JP2010236522A - 内燃機関の油圧警告装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】内燃機関の油圧警告装置において、油圧センサが、内燃機関の熱に影響されることを防止すると共に、オイルポンプの脈動の影響を受けることを防止する。
【解決手段】内燃機関の潤滑油路に潤滑油の油圧を検出する油圧センサ70を備え、油圧センサ70の検出油圧に基づいて油圧が低下した際に警告を発する内燃機関の油圧警告装置において、油圧センサ70を後シリンダブロック3rのウォータージャケット8の壁面3Wに突設した。
【選択図】図5

Description

本発明は、油圧センサを備えた内燃機関の油圧警告装置に関する。
従来、内燃機関において、内燃機関の潤滑油の油圧を検出する油圧センサを、クランクケース側壁の内側でオイルポンプの下流側近傍の油路に設けたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。また、油圧センサの検出に基づいて内燃機関の潤滑油の油圧の低下を警告する油圧警告装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2006−283567号公報 特開平8−312507号公報
ところで、特許文献1記載の内燃機関では、油圧センサを内燃機関に直接取り付けているため、油圧センサが内燃機関の発する熱の影響を受ける可能性があった。また、特許文献1記載の油圧センサは、オイルポンプの下流側近傍の油路に設けられており、オイルポンプの近くに位置しているため、オイルポンプの脈動の影響を受け易かった。このため、特許文献2に記載の油圧警告装置のように、油圧センサの検出に基づいて油圧の低下を警告しようとした場合に、適切に警告できない虞があった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、内燃機関の油圧警告装置において、油圧センサが、内燃機関の熱に影響されることを防止すると共に、オイルポンプの脈動の影響を受けることを防止することを目的とする。
上述課題を解決するため、本発明は、内燃機関の潤滑油路に潤滑油の油圧を検出する油圧センサを備え、前記油圧センサの検出油圧に基づいて油圧が低下した際に警告を発する内燃機関の油圧警告装置において、前記油圧センサはシリンダのウォータージャケットの壁面に突設されたことを特徴とする内燃機関の油圧警告装置を提供する。
この構成によれば、油圧センサをシリンダのウォータージャケットの壁面に設けることで、シリンダにおいてウォータージャケットを通る冷却水によって冷却される部分に油圧センサを設けることができるため、油圧センサが内燃機関の熱に影響されることを防止できる。
また、油圧センサが内燃機関の熱に影響されないため、油圧センサを冷却するためだけに特別な冷却装置を設ける必要がない。
さらに、油圧センサを、ウォータージャケットの壁面に設けてオイルポンプから離れた位置に配置したため、油圧センサまでの潤滑油路でオイルポンプの脈動が減衰される。これにより、油圧センサがオイルポンプの脈動の影響を受けることを防止できる。
また、上記構成において、前記内燃機関は、オイルポンプから吐出した潤滑油をクランクシャフトのジャーナル軸受に分配するメインギャラリと、前記メインギャラリから分岐しシリンダヘッドに潤滑油を分配するサブギャラリとを備え、前記油圧センサは前記サブギャラリ下流のシリンダヘッドの給油箇所手前に設けたオリフィスの上流側に設けられても良い。
この構成によれば、油圧センサをメインギャラリよりさらに下流のサブギャラリに設け、オイルポンプから離れて配置したため、オイルポンプの脈動による油圧変動が油圧センサに影響することを防止できる。また、油圧センサはオリフィスの上流に設けられており、オリフィスによって油路が絞られる前の油圧が低下し難い位置に設けられているため、油圧センサによって安定的に油圧を検出できる。
また、前記内燃機関はシリンダをV型に配置したV型内燃機関であり、前記油圧センサはVバンク内に配置されても良い。
この場合、油圧センサをVバンク内に設けることで、特別な保護部材等を設けることなく油圧センサを外乱等から保護できる。
本発明に係る内燃機関の油圧警告装置では、シリンダにおいてウォータージャケットを通る冷却水によって冷却される部分に油圧センサを設けたため、油圧センサが内燃機関の熱に影響されることを防止できる。また、油圧センサが内燃機関の熱に影響されないため、油圧センサを冷却する特別な冷却装置を設ける必要がない。
さらに、油圧センサを、ウォータージャケットの壁面に設けてオイルポンプから離れた位置に配置したため、油圧センサまでの潤滑油路でオイルポンプの脈動を減衰でき、油圧センサがオイルポンプの脈動の影響を受けることを防止できる。
また、油圧センサをメインギャラリよりさらに下流のサブギャラリに設け、オイルポンプから離れて配置したため、オイルポンプの脈動が油圧センサに影響することを防止できる。また、油圧センサは、オリフィスの上流の油圧が低下し難い位置に設けられており、安定的に油圧を検出できる。
また、油圧センサをVバンク内に設けることで、特別な保護部材等を設けることなく油圧センサを外乱等から保護できる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施の形態について説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る内燃機関が搭載された自動二輪車を示す側面図である。なお、以下の説明中、前後左右及び上下といった方向の記載は車体に対してのものとする。
自動二輪車100の車体フレーム111は、車体前部に位置するヘッドパイプ112と、このヘッドパイプ112から車体中央まで後方に延びるメインフレーム114と、このメインフレーム114の後端部から車両後部まで延びるリヤフレーム(不図示)とを備えている。
ヘッドパイプ112には、フロントフォーク124が回動自在に取り付けられ、このフロントフォーク124の下端に前輪125が回転自在に支持されている。また、ヘッドパイプ112の上部には、操舵用ハンドル126が取り付けられている。図中符号142は前輪ブレーキであり、符号143はフロントマスタシリンダである。
メインフレーム114の下方には、前後V型4気筒の内燃機関1が配置されている。この内燃機関1は、クランクシャフト2を左右水平方向に指向させる横置き配置であって、OHC型の水冷式で、クランクケース3を備え、このクランクケース3から2気筒ずつ前後に傾いたフロントバンク(シリンダ)Bfと、リヤバンク(シリンダ)BrとがV型に構成され、互いのバンク角は90度よりも小さい。
フロントバンクBfの排気口には、左右一対の排気パイプ161L,161Rの一端が接続されている。この排気パイプ161L,161Rは、排気口から下側に延びた後に、車体後方に向かって引き回され、クランクケース3の下方に位置する筒状の触媒装置163に連結されている。リヤバンクBrの排気口には、左右一対の排気パイプ171L,171Rの一端が接続されている。この排気パイプ171L,171Rは、排気口から下側に延びる上部排気パイプ172L,172Rと、上部排気パイプ172L,172Rから下側に延びた後に、車体前方に向かって引き回され、触媒装置163に連結される下部排気パイプ173L,173Rとを備えて構成されている。触媒装置163は、一本の排気管176を介して、内燃機関1の後方に設けられたマフラ181に連結されている。
内燃機関1の後方には、ピボット軸127が設けられており、このピボット軸127には、リヤフォーク128がピボット軸127を中心に上下方向に揺動自在に取り付けられている。リヤフォーク128の後端部には、後輪131が回転自在に支持されている。後輪131には、後輪ブレーキ149が設けられている。後輪131と内燃機関1とは、リヤフォーク128内に設けられたドライブシャフト49によって連結されており、内燃機関1からの回転動力がドライブシャフト49を介して後輪131へと伝達される。また、リヤフォーク128と車体フレーム111との間には、リヤフォーク128からの衝撃を吸収するリヤクッション(不図示)が掛け渡されている。
内燃機関1の後部には、車体を停めるためのスタンド151が設けられている。また、内燃機関1の左側面の下部には、サイドスタンド152が設けられている。
内燃機関1の前方には、ラジエータ141が配置され、メインフレーム114の上部には、内燃機関1の上方を覆うようにして燃料タンク144が搭載されている。この燃料タンク144の後方には、シート115が位置し、該シート115は上記リヤフレームに支持されている。シート115の後方には、テールランプ118が配置され、テールランプ118の下方には、後輪131の上方を覆うリヤフェンダ117が配置されている。
また、自動二輪車100は、車体を覆う樹脂製の車体カバー150を有し、この車体カバー150は、車体フレーム111の前方から内燃機関1の前部までを連続的に覆うフロントカバー147と、シート115の下方を覆うリヤカバー119とを備えている。フロントカバー147の上部には、ミラー148が取り付けられている。また、フロントフォーク124には、前輪125の上方を覆うフロントフェンダ146が取り付けられている。
図2は、内燃機関1を示す断面図である。なお、図2では、図の上下を内燃機関1の上下、図の右側を内燃機関1の前側、図の左側を内燃機関1の後側として説明する。
フロントバンクBfとリヤバンクBrとの間には側面視でV字状に形成された空間であるVバンク空間Kが形成されている。
クランクケース3は上下割りで構成され、上クランクケース3Uと下クランクケース3Lとを有している。クランクシャフト2はクランクケース3U,3Lにより挟まれるようにして回転自在に軸支され、上クランクケース3Uには、それぞれ左右に2気筒が配列される前シリンダブロック3fと後シリンダブロック3rとが、側面視でV字をなすように斜め上方に延出されて一体に形成されている。
下クランクケース3Lの下部には、内燃機関1のオイル(潤滑油)が貯留されるオイルパン3Gが下方に膨出するように設けられている。内燃機関1内にオイルを循環させるオイルポンプ50は、下クランクケース3L内においてクランクシャフト2の下方に位置している。オイルポンプ50はトロコイド式のポンプである。
前シリンダブロック3fには前シリンダヘッド4fが前方斜め上に重ねられて締結ボルト(不図示)により締結され、前シリンダヘッド4fの上を前シリンダヘッドカバー5fが覆っている。同様に、後シリンダブロック3rには後シリンダヘッド4rが後方斜め上に重ねられて締結ボルト(不図示)により締結され、後シリンダヘッド4rの上を後シリンダヘッドカバー5rが覆っている。
前シリンダブロック3f及び後シリンダブロック3rには、それぞれシリンダボア3aが形成され、シリンダボア3aにはシリンダボア3a内を往復運動するピストン6が配置されている。各ピストン6は、各ピストン6に共通な1本のクランクシャフト2に対し、各コンロッド7f,7rを介して連結されている。
また、各シリンダブロック3f,3rには、各シリンダブロック3f,3rを冷却する冷却水が流れるウォータージャケット8が、シリンダボア3aを囲うようにそれぞれ設けられている。
前シリンダヘッド4f及び後シリンダヘッド4rには、シリンダボア3aの上方に位置する燃焼室20、吸気ポート21及び排気ポート22が設けられている。各吸気ポート21には、各吸気ポート21に流れる混合気の量を調整するスロットルボディ23がそれぞれ接続されている。
また、各シリンダヘッド4f,4rには、各シリンダヘッド4f,4rを冷却する冷却水が流れるウォータージャケット9が、吸気ポート21及び排気ポート22を囲うようにそれぞれ設けられている。各シリンダヘッド4f,4rのウォータージャケット9は、Vバンク空間Kに設けられた冷却水チューブ24によって接続されている。また、ウォータージャケット9は、ウォータージャケット8と繋がっている。
また、各シリンダヘッド4f,4rには、一対の吸気バルブ11がバルブスプリング11aによって吸気ポート21を閉鎖する方向(弁閉方向)に付勢されて開閉可能に配置され、一対の排気バルブ12がバルブスプリング12aによって排気ポート22を閉鎖する方向に付勢されて開閉可能に配置されている。
これらの吸気バルブ11および排気バルブ12は、各シリンダヘッド4f,4rごとに1本づつ配設されたカムシャフト25で駆動されるユニカム方式の動弁装置10によって開閉駆動される。
動弁装置10は、吸気バルブ11の上方の各シリンダヘッド4f,4rに回転自在に軸支されるカムシャフト25と、カムシャフト25と平行な軸線を有して各シリンダヘッド4f,4rに固定されるロッカシャフト26と、ロッカシャフト26に揺動可能に軸支されるロッカアーム27とを有している。
カムシャフト25は、カムシャフト25の外周側に突出した吸気カム30及び排気カム31を有し、クランクシャフト2の回転に同期して回転させられる。吸気カム30および排気カム31は、中心から外周までの距離(半径)が一定でないカムプロフィールを有し、吸気カム30及び排気カム31が回転した際の半径の変化によって、吸気バルブ11及び排気バルブ12を上下運動させる。
また、カムシャフト25と吸気バルブ11との間には、カムシャフト25の下方で各シリンダヘッド4f,4rに摺動可能に嵌合されるバルブリフタ13が設けられている。
ロッカシャフト26に軸支されたロッカアーム27の一端には排気カム31に転がり接触するローラ27aが設けられ、他端には排気バルブ12の上端に当接するタペットねじ27bが進退位置を調節可能として螺合されている。
そして、カムシャフト25と一体に吸気カム30及び排気カム31が回転されると、吸気カム30がバルブリフタ13を介して吸気バルブ11を押し下げ、排気カム31がロッカアーム27を介して排気バルブ12を押し下げ、吸気カム30及び排気カム31の回転の位相によって定まる所定のタイミングで吸気ポート21及び排気ポート22が開閉される。
図3は、図2におけるIII−III断面図である。ここで、図3では、フロントバンクBfの断面を示しているが、リヤバンクBr内部はフロントバンクBf内部と同様に構成されているため、リヤバンクBrの説明は省略する。
シリンダヘッド4fの各気筒には、シリンダボア3aの中心軸線であるシリンダ軸線C上に、プラグ差込孔15が形成されており、このプラグ差込孔15には点火プラグ16(右側の気筒の点火プラグは不図示)がその先端を燃焼室20内に臨ませて配置されている。
クランクシャフト2は、軸方向の両端部及び中間部のクランクジャーナル2Jに対応する位置に設けられた複数のジャーナル軸受2Aを介してクランクケース3内に支持されている。
クランクシャフト2の一端側には、クランクシャフト2の回転を出力するカムシャフト駆動スプロケット17が設けられている。内燃機関1のカムシャフト駆動スプロケット17側には、各バンクBf,Br内で上下に延在するカムチェーン室35が設けられており、カムシャフト25と一体に回転する従動スプロケット36は、カムシャフト25の一端に固定されてカムチェーン室35内に位置している。従動スプロケット36とカムシャフト駆動スプロケット17とには、カムチェーン37が巻き回されており、カムシャフト25はカムチェーン37及び従動スプロケット36を介して、クランクシャフト2の回転の半分の回転速度で回転されるようになっている。
また、クランクシャフト2の他端側には、発電機としてのジェネレータ18が設けられている。
クランクケース3内には、クランクシャフト2とそれぞれ平行に配置されるメインシャフト41、カウンタシャフト42、及び、出力シャフト43が設けられている。クランクシャフト2を含むこれらのシャフト41,42,43は、クランクシャフト2の回転をメインシャフト41、カウンタシャフト42、及び、出力シャフト43の順に伝達する歯車伝達機構を構成している。ここで、図3は、フロントバンクBf、クランクシャフト2、メインシャフト41、カウンタシャフト42、及び、出力シャフト43を各々直線で結ぶ断面で切断した断面図である。
クランクシャフト2のカムチェーン室35側の端には、メインシャフト41を回転させるクランク側駆動歯車2Bが固定され、クランク側駆動歯車2Bはメインシャフト41のメインシャフト側被動歯車41Aと噛み合っている。メインシャフト41は、両端に設けられた軸受41Cを介して支持されている。
メインシャフト側被動歯車41Aは、メインシャフト41上にメインシャフト41と相対回転自在に設けられるとともに、クラッチ機構44に接続されており、このクラッチ機構44の作動によってクランクシャフト2とメインシャフト41との間の動力の伝達が断続可能となっている。
また、メインシャフト側被動歯車41Aには、オイルポンプ50を駆動するオイルポンプ駆動歯車41Bが設けられている。オイルポンプ駆動歯車41Bは、クラッチ機構44のオンオフとは無関係にメインシャフト側被動歯車41Aと一体に回転し、図2に示すように、オイルポンプ50の駆動軸50Aに固定された被動歯車50Bに駆動チェーン45を介してクランクシャフト2の回転を伝達し、オイルポンプ50を駆動する。
カウンタシャフト42は軸受42Cによって支持されている。カウンタシャフト42とメインシャフト41との間には、変速歯車群46が跨って配置され、これらによって変速装置47が構成される。詳述すると、メインシャフト41には、6速分の駆動歯車46Aが設けられ、カウンタシャフト42には6速分の被動歯車46Bが設けられ、各駆動歯車46A及び被動歯車46Bは、対応する変速段同士で互いに噛み合い、それぞれ各変速段に対応する変速歯車対を構成する。なお、各変速歯車対は、1速から6速の順に減速比が小さくなる(高速ギヤとなる)。また、カウンタシャフト42は、カウンタシャフト42の回転を出力シャフト43に伝達するカウンタ側駆動歯車42Aを有している。
出力シャフト43は、カウンタシャフト42の両端に設けられた軸受43Cによって支持され、カウンタ側駆動歯車42Aと噛み合う被動歯車43Aを有している。出力シャフト43の左端部には駆動傘歯車48が一体的に設けられ、この駆動傘歯車48は、車体の前後方向に延びるドライブシャフト49の前端に一体に設けられた被動傘歯車49Aに噛み合う。これによって、出力シャフト43の回転がドライブシャフト49に伝達される。
次に、内燃機関1内のオイルによる潤滑について説明する。
図2に示すように、オイルパン3Gには、内燃機関1内の摺動部を潤滑するオイルが貯留されている。ここで、摺動部とは、ピストン6、クランクシャフト2、ジャーナル軸受2A、カムシャフト25、及び、シャフト41,42,43等、回転や摺動などの運動をする内燃機関1の部位である。オイルは、潤滑の他、防錆、冷却、清浄等の作用を有することはもちろんである。
オイルポンプ50の下部には、オイルパン3G内のオイルに浸されるようにオイルストレーナ51が配置され、オイルポンプ50に吸い込まれたオイルはオイルストレーナ51を通る際に濾過される。オイルパン3G内のオイルは、オイルポンプ50から吐出され、内燃機関1内に形成された油路を通って内燃機関1の各部に供給される。
前シリンダブロック3fの下方には、下クランクケース3Lから膨出するように形成されたオイルフィルタ部53が設けられている。
また、下クランクケース3Lにおいてクランクシャフト2の下方には、図2及び図3に示すように、クランクシャフト2のジャーナル軸受2A等にオイルを分配する潤滑油路であるメインギャラリ61が形成されている。メインギャラリ61は下クランクケース3Lの壁内に形成された断面円形の油路である。
図2に示すように、クランクケース3の壁部において、前シリンダブロック3fと後シリンダブロック3rとがV字を形成する部分、すなわち、Vバンク空間Kの下方の部分には、メインギャラリ61から分岐したオイルを各シリンダヘッド4f,4r等に分配する潤滑油路であるサブギャラリ62が形成されている。
サブギャラリ62は、前シリンダブロック3fと後シリンダブロック3rとがV字状に交わる交点部分に形成されている。このサブギャラリ62は上クランクケース3Uの壁内に形成された断面円形の油路であり、クランクシャフト2と略平行に延びている。また、サブギャラリ62からは、各シリンダブロック3f,3rの壁部内を上方に延びる複数の分岐油路64が分岐している。
クランクケース3内においてクランクシャフト2の上方には、サブギャラリ62から供給されたオイルを各ピストン6に吹き掛けるピストンジェット63Aが設けられている。
また、後シリンダブロック3rには、分岐油路64を流れるオイルの油圧を検出する油圧センサ70が設けられている。分岐油路64は断面円形の油路であり、その径はサブギャラリ62の径よりも小さくなっている。すなわち、分岐油路64はサブギャラリ62よりも油路が絞られている。
図4は、内燃機関1の潤滑装置を示す模式図である。図4中に示した複数の矢印は、オイルが流れる方向を示している。
図4では、図中下から、オイルポンプ50、変速装置47、クランクシャフト2、及び、カムシャフト25を示す。
オイルポンプ50は、リリーフ弁52を有し、オイルが過大に加圧されることを防止している。オイルポンプ50から吐出されたオイルは、油路90を介して、オイルフィルタ部53に入り、オイルフィルタ53Aで濾過され、オイルクーラ53Bで熱が放出されて冷却される。また、油路90はシャフト側油路65に分岐しており、油路90を通るオイルの一部はシャフト側油路65を通って変速装置47近傍の各シャフト41,42,43に供給される。
オイルクーラ53Bで冷却されたオイルは、オイルクーラ53Bとメインギャラリ61とを繋ぐ油路91を通って、メインギャラリ61に流れる。
メインギャラリ61は、クランクシャフト2の両端及び中央に位置する各クランクジャーナル2Jに繋がる複数の供給油路61Aを有している。これら供給油路61Aは、クランクシャフト2の内部に形成された複数のシャフト内油路2Cに接続され、油路2Cを通して、クランクシャフト2のクランクジャーナル2J、ジャーナル軸受2A、及び、各コンロッド7f,7r(図2)等にオイルを供給している。
また、中央のクランクジャーナル2Jに連通する供給油路61Aは、サブギャラリ62に接続されているとともに、メインギャラリ61よりも小径の流路に形成されている。
サブギャラリ62に分岐したオイルは、ピストンジェット63Aから各ピストン6に吹き掛けられ、各ピストン6を潤滑及び冷却する。また、サブギャラリ62は、分岐油路64に分岐するとともに、ジェネレータ18にオイルを供給するジェネレータ側油路94にも連通している。
分岐油路64に分岐したオイルは、各シリンダヘッド4f,4rのカムシャフト25へそれぞれ流れ、カムシャフト25内に形成されたカムシャフト内油路25Aを通り、吸気カム30、排気カム31及びロッカアーム27等の各シリンダヘッド4f,4r内の給油箇所に供給される。各シリンダヘッド4f,4r内の給油箇所に供給されたオイルは、カムチェーン室35内を落下してオイルパン3Gに戻る。
また、各シリンダヘッド4f,4r内の上記給油箇所よりも上流側の分岐油路64内には、分岐油路64を通過するオイルの流れを絞るオリフィス66が配設されている。
内燃機関1は、内燃機関1の潤滑油路を流れるオイルの油圧が所定値よりも低下した場合に警告を発する油圧警告装置85を有している。油圧警告装置85は、油圧センサ70、内燃機関1を含む自動二輪車の各部を制御するECU80、及び、ECU80によって点灯させられる油圧警告灯81を備えている。
油圧センサ70は、分岐油路64においてオリフィス66よりも上流側に設けられ、ECU80にケーブル72を介して接続されている。ECU80は、油圧警告灯81に接続されており、油圧センサ70が検出した油圧が所定の油圧下限値よりも下回った場合に、油圧警告灯81を点灯させることで分岐油路64を流れるオイルの油圧の異常をユーザ等に報知する。
油圧センサ70は、油圧センサ70が検出する種々の油圧に対し、1次線形の関係で油圧を電圧として出力する電気式の油圧センサであり、分岐油路64を流れるオイルの油圧を低い油圧から高い油圧まで、広い油圧の範囲において連続的に検出することができる。一般に、内燃機関を潤滑するオイルに必要とされる油圧は、内燃機関の回転数の上昇に伴い増加するため、ECU80が油圧の下限であると判断する所定の油圧下限値を内燃機関の回転数に対応させて変化させることが望ましい。そのためには、油圧センサ70はオイルの油圧を広い油圧の範囲において連続的に検出できることが必要であるが、例えば、油圧に応じた接点のオン、オフによって油圧が所定値より低いか否かを検出するオイルプレッシャスイッチを油圧センサとして用いた場合には、広い圧力範囲に亘って油圧を検出できないため、ECU80が下限であると判断する所定の油圧下限値を変化させることができない。特に、内燃機関が高回転の状態では、適正な所定の油圧下限値と上記オイルプレッシャスイッチに設定された所定値との間に大きな差が生じることとなる。
しかし、本実施の形態では、油圧センサ70に電気式の油圧センサを用いたため、ECU80は、分岐油路64を流れるオイルの油圧を油圧が低い状態から高い状態の広い油圧の範囲において連続的に得ることができる。このため、ECU80は、内燃機関1の回転数に応じて所定の油圧下限値を変化させて、この可変の油圧下限値に基づいて油圧低下の警告を行うことができる。
図5は、図2のサブギャラリ近傍の拡大断面図である。図6は、油圧センサ70の近傍の平面図である。ここで、図6では、各シリンダヘッド4f,4rが取り外された状態を示している。
図5に示すように、各シリンダヘッド4f,4rには、各カムシャフト内油路25A(図4参照)に繋がり各シリンダヘッド4f,4r内にオイルを供給するヘッド側油路67がそれぞれ形成されている。各ヘッド側油路67は各分岐油路64に連通して設けられており、オリフィス66は、各ヘッド側油路67と各分岐油路64との間に介挿されている。
分岐油路64の油圧は、下流側でオリフィス66によって油路が絞られていることにより、安定して高い油圧が保たれている。このため、分岐油路64に油圧センサ70を設けることで、高精度にかつ安定的にオイルの油圧を検出できる。
また、油圧センサ70は、サブギャラリ62から分岐した分岐油路64に設けられており、オイルの流路においてオイルポンプ50から遠く離れているため、油圧センサ70よりも上流側の流路でオイルポンプ50の脈動による圧力の変動が減衰される。このため、油圧センサ70がオイルポンプ50の脈動の影響を受けることを防止でき、高精度にかつ安定的にオイルの油圧を検出できる。
Vバンク空間K内で後シリンダブロック3rのウォータージャケット8の外側の壁面を構成する壁面3Wには、周囲の壁面3Wから突出して厚肉に形成された油圧センサ取付部71が形成されている。油圧センサ取付部71は、後シリンダブロック3r内で上下に延びる分岐油路64の中間部に対応する位置にあり、油圧センサ取付部71には分岐油路64に連通する取付孔71Aが形成されている。この取付孔71Aには雌ねじが形成されている。
油圧センサ70は、棒状に構成されており、一端には油圧を検出するセンサ部70Aを有し、他端には、ECU80に繋がるケーブル72が接続される接続部70Bを有し、中間部には、センサ部70Aよりも大径に形成された大径部70Cを有している。センサ部70Aの基端部には取付孔71Aに係合する雄ねじが形成されており、油圧センサ70は、センサ部70Aを取付孔71Aに挿入し、大径部70Cを介して締め込むことで油圧センサ取付部71に締結固定される。センサ部70Aは分岐油路64内に入り込んだ状態で取り付けられている。また、油圧センサ70は、冷却水チューブ24の下方において前シリンダブロック3fと略同一角度に傾斜して壁面3Wに突設され、上端である接続部70BはVバンク空間Kの中央に位置している。
また、油圧センサ70は、後シリンダブロック3rのウォータージャケット8の近傍に配設されており、図5の側面視では、センサ部70Aがウォータージャケット8にオーバーラップしている。
図6に示すように、各シリンダブロック3f,3rのウォータージャケット8は、各シリンダボア3aの周囲を囲うシリンダ壁3Tを、各シリンダボア3aの軸方向に掘り込むようにして円環状に形成されている。ウォータージャケット8の周囲には、各シリンダヘッド4f,4rと各シリンダブロック3f,3rとを締結する締結ボルト(不図示)が挿通される複数のボルト孔55が形成されている。
内燃機関1を冷却する冷却水は、ラジエータ141(図1)によって放熱させられるとともに、内燃機関1が備えるウォーターポンプ(不図示)によって冷却水経路を循環させられ、ウォータージャケット8及びウォータージャケット9を流れる際に各シリンダブロック3f,3r及び各シリンダヘッド4f,4rを冷却する。
冷却水チューブ24はVバンク空間K内で分岐しており、各シリンダヘッド4f,4rを前後に繋ぐとともに、カムチェーン室35の反対側に延びて、冷却水の流れを制御するサーモスタット28に接続される部分を有している。
分岐油路64は、各シリンダブロック3f,3rにおけるVバンク空間K側のシリンダ壁3Tにおいて、カムチェーン室35と、カムチェーン室35に隣接するウォータージャケット8との間に位置するウォータージャケット厚肉部8Aにそれぞれ形成されている。このウォータージャケット厚肉部8Aは、カムチェーン室35内にシリンダ壁3Tを突出させるようにして形成され、冷却水が通るウォータージャケット8の近傍に位置するため、後シリンダブロック3rとしては温度が低く保たれた部位になっている。
油圧センサ70は、内燃機関1の幅方向においては分岐油路64と略同一の位置に設けられており、ウォータージャケット厚肉部8A側の壁面3Wに形成された油圧センサ取付部71に取り付けられている。このように、油圧センサ70を内燃機関1の後シリンダブロック3rとしては温度が低く保たれたウォータージャケット厚肉部8Aに設けたため、油圧センサ70に内燃機関1の熱が伝達されることを抑制でき、油圧センサ70が内燃機関1の熱に影響されることを防止できる。
また、分岐油路64を流れるオイルは、オイルクーラ53Bからメインギャラリ61を経由し、後シリンダヘッド4rに供給される前の状態であるとともに、ウォータージャケット8の近傍を通っているため、温度が安定している。これにより、油圧センサ70は、温度が安定した状態のオイルの油圧を検出できるため、適切に油圧を検出できる。さらに、後シリンダヘッド4rにオイルを供給するための分岐油路64を利用して油圧センサ70を設けたため、油圧センサ70を設けるために特別な油路を設ける必要がなく、内燃機関1の潤滑油路を簡単な構造にできる。
また、油圧センサ70は前シリンダブロック3fの側に傾斜して設けられており、油圧センサ70を着脱する際に上方に位置する冷却水チューブ24が油圧センサ70に重ならない位置に設けられている。これにより、油圧センサ70を油圧センサ取付部71に着脱する際に冷却水チューブ24が邪魔にならないため、冷却水チューブ24を取り外すことなく簡単に油圧センサ70を着脱できる。また、分岐油路64は後シリンダブロック3rのシリンダ壁3Tに設けられており、後シリンダブロック3rの外側から近い位置にあるため、シリンダ壁3Tに取付孔71Aを形成し、油圧センサ70を挿入して締め込むだけで油圧センサ70を取り付けることができ、簡単な構造で油圧センサ70を設けることができる。
さらに、油圧センサ70は内燃機関1の側面側のカムチェーン室35の近傍に設けられており、側面から簡単にアクセスできるため、メンテナンス性が良い。
以上説明したように、本発明を適用した実施の形態によれば、油圧センサ70を後シリンダブロック3rのウォータージャケット厚肉部8Aに設け、ウォータージャケット8を通る冷却水によって冷却される部分に油圧センサ70を配置したため、油圧センサ70への内燃機関1の熱の伝達を抑制でき、油圧センサ70が内燃機関1の熱に影響されることを防止できる。これにより、油圧センサ70に電気式の油圧センサを用いることができるため、ECU80は、分岐油路64を流れるオイルの油圧を低い油圧から高い油圧まで、広い油圧の範囲において連続的に得ることができる。このため、内燃機関1の回転数に応じてECU80の所定の油圧下限値を変化させることができ、この可変の油圧下限値に基づいて油圧低下の警告を行うことができる。
また、油圧センサ70が内燃機関1の熱に影響されないため、油圧センサ70を冷却するためだけに特別な冷却装置を設ける必要がない。
さらに、油圧センサ70をオイルポンプ50から遠く離れたウォータージャケット8の外側の壁面3Wに設けたため、オイルポンプ50からメインギャラリ61、サブギャラリ62及び分岐油路64を経て油圧センサ70に達するまでの油路でオイルポンプ50の脈動が減衰される。これにより、油圧センサ70がオイルポンプ50の脈動の影響を受けることを防止でき、高精度にかつ安定的にオイルの油圧を検出できる。
また、油圧センサ70をメインギャラリ61よりさらに下流のサブギャラリ62から分岐した分岐油路64に設け、オイルポンプ50から離れて配置したため、オイルポンプ50の脈動による油圧変動が油圧センサ70に影響することを防止できる。また、中央のクランクジャーナル2Jに連通する供給油路61Aが、メインギャラリ61よりも小径の流路に形成されており、オイルの油路が絞られているためオイルポンプ50の脈動を減衰できる。さらに、サブギャラリ62より径が小さい分岐油路64に分岐する際に油路が絞られるため、オイルポンプ50の脈動を減衰できる。
さらに、油圧センサ70はオリフィス66の上流に設けられており、オリフィス66によって分岐油路64が絞られる前の油圧が低下し難い位置に設けられているため、油圧センサ70によって高精度にかつ安定的に油圧を検出できる。
さらにまた、油圧センサ70をVバンク空間Kに設け、フロントバンクBf及びリヤバンクBrで油圧センサ70を囲うようにして油圧センサ70を保護できるため、特別な保護部材等を設けることなく油圧センサ70を外乱等から保護できる。
なお、上記実施の形態は本発明を適用した一態様を示すものであって、本発明は上記実施の形態に限定されない。
上記実施の形態では、油圧センサ70は、後シリンダブロック3rにおけるウォータージャケット厚肉部8Aの油圧センサ取付部71に取り付けられるものとして説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、各シリンダヘッド4f,4rのいずれかのウォータージャケット9の外側周辺の壁面に油圧センサ70を設け、ヘッド側油路67にセンサ部70Aを臨ませるようにして配置し、油圧センサ70が内燃機関1の熱の影響を受けることを防止しても良い。
また、本発明は、自動二輪車に限らず、三輪又は四輪を越える車輪数の車両に適用することができる。その他の細部構成についても任意に変更可能であることは勿論である。
本発明の実施の形態に係る内燃機関が搭載された自動二輪車を示す側面図である。 内燃機関を示す断面図である。 図2におけるIII−III断面図である。 内燃機関の潤滑装置を示す模式図である。 図2のサブギャラリ近傍の拡大断面図である。 油圧センサの近傍の平面図である。
1 内燃機関
2 クランクシャフト
2A ジャーナル軸受
3W 壁面
4r 後シリンダヘッド
8 ウォータージャケット
50 オイルポンプ
60 オイル(潤滑油)
61 メインギャラリ
62 サブギャラリ
64 分岐油路
66 オリフィス
70 油圧センサ
85 油圧警告装置
Br リヤバンク(シリンダ)
K Vバンク空間(Vバンク)

Claims (3)

  1. 内燃機関の潤滑油路に潤滑油の油圧を検出する油圧センサを備え、前記油圧センサの検出油圧に基づいて油圧が低下した際に警告を発する内燃機関の油圧警告装置において、前記油圧センサはシリンダのウォータージャケットの壁面に突設されたことを特徴とする内燃機関の油圧警告装置。
  2. 前記内燃機関は、オイルポンプから吐出した潤滑油をクランクシャフトのジャーナル軸受に分配するメインギャラリと、前記メインギャラリから分岐しシリンダヘッドに潤滑油を分配するサブギャラリとを備え、前記油圧センサは前記サブギャラリ下流のシリンダヘッドの給油箇所手前に設けたオリフィスの上流側に設けられていることを特徴とする請求項1記載の内燃機関の油圧警告装置。
  3. 前記内燃機関はシリンダをV型に配置したV型内燃機関であり、前記油圧センサはVバンク内に配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の内燃機関の油圧警告装置。
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