JP2010201725A - ファイル - Google Patents

ファイル Download PDF

Info

Publication number
JP2010201725A
JP2010201725A JP2009048467A JP2009048467A JP2010201725A JP 2010201725 A JP2010201725 A JP 2010201725A JP 2009048467 A JP2009048467 A JP 2009048467A JP 2009048467 A JP2009048467 A JP 2009048467A JP 2010201725 A JP2010201725 A JP 2010201725A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pocket
file
card
operation hole
state
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009048467A
Other languages
English (en)
Inventor
Sotaro Takahashi
荘太郎 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
King Jim Co Ltd
Original Assignee
King Jim Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by King Jim Co Ltd filed Critical King Jim Co Ltd
Priority to JP2009048467A priority Critical patent/JP2010201725A/ja
Publication of JP2010201725A publication Critical patent/JP2010201725A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Sheet Holders (AREA)

Abstract

【課題】ファイルに関し、ポケット内に収納した書類を引き出す際に使用するスロットと、カードを収納するスロットを兼用させることができるようにしたものである。
【解決手段】シートによって形成され少なくとも一端側が開放されたポケット110を備えたファイル10であって、ポケット110には、当該ポケット110に収納された収納物を開放された一端側へ引き出す際に内部へ指を挿入するための操作用孔部111を備え、当該操作用孔部111は、名刺などの所定のカードが挿入可能とされ、当該カードが挿入された状態でポケットにおける所定の相対位置に保つ。
【選択図】図1

Description

この発明は、ファイルに関する。
従来、表紙の内側のシートにスリットを設け、当該スリットからシート内にカードを収納させるようにしたファイルが知られている(例えば特許文献1の段落番号「0006」、図1、特許文献2の段落番号「0022」、図1参照)。
特開平11-59047号公報 登録実用新案第3051728号公報
しかし、上記したような従来のファイルは、種々の問題点があった。
(1)シートに設けられたスリットが、カードを収納するためにのみ使用されているに過ぎないという問題点があった。
(2)シート内に収納された書類を取り出すには、シートの中に指を入れて書類をつまみ出す必要があり、シートや書類を破損する可能性があるという問題点があった。
本発明は、上記のような問題点に鑑みなされたものである。
すなわち、本発明に係るファイルは、シートによって形成され少なくとも一端側が開放されたポケットを備えたファイルであって、ポケットには、収納された収納物を開放された一端側へ引き出す際に内部へ指を挿入するための操作用孔部を備え、操作用孔部は、名刺などの所定のカードが挿入可能とされ、カードが挿入された状態でポケットにおける所定の相対位置に保つ。
ここで、所定のカードとは、名刺、ポストカードなど種々のものがあるが、各実施形態においてはそれぞれ何れかの大きさのカードを挿入されることが想定されている。すなわち、名刺若しくはこれと同等の大きさのカードの挿入・保持用の(当該カードの挿入・保持が想定された)操作用孔部が設けられたファイルにおいては、当然、所定のカードとは名刺などとなる。
また、ファイルとは、書類などを綴じて保存するための綴じ込み、書類挟みを指し、パイプ式ファイルやバインダーファイルだけでなく、例えば、クリアファイルのポケットシートや用箋挟み(クリップファイル)、ルーズリーフのポケットシート、図面ファイルやキャリングケース、ドキュメントファイルなどのケースタイプのファイル、クリアホルダーなども含まれる。
本発明によれば、ポケットのシートに設けられた一つの貫通孔部が、ポケット内部の収納物の出し入れ操作用の指挿入部としても機能し、所定のカード保持部としても機能する。
より具体的には次のように構成することもできる。略矩形の表表紙と、表表紙と略同形状の裏表紙とを備える。表表紙及び裏表紙の少なくとも一方の内面には、シートによって形成され少なくとも一端側が開放されたポケットを備える。ポケットには、当該ポケットに収納された収納物を開放された一端側へ引き出す際に指を挿入するための操作用孔部を備えるとともに、当該操作用孔部に名刺などのカードを挿入可能とされている。
したがって、本願発明によれば、ポケット内に収納された書類を引き出す際に使用する操作用孔部に、名刺などのカードを収納することができる。
操作用孔部は、挿入された所定のカードの一端部がポケット内部の端部に当接した状態において、他の端部が当該操作用孔部の外に露出する位置、大きさに形成することが好ましい。
操作用孔部に挿入されたカードの端部が当該操作用孔部の外に露出しない場合、操作用孔部からポケット内にカードの全てが入り込んでしまうため操作用孔部によってカードをポケットにおける所定相対位置に「保持」することができないからである。
より好ましくは、操作用孔部は、操作用孔部に挿入された所定のカードの一端部がポケット内部の端部に当接した状態において、他の端部が当該操作用孔部の外出し、かつ、シートが設けられた土台部に接触しない位置、大きさに形成される。
このように構成すれば、カードがポケット内部に入り込んでしまい、操作用孔部によってポケットの相対位置に保持できなくなることを効果的に防止できる。すなわち、収納物はポケット内部に確実に保持されるとともに、カードはポケットに保持されつつもすぐに取り出すことができるようにすることができる。
操作用孔部は、一辺が他辺より長いスロット状に形成され、所定のカードは短辺方向に挿入されるようにした場合、長辺方向の長さは、所定のカードの前記挿入方向と直交する方向の幅と同じ長さ以上、当該幅の1.5倍以下であることが好ましい。このように設計すると、カードが操作用孔部において動いてしまい、ポケット内部に入り込んでしまうことを好適に防止できる。
望ましくは、操作用孔部は、一辺が他辺よりも長いスロット状に形成されるとともに、操作用孔部の長辺における所定のカードの挿入方向とは反対側の辺と、ポケットにおける所定のカードが挿入された状態において所定のカードと当接する内部の端部との距離が70mm以上90mm以下、長辺方向の長さが55mm以上70mm以下とされる。
このような操作用孔部を備えたファイルは、名刺若しくはこれと同等の大きさを備えたカードが挿入された場合に、操作用孔部を用いて前記カードを確実に保持することができる。
さらに、長辺における前記辺とは反対側の辺から前記内部の端部までの距離を50mm以上80mm以下(ただし前記辺と前記内部の端部までの距離を超えない距離)にすると、より確実にカードを操作用孔部にて保持できる。
名刺のサイズは、横91mm、縦55mmであることが多く、名刺を操作用孔部に挿入した場合であっても、当該名刺が操作用孔部に入り込むことがない。
そのため、本願発明によれば、特に、カードとして名刺を操作用孔部に挿入した場合でも取り出しやすくできる。
本願各発明は、以上のように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
すなわち、本願各発明によれば、ポケット内に収納した書類を引き出す際に使用するスロットと、カードを収納するスロットを兼用させることができる。
本発明の第1の実施の形態の一例を示し、同図はファイルを開いた状態を示す斜視図である。 ファイルを閉じた状態を示す斜視図である。 ファイルを開いた状態を示す平面図である。 図3に対応し、ファイルを開いた状態を、ポケットを実線で、その他を破線で示す参考平面図である。 ファイルを開いた状態を示す底面図である。 図5に対応し、ファイルを開いた状態を、ポケットを実線で、その他を破線で示す参考底面図である。 ファイルを開いた状態を示す正面図である。 図7に対応し、ファイルを開いた状態を、ポケットを実線で、その他を破線で示す参考正面図である。 ファイルを開いた状態を示す背面図である。 図9に対応し、ファイルを開いた状態を、ポケットを実線で、その他を破線で示す参考背面図である。 ファイルを開いた状態を示す左側面図である。 図11に対応し、ファイルを開いた状態を、ポケットを実線で、その他を破線で示す参考左側面図である。 ファイルを開いた状態を示す右側面図である。 図13に対応し、ファイルを開いた状態を、ポケットを実線で、その他を破線で示す参考右側面図である。 図3のA−A線に沿う断面図である。 図3のB−B線に沿う断面図である。 図3のC−C線に沿う断面図である。 図4のA−A線に沿う断面図である。 図4のB−B線に沿う断面図である。 図4のC−C線に沿う断面図である。 ポケットに封筒を入れた状態を示す説明図である。 操作用孔部に名刺を入れた状態を示す説明図である。 ポケットに封筒を、操作用孔部に名刺をそれぞれ入れた状態を示す説明図である。 図3に対応し、ポケットの変形例を説明するための平面図である。 本発明の第2の実施の形態の一例を示し、同図はポケットをリング式の綴じ具を有するファイルの表紙に用いた状態を示す平面図である。 図25に対応し、ポケットの変形例を説明するための平面図である。 本発明の第3の実施の形態の一例を示し、同図はポケットをクリップファイルの表紙に用いた状態を示す平面図である。 図27のクリップファイルを閉じた状態を示す平面図である。 図27に対応し、ポケットの変形例を説明するための平面図である。 本発明の第4の実施の形態の一例を示し、同図はポケットをクリアファイルを有するファイルの表紙に用いた状態を示す平面図である。 図30に対応し、ポケットの変形例を説明するための平面図である。 本発明の第5の実施の形態の一例を示し、同図はポケットをルーズリーフに用いた状態を示す平面図である。
本発明の実施例を、図面を用いて以下に説明する。
この実施例に係るファイル10は、図2に示すように、大別すると、次のパーツを備える。
(1)表表紙100
(2)裏表紙200
(3)背見出し用紙入れ300
(表表紙100)
表表紙100は、例えば薄板状のポリプロピレンなどの合成樹脂素材をプレス裁断機などを用いて裁断した1枚の板状部材から形成されている。
表表紙100は、図1及び図3に示すように、次の各部を備える。
(1)ポケット110
(2)壁片120
(3)用紙入れ部130
(4)表側背表紙部140
(ポケット110)
ポケット110は、図1及び図3に示すように、表表紙100の内側に備えられる。
ポケット110は、上辺を開放するように、左辺110b、右辺110c、下辺110dを熱溶着により、例えばポリプロピレンなどの透明なシートを表表紙100の内側に、貼り付けて形成される。
また、ポケット110は、図3に示すように、当該ポケット110から収納された書類の上部が露出して、当該書類を取り出しやすくするために、上辺110aを左下がりの斜めに構成している。
なお、ポケット110の上辺110aは、左下がりの斜めに限定されず、図24に示すように、右下がりの斜めに構成しても良い。ただし、斜めに形成しなくても良く、下辺110dと上辺110aを平行に構成しても良い。
ポケット110は、図1及び図3に示すように、次の各部を備える。
(1)操作用孔部111
操作用孔部111は、ポケット110に挿入された書類を引き出すことを補助するためのものである。
具体的には、図21に示すように、ポケット110に例えば長形3号の封筒Hを収納した場合に、当該封筒Hを取り出す際に、操作用孔部111は、ファイル10の内側から例えば人差し指などで書類を徐々に上側に持ち上げて、書類をポケット110から取り除くためのものである。
操作用孔部111は、図3に示すように、ポケット110の開放側である横方向に短辺111aを有し、縦方向に長辺111bを有するスリット状をなしている。
操作用孔部111の長辺111bの右辺は、図3に示すように、操作用孔部111の長辺111bと対向するポケット110の右辺110cのポケット内側端部の辺から約72mm、操作用孔部111の長辺111bの左辺は、操作用孔部111の長辺111bと対向するポケット110の右辺110cのポケット内部端部の辺から約88mmに設けられている。
標準的サイズである、横91mm、縦55mmの名刺Mを操作用孔部111の左側から、当該名刺Mの右端がポケット110の右辺110c側の奥までポケット110に挿入された場合であっても、名刺Mがポケットの中に入りきることなく、かつ、名刺Mの左端が操作用孔部111の外に少なくとも約19mm露出する。
このため、操作用孔部に挿入された名刺Mを引き出す際に、名刺Mの左端を持ちやすくすることができる。
また、操作用孔部111の縦方向の長さは、約70mmに設定されており、名刺Mの長辺側の長さ(例えば91mm)より短くされている。
これにより、操作用孔部111に名刺Mの長辺側から挿入することができず、ポケット110の中に名刺Mが全て入ってしまい、名刺Mを取り出し難くなることを防止している。
なお、操作用孔部111の位置、大きさは当然上記に限定されず、課題を解決するための手段欄に記載のように設計することができる。また、形状も上記に限定されず、上記技術的思想を実現できる形状であればよい。すなわち、操作用孔部111に挿入されることが想定・規定されているカードに対し、これを「操作用孔部111及びポケット110によって」ポケットの相対位置に、取り出し性・挿入性を保ちつつ保持できるように操作用孔部111の位置、大きさ、形状などは設定される。
操作用孔部111の短辺111aは、図3に示すように、半円形状に構成されている。
これにより、仮に操作用孔部111を長方形状に構成した場合の操作用孔部111に挿入されるカードが操作用孔部111の角により損傷することを防止している。
また、図23に示すように、ポケット110と操作用孔部111とにそれぞれ異なる書類(ポケット110に長形3号の封筒H、操作用孔部111に名刺M)を挿入することもできる。
(壁片120)
壁片120は、図1〜図3に示すように、表表紙100の左辺101・上辺102・下辺103を図示しないが薄肉のヒンジで表表紙100の内側へ約90度折り返してなるものである。
また、壁片120は、図1に示すように、左辺101の上端と上辺102の左端、左辺101の下端と下辺103の左端をそれぞれ接着させて表表紙100の外縁を囲むように構成されている。
これにより、裏表紙200に対する蓋としての機能も果たすことができる。また、壁片120によりファイル10の厚さを形成している。すなわち、壁片120を大きくするとファイル10を厚くして、収納物を多く収納でき、壁片120を小さくすると、スリムな薄型のファイル10を構成することができる。
下辺103の折り返し幅は、図7に示すように、上辺102の折り返し幅に比べ少なく(小さく)設定されている。
具体的には、上辺102の折り返し幅は、薄型のファイル10タイプで約15mm、厚型のファイル10タイプで約30mmに設定されているのに対し、下辺103の折り返し幅は、約9mmに設定されている。
これにより、ファイル10の厚さを保持しつつ、ファイル10を開いた状態で、収納物を見ているような場合に、開いたファイル10の下辺103の上に腕(特に左腕)が置かれた場合であっても、壁片120が自然にしなりやすく邪魔にならないようにしてある。
また、壁片120は、ファイル10を閉じた場合に、裏表紙200を内側に納めるように折り曲げ角度を弱めて、若干外側に膨らむように構成されており、図2に示すように、後述する壁部210と重なってファイル10を閉じるようにしている。
左辺101を折り返した壁片120の内側には、図3に示すように、面ファスナー121を備えている。
これにより、壁部210の面ファスナー212に貼り付き、ファイル10が開くことを防止することができる。
(用紙入れ部130)
用紙入れ部130は、図2及び図5に示すように、表表紙100の外側に設けられる。
用紙入れ部130は、例えば、オフィス内でファイル10を回覧する際に、コメントや、担当者の氏名、回覧チェックした者が捺印する捺印欄などを有する回覧チェックシート(連絡表)などの用紙を保持するためのものである。
用紙入れ部130は、図2及び図5に示すように、略四角形状のシート状枠体であって、上辺を開放し、左辺・右辺・下辺を表表紙100の外側に熱接着されている。
用紙入れ部130は、図1及び図3に示すように、次の各部を備える。
(1)窓部131
(2)切欠132
(窓部131)
窓部131は、用紙入れ部130に保持された回覧チェックシート(連絡表)などを取り出さずに捺印などを可能にするものであり、ロ字状に構成されている。
(切欠132)
用紙入れ部130の上部には、図2及び図5に示すように、用紙取り出し用の切欠132が設けられている。
切欠132は、用紙入れ部130の上辺の中央部に設けられ、窓部131側に向かって用紙入れ部130を切り欠いている。
これにより、切欠132から用紙入れ部130に挿入された用紙の一部が露出し、用紙を取り出しやすくすることができる。
(表側背表紙部140)
表側背表紙部140は、図3に示すように、表表紙100の右辺104に設けられ、図7及び図9に示すように、後述する裏表紙200の裏側背表紙部220と重ね合わされた状態で貼り合わされて、ファイル10の背表紙を形成するものである。
(裏表紙200)
裏表紙200は、例えば薄板状のポリプロピレンなどの合成樹脂素材をプレス裁断機などを用いて裁断した1枚の板状部材から形成されている。
裏表紙200は、図1及び図3に示すように、次の各部を備える。
(1)壁部210
(2)裏側背表紙部220
(壁部210)
壁部210は、図1に示すように、裏表紙200の右辺201・上辺202・下辺203を図示しないが3段の薄肉のヒンジで裏表紙200の内側へ断面四角形状になるように折り返してなるものである。
そして、図1及び図3に示すように、折り返した先端部分(1段目の薄肉ヒンジ)のみ逆側に折り返して裏表紙200の内側と接するようにし、裏表紙200と熱溶着させている。
また、壁部210は、図1及び図3に示すように、裏表紙200の右辺201の上端と上辺202の右端、右辺201の下端と下辺203の右端をそれぞれ接着させて裏表紙200の外縁を囲むように構成されている。
これにより、ファイル10に収納された書類などが脱落しないように、表表紙100に対する収納箱としての機能も果たすことができる。また、壁部210によりファイル10の厚さを形成している。すなわち、壁部210を高くするとファイル10を厚くして、収納物を多く収納でき、壁部210を低くすると、スリムな薄型のファイル10を構成することができる。
裏表紙200の右辺201を折り返した壁部210には、図1に示すように、面ファスナー212が設けられている。
面ファスナー212は、ファイル10を閉じた際に、表表紙100の左辺101を折り返した壁片120の内側に設けられた面ファスナー121と接触する位置に設けられており、ファイル10を閉じた状態で維持させる。
また、裏表紙200の上辺202を折り返した壁部210は、図11及び図17に示すように、当該壁部210の上辺212の断面四角形状の空洞部分に、左側からボールペンなどの筆記用具若しくは当該筆記具の衣服の胸ポケットに保持するためのクリップなどを挿入可能なペン保持部211を備えている。
ペン保持部211は、裏表紙200の上辺202を折り返した壁部210を、図3に示すように、裏表紙200の下辺203を折り返した壁部210とは異なり、筆記用具の一部が露出した状態でも表表紙100を閉じることを可能とするために、裏表紙200の左辺から約50mm短くすることにより形成されている。
(裏側背表紙部220)
裏側背表紙部220は、図3に示すように、裏表紙200の左辺204に設けられ、図5及び図6に示すように、表側背表紙部140と重ね合わされた状態で接着されて、ファイル10の背表紙を構成するものである。
(背見出し用紙入れ300)
背見出し用紙入れ300は、図5に示すように、表表紙100の外側から裏表紙200の外側半分(図中上半分)にわたって設けられ、ファイル10の表紙となる背見出し用紙を収納するためのものであり、背見出し用紙が視認可能な透明のシートにより構成されている。
背見出し用紙入れ300は、図5に示すように、左右の一方を表表紙100に、他方を裏表紙200に接着され、上下方向が開放されており、当該開放されている上下方向の何れかから背見出し用紙を挿入し、及び、取り出すように構成されている。
(第2の実施の形態)
つぎに、図25を用いて、本発明の第2の実施の形態について説明する。
本実施の形態の特徴は、図25に示すように、ポケット110をリング式の綴じ具400を有するファイル10の表表紙100の内側に設けたものである。
本実施の形態によれば、様々なファイル10にポケット110を設けることができる。
なお、本実施の形態の説明では、先に図1〜24を用いて説明した第1の実施の形態と同一の構成部分については、同一の符号を付して説明を省略する。
また、ポケット110は、図25に示すように、当該ポケット110から収納された書類の上部が露出して、当該書類を取り出しやすくするために、上辺110aを左下がりの斜めに構成している。
なお、ポケット110の上辺110aは、左下がりの斜めに限定されず、図26に示すように、右下がりの斜めに構成しても良い。ただし、斜めに形成しなくても良く、下辺110dと上辺110aを平行に構成しても良い。
(第3の実施の形態)
つぎに、図27を用いて、本発明の第3の実施の形態について説明する。
本実施の形態の特徴は、図27に示すように、ポケット110を所謂クリップファイル500に設けたものである。
本実施の形態によれば、様々なファイル10にポケット110を設けることができる。
なお、本実施の形態の説明では、先に図1〜24を用いて説明した第1の実施の形態と同一の構成部分については、同一の符号を付して説明を省略する。
クリップファイル500の裏表紙200は、図27に示すように、次の各部を備える。
(1)クリップ部510
クリップ部510は、図27に示すように、裏表紙200の上辺202の左右方向の略中央部に設けられ、クリップファイル500に収容する書類を挟んで綴じるものである。
また、表表紙100の上辺102の左右方向の略中央部には、図27及び図28に示すように、表表紙100を閉じた際にクリップ部500が邪魔にならないように、下方に向けた凹部102aを設けている。
ポケット110は、図27に示すように、当該ポケット110から収納された書類の上部が露出して、当該書類を取り出しやすくするために、上辺110aを左下がりの斜めに構成している。
なお、ポケット110の上辺110aは、左下がりの斜めに限定されず、図29に示すように、右下がりの斜めに構成しても良い。ただし、斜めに形成しなくても良く、下辺110dと上辺110aを平行に構成しても良い。
(第4の実施の形態)
つぎに、図30を用いて、本発明の第4の実施の形態について説明する。
本実施の形態の特徴は、図30に示すように、ポケット110を所謂クリアファイル600を有するファイル10に設けたものである。
本実施の形態によれば、様々なファイル10にポケット110を設けることができる。
なお、本実施の形態の説明では、先に図1〜24を用いて説明した第1の実施の形態と同一の構成部分については、同一の符号を付して説明を省略する。
ファイル10の背表紙部600には、図30に示すように、次の各部を備える。
(1)クリアファイル610
クリアファイル610は、透明なシートを2枚重ね、一端側、例えば上部側を開放して、他を熱溶着により貼り合わせて形成され、当該2枚のシートの間に書類を収容するものである。
なお、クリアファイル610は、背表紙部600に備えられる場合に限定されず、裏表紙200の内側に、貼り付けて形成されても良い。
また、クリアファイル610は、図30に示すように、複数枚重ね合わさるように設けられている。
ポケット110は、図27に示すように、当該ポケット110から収納された書類の上部が露出して、当該書類を取り出しやすくするために、上辺110aを左下がりの斜めに構成している。
なお、ポケット110の上辺110aは、左下がりの斜めに限定されず、図31に示すように、右下がりの斜めに構成しても良い。ただし、斜めに形成しなくても良く、下辺110dと上辺110aを平行に構成しても良い。
(第5の実施の形態)
つぎに、図32を用いて、本発明の第5の実施の形態について説明する。
本実施の形態の特徴は、図32に示すように、ポケット110を所謂ルーズリーフ500に設けたものである。
例えば左辺に沿ってファイル10に綴じ込まれる17個の綴じ孔510が設けられ、当該綴じ孔510に図示しないが、ファイル10の綴じ具のリングを挿入することで使用される。
本実施の形態によれば、ポケット110の数を増やすことや、ポケット110を交換することを容易にすることができる。
なお、本実施の形態の説明では、先に図1〜24を用いて説明した第1の実施の形態と同一の構成部分については、同一の符号を付して説明を省略する。
(第1の実施の形態)
10 ファイル
100 表表紙 101 左辺
102 上辺 103 下辺
104 右辺 110 ポケット
111 操作用孔部 111a 短辺
111b 長辺 120 壁片
121 面ファスナー 130 用紙入れ部
131 窓部 132 切欠
140 表側背表紙部
200 裏表紙 201 右辺
202 上辺 203 下辺
204 左辺 210 壁部
211 ペン保持部 212 面ファスナー
220 裏側背表紙部 300 背見出し用紙入れ
M 名刺 H 封筒
(第2の実施の形態)
400 綴じ具
(第3の実施の形態)
500 クリップファイル 510 クリップ部
102a 凹部
(第4の実施の形態)
600 背表紙部 610 クリアファイル
(第5の実施の形態)
700 ルーズリーフ 710 綴じ孔

Claims (4)

  1. シートによって形成され少なくとも一端側が開放されたポケットを備えたファイルであって、
    前記ポケットには、当該ポケットに収納された収納物を前記開放された一端側へ引き出す際に内部へ指を挿入するための操作用孔部を備え、
    当該操作用孔部は、名刺などの所定のカードが挿入可能とされ、当該カードが挿入された状態で前記ポケットにおける所定の相対位置に保つ、ファイル。
  2. 前記操作用孔部は、
    当該操作用孔部に挿入された前記所定のカードの一端部が前記ポケット内部の端部に当接した状態において、他の端部が当該操作用孔部の外に露出する位置、大きさに形成されている請求項1に記載のファイル。
  3. 前記操作用孔部は、
    前記操作用孔部に挿入された前記所定のカードの一端部が前記ポケット内部の端部に当接した状態において、他の端部が当該操作用孔部の外出し、かつ、前記シートが設けられた土台部に接触しない位置、大きさに形成されている、請求項1に記載のファイル。
  4. 前記所定のカードは名刺と同等の大きさを有するカードであり、
    前記操作用孔部は、
    一辺が他辺よりも長いスロット状に形成されるとともに、
    当該操作用孔部の長辺における前記所定のカードの挿入方向とは反対側の辺と、前記ポケットにおける前記所定のカードが挿入された状態において当該所定のカードと当接する前記内部の端部との距離が70mm以上90mm以下であり、
    長辺方向の長さが55mm以上70mm以下である、請求項3に記載のファイル。
JP2009048467A 2009-03-02 2009-03-02 ファイル Pending JP2010201725A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009048467A JP2010201725A (ja) 2009-03-02 2009-03-02 ファイル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009048467A JP2010201725A (ja) 2009-03-02 2009-03-02 ファイル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010201725A true JP2010201725A (ja) 2010-09-16

Family

ID=42963713

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009048467A Pending JP2010201725A (ja) 2009-03-02 2009-03-02 ファイル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010201725A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010162785A (ja) * 2009-01-16 2010-07-29 Alpha-Do Inc 紙挟み
KR101424893B1 (ko) * 2012-12-17 2014-08-01 박서진 서류철

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004167771A (ja) * 2002-11-19 2004-06-17 Crown Group:Kk ファイル

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004167771A (ja) * 2002-11-19 2004-06-17 Crown Group:Kk ファイル

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010162785A (ja) * 2009-01-16 2010-07-29 Alpha-Do Inc 紙挟み
KR101424893B1 (ko) * 2012-12-17 2014-08-01 박서진 서류철

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6770352B2 (ja) 書類ホルダ及びファイル
JP2010201725A (ja) ファイル
JP3116936U (ja) クリアポケット
JP5461067B2 (ja) ファイル
JP6813220B1 (ja) 書類収納ファイル
JP2019077157A (ja) シート
KR102410741B1 (ko) 포스트잇이 내장되는 필기장
WO2011080846A1 (ja) ファイリング用具及び該ファイリング用具の製造装置
JP3113601U (ja) ホルダー兼用ファイリング用具
CN216579858U (zh) 一种分类文件套
JP3126747U (ja) カード類挟着可能なフォルダー
JP3233123U (ja) ポケットファイル
JP3802893B2 (ja) フィルムホルダー
JP3133858U (ja) 資料等の保存用のクリアファイル
KR200447402Y1 (ko) 표지 삽입형 커버
JP3065034U (ja) クリアフィルムホルダ―式ル―ズリ―フノ―ト
JP3039891U (ja) 整理用袋
JP6852530B2 (ja) ファイル
JP3095107U (ja) インデックス付きクリアファイル
JP2004122485A (ja) 表紙体
JP3150915U (ja) 通帳ファイル及び通帳整理用台紙
JP3169249U (ja) シートファイル具
JP3174234U (ja) ファイル差込用のシート及び書類入れファイル
JP3065984U (ja) 書類ホルダ―
JP3101262U (ja) 記録媒体保持具、記録媒体保持機能付きファイル及び記録媒体保持機能付きシート

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120124

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121203

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130813

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20131217