遊技媒体セレクター(メダルセレクター36)のブロッカー39を移動させて保持する。これにより、遊技媒体の投入は、このブロッカー39により妨げられ、遊技媒体は総て遊技者に返却される。
一方、特別当選に当選した後、当該特別当選が入賞するまでの間においては、遊技機の遊技が開始されていない状態はもとより、図柄変動開始手段37が操作された後、総ての図柄表示手段41が停止表示へ移行するまでの間、及び、図柄変動開始手段37が操作されて、図柄変動開始手段37が操作された後、所定の当選役に当選し、かつ、当該当選役が入賞することで遊技媒体の払い出しが終了するまでの間も、50枚を限度として、遊技媒体のクレジットが可能である。
すなわち、前記期間に遊技媒体が遊技機に投入される場合、遊技機にクレジットされている遊技媒体の数が、クレジット可能な上限数である50枚に到達するまでは、遊技媒体投入制御手段150は、遊技媒体セレクター(メダルセレクター36)のブロッカー39を、遊技媒体の投入経路を開放する位置で保持する。これにより、クレジット可能な上限数である50枚までは、遊技媒体をクレジットすることができる。
一方、遊技機にクレジットされている遊技媒体の数が、クレジット可能な上限数である50枚に到達すると、遊技媒体投入制御手段150は、遊技媒体セレクター(メダルセレクター36)のブロッカー39を、遊技媒体の投入経路を遮断する位置で保持する。これにより、前記期間に遊技媒体が遊技機に投入される場合であって、クレジット可能な上限数である50を超える遊技媒体は、総て遊技者に返却されることとなる。
なお、このような遊技機は、遊技が開始されていない状態において、遊技媒体を投入する場合、投入された遊技媒体の数が、1回の遊技の開始に必要な遊技媒体の数に到達していないときは、遊技を開始するための遊技媒体として受け付け、遊技媒体がベットされるように形成することができる。
そして、本請求項に係る遊技機は、図柄変動開始手段37が操作された後、総ての図柄表示手段41が停止表示へ移行するまでの間、及び、図柄変動開始手段37が操作されて、図柄変動開始手段37が操作された後、所定の当選役に当選し、かつ、当該当選役が入賞することで遊技媒体の払い出しが終了するまでの間において、遊技媒体を投入する場合に、投入された遊技媒体の数が、1回の遊技の開始に必要な遊技媒体の数に到達していないときは、遊技を開始するための遊技媒体として受け付け、遊技媒体がベットされるように形成することもできる。
(作用)
本発明によれば、特別当選に当選すると、図柄変動開始手段37の操作後、総ての図柄表示手段41が停止、又は、入賞による遊技媒体の払い出しが終了するまでの遊技中も、遊技媒体投入制御手段150により、既定上限数に到達するまで遊技媒体のクレジットが可能となる。
したがって、遊技者は、遊技中に、遊技媒体を投入して遊技媒体がクレジットされることを確認することで、特別当選に当選していることを知ることができる。
このように、遊技中における遊技媒体のクレジットの可否によって、特別当選に当選したことを報知するため、遊技媒体をクレジットする操作に対して興味を抱かせることができる。
また、遊技媒体投入制御手段150が、遊技中における遊技媒体のクレジットを可能とすることにより、特別当選に当選したことを報知するため、遊技者にとって、斬新で、かつ、意外性の高い報知演出を行うこととなり、遊技者に斬新な遊技感を与えて、遊技性を向上させることができる。
第2の発明
第2の発明は、遊技機を、複数の図柄46を変動表示又は停止表示するための複数個の図柄表示手段41、図柄表示手段41の図柄46を変動表示させるための図柄変動開始手段37、変動表示中の図柄表示手段41を個別に停止させ、かつ、変動表示中の図柄表示手段41の図柄46を停止表示させるための図柄変動停止手段38、図柄46の組み合わせにより構成される当選役を抽選により決定するための当選抽選手段80、前記図柄表示手段41を変動表示から停止表示へ移行させる停止制御を行うための停止制御手段160、所定個数の遊技媒体の投入を、遊技開始の条件として設定し、当選抽選手段80による抽選の結果、所定の当選役に当選し、かつ、図柄変動停止手段38により図柄表示手段41の当該当選に係る図柄を予め定められた態様に停止表示させることができた場合に入賞となるように形成するとともに、前記遊技として、一般的な遊技である通常遊技と、通常遊技よりも多くの利益を遊技者に付与可能な特別遊技とを備え、前記当選役として、特別遊技を開始可能な特別当選を少なくとも備え、特別当選に係る当選役の当選時の遊技において、特別当選が入賞しなかった場合には、特別当選を入賞させる権利を、次遊技以降に持ち越すための持ち越し手段90、予め定めた既定上限数を限度として、遊技媒体をクレジット可能に形成されるとともに、特別当選に当選していない状態においては、前記図柄変動開始手段37の操作後、総ての図柄表示手段41が停止、又は、入賞による遊技媒体の払い出しが終了するまでの遊技中、遊技媒体のクレジットを不可能とする一方、特別当選に当選後、当該特別当選が入賞するまでの間は、既定上限数を限度として、遊技中も遊技媒体のクレジットを可能とする遊技媒体投入制御手段150、として機能させるための遊技機用プログラムである。
ここで、遊技機としては、スロットマシンなどの現実の遊技機でもよく、液晶ディスプレイやCRTなどの画像表示装置に表示させた擬似的な遊技機であってもよい。
ここで、図柄表示手段41は、周囲に複数の図柄46を表示した回転リール40とし、この回転リール40の回転を制御するように形成することができる。この場合、図柄変動開始手段37は、回転リール40の回転を開始させるためのスタートスイッチ18とすることができ、前期図柄変動停止手段38は、回転リール40の回転を停止させるためのストップスイッチ19とすることができる。
また、前記図柄表示手段41を、液晶ディスプレイやCRTなどの画像表示装置とし、これに複数の図柄を変動表示又は停止表示させるように形成してもよい。
また、この遊技機用プログラムを用いて業務用、家庭用のテレビゲーム機等を制御しようとする場合には、液晶ディスプレイやCRTなどの画像表示装置に、入賞時に遊技メダルの払い出しがなされるような画像や、手持ちの遊技メダル数が増加するような表示や、所定の得点が加算されるような表示を行うように形成することができる。
このように、本発明は、現実の遊技機を制御するためのプログラムと、業務用、家庭用のテレビゲーム機やパソコン等に読み込まれることによりそれらを遊技機として機能させるためのプログラムとのいずれも含むものである。
(作用)
本発明に係る遊技機用プログラムは、特別当選に当選すると、図柄変動開始手段37の操作後、総ての図柄表示手段41が停止、又は、入賞による遊技媒体の払い出しが終了するまでの遊技中も、遊技媒体投入制御手段150により、既定上限数に到達するまで遊技媒体のクレジットを可能とするように形成されている。。
したがって、遊技者は、遊技中に、遊技媒体を投入して遊技媒体がクレジットされることを確認することで、特別当選に当選していることを知ることができる。
このように、本発明に係る遊技機用プログラムによれば、遊技中における遊技媒体のクレジットの可否によって、特別当選に当選したことを報知するため、遊技媒体をクレジットする操作に対して興味を抱かせることができる。
また、遊技媒体投入制御手段150が、遊技中における遊技媒体のクレジットを可能とすることにより、特別当選に当選したことを報知するため、遊技者にとって、斬新で、かつ、意外性の高い報知演出を行うこととなり、遊技者に斬新な遊技感を与えて、遊技性を向上させることができる。
第3の発明
第3の発明は、遊技機を、複数の図柄46を変動表示又は停止表示するための複数個の図柄表示手段41、図柄表示手段41の図柄46を変動表示させるための図柄変動開始手段37、変動表示中の図柄表示手段41を個別に停止させ、かつ、変動表示中の図柄表示手段41の図柄46を停止表示させるための図柄変動停止手段38、図柄46の組み合わせにより構成される当選役を抽選により決定するための当選抽選手段80、前記図柄表示手段41を変動表示から停止表示へ移行させる停止制御を行うための停止制御手段160、所定個数の遊技媒体の投入を、遊技開始の条件として設定し、当選抽選手段80による抽選の結果、所定の当選役に当選し、かつ、図柄変動停止手段38により図柄表示手段41の当該当選に係る図柄を予め定められた態様に停止表示させることができた場合に入賞となるように形成するとともに、前記遊技として、一般的な遊技である通常遊技と、通常遊技よりも多くの利益を遊技者に付与可能な特別遊技とを備え、前記当選役として、特別遊技を開始可能な特別当選を少なくとも備え、特別当選に係る当選役の当選時の遊技において、特別当選が入賞しなかった場合には、特別当選を入賞させる権利を、次遊技以降に持ち越すための持ち越し手段90、予め定めた既定上限数を限度として、遊技媒体をクレジット可能に形成されるとともに、特別当選に当選していない状態においては、前記図柄変動開始手段37の操作後、総ての図柄表示手段41が停止、又は、入賞による遊技媒体の払い出しが終了するまでの遊技中、遊技媒体のクレジットを不可能とする一方、特別当選に当選後、当該特別当選が入賞するまでの間は、既定上限数を限度として、遊技中も遊技媒体のクレジットを可能とする遊技媒体投入制御手段150、として機能させるための遊技機用プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
(作用)
本発明によれば、上記した第2の発明と同様の作用効果を得ることができる。
本発明は、以上のように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
第1の発明
すなわち、第1の発明によれば、遊技者が遊技媒体をクレジットする操作に対して興味を抱かせるとともに、斬新で、かつ、意外性の高い報知演出を行うことで、遊技者に斬新な遊技感を与えて、遊技性を向上させることができるようにした遊技機を提供することができる。
第2の発明
すなわち、第2の発明によれば、遊技者が遊技媒体をクレジットする操作に対して興味を抱かせるとともに、斬新で、かつ、意外性の高い報知演出を行うことで、遊技者に斬新な遊技感を与えて、遊技性を向上させることができるような遊技機用プログラムを提供することができる。
第3の発明
すなわち、第3の発明によれば、遊技者が遊技媒体をクレジットする操作に対して興味を抱かせるとともに、斬新で、かつ、意外性の高い報知演出を行うことで、遊技者に斬新な遊技感を与えて、遊技性を向上させることができるような遊技機用プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
(図面の説明)
図1から図7までは、本発明の実施の形態を示すものである。
図1は、スロットマシン10の制御装置20の入力及び出力の概略を示すブロック図である。図2は、スロットマシン10を示す外観正面図である。図3から図6までは、スロットマシン10の動作の概略を示すフローである。図7は、スロットマシン10における遊技中のメダル投入処理の概略を示すフローである。
(スロットマシン10)
本実施の形態に係る遊技機は、メダル遊技機であるスロットマシン10であって、遊技媒体として円板状の遊技メダルを使用するものである。
スロットマシン10は、図2に示すように、箱状の筐体11を有する。この筐体11には、遊技者に向かって臨む表示窓12が形成されており、さらに表示窓12には、筐体11の内部に設けられた3個の回転リール40の図柄46を見ることができる図柄表示窓13が形成されている。そして、スロットマシン10の略中央右部には、遊技メダルを投入するためのメダル投入口14が設けられている。
また、スロットマシン10の筐体11の内部には、遊技メダルを貯留するとともに、遊技の結果に基づいて、遊技者に遊技メダルを払い出すホッパーユニット35が設けられている。
また、スロットマシン10の正面側の下部には、入賞の結果、前記ホッパーユニット35から遊技者に向かって遊技メダルを払い出すためのメダル払い出し口47が形成されている。
また、このスロットマシン10は、1回の遊技につき、最大3枚の遊技メダルをベットする、すなわち、投入することができる。この遊技メダルの投入は、遊技メダルをメダル投入口14から直接投入することにより、又は、後述するベットスイッチ16の操作により、行うことができる。
さらに、このスロットマシン10は、予め定めた規定上限数を限度として、遊技メダルを遊技機の内部に貯留、すなわち、クレジット可能に形成されている。具体的には、このスロットマシン10は、既定上限数として50が設定されている。すなわち、このスロットマシン10は、、遊技メダルを、0、1、2、3、・・・50までの範囲でクレジットすることができるように設定されている。
また、このスロットマシン10は、遊技メダルをメダル投入口14から直接投入して遊技を実行する直接投入モードと、遊技内部に電子データとして記憶されている遊技メダルの現在のクレジット枚数(以下、「現クレジット数」という。)から所定の遊技メダルの枚数を減じて遊技開始の条件となる遊技メダルの投入に代えることが可能なクレジット投入モードとを、備えている。
具体的には、メダル投入口14から遊技メダルを投入する場合、投入された遊技メダルの枚数が、1回の遊技の開始に必要な遊技メダルの枚数(以下、「遊技開始最大メダル枚数」)である3枚に到達していないときは、直接投入モードとなり、メダル投入口14からの遊技メダルを、遊技を開始するためのメダルとして受け付け、当該遊技メダルがベットされる。なお、遊技開始最大メダル枚数の3枚を超えて、遊技メダルがメダル投入口14から投入された場合は、当該遊技メダルは、クレジットされる。すなわち、現クレジット数に加算されるものとなる。そして、現クレジット数が、既定上限数である50枚に到達するまでは、遊技メダルの直接投入により、現クレジット数に加算され、既定上限数である50枚を超えて、遊技メダルを直接投入すると、当該遊技メダルはメダル払い出し口47から、遊技者に返却されるように設定されている。
また、筐体11の内部であって、かつ、メダル投入口14の下部には、特に図示していないが、メダル投入口14から投入された遊技メダルの正偽を判断するためのメダルセレクター36が設けられている。また、このメダルセレクター36には、遊技メダルの投入をキャンセル可能な装置であるブロッカー39が設けられている。
具体的には、メダルセレクター36が、メダル投入口14から投入された遊技メダルが不正なものであることを感知した場合には、後述する投入スイッチ15が遊技メダルを検知して、投入された遊技メダルを、遊技を開始するためのメダルとしてベット或いはクレジットする前に、前記ブロッカー39が遊技メダルの投入通路を遮断することで、遊技メダルの投入をキャンセルする。そして、投入をキャンセルされた遊技メダルは、前記メダル払い出し口47から遊技者に返却される。なお、メダルセレクター36により適正なものであると判断されて、遊技を開始するためのメダルとしてベット或いはクレジットされた遊技メダルは、前記ホッパーユニット35に貯留される。
また、上述のように、既定上限数である50枚を超えて、遊技メダルが直接投入されたため、当該遊技メダルを遊技者に返却する場合にも、このメダルセレクター36のブロッカー39が作動して、遊技メダルの投入通路を遮断することとなる。
また、スロットマシン10の筐体11の内部には、図柄表示手段41としてのリールユニット30が設けられている。このリールユニット30は、前記回転リール40を備えている。具体的には、このリールユニット30は、特に図示していないが、複数の駆動モータを有しており、各駆動モータの回転軸に、各々、表面に複数の図柄46が表示された前記回転リール40が固定されている。また、前記回転リール40は、図2の向かって左側に位置する左リール43と、図2の向かって右側に位置する右リール45と、この左リール43及び右リール45の間に位置する中リール44とからなるものである。そして、スロットマシン10の前面側には、特に図示していないが、横方向に三本、左右の対角線上の斜め方向にニ本の合計五本の入賞ラインが形成されている。そして、この入賞ラインは、投入メダルの枚数に応じて入賞が有効になる入賞有効ラインとなるものである。具体的には、遊技メダルの投入枚数が1枚の場合、五本の入賞ラインのうち、横中央の一本が入賞有効ラインとなる。そして、遊技メダルの投入枚数が2枚の場合、五本の入賞ラインのうち、横方向の三本が入賞有効ラインとなる。そして、遊技メダルの投入枚数が3枚の場合、対角線も含めた五本の入賞ラインの全部が、入賞有効ラインとなる。
また、筐体11の内部には、特に図示していないが、電源ユニットが設けられている。この電源ユニットは、特に図示していないが、電源装置が内装されていると共に、スロットマシン10の主電源を入れるための電源スイッチを備えている。さらに、筐体11の内部には、特に図示していないが、スロットマシン10の全体の動作を制御するための制御装置20が備えられている。
(制御装置20)
上記制御装置20は、特に図示していないが、CPUを中心に構成され、ROM、RAM、及び、I/O等を備えている。ここで、CPUは、1個に限定されず、2個以上のCPUで制御するようにしてもよい。また、CPU、ROM、RAM、及び、I/O等は一体化されてワンチップを構成してもよい。そして、CPUがROMに記憶されたプログラムを読み込むことで、次の(1)及び(2)の装置を構成する。
(1)遊技制御装置21
(2)演出制御装置22
遊技制御装置21は、図柄変動開始手段37としてのスタートスイッチ18、及び、図柄変動停止手段38としてのストップスイッチ19の操作により、前記回転リール40の回転及び停止を制御するためのものである。この遊技制御装置21の詳細については後述する。
演出制御装置22は、筐体11に備えられたランプ32やスピーカ33等の演出表示部26を制御するためのものである。
ここで、制御装置20を主制御装置と、主制御装置からの信号を受信して作動する副制御装置とから構成し、前記遊技制御装置21を主制御装置に、前記演出制御装置22を副制御装置として形成することができる。このように、遊技全般の処理を行う制御装置と、演出を行う制御装置を別個に形成することで、演出制御に割り当てられるメモリを大幅に増やすことができ、かつ、演出のみを変更することも可能である。
(入力段)
上記制御装置20の入力段には、図1に示すように、次のパーツが接続されている。
(1)投入スイッチ15
(2)ベットスイッチ16
(3)精算スイッチ17
(4)スタートスイッチ18(図柄変動開始手段37)
(5)ストップスイッチ19(図柄変動停止手段38)
なお、入力段としては、上記した(1)から(5)までのパーツに限定されるものではない。
(投入スイッチ15)
投入スイッチ15は、図2に示すように、スロットマシン10の内部であって、かつ、前記メダル投入口14の下方に設けられたスイッチであって、このメダル投入口14から投入され、かつ、メダルセレクター36により適正なものとして判断された遊技メダルを検知するためのものである。
(ベットスイッチ16)
ベットスイッチ16は、図2に示すように、図柄表示窓13の下方であって、スロットマシン10の略中央左部に設けられたスイッチであって、現クレジット数を減じて遊技メダルのベットに代えるためのものである。
上述の如く、スロットマシン10は、1回の遊技につき、最大3枚のメダルをベットすることができるとともに、メダル投入口14から投入されるメダルを、既定上限数である50枚まで、あらかじめ遊技機内部に貯留、すなわちクレジットしておくことができる。そして、現クレジット数は、後述するクレジット表示部31に表示されるようになっている。そして、このクレジット表示部31に現クレジット数が表示されている場合には、上述のクレジット投入モードとなっており、メダル投入口14に遊技メダルを投入する代わりに、ベットスイッチ16を操作することにより遊技を開始させることができる。すなわち、後述するスタートスイッチ18を操作可能状態にすることができる。このベットスイッチ16は、いわゆるマックスベットスイッチであって、ベットスイッチ16を操作すると、クレジット表示部31の表示が「3」減算され、遊技メダルを3枚投入したものとして扱われる。ただし、マックスベットスイッチが操作されても、遊技メダルの計算上、1枚ずつカウントされて、それが順に自動的に3回行われるように設定されている。なお、ベットスイッチ16としては、1回の操作で、現クレジット数を1減じて遊技メダルを1枚ベット可能な遊技メダル1枚ベット用スイッチ、及び、1回の操作で、現クレジット数を2減じて遊技メダルを2枚別途可能な遊技メダル2枚ベット用スイッチを設けることもできる。また、ベットスイッチ16は、1個のスイッチで、遊技メダル1枚ベット、遊技メダル2枚ベット、遊技メダル3枚ベットできるように形成することもできる。
なお、上述しているように、1枚の遊技メダルもベットされていない状態において、メダル投入口14から遊技メダルを投入していく場合、3枚目の遊技メダルまでは、1回の遊技を行うにあたり必要となるメダルとして、ベットされるが、4枚目以降に投入された遊技メダルは、既定上限数である50枚までクレジットされることとなる。なお、この際は、直接投入モードからクレジット投入モードに切り替わっている。
(精算スイッチ17)
精算スイッチ17は、図2に示すように、前記ベットスイッチ16の左方に設けられたスイッチであって、クレジットされている投入メダルを払い出すために用いられる。
(スタートスイッチ18(図柄変動開始手段37))
スタートスイッチ18は、図2に示すように、図柄表示窓13の斜め下方に設けられたレバーである。このスタートスイッチ18は、遊技メダルの投入、若しくは、ベットスイッチ16の投入を条件に、または、「再遊技(Replay)」時には前遊技から所定時間経過を条件に、リールユニット30の駆動を開始させるための図柄変動開始手段37である。
なお、ここで、「再遊技(Replay)」とは、後述する当選抽選手段80の抽選により、「再遊技(Replay)」のフラグが成立し、「再遊技(Replay)」の図柄が、入賞となるための所定の位置である入賞有効ライン上に揃うことにより、次の遊技において、遊技メダルを新たに投入することなく、再度、遊技を行うことができるものである。
(ストップスイッチ19(図柄変動停止手段38))
ストップスイッチ19は、図2に示すように、図柄表示窓13の下方であって、スロットマシン10の略中央部に設けられているスイッチであって、リールユニット30の駆動を停止させるための図柄変動停止手段38である。具体的には、ストップスイッチ19は、図2に示すように、各回転リール40に対応した3個のスイッチから構成され、各回転リール40の下方に1個ずつ設けられているものである。回転リール40に対応したストップスイッチ19の操作により、当該対応した回転リール40が回転を停止するように設定されているものである。
(出力段)
前記制御装置20の出力段には、図1に示すように、次のパーツが接続されている。
(1)リールユニット30(図柄表示手段41)
(2)ホッパーユニット35
(3)メダルセレクター36(ブロッカー39)
(4)クレジット表示部31
(5)演出表示部26(ランプ32、スピーカ33及び画像表示部34)
なお、出力段としては、上記した(1)から(5)までのパーツに限定されるものではない。
(リールユニット30(図柄表示手段41))
図柄表示手段41としてのリールユニット30は、特に図示していないが、枠体に固定、又は、支持された3個のモータと、各々のモータの出力軸に固定された3個の回転リール40とから構成されている。そして、特に図示していないが、各回転リール40は、合成樹脂からなる回転ドラムと、この回転ドラムの周囲に貼付されるテープ状のリールテープ42とを備えている。このリールテープ42の外周面には、複数個(たとえば、21個)の図柄61が表示されている。
そして、回転リール40の一部に、いわゆるスタートインデックスが形成してある。そして、モータによる回転を開始した後、前記スタートインデックスを検知してからの回転角度を認識することで、現在位置を特定し、その後、所定角度で停止させることによって、停止制御が行われる。
(ホッパーユニット35)
ホッパーユニット35は、筐体11の内部下方には、遊技の結果に基づいて、遊技者にメダルを払い出すためのものである。
(メダルセレクター36(ブロッカー39))
上述するように、メダルセレクター36は、特に図示していないが、遊技メダルの正偽を判断するためのものである。また、上述しているように、このメダルセレクター36には、遊技メダルの投入をキャンセル可能な装置であるブロッカー39が設けられている。
上述のように、このメダルセレクター36が、メダル投入口14から投入された遊技メダルを不正なものであると検知した場合には、前記ブロッカー39が遊技メダルの投入通路を遮断することで、遊技メダルの投入がキャンセルされるとともに、当該遊技メダルが遊技者に返却される。
また、上述のように、既定上限数である50枚を超えて、遊技メダルがメダル投入口14から投入されるような場合にも、前記ブロッカー39が遊技メダルの投入通路を遮断することで、遊技メダルの投入がキャンセルされるとともに、当該遊技メダルが遊技者に返却される。
なお、メダルセレクター36のブロッカー39の作動は、後述する遊技媒体投入制御手段150によって制御される。
(クレジット表示部31)
クレジット表示部31は、前記図柄表示窓13の下方に設けられた7セグメントのLEDからなる表示装置であって、現在、クレジットされている遊技メダルの枚数である、現クレジット数を表示するためのものである。具体的には、このクレジット表示部31には、0から50までの数値を表示可能となっている。
なお、このクレジット表示部31は、現クレジット数を表示するのみならず、その他の遊技に関する数字などを表示するように形成することもできる。
具体的には、このクレジット表示部31は、遊技メダルの投入又は入賞による遊技メダルの払い出しがあると加算表示され、ベットスイッチ16を操作することにより減算表示されるようになっている。また、精算スイッチ17を操作すると、表示されている枚数の遊技メダルが払い戻されて表示はゼロとなる。
(演出表示装置26)
演出表示部26は、演出制御装置22の制御により、遊技者に入賞等を報知させるなど、種々の演出を行うものである。具体的には、演出表示装置26は、前記図柄表示窓13の周囲に形成されたランプ32、スロットマシン10の正面下部に設けられたスピーカ33、及び、図柄表示窓13の上方に設けられた窓部である画像表示部34等から構成されている。
画像表示部34は、液晶表示装置やCRT、ドットマトリクスなどを用いて、入賞の報知その他の演出を表示するためのものである。なお、画像表示部34としては、上記のものに限られず、たとえば演出専用の回転リールを設け、リールの図柄や文字等により演出を表示するようにしても良い。
また、ランプ32及びスピーカ33は、発光体の点灯又は点滅、入賞音の発生により入賞等を報知するためのものである。
(遊技制御装置21)
遊技制御装置21は、スタートスイッチ18及びストップスイッチ19の操作により、回転リール40の回転及び停止を制御するためのものである。そして、この遊技制御装置21は、次の(1)から(7)までの手段として機能する。
(1)通常遊技制御手段60
(2)特別遊技制御手段70
(3)当選抽選手段80
(4)持ち越し手段90
(5)遊技媒体投入制御手段150
(6)停止制御手段160
(7)入賞判定手段170
なお、遊技制御装置21としては、上記した(1)から(7)までの手段に限定されるものではなく、他の手段を含んでいてもよい。
(通常遊技制御手段60)
通常遊技制御手段60は、通常遊技を行わせるためのものである。
すなわち、メダルの投入若しくはベットスイッチ16の押下を条件に、または、「再遊技(Replay)」時には前遊技から所定時間経過を条件に、スタートスイッチ18を操作すると、リールユニット30が駆動され、3個の回転リール40が回転を開始する。
その後、所定のストップスイッチ19を1つ操作すると、このストップスイッチ19に対応する回転リール40の回転が停止する。
そして、ストップスイッチ19を3個総て操作し終わると、3個の回転リール40の回転が全て停止する。このとき、表示窓12の所定の入賞ライン上に、予め設定された当選図柄が停止すると、ホッパーユニット35を介して所定枚数のメダルが払い出される。なお、メダルを払い出す代わりに、クレジットしても良い。
当選には、入賞により遊技メダルの払い出しを伴う小役当選と、遊技メダルの払い出しは無いが遊技メダルを新たに投入することなく再度の遊技を行える再遊技当選と、小役当選及び再遊技当選よりもさらに大きな利益を遊技者に付与する特別当選とを備えている。前記小役当選には、5枚役、10枚役、15枚役など、払い出しメダルの枚数が異なる複数の当選役が設けられている。
そして、当選判定の抽選結果がいずれかの当選役に当選となった場合、その当選に対応した当選フラグが成立する。そして、所定の当選フラグが成立中に、すべての回転リール40の停止時に、当選に係る図柄46の組み合わせが所定の入賞ライン上に揃うことを条件に入賞し、メダルの払い出しや、遊技者に有利な特別遊技が行われるように形成されている。
(特別遊技制御手段70)
特別遊技制御手段70は、抽選手段の抽選結果に基づいて、特別遊技を行わせるためのものである。
上記特別遊技としては、大別すると、次のゲームがある。
(1)特定導入遊技(ビッグボーナスゲーム、以下BBゲームという)
(2)特定遊技(レギュラーボーナスゲーム、以下RBゲームという)
(3)特定当選遊技(ジャックゲーム、以下JACゲームという)
なお、RBゲームは、BBゲーム中に行われる場合と、BBゲーム中でないときにも単独で行われる場合がある。また、上記JACゲームは、RBゲーム中に行われるものである。また、特別遊技としては、上記した(1)から(3)までの遊技に限定されるものではない。
特別遊技制御手段70は、図1に示すように、大別すると、次の手段を備える。
(1)特定導入遊技制御手段71
(2)特定遊技制御手段72
(特定導入遊技制御手段71)
特定導入遊技制御手段71は、BBゲームを制御するためのものである。
具体的には、通常遊技において、特に図示していないが、たとえば「7」等の図柄が入賞ライン上に3個揃うと、ホッパーユニット35を介して、たとえば15枚のメダルが払い出される。このとき、BBゲームが開始される。
BBゲームに移行すると、通常遊技と同様に最大3枚のメダルの投入によって開始され、3つの回転リール40の回転を各々停止させた際に、入賞ライン上に当選図柄が揃っているか否かによって、遊技メダルの払い出しが行われるものである。
したがって、BBゲーム中では、通常遊技と同様に小役を含めた抽選が毎回行われるものである。ただ、このBBゲーム中にRBゲームに移行するための特定当選図柄が入賞有効ライン上に揃った場合には、その後RBゲームに移行するものである。
なお、通常、BBゲーム中はRBゲームへの移行が、たとえば最大3回行われることになっているために、1回目のRBゲームが終了した後は、また前述したような通常遊技と同様な抽選及び制御が行われるものである。
そして、BBゲームでは、BBゲーム中のRBゲームが所定の最大回数、たとえば3回か、或いはBBゲーム中の通常遊技が所定の最大回数、たとえば最大30回の終了により、BBゲームは終了するものである。
(特定遊技制御手段72)
特定遊技制御手段72は、RBゲームを制御するためのものである。
具体的には、RBゲームに移行すると、メダルが1枚投入となり、回転リール40の所定の図柄46が表示窓12のセンターライン上に揃った場合に入賞となる特定当選遊技が行われるものである。そして、RBゲームでは、入賞するか否かの特定当選遊技が最大12回行えるものであり、そのうち、最大8回の入賞が可能である。すなわち、最大8回の入賞するか、又は、最大12回の特定当選遊技の終了により、RBゲームは終了するものである。
(当選抽選手段80)
当選抽選手段80は、予め定めた抽選確率に基づいて当選役に関する抽選を行うものである。そして、当選抽選手段80は、図1に示すように、大別すると、次の手段を備える。
(1)乱数発生手段81
(2)乱数抽出手段82
(3)当選判定テーブル83
(4)判定手段84
(5)判定テーブル選択手段85
(6)当選フラグ成立手段86
なお、当選抽選手段80としては、上記した(1)から(6)までに限定されるものではない。
(乱数発生手段81)
乱数発生手段81は、当選抽選用の乱数を所定の領域内(たとえば、十進数で0〜65535)で発生させるものである。
(乱数抽出手段82)
乱数抽出手段82は、乱数発生手段81が発生する乱数を、所定の条件(たとえば、スタートスイッチ18の操作)で抽出するものである。なお、この抽出した乱数を抽出乱数データとする。
なおここで、「乱数発生手段」としては、ソフト乱数としての平均採中法等で乱数を発生させることができるものの他に、一定範囲の数字を高速で1ずつ加算するカウンタを用いて構成することもできる。例えば、0〜16383の範囲の数字を、1秒間に700万回程度順次繰り返すようにしたカウンタが考えられる。そして、「乱数抽出手段」としては、スタートスイッチ18を押したタイミングでカウンタの数字を読みとることなる。
このように形成すると、「乱数発生手段」では乱数を発生しているわけではないものの、「乱数抽出手段」によって抽出される数字は、あたかも乱数のような分布となる。このように、結果として乱数のような分布を示す数字が得られる手段を、ここでは「乱数発生手段」あるいは「乱数抽出手段」に含めて考えるものとする。
(当選判定テーブル83)
当選判定テーブル83は、乱数発生手段81がとる乱数の全領域中、各当選項目の当選領域を有するものである。
ここで、当選判定テーブル83としては、図1に示すように、スロットマシン10の遊技仕様の設定毎に、通常遊技に用いる通常遊技用テーブル83aと、特別遊技に用いる特別遊技用テーブル83b(BB用テーブル、RB用テーブル)とが設けられている。通常判定テーブル83aは、BB当選、RB当選、その他の小役当選領域、及び、ハズレ領域が所定の割合で設定されたテーブルであり、特別遊技用テーブル83bのうちBB用テーブルは、RB当選、その他の小役当選領域、及び、ハズレ領域が所定の割合で設定されたテーブルであり、特別遊技用テーブル83bのうちRB用テーブルは、特定当選、及び、ハズレ領域が所定の割合で設定されたテーブルである。
(判定手段84)
判定手段84は、乱数抽出手段82が抽出した抽出乱数データと、当選判定テーブル83の抽選確率データに基づいて、乱数発生手段81がとる乱数の全領域中の各当選項目の当選領域からなる当選判定領域データとを照合し、当該抽出乱数データが属する当選領域に対応する当選を決定するものである。この判定手段84の判定により、抽出乱数データが所定の当選役の当選領域に属している場合には抽選結果が「当選」となり、ハズレの領域に属している場合に抽選結果は「ハズレ」となる。
(判定テーブル選択手段85)
判定テーブル選択手段85は、遊技機の設定、遊技メダルのベット枚数、遊技状態などに対応して、当選判定の抽選に用いる当選判定テーブル83を選択決定するためのものである。たとえば、RBが入賞した場合には、通常遊技用テーブル83aから、特別遊技用テーブル83bのうちRB用テーブルに変更する。
(当選フラグ成立手段86)
当選フラグ成立手段86は、前記判定手段84の判定結果が当選の場合に、当選フラグを成立させるためのものである。
ここで、当選フラグとは、「当たり」「ハズレ」のデータを制御装置に記憶しておくメモリ部分のことである。そして、当選フラグには、当選判定の抽選結果が小役当選である場合に成立する小役当選フラグと、抽選結果が特別当選である場合に成立する特別当選フラグ(BBフラグ、RBフラグ)とがある。
(持ち越し手段90)
持ち越し手段90は、抽選結果が特別当選である場合に、前記当選フラグ成立手段86により成立した特別当選フラグ(BBフラグ、RBフラグ)を、次遊技以降に持ち越すためのものである。
上述の通り、当選フラグには、当選判定の抽選結果が小役当選である場合に成立する小役当選フラグと、抽選結果が特別当選である場合に成立する特別当選フラグ(BBフラグ、RBフラグ)とがある。
この当選フラグは、原則として、当該当選役の入賞により消滅するものである。ただし、抽選により特別当選フラグが成立したが、回転リール40の停止図柄の組み合わせが特別当選態様(例えば特別当選図柄である「7」が三つ揃う)と一致していない場合には、持ち越し手段90によって、それ以後の遊技に特別当選フラグ成立の権利が持ち越されるように設定されている。なお、小役当選フラグは、当選フラグが成立した遊技で入賞させられない場合、当選フラグ成立の権利の次の遊技への持ち越しはない。
(遊技媒体投入制御手段150)
遊技媒体投入制御手段150は、上述のメダルセレクター36のブロッカー39を操作して、遊技メダルのクレジットの可否を制御するためのものである。
具体的に、遊技媒体投入制御手段150の制御について説明する。
上述しているように、このスロットマシン10は、予め定められた既定上限数である50枚まで、遊技メダルをクレジット可能に形成されている。
換言すれば、クレジット表示部31におけるクレジットメダル数の表示が「50」となるまで、すなわち、クレジットされている遊技メダルが50枚に到達するまで、遊技メダルを投入してクレジットすることができる。そして、既定上限数である50枚を超えて遊技メダルが投入される場合には、超える分の遊技メダルが、遊技媒体投入制御手段150により、メダル払い出し口47から返却されることとなる。
具体的には、遊技メダルの投入により、スロットマシン10にクレジットされている遊技メダルの枚数が50枚を超える場合には、遊技媒体投入制御手段150が、メダルセレクター36に備えられたブロッカー39を作動させて、このブロッカー39が遊技メダルの投入経路を遮断する。そして、既定上限数である50枚を超える分の遊技メダルが、メダル払い出し口47から遊技者に返却される。
この遊技媒体投入制御手段150は、特別当選に当選していない状態においては、遊技が開始されていない状態、すなわち、スタートスイッチ18が操作されてから、総ての回転リール40が停止又は入賞による遊技メダルの払い出しが終了するまで、及び、再遊技に当選し自動的に遊技メダルがベットされた状態を除いた状態において、上述のような制御を行う。
また、特別当選に当選していない状態において、スタートスイッチ18の操作後、総ての回転リール40が停止、又は、入賞による遊技メダルの払い出しが終了するまでの遊技中は、前記遊技媒体投入制御手段150は、上述のような制御を行わず、遊技メダルのクレジットを不可能とする。具体的には、遊技媒体投入制御手段150は、遊技メダルの投入経路を遮断するような位置となるように、メダルセレクター36のブロッカー39を移動させて保持する。これにより、遊技メダルがクレジットされる前に、遊技メダルの投入がブロッカー39により妨げられ、この遊技メダルは総て遊技者に返却されることとなる。
これに対し、特別当選に当選した後、当該特別当選が入賞するまでの間は、遊技が開始されていない状態だけでなく、スタートスイッチ18の操作後、総ての回転リール40が停止、又は、入賞による遊技メダルの払い出しが終了するまでの遊技中においても、上述のような、既定上限数である50枚までは遊技媒体のクレジットが可能な制御がなされることとなる。
このように、特別当選に当選すると、スタートスイッチ18の操作後、総ての回転リール40が停止、又は、入賞による遊技メダルの払い出しが終了するまでの遊技中も、遊技媒体投入制御手段150により、既定上限数に到達するまで遊技メダルのクレジットが可能となる。
したがって、遊技者は、遊技中に、遊技メダルを投入して遊技メダルがクレジットされることを確認することで、特別当選に当選していることを知ることができる。
このように、遊技中における遊技メダルのクレジットの可否によって、特別当選に当選したことを報知するため、遊技メダルをクレジットする操作に対して興味を抱かせることができる。
また、遊技媒体投入制御手段150が、遊技中における遊技メダルのクレジットを可能とすることにより、特別当選に当選したことを報知するため、遊技者にとって、斬新で、かつ、意外性の高い報知演出を行うこととなり、遊技者に斬新な遊技感を与えて、遊技性を向上させることができる。
なお、このスロットマシン10は、遊技が開始されていない状態において、遊技メダルを投入する場合、投入された遊技メダルの数が、1回の遊技の開始に必要な遊技メダルの数である3枚に到達していないときは、遊技を開始するための遊技メダルとして受け付け、遊技メダルがベットされるように形成されているが、スタートスイッチ18の操作後、総ての回転リール40が停止、又は、入賞による遊技メダルの払い出しが終了するまでの間において、遊技メダルを投入する場合に、投入された遊技メダルの数が、1回の遊技の開始に必要な遊技メダルの数に到達していないときは、遊技を開始するための遊技メダルとしては受け付けず、遊技媒体のクレジットが行われるように制御される。
(停止制御手段160)
停止制御手段160は、当選抽選手段80の当選判定結果に基づいて、ストップスイッチ19の操作に基づく回転リール40の回転停止を制御するためのものである。すなわち、ストップスイッチ19を押した時点で所定位置に直ちに停止できる回転リール40の図柄46を基準図柄として、基準図柄から回転方向に5コマ移動した時の図柄46までの範囲で回転リール40を停止させるようになっており、この5コマの範囲内において、どこで停止させるかを当選判定結果に基づいて決定するのである。
具体的には、停止制御手段160は、特に図示しないが、停止制御データ記憶手段と、停止制御変更手段とを少なくとも有しており、当選フラグが成立しているときには、その当選に対応した図柄(当選図柄)が極力入賞ライン上に停止するように、それ以外の図柄46が停止しないように制御を行い、前記5コマの範囲内で停止図柄を決定する。すなわち、停止させるべき図柄46を5コマの範囲内で極力停止するように制御(引き込み制御)し、停止させるべきでない図柄46が停止しないように制御(蹴飛ばし制御)するものである。一方、当選フラグが成立していない場合には、停止図柄がいかなる入賞の態様にもならないように、蹴飛ばし制御を行う。
前記停止制御データとしては、停止テーブルを設けてもよい。停止テーブルとは、所定の図柄から何コマ回転させて回転リール40を停止させるかを、所定条件に応じ各図柄ごとにテーブル上規定したものである。具体的には、当選フラグが成立しているときには、その当選フラグに対応する図柄46が有効入賞ライン上に揃うように、予めテーブルの上で停止位置が決定されてあり、いわゆる引き込み設定の一種を備えているものである。また、当選フラグが成立していないときには、他の当選図柄が有効入賞ライン上に揃わないように、予めテーブルの上で停止位置が決定されてあり、いわゆる蹴飛ばし設定の一種を備えているものである。
前記停止制御変更手段は、遊技ごとに、当選判定の抽選結果に基づいて所定の設定データを決定するためのものである。すなわち、当選抽選手段80の当選判定の結果がハズレの場合には、いかなる当選図柄も有効入賞ライン上から蹴飛ばすように設定されたデータを選択し、当選抽選手段80の当選判定の結果が所定の当選役に当選した場合には、当該当選図柄を有効入賞ライン上に極力引き込み、当該当選図柄以外の図柄が入賞態様にならないよう蹴飛ばすように設定されたデータを選択する。
(入賞判定手段170)
入賞判定手段170は、当選抽選手段80の抽選結果及び回転リール40の停止図柄に基づいて、入賞処理を行わせるためのものである。すなわち、当選判定の抽選結果が所定の当選役に当選しており、当該当選に係る当選図柄が所定の有効入賞ライン上に揃って停止している場合には、入賞信号を出力するように形成されている。
入賞信号は、種々の手段に送出される。例えば、入賞信号を受信したホッパーユニット35は所定枚数のメダルを払い出し、演出制御装置22は入賞演出を実行し、クレジット制御手段100はクレジットの制御を行う。また、再遊技入賞信号を受信した通常遊技制御手段60は再遊技を、特別入賞信号を受信した特別遊技制御手段70は特別遊技を、それぞれ開始する。
(スロットマシン10の動作)
次に、上記構成を備えたスロットマシン10の動作の概略について、図3から図5までに示したフローを用いて説明する。
まず、図3に示すステップ100において、遊技メダルの投入、又は、ベットスイッチ16の操作のいずれかが行われた否かが判定される。具体的には、メダル投入口14から、直接、遊技メダルが投入されたか、又は、ベットスイッチ16の操作により、現クレジット数を遊技メダルのベットに代えたかが判定されるものである。そして、前記処理が行われていると判定された場合、次のステップ101に進む。一方、上述のいずれの処理も行われていないと判定された場合、ステップ100に戻る。
ステップ101において、遊技メダル投入処理が行われる。そして、次ステップ102に進む。
ステップ102において、スタートスイッチ18の操作が行われた否かが判定される。そして、スタートスイッチ18の操作が行われていると判定された場合、次のステップ103に進む。
ステップ103において、スタートスイッチ18が操作されることにより、スタートスイッチ30がONとなる。そして、次のステップ104に進む。
ステップ104において、当該抽選手段80により抽選処理が行われる。そして、次のステップ105に進む。
ステップ105において、回転リール40の回転が開始する。そして、次のステップ106に進む。
ステップ106において、ストップスイッチ19が操作されることにより、ストップスイッチ19がONとなる。そして、次のステップ107に進む。
ステップ107において、回転リール40の回転停止処理が行われる。そして、次のステップ108に進む。
ステップ108において、前記回転リール40の回転停止処理により、3個の回転リール40に対応するストップスイッチ19の操作が行われたか否かが判定される。3個の回転リール40に対応するストップスイッチ19の操作が行われていないと判定された場合、ステップ106に戻る。一方、3個の回転リール40に対応するストップスイッチ19の操作が行われたと判定された場合には、次のステップ109に進む。
ステップ109において、当選フラグ成立中に当該当選フラグに対応する当選図柄が入賞ライン上に揃ったか否か、すなわち、入賞したか否かが判定される。そして、遊技が終了する。
次に上述したステップ101の遊技メダル投入処理について、図4のフローを用いて説明する。
ステップ200において、スロットマシン10にクレジットされている遊技メダルの数である現クレジット数が1以上であるか否かが判定される。そして、現クレジット数が0と判定された場合、次のステップ201に進む。
ステップ201において、メダルセレクター36により、メダル投入口14から直接投入された遊技メダルが適正なものか否かが判定される。そして、メダルセレクター36により遊技メダルが適正なものであると判定された場合、次のステップ202に進む。
ステップ202において、遊技メダルのベット数が上限値であるか否か、すなわち、遊技メダルが投入される直前の遊技メダルのベット数が、1回の遊技を開始するのに必要な遊技メダル数である3枚であるか否かが判定される。そして、この遊技メダルのベット数が3枚でないと判定された場合、次のステップ203に進む。
ステップ203において、投入された遊技メダルをベットする。すなわち、投入された遊技メダルの数を、遊技メダルのベット数として加算し、その加算した数を、現在の遊技メダルのベット数として設定する。そして、遊技メダル投入処理が終了する。
前記ステップ201において、メダルセレクター36により遊技メダルが適正なものでないと判定された場合、次のステップ211に進む。
ステップ211において、メダルセレクター36のブロッカー39により、遊技メダルの投入経路が遮断されることで、今回、投入された遊技メダルは、メダル払い出し口47から遊技者に返却される。そして、遊技メダル投入処理が終了する。
前記ステップ202において、遊技メダルが投入される直前のベット数が3枚であると判定された場合、次のステップ204に進む。
ステップ204において、現クレジット数が、既定上限数である50枚未満であるか否かが判定される。そして、現クレジット数が、既定上限数である50枚未満であると判定された場合、次のステップ205に進む。
ステップ205において、投入された遊技メダル数が、現クレジット数へ加算される。そして、遊技メダル投入処理が終了する。
前記ステップ204において、現クレジット数が、既定上限数である50枚未満でないと判定された場合、すなわち、現クレジット数が既定上限数である50枚以上であると判定された場合、次のステップ206に進む。
ステップ206において、メダルセレクター36のブロッカー39により、遊技メダルの投入経路が遮断されることで、今回、投入された遊技メダルは、メダル払い出し口47から遊技者に返却される。そして、遊技メダル投入処理が終了する。
前記ステップ200において、現クレジット数が1以上と判定された場合、次のステップ207に進む。
ステップ207において、ベットスイッチ16が遊技者により操作されてON状態となったか否かが判定される。そして、ベットスイッチ16が操作されていると判定された場合、次のステップ208に進む。
ステップ208において、遊技メダルのベット数が上限値であるか否か、すなわち、遊技メダルが投入される直前の遊技メダルのベット数が、1回の遊技を開始するのに必要な遊技メダル数である3枚であるか否かが判定される。そして、この遊技メダルのベット数が3枚でないと判定された場合、次のステップ209に進む。
ステップ209において、ベットスイッチ16の操作により現クレジット数から遊技メダルをベットする。すなわち、ベットスイッチ16の操作によりベットされた遊技メダルの数を、遊技メダルのベット数として加算し、その加算した数を、現在の遊技メダルのベット数として設定する。そして、ステップ210に進む。
ステップ210において、現クレジット数からベットスイッチ16によりベットされた数を減算して、その減算した結果を新たな現クレジット数として設定する。そして、遊技メダル投入処理が終了する。
前記ステップ207において、ベットスイッチ16が操作されていないと判定された場合、ステップ201に進む。
前記ステップ208において、遊技メダルが投入される直前のベット数が3枚であると判定された場合、遊技メダル投入処理が終了する。
次に、上述したステップ104の抽選処理について、図5のフローを用いて説明する。
ステップ300において、当選抽選手段80の乱数発生手段81により発生された乱数の中から乱数抽出手段82により乱数が抽出される。そして、次のステップ301に進む。
ステップ301において、抽出された乱数が乱数抽出手段82の内部に記憶される。そして、次のステップ302に進む。
ステップ302において、判定テーブル選択手段85が、当選判定テーブル83(通常遊技用テーブル83a)を取得する。そして、取得された当選判定テーブル83aを判定手段84に提供する。そして、次のステップ303に進む。
ステップ303において、判定手段84により、抽出された乱数と、前記判定テーブル選択手段85が取得した当選判定テーブル83の当選判定領域データとの比較が行われる。そして、次のステップ304に進む。
ステップ304において、判定手段84により、抽出された乱数が、当選判定テーブル83のどの当選領域に含まれるか決定され、抽選処理の評価が決定される。そして、次のステップ305に進む。
ステップ305において、前記評価に基づいて当選フラグ成立手段86が所定の当選フラグを成立させる。そして、次のステップ306に進む。
ステップ306において、前記当選フラグの成立に基づいて、所定の図柄の蹴飛ばしと、所定の図柄の引き込みとが設定されて、抽選処理が終了する。
次に、上述したステップ107のリール回転停止処理について、図6のフローを用いて説明する。
ステップ400において、所定の図柄46に対して、蹴飛ばしの設定が達成されたか否かが判定される。そして、所定の図柄46の蹴飛ばしの設定が達成されていないと判定された場合には、次のステップ401に進む。
ステップ401において、1個の図柄分だけ、回転リール40を回転させる。すなわち、1個の図柄46分だけ蹴飛ばしを行う。そして、次のステップ402に進む。
ステップ402において、上述した1個の図柄分だけ回転リール40を回転させた当該図柄46の数がストップスイッチ19の操作後の4個目に該当するか否かが判定される。そして、ストップスイッチ19を操作した後、1図柄ずつ回転リール40を回転させてずらした図柄46の数が4個目の場合には、次のステップ403に進む。
ステップ403において、回転リール40の回転を停止させる。これにより、メダル投入から回転リール40の回転停止までのスロットマシン10の動作が終了する。
前記ステップ400において、所定の図柄46の蹴飛ばしの設定が達成されていると判定された場合には、次のステップ404に進む。
ステップ404において、いずれかの図柄46に対して引き込みが設定されているか否かが判定される。そして、いずれかの図柄46に対して引き込みが設定されていると判定された場合には、次のステップ405に進む。
ステップ405において、引き込み設定が達成されたか否かが判定される。そして、引き込み設定が達成されたと判定された場合には、次のステップ403に進む。
前記ステップ404において、いずれの図柄46に対しても引き込みが設定されていないと判定された場合には、ステップ403に進む。
前記ステップ405において、引き込み設定が達成されていないと判定された場合には、ステップ401に進む。
前記ステップ402において、ストップスイッチ19を操作した後、1図柄ずつ回転リール40を回転させてずらした図柄46の数が4個目でない場合には、ステップ400に戻る。
次に、上記構成を備えたスロットマシン10において、スタートスイッチ18の操作後、総ての回転リール40が停止、又は、入賞による遊技媒体の払い出しが終了するまでの遊技中に遊技メダルが投入された場合の処理の概略について、図7のフローを用いて説明する。
まず、ステップ500において、遊技メダルがメダル投入口14から投入されたか否かが判定される。そして、遊技メダルがメダル投入口14から投入されたと判定された場合には、次のステップ501に進む。一方、遊技メダルがメダル投入口14から投入されていないと判定された場合には、ステップ500に戻る。
ステップ501において、特別当選に当選しているか否かが判定される。すなわち、特別当選に係る当選フラグが成立しているか否かが判定される。そして、特別当選に係る当選フラグが成立していると判定された場合には、次のステップ502に進む。
ステップ502において、現クレジット数が、既定上限数である50枚以下であるか否かが判定される。そして、現クレジット数が、既定上限数である50枚以下であると判定された場合、次のステップ503に進む。
ステップ503において、投入された遊技メダル数が、現クレジット数へ加算される。そして、遊技中における遊技メダル投入処理が終了する。
前記ステップ501において、特別当選に係る当選フラグが成立していないと判定された場合には、次のステップ504に進む。
ステップ504において、メダルセレクター36のブロッカー39により、遊技メダルの投入経路が遮断されることで、今回、投入された遊技メダルは、メダル払い出し口47から遊技者に返却される。そして、遊技中における遊技メダル投入処理が終了する。
前記ステップ502において、現クレジット数が既定上限数である50枚以下でないと判定された場合、すなわち、現クレジット数が既定上限数である50枚を超えると判定された場合には、次のステップ505へ進む。
ステップ505において、メダルセレクター36のブロッカー39により、遊技メダルの投入経路が遮断されることで、既定上限数50枚を超えた遊技メダルが、メダル払い出し口47から遊技者に返却される。そして、遊技中における遊技メダル投入処理が終了する。
ところで、本実施の形態は、以上のように構成されているものであるが、このスロットマシン10は、遊技機を、複数の図柄46を変動表示又は停止表示するための複数個の図柄表示手段41、図柄表示手段41の図柄46を変動表示させるための図柄変動開始手段37、変動表示中の図柄表示手段41を個別に停止させ、かつ、変動表示中の図柄表示手段41の図柄46を停止表示させるための図柄変動停止手段38、図柄46の組み合わせにより構成される当選役を抽選により決定するための当選抽選手段80、前記図柄表示手段41を変動表示から停止表示へ移行させる停止制御を行うための停止制御手段160、所定個数の遊技媒体の投入を、遊技開始の条件として設定し、当選抽選手段80による抽選の結果、所定の当選役に当選し、かつ、図柄変動停止手段38により図柄表示手段41の当該当選に係る図柄46を予め定められた態様に停止表示させることができた場合に入賞となるように形成するとともに、前記遊技として、一般的な遊技である通常遊技と、通常遊技よりも多くの利益を遊技者に付与可能な特別遊技とを備え、前記当選役として、特別遊技を開始可能な特別当選を少なくとも備え、特別当選に係る当選役の当選時の遊技において、特別当選が入賞しなかった場合には、特別当選を入賞させる権利を、次遊技以降に持ち越すための持ち越し手段90、予め定めた既定上限数を限度として、遊技媒体をクレジット可能に形成されるとともに、特別当選に当選していない状態においては、前記図柄変動開始手段37の操作後、総ての図柄表示手段41が停止、又は、入賞による遊技媒体の払い出しが終了するまでの遊技中、遊技媒体のクレジットを不可能とする一方、特別当選に当選後、当該特別当選が入賞するまでの間は、既定上限数を限度として、遊技中も遊技媒体のクレジットを可能とする遊技媒体投入制御手段150、として機能させるための遊技機用プログラムによって制御することができる。。
さらに、前記遊技機用プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を用いて制御することができる。
ここで、前記図柄表示手段41は、回転リール40やベルト式図柄表示手段を用いたものでもよいし、液晶ディスプレイやCRT等の画像表示装置に複数の図柄46を順次表示させるようにしたものでもよい。
また、前記遊技機用プログラムを用いてスロットマシンを制御する場合には、ホッパーユニット35を介して遊技者に遊技メダルを払い出すように形成することができる。一方、遊技機用プログラムを用いて、業務用、若しくは、家庭用のテレビゲーム機を制御しようとする場合には、現実の遊技メダルの払い出しは行えないので、たとえば、液晶ディスプレイやCRT等の画像表示装置に、獲得メダル数の枚数表示をしたり、遊技メダルの増減が分かるような絵(動画でも静止画でもよい)を表示するように形成することができる。
そして、本発明は、スロットマシン以外の遊技機にも応用できる。たとえば、遊技媒体として遊技球を用いてスロットマシンと同様の遊技を行わせるパロット遊技機に使用してもよいものである。
(総括)
上述の如く、本発明の実施の形態では、当選抽選手段80の抽選の結果、特別当選に当選すると、スタートスイッチ18の操作後、総ての回転リール40が停止、又は、入賞による遊技メダルの払い出しが終了するまでの遊技中も、遊技媒体投入制御手段150により、既定上限数である50枚に到達するまで遊技メダルのクレジットが可能となる。
したがって、遊技者は、遊技中に、遊技メダルを投入して遊技メダルがクレジットされることを確認することで、特別当選に当選していることを知ることができる。
このように、遊技中における遊技メダルのクレジットの可否によって、特別当選に当選したことを報知するため、遊技メダルをクレジットする操作に対して興味を抱かせることができる。
また、遊技媒体投入制御手段150が、遊技中における遊技メダルのクレジットを可能とすることにより、特別当選に当選したことを報知するため、遊技者にとって、斬新で、かつ、意外性の高い報知演出を行うこととなり、遊技者に斬新な遊技感を与えて、遊技性を向上させることができる。
また、遊技中における遊技メダルのクレジットの可否は、遊技者にとって認識しやすいため、特別当選に当選したことを長期間に渡って気付けずに遊技メダルを損することを防止することができ、かつ、遊技者の技術レベルの違いによる得失を小さいものとすることができる。
本発明の実施の形態であって、スロットマシンの制御装置の入力及び出力の概略をを示すブロック図である。 本発明の実施の形態であって、スロットマシンを示す外観正面図である。 本発明の実施の形態であって、スロットマシンの動作の概略を示すフローである。 本発明の実施の形態であって、スロットマシンの動作のうち、メダル投入処理の概略を示すフローである。 本発明の実施の形態であって、スロットマシンの動作のうち、抽選処理の概略を示すフローである。 本発明の実施の形態であって、スロットマシンの動作のうち、リール回転停止処理の概略を示すフローである。 本発明の実施の形態であって、スロットマシンにおける遊技中のメダル投入処理の概略を示すフローである。
10 スロットマシン 11 筐体
12 表示窓 13 図柄表示窓
14 メダル投入口 15 投入スイッチ
16 ベットスイッチ 17 精算スイッチ
18 スタートスイッチ 19 ストップスイッチ
20 制御装置 21 遊技制御装置
22 演出制御装置 26 演出表示装置
30 リールユニット 31 クレジット表示部
32 ランプ 33 スピーカ
34 画像表示部 35 ホッパーユニット
36 メダルセレクター 37 図柄変動開始手段
38 図柄変動停止手段 39 ブロッカー
40 回転リール 41 図柄表示手段
42 リールテープ 43 左リール
44 中リール 45 右リール
46 図柄 47 メダル払い出し口
60 通常遊技制御手段 70 特別遊技制御手段
71 特定導入遊技制御手段
72 特定遊技制御手段
80 当選抽選手段 81 乱数発生手段
82 乱数抽出手段 83 当選判定テーブル
83a 通常遊技用テーブル 83b 特別遊技用テーブル
84 判定手段 85 判定テーブル選択手段
86 当選フラグ成立手段
90 持ち越し手段
150 遊技媒体投入制御手段
160 停止制御手段 170 入賞判定手段

Claims (1)

  1. 遊技媒体を投入するための遊技媒体投入口と、
    遊技媒体の投入経路を遮断又は開放するブロッカーを有し、遊技媒体投入口から投入された遊技媒体の正偽を判断するための遊技媒体セレクターと、
    複数の図柄を変動表示又は停止表示するための複数個の図柄表示手段と、
    図柄表示手段の図柄を変動表示させるための図柄変動開始手段と、
    変動表示中の図柄表示手段を個別に停止させ、かつ、変動表示中の図柄表示手段の図柄を停止表示させるための図柄変動停止手段と、
    図柄の組み合わせにより構成される当選役を抽選により決定するための当選抽選手段と、
    前記図柄表示手段を変動表示から停止表示へ移行させる停止制御を行うための停止制御手段と、を少なくとも備え、
    所定個数の遊技媒体のベットを、遊技開始の条件として設定され
    当選抽選手段による抽選の結果、所定の当選役に当選し、かつ、図柄変動停止手段により図柄表示手段の当該当選に係る図柄を予め定められた態様に停止表示させることができた場合に入賞となるように形成され
    前記遊技として、一般的な遊技である通常遊技と、通常遊技よりも多くの利益を遊技者に付与可能な特別遊技とを備え、
    前記当選役として、特別遊技を開始可能な特別当選を少なくとも備え、
    予め定めた既定上限数を限度として、遊技媒体をクレジット可能に形成され、
    特別当選に係る当選役の当選時の遊技において、特別当選が入賞しなかった場合には、特別当選を入賞させる権利を、次遊技以降に持ち越すための持ち越し手段と、
    メダルセレクターのブロッカーを操作して、遊技メダルのクレジットの可否を制御するための遊技媒体投入制御手段と、を備えた遊技機において、
    遊技媒体投入制御手段は、
    特別当選に当選していない状態においては、前記図柄変動開始手段の操作後、総ての図柄表示手段が停止、又は、入賞による遊技媒体の払い出しが終了するまでの遊技中、ブロッカーに遊技媒体の投入経路を遮断させて、遊技媒体のクレジットを不可能とする一方、
    特別当選に当選後、当該特別当選が入賞するまでの間は、既定上限数を限度として、ブロッカーに遊技媒体の投入経路を開放させて、遊技中も遊技媒体のクレジットを可能とするように形成されたことを特徴とする遊技機。
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