JP2005188434A - 建設機械の駆動部保護装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】安価で容易に潤滑油の油圧異常の判断基準の精度を高めることができる建設機械の駆動部保護装置を提供する。
【解決手段】エンジン13に導入されるエンジンオイル32の圧力異常を検出する建設機械の駆動部保護装置において、エンジン13の回転数Nを検出する回転数センサ25と、エンジンオイル32の温度tを検出する油温センサ34と、エンジンオイル32の圧力Pを検出する油圧センサ35と、エンジン回転数N及びエンジンオイル温度tに対応するエンジンオイル32の圧力閾値Xを記憶した油圧警報装置45のROM56と、油圧センサ35からの検出圧力Pが回転数センサ25及び油温センサ34の検出結果に基づいてROM56から読み込んだ圧力閾値Xより小さい場合に警報信号を出力する油圧警報装置45とを備える。
【選択図】 図3

Description

本発明は、油圧ショベル等の建設機械に係わり、特に、駆動部に導入される潤滑油の圧力異常を検出する建設機械の駆動部保護装置に関する。
油圧ショベル等の建設機械は、エンジン等の原動機と、このエンジンの駆動軸にトランスミッションを介し接続された油圧ポンプ(例えば主油圧ポンプ、エンジン潤滑用油圧ポンプ、及びミッション潤滑用油圧ポンプ等)とを備えている。主油圧ポンプは複数の油圧アクチュエータを駆動するための圧油を供給し、エンジン潤滑用油圧ポンプはエンジンの潤滑部(例えばクランクシャフト及びカムシャフト等)に潤滑させるエンジンオイルを供給し、ミッション潤滑用油圧ポンプはトランスミッションに潤滑させるミッションオイルを供給するようになっている。これらエンジンオイル及びミッションオイル等の潤滑油は経年使用すると劣化し、その圧力が所定レベルまで低下すると、潤滑部に焼付等が生じて破損する可能性がある。
そこでこれに対応するため、従来、例えばエンジンの潤滑油の油種を選択するとともに、潤滑油の圧力及び温度を測定し、この測定した油圧値及び油温値を、予め油種別に設定記憶した油圧換算補正係数および温度補正係数(以降、油種別データという)に基づき、実際に潤滑部に作用している油圧値に補正し、この補正した油圧値を所定の閾値と比較して、油圧の異常を判定する方法が開示されている(例えば、特許文献1参照)。この従来技術では、油種又は油温により粘度係数が変化して流れの抵抗値又は隙間を通る潤滑量が変化しても、測定した油圧値を油種別データに基づき実際の油圧値に補正して油圧異常を判定するので、潤滑部の焼付きがなくなり、また、必要以上の潤滑油量及び油圧を潤滑部に供給する必要がなくなるので、エンジン潤滑用ポンプの吸収馬力を最小限とするようになっている。
特開平11−36836号公報
しかしながら、上記従来技術には以下のような課題が存在する。
すなわち、上記従来技術では、エンジン潤滑用ポンプの吸収馬力を最小限とすることが可能なように、油種別データに基づき、測定した油圧値を実際の油圧値に補正するようになっている。そのため、特に、小型のエンジンでは、負荷率が大きいエンジン潤滑用ポンプの吸収馬力を最小限に抑えることで、例えば油圧アクチュエータの作動に係わる主油圧ポンプの吸収馬力を高めることが可能となっている。
ところで、大型の油圧ショベル等は、例えば広大な作業現場での土石掘削作業に供されており、その生産性向上のため一般的に運続稼働されている。そして、ユーザ側の生産計画により例えば潤滑油の交換等のメンテナンス時期が決められているが、それより早い時期に潤滑油の油圧異常等が検出された場合はエンジンを停止させることとなり、油圧ショベルによる生産作業が中断してしまう。
このような観点から、大型の油圧ショベル等の建設機械においては、上述した潤滑用ポンプの吸収馬力の低減を図ることよりもむしろ、潤滑部の焼付き等が発生するのを防止しつつ、可能な限りエンジンを停止させたくない要望のほうが大きい。このため、上記従来技術のように選択入力した油種に対応する油種別データに基づいて油圧値を補正するほどの構成は必要とせず、また油種を選択入力する手段等の部品を要するため、その設置スペースを確保しなければならないうえにコスト高となっていた。また、オペレータは、油圧異常が判定されたときでも、はたして油種が正しく選択入力されているかどうかを再確認しなければならない場合も生じていた。
本発明は、上記の事柄に鑑みてなされたものであり、その目的は、安価で容易に潤滑油の油圧異常の判断基準の精度を高めることができる建設機械の駆動部保護装置を提供することにある。
(1)上記目的を達成するために、本発明は、駆動部に導入される潤滑油の圧力異常を検出する建設機械の駆動部保護装置において、エンジンの回転数を検出する回転数検出手段と、前記潤滑油の温度を検出する油温検出手段と、前記潤滑油の圧力を検出する油圧検出手段と、前記エンジン回転数及び前記潤滑油温度に対応する圧力閾値を記憶した記憶手段と、前記油圧検出手段からの検出圧力が前記回転数検出手段及び前記油温検出手段の検出結果に基づいて前記記憶手段から読み込んだ前記圧力閾値より小さい場合に警報信号を出力する制御手段とを備える。
例えばエンジンまたはトランスミッション等の駆動部に導入される潤滑油は、エンジン回転数に応じて必要な圧力が決められている。また、建設機械の作業環境及び作業負荷等によって潤滑油の温度は変動しており、潤滑油の圧力は温度に依存する粘度係数の影響を大きくうける。そこで、本発明においては、回転数検出手段でエンジンの回転数を検出し、油温検出手段で潤滑油の温度を検出し、制御手段はこれら検出結果に基づいて記憶手段から対応する圧力閾値を読み込む。そして、制御手段は油圧検出手段で検出した潤滑油の圧力が前記圧力閾値より小さいかどうかを判定し、小さい場合は警報信号を出力して警報を発生させる。
このように本発明においては、潤滑油の圧力異常の判断基準である圧力閾値を検出したエンジン回転数及び潤滑油温度に追随させるので、その判断基準の精度を高めることができる。すなわち、例えばエンジン回転数が同一の条件において潤滑油温度が比較的低い場合は圧力閾値を高く設定し、潤滑油温度が比較的高い場合は圧力閾値を低く設定することができる。また、従来技術のような油種を選択入力する手段等の部品を設けないのでコスト高を防止し、オペレータが油種の選択入力を再確認する必要も生じなくなる。したがって、安価で容易に潤滑油の油圧異常の判断基準の精度を高めることができる。
(2)上記(1)において、好ましくは、前記駆動部は、前記エンジンである。
(3)上記(1)において、また好ましくは、前記駆動部は、前記エンジンの駆動力を少なくとも1つの油圧ポンプに伝達するトランスミッションである。
本発明によれば、安価で容易に潤滑油の油圧異常の判断基準の精度を高めることができる。
以下、本発明の一実施形態を図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の適用対象となる建設機械の一例として大型油圧ショベルの全体構造を表す側面図である。
この図1において、1は大型の油圧ショベルであり、2は走行手段である無限軌道履帯(クローラ)、3は履帯2を左・右両側に備えた走行体、4は走行体3上に旋回可能に設けられた旋回体、5は旋回体4の前部左側に設けられた運転室、6は旋回体4の前部中央に俯仰動可能に設けられた多関節型のフロント作業機(掘削作業装置)である。そして、左・右の履帯2は左・右の走行用油圧モータ(図示せず)、旋回体4は旋回用油圧モータ(図示せず)の回転駆動により動作するようになっている。
7は旋回体4に上下方向に回動可能に設けられたブーム、8はブーム7の先端に回動可能に設けられたアーム、9はアーム8の先端に回動可能に設けられたバケットであり、前記フロント作業機6は、これらブーム7、アーム8、及びバケット9で構成されている。そして、ブーム7、アーム8、及びバケット9は、それぞれブーム用油圧シリンダ10、アーム用油圧シリンダ11、及びバケット用油圧シリンダ12により動作するようになっている。
図2は、本発明の建設機械の駆動部保護装置の一実施形態としてエンジンの概略構造を周辺機器と併せて表す図である。
この図2において、13は油圧ショベル1の上記旋回体4に搭載されたエンジンであり、14は空気を吸入するための吸気配管、15は吸気配管14からの空気と燃料噴射装置16(後述の図3参照)から噴射された燃料との混合ガスを燃焼する複数の気筒(図2では便宜上6個を図示)、17は複数の気筒15からの排気ガスを排出するための排気配管、18は排気配管17の排気ガスによりタービン駆動して吸気配管14の空気を加圧するターボ(過給機)、19は吸気配管14のターボ18下流側に設けられ、吸気を冷却するためのインタークーラである。また、20はエンジン13を水冷却するための冷却水配管、21は冷却水配管20に設けられ、エンジン13により加熱された冷却水を冷却するためのラジエータ、22は冷却風を生起する冷却ファン22aを備えたファン用油圧モータであり、このファン用油圧モータ22の駆動により生起された冷却風がインタークーラ19、ラジエータ21、及び後述のミッションオイルクーラ23を冷却するようになっている。
また、24はエンジン13により回転駆動する駆動軸、25は駆動軸24近傍に設けられエンジン回転数を検出する回転数センサである。そして、エンジン13の駆動軸24はトランスミッション26を介し、主油圧ポンプ27、ファンモータ駆動用油圧ポンプ28、エンジン潤滑用油圧ポンプ29、及びミッション潤滑用油圧ポンプ30等にそれぞれ接続され、その駆動力を伝達するようになっている。
主油圧ポンプ27は、作動油タンク(図示せず)から導入した作動油を加圧し、この圧油を複数の油圧アクチュエータ(詳細には、上記左・右の走行用油圧モータ、上記旋回用油圧モータ、上記ブーム用油圧シリンダ10、上記アーム用油圧シリンダ11、及び上記バケット用油圧シリンダ12等)に供給して、複数の油圧アクチュエータを駆動するようになっている。また、詳細は図示しないが、主油圧ポンプ27から前記油圧アクチュエータへの圧油の流れはコントロールバルブによりそれぞれ制御され、このコントロールバルブは、例えばオペレータが操作する操作手段からの操作信号に応じて電磁比例減圧弁で生成した油圧操作信号により切り換えられるようになっている。
ファンモータ駆動用油圧ポンプ28は、その吐出圧油を油圧配管31を介し前記ファン用油圧モータ22に供給して、ファン用油圧モータ22を駆動するようになっている。
32はエンジン13の潤滑部(例えばクランクシャフト及びカムシャフト等)に潤滑されるエンジンオイル、33はエンジン13の下部に設けられ、エンジンオイル32を貯留したオイルパン、34はオイルパン33に設けられ、エンジンオイル32の温度を検出する油温センサである。そして、エンジンオイル32は、その経路詳細を図示しないが、エンジン潤滑用油圧ポンプ29によってオイルパン33から吸い上げられ、オイルフィルタ(図示せず)及びエンジンオイルクーラ(図示せず)等を介し潤滑部に供給され、その後オイルパン33に戻されるようになっている。また、このエンジンオイルの循環経路における例えば前記オイルフィルタの出口側には、エンジンオイル32の油圧を検出する油圧センサ35(後述の図3参照)が設けられている。
36は前記トランスミッション26に潤滑されるミッションオイル、37はミッションオイル36を貯留したミッションケーシングである。そして、ミッションオイル36は、ミッション潤滑用油圧ポンプ30によってオイルフィルタ38を介しミッションケーシング37から吸い上げられて、ミッションオイルクーラ23に供給され、その後ミッションケーシング37に戻されるようになっている。また、39は例えばオイルクーラ23の出口側油圧配管40に設けられ、ミッションオイル36の温度を検出する油温センサ、41は例えばオイルクーラ23の入口側油圧配管42に設けられ、ミッションオイル36の圧力を検出する油圧センサである。
以上のような構成において、回転数センサ25、エンジンオイル32の油温センサ34及び油圧センサ35、ミッションオイル36の油温センサ39及び油圧センサ41等の検出信号は、コントローラネットワーク43(後述の図3参照)に出力されるようになっている。このコントローラネットワーク43は、油圧ショベル1の各種稼働情報を収集するためのものである。
本実施形態の建設機械の駆動部保護装置は、エンジン13に導入されるエンジンオイル32またはトランスミッション26に導入されるミッションオイル36の圧力異常を検出するものである。図3は、エンジンオイル32の圧力異常検出に係わる構成を例にとり、関連するコントローラネットワーク43の要部構成とともに表す回路図である。
この図3において、44は上記回転数センサ25等からの検出信号が入力され、いわゆる電子ガバナタイプの上記燃料噴射装置16を制御してエンジン回転数を制御するエンジン制御装置である。
45はシリアル通信46を介しエンジン制御装置44に接続されるとともに、エンジンオイル32の上記油温センサ34及び上記油圧センサ35等からの検出信号が入力される油圧警報装置である。
47は運転室5内に設けられ、油圧ショベル1の各種稼働情報(後述のエンジン系、操作系、油圧系等に係わる状態量)や警報情報等をオペレータに表示するディスプレイであり、48はディスプレイ47の表示に係わる制御を行う表示制御装置である。また、49は表示制御装置48に接続され、オペレータの入力操作により各種のデータ設定や画面の切り替え等が行われるキーパッドである。
50は第1ネットワーク51Aを介し油圧警報装置45に接続され、第2ネットワーク51Bを介し表示制御装置48等(図示しないが、例えば上記油圧アクチュエータの操作制御等に係わる電気レバー制御装置、例えば上記主油圧ポンプ27の油圧制御等に係わる油圧制御装置等)に接続されたデータ記録装置である。このデータ記録装置50は、エンジン制御装置44及び油圧警報装置45等から油圧ショベル1のエンジン系に係わる状態量、前記電気レバー制御装置から操作系に係わる状態量、前記油圧制御装置から油圧系に係わる状態量等が入力され、それら状態量データを記憶するようになっている。また、データ記録装置50は、前記状態量データをシリアル通信52を介し携帯端末53にダウンロードしたり、あるいは衛星通信端末(図示せず)を介して送信したりするようになっている。
図4は、上記油圧警報装置45におけるエンジンオイル32の圧力異常検出に係わる詳細機能を周辺機器と併せて表すブロック図である。
この図4において、油圧制御装置45は、シリアル通信46を介し回転数センサ25の検出信号を入力するシリアル通信回路54と、エンジンオイル32の油温センサ34及び油圧センサ35の検出信号を入力してアナログ信号からデジタル信号に変換するA/D回路55と、後述する制御処理プログラム等を記憶するROM(リードオンリーメモリー)56と、このROM56に記憶されたプログラムに基づいて演算処理を行うCPU(中央演算処理装置)57と、CPU57で生成したエンジン系に係わる状態量データを第1ネットワーク51Aに出力するネットワーク通信回路58と、CPU57で生成した制御信号(警報信号)をエンジンオイル圧警報ランプ59に出力するデジタル出力回路60とを備えている。
次に、上記油圧警報装置45の制御手順について説明する。図5は、上記油圧警報装置45の制御処理内容を表すフローチャートである。
この図5において、まず、ステップ100でエンジン13が駆動しているかどうかを、例えば回転数センサ25で検出したエンジン回転数Nにより判断する。エンジン13が駆動していると判断された場合は、ステップ100の判定が満たされ、ステップ110に移る。ステップ110では、例えば回転数センサ25の検出信号に基づいてエンジン13の駆動時間を算出し、この駆動時間が所定時間(詳細には、駆動開始したエンジン13が安定するまでの時間、例えば1時間程度)より長いかどうかを判定する。エンジン13の駆動時間が所定時間より長い場合は、ステップ110の判定が満たされ、ステップ120に移る。
ステップ120では、油温センサ34で検出したエンジンオイル温度t、回転数センサ25で検出したエンジン回転数Nを入力し、これらエンジンオイル温度t及びエンジン回転数Nに対応する圧力閾値XをROM56から読み込む。
図6は、ROM56に記憶された圧力閾値Xテーブルの詳細を一例として表す図である。なお、この図6において、エンジンオイル温度tが60度以上、エンジン回転数Nが1300回転以上の範囲の圧力閾値Xは、便宜上表示していないが、実際にはあるものとする。
図6において、縦欄にはエンジンオイル温度tを例えば20度間隔毎にとって、横欄にはエンジン回転数Nを例えば100回転毎にとって表している。そして、例えばエンジンオイル温度tが0度以下の同一条件において、エンジン回転数Nが1000回転の場合は圧力閾値X=A、1100回転の場合は圧力閾値X=B、1200回転の場合は圧力閾値X=C、…等に設定記憶され、圧力閾値Xはエンジン回転数Nの増加に伴って増大するようになっている(すなわち、A<B<C…)。また、例えばエンジン回転数Nが1000回転の同一条件において、エンジンオイル温度tが0〜20度の範囲の場合は圧力閾値X=A、20〜40度の範囲の場合は圧力閾値X=A、…等に設定記憶され、圧力閾値Xはエンジンオイル温度tの上昇に伴って減少するようになっている(すなわち、A>A>A…)。
前述の図5に戻り、ステップ140に進んで、油圧センサ35で検出したエンジンオイル圧力Pを入力し、ステップ150に進んで、この検出圧力Pが圧力閾値Xより小さいかどうかを判定する。検出圧力Pが圧力閾値Xより小さい場合は、ステップ150の判定が満たされ、ステップ160に移る。ステップ160では、エンジンオイル圧警報ランプ59への制御信号をON状態として、エンジンオイル圧警報ランプ59を点灯させる。ステップ160が終了すると、ステップ100に戻って上記同様の手順を繰り返す。
一方、検出圧力Pが圧力閾値X以上である場合は、ステップ150の判定が満たされず、ステップ170に移る。ステップ170では、エンジンオイル圧警報ランプ59への制御信号をOFF状態として、エンジンオイル圧警報ランプ59を消灯させる。ステップ170が終了すると、ステップ100に戻って上記同様の手順を繰り返す。
また、ステップ100において、エンジン13が駆動していない場合は、その判定が満たされず、上記ステップ170に移る。また、ステップ110において、エンジン13の駆動時間が所定時間より短い場合は、その判定が満たされず、上記ステップ170に移る。上述したように、ステップ170では、エンジンオイル圧警報ランプ59への制御信号をOFF状態として、エンジンオイル圧警報ランプ59を消灯させる。ステップ170が終了すると、ステップ100に戻って上記同様の手順を繰り返す。
なお、上記において、回転数センサ25は特許請求の範囲記載のエンジンの回転数を検出する回転数検出手段を構成し、油温センサ34は潤滑油の温度を検出する油温検出手段を構成し、油圧センサ35潤滑油の圧力を検出する油圧検出手段を構成する。また、油圧警報装置45のROM56は、エンジン回転数及び潤滑油温度に対応する潤滑油圧力閾値を記憶した記憶手段を構成し、油圧警報装置45は、油圧検出手段からの検出圧力が回転数検出手段及び油温検出手段の検出結果に基づいて記憶手段から読み込んだ圧力閾値より小さい場合に警報信号を出力する制御手段を構成する。
次に、本実施形態の動作及び作用効果を以下に説明する。
例えばオペレータがエンジン13を駆動させて所定時間(例えば1時間程度)が経過すると、図5のステップ100,110,120を経て、ステップ130において回転数センサ25で検出したエンジン回転数N及び油温センサ34で検出したエンジンオイル温度tに応じてROM56から圧力閾値Xを読み込む。そして、ステップ140を経てステップ150において、油圧センサ35で検出したエンジンオイル圧力Pが圧力閾値Xより小さいかどうかを判定することで、エンジンオイル32が圧力異常であるかどうかを判断する。エンジンオイル圧力Pが圧力閾値Xより小さく、圧力異常であると判断された場合は、ステップ150の判定が満たされ、ステップ160においてエンジンオイル圧警報ランプ59への制御信号(警報信号)をON状態として、エンジンオイル圧警報ランプ59を点灯させる。
このように本実施形態においては、エンジンオイル32の圧力異常の判断基準である圧力閾値Xを検出したエンジン回転数N及びエンジンオイル温度tに追随させている。すなわち、エンジンオイル温度tは油圧ショベル1の作業環境及び作業負荷等によって変動し、エンジンオイル圧力Pは温度tに依存する粘度係数の影響を大きくうけるため、例えばエンジンオイル温度tが比較的低い場合は圧力閾値Xを高く設定し、エンジンオイル温度tが比較的高い場合は圧力閾値Xを低く設定することで、圧力異常の判断基準の精度を高めることができる。また、従来技術のように、エンジンオイル32の油種を選択入力する手段等の部品を設けないのでコスト高を防止し、オペレータが油種の選択入力を再確認する必要もなくなる。したがって、安価で容易に潤滑油の油圧異常の判断基準の精度を高めることができる。
特に、大型の油圧ショベル1は、例えば広大な作業現場での土石掘削作業に供されており、その生産性向上のため一般的に運続稼働されている。そこで、上記効果を得ることにより、例えば予め設定した所定の圧力閾値をエンジンオイルの油圧異常の判断基準とする場合に比べ、油圧ショベル1による土石掘削作業の不要な中断(言い換えれば、実際にはエンジンオイル温度が比較的低い状態で作用し、エンジンオイル圧力が必要な圧力値を有する場合でも、温度上昇時の圧力低下も考慮して設定された前記所定の圧力閾値が高いために、圧力異常が検出される状態)をなくすことができる。
なお、上記一実施形態においては、エンジン13に導入されるエンジンオイル32の油圧異常を検出する構成を例にとって説明したが、これに限られない。すなわち、例えばトランスミッション26に導入されるミッションオイル36の圧力異常を検出する構成としてもよい。図7は、建設機械の駆動部保護装置の一変形例としてミッションオイル36の圧力異常検出に係わる構成を関連するコントローラネットワーク43の要部構成とともに表す回路図である。この図7において、上記一実施形態と同等の部分には同一の符号を付し、説明を省略する。
本変形例においては、ミッションオイル36の上記油温センサ39及び上記油圧センサ41からの検出信号が油圧警報装置45に入力される。油圧警報装置45のROM56’には、エンジン回転数N及びミッションオイル温度tに対応する圧力閾値X’が設定記憶されており、油圧警報装置45のCPU57’は回転数センサ25で検出したエンジン回転数N及び油温センサ39で検出したミッションオイル温度tに応じてROM56’から圧力閾値X’を読み込み、この圧力閾値X’より油圧センサ41で検出したミッションオイル圧力Pが小さいかどうかを判定することで、ミッションオイル36が圧力異常であるかどうかを判断する。ミッションオイル圧力Pが圧力閾値X’より小さく、圧力異常であると判断された場合は、ミッションオイル圧警報ランプ61への制御信号(警報信号)をON状態として、ミッションオイル圧警報ランプ61を点灯させる。
このような本変形例においても、上記一実施形態同様、安価で容易に潤滑油の油圧異常の判断基準の精度を高めることができる。
なお、以上においては、建設機械の例として油圧ショベルを例にとって説明したが、これに限られず、他の建設機械、例えばクローラクレーン、ホイールローダ等に対しても適用でき、この場合も同様の効果を得る。
本発明の建設機械の駆動部保護装置の適用対象となる建設機械の一例として大型油圧ショベルの全体構造を表す側面図である。 本発明の建設機械の駆動部保護装置の一実施形態としてエンジンの概略構造を周辺機器と併せて表す図である。 本発明の建設機械の駆動部保護装置の一実施形態としてエンジンオイルの圧力異常検出に係わる構成を関連するコントローラネットワークの要部構成とともに表す回路図である。 本発明の建設機械の駆動部保護装置の一実施形態を構成する油圧警報装置におけるエンジンオイルの圧力異常検出に係わる詳細機能を周辺機器と併せて表すブロック図である。 本発明の建設機械の駆動部保護装置の一実施形態を構成する油圧警報装置の制御処理内容を表すフローチャートである。 本発明の建設機械の駆動部保護装置の一実施形態を構成する油圧警報装置に記憶された圧力閾値テーブルの概略を表す図である。 本発明の建設機械の駆動部保護装置の他の実施形態としてミッションオイルの圧力異常検出に係わる構成を関連するコントローラネットワークの要部構成とともに表す回路図である。
符号の説明
13 エンジン
25 回転数センサ(回転数検出手段)
26 トランスミッション
32 エンジンオイル(潤滑油)
34 油温センサ(油温検出手段)
35 油圧センサ(油圧検出手段)
36 ミッションオイル(潤滑油)
39 油温センサ(油温検出手段)
41 油圧センサ(油圧検出手段)
45 油圧警報装置(制御手段)
56 ROM(記憶手段)

Claims (3)

  1. 駆動部に導入される潤滑油の圧力異常を検出する建設機械の駆動部保護装置において、エンジンの回転数を検出する回転数検出手段と、前記潤滑油の温度を検出する油温検出手段と、前記潤滑油の圧力を検出する油圧検出手段と、前記エンジン回転数及び前記潤滑油温度に対応する圧力閾値を記憶した記憶手段と、前記油圧検出手段からの検出圧力が前記回転数検出手段及び前記油温検出手段の検出結果に基づいて前記記憶手段から読み込んだ前記圧力閾値より小さい場合に警報信号を出力する制御手段とを備えたことを特徴する建設機械の駆動部保護装置。
  2. 請求項1記載の建設機械の駆動部保護装置において、前記駆動部は、前記エンジンであることを特徴する建設機械の駆動部保護装置。
  3. 請求項1記載の建設機械の駆動部保護装置において、前記駆動部は、前記エンジンの駆動力を少なくとも1つの油圧ポンプに伝達するトランスミッションであることを特徴する建設機械の駆動部保護装置。
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