JP2011032925A - 動弁装置の潤滑構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品点数を増やすことなく、カムシャフトをエンジンオイルで潤滑しながら支持するカムシャフトホルダーに容易にエンジンオイルを供給することを目的とする。
【解決手段】本発明は、シリンダヘッド(14)と結合することでカムシャフト(71、81)を回転自在に支持するカムシャフトホルダー(30)を備える動弁装置の潤滑構造であって、前記カムシャフトホルダー(30)は、吸気側部位と排気側部位と前記カムシャフトホルダー(30)にエンジンオイルを供給するオイル通路(55、56、58、60)が形成されたオイル通路形成部(53、57、59)とが一体で形成されている。
【選択図】図8

Description

本発明は、シリンダヘッドと結合することでカムシャフトを回転自在に支持するカムシャフトホルダーを備える動弁装置の潤滑構造に関するものである。特に、カムシャフトをエンジンオイルで潤滑しながら支持するカムシャフトホルダーを備える動弁装置の潤滑構造に用いられて好適である。
例えば自動二輪車の動弁装置の潤滑構造において、動弁室内に配設されるカムシャフトとカムシャフトホルダーとが摺動する部分に潤滑のためのエンジンオイルを供給する場合、動弁室内に配設された他の構成要素等を避けるようにして、オイル通路を形成する必要がある。そのため、従来から動弁室内にエンジンオイルを供給するために様々な方法が用いられている。
例えば、特許文献1に開示された自動二輪車のオイル通路構造では、フィードポンプにより吸い上げられたエンジンオイルがシリンダに外付けされたオイル供給通路としてのサプライパイプを通じて、シリンダヘッドとシリンダヘッドカバーとで構成される動弁室に供給されるように構成されている。そして、動弁室に供給されたエンジンオイルは、吸気側ロッカーシャフトに送られた後、連通管を通じて排気側ロッカーシャフトに送られ、リターンパイプを通じてオイルパンへ戻るようになっている。
特開2005−48664号公報
上述したようなオイル通路構造にあっては、外付けされたオイル供給通路としてのサプライパイプを通じて、動弁室内に配設された吸気側ロッカーシャフトにエンジンオイルが供給されるためオイル通路を簡単に形成することができる。
しかしながら、このようなオイル通路構造では、サプライパイプとシリンダヘッドとの接続部からエンジンオイルが滲みでるおそれがあり、特に、サプライパイプの上端部に設けられたユニオンから漏れが生じる可能性がある。このような場合、このユニオンが、動弁室内に配置されていないため、エンジン外部へエンジンオイルが漏れてしまうという問題がある。
また、吸気側ロッカーシャフトから排気側ロッカーシャフトに供給するために別体の連通管を通じてエンジンオイルを供給するために、部品点数が多くなってしまいそのために、エンジンの組み付けに手間がかかるという問題がある。
本発明は、上述したような問題点に鑑みてなされたものであって、カムシャフトを支持するカムシャフトホルダーに部品点数を増やすことなく、容易にエンジンオイルを供給することができる動弁装置の潤滑構造を提供することを目的とする。
本発明に係る動弁装置の潤滑構造は、シリンダヘッドと結合することでカムシャフトを回転自在に支持するカムシャフトホルダーを備える動弁装置の潤滑構造であって、前記カムシャフトホルダーは、吸気側部位と排気側部位と前記カムシャフトホルダーにエンジンオイルを供給するオイル通路が形成されたオイル通路形成部とが一体で形成されていることを特徴とする。
また、前記吸気側部位は、吸気側カムシャフトを支持する吸気側カムシャフト支持部を有し、前記排気側部位は、排気側カムシャフトを支持する排気側カムシャフト支持部を有し、前記オイル通路形成部は、前記吸気側カムシャフト支持部および前記排気側カムシャフト支持部と一体で形成されていることを特徴とする。
また、前記オイル通路形成部は、前記吸気側カムシャフトと前記排気側カムシャフトとの間であって、上方向に向かう第1オイル通路が内部に形成された第1オイル通路形成部と、前記第1オイル通路形成部の上部から前記吸気側カムシャフトを跨ぐようにして前記吸気側カムシャフト支持部に結合し、前記第1オイル通路と繋がる吸気側第2オイル通路が形成された吸気側第2オイル通路形成部と、前記第1オイル通路形成部の上部から前記排気側カムシャフトを跨ぐようにして前記排気側カムシャフト支持部に結合し、前記第1オイル通路と繋がる排気側第2オイル通路が形成された排気側第2オイル通路形成部とを含んで構成されていることを特徴とする。
また、前記吸気側第2オイル通路形成部は、前記吸気側カムシャフトが回動したときの吸気側カムの回転軌跡の最上端よりも上方に配設され、前記排気側第2オイル通路形成部は、前記排気側カムシャフトが回動したときの排気側カムの回転軌跡の最上端よりも上方に配設されていることを特徴とする。
また、前記カムシャフトホルダーは、点火プラグを挿通するためのプラグホールを形成する挿通孔形成部が設けられ、前記吸気側カムシャフト支持部と前記排気側カムシャフト支持部とは、前記挿通孔形成部を介して連結されていることを特徴とする。
また、前記挿通孔形成部の下端面には、シール部材が嵌め込まれる凹溝が形成され、前記挿通孔形成部の下側には、吸気側カムおよび排気側カムの接触を回避する逃げ溝が形成され、前記逃げ溝に対応させて、前記凹溝内に突出する抜止部が形成されていることを特徴とする。
また、前記カムシャフトホルダーは、前記吸気側カムシャフト支持部の前後および前記排気側カムシャフト支持部の前後に、前記シリンダヘッドと結合するための固定ボルトが挿入される挿入孔がそれぞれ形成され、前記カムシャフトホルダーの平面視において、前記複数の挿入孔を結ぶ直線状に前記プラグホールが形成されていることを特徴とする。
また、前記カムシャフトホルダーに形成されたオイル通路は、動弁室内で、前記シリンダヘッドの外壁内に配設され動弁室内に開口するオイル通路と繋がっていることを特徴とする。
本発明によれば、動弁装置の部品点数を増やすことなく、カムシャフトを回転自在に支持するカムシャフトホルダーに容易にエンジンオイルを供給することができる。また、エンジンを組み付ける場合に、動弁装置の組み付けを容易に行うことができる。
本実施形態に係る自動二輪車を示す左側面図である。 本実施形態に係るエンジン構造を示す右側面図である。 本実施形態に係るシリンダヘッドの断面図である。 本実施形態に係るシリンダヘッドの斜視図(シリンダヘッドカバーを外した状態)である。 本実施形態に係るシリンダヘッドの右側面図(シリンダヘッドカバーを外した状態)である。 本実施形態に係る図4におけるII−II線断面図である。 本実施形態に係るカムシャフトホルダーの斜視図である。 本実施形態に係るカムシャフトホルダーの図5におけるIII−III線断面図である。 本実施形態に係るカムシャフトホルダーを下側からみた一部平面図である。
以下、図面に基づき、本発明に係る動弁装置の潤滑構造の好適な実施形態について説明する。なお、ここでは、自動二輪車の動弁装置の潤滑構造を例にして説明する。
図1は、本実施形態に係る動弁装置の潤滑構造を有する自動二輪車の左側面図である。先ず、図1を用いて自動二輪車100の全体構成について説明する。なお、以下の説明において図1を含めた各図で、必要に応じて車両の前方を矢印Frにより、車両の後方を矢印Rrによりそれぞれ示し、また、車両の側方右側を矢印Rにより、車両の側方左側を矢印Lによりそれぞれ示す。
図1の自動二輪車100は、典型的にはオフロード用であってよく、その車体前方上部にはステアリングヘッドパイプ101が配置されており、該ステアリングヘッドパイプ101内には不図示のステアリング軸が回動可能に挿通している。そして、このステアリング軸の上端にはハンドル102が結着されており、同ステアリング軸の下端にはフロントフォーク103が取り付けられ、該フロントフォーク103の下端には操行輪である前輪104が回転可能に軸支されている。
また、ステアリングヘッドパイプ101からは左右一対のメインフレーム105が、車体後方に向かって斜め下方に傾斜して延出すると共に、ダウンチューブ106が略垂直下方に延びている。そして、ダウンチューブ106は下部付近でロアフレーム106Aとして左右に分岐し、これら一対のロアフレーム106Aは下方に延びた後に、車体後方に向かって略直角に曲げられ、その後端部は左右一対のボディフレーム107を介してメインフレーム105の各後端部に連結されている。
左右一対のメインフレーム105とダウンチューブ106及びロアフレーム106Aとボディフレーム107とによって囲まれる空間には、駆動源である水冷式のエンジン10が搭載され、エンジン10の上方には燃料タンク109が配され、その後方にはシート110が配されている。また、エンジン10の前方にはラジエータ111が配置されている。
車体の前後方向略中央の下部に設けられた左右一対のボディフレーム107には、リヤスイングアーム112の前端部がピボット軸113によって上下に揺動可能に支持されている。リヤスイングアーム112の後端部には駆動輪である後輪114が回転可能に軸支されている。リヤスイングアーム112は、リンク機構115とこれに連結されたショックアブソーバ116(後輪懸架装置)を介して車体に懸架されている。
次に、エンジン10の構成について説明する。この例ではエンジン10は4サイクル単気筒エンジンである。図2は、エンジン10の全体構成を示す右側面図である。エンジン10において、クランクシャフト12を回転可能に収容支持するクランクケース11と、ピストンを上下動可能に収容するシリンダ13と、動弁装置を収容するシリンダヘッド14と、シリンダヘッド14に蓋着するシリンダヘッドカバー15とが略上下方向に連接され、これらによりレシプロエンジンが構成される。
本実施形態においてクランクケース11は左右2つ割りに構成され、そのケース隔壁を隔てて後側にはミッション室(もしくはケース)が、その右側にクラッチ室が、また左側にはマグネット室がそれぞれ隣接配置される。ミッション室にはクランクシャフト12の回転出力を減速して後輪114へと伝達するための複数のミッションギヤが列設されている。クラッチ室にはクラッチ装置が配置され、ハンドル102(図1)のクラッチレバー操作によりクランクシャフト12及びミッションギヤ間の動力伝達を接続/遮断制御するようになっている。マグネット室にはジェネレータが配置される。
次に、エンジン10の吸排気系において、先ず吸気側では前述のようにエアクリーナボックス117(図1)とエンジン10のシリンダヘッド14の間に吸気通路が配置構成される。この吸気通路はエンジン10のシリンダヘッド14に設けられたインテークポート16(図2)に接続され、その途中に吸気通路の一部としてスロットルボディが配置される。このスロットルボディには燃料インジェクタが配設されており、この燃料インジェクタに対して燃料タンク109から所定タイミングで所定量の燃料が供給されるようになっている。
また、吸排気系の排気側において、シリンダヘッド14に配設されたエキゾーストポート17にはエキゾーストパイプが接続され、エンジン10で生成された燃焼後の排気ガスがエキゾーストパイプを通って排気される。エキゾーストパイプは更に排気管としてエンジン10の後方へ延出し、マフラ(排気消音器)118(図1)が結合し、排気は最終的にマフラ118から排出される。
次に潤滑系において、マグネット室の下部付近にオイルポンプ(スカベンジポンプ)が配置され、該マグネット室内に溜まったオイルを吸引する。オイルポンプのオイル排出口はミッション室内で開口して、オイルポンプはマグネット室にて吸い上げたエンジンオイルをミッション室に供給する。ミッション室にはオイルポンプと同心で、且つ同期回転する回転軸を有するオイルポンプ18(フィードポンプ)が配置されている。エンジンオイルは、オイルポンプ18により、クランクケース11、オイルフィルタ室19、シリンダ13、シリンダヘッド14を通って、シリンダヘッド14とシリンダヘッドカバー15とで囲まれた動弁室内に配設された動弁装置等に供給される。その後、供給されたエンジンオイルはクランクケース11あるいはマグネット室等に落下して回収されるようになっている。
以下では、エンジンオイルが、動弁室内に配設された動弁装置に供給される構成について詳細に説明する。
まず、図3を参照して、シリンダヘッド14に形成されるオイル通路について説明する。図3は、シリンダヘッド14およびシリンダヘッドカバー15を図2に示すI−I線で切断した断面図である。図3に示すように、I−I線で切断したシリンダヘッド14の右側の側壁21は、上側がシリンダヘッド14の外形幅が小さくなるように形成されている。この側壁21内には、上側に向かうほどシリンダヘッド14内の中央に向かうようなオイル通路22が、直線状に形成されている。このオイル通路22の上端の開口23は、単独ではシリンダヘッド14とシリンダヘッドカバー15とで囲まれて形成される動弁室24に開口している。なお、図3に示す断面図は、シリンダヘッド14にカムシャフトホルダー30が結合された状態であって、シリンダヘッド14のオイル通路22の上端の開口23は、後述するカムシャフトホルダー30のオイル溝路54と繋がっている。
次に、図4及び図5を参照して、動弁装置の構成について説明する。
図4は、カムシャフトホルダー30を結合した状態のシリンダヘッド14の斜視図である。図5は、カムシャフトホルダー30を結合した状態のシリンダヘッド14の右側面図である。図4及び図5は、シリンダヘッドカバー15をシリンダヘッド14から取り外した状態の図である。
図4に示すように、シリンダヘッド14には、シリンダヘッド14の左右方向に沿って、吸気側カムシャフト71と排気側カムシャフト81とが平行に配設されている。
吸気側カムシャフト71の左端部には、図示しないカムチェーンと噛合する吸気側スプロケット72が吸気側カムシャフト71と同期して回転するように設けられている。また、吸気側カムシャフト71の中央部および右端部には、それぞれの吸気側カム73、74が吸気側カムシャフト71と同期して回転するように設けられている。
同様に、排気側カムシャフト81の左端部には、図示しないカムチェーンと噛合する排気側スプロケット82が排気側カムシャフト81と同期して回転するように設けられている。また、排気側カムシャフト81の中央部および右端部には、それぞれ排気側カム83、84が排気側カムシャフト81と同期して回転するように設けられている。なお、図4では、排気側カム83は、カムシャフトホルダー30の下方に配置されているため、破線で示している。ここで、本実施形態に係るエンジンは、4バルブ方式であり、単一のピストンに対して、2つの吸気側カム73、74と2つの排気側カム83、84とを有する。
なお、カムチェーンは、図4に示すカムチェーントンネル70を通り、クランクシャフトと同期して回動する図示しないギアと噛合している。
吸気側カムシャフト71と排気側カムシャフト81とは、シリンダヘッド14およびカムシャフトホルダー30に形成された支持部により回動自在に支持されている。ここで、図4をII−II線で鉛直方向に切断して、矢印方向からみた図6に示す断面図を参照して説
明する。まず、シリンダヘッド14には、吸気側カムシャフト71における吸気側カム73および吸気側カム74間の軸部を支持するために上側に開口するように半円状に形成された支持面91を有する支持部90が形成されている。支持面91には、エンジンオイルが供給される凹溝状のオイル溝路92が支持面91に沿って形成されている。この支持部90の前後には、一部を雌ネジとした挿入孔96a、96bが形成されている。
同様に、シリンダヘッド14には、排気側カムシャフト81における排気側カム83および排気側カム84間の軸部を支持するために上側を開口するように半円状に形成された支持面94を有する支持部93が形成されている。支持面94には、エンジンオイルが供給される凹溝状のオイル溝路95が支持面94に沿って形成されている。この支持部93の前後には、一部を雌ネジとした挿入孔97a、97bが形成されている。
また、図4に示すように、シリンダヘッド14には、吸気側カムシャフト71における吸気側スプロケット72および吸気側カム73間の軸部を支持する吸気側ベアリング75を支持するために、上側を開口するように半円状に形成されたベアリング支持部76が形成されている。このベアリング支持部76の前後には、一部を雌ネジとした図示しない挿入孔が形成されている。
同様に、シリンダヘッド14には、排気側カムシャフト81における排気側スプロケット82および排気側カム83間の軸部を支持する図示しない排気側ベアリングを支持するために、上側を開口するように半円状に形成された図示しないベアリング支持部が形成されている。このベアリング支持部の前後には、一部を雌ネジとした図示しない挿入孔が形成されている。
一方、カムシャフトホルダー30にも、シリンダヘッド14に形成された支持部90、93及びベアリング支持部76に対応する支持部及びベアリング支持部が設けられている。
ここで、図6〜図8等を参照して、カムシャフトホルダー30の詳細について説明する。図7は、カムシャフトホルダー30を上側からみた斜視図である。図8は、図5に示すカムシャフトホルダー30をIII−III線で切断した断面図である。図7〜図8において、カムシャフトホルダー30は、後方が吸気側部位を構成し、前方が排気側部位を構成する。
まず、図6および図7に示すように、カムシャフトホルダー30の後方右側には、吸気側カムシャフト71における吸気側カム73および吸気側カム74間の軸部を支持するために下側に開口するように半円状に形成された支持面37を有する吸気側カムシャフト支持部31が設けられている。図6に示すように、支持面37には、エンジンオイルが供給される凹溝状のオイル溝路38が支持面37に沿って形成されている。
また、吸気側カムシャフト支持部31の前後には、カムシャフトホルダー30をシリンダヘッド14に結合するための固定ボルトをそれぞれ挿入するための挿入孔32a、32bが形成されている。挿入孔32a、32bは、シリンダヘッド14の支持部90に形成された挿入孔96a、96bと連通する。
さらに、吸気側カムシャフト支持部31には、オイル溝路38と後述する吸気側第2オイル通路58とを繋ぐオイル通路39が、略鉛直方向に沿って形成されている。このオイル通路39は、オイル溝路38の最上部からやや後方に離間した位置でオイル溝路38と繋がっている。
また、図7に示すように、カムシャフトホルダー30の後方左側には、吸気側カムシャフト71における吸気側スプロケット72および吸気側カム73間の軸部を軸支する吸気側ベアリング75を支持するために、下側を開口するように半円状に形成された吸気側ベアリング支持部33が設けられている。
吸気側ベアリング支持部33の前後には、カムシャフトホルダー30をシリンダヘッド14に結合するための固定ボルトをそれぞれ挿入するための挿入孔34a、34bが形成されている。
さらに、吸気側カムシャフト支持部31と吸気側ベアリング支持部33とは、吸気側カムシャフト71の上方を覆うように形成された吸気側連結部35により連結されている。この吸気側連結部35の上面には、シリンダヘッドカバー15をカムシャフトホルダー30に結合するために固定ボルトを螺合するためのネジ孔36が形成されている。
次に、カムシャフトホルダー30の前方右側には、排気側カムシャフト81における排気側カム83および排気側カム84間の軸部を支持するために、下側に開口するように半円状に形成された支持面47を有する排気側カムシャフト支持部41が設けられている。図6に示すように、支持面47には、エンジンオイルが供給される凹溝状のオイル溝路48が支持面47に沿って形成されている。
また、排気側カムシャフト支持部41の前後には、カムシャフトホルダー30をシリンダヘッド14に結合するための固定ボルトをそれぞれ挿入するための挿入孔42a、42bが形成されている。挿入孔42a、42bは、シリンダヘッド14の支持部93に形成された挿入孔97a、97bと連通する。
さらに、排気側カムシャフト支持部41には、オイル溝路48と後述する排気側第2オイル通路60とを繋ぐオイル通路49が、略鉛直方向に沿って形成されている。このオイル通路49は、オイル溝路48の最上部からやや前方に離間した位置でオイル溝路48と繋がっている。
また、図7に示すように、カムシャフトホルダー30の前方左側には、排気側カムシャフト81における排気側スプロケット82および排気側カム83間の軸部を軸支する排気側ベアリングを支持するために、下側を開口するように半円状に形成された排気側ベアリング支持部43が設けられている。
排気側ベアリング支持部43の前後には、カムシャフトホルダー30をシリンダヘッド14に結合するための固定ボルトをそれぞれ挿入するための挿入孔44a、44bが形成されている。
さらに、排気側カムシャフト支持部41と排気側ベアリング支持部43とは、排気側カムシャフト81の上方を覆うように形成された排気側連結部45により連結されている。この排気側連結部45の上面には、シリンダヘッドカバー15をカムシャフトホルダー30に結合するために固定ボルトを螺合するためのネジ孔46が形成されている。
また、本実施形態に係るカムシャフトホルダー30は、吸気側カムシャフト支持部31と排気側カムシャフト支持部41とが連結されている。具体的に説明すると、吸気側カムシャフト支持部31と排気側カムシャフト支持部41とは、鉛直方向に沿ってプラグホール51が形成された挿通孔形成部50を介して連結されている。図8に示すように、プラグホール51の軸心は、吸気側カムシャフト支持部31の各挿入孔32a、32bの軸心と排気側カムシャフト支持部41の各挿入孔42a、42bの軸心とを結ぶ直線状に位置するようになっている。
また、挿通孔形成部50の下端面には、プラグホール51を囲むように図示しないシール部材が嵌め込まれる凹溝63が形成されている(図3および図6等参照)。また、図7に示すように、挿通孔形成部50の下側の外周には、吸気側カムシャフト71が回動したときに、吸気側カム74が接触しないように、逃げ溝61aが形成されている。ここで、図9を参照して、カムシャフトホルダー30に形成された逃げ溝61aについて説明する。図9は、挿通孔形成部50を下側から見た図である。挿通孔形成部50の下側の外周には、同様に、吸気側カムシャフト71および排気側カムシャフト81が回動したときに、吸気側カム73、排気側カム83及び排気側カム84が、接触しないように、逃げ溝61b〜61dが形成されている。このとき、各逃げ溝61a〜61dと凹溝63とが連通しないように、逃げ溝61a〜61dに対応する位置にそれぞれ凹溝63内に突出する肉厚状の抜止部62a〜62dが形成されている。抜止部62a〜62dは、凹溝63内に嵌め込まれるシール部材が、凹溝63から抜けないようにするための、抜け止め効果を有している。
また、図7に示すように、カムシャフトホルダー30は、吸気側ベアリング支持部33と排気側ベアリング支持部43とが連結部52を介して連結されている。
このように、吸気側カムシャフト支持部31、排気側カムシャフト支持部41、吸気側ベアリング支持部33及び排気側ベアリング支持部43が、隣り合う支持部同士で連結されている。したがって、カムシャフトホルダー30全体としての剛性を向上させることができると共に、部品点数を削減できるのでカムシャフトホルダー30をシリンダヘッド14に結合するときの作業性を向上させることができる。
次に、本実施形態に係るカムシャフトホルダー30には、上述した吸気側カムシャフト支持部31と排気側カムシャフト支持部41とにエンジンオイルを供給するためのオイル通路が一体で形成されている。
具体的に説明すると、図7に示すように、カムシャフトホルダー30の挿通孔形成部50の右端には、第1オイル通路形成部53が連結されて、形成されている。カムシャフトホルダー30がシリンダヘッド14に結合された状態では、第1オイル通路形成部53は、吸気側カムシャフト71の吸気側カム74と排気側カムシャフト81の排気側カム84との間に位置する。この第1オイル通路形成部53の下端面には、シリンダヘッド14内に形成されたオイル通路22と繋がる前後方向のオイル溝路54が形成されている。
さらに、第1オイル通路形成部53には、オイル溝路54の両端部から上方に向かって、吸気側第1オイル通路55および排気側第1オイル通路56が形成されている。吸気側第1オイル通路55は、略鉛直方向に沿って形成されている。一方、排気側第1オイル通路56は、上方に向かうにしたがって前方にやや傾斜して形成されている。
このように、カムシャフトホルダー30の第1オイル通路形成部53内では、オイル溝路54を介して、シリンダヘッド14内の1本のオイル通路22が、吸気側第1オイル通路55および排気側第1オイル通路56に分岐する。
次に、カムシャフトホルダー30には、吸気側第1オイル通路55と吸気側カムシャフト支持部31のオイル通路39とを繋げる吸気側第2オイル通路58が形成された、吸気側第2オイル通路形成部57が形成されている。吸気側第2オイル通路形成部57は、第1オイル通路形成部53の上部から、吸気側カムシャフト支持部31に向かうように左側斜め後方で、略水平方向に形成されている(図8も参照)。この吸気側第2オイル通路形成部57は、吸気側カムシャフト71が回動したときに吸気側カム74の回転軌跡の最上端よりも上方を通り、吸気側カムシャフト支持部31の上部であって、吸気側カムシャフト支持部31の前後方向における略中央部で結合される。なお、図7に現れている吸気側第2オイル通路形成部57の右側の開口には、開口を塞ぐネジが螺合される。
また、カムシャフトホルダー30には、排気側第1オイル通路56と排気側カムシャフト支持部41のオイル通路49とを繋げる排気側第2オイル通路60が形成された、排気側第2オイル通路形成部59が形成されている。排気側第2オイル通路形成部59は、第1オイル通路形成部53の上部から、排気側カムシャフト支持部41に向かうように左側斜め前方で、略水平方向に形成されている(図8も参照)。この排気側第2オイル通路形成部59は、排気側カムシャフト81が回動したときに排気側カム84の回転軌跡の最上端よりも上方を通り、排気側カムシャフト支持部41の上部であって、排気側カムシャフト支持部41の前後方向における略中央部で結合される。なお、図7に現れている排気側第2オイル通路形成部59の開口には、開口を塞ぐネジが螺合される。
このように、カムシャフトホルダー30には、吸気側第1オイル通路55および排気側第1オイル通路56が形成された第1オイル通路形成部53と、吸気側第2オイル通路58が形成された吸気側第2オイル通路形成部57と、排気側第2オイル通路60が形成された排気側第2オイル通路形成部59とを一体で形成した。したがって、別体で形成する場合に比べ部品点数を削減できると共に、カムシャフトホルダー30の剛性および各オイル通路形成部の剛性を高めることができる。
特に、カムシャフトホルダー30を平面視で見たときに、吸気側第2オイル通路形成部57、排気側第2オイル通路形成部59、吸気側カムシャフト支持部31および排気側カムシャフト支持部41により、三角形状を構成することから、カムシャフトホルダー30を大きくすることなく、剛性を高めることができる(図8も参照)。
また、吸気側第2オイル通路形成部57および排気側第2オイル通路形成部59は、それぞれ吸気側カムシャフト71の吸気側カム74および排気側カムシャフト81の排気側カム84を跨ぐように配設されている。したがって、例えばオイル通路をシリンダヘッド14等に形成して動弁室に供給する場合に比べ、ポート形状やオイル通路を設計するときの自由度が増え、シリンダヘッド等の構成を簡単にすることができる。
次に、シリンダヘッド14およびカムシャフトホルダー30に形成されたオイル通路におけるエンジンオイルの流れについて説明する。まず、オイルポンプ18により圧送されたエンジンオイルは、シリンダヘッド14の側壁21内のオイル通路22を通って、シリンダヘッド14とシリンダヘッドカバー15とで囲まれて構成される動弁室に到達する(図3等参照)。次に、エンジンオイルは、カムシャフトホルダー30のオイル溝路54により前後に分岐する。分岐した一方のエンジンオイルは、吸気側第1オイル通路55および吸気側第2オイル通路58を通って、吸気側カムシャフト支持部31に到達する(図7及び図8等参照)。その後、エンジンオイルは、吸気側カムシャフト支持部31に形成されたオイル通路39を通って、吸気側カムシャフト支持部31のオイル溝路38および支持部90のオイル溝路92に供給される(図6等参照)。
また、分岐した他方のエンジンオイルは、排気側第1オイル通路56および排気側第2オイル通路60を通って、排気側カムシャフト支持部41に到達する(図7及び図8等参照)。その後、エンジンオイルは、排気側カムシャフト支持部41に形成されたオイル通路49を通って、排気側カムシャフト支持部41のオイル溝路48および支持部93のオイル溝路95に供給される(図6等参照)。
なお、吸気側カムシャフト支持部31および排気側カムシャフト支持部41に供給され、吸気側カムシャフト71および排気側カムシャフト81を潤滑したエンジンオイルは、重力により落下して、シリンダヘッド14内を左側に流れた後、カムチェーントンネル70を通って、マグネット室に戻り、再びオイルポンプ18により動弁室に循環される。
このように、カムシャフトホルダー30に、吸気側カムシャフト支持部31および排気側カムシャフト支持部41にエンジンオイルを供給するオイル通路を一体に設けたことにより、エンジン構造の部品点数を増やすことなく、カムシャフトホルダー30に対して容易にエンジンオイルを供給することができる。
また、シリンダヘッド14のオイル通路22とカムシャフトホルダー30のオイル通路(オイル溝路54、吸気側第1オイル通路55または排気側第1オイル通路56)とは、動弁室24内で繋がっているので、シリンダヘッド14とカムシャフトホルダー30との間からエンジンオイルが漏れたとしても、エンジン10の外部に漏出することがない。
以上、本発明を種々の実施形態と共に説明したが、本発明はこれらの実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲内で変更等が可能である。
例えば、上述した実施形態では、自動二輪車100を用いたエンジンを取り上げて説明したが、この場合に限られず、他のエンジンに適用してもよい。
例えば、上述した実施形態では、シリンダヘッド14に形成されたオイル通路22から、カムシャフトホルダー30の下端に形成されたオイル溝路54を介して、吸気側第1オイル通路55と排気側第1オイル通路56とに分岐させるように構成したが、この場合に限られない。すなわち、例えば、吸気側第2オイル通路58および排気側第2オイル通路60の直前で、第1オイル通路から分岐するようにオイル通路を構成してもよい。
10:エンジン 14:シリンダヘッド 15:シリンダヘッドカバー
22:オイル通路 24:動弁室 30:カムシャフトホルダー
31:吸気側カムシャフト支持部 32a、32b:挿入孔 38:オイル溝路
39:オイル通路 41:排気側カムシャフト支持部 42a、42b:挿入孔
48:オイル溝路 49:オイル通路 50:挿通孔形成部 51:プラグホール
53:第1オイル通路形成部 55:吸気側第1オイル通路
56:排気側第1オイル通路 57:吸気側第2オイル通路形成部
58:吸気側第2オイル通路 59:排気側第2オイル通路形成部
60:排気側第2オイル通路 61a〜61d:逃げ溝 62a〜62d:抜止部
63:凹溝 71:吸気側カムシャフト 73、74:吸気側カム
81:排気側カムシャフト 83、84:排気側カム 100:自動二輪車

Claims (8)

  1. シリンダヘッドと結合することでカムシャフトを回転自在に支持するカムシャフトホルダーを備える動弁装置の潤滑構造であって、
    前記カムシャフトホルダーは、
    吸気側部位と、排気側部位と、前記カムシャフトホルダーにエンジンオイルを供給するオイル通路が形成されたオイル通路形成部と、が一体で形成されていることを特徴とする動弁装置の潤滑構造。
  2. 前記吸気側部位は、吸気側カムシャフトを支持する吸気側カムシャフト支持部を有し、
    前記排気側部位は、排気側カムシャフトを支持する排気側カムシャフト支持部を有し、
    前記オイル通路形成部は、前記吸気側カムシャフト支持部および前記排気側カムシャフト支持部と一体で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の動弁装置の潤滑構造。
  3. 前記オイル通路形成部は、
    前記吸気側カムシャフトと前記排気側カムシャフトとの間であって、上方向に向かう第1オイル通路が内部に形成された第1オイル通路形成部と、
    前記第1オイル通路形成部の上部から前記吸気側カムシャフトを跨ぐようにして前記吸気側カムシャフト支持部に結合し、前記第1オイル通路と繋がる吸気側第2オイル通路が形成された吸気側第2オイル通路形成部と、
    前記第1オイル通路形成部の上部から前記排気側カムシャフトを跨ぐようにして前記排気側カムシャフト支持部に結合し、前記第1オイル通路と繋がる排気側第2オイル通路が形成された排気側第2オイル通路形成部とを含んで構成されていることを特徴とする請求項2に記載の動弁装置の潤滑構造。
  4. 前記吸気側第2オイル通路形成部は、前記吸気側カムシャフトが回動したときの吸気側カムの回転軌跡の最上端よりも上方に配設され、
    前記排気側第2オイル通路形成部は、前記排気側カムシャフトが回動したときの排気側カムの回転軌跡の最上端よりも上方に配設されていることを特徴とする請求項3に記載の動弁装置の潤滑構造。
  5. 前記カムシャフトホルダーは、
    点火プラグを挿通するためのプラグホールを形成する挿通孔形成部が設けられ、
    前記吸気側カムシャフト支持部と前記排気側カムシャフト支持部とは、前記挿通孔形成部を介して連結されていることを特徴とする請求項2乃至4の何れか1項に記載の動弁装置の潤滑構造。
  6. 前記挿通孔形成部の下端面には、シール部材が嵌め込まれる凹溝が形成され、
    前記挿通孔形成部の下側には、吸気側カムおよび排気側カムの接触を回避する逃げ溝が形成され、
    前記逃げ溝に対応させて、前記凹溝内に突出する抜止部が形成されていることを特徴とする請求項5に記載の動弁装置の潤滑構造。
  7. 前記カムシャフトホルダーは、
    前記吸気側カムシャフト支持部の前後および前記排気側カムシャフト支持部の前後に、前記シリンダヘッドと結合するための固定ボルトが挿入される挿入孔がそれぞれ形成され、前記カムシャフトホルダーの平面視において、前記複数の挿入孔を結ぶ直線状に前記プラグホールが形成されていることを特徴とする請求項5又は6に記載の動弁装置の潤滑構造。
  8. 前記カムシャフトホルダーに形成されたオイル通路は、動弁室内で、前記シリンダヘッドの外壁内に配設され動弁室内に開口するオイル通路と繋がっていることを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の動弁装置の潤滑構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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