JP2010205245A - カップ式飲料自動販売機 - Google Patents

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Abstract

【課題】粉砕茶葉の飛散を防止できるカップ式飲料自動販売機を提供すること。
【解決手段】茶葉が収容された茶葉収容容器と、茶葉収容容器から供給された茶葉を粉砕するリーフティミル42と、リーフティミル42から供給された粉砕茶葉に湯を注ぐことにより、リーフティ飲料を抽出するリーフティブリュア43とを備えたカップ式飲料自動販売機において、リーフティミル42に接続され、リーフティミル42からリーフティブリュア43に粉砕茶葉を供給するミルシュータ423と、ミルシュータ423を囲むようにリーフティミル42とリーフティブリュア43との間を覆うフィルタケース434とカバー435とを備えたので、粉砕茶葉の飛散を防止できる。
【選択図】図7

Description

本発明は、茶葉を用いてリーフティ飲料を抽出するリーフティブリュアを搭載したカップ式飲料自動販売機に関するものである。
日本緑茶や烏龍茶などの茶葉を収容する茶葉収容器と、この茶葉収容器から供給された茶葉を粉砕し、粉砕茶葉を生成するミルと、粉砕茶葉を収容する粉砕茶葉収容器と、この粉砕茶葉収容器から所定量の粉砕茶葉を送り出す粉砕茶葉送出装置と、湯を貯留する温水タンクと、この温水タンクから所定量の湯を送り出す湯送出手段と、茶系飲料販売に粉砕茶葉収容器から送り出されることによって供給された所定量の粉砕茶葉および温水タンクから送り出されることによって供給された所定量の湯によって茶系飲料を抽出する抽出器とを備えた茶系飲料調理装置が提案されている。
この茶系飲料調理装置によれば、茶系飲料供給時にまず、粉砕茶葉収容器から所定量の粉砕茶葉が、温水タンクから所定量の湯が、抽出器に供給される。そして、この抽出器で、供給された粉砕茶葉および湯により、茶系飲料が抽出される。このように、茶系飲料調理装置では、茶系飲料を抽出するための抽出原料として、茶葉を粉砕した粉砕茶葉、すなわち、通常の茶葉よりも細かい粉砕茶葉を用いるので、通常の茶葉を抽出原料とする場合に較べて短時間で茶系飲料を抽出することができる(たとえば、特許文献1参照)。
特開2004−115092号公報
しかしながら、茶葉を粉砕した粉砕茶葉は、通常の茶葉よりも細かく、軽いために、粉砕茶葉収容容器から抽出器に供給する途中で飛散する可能性がある。飛散した粉砕茶葉は、茶系飲料調理装置を汚すばかりか、茶系飲料以外の飲料も販売するカップ式飲料自動販売機では、茶系飲料以外の飲料に粉砕茶葉が混じり、飲料が汚染される可能性がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、粉砕茶葉の飛散を防止できるカップ式飲料自動販売機を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、茶葉が収容された茶葉収容容器と、茶葉収容容器から供給された茶葉を粉砕するリーフティミルと、リーフティミルから供給された粉砕茶葉に温水を注ぐことにより、リーフティ飲料を抽出するリーフティブリュアとを備えたカップ式飲料自動販売機において、前記リーフティミルと前記リーフティブリュアとの間を覆うカバー部材を備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記カップ式飲料自動販売機において、前記リーフティミルに接続され、前記リーフティミルから前記リーフティブリュアに粉砕茶葉を供給するミルシュータを備え、前記カバー部材が、前記リーフティミルと前記リーフティブリュアとの間に設けられたフィルタケースと、前記フィルタケースとの間に前記ミルシュータを囲むように配設され、フィルタケースと接合するカバーとを有することを特徴とする。
また、本発明は、上記カップ式飲料自動販売機において、前記フィルタケースに排気ホースを介して接続され、前記フィルタケースとカバーとの間から空気を吸引するブロアを備え、前記フィルタケースに着脱可能に装着されたフィルタが吸引した空気から粉砕茶葉の微粉を捕集することを特徴とする。
また、本発明は、上記カップ式飲料自動販売機において、前記フィルタケースは、前記リーフティブリュアに接続されるとともに、ブリュアホースを介して前記ブロアに接続され、前記フィルタケースに着脱可能に装着されたフィルタが吸引した湯気から粉砕茶葉の微粉を捕集することを特徴とする。
また、本発明は、上記カップ式飲料自動販売機において、前記ブロアは、リーフティ飲料の抽出が開始された場合に運転が開始され、リーフティ飲料の抽出が終了した後に所定時間が経過した場合に運転を終了することを特徴とする。
本発明にかかるカップ式飲料自動販売機は、リーフティミルとリーフティブリュアとの間を覆うカバー部材を備えたので、リーフティミルとリーフティブリュアとの間から漏れた粉砕茶葉の微粉が飛散することがない。
また、フィルタケースに排気ホースを介してブロアが接続してあり、フィルタケースとカバーとの間から空気を吸引するので、吸引された空気に含まれる粉砕茶葉の微粉はフィルタに捕集され、浮遊することがない。
また、フィルタケースは、リーフティブリュアに接続されるとともに、ブリュアホースを介してブロアに接続され、リーフティブリュアから湯気を吸引するので、吸引された湯気に含まれた粉砕茶葉の微粉はフィルタに捕集され、浮遊することがない。
また、ブロアは、リーフティ飲料の抽出が開始された場合に運転が開始され、リーフティ飲料の抽出が終了した後に所定時間が経過した場合に運転を終了するので、ブロアを効率的に運転することができる。
図1は、本発明の実施の形態であるカップ式飲料自動販売機を示す正面図である。 図2は、図1に示したカップ式自飲料動販売機の内部構造を示す正面図である。 図3は、図1に示したカップ式飲料自動販売機の内部構造を示す正面図である。 図4は、図1に示したカップ式飲料自動販売機の内部構造を示す平面図である。 図5は、図1に示したレギュラーコーヒー抽出装置、粉末原料供給装置、リーフティ抽出装置を示す斜視図である。 図6は、図5に示したリーフティ抽出装置を示す斜視図である。 図7は、図6に示したリーフティ抽出装置の部分拡大断面図である。 図8は、図6に示したリーフティ抽出装置の部分拡大断面図である。 図9は、図5に示した複数の粉末原料供給装置を示す斜視図である。 図10は、図9に示した一の粉末原料供給装置を示す斜視図である。 図11は、図10に示したシャッタ開閉装置を示す斜視図である。 図12は、図2に示したカップ把持装置を示す斜視図である。 図13は、図1に示した取出口装置を示す斜視図である。 図14は、図13に示した扉ロック機構を示す斜視図である。 図15は、図13に示した扉開閉機構を示す斜視図である。
以下に、本発明にかかるカップ式飲料自動販売機の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
本実施の形態であるカップ式飲料自動販売機は、レギュラーコーヒー飲料、リーフティ飲料のほか、ココアなどのインスタント飲料を販売するカップ式飲料自動販売機であって、より具体的には、砂糖、クリーム、ココア等の粉末原料をカップの内部で調理するカップ内ミキシング方式のカップ式飲料自動販売機である。
本実施の形態であるカップ式飲料自動販売機は、図1〜図4に示すように、前面が開口した箱状の本体キャビネット1と、本体キャビネット1の前面開口を閉塞するディスプレイドア2とを備えている。図2〜図4に示すように、本体キャビネット1の内部には、給水タンク11、温水タンク12、レギュラーコーヒー抽出装置3、リーフティ抽出装置4、粉末原料供給装置5、製氷器6、カップ供給装置7、カップ搬送装置8を備えている。
給水タンク11は、水を貯留するためのものであって、図2および図3に示すように、本体キャビネット1の内部下方中央に搭載されている。そして、給水タンク11に一旦貯留された水は、温水タンク12と製氷器6とに供給されるようになっている。
温水タンク12は、レギュラーコーヒー抽出装置3、リーフティ抽出装置4のほか、調理位置に搬送されたカップに湯を供給するもので、図4に示すように、本体キャビネット1の内部上方奥側、背壁に沿って設けられている。そして、給水タンク11から供給された水は、温水タンク12に貯えられ、ヒータ(図示せず)により沸かされて湯になるようになっている。
温水タンク12には、複数の湯弁(図示せず)が配設してある。一の湯弁は、湯配管(図示せず)を介してレギュラーコーヒー抽出装置3に接続してあり、湯弁を開放することにより、湯配管を通ってレギュラーコーヒー抽出装置3に湯(温水)が供給されるようになっている。また、一の湯弁(図示せず)は、湯配管(図示せず)を介してリーフティ抽出装置4に接続してあり、湯弁を開放することにより、湯配管を通ってリーフティ抽出装置4に湯(温水)が供給されるようになっている。さらに、一の湯弁(図示せず)は、湯配管(図示せず)を介して調理位置に搬送されたカップに湯を注出するノズル13(図6参照)に接続してあり、湯弁を開放することにより、湯配管、ノズル13を通って調理位置に搬送されたカップに湯(温水)が注出されるようになっている。
製氷器6は、給水タンク11から供給された水から調理用の氷を作るもので、図4に示すように、本体キャビネット1の内部上方左奥側に取り付けてある。製氷器6は、円筒状の金属の外内面にエボパレータ(図示せず)を密着巻にし、内面に着氷した氷をオーガ(図示せず)で連続的に掻き取り、上部に押し上げながら圧縮成形と切断を行う製氷部(図示せず)と、製氷部でチップ状に形成された氷を貯蔵する氷ストッカー部61とを備えている。氷ストッカー部61には、アイスドア(図示せず)が配設してある。アイスドアは、氷配管(図示せず)を介して調理位置に搬送されたカップに氷を供給するノズル(図示せず)に接続してあり、アイスドアを開放することにより、氷配管、ノズルを通って調理位置に搬送されたカップに氷が供給されるようになっている。
レギュラーコーヒー抽出装置3は、レギュラーコーヒー飲料を抽出するためのものであって、図2および図3に示すように、本体キャビネット1の内部上方右側に取り付けてある。レギュラーコーヒー抽出装置3は、図5に示すように、上方から下方に向けて、順に、豆キャニスタ31、コーヒーミル32、コーヒーブリュア33を備えている。豆キャニスタ31は、コーヒー豆を収容し、レギュラーコーヒー飲料を抽出する場合に、コーヒーミル32にコーヒー豆を供給するもので、本実施の形態にかかるレギュラーコーヒー抽出装置3は、二つの豆キャニスタ31を備えている。
豆キャニスタ31は、原料モータ(図示せず)を備えている。原料モータは、コーヒー豆をコーヒーミル32に供給するためのもので、原料モータを駆動すると、コーヒー豆がコーヒーミル32に供給され、原料モータを停止するとコーヒー豆の供給が停止されるようになっている。
コーヒーミル32は、豆キャニスタ31から供給された豆を挽き、コーヒーブリュア33に供給するもので、水平方向に延びる円筒状の空間が形成されたシュータ(図示せず)と、シュータが接続され、固定刃(ミル刃)が固定されたミル本体321と、シュータに挿通され、外周に螺旋状のスプリングが巻回され、かつ回転刃(ミル刃)が固定されたスクリュ(図示せず)と、スクリュを回転させるモータ322とを有している。そして、モータ322がスクリュを回転させることにより、シュータに供給された豆は、ミル刃に向けて送られ、粉砕されるようになっている。
また、ミル本体321には、ミルシュータ(図示せず)が接続してあり、粉砕されたコーヒー豆(挽き豆)は、ミルシュータを通ってコーヒーブリュア33に供給されるようになっている。
コーヒーブリュア33は、コーヒーミル32から供給された挽き豆に温水タンク12から供給された湯を注ぐことにより、レギュラーコーヒー飲料を抽出するものである。コーヒーブリュア33は、コーヒー豆(挽き豆)と湯が供給される円筒状のシリンダ(抽出容器)(図示せず)と、シリンダの下面にフィルタを供給するフィルタ供給装置(図示せず)と、シリンダの下方に設けられ、レギュラーコーヒー飲料を抽出する場合にシリンダと密着し、容器を構成するフィルタブブロック(図示せず)とを備えている。
フィルタブロックは、コーヒー配管(図示せず)を介して調理位置に搬送されたカップにレギュラーコーヒー飲料を注出するノズル34(図6参照)に接続してあり、コーヒー配管、ノズル34を通って調理位置に搬送されたカップにレギュラーコーヒー飲料が注出されるようになっている。
リーフティ抽出装置4は、リーフティ飲料を抽出するためのものであって、図2および図3に示すように、本体キャビネット1の内部上方左側に取り付けてある。リーフティ抽出装置4は、図6に示すように、上方から下方に向けて、順に、リーフティキャニスタ41、リーフティミル42、リーフティブリュア43を備えている。リーフティキャニスタ41は、リーフティ(茶葉)を貯蔵し、リーフティ飲料を抽出する場合に、リーフティミル42にリーフティ(茶葉)を供給するもので、本実施の形態にかかるリーフティ抽出装置4は、一つのリーフティキャニスタ41を備えている。
リーフティキャニスタ41は、原料モータ411を備えている。原料モータ411は、リーフティ(茶葉)をリーフティミル42に供給するためのもので、原料モータ411を駆動すると、リーフティ(茶葉)がリーフティミル42に供給され、原料モータ411を停止するとリーフティ(茶葉)の供給が停止されるようになっている。
リーフティミル42は、リーフティキャニスタ41から供給されたリーフティ(茶葉)を粉砕し、リーフティブリュア43に供給するもので、水平方向に延びる円筒状の空間が形成されたシュータ(図示せず)と、シュータが接続され、固定刃が固定されたミル本体421と、シュータに挿通され、外周に螺旋状のスプリングが巻回され、かつ回転刃(ミル刃)が固定されたスクリュ(図示せず)と、スクリュを回転させるモータ422とを有している。そして、モータ422がスクリュを回転させることにより、シュータに供給されたリーフティ(茶葉)は、ミル刃に向けて送られ、粉砕されるようになっている。
また、ミル本体421には、ミルシュータ423が接続してあり、粉砕されたリーフティ(茶葉)は、ミルシュータ423を通ってリーフティブリュア43に供給されるようになっている。
リーフティブリュア43は、リーフティミル42から供給されたリーフティ(粉砕された茶葉)に温水タンク12から供給された湯を注ぐことにより、リーフティ飲料を抽出するものである。リーフティブリュア43は、リーフティと湯が供給される円筒状の抽出容器(図示せず)と、抽出容器の下面にフィルタを供給するフィルタ供給装置432と、抽出容器の下方に設けられ、リーフティ飲料を抽出する場合にフィルタと抽出容器とを密着させるフィルタブロック(図示せず)とを備えている。
フィルタブロックは、ティ配管45を介して調理位置に搬送されたカップにリーフティ飲料を注出するノズル46に接続してあり、ティ配管45、ノズル46を通って調理位置に搬送されたカップにリーフティ飲料が注出されるようになっている。
図7に示すように、リーフティミル42とリーフティブリュア43との間には、フィルタケース434と、フィルタケース434に接合するカバー435とがミルシュータ423を囲むように配設してあり、フィルタケース434とカバー435との間に空間が画成されるようになっている。フィルタケース434の前面には吸気口434aが開口しており、吸気口434aと連通する排気口434bがフィルタケース434の背面に設けられている。また、吸気口434aと排気口434bとを連通する流路には、粗目のフィルタ436と細目のフィルタ437とが着脱可能に装着されている。
排気口434bには、蛇腹の排気ホース438の一端が接続してあり、排気ホース438の他端が本体キャビネット1の背壁に取り付けたブロア439に取り付けてある。そして、リーフティブリュア43に粉砕茶葉と湯が投入され、リーフティ飲料の抽出が始まると、ブロア439の運転が開始され、フィルタケース434とカバー435との間から空気が吸引される。吸引された空気は、粗目のフィルタ436と細目のフィルタ437とを通って本体キャビネット1の外部に排出されるようになっている。このとき、吸引された空気に含まれる粉砕茶葉の微粉は、粗目のフィルタ436と細目のフィルタ437とによって捕集されることになる。そして、リーフティ飲料の抽出が終了した後に所定時間(たとえば、リーフティブリュア43から湯気が抜けるまでの時間)が経過した場合にブロア439の運転が終了するようになっている。
図8に示すように、フィルタケース434の下面には、接続口434cが設けてあり、接続口434cと連通する排気口434dがフィルタケース434の背面に設けられている。接続口434cは、リーフティブリュア43の上面に設けられた排気口43aに接続されている。接続口434cと排気口434dとを連通する流路には、粗目のフィルタ441と細目のフィルタ442とが着脱可能に装着されている。
この排気口434dには、蛇腹のブリュアホース443の一端が接続してあり、ブリュアホース443の他端が上述したブロア439に取り付けてある。したがって、リーフティブリュア43に粉砕茶葉と湯が投入され、リーフティ飲料の抽出が始まると、上述したように、ブロア439の運転が開始されるので、リーフティブリュア43から湯気が吸引される。吸引された湯気は、粗目のフィルタ441と細目のフィルタ442とを通って本体キャビネット1の外部に排出されることになる。このとき、吸引された湯気に含まれる粉砕茶葉の微粉は、粗目のフィルタ441と細目のフィルタ442とによって捕集されることになる。そして、上述したように、リーフティ飲料の抽出が終了した後に所定時間が経過した場合にブロア439の運転が終了する。
粉末原料供給装置5は、砂糖、クリームなどの粉末原料を原料ごとに収容し、必要に応じて払い出すもので、図3および図4に示すように、本体キャビネット1の内部上方中央に取り付けてある。粉末原料供給装置5は、図9に示すように、複数の原料キャニスタ51と、原料キャニスタ51ごとに設けられた原料シュータ52とを備えている。原料キャニスタ51は、粉末原料を収容し、払い出す収容容器であって、本実施の形態にかかる粉末原料供給装置は、四つの原料キャニスタ51を備えており、砂糖、クリームのほか二つの粉末原料(たとえば、レモンパウダ、ココアパウダ)を収容できるようになっている。
図9および図10に示すように、原料キャニスタ51は、上面が前下がりとなるように傾斜しており、この上面に原料投入口(図示せず)が形成されている。また、原料投入口は開閉可能な蓋511によって閉塞してあり、粉末原料に異物が混入しないようになっている。また、原料キャニスタ51の底部には、螺旋状に形成されたスクリュ(図示せず)が回転可能に設けられ、原料キャニスタ51の奥に取り付けた原料モータ512を駆動すると、スクリュが回転し、原料キャニスタ51の底部前面に形成された原料払出口(図示せず)から粉末原料が払い出されるようになっている。
原料シュータ52は、原料キャニスタ51から払い出された粉末原料を受け取り、一時的に収容するもので、原料キャニスタ51の前方から下方に延びる筒状を成している。この原料シュータ52の一端は、原料払出口(図示せず)に接続してあり、他端(払出口)は、前後一対となるシャッタ521,522(図11参照)により閉塞されるようになっている。
図11に示すように、シャッタ521,522は、それぞれシャッタ軸(図示せず)によって原料シュータ52の下方部に支承されている。シャッタ軸の一端には、扇形に形成されたセクタギア523,524がそれぞれ取り付けてあり、前側のシャッタ521のシャッタ軸に取り付けたセクタギア523と、後側のシャッタ522のシャッタ軸に取り付けたセクタギア524とは、相互に噛み合い、後側のセクタギア524を図11において反時計方向に回転させることにより、後側のシャッタ522を開放させれば、前側のセクタギア523は図11において時計方向に回転し、前側のシャッタ521も開放することになる。
また、図10に示すように、原料シュータ52の側面と各セクタギア523,524との間には、引っ張りコイルバネ525が張架してあり、引っ張りコイルバネ525の弾性復元力によって、前側のセクタギア523は反時計方向に付勢され、後側のセクタギア524は時計方向に付勢されるようになっている。この結果、前側のシャッタ521が反時計方向に回転し、後側のシャッタ522が時計方向に回転することにより、原料シュータ52の払出口が閉塞されるようになっている。
図11に示すように、シャッタ521,522の後方には、シャッタ開放装置9が設けてある。シャッタ開放装置9は、後側のシャッタ522から延びたレバー部522aを図11において反時計方向に回転させるもので、アーム軸91と、アーム軸91に回転可能に支承されたアーム92と、アーム軸91と平行に取り付けられたカム軸93と、カム軸93に回転可能に支承され、アーム92を揺動させるカム94と、カム94に取り付けられ、カム94とともに回転するレバー95とを備えている。
アーム軸91は、複数の原料シュータ52に対して一つ設けてあり、原料シュータ52の配設方向となる左右方向に延在している。アーム92は、原料シュータ52ごとに設けてあり、アーム軸91に回転可能に支承される軸受部921と、軸受部921から後斜め下方に延在し、カム94によって押圧される受圧部(図示せず)と、軸受部921から前方に延在し、アーム92が図11において時計方向に揺動した場合にレバー部522aを押圧する押圧部923とを有している。また、軸受部921から上方に向けて突出したバネ装着部924に引っ張りコイルバネ96の一端が装着してあり、この引っ張りコイルバネ96の弾性復元力によって、アーム92が図11において反時計方向に回動するようになっている。
カム軸93は、アーム軸91と同様に、複数の原料シュータ52に対して1つ設けてあり、アーム軸91と平行となる左右方向に延在している。カム94は、アーム92ごとに設けてあり、カム軸93に回転可能に支承される軸受部941と、軸受部の軸方向中央に設けられ、アーム92の受圧部を押圧するカム部942とを有している。カム部942は、半径が漸次大きくなる円板カムを構成しており、カム94が図11において反時計方向に回転すると、カム部942の外周がアーム92の受圧部を押圧することにより、アーム92を時計方向に回転させるようになっている。
レバー95は、シャッタ開放装置9を作動させるためのもので、カム94の軸受部941に取り付けられるホルダ部951と、ホルダ部951に傾倒可能に取り付けられたレバー部952と、ホルダ部951とレバー部952との間に取り付けられ、レバー部952をホルダ部951の延在方向に復帰させるコイルバネ953とを備えている。また、レバー部952から前方に向けて突出したバネ装着部952aに引っ張りコイルバネ97の一端が装着してあり、この引っ張りコイルバネ97の弾性復元力によって、レバー95が図11において時計方向に回動するようになっている。そして、引っ張りコイルバネ97の弾性復元力に抗してレバー部952が前方から後方に向けて押されると、レバー95はカム94とともに図11において反時計方向に回転するようになっている。一方、レバー部952が左方から右方に向けて、あるいは右方から左方に向けて押されると、レバー95は回転することなく、コイルバネ953を折り曲げて、レバー部952が傾倒するようになっている。そして、レバー部952をすり抜け等することにより、レバー部952に作用していた力が取り除かれると、コイルバネ953が折曲がった状態から復帰して、レバー部952は元の位置に復帰するようになっている。
カップ供給装置7は、カップ供給位置にカップを供給するもので、図2に示すように、本体キャビネット1の内部上方中央前側であって、上述した粉末原料供給装置5の前方にセットされるようになっている。このカップ供給装置7は、本体キャビネット1の左側縁部に回動可能に支承されており、上述したリーフティ抽出装置4、粉末原料供給装置5にリーフティ(茶葉)や粉末原料を補充する場合等に回動させることができるようになっている。
カップ搬送装置8は、カップ供給位置において供給されたカップを後述する受取位置を経由して調理位置に搬送した後、取出口に臨む販売位置に搬送するものであって、本体キャビネット1の内部中程、粉末原料供給装置5の下方に設けられている。カップ搬送装置8は、カップ供給位置において供給されたカップを把持するカップ把持装置80(図12参照)と、カップ把持装置80が搭載され、カップ把持装置80が把持したカップを左右方向(X方向)および前後方向(Y方向)に搬送する搬送装置(図示せず)とを備えている。
図12に示すように、カップ把持装置80は、ステージ81と、一対のカップフラッパ82を備えている。ステージ81は、カップフラッパ82を開閉する開閉機構が収容された機構収容部811と、機構収容部811の下部から前方に向けて水平に設けられ、カップ供給装置7から供給されたカップを受け止めるステージ部812とを有している。ステージ部812は、格子状に複数の穴が設けてあり、こぼれた飲料等が溜まらないようになっている。一対のカップフラッパ82は、ステージ部812が受け止めたカップを両側から支えるものであって、機構収容部811に回転可能に支承された軸部(図示せず)と、軸部の中程から前方に延在するフラッパアーム部821と、フラッパアーム部821に連なって設けられ、下側がすぼまった円筒を成すように形成されたカップ把持部822と、カップ把持部822に連なって設けられ、前方外側に向けて延在するフラッパ部823とを有している。
カップ搬送装置8は、販売待機状態においてカップ把持装置80を販売位置に待機させるようになっている。そして、飲み物が選択されると、カップ把持装置80をカップ供給位置に移動させ、カップ供給装置7からカップを受け取るようになっている。そして、カップ把持装置80がカップを受け取ると、カップ搬送装置8は、カップを受取位置に移動させるようになっている。受取位置は、原料キャニスタ51から原料シュータ52に払い出された粉末原料を受け取る位置であって、粉末原料が払い出された原料シュータ52の下方が受取位置となる。たとえば、砂糖、クリーム入りレギュラーコーヒーを販売する場合には、原料キャニスタ51から払い出された砂糖が一時的に収容される原料シュータ52の下方、原料キャニスタ51から払い出されたクリームが一時的に収容される原料シュータ52の下方が受取位置となる。
そして、カップを受取位置に順次移動させることにより、カップが原料シュータ52から払い出された粉末原料をすべて受け取ると、カップ搬送装置8は、カップを調理位置に搬送するようになっている。調理位置は、湯、レギュラーコーヒー飲料、リーフティ飲料が注出されるほか、氷が供給される位置であって、カップ内の飲料を撹拌するパドル83が昇降可能に設けてある(図6参照)。そして、カップが原料シュータ52から粉末原料を受け取った場合には、パドル83が下降するとともに回転し、粉末原料が溶け残ることがないように撹拌するようになっている。そして、カップに湯、レギュラーコーヒー飲料、リーフティ飲料などの注出が完了すると、カップ搬送装置8は、カップを販売位置に移動させるようになっている。
カップ搬送装置の下方には、トレイ(図示せず)が設けてある。トレイは、こぼれた飲料や原料を受け止めるもので、受け止めた飲料や原料は、排水ホース14によって、本体キャビネット1の内部下方右側に搭載された排水容器15に流れ込むようになっている。
図1に示すように、ディスプレイドア2の上半分には、このカップ式飲料自動販売機が販売できる飲料を表示するパネル21と、飲料の表示と対応するように設けられ、販売される飲料を選択する選択ボタン22と、原料(たとえば、砂糖、クリームなど)を増減する増減ボタン23とを備えている。
また、ディスプレイドア2の中程右側には、投入金額等を表示する一体表示器24のほか、硬貨投入口25、返却レバー26が設けてあり、ディスプレイドア2の中程左側には、紙幣挿入口27が設けてある。また、硬貨投入口25の下方となるディスプレイドア2の下部右側には、釣銭口28が設けてある。
さらに、ディスプレイドア2の中程中央には、取出口装置29を備えている。図13に示すように、取出口装置29は、ディスプレイドア2に嵌め込まれ、略正方形の取出口が形成された取出口フレーム291と、取出口フレーム291に支承され、取出口を閉塞する取出口扉292とを備えている。取出口扉292は、一つのモータ293で開閉されるとともに、閉塞状態でロックされるようになっている。具体的には、図14に示すように、モータ293の出力軸に取り付けられたカム294と、モータ293が取り付けられるモータハウジング295に収容され、カム294によって左右に移動する従動フレーム296と、従動フレーム296に接続され、閉塞された取出口扉292と係合するL字状のロック部材297とを備えるとともに、図15に示すように、取出口扉292に設けられた内歯歯車298と、内歯歯車298と噛み合い、取出口扉292を開閉させる駆動歯車299と、カム294と駆動歯車299との間に設けられ、駆動歯車299に過大な力が作用した場合に駆動歯車299を停止させるダンパ(図示せず)とを備えている。
そして、取出口扉292が閉塞状態でロックされている場合にモータ293を回転させると、カム294が従動フレーム296を右方に移動させ、ロック部材297を取出口扉292から離脱させるとともに、駆動歯車299が内歯歯車298を回転させ、取出口扉292が開放される。ここで、駆動歯車299に過大な力が作用した場合には、ダンパが作用することにより、駆動歯車299は回転することがないが、モータ293がロックすることもない。
一方、取出口扉292が開放されている場合にモータ293を回転させると、駆動歯車299が内歯歯車298を回転させ、取出口扉292が閉塞される。そして、取出口扉292が閉塞された後、カム294が従動フレーム296を左方に移動させると、ロック部材297が取出口扉292に係合し、取出口扉292が閉塞状態でロックされる。取出口扉292が閉塞されると、駆動歯車299に過大な力が作用することになるが、ダンパが作用することにより、駆動歯車299は回転することがないが、モータ293はロックすることなく、カム294を回転させることになる。また、モータ293は、PWM制御によって制御され、取出口扉292の開放開始時、閉塞開始時にはゆっくりと取出口扉292が動作するようになっている。
上述したカップ式飲料自動販売機において、硬貨投入口25または紙幣挿入口27から販売される飲料の対価を超える硬貨または紙幣が投入され、選択ボタン22を押下することにより、販売される飲料が選択されると、販売する飲料が確定される。
販売する飲料が砂糖入りの飲料の場合には、砂糖が収容されている原料キャニスタ51の原料モータ512を駆動することにより、原料キャニスタ51から原料シュータ52に砂糖を払い出す。そして、払い出された砂糖は、原料シュータ52に一時的に収容される。
同様に、販売する飲料がクリーム入り飲料の場合には、クリームが収容されている原料キャニスタ51の原料モータ512を駆動することにより、原料キャニスタ51から原料シュータ52にクリームを払い出す。払い出されたクリームは、原料シュータ52に一時的に収容される。
販売する飲料がレギュラーコーヒー飲料の場合には、レギュラーコーヒー飲料の原料となるコーヒー豆が収容された豆キャニスタ31の原料モータを駆動することにより、豆キャニスタ31からコーヒーミル32にコーヒー豆を供給する。コーヒーミル32に供給されたコーヒー豆は、スクリュによってシュータ内をミル刃に向けて送られることにより、粉砕され、挽き豆となる。挽き豆となったコーヒー豆は、コーヒーブリュア33に供給され、温水タンク12から供給された湯を注ぐことにより、レギュラーコーヒー飲料が抽出される。
販売する飲料がリーフティ飲料の場合には、リーフティ(茶葉)が収容されたリーフティキャニスタ41の原料モータ411を駆動することにより、リーフティキャニスタ41からリーフティミル42にリーフティ(茶葉)を供給する。リーフティミル42に供給されたリーフティ(茶葉)は、スクリュによってシュータ内をミル刃に向けて送られることにより、粉砕される。粉砕されたリーフティ(粉砕茶葉)は、リーフティブリュア43に供給され、温水タンク12から供給された湯を注ぐことにより、リーフティ飲料が抽出される。
カップ搬送装置8は、販売する飲料が確定すると、搬送装置を駆動することにより、カップ把持装置80を販売位置(待機位置)からカップ供給位置に移動させる。カップ把持装置80がカップ供給位置に移動すると、カップ供給装置7がカップ把持装置80にカップを供給する。
そして、販売する飲料が砂糖入りの場合には、砂糖を受け取る受取位置(砂糖が一時的に収容された原料シュータ52の下方)にカップ把持装置80を移動させることにより、カップ把持装置80の機構収容部811がレバー95を図11において反時計方向に回動ささせる。そして、レバー95が反時計方向に回動すると、カム94が反時計方向に、アーム92が時計方向に回動することになり、レバー部522aが反時計方向に回動する。すると、シャッタ521,522が開放され、原料シュータ52からカップに砂糖が払い出される。
販売する飲料がクリーム入りの場合には、クリームを受け取る受取位置(クリームが一時的に収容された原料シュータ52の下方)にカップ把持装置80を移動させることにより、カップ把持装置80の機構収容部811がレバー95を図11において反時計方向に回動させる。そして、レバー95が反時計方向に回動すると、カム94が反時計方向に、アーム92が時計方向に回動することになり、レバー部522aが反時計方向に回動する。すると、シャッタ521,522が開放され、原料シュータ52からカップにクリームが払い出される。
販売する飲料がレギュラーコーヒー飲料の場合には、つぎに、カップ把持装置80を調理位置に移動させ、レギュラーコーヒー飲料をカップに注出する。販売するレギュラーコーヒー飲料が、砂糖入りまたはクリーム入りの場合には、パドル83を下降させるとともに回転させ、レギュラーコーヒー飲料を撹拌することにより、砂糖、クリームの溶け残りがないようする。
販売する飲料がリーフティ飲料の場合には、つぎに、カップ把持装置80を調理位置に移動させ、リーフティ飲料をカップに注出する。販売するリーフティ飲料が、砂糖入りまたはクリーム入りの場合には、カップ把持装置80を調理位置に移動させる前に、パドル83を下降させるとともに、湯弁を開放することにより、パドル83をリンスする。そして、パドル83を上昇させた後、カップ把持装置80を調理位置に移動させ、リーフティ飲料をカップに注出する。そして、パドル83を下降させるとともに回転させ、リーフティ飲料を撹拌することにより、砂糖、クリームの溶け残りがないようにする。
カップに飲料が注出されると、カップ搬送装置8は、搬送装置を駆動することにより、カップ把持装置80を調理位置から販売位置に移動させる。
カップ把持装置80が販売位置に移動すると、取出口装置29がモータ293を駆動することにより、カム294が従動フレーム296を右方に移動させ、ロック部材297を取出口扉292から離脱させるとともに、駆動歯車299が内歯歯車298を回転させ、取出口扉292が開放されるので、飲料を注出したカップが取り出し可能となる。
そして、取出口からカップが取り出されると、取出口装置29がモータ293を駆動することにより、駆動歯車299が内歯歯車298を回転させ、取出口扉292が閉塞される。そして、取出口扉292が閉塞された後、カム294が従動フレーム296を左方に移動させると、ロック部材297が取出口扉292と係合し、取出口扉292が閉塞状態でロックされる。
一方、所定時間内に取出口からカップが取り出されない場合にも取出口装置29がモータ293を駆動することにより、駆動歯車299が内歯歯車298を回転させ、取出口扉292が閉塞される。そして、取出口扉292が閉塞された後、カム294が従動フレーム296を左方に移動させると、ロック部材297が取出口扉292と係合し、取出口扉が閉塞状態でロックされる。
その後、カップ搬送装置8は、搬送装置を駆動することにより、カップ把持装置80を販売位置から調理位置に移動させる。そして、パドル83を下降させ、パドル83をカップに挿入した後、搬送装置を駆動することにより、カップ把持装置80を調理位置よりも更に奥方に移動させ、飲料の入ったカップをステージ部812から落下させる。すると、飲料の入ったカップは、トレイに落下し、入っていた飲料は、排水ホース14を通って排水容器15に流れ込むので、パドル83を上昇させ、調理位置を経由して販売位置(待機位置)にカップ把持装置80を移動させ、つぎの飲料販売に備えることができる。
上述したカップ式飲料自動販売機は、リーフティミル42がリーフティ(茶葉)を粉砕するので、リーフティブリュア43において、短い時間でリーフティ飲料を抽出することができる。
また、リーフティミル42とリーフティブリュア43との間には、フィルタケース434と、フィルタケース434に接合するカバー435とがミルシュータ423を囲むように配設してあるので、リーフティミル42とミルシュータ423との間、ミルシュータ423とリーフティブリュア43との間から漏れたリーフティ(茶葉)の微粉が飛散することはない。また、フィルタケース434の排気口434bには蛇腹の排気ホース438を介してブロア439が接続してあり、リーフティ飲料の抽出が始まると、ブロア439がフィルタケース434とカバー435との間から空気を吸引するので、吸引された空気に含まれる微粉は、粗目のフィルタ436と細目のフィルタ437とによって捕集される。したがって、リーフティ(茶葉)の微粉が本体キャビネット1の内部で浮遊することもない。
さらに、フィルタケース434に設けた接続口434cは、リーフティブリュア43の上面に設けられた排気口43aに接続されており、リーフティブリュア43に粉砕茶葉と湯が投入され、リーフティの抽出が始まると、ブロア439がリーフティブリュア43から湯気を吸引し、吸引された湯気は、粗目のフィルタ441と細目のフィルタ442とを通って本体キャビネット1の外部に排出されることになる。このとき、吸引された湯気に含まれる微粉は、粗目のフィルタ441と細目のフィルタ442とによって捕集されることになる。したがって、湯気に含まれるリーフティ(茶葉)の微粉が本体キャビネット1の内部で浮遊することもない。
また、販売する飲料がリーフティ飲料であって、砂糖入りまたはクリーム入りの場合には、カップ把持装置80を調理位置に移動させる前に、パドル83を下降させるとともに、湯弁を開放することにより、パドル83をリンスするので、パドル83に残った飲料によってリーフティ飲料が濁ることがない。
さらに、飲料の入ったカップを取り忘れた場合には、カップ把持装置80を販売位置から調理位置に移動させ、カップにパドル83を挿入した後、カップ把持装置80を奥方に移動させ、飲料の入ったカップをステージ部812から落下させるようにしているので、飲料の入ったカップは、トレイに落下し、入っていた飲料は、排水ホース14を通って排水容器15に流れ込む。その後、パドル83を上昇させ、調理位置を経由して販売位置にカップ把持装置80を移動させれば、つぎの飲料販売に備えることができる。
4 リーフティ抽出装置
41 リーフティキャニスタ
411 原料モータ
42 リーフティミル
421 ミル本体
422 モータ
423 ミルシュータ
43 リーフティブリュア
43a 排気口
432 フィルタ供給装置
434 フィルタケース
434a 吸気口
434b 排気口
434c 接続口
434d 排気口
435 カバー
436,437 フィルタ
438 排気ホース
439 ブロア
441,442 フィルタ
443 ブリュアホース
45 ティ配管
46 ノズル

Claims (5)

  1. 茶葉が収容された茶葉収容容器と、茶葉収容容器から供給された茶葉を粉砕するリーフティミルと、リーフティミルから供給された粉砕茶葉に温水を注ぐことにより、リーフティ飲料を抽出するリーフティブリュアとを備えたカップ式飲料自動販売機において、
    前記リーフティミルと前記リーフティブリュアとの間を覆うカバー部材を備えたことを特徴とするカップ式飲料自動販売機。
  2. 前記リーフティミルに接続され、前記リーフティミルから前記リーフティブリュアに粉砕茶葉を供給するミルシュータを備え、
    前記カバー部材は、
    前記リーフティミルと前記リーフティブリュアとの間に設けられたフィルタケースと、
    前記フィルタケースとの間に前記ミルシュータを囲むように配設され、フィルタケースと接合するカバーと
    を有することを特徴とする請求項1に記載のカップ式飲料自動販売機。
  3. 前記フィルタケースに排気ホースを介して接続され、前記フィルタケースとカバーとの間から空気を吸引するブロアを備え、
    前記フィルタケースに着脱可能に装着されたフィルタが吸引した空気から粉砕茶葉の微粉を捕集することを特徴とする請求項2に記載のカップ式飲料自動販売機。
  4. 前記フィルタケースは、前記リーフティブリュアに接続されるとともに、ブリュアホースを介して前記ブロアに接続され、
    前記フィルタケースに着脱可能に装着されたフィルタが吸引した湯気から粉砕茶葉の微粉を捕集することを特徴とする請求項3に記載のカップ式飲料自動販売機。
  5. 前記ブロアは、リーフティ飲料の抽出が開始された場合に運転が開始され、リーフティ飲料の抽出が終了した後に所定時間が経過した場合に運転を終了することを特徴とする請求項3または4に記載のカップ式飲料自動販売機。
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