JP2010242215A - 成形時のリジングマーク性に優れたアルミニウム合金板 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】特定組成のAl−Mg−Si系アルミニウム合金板において、比較的広範囲な板幅方向の集合組織における、特にGoss方位とCube方位および回転Cube方位の3つを、板幅方向に亙る平均面積率にて抑制するとともに、この集合組織における各方位の各々の板幅方向に亙る偏差も抑制して、板幅方向に亙って比較的大きな板表面の凹凸の周期を有するリジングマークを抑制する。
【選択図】なし
Description
Goss方位とCube方位および回転Cube方位は、他の方位に比べてr値(ランクフォード値)の面内異方性が非常に大きく、Goss方位では、板をその幅方向に引っ張った場合に、板厚減少がほとんど生じない。このような特性を有するGoss方位が組織内に実質量存在すると、板をプレス成形した場合に、板の部位、特に板の幅方向の部位による伸び変形能力が異なり、かつ板の幅方向に亙る伸び変形能力が低下する。
集合組織のでき方は結晶系が同じでも加工法によって異なり、圧延材の場合は圧延面と圧延方向で表わされる。即ち、下記に示す様に、圧延面は{○○○}で表現され、圧延方向は<△△△>で表現される。なお、○や△は整数を示している。
Cube方位:{001}<100>
回転Cube方位:{001}<310>〜{001}<110>
Goss方位:{011}<100>
Brass方位:{011}<211>
S方位:{123}<634>
Cu方位:{112}<111>
(若しくは、D方位:{4411}<11118>)
SB方位:{681}<112>
これら結晶粒の各結晶方位成分の面積率(存在率)は、前記した板断面を、走査型電子顕微鏡SEM(Scanning Electron Microscope)による、後方散乱電子回折像EBSP(Electron Backscatter Diffraction Pattern)を用いた結晶方位解析方法(SEM/EBSP法)により測定する。
このような各方位毎の平均面積率、各方位毎の面積率の内の最大値と最小値の差の測定を、試験片の圧延方向に適当な距離を設けた数箇所(例えば3箇所)で行い平均化する。
本発明6000系アルミニウム合金板の化学成分組成について説明する。本発明が対象とする自動車などの輸送機の車体用の6000系アルミニウム合金板は、前記した自動車の外板パネル用の板などとして、優れた成形性やBH性、ヘム加工性を含む曲げ加工性、強度、溶接性、耐食性などの諸特性が要求される。
SiはMgとともに、固溶強化と、塗装焼き付け処理などの前記低温での人工時効処理時に、強度向上に寄与する時効析出物を形成して、時効硬化能を発揮し、自動車のアウタパネルとして必要な、例えば180MPa以上の必要強度(耐力)を得るための必須の元素である。したがって、本発明過剰Si型6000系アルミニウム合金板にあって、プレス成形性、ヘム加工などの曲げ加工性の諸特性を兼備させるための最重要元素である。
Mgは、固溶強化と、塗装焼き付け処理などの前記人工時効処理時に、Siとともに強度向上に寄与する時効析出物を形成して、時効硬化能を発揮し、パネルとして、例えば180MPa以上の必要耐力を得るための必須の元素である。
次ぎに、本発明アルミニウム合金板の製造方法について以下に説明する。本発明アルミニウム合金板は、製造工程自体は常法あるいは公知の方法であり、上記6000系成分組成のアルミニウム合金鋳塊を鋳造後に均質化熱処理し、熱間圧延、冷間圧延が施されて所定の板厚とされ、更に溶体化焼入れなどの調質処理が施されて製造される。但し、この中で、リジングマーク性向上のために、本発明の範囲に集合組織(Goss方位とCube方位および回転Cube方位)を制御するためには、下記均質化熱処理条件やその後の熱延条件、焼鈍条件などを適切に制御する必要がある。
この点、特に本発明では、下記の2種類の工程(A、B工程)において本発明アルミニウム合金板を得ることができる。
A工程:2回均熱(1回目均熱後平均冷却速度40℃/以上)、熱延、(荒鈍)、冷延、中間焼鈍、冷延、溶体化処理
このA工程のポイントは、熱延工程でできるだけ加工組織を発達させ(熱延仕上げの巻取温度の低減)、中間焼鈍で再結晶させることで、Cube方位、Goss方位、回転Cube方位の発達を抑制する。強度との兼ね合いで中間焼鈍は急速加熱急速冷却工程とする。A工程で中間焼鈍工程を省略する場合は、代わりに熱延の巻取温度を上げてそこで再結晶促進させることでもリジング抑制に付加的に寄与するが、中間焼鈍工程よりは劣る。
B工程:2回均熱(1回目均熱後2段階冷却)、熱延、(荒鈍)、冷延、溶体化処理
このB工程のポイントは、均熱時の微細析出を抑制することで、熱延(特に粗圧延工程)での繰返し微細再結晶を促進することで、Cube方位、Goss方位、回転Cube方位の発達を抑制する(A工程では、微細析出物が多数存在するため再結晶抑制され、粗圧延で繰返し再結晶効果が得られない)。その結果、中間焼鈍工程を省略しても、A工程の中間焼鈍工程がある工程と同様なリジング抑制効果が得られる。中間焼鈍工程を省略できるために、特に熱延仕上げの巻取温度を下げる必要がなく、むしろ仕上げ巻取り温度を上げて再結晶を促進させることでリジング抑制効果がさらに得られる。B工程でも、さらに中間焼鈍工程を付与することで、良好なリジング特性を得ることは可能である。
先ず、溶解、鋳造工程では、前記A工程、B工程いずれも、上記6000系成分組成範囲内に溶解調整されたアルミニウム合金溶湯を、連続鋳造法、半連続鋳造法(DC鋳造法)等の通常の溶解鋳造法を適宜選択して鋳造する。
次いで、前記鋳造されたアルミニウム合金鋳塊に均質化熱処理(均熱処理)を施す。前記A工程、B工程いずれも、均質化熱処理の温度自体は、常法通り、500℃以上で融点未満の均質化温度が適宜選択される。これによって、合金元素や粗大な化合物を十分に固溶させる。また、組織の均質化を図り、鋳塊組織中の結晶粒内の偏析をなくす。この均熱温度が低いと、合金元素や粗大な化合物を十分に固溶させることができず、また、破壊の起点として作用する結晶粒内の偏析を十分に無くすことができないため、自動車パネルなどとして要求される、成形性や曲げ加工性、BH性、強度などの諸特性を満足させることができない。
以上の条件での2回均熱処理により、過剰Si型の6000系アルミニウム合金板であっても、熱延中の粗大な再結晶粒 (熱間ファイバー) の生成を抑制して、再結晶の際の組織の均質化を図り、成形時のリジングマーク性を向上させることができる。また、合金元素を十分に固溶させるので、自動車パネルなどとして要求される、成形性や曲げ加工性、BH性、強度などの諸特性も満足させることができる。
熱間圧延は、前記A工程、B工程いずれも、圧延する板厚に応じて、鋳塊 (スラブ) の粗圧延工程と、粗圧延後の板厚が約40mm以下の板を約4mm以下の板厚まで圧延する仕上げ圧延工程とから構成される。これら粗圧延工程や仕上げ圧延工程では、リバース式あるいはタンデム式などの圧延機が適宜用いられ、各々複数のパスからなる圧延が施される。
この熱延板の冷間圧延前の荒鈍(焼鈍)を行わない場合には、前記A工程、B工程いずれも、板製造の効率化や製造コストの低減が図れる。しかし、同時に、上記低温熱延条件によっても熱延時に生成してしまった粗大析出物の再固溶ができない。このため、熱延板中にGoss方位とCube方位および回転Cube方位の形成サイトとなる粗大析出物が残存して、本発明の範囲に製品板の集合組織(Goss方位とCube方位および回転Cube方位)を制御できない可能性が高くなる。前記粗大析出物の再固溶のためには、荒鈍温度を350℃以上、融点以下までの温度範囲で行う。
前記A工程、B工程いずれも、冷間圧延では、上記熱延板を圧延して、所望の最終製品板厚の冷延板(コイルも含む) に製作する。
但し、前記A工程では、冷間圧延の途中で、冷延板の中間焼鈍を1回以上必須に行う。この中間焼鈍を行わない場合には、板製造の効率化や製造コストの低減が図れる。しかし、同時に、冷間圧延中でのGoss方位とCube方位および回転Cube方位形成や発達、中でも特に回転Cube方位の形成や発達を、焼鈍により一端キャンセルして抑制することができない。このため、通常の冷延加工率では、冷間圧延中にGoss方位とCube方位および特に回転Cube方位が発達して、本発明の範囲に製品板の集合組織を制御できない可能性が高くなる。
前記A工程、B工程いずれも、最終の溶体化および焼入れ処理において、製品板のリジングマークを抑制し、Goss方位やCube方位を抑制するためには、最終の溶体化処理の平均昇温速度を100℃/分以上とすることが好ましい。溶体化処理の溶体化温度は、板のプレス成形後の塗装焼き付け硬化処理などの人工時効処理により強度向上に寄与する時効析出物を十分粒内に析出させるために、好ましくは500℃以上、融点以下までの温度範囲で行う。
前記調質処理後15日間の室温時効後の供試板の集合組織を、前記SEM−EBSPを用いて、測定・解析した。この供試板を自動車車体パネルの厳しいプレス成形を模擬して、板幅方向に(圧延と直角方向に)15%のストレッチ(引張変形)を加え、この予ひずみを付与した後の板の直角断面(板の圧延方向に対する直角方向で、かつ板幅方向の板断面)をEBSP測定面とした。そして、このEBSP測定面は、この直角断面における、板幅中央部を真ん中に挟む板幅方向(板の左右方向)の長さが10mmに亙る板幅間を板幅方向に250μm毎に各々区切った領域とした。即ち、これら区切られた箇所の各板断面における、Goss方位とCube方位および回転Cube方位の各面積率の平均値を総合して平均化した面積率を各方位の平均面積率とした。また、これらGoss方位とCube方位および回転Cube方位の各面積率の内の、最大値と最小値との差を測定して、各方位成分毎の変動の指標とした。測定は圧延方向に適当な間隔をあけた3箇所にて行い、前記各面積率はその平均とした。
更に、前記供試板の特性として、リジングマーク性、0.2%耐力(As耐力: MPa)、伸び(%)を各々測定した。
リジングマーク性は、前記予ひずみを付与した後の板に、自動車車体パネルの塗装を模擬して、リン酸亜鉛処理を行った後に、カチオン電着塗装を行い、更に塗装焼付硬化処理を模擬した焼鈍処理を実施した後の、板表面の目視観察にて、評価を行った。具体的には、前記予ひずみを付与した後の板を、リン酸チタンのコロイド分散液処理、フッ素を低濃度(50ppm)含むリン酸亜鉛浴に浸漬するリン酸亜鉛処理を順に行い、リン酸亜鉛皮膜を板表面に形成し、更にカチオン電着塗装を行った後に、170℃×20分の焼鈍を実施した。
供試板の0.2%耐力(As耐力: MPa)、伸び(%)を測定するための引張試験は、前記予ひずみを付与するための引張試験機と同じ試験機にて行った。即ち、前記調質処理後15日間の室温時効後のアルミニウム合金板からJISZ2201の5号試験片(25mm×50mmGL×板厚)を採取し、室温引張りを行った。このときの試験片の引張り方向を圧延方向の直角方向とした。引張り速度は、0.2%耐力までは5mm/分、耐力以降は20mm/分とした。N数は5とし、0.2%耐力、伸びともこれらの平均値とした。
Claims (1)
- 質量%で、Mg:0.1〜3.0%、Si:0.1〜2.5%を含み、残部がAlおよび不可避的不純物からなるAl−Mg−Si系アルミニウム合金板において、この板の直角断面における板幅中央部の板幅方向10mmの長さに亙る領域の集合組織として、Cube方位の板幅方向の平均面積率が8%以下で、Cube方位の板幅方向の各面積率の内の最大値と最小値との差が8%以下であり、Goss方位の板幅方向の平均面積率が2%以下で、Goss方位の板幅方向の各面積率の内の最大値と最小値との差が3%以下であるとともに、更に、回転Cube方位の板幅方向の平均面積率が10%以下で、回転Cube方位の板幅方向の各面積率の内の最大値と最小値との差が8%以下であることを特徴とする成形時のリジングマーク性に優れたアルミニウム合金板。
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