JP2010232452A - 化合物半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

化合物半導体装置及びその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2010232452A
JP2010232452A JP2009078904A JP2009078904A JP2010232452A JP 2010232452 A JP2010232452 A JP 2010232452A JP 2009078904 A JP2009078904 A JP 2009078904A JP 2009078904 A JP2009078904 A JP 2009078904A JP 2010232452 A JP2010232452 A JP 2010232452A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insulating film
compound semiconductor
film
silicon nitride
nitride film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009078904A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5531432B2 (ja
Inventor
Kozo Makiyama
剛三 牧山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2009078904A priority Critical patent/JP5531432B2/ja
Publication of JP2010232452A publication Critical patent/JP2010232452A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5531432B2 publication Critical patent/JP5531432B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Formation Of Insulating Films (AREA)
  • Junction Field-Effect Transistors (AREA)

Abstract

【課題】ゲート電極が微細化されても電流コラプスを抑制することができる化合物半導体装置及びその製造方法を提供する。
【解決手段】表面保護膜10を形成する際に、化合物半導体積層構造上に第1の絶縁膜10aを形成し、第1の絶縁膜10aの表面に、酸素原子又は窒素原子の少なくとも一方を第1の絶縁膜10aよりも多く含む第2の絶縁膜10bを形成し、第2の絶縁膜10bの上方に、第1の絶縁膜10aよりもSi−H結合を少なく含み、第1の絶縁膜10aよりも高い絶縁性を示す第3の絶縁膜10cを形成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、化合物半導体装置及びその製造方法等に関する。
近年、化合物半導体装置、特にGaN系化合物半導体を主な材料とした高電子移動度トランジスタ(HEMT:high electron mobility transistor)の高出力高周波用デバイスへの適用について検討がなされている。GaN系化合物半導体を主な材料としたHEMT(以下、GaN系HEMTともいう)では、表面に、電気的な特性及び化学的な特性の安定のために、シリコン窒化膜が表面保護膜として形成されている。GaN系HEMTの表面には電流コラプスとよばれる電流変動を引き起こすトラップが多く存在しており、シリコン窒化膜はこのようなトラップの不活性化に効果的である。
表面保護膜には、化合物半導体層の表面に対する安定化作用及び絶縁性が要求される。安定化作用の一つとして、外的要因による化合物半導体層の表面の化学的変化の抑制が挙げられる。化合物半導体層は2種類以上の元素から構成されており、水分等の浸入により腐食しやすい。表面保護膜には、このような腐食の抑制が要求される。また、安定化作用の他の一つとして、化合物半導体層の表面準位の形成の抑制が挙げられる。化合物半導体層の表面に自然酸化膜等の酸化膜が存在すると、表面準位が形成され、表面の電位が変化する。表面保護膜には、このような表面準位の形成の抑制が要求される。
水素により終端された結合等を多く含むシリコン窒化膜は、化合物半導体層の表面に対する化学的作用が大きく、表面に存在する不安定な原子結合状態を安定化する作用も有している。但し、このようなシリコン窒化膜の電気伝導性は比較的高く、表面保護膜として用いると、十分な絶縁性を確保しにくい。
そこで、Si−H結合を多く有するシリコン窒化膜を形成した後に、その上に絶縁性の高いシリコン窒化膜を形成することにより、表面保護膜を2層構造とすることが提案されている。
その一方で、GaN系HEMTの高周波特性の向上にはゲート電極の微細化が効果的である。
しかしながら、従来のGaN系HEMTでは、ゲート電極の微細化に伴って、2層構造の表面保護膜を用いても電流コラプスを十分に抑制することができなくなってきている。このような問題点は、GaN系HEMT等の高出力高周波デバイスだけでなく、他の化合物半導体装置にも存在する。
特開2008−205392号公報
本発明の目的は、ゲート電極が微細化されても電流コラプスを抑制することができる化合物半導体装置及びその製造方法を提供することにある。
化合物半導体装置の製造方法の一態様では、化合物半導体積層構造上方に、ソース電極、ドレイン電極及びゲート電極を形成し、前記ソース電極と前記ドレイン電極との間の前記化合物半導体積層構造上に、表面保護膜を形成する。また、前記表面保護膜を形成する際に、前記化合物半導体積層構造上に第1の絶縁膜を形成し、前記第1の絶縁膜の表面に、酸素原子又は窒素原子の少なくとも一方を前記第1の絶縁膜よりも多く含む第2の絶縁膜を形成し、前記第2の絶縁膜の上方に、前記第1の絶縁膜よりもSi−H結合を少なく含み、前記第1の絶縁膜よりも高い絶縁性を示す第3の絶縁膜を形成する。
化合物半導体装置の一態様には、化合物半導体積層構造と、前記化合物半導体積層構造上方に形成されたソース電極、ドレイン電極及びゲート電極と、前記ソース電極と前記ドレイン電極との間の前記化合物半導体積層構造上に形成された表面保護膜と、が設けられている。前記表面保護膜には、前記化合物半導体積層構造上に形成された第1の絶縁膜と、前記第1の絶縁膜上に形成され、酸素原子又は窒素原子の少なくとも一方を前記第1の絶縁膜よりも多く含む第2の絶縁膜と、前記第2の絶縁膜の上方に形成され、前記第1の絶縁膜よりもSi−H結合を少なく含み、前記第1の絶縁膜よりも高い絶縁性を示す第3の絶縁膜と、が設けられている。
上記の化合物半導体装置の製造方法等によれば、電流コラプスを引き起こす電子のトラップを低減することができる。このため、ゲート電極が微細化されても電流コラプスを抑制することできる。
第1の実施形態に係るGaN系HEMTを製造する方法を工程順に示す断面図である。 図1Aに引き続き、第1の実施形態に係るGaN系HEMTを製造する方法を工程順に示す断面図である。 表面保護膜10を形成する方法を工程順に示す断面図である。 電流コラプスの検証結果を示すグラフである。 第2の実施形態に係るGaN系HEMTを製造する方法を工程順に示す断面図である。 第1の実施形態、第2の実施形態の変形例を示す断面図である。
(表面保護膜について)
本願発明者は、2層構造の表面保護膜を用いても電流コラプスを十分に抑制することができなくなってきている原因について検討を行った。この結果、表面保護膜内にもトラップとして機能する部分が存在し、この部分が、ゲート電極の微細化に伴う電界強度の増加によって電流コラプスを引き起こしていることを見出した。
表面保護膜としてシリコン窒化膜をプラズマCVD(chemical vapor deposition)法により形成する場合には、例えば、シリコンの原料としてSiH4ガスを用い、窒素の原料としてN2ガス又はNH3ガスを用いる。この場合、高周波電力により、これらの原料ガスの一部から水素原子が脱離及びプラズマ化し、乖離原料ガス(プリカーサ)が化合物半導体層の表面に到達する。そして、プリカーサが化合物半導体層の表面上に存在するシリコン原子及び窒素原子と結合し、水素が離脱する。つまり、化合物半導体層の表面上に存在する不完全な結合は、後続のプリカーサにより安定な状態に変化していく。このようにしてシリコン窒化膜が形成されていくと考えられる。
ところが、シリコン窒化膜の形成の終了段階では、不完全な結合が安定にならないまま残留してしまう。つまり、不完全なSi−N結合及びSi−H結合がシリコン窒化膜の表面に多く残留してしまう。これは、高周波電力の切断に伴ってプリカーサが十分な反応をする前にエネルギの供給が絶たれ、また、原料ガスの供給の切断に伴って後続のプリカーサが供給されなくなるからであると考えられる。このような現象は、Si−H結合を多く有する下側のシリコン窒化膜において顕著に生じる。また、その上に絶縁性の高い上側のシリコン窒化膜を形成しても、絶縁性の高いシリコン窒化膜の組成は化学量論組成に極めて近いため、不完全な結合を形成しにくいと考えられる。そして、不完全な結合が残留してしまうと、これらが電子のトラップとして作用し、電流コラプスを引き起こすと考えられる。
本願発明者は、このように不完全な結合によって電流コラプスが引き起こされていることを見出し、更に鋭意検討を行った。この結果、下側のSi−H結合を多く有するシリコン窒化膜を形成した後で、上側の絶縁性の高いシリコン窒化膜を形成する前に、下側のシリコン窒化膜の表面に対してプラズマ処理等を行うことにより、不完全な結合を低減して電流コラプスを抑制することができることに想到した。
(第1の実施形態)
先ず、第1の実施形態について説明する。図1A乃至図1Bは、第1の実施形態に係るGaN系HEMT(化合物半導体装置)を製造する方法を工程順に示す断面図である。
第1の実施形態では、先ず、図1A(a)に示すように、例えば半絶縁性のSiC基板等の基板1上に、例えば有機金属気相成長(MOVPE:metal organic vapor phase epitaxy)法により、バッファ層2a、電子走行層2b、電子供給層2c及び表面層2dをこの順でエピタキシャル成長させる。バッファ層2a及び電子走行層2bとしては、例えば不純物がドーピングされていないGaN層(i−GaN層)を形成し、これらの総厚は3μm程度とする。バッファ層2aは、基板1の表面に存在する格子欠陥の電子走行層2bへの伝播を防止している。電子供給層2cとしては、例えばn型のAlGaN層(n−AlGaN層)を形成し、その厚さは10nm程度とする。表面層2dとしては、例えばn型のGaN層(n−GaN層)を形成し、その厚さは10nm以下とする。バッファ層2a、電子走行層2b、電子供給層2c及び表面層2dが化合物半導体領域2(化合物半導体積層構造)に含まれる。
次いで、図1A(b)に示すように、化合物半導体領域2に向けて選択的にArを注入することにより、活性領域を画定する素子分離領域3を化合物半導体領域2及び基板1の表層部に形成する。
その後、ソース電極を形成する予定の領域及びドレイン電極を形成する予定の領域を開口するレジストパターンを化合物半導体領域2上に形成する。続いて、レジストパターンをマスクとして用い、不活性ガス及びCl2ガス等の塩素系ガスを用いたドライエッチングを表面層2dに対して行うことにより、図1A(c)に示すように、表面層2dに2個の開口部を形成する。なお、開口部の深さに関し、表面層2dの一部を残してもよく、また、電子供給層2cの一部を除去してもよい。つまり、開口部の深さは表面層2dの厚さと一致している必要はない。
次いで、同じく図1A(c)に示すように、一方の開口部内にソース電極4を形成し、他方の開口部内にドレイン電極5を形成する。ソース電極4及びドレイン電極5の形成に当たっては、例えば、先ず、蒸着法によりTi層を形成し、その上に蒸着法によりAl層を形成する。Ti層の厚さは20nm程度、Al層の厚さは200nm程度とする。そして、開口部の形成に用いたレジストパターンを除去する。つまり、ソース電極4及びドレイン電極5の形成では、例えば蒸着及びリフトオフの技術を用いる。その後、550℃程度での熱処理を行うことにより、ソース電極4及びドレイン電極5と化合物半導体領域2の表面(電子供給層2cの表面)との間をオーミックコンタクトさせる。なお、開口部の形成後にレジストパターンを除去し、ソース電極4及びドレイン電極5の形成用に新たにレジストパターンを形成してもよい。
続いて、図1A(d)に示すように、化合物半導体領域2上の全面に、ソース電極4及びドレイン電極5を覆う表面保護膜10を形成する。
ここで、表面保護膜10を形成する方法について説明する。図2は、表面保護膜10を形成する方法を工程順に示す断面図である。
先ず、図2(a)に示すように、全面にシリコン窒化膜10aを、例えばプラズマ化学気相成長(CVD:chemical vapor deposition)法により形成する。シリコン窒化膜10aの厚さは、例えば20nm程度とする。また、シリコン窒化膜10aの組成は、化学量論組成(Si34)よりもシリコンの割合が多いものとする。従って、シリコン窒化膜10aのSi−H結合の濃度は、化学量論組成のシリコン窒化膜のそれよりも高くなる。このようなシリコン窒化膜10aは、次のようにして形成することができる。例えば、原料ガスを乖離させるプラズマ励起周波数は13.56MHzとし、高周波出力は50Wとする。また、原料ガスに関し、SiH4ガスの流量、N2ガスの流量、Heガスの流量は、夫々、3sccm、150sccm、1000sccmとする。シリコン窒化膜10aの屈折率は2.0よりも高いことが好ましい。
次いで、シリコン窒化膜10aの表面のプラズマ処理を行うことにより、図2(b)に示すように、シリコン窒化膜10aの表層部をシリコン含有絶縁膜10bに変化させる。このプラズマ処理では、例えば、プラズマCVD装置を用いて酸素プラズマへの曝露を行う。この場合、酸素ガスを乖離させるプラズマ励起周波数は13.56MHzとし、高周波出力は50Wとする。また、原料ガスに関し、O2ガスの流量を300sccmとする。この条件下で3分間程度のプラズマ処理を行えば、厚さが最大で10nm程度のシリコン含有絶縁膜10bが得られる。このようなプラズマ処理により形成されたシリコン含有絶縁膜10b中のSi−H結合の濃度は、シリコン窒化膜10aのそれよりも極めて低いものとなる。つまり、シリコン含有絶縁膜10bの表面に存在する不完全な結合手は、シリコン窒化膜10aの表面に存在する不完全な結合手よりも著しく少ない。
その後、図2(c)に示すように、全面にシリコン窒化膜10cを、例えばプラズマCVD法により形成する。シリコン窒化膜10cの厚さは、例えば30nm程度とする。また、シリコン窒化膜10cの組成は、少なくともシリコン窒化膜10aよりも化学量論組成に近いものとし、化学量論組成にすることが好ましい。従って、シリコン窒化膜10cのSi−H結合の濃度は、シリコン窒化膜10aのそれよりも低くなり、また、シリコン窒化膜10cの絶縁性は、シリコン窒化膜10aのそれよりも高くなる。このようなシリコン窒化膜10cは、次のようにして形成することができる。例えば、プラズマ励起周波数は13.56MHzとし、高周波出力は50Wとする。また、原料ガスに関し、SiH4ガスの流量、N2ガスの流量、Heガスの流量は、夫々、2sccm、150sccm、1000sccmとする。シリコン窒化膜10cの屈折率は2.0と同程度であることが好ましい。
なお、シリコン含有絶縁膜10bの形成に当たり、酸素プラズマへの曝露に代えて窒素プラズマへの曝露を行ってもよい。この場合、窒素ガスを乖離させるプラズマ励起周波数は13.56MHzとし、高周波出力は50Wとする。また、原料ガスに関し、H2ガスの流量を1000sccmとする。この条件下で5分間程度のプラズマ処理を行えば、厚さが10nm程度のシリコン含有絶縁膜10bが得られる。このようなプラズマ処理により形成されたシリコン含有絶縁膜10b中のSi−H結合の濃度は、シリコン窒化膜10aのそれよりも極めて低いものとなる。つまり、シリコン含有絶縁膜10bの表面に存在する不完全な結合手は、シリコン窒化膜10aの表面に存在する不完全な結合手よりも著しく少ない。
また、プラズマ処理(酸素プラズマ又は窒素プラズマへの曝露)に代えて熱処理を行うことにより、熱酸化膜をシリコン含有絶縁膜10bとして形成してもよい。
このようにして表面保護膜10を形成することができる。
表面保護膜10の形成後には、図1B(e)に示すように、ゲート電極用の開口部10gを形成する予定の領域に整合する開口部21aを備えたレジストパターン21を表面保護膜10上に形成する。そして、レジストパターン21をマスクとしたドライエッチングを行うことにより、表面保護膜10に開口部10gを形成する。このドライエッチングでは、例えばSF6ガスを用いる。続いて、レジストパターン21を除去する。
その後、図1B(f)に示すように、ゲート電極を形成する予定の領域に整合する開口部22aを備えた下層レジストパターン22及び開口部22aより狭い開口部23aを備えた上層レジストパターン23をシリコン窒化膜10上に形成する。
これらの下層レジストパターン22及び上層レジストパターン23の形成に当たっては、先ず、アルカリ可溶性樹脂(ポリメチルグルタルイミド(PMGI)(例えば、米国マイクロケム社製))を、例えばスピンコート法により塗布し、熱処理することにより、レジスト膜を形成する。更に、感光性レジスト剤(商品名PFI32−A8:住友化学社製)を、例えばスピンコート法により塗布し、熱処理を行うことにより、レジスト膜を形成する。次いで、紫外線露光により幅が0.8μm程度の開口部23aを上層のレジスト膜に形成する。この結果、開口部23aを備えた上層レジストパターン23が得られる。その後、上層レジストパターン23をマスクとして、アルカリ現像液を用いて下層のレジスト膜をウェットエッチングする。この結果、開口部22aを備えた下層レジストパターン22が得られる。これらの処理により、図1B(f)に示すように、庇構造の多層レジストが得られる。
下層レジストパターン22及び上層レジストパターン23の形成後、同じく図1B(f)に示すように、開口部22a内にゲート電極6を形成する。ゲート電極6の形成に当たっては、例えば、蒸着法によりNi層を形成し、その上に蒸着法によりAu層を形成する。Ni層の厚さは10nm程度、Au層の厚さは300nm程度とする。
次いで、図1B(g)に示すように、加温した有機溶剤を用いてレジストパターン22及び23を除去する。つまり、ゲート電極6の形成でも、例えば蒸着及びリフトオフの技術を用いる。
その後、保護膜及び配線等を形成して、GaN系HEMT(半導体装置)を完成させる。
このようにして製造されたGaN系HEMTでは、図2(c)に示すように、表面保護膜10が、シリコン窒化膜10a、シリコン含有絶縁膜10b及びシリコン窒化膜10cの3層構造となっている。そして、シリコン窒化膜10a中のSi−H結合の濃度はシリコン窒化膜10cのそれよりも高く、シリコン窒化膜10cの絶縁性はシリコン窒化膜10aのそれよりも高い。従って、化合物半導体領域2の表面のトラップが低減され、また、高い絶縁性を確保することができる。更に、本実施形態では、シリコン窒化膜10aとシリコン窒化膜10cとの間にシリコン含有絶縁膜10bが存在しているため、表面保護膜10中の不完全な結合手が極めて少ない。従って、従来のものと比較して電子のトラップとして機能する部分が極めて少なく、電流コラプスをより効果的に抑制することができる。
ここで、シリコン含有絶縁膜10bの特徴について説明する。先ず、酸素プラズマへの暴露により形成された場合の特徴について説明し、次に、窒素プラズマへの曝露により形成された場合の特徴について説明する。
シリコン窒化膜10aの表面を酸素プラズマに曝すと、活性な酸素原子がシリコン窒化膜10aの表面に到達し、不完全なSi−N結合及びSi−H結合が、結合エネルギが低く安定なSiO、SiO2又はSiONに変化する。このようにして不完全Si−N結合及びSi−H結合が大幅に減少する。
また、シリコン窒化膜10aの表面を窒素プラズマに曝すと、活性な窒素原子がシリコン窒化膜10aの表面に到達し、不完全なSi−N結合及びSi−H結合が、結合エネルギが低く安定なSiN(窒素リッチ窒化珪素)に変化する。このようにして不完全Si−N結合及びSi−H結合が大幅に減少する。
また、これらのプラズマ処理によってシリコン含有絶縁膜10bが形成されるだけでなく、残存するシリコン窒化膜10a内部のトラップが低減されるという効果も得られる。上述のように、シリコン窒化膜10aとしては、Si−H濃度が高いものを形成する。これは、化合物半導体領域2の表面に存在する自然酸化膜等の不安定な結合を安定状態に遷移させ、化合物半導体領域2の表面を改質するためでもある。但し、Si−H結合の一部はこのような遷移及び改質に用いられず、そのまま残留する。このような残留したSi−H結合の多くはシリコン窒化膜10aの形成時に後続のプリカーサとの結合により消滅していくが、それでも残留するものもあり、また、この過程で不完全なSi−H結合が生じることもある。そして、この不完全なSi−H結合はトラップとして作用し得る。また、この不完全なSi−H結合の存在に伴って絶縁性が低くなる。このような不完全なSi−H結合が存在していても、シリコン含有絶縁膜10bの形成時に上述のようなプラズマ処理を行うと、活性酸素原子又は活性窒素原子の浸透により、不完全なSi−H結合が安定なSiO、SiN等に変換される。このようにして、シリコン窒化膜10a内部のトラップも低減される。
本願発明者が第1の実施形態に沿ってGaN系HEMTを製造し、シリコン窒化膜10a及び10cについて種々の測定を行ったところ、下記表1に示す結果が得られた。
Figure 2010232452
また、熱酸化によりシリコン含有絶縁膜10bを形成した場合の電流コラプスについて調査を行ったところ、図3(c)に示す結果が得られた。なお、図3には、比較のために2つの比較例の結果も示している。図3(a)はシリコン窒化膜10aのみから表面保護膜を構成した場合の結果を示し、図3(b)はシリコン窒化膜10a及び10cのみから表面保護膜を構成した場合の結果を示す。
図3に示すように、シリコン含有絶縁膜10bを含む3層構造の表面保護膜10を用いた場合には、2つの比較例と比較して、電流コラプスを大幅に抑制することができた。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。図4は、第2の実施形態に係るGaN系HEMT(化合物半導体装置)を製造する方法を工程順に示す断面図である。第2の実施形態では、ゲート電極6に代えてマッシュルーム型のゲート電極を形成する。つまり、柄の部分及び傘の部分を備えたゲート電極を形成する。
第2の実施形態では、先ず、第1の実施形態と同様にして、シリコン窒化膜10の形成までの処理を行う(図1A(d))。次いで、図4(a)に示すように、ファインゲート用レジストパターン31、下層レジストパターン32及び上層レジストパターン33をシリコン窒化膜10上に形成する。ファインゲート用レジストパターン31には、マッシュルーム型のゲート電極の柄の部分を形成する予定の領域に開口部31aが形成されている。下層レジストパターン32には、ゲート電極の傘の部分を形成する予定の領域に開口部32aが形成されている。上層レジストパターン33には、開口部32aより狭い開口部33aが形成されている。
これらのファインゲート用レジストパターン31、下層レジストパターン32及び上層レジストパターン33の形成に当たっては、先ず、ポリメタクリル酸メチル樹脂(PMMA)(例えば、米国マイクロケム社製)を、例えばスピンコート法により塗布し、熱処理を行うことにより、レジスト膜を形成する。次いで、ポリメチルグルタルイミド(PMGI)(例えば、米国マイクロケム社製)を、例えばスピンコート法により塗布し、熱処理を行うことにより、レジスト膜を形成する。その後、ポジ型電子線レジスト剤(例えば、商品名ZEP520−A:日本ゼオン社製)を、例えばスピンコート法により塗布し、熱処理を行うことにより、レジスト膜を形成する。続いて、電子線描画法により幅が0.8μm程度の開口部33aを上層のレジスト膜に形成する。この結果、開口部33aを備えた上層レジストパターン33が得られる。次いで、上層レジストパターン33をマスクとして、アルカリ現像液を用いてその下のレジスト膜をウェットエッチングする。この結果、開口部32aを備えた下層レジストパターン32が得られる。これらの処理により、図4(a)に示すように、庇構造の多層レジストが得られる。更に、電子線描画により最も下方に位置するレジスト膜を加工することにより、幅が0.1μm程度の開口部31aを形成する。この結果、開口部31aを備えたファインゲート用レジストパターン31が得られる。
ファインゲート用レジストパターン31、下層レジストパターン32及び上層レジストパターン33の形成後、ファインゲート用レジストパターン31をマスクとしてSF6ガスでシリコン窒化膜10をドライエッチングすることにより、開口部31aに整合する開口部10gを形成する。
次いで、図4(b)に示すように、開口部33a、32a及び31a内にゲート電極16を形成する。ゲート電極16の形成に当たっては、例えば、蒸着法によりNi層を形成し、その上に蒸着法によりAu層を形成する。Ni層の厚さは10nm程度、Au層の厚さは300nm程度とする。
次いで、図4(c)に示すように、加温した有機溶剤を用いてレジストパターン31、32及び33を除去する。つまり、ゲート電極16の形成でも、例えば蒸着及びリフトオフの技術を用いる。
その後、保護膜及び配線等を形成して、GaN系HEMT(半導体装置)を完成させる。
このような第2の実施形態によっても第1の実施家体と同様の効果が得られる。また、マッシュルーム型のゲート電極16が設けられているため、高周波特性がより良好なものとなる。
なお、シリコン窒化膜10a、シリコン含有絶縁膜10b及びシリコン窒化膜10cの厚さは上述のものに限定されないが、
また、第1及び第2の実施形態では、ゲート電極6及び16と化合物半導体領域2との関係に関し、ショットキー構造が採用されているが、図5(a)及び(b)に示すように、MIS(metal-insulator-semiconductor)構造が採用されてもよい。
また、表面層2dのゲート電極6、16の下方の部分にリセスが形成されていてもよい。
また、ゲート電極6、16が、ソース電極4及びドレイン電極5の中心位置よりもソース電極4側に位置していてもよい。
また、基板として炭化シリコン(SiC)基板に代えて、GaN基板、サファイア基板又はシリコン基板等を用いてもよい。また、基板が半絶縁性でなくてもよい。
1:SiC基板
2:化合物半導体領域
3:素子分離領域
4:ソース電極
5:ドレイン電極
6、16:ゲート電極
10:表面保護膜
10a:シリコン窒化膜
10b:シリコン含有絶縁膜
10c:シリコン窒化膜

Claims (6)

  1. 化合物半導体積層構造上方に、ソース電極、ドレイン電極及びゲート電極を形成する工程と、
    前記ソース電極と前記ドレイン電極との間の前記化合物半導体積層構造上に、表面保護膜を形成する工程と、
    を有し、
    前記表面保護膜を形成する工程は、
    前記化合物半導体積層構造上に第1の絶縁膜を形成する工程と、
    前記第1の絶縁膜の表面に、酸素原子又は窒素原子の少なくとも一方を前記第1の絶縁膜よりも多く含む第2の絶縁膜を形成する工程と、
    前記第2の絶縁膜の上方に、前記第1の絶縁膜よりもSi−H結合を少なく含み、前記第1の絶縁膜よりも高い絶縁性を示す第3の絶縁膜を形成する工程と、
    を有することを特徴とする化合物半導体装置の製造方法。
  2. 前記第2の絶縁膜を形成する工程は、前記第1の絶縁膜の表面を酸素プラズマ又は窒素プラズマに曝す工程を有することを特徴とする請求項1に記載の化合物半導体装置の製造方法。
  3. 前記第2の絶縁膜を形成する工程は、前記第1の絶縁膜の表面を熱酸化する工程を有することを特徴とする請求項1に記載の化合物半導体装置の製造方法。
  4. 前記第1の絶縁膜及び前記第3の絶縁膜として、シリコン窒化膜を形成することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の化合物半導体装置の製造方法。
  5. 前記第1の絶縁膜に含まれるシリコンの割合を、化学量論組成におけるシリコンの割合より高くすることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の化合物半導体装置の製造方法。
  6. 化合物半導体積層構造と、
    前記化合物半導体積層構造上方に形成されたソース電極、ドレイン電極及びゲート電極と、
    前記ソース電極と前記ドレイン電極との間の前記化合物半導体積層構造上に形成された表面保護膜と、
    を有し、
    前記表面保護膜は、
    前記化合物半導体積層構造上に形成された第1の絶縁膜と、
    前記第1の絶縁膜上に形成され、酸素原子又は窒素原子の少なくとも一方を前記第1の絶縁膜よりも多く含む第2の絶縁膜と、
    前記第2の絶縁膜の上方に形成され、前記第1の絶縁膜よりもSi−H結合を少なく含み、前記第1の絶縁膜よりも高い絶縁性を示す第3の絶縁膜と、
    を有することを特徴とする化合物半導体装置。
JP2009078904A 2009-03-27 2009-03-27 化合物半導体装置及びその製造方法 Active JP5531432B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009078904A JP5531432B2 (ja) 2009-03-27 2009-03-27 化合物半導体装置及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009078904A JP5531432B2 (ja) 2009-03-27 2009-03-27 化合物半導体装置及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010232452A true JP2010232452A (ja) 2010-10-14
JP5531432B2 JP5531432B2 (ja) 2014-06-25

Family

ID=43047998

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009078904A Active JP5531432B2 (ja) 2009-03-27 2009-03-27 化合物半導体装置及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5531432B2 (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013077621A (ja) * 2011-09-29 2013-04-25 Fujitsu Ltd 化合物半導体装置及びその製造方法
JP2013182951A (ja) * 2012-02-29 2013-09-12 Sumitomo Electric Device Innovations Inc 半導体装置の製造方法
CN103715243A (zh) * 2012-09-28 2014-04-09 富士通株式会社 化合物半导体器件及其制造方法
JP2014123667A (ja) * 2012-12-21 2014-07-03 Sumitomo Electric Device Innovations Inc 半導体装置の製造方法
JP2014138110A (ja) * 2013-01-17 2014-07-28 Fujitsu Ltd 半導体装置及びその製造方法、電源装置、高周波増幅器
JP2014225606A (ja) * 2013-05-17 2014-12-04 富士通株式会社 化合物半導体装置及びその製造方法
JP2015032628A (ja) * 2013-07-31 2015-02-16 住友電工デバイス・イノベーション株式会社 半導体装置の製造方法
JP2016171162A (ja) * 2015-03-12 2016-09-23 株式会社東芝 半導体装置
JPWO2016059889A1 (ja) * 2014-10-14 2017-07-27 シャープ株式会社 窒化物半導体装置
JP2017228685A (ja) * 2016-06-23 2017-12-28 富士通株式会社 半導体装置及び半導体装置の製造方法
JP2019175913A (ja) * 2018-03-27 2019-10-10 住友電工デバイス・イノベーション株式会社 半導体装置の製造方法
JP2021061298A (ja) * 2019-10-04 2021-04-15 住友電気工業株式会社 高電子移動度トランジスタの製造方法及び高電子移動度トランジスタ
JP7484479B2 (ja) 2020-06-19 2024-05-16 住友電気工業株式会社 半導体装置の製造方法

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0555207A (ja) * 1991-08-29 1993-03-05 Nikko Kyodo Co Ltd 半導体装置
JPH05335345A (ja) * 1992-05-29 1993-12-17 Sharp Corp 半導体素子の表面保護膜
JP2004022902A (ja) * 2002-06-18 2004-01-22 Fujitsu Ltd 半導体装置の製造方法
JP2004200248A (ja) * 2002-12-16 2004-07-15 Nec Corp 電界効果トランジスタ
JP2004214471A (ja) * 2003-01-07 2004-07-29 Nec Corp 電界効果トランジスタ
JP2004221325A (ja) * 2003-01-15 2004-08-05 Fujitsu Ltd 化合物半導体装置及びその製造方法
JP2007073555A (ja) * 2005-09-02 2007-03-22 Furukawa Electric Co Ltd:The 半導体素子
JP2007311464A (ja) * 2006-05-17 2007-11-29 Fujitsu Ltd 化合物半導体装置及びその製造方法
JP2008205392A (ja) * 2007-02-22 2008-09-04 Fujitsu Ltd 半導体装置及びその製造方法
JP2008218785A (ja) * 2007-03-06 2008-09-18 Oki Electric Ind Co Ltd 半導体装置の製造方法

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0555207A (ja) * 1991-08-29 1993-03-05 Nikko Kyodo Co Ltd 半導体装置
JPH05335345A (ja) * 1992-05-29 1993-12-17 Sharp Corp 半導体素子の表面保護膜
JP2004022902A (ja) * 2002-06-18 2004-01-22 Fujitsu Ltd 半導体装置の製造方法
JP2004200248A (ja) * 2002-12-16 2004-07-15 Nec Corp 電界効果トランジスタ
JP2004214471A (ja) * 2003-01-07 2004-07-29 Nec Corp 電界効果トランジスタ
JP2004221325A (ja) * 2003-01-15 2004-08-05 Fujitsu Ltd 化合物半導体装置及びその製造方法
JP2007073555A (ja) * 2005-09-02 2007-03-22 Furukawa Electric Co Ltd:The 半導体素子
JP2007311464A (ja) * 2006-05-17 2007-11-29 Fujitsu Ltd 化合物半導体装置及びその製造方法
JP2008205392A (ja) * 2007-02-22 2008-09-04 Fujitsu Ltd 半導体装置及びその製造方法
JP2008218785A (ja) * 2007-03-06 2008-09-18 Oki Electric Ind Co Ltd 半導体装置の製造方法

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013077621A (ja) * 2011-09-29 2013-04-25 Fujitsu Ltd 化合物半導体装置及びその製造方法
JP2013182951A (ja) * 2012-02-29 2013-09-12 Sumitomo Electric Device Innovations Inc 半導体装置の製造方法
CN103715243A (zh) * 2012-09-28 2014-04-09 富士通株式会社 化合物半导体器件及其制造方法
JP2014123667A (ja) * 2012-12-21 2014-07-03 Sumitomo Electric Device Innovations Inc 半導体装置の製造方法
US9818838B2 (en) 2012-12-21 2017-11-14 Sumitomo Electric Device Innovations, Inc. Semiconductor device
US9514930B2 (en) 2013-01-17 2016-12-06 Fujitsu Limited Method for manufacturing semiconductor HEMT device with stoichiometric silicon nitride layer
JP2014138110A (ja) * 2013-01-17 2014-07-28 Fujitsu Ltd 半導体装置及びその製造方法、電源装置、高周波増幅器
JP2014225606A (ja) * 2013-05-17 2014-12-04 富士通株式会社 化合物半導体装置及びその製造方法
JP2015032628A (ja) * 2013-07-31 2015-02-16 住友電工デバイス・イノベーション株式会社 半導体装置の製造方法
JPWO2016059889A1 (ja) * 2014-10-14 2017-07-27 シャープ株式会社 窒化物半導体装置
JP2016171162A (ja) * 2015-03-12 2016-09-23 株式会社東芝 半導体装置
JP2017228685A (ja) * 2016-06-23 2017-12-28 富士通株式会社 半導体装置及び半導体装置の製造方法
JP2019175913A (ja) * 2018-03-27 2019-10-10 住友電工デバイス・イノベーション株式会社 半導体装置の製造方法
JP2021061298A (ja) * 2019-10-04 2021-04-15 住友電気工業株式会社 高電子移動度トランジスタの製造方法及び高電子移動度トランジスタ
JP7367440B2 (ja) 2019-10-04 2023-10-24 住友電気工業株式会社 高電子移動度トランジスタの製造方法及び高電子移動度トランジスタ
JP7484479B2 (ja) 2020-06-19 2024-05-16 住友電気工業株式会社 半導体装置の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5531432B2 (ja) 2014-06-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5531432B2 (ja) 化合物半導体装置及びその製造方法
JP5186776B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法
TWI496283B (zh) 化合物半導體裝置及其製造方法
TWI594431B (zh) 化合物半導體裝置及其製造方法
JP4845872B2 (ja) Mis構造を有する半導体装置及びその製造方法
JP5200936B2 (ja) 電界効果トランジスタおよびその製造方法
JP4719210B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP4973504B2 (ja) 半導体装置とその製造方法
TWI546864B (zh) 具有低漏電流和改善的可靠性的增強型氮化鎵金氧半場效電晶體
JP5531434B2 (ja) 化合物半導体装置及びその製造方法
JP5782947B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法、電源装置、高周波増幅器
JP5723082B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP2006278812A (ja) 半導体装置およびその製造方法並びにその半導体装置製造用基板およびその製造方法。
JP2011198837A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP2009200306A (ja) 半導体装置の製造方法
US20110220965A1 (en) Compound semiconductor device and method of manufacturing the same
JP2014199864A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP2011181893A (ja) 高導電性のソース/ドレイン接点を有するiii族窒化物トランジスタ及びその製造方法
TWI653742B (zh) 半導體裝置與其之製造方法
TWI680503B (zh) 氮化鎵高電子移動率電晶體的閘極結構的製造方法
JP5202877B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP2006286951A (ja) 半導体装置の製造方法
TW201419530A (zh) 化合物半導體裝置及其製造方法
JP6241915B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP6520197B2 (ja) 化合物半導体装置及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110513

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130424

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130430

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131001

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131129

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140325

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140407

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5531432

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150