JP2010216520A - 流量制御電磁弁 - Google Patents

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    • F16K31/0668Sliding valves

Abstract

【課題】部品点数を少なくすることができる流量制御電磁弁を提供する。
【解決手段】流量制御電磁弁10を構成するロッド13は、可動コア28と一体となって、ハウジング11内を往復変位するように設けられる。ロッド13には、内部に燃料が流通する通路空間23と、通路空間23に連なる第3開口部24が形成される。またロッド13の一端は、ハウジング11内に固定されるバルブボディ12に支持される。バルブボディ12には、第2開口部21が形成される。このようなロッド13が磁力によって変位することによって、第3開口部24の第2開口部21に対する開度が調整される。
【選択図】図1

Description

本発明は、流量を制御する流量制御電磁弁に関するものであり、特にディーゼル機関に用いられるコモンレール式燃料噴射システムにおいて、高圧燃料ポンプへ供給する燃料の流量を制御する流量制御電磁弁に好適である。
エンジンに燃料を噴射する燃料噴射システムとして、コモンレール式燃料噴射システムが知られている。コモンレール式燃料噴射システムでは、エンジンの各気筒に連通する共通の蓄圧室(コモンレール)が設けられている。燃料の吐出量が可変である高圧燃料ポンプから必要な流量の高圧燃料をコモンレールに加圧供給することにより、コモンレールに蓄えられた燃料の圧力を一定に保持している。コモンレールに蓄圧状態で蓄えられた高圧の燃料は所定のタイミングでコモンレールに接続されているインジェクタから各気筒に噴射される。
コモンレールに蓄えられている燃料の圧力を一定に保持するためには、エンジンの負荷状態に応じて高圧燃料ポンプへ供給する燃料の流量を制御し、高圧燃料ポンプから吐出される燃料の流量を制御する必要がある。従来のコモンレール式の燃料噴射システムでは、高圧燃料ポンプとその高圧燃料ポンプへ燃料を供給する給送ポンプとの間に燃料の流量を制御する流量制御電磁弁を配置し、高圧燃料ポンプへ供給される燃料の流量ならびに高圧燃料ポンプから吐出される燃料の流量を制御している。
このような流量制御電磁弁は、印加される電流値に応じて弁部材を駆動する電磁駆動手段を有する。弁部材の移動量は、電磁駆動手段に印加される電流値に応じて可変される。弁部材の移動量に応じて、弁部材を収容している弁ボディに形成されている開口部の面積が変化する。これにより、開口部を通過する燃料の流量が制御されるので、高圧燃料ポンプへ供給される燃料の流量が制御される(たとえば特許文献1および特許文献2参照)。
特表2002−530568号公報 特開2002−039420号公報
特許文献1および特許文献2に開示される流量制御電磁弁は、ロッドとバルブとが別体で形成されているので、部品点数が増加し、製造コストが高くなるという問題がある。
そこで、本発明は前述の問題点を鑑みてなされたものであり、部品点数を少なくすることができる流量制御電磁弁を提供することを目的とする。
本発明は前述の目的を達成するために以下の技術的手段を採用する。
請求項1に記載の発明では、筒状のハウジングと、
ハウジングの軸方向に沿うように延び、ハウジングの内周面部側に往復変位するように設けられるロッドと、
ロッドの一端を摺動可能に支持し、ハウジングの内周面部に固定される筒状のバルブボディと、
ハウジングの内周面部側のバルブボディから軸方向に離れた位置にロッドに一体に設けられ、ロッドと共に往復変位する可動コアと、
通電されることによって可動コアにバルブボディへ向かう磁力を発生させるコイルと、
バルブボディから離れる方向に、ロッドを押し付けるスプリングと、を含み、
ハウジングには、ハウジングの内周面部側と外周面部側とを連通させる第1開口部が形成され、
バルブボディには、バルブボディの内周面部側と外周面部側とを連通させる第2開口部が形成され、
ロッドには、バルブボディの内周面部側に連なり、内部に流体が流通する通路空間と、通路空間とロッドの外周面部側とを連通させる第3開口部とが形成され、
第1開口部と第2開口部とは、連通されており、
ロッドが往復変位することによって、第3開口部の第2開口部に対する開口面積が変化することを特徴とする流量制御電磁弁である。
請求項1に記載の発明に従えば、ロッドには、流体が流通する通路空間が形成される。またロッドには、通路空間とロッドの外周面部側とを連通させる第3開口部が形成されるので、通路空間を流下した流体は、第3開口部からロッドの外周面部の外側に流下する。このようなロッドは、ハウジングの内周面部側に往復変位するように設けられ、コイルへの通電によって発生する電磁力と、スプリング力とによって、ハウジング内における位置が制御される。
ハウジングには、ロッドの一端を摺動可能に支持するバルブボディが設けられる。ハウジングとバルブボディには、それぞれ外周面部側と連通する第1開口部と第2開口部とが形成される。したがって第2開口部と第3開口部との相対位置(開口面積)を制御することによって、ロッドの通路空間を流下した流体が、第3開口部、第2開口部、および第1開口部を経て、ハウジングの外周面部側に流下する流量を制御することができる。
したがって前述の特許文献1および特許文献2に記載の従来技術では、可動コアと一体であるロッドと、開口面積を制御するためのバルブとが別体であるが、本発明では可動コアと一体であるロッドが開口面積を制御する機能を有する。したがって本発明では、1つの部品によって従来技術で言うところのロッドとバルブとの機能を実現することができる。これによって前述の従来技術に比べて、部品点数を少なくすることができ、製造コストを低減することができる。
また請求項2に記載の発明では、バルブボディは、非金属材料からなることを特徴とする。
請求項2に記載の発明に従えば、バルブボディは、非金属材料からなるので、金属材料よりもロッドとの摺動抵抗を小さくすることができる。前述の特許文献1記載の従来技術では、ロッドと一体に構成される可動コアが軸受けによって支持されているので、可動コアと軸受とが摺動する摺動面積が大きい。さらにロッドは、金属からなるハウジングと摺動している。これによってロッドは、ハウジングとの摺動抵抗が大きい。このように従来技術の構成では、可動コアおよびロッドとハウジングとによる摺動抵抗が大きく、摩耗するおそれがあるので、摺動抵抗の経時変化が大きくなる。これによって従来技術では、バルブのリフト位置がずれ、リフト位置の制御性の悪化の原因となっていた。具体的には、バルブのリフト位置は、電磁吸引力、摺動抵抗およびスプリング力の3つの力の力関係に起因する(電磁吸引力−摺動抵抗=スプリング力)。3つの力のうち電磁吸引力とスプリング力とは、経時変化はほとんどなく一定であるが、摺動抵抗は前述のように経時変化が大きい。したがって摺動抵抗が変化すると、つり合い位置が変化するという問題がある。
これに対して、本発明では、前述のようにバルブボディが非金属材料からなるので、金属材料よりも摺動抵抗が小さいので、摺動抵抗の経時変化が小さくなる。換言すると、摺動抵抗を略一定にすることができる。したがってロッドの位置決め精度が、摺動抵抗の変化に起因して低くなることを抑制することができる。これによって第3開口部の開度の制御性を維持することができる。
さらに請求項3に記載の発明では、ハウジングの内周面部に設けられる軸受をさらに含み、
軸受は、ロッドの他端を摺動可能に支持することを特徴とする。
請求項3に記載の発明に従えば、ロッドの一端はバルブボディによって支持され、ロッドの他端は軸受によって支持されるので、ロッドの両端を支持するいわゆる両持ち構造である。このようにロッドの一端だけでなく両端を支持することによって、ロッドを往復変位する際に、ロッドが往復変位する方向とは交差する方向への位置ずれを抑制することができる。これによってロッドの往復変位の定常性を確保することができる。
さらに請求項4に記載の発明では、スプリングは、ハウジングの内周面部とロッドの外周面部との間であって、可動コアとバルブボディとが対向する空間に配置され、
スプリングの一端は、バルブボディに接触し、
スプリングの他端は、可動コアに接触することを特徴とする。
請求項4に記載の発明に従えば、スプリングの一端がバルブボディに接触し、他端が可動コアに接触するので、スプリングの一端を受けるための受部材を新たに設ける必要がない。これによって受部材の製造コストを低減することができる。またハウジング内に受部材を設ける必要がないので、流量制御電磁弁を小形化することができる。
さらに請求項5に記載の発明では、バルブボディは、外周面部が円周状に形成され、
ハウジングは、内周面部が円周状に形成され、
バルブボディの外周面部は、ハウジングの内周面部と接触することを特徴とする。
請求項5に記載の発明に従えば、バルブボディの外周面部は、ハウジングの内周面部と接触するので、第1開口部と第2開口部とを流下する流体がバルブボディの外周面部とハウジングの内周面部との間を流下することを抑制することができる。これによって、流体が不所望にハウジングの外方に漏出することを抑制することができる。またバルブボディとハウジングは簡単な形状であるので、加工を簡素化することができる。これによって製造コストをさらに低減することができる。
さらに請求項6に記載の発明では、バルブボディの内周面部側に設けられ、バルブボディを流下する流体内の異物を除去するフィルタをさらに含むことを特徴とする。
請求項6に記載の発明に従えば、フィルタによって流体内の異物を除去することができる。したがって流体内の異物による悪影響を抑制することができる。
第1実施形態の流量制御電磁弁10を示す断面図である。 第2実施形態の流量制御電磁弁10Aを示す断面図である。
以下、図面を参照しながら本発明を実施するための形態を、複数の形態について説明する。各実施形態で先行する実施形態で説明している事項に対応している部分には同一の参照符を付し、重複する説明を略する場合がある。また各実施形態にて構成の一部を説明している場合、構成の他の部分は、先行して説明している実施形態と同様とする。各実施形態で具体的に説明している部分の組合せばかりではなく、特に組合せに支障が生じなければ、実施形態同士を部分的に組合せることも可能である。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態に関して、図1を用いて説明する。図1は、第1実施形態の流量制御電磁弁10を示す断面図である。流量制御電磁弁10は、たとえばディーゼルエンジン用のコモンレール式燃料噴射システム(図示せず)の構成要素として用いられる。
先ず、コモンレール式燃料噴射システムについて簡単に説明する。コモンレール式燃料噴射システムは、主に燃料を収容する燃料タンク、燃料を燃焼室に噴射するインジェクタ、インジェクタが配設され燃料が畜圧されるコモンレール、コモンレールに高圧の燃料を供給する高圧燃料ポンプ、燃料タンク内の燃料を高圧燃料ポンプに送る給送ポンプ、給送ポンプから高圧燃料ポンプへ送られる燃料の流量を制御する流量制御電磁弁10を備える。燃料タンクは常圧の燃料を蓄えており、燃料タンクの内部の燃料は給送ポンプによって流量制御電磁弁10へと供給される。
流量制御電磁弁10は、電気的に制御されることによって、給送ポンプから送られた燃料の流量を調節して、高圧燃料ポンプに供給する。流量制御電磁弁10は、予め定める軸方向Z(開閉方向Z)に延びるハウジング11、ハウジング11内に設けられるバルブボディ12、ハウジング11の内部に軸方向Zへ往復変位可能に収容されるロッド13、ロッド13を支持する軸受14、およびロッド13を駆動する駆動部15を有している。
以下、流量制御電磁弁10の方向として、ハウジング11が延びる方向を軸方向Z(図1における左右方向)と称し、軸方向Zの一方を開弁方向Z1(図1における左方)と称し、軸方向Zの他方を閉弁方向Z2(図1における右方)と称することがある。
先ず、ハウジング11に関して説明する。ハウジング11は、内部にバルブボディ12、ロッド13、軸受14、および駆動部15の一部を収容する。ハウジング11は、軸方向Zに延びる筒状に形成されている。ハウジング11は、外周面部および内周面部が円周状に形成される。ハウジング11は、開弁方向Z1に位置する端部が開口している。またハウジング11は、閉弁方向Z2に位置する端部は閉塞している。ハウジング11は、磁性を有する第1磁性部16、第2磁性部17、および磁性を有しない非磁性部18を有している。第1磁性部16は、非磁性部18よりも開弁方向Z1に位置する。第2磁性部17は、非磁性部18よりも閉弁方向Z2に位置する。したがって閉弁方向Z2に位置するハウジング11の端部は、第2磁性部17となる。このような非磁性部18は、第1磁性部16と第2磁性部17との磁気的な短絡を防止する。第1磁性部16および第2磁性部17と非磁性部18とは、たとえばレーザ溶接などにより一体に接続されている。またハウジング11は、たとえば一体に成形した後、熱加工などにより一部を磁性化または非磁性化してもよい。
またハウジング11の外周面部には、半径方向外方に凸となる段差部19が形成される。このような段差部19は、給送ポンプなどの他の装置に組付ける際に接触する部分となる。またハウジング11の側壁には、燃料が流通する第1開口部20が形成される。したがって第1開口部20は、ハウジング11の側壁を貫通し、ハウジング11の内周面部側と外周面部側とを連通する。第1開口部20は、段差部19よりも開弁方向Z1側に位置する。第1開口部20からハウジング11外へ流下した燃料は、高圧燃料ポンプへ供給される。
次に、バルブボディ12に関して説明する。バルブボディ12は、ロッド13が往復可能に、ロッド13の一端を摺動可能に支持する。バルブボディ12は、内周面部および外周面部が円周状に形成される。バルブボディ12は、開弁方向Z1に位置するハウジング11の端部にかしめ固定されている(なお、この固定は圧入であってもよい)。開弁方向Z1に位置するバルブボディ12の端部は、開弁方向Z1に位置するハウジング11の端部から、開弁方向Z1側に位置する。したがってバルブボディ12の外周面部は、ハウジング11の内周面部と密に接触している。
またバルブボディ12の外周面部と、ハウジング11の内周面部は、すきまばめ嵌合であってもよい。すきまばめ嵌合である場合、設定される隙間(クリアランス)は、隙間から第1開口部20への燃料漏れへの影響しない程度に設定されていればよい。またすきまばめ嵌合の場合には、外周にOリングでシールすることによって、燃料漏れへの対策を施してもよい。バルブボディ12は、ロッド13との摺動抵抗(摩擦力)が小さい非金属材料からなり、たとえばフッ素樹脂などの樹脂、およびグラファイトからなる。
バルブボディ12の側壁には、流体が流通する第2開口部21が形成される。したがって第2開口部21は、バルブボディ12の側壁を貫通し、バルブボディ12の内周面部側と外周面部側とを連通する。バルブボディ12は、開弁方向Z1に位置する端部が開口しており、この開口部分に給送ポンプから燃料が供給される。第2開口部21と第1開口部20とは、バルブボディ12の内周面部側とハウジング11の外周面部側とを燃料が流通するように連通する。第2開口部21は、バルブボディ12の外周面部に形成される環状溝の底部分に形成される。したがって第1開口部20は、環状溝と対向するように位置することによって、第1開口部20と第2開口部21とが連通する。またたとえば環状溝を設けることなく、第2開口部21と第1開口部20とが直接、重なり合うように配置してもよい。バルブボディ12はハウジング11内に固定されるので、第2開口部21からハウジング11に向かって流下した燃料は、必ず第1開口部20を流下する。
次に、ロッド13に関して説明する。ロッド13は、1つの棒状部材であって、ハウジング11の内周側(内周面部側)に軸方向Zに延びるように配置される。またロッド13は、ハウジング11内を軸方向Zへ往復変位可能に収容されている。開弁方向Z1に位置するロッド13の開口端部22には、開口端部22に開口し閉弁方向Z2に延びて内部に燃料が流通する通路空間23が形成される。通路空間23は、ロッド13の軸方向Zに延びる形状であれば一端部から他端部まで貫通する形状であってもよく、本実施の形態では、ロッド13の開口端部22側は、内部に通路空間23を有する有底円筒状に形成されている。閉弁方向Z2に位置する通路空間23の端部、すなわち通路空間23の底部分は、閉弁方向Z2に位置するバルブボディ12の端部よりも閉弁方向Z2側に設けられる。また通路空間23の底部分は、軸方向Zに関して、バルブボディ12と後述する可動コア28との間に位置する。
ロッド13の開口端部22は、バルブボディ12によって支持される。具体的には、ロッド13の開口端部22は、第2開口部21よりも開弁方向Z1側に位置し、開弁方向Z1に位置するバルブボディ12の端部よりも閉弁方向Z2側に位置する。したがって通路空間23は、開弁方向Z1に位置する開口によってバルブボディ12の内周面部側と連なる。
またロッド13には、通路空間23とロッド13の外方(外周面部側)とを連通する第3開口部24と第4開口部25が形成される。換言すると、第3開口部24および第4開口部25は、通路空間23を形成するロッド13の側壁を半径方向に貫通することによって形成される。このようなロッド13は、1つの棒状の素材を機械加工することによって形成される。
第3開口部24は、ロッド13の往復変位にかかわらず、バルブボディ12の内方に位置する部分に形成される。第3開口部24は、第2開口部21よりも閉弁方向Z2側であり、閉弁方向Z2に位置するバルブボディ12の端部よりも開弁方向Z1側に位置する。ロッド13は、軸方向Zへ往復変位することによって第3開口部24と第2開口部21と相対位置を変化する。これによって第3開口部24の第2開口部21に対する開度(開口面積)が調整される。
第4開口部25は、ロッド13の往復変位にかかわらず、バルブボディ12の内方に位置しない部分に形成される。第4開口部25は、閉弁方向Z2に位置するバルブボディ12の端部よりも、閉弁方向Z2側に位置する。第4開口部25は、バルブボディ12と後述する可動コア28との間に位置する。
次に軸受14に関して説明する。軸受14は、ロッド13が往復可能に、ロッド13の他端を摺動可能に支持する。軸受14は、ハウジング11の内周面部側に固定される。したがって軸受14は、閉弁方向Z2に位置するロッド13の閉塞端部26を支持する。このような軸受14は、バルブボディ12と同様にロッド13との摺動抵抗が小さい材料からなり、たとえばフッ素樹脂などの樹脂、およびグラファイトからなる。これによってロッド13は、バルブボディ12に一端が摺動可能に支持され、軸受14によって他端が摺動可能に支持されるので、いわゆる両持ち構造となる。また軸受14は、外周面部に軸方向Zに延びる縦溝(図示せず)が形成されており、ロッド13の軸方向Zの変位に伴う、ロッド13の他端部の周囲空間の容積変化に伴う燃料の呼吸ができるように構成される。
次に、ロッド13を駆動する駆動部15に関して説明する。駆動部15は、ロッド13を軸方向Zに沿うように駆動する。駆動部15は、コイル装置27、可動コア28、コネクタ29、スプリング30およびワッシャ31を有している。
先ず、コイル装置27に関して説明する。コイル装置27は、通電されることによって磁力を発生する装置である。コイル装置27は、ヨーク32、コイル33、およびターミナル34を含む。ヨーク32は、円筒状の磁性体で形成されている。ヨーク32は、コイル装置27の外周側に位置する。
コイル33は、通電されることによって可動コア28にバルブボディ12へ向かう磁力を発生させる。コイル33は、ヨーク32の内周側に設けられる。コイル33は、筒状であり、その内方空間にハウジング11が配置される。
ターミナル34は、導電性を有し、コイル33と電気的に接続される。ターミナル34は、コネクタ29まで引き出される。ターミナル34は、コネクタ29に装着される外部電気回路(図示せず)と電気的に接続され、外部電気回路によってコイル33への通電状態が制御される。
次に、可動コア28に関して説明する。可動コア28は、ロッド13の外周面部に圧入および溶接などによって固定されている。可動コア28は、バルブボディ12および軸受14と軸方向Zに間隔をあけた位置に設けられる。換言すると、可動コア28は、ロッド13の一端部および他端部を除く、中間部に設けられる。可動コア28は、ハウジング11の内周側に軸方向Zへ往復移動可能に設置されている。したがって可動コア28は、ロッド13と一体となって軸方向Zへ往復変位する。可動コア28は、たとえば鉄などの磁性材料によって筒状に形成されている。
開弁方向Z1に位置する可動コア28の上端面部35は、軸方向Zに関して、非磁性部18が存在する位置に配置される。換言すると、開弁方向Z1に位置する非磁性部18の端部は、軸方向Zに関して、可動コア28の上端面部35よりも開弁方向Z1に位置し、閉弁方向Z2に位置する非磁性部18の端部は、軸方向Zに関して、可動コア28の下端面部36よりも開弁方向Z1に位置する。また可動コア28の上端面部35は、テーパ状に形成されている。また閉弁方向Z2に位置する可動コア28の下端面部36は、軸方向Zに関して、第2磁性部17が存在する位置に配置される。
このようにコイル装置27が構成されるので、コイル33に通電して生じる電磁力による磁束は、ヨーク32、第1磁性部16、可動コア28、第2磁性部17、ヨーク32、再び第1磁性部16の順に流れる磁気回路を構成している。
次に、ワッシャ31に関して説明する。ワッシャ31は、可動コア28の閉弁方向Z2への変位を規制する規制部材として機能する。ワッシャ31は、環状である。ワッシャ31は、ハウジング11内であって、ロッド13が挿通するように設けられる。ワッシャ31は、可動コア28の下端面部36が対向する位置に設けられる。したがって可動コア28が閉弁方向Z2に変位すると、ワッシャ31に接触する。可動コア28がワッシャ31に接触し、ワッシャ31がハウジング11の内周面部に接触すると、ワッシャ31によって、閉弁方向Z2へのさらなる変位が規制される。
次に、スプリング30に関して説明する。スプリング30は、ハウジング11の内壁とロッド13の外周面部との間であって、可動コア28とバルブボディ12とが対向するロッド外空間37に配置される。スプリング30は、一方の端部がバルブボディ12と接触しており、他方の端部が可動コア28に接触している。スプリング30は、軸方向Zへ伸長する力を有している。そのためロッド13は、スプリング30により閉弁方向Z2へ押し付けられる。換言すると、スプリング30は、バルブボディ12から離れる方向に、ロッド13を押し付ける。前述のようにバルブボディ12は、ハウジング11の内周側に圧入されている。これによりスプリング30の荷重は、バルブボディ12の圧入量を調整することにより調整される。
次に、ロッド13の位置の制御に関して説明する。ロッド13の移動量、すなわちバルブボディ12に対するロッド13の位置は、スプリング30の付勢力とコイル装置27による吸引力との力の釣り合いで決定される。ロッド13は、付勢力と吸引力とが釣り合った位置で停止し、その位置に留まる。吸引力は、コイル33に印加する電流の大きさに応じて変化する。したがって、コイル33に印加する電流の大きさとロッド13の移動量は、比例することとなる。
コイル33に印可される電流は、高圧燃料ポンプの圧送量に応じた制御信号(電流)となるように制御される。高圧燃料ポンプの圧送量は、コモンレールの内部の燃料圧力が負荷や回転数に基づいて設定される最適値となるように制御される。
次に、燃料の流れに関して説明する。給送ポンプは、燃料タンクから燃料を流量制御電磁弁10へと供給する。給送ポンプから供給された燃料は、バルブボディ12の開口部分から流入する。流入した燃料は、バルブボディ12内をロッド13側(図1における右方側)に流下する。バルブボディ12に流入した燃料は、ロッド13の通路空間23に流入する。
コイル33に印加される電流値が0の場合、すなわちコイル33の非通電時、ロッド13はスプリング30の付勢力により閉弁方向Z2へ押し付けられている。ロッド13は、可動コア28の下端面部36がワッシャ31と当接することによって閉弁方向Z2への移動が規制され、可動コア28とワッシャ31とが当接した位置でロッド13および可動コア28は停止する。このときのロッド13の位置が基準位置となり、ロッド13の移動量が0である。この場合は、第3開口部24は、第2開口部21に対する開口面積は0である。すなわち、第3開口部24は、バルブボディ12の内周面部によって塞がれた状態である。
コイル33に電流が印加されると、コイル33に発生する磁界により開弁方向Z1へ可動コア28が吸引される。そして可動コア28とともにロッド13が基準位置から開弁方向Z1へ移動する。このときロッド13は、スプリング30を圧縮する方向へ移動する。可動コア28およびロッド13の移動量は、前述のようにコイル33に印加される電流値に比例する。
ロッド13が開弁方向Z1へ移動することによって、ロッド13に形成されている第3開口部24(ポート)とバルブボディ12の第2開口部21とが重なるようになる。これによって第3開口部24と第2開口部21とが連通するようになり、ロッド13の通路空間23内の燃料は第3開口部24、第2開口部21および第1開口部20を順次経由して、ハウジング11外へ流出する。第3開口部24と第2開口部21とが連通する面積(重なり合っている部分の面積、すなわち開口面積)は、ロッド13の移動にしたがって変化する。すなわち、コイル33に印加される電流値の変化によって第3開口部24と第2開口部21とが連通する面積が変化する。
第3開口部24と第2開口部21とが連通する面積が変化することにより、通路空間23内からハウジング11外へ流出する燃料の流量が変化し、高圧燃料ポンプへ供給される燃料の流量が制御される。
次に、第4開口部25に着目して、燃料の流れを説明する。ロッド13が開弁方向Z1へ移動することによって、バルブボディ12と可動コア28との間隔が小さくなるので、バルブボディ12、ハウジング11および可動コア28に囲まれたロッド外空間37に存在する燃料は圧縮されることになるが、このような燃料がロッド13の第4開口部25から通路空間23内に流入する。したがってロッド外空間37の燃料が、可動コア28の開弁方向Z1への変位の妨げになることが抑制される。
またロッド13が閉弁方向Z2へ移動することによって、バルブボディ12と可動コア28との間隔が大きくなるので、バルブボディ12、ハウジング11および可動コア28に囲まれたロッド外空間37に負圧が発生するが、この場合には燃料がロッド13の第4開口部25からロッド外空間37に流入する。したがって前述と同様に、ロッド外空間37の燃料が、可動コア28の閉弁方向Z2への変位の妨げになることが抑制される。
このようにハウジング11外へ流出した燃料は、高圧燃料ポンプの加圧室へ供給される。加圧室へ供給された燃料は加圧され、加圧室の圧力が所定の圧力に到達すると、加圧された燃料がコモンレールに吐出され、コモンレールに蓄圧状態で保持される。その後、コモンレールに設けられるインジェクタから、所定の時期にエンジンの各気筒内部へ畜圧されている燃料が噴射される。
以上説明したように本実施の形態の流量制御電磁弁10のロッド13には、燃料が流通する通路空間23が形成される。またロッド13には、通路空間23とロッド13の外周面部側とを連通する第3開口部24が形成されるので、通路空間23を流下した燃料は、第3開口部24からロッド13の外周面部側に流下する。このようなロッド13は、ハウジング11内に往復変位するように設けられ、コイル33への通電によって発生する電磁力と、スプリング力とによって、ハウジング11内における位置が制御される。
ハウジング11には、ロッド13を摺動可能に支持するバルブボディ12が設けられる。ハウジング11とバルブボディ12には、それぞれ燃料が流下する第1開口部20と第2開口部21とが形成される。したがって第2開口部21と第3開口部24との相対位置(開度)を制御することによって、ロッド13の通路空間23を流下した燃料が、第3開口部24、第2開口部21、および第1開口部20を経て、ハウジング11外に流下する流量を制御することができる。
したがってロッド13という1つの部品によって、従来技術で言うところの可動コアと一体のロッドと、開口面積を制御するためのバルブとの2つ部品の機能を実現することができる。これによって従来技術に比べて、部品点数を少なくすることができ、製造コストを低減することができる。
また本実施の形態では、バルブボディ12は、ロッド13との摺動抵抗が小さい金属材料からなるので、摺動抵抗を小さくすることができる。これによって摺動抵抗の経時変化が小さくなる。換言すると、摺動抵抗を略一定にすることができる。したがってロッド13の位置決め精度が、摺動抵抗の変化に起因して低くなることを抑制することができる。これによって第3開口部24の開度の制御性を維持することができる。
さらに本実施の形態では、ロッド13の一端はバルブボディ12によって摺動可能に支持され、ロッド13の他端は軸受14によって摺動可能に支持されるので、ロッド13の両端を支持するいわゆる両持ち構造である。このようにロッド13の一端だけでなく両端を支持することによって、ロッド13を往復変位する際に、ロッド13が往復変位する方向とは交差する方向(たとえばロッド13の半径方向)への位置ずれを抑制することができる。これによってロッド13の往復変位の定常性を確保することができる。
また本実施の形態では、バルブボディ12の外周面部は、ハウジング11の内周面部と接触するので、第1開口部20と第2開口部21とを流下する燃料がバルブボディ12の外周面部とハウジング11の内周面部との間を流下することを抑制することができる。これによって、燃料が不所望にハウジング11の外方に漏出することを抑制することができる。またバルブボディ12とハウジング11は簡単な形状であるので、加工を簡素化することができる。これによって製造コストをさらに低減することができる。
また本実施の形態では、スプリング30の一端が可動コア28に接触し、他端がバルブボディ12に接触するので、スプリング30の一端を受ける受部材を新たに設ける必要がない。これによって受部材の製造コストを低減することができる。またハウジング11内に受部材を設ける必要がないので、流量制御電磁弁10を小形化することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に関して、図2を用いて説明する。図2は、第2実施形態の流量制御電磁弁10Aを示す断面図である。本実施の形態の流量制御電磁弁10Aは、燃料が流入する部分にフィルタが設けられる点に特徴を有する。
フィルタ38は、燃料が通過すると、通過した燃料に含まれる異物を除去する。フィルタ38は、バルブボディ12の内周面部のうち開口部分に設けられる。したがって流量制御電磁弁10Aに給送ポンプから燃料が供給されると、フィルタ38を経て、バルブボディ12内に流入する。したがって異物が除去された燃料がロッド13の通路空間23に流入する。
このように異物が除去された燃料が、流量制御電磁弁10から高圧燃料ポンプおよびコモンレールを経てインジェクタに供給されるので、インジェクタにおいて異物によるロバスト性の低下を抑制することができる。したがってインジェクタの安定噴射特性を実現することができる。
また前述の第1実施形態で説明したように、スプリング30の一端が可動コア28に接触し、他端がバルブボディ12に接触するので、スプリング30の受部材を設ける必要がないので、従来技術であれば受部材が占めていたスペースにフィルタ38を設けることができる。これによってフィルタ38を設けることによって、流量制御電磁弁10Aが大型化することを抑制することができる。
(その他の実施形態)
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において種々変形して実施することが可能である。
前述の第1実施形態では、駆動部15に電流を印加することによって第3開口部24と第2開口部21とが連通する形態の流量制御電磁弁10について説明したが、このような構成に限るものではなく、駆動部15に電流を印加することによって第3開口部24と第2開口部21との連通が遮断される形態の流量制御電磁弁10であってもよい。
また前述の第1実施形態では、第1開口部20からハウジング11外へ流下した燃料が高圧燃料ポンプへ供給されるように構成されるが、このような流下方向の構成に限るものではなく、燃料の流下方向が逆の構成、すなわちハウジング11外から第1開口部20を介して通路空間23に流入した燃料が、高圧燃料ポンプへ供給されるように構成してもよい。
前述の第1実施形態では、流量制御電磁弁10がコモンレール式燃料噴射システムに用いられる場合に関して説明したが、このような用途に限るものではなく、燃料の流量を制御する他の用途として、たとえばガソリンエンジンへ燃料を供給する構成に適用してもよい。
また前述の第1実施形態では、流量を制御する対象の流体は燃料であったが、燃料に限るものではなく、他の流体、たとえば水であってもよい。
また前述の第1実施形態では、ロッド13がいわゆる両持ちによって支持されているが、このような構成に限るものではなく、軸受14を用いることなくバルブボディ12による片持ちによって支持される構成であってもよい。
10,10A…流量制御電磁弁
11…ハウジング
12…バルブボディ
13…ロッド
14…軸受
20…第1開口部
21…第2開口部
23…通路空間
24…第3開口部
28…可動コア
30…スプリング
33…コイル
37…ロッド外空間
38…フィルタ

Claims (6)

  1. 筒状のハウジングと、
    前記ハウジングの軸方向に沿うように延び、前記ハウジングの内周面部側に往復変位するように設けられるロッドと、
    前記ロッドの一端を摺動可能に支持し、前記ハウジングの内周面部に固定される筒状のバルブボディと、
    前記ハウジングの内周面部側の前記バルブボディから軸方向に離れた位置に前記ロッドに一体に設けられ、前記ロッドと共に往復変位する可動コアと、
    通電されることによって前記可動コアに前記バルブボディへ向かう磁力を発生させるコイルと、
    前記バルブボディから離れる方向に、前記ロッドを押し付けるスプリングと、を含み、
    前記ハウジングには、前記ハウジングの内周面部側と外周面部側とを連通させる第1開口部が形成され、
    前記バルブボディには、前記バルブボディの内周面部側と外周面部側とを連通させる第2開口部が形成され、
    前記ロッドには、前記バルブボディの内周面部側に連なり、内部に流体が流通する通路空間と、前記通路空間と前記ロッドの外周面部側とを連通させる第3開口部とが形成され、
    前記第1開口部と前記第2開口部とは、連通されており、
    前記ロッドが往復変位することによって、前記第3開口部の前記第2開口部に対する開口面積が変化することを特徴とする流量制御電磁弁。
  2. 前記バルブボディは、非金属材料からなることを特徴とする請求項1に記載の流量制御電磁弁。
  3. 前記ハウジングの内周面部に設けられる軸受をさらに含み、
    前記軸受は、前記ロッドの他端を摺動可能に支持することを特徴とする請求項1または2に記載の流量制御電磁弁。
  4. 前記スプリングは、前記ハウジングの内周面部と前記ロッドの外周面部との間であって、前記可動コアと前記バルブボディとが対向する空間に配置され、
    前記スプリングの一端は、前記バルブボディに接触し、
    前記スプリングの他端は、前記可動コアに接触することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の流量制御電磁弁。
  5. 前記バルブボディは、外周面部が円周状に形成され、
    前記ハウジングは、内周面部が円周状に形成され、
    前記バルブボディの外周面部は、前記ハウジングの内周面部と接触することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の流量制御電磁弁。
  6. 前記バルブボディの内周面部側に設けられ、前記バルブボディを流下する流体内の異物を除去するフィルタをさらに含むことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の流量制御電磁弁。
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