JP2004122485A - 表紙体 - Google Patents
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Abstract
【課題】表紙体の表又は裏表紙の少なくとも一方に見出し(背紙)を挿入するために、例えば透明又は半透明の樹脂製のポケットを形成するカバーを配し、そのカバーの範囲内に窓又は切り欠きを設けておくことにより、挿入されている見出し(背紙)を取りやすくするものであって、当該表紙体は、ファイル、バインダー、クリアブック等に共通して汎用的に使用可能であって、窓を設けたことにより見出し(背紙)を挿入しないときに中身が見える表紙体を簡単な構造で提供する。
【解決手段】表表紙1と裏表紙2と背表紙3とを有するファイル又はバインダー又はクリアブック等に利用する表紙体Aであって、表表紙1又は裏表紙2の少なくとも一方に表紙面に沿ってポケットを形成する樹脂製カバー4を配し、表表紙1又は/及び裏表紙2における前記樹脂カバー4で覆われた面の範囲内に窓6を設けた構成である。
【選択図】図1
【解決手段】表表紙1と裏表紙2と背表紙3とを有するファイル又はバインダー又はクリアブック等に利用する表紙体Aであって、表表紙1又は裏表紙2の少なくとも一方に表紙面に沿ってポケットを形成する樹脂製カバー4を配し、表表紙1又は/及び裏表紙2における前記樹脂カバー4で覆われた面の範囲内に窓6を設けた構成である。
【選択図】図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、用紙類を保持するために使用するファイル、バインダー、クリアブック等に利用する表紙体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から表紙体に背紙(見出し)を挿入するための樹脂製のポケットを形成するカバーを設けたものは数多く見られた。
【0003】
また、背表紙部に見出し(背紙)を取り出すため、又は指を入れてファイル等自体を引き出すために窓を設けることは実開昭54−122929号等(例えば、特許文献1参照。)で従前から行われていた。
【0004】
具体的には、ファイルやバインダーにおいては、背表紙部に窓を設けたものが従来からあった(例えば、非特許文献1参照。)が、クリアブックにおいては、このような窓を設けたものはみられなかった。
【0005】
【特許文献1】
実開昭54−122929号公報(第2頁、第3図)
【非特許文献1】
セキセイ株式会社ホームページ[平成14年9月12日検索]
インターネット <URL: HYPERLINK http://www.sedia.co.jp/ http://www.sedia.co.jp/ >
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、見出し(背紙)を挿入するために樹脂製のポケットを形成するカバーを設けたのみの表紙体において、見出し(背紙)を挿入して、挿入した見出しを(ここでは使用者によって当該ファイル等の見出しが記入されると思われる)取り出し難く、使い勝手が悪かった。
【0007】
また、背表紙部に見出し(背紙)を取り出すため、又は指を入れてファイル等自体をキャビネット等から引き出すために窓を設けたときに、ファイルやバインダーにおいてはその機能を有するが、表紙体の厚み(背表紙の厚み)が薄い(小さい)ものについて、窓を設けることは困難であり、背表紙部裏面略全長に亘って透明包体を取り付けて使用するクリアブックにおいては、背表紙部に窓を設けることは不可能であった。
【0008】
更に、通常のこの種の表紙体には、特別な商品を除き、見出し(背紙)が無いときは、内部にどのような書類が保持・収納されているか分からず、ファイル等を開いてからでないと内部に何を保持・収納したか分からなくなる虞がある。
【0009】
そこで、本発明は、表紙体の表又は裏表紙の少なくとも一方に見出し(背紙)を挿入するために、例えば透明又は半透明の樹脂製のポケットを形成するカバーを配し、そのカバーの範囲内に窓又は切り欠きを設けておくことにより、挿入されている見出し(背紙)を取りやすくし、また、ファイル、バインダー、クリアブック等に共通して汎用的に使用可能であって、窓を設けたことにより見出し(背紙)を挿入しないときに中身が見える表紙体を簡単な構造で且つ安価で提供することを目的とする。
【0010】
なお、本発明を完成させる過程において、表又は裏表紙に配した前記樹脂製カバーに窓又は切り欠きを設けた場合についても検討した。
【0011】
しかしながら、この場合においても、見出し(背紙)の取り出しは可能となるが、窓又は切り欠きにおいて見出し(背紙)が露出するため、長期にわたって使用していると自然に汚れが生じ、見栄えが悪かった。
【0012】
更に、当該窓や切り欠き部において、予め、見出し(背紙)を指で押し出したり、引っぱり出したりすることを前提にしているため、見出し(背紙)のデザインの制約をも受けることとなり、不都合な点があった。
【0013】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明は、表表紙と裏表紙と背表紙とを有するファイル又はバインダー又はクリアブック等に利用する表紙体であって、表表紙又は裏表紙の少なくとも一方に表紙面に沿って例えば透明又は半透明のポケットを形成する樹脂製カバーを配し、表表紙又は/及び裏表紙における前記樹脂製カバーで覆われた面の範囲内に窓を設けたファイル又はバインダー又はクリアブック等を構成することとしたものである。
【0014】
このような構成によると、表表紙又は裏表紙の少なくとも一方に見出し(背紙)を挿入するための樹脂製のポケットを形成するカバーを配し、その樹脂製カバーの範囲内に表紙体の肉厚方向に貫通させた窓を設けておくことにより、挿入された見出し(背紙)を引き出すときに、指等で押し出して見出し(背紙)を取りやすくなる。
【0015】
また、この構成による表紙体を利用すると、見出し(背紙)を樹脂製カバー内に挿入していないとき、前記樹脂製カバーが透明又は半透明であるから、設けられた窓を通して、ファイル又はバインダー又はクリアブック等の内部に収納・保持された書類等を表紙を開かずとも外部から確認することができる。
【0016】
更に、従来例にあるように背表紙に窓を設けないため、背表紙の厚みに拘らず、樹脂製カバーのサイズを自由に設定できるため、見出し(背紙)のデザインも自由にアレンジすることができる。
【0017】
なお、この構成においては、樹脂製カバーに窓を設けるわけではないので、長期にわたって使用しても見出し(背紙)が汚れず、快適に使用できる。
【0018】
表表紙又は/及び裏表紙の背表紙側に寄った位置から表表紙又は裏表紙の少なくとも一方に表紙面に沿って、例えば透明又は半透明のポケットを形成する樹脂製カバーを配し、表表紙又は/及び裏表紙における前記樹脂製カバーで覆われた面の範囲内の表紙縁側に表紙体の肉厚方向に貫通した窓を設けた表紙体であると、この窓を、表又は裏表紙の少なくとも一方に前記樹脂製のカバーを配した範囲内の縁部近傍側に配し、指が入るような大きさにしておくと、樹脂製カバーに挿入された見出し(背紙)を取り出す際に指で押し上げるようにすれば、より取り出しやすくなる。
【0019】
表表紙又は裏表紙の少なくとも一方に表紙面に沿って、例えば透明又は半透明のポケットを形成する樹脂製カバーを配し、表表紙又は裏表紙における前記樹脂製カバーで覆われた範囲内の表紙縁部側に切り欠きを設けたファイル、バインダー、クリアブック等の表紙体であることにより、表又は裏表紙の少なくとも一方に前記樹脂製カバーを配した範囲内であって、かつ表紙体の縁部を指が入る程度の大きさにて切り欠いても、同様に見出し(背紙)を取り出しやすくなることになる。
【0020】
本発明を利用した表紙体は、同一の表紙体を使ってファイル、バインダー、クリアブック等を構成することが出来る。
【0021】
従来からある背表紙に窓や切り欠きを設けた構成の表紙体の場合、ファイルやバインダーにおいては閉じ具の交換さえできれば、表紙体を共通に使用することができたが、クリアブックにおいては、10枚、20枚という多くの透明包体を背表紙裏面に全長に亘って取り付けなければならず、このとき裏表紙に穴や切り欠きを設けることは不可能であったが、本発明を利用した表紙体を利用すれば、表又は裏表紙に窓や切り欠きを設けるため、背表紙部を使用することがないため、ファイルやバインダーやクリアブック等のどれにも利用することができ、外観上同一のデザインを施した表紙体を複数品種に展開・利用することができるものである。
【0022】
また、表紙側に窓や切り欠きを設け、かつ透明又は半透明の樹脂製カバーを配することになり、見出し(背紙)を表に露出させることもないため、見出し(背紙)が汚れることもなく、見出し(背紙)のデザインも自由にアレンジすることができるようになった。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態について図面を参照して説明する。
【0024】
この表紙体Aは、図1に示すように、主に樹脂素材から成る表表紙1、裏表紙2、背表紙3を連続してコの字型に形成し、図2に示すように表表紙1と背表紙3に亘って、長手方向の両側辺を表紙体Aに溶着して取り付けることにより、透明又は半透明のポケットを形成する樹脂製のカバー4を表紙面に沿った位置に配して成るものである。
【0025】
図3に示すように表表紙1から背表紙3に亘るように樹脂製カバー4を配し、その範囲内に表紙体Aの肉厚方向に貫通させ背表紙3に掛からぬように窓6を設け、樹脂製カバー4内に収納された内容物について記載するために当該樹脂製カバー4と略同寸法の大きさの見出し(背紙)5を挿入する。
【0026】
図4では、この窓6に指を入れて見出し(背紙)を押し出すように引き出した状態をあらわしている。
【0027】
樹脂製カバー4は、図1の実施例のように長手方向の2辺のみを表紙体Aに溶着等で取り付けてもよいし、3辺を取り付けてポケット状にしてもよい。
【0028】
樹脂製カバー4は、図2の実施例のように表表紙1と背表紙3に亘るように配してもよいが、図10のように表表紙1のみあるいは裏表紙2のみに配してもよく、また図11のように表表紙1、背表紙3、裏表紙2全ての表紙面に亘るよう配してもよい。
【0029】
窓6の大きさは、人の指が入る程度の大きさにするとよく(A4サイズの書類を収納する表紙体において、人の指が入る程度の縦40ミリ×横20ミリ程度が好ましい。)、図1では長円形にてあらわしているが、その形状に特定されるものではない。
【0030】
この表紙体Aを利用すると、図5、図6、図7のように同じ表紙体Aを使って、閉じ具を変えれば、また透明包体を取り付ければ、バインダー、ファイル、クリアブックとして共通に利用可能である。
【0031】
更に、見出し(背紙)5の非挿入時において、窓6を設けておけば、図1のように表紙に穴が開いた状態になり、内部に収納した内容物についてファイル等を開かなくとも視認できる。
【0032】
なお、図4において、長円形に破線であらわしたものは窓6の変形実施例であって、窓6の位置は長手方向中央に寄った位置に配されてもよいことを示している。
【0033】
次に、この表紙体Aの別の態様での実施例について説明する。
【0034】
図8に示すように、主に樹脂素材から成る表表紙1、裏表紙2、背表紙3を連続してコの字型に形成し、図2に示すように表表紙1と背表紙3に亘って、長手方向の両側辺を表紙体Aに溶着して取り付けることにより、透明又は半透明のポケットを形成する樹脂製のカバー4を表紙面に沿った位置に配して成るものである。
【0035】
図8、図2に示すように、表表紙1と背表紙3に亘るように透明又は半透明のポケット状に形成した樹脂製カバー4の範囲内の表紙縁部に半円形状の切り欠き7を図2における窓6と同じ位置に背表紙側に掛からぬように設け、樹脂製カバー4内に収納された内容物について記載するために当該樹脂製カバー4と略同寸法の大きさの見出し(背紙)5を挿入するようになっている。
【0036】
見出し(背紙)5は、図9にて示すように切り欠き7に指を入れて引き出して使用するものである。
【0037】
樹脂製カバー4は、図8の実施例のように長手方向の2辺のみを表紙体Aに溶着等で取り付けてもよいし、3辺を取り付けてポケット状にしてもよい。
【0038】
樹脂製カバー4は、図2の実施例のように表表紙1と裏表紙3に亘るように配してもよいが、図10のように表表紙1のみあるいは裏表紙3のみに配してもよく、また、図11にあらわすように表表紙1、背表紙3、裏表紙2全ての表紙面に亘るように配してもよい。
【0039】
樹脂製カバー4は、図3のように表紙側から見て全体の辺に亘るよう配されてもよいし、図12のように半分の領域まででもよい。
【0040】
樹脂製カバー4は、開口された反対側辺を開放してもよいし、完全にポケット状に3辺を閉塞させてもよい。
【0041】
このとき切り欠き7の大きさは、人の指が入る程度の大きさにするとよく(A4サイズの書類を収納する表紙体において、人の指が入る程度の縦40ミリ×横20ミリ程度が好ましい。)、その形状は、図8に示すように略U字型でもよいし、略V字型でもよく、形状を特定されるものではない。
【0042】
また、この表紙体Aを利用すると、図5〜7では窓を設けた例にて図示しているが、図8で示すように表紙体縁部に切り欠きと置き換えても同様にバインダー、ファイル、クリアブックとして共通に利用可能である。
【0043】
更に、図8のように切り欠き7を設けても、図1のような窓6を設けたときと同様に内容物をファイルを開かなくても視認が可能となる。
【0044】
本発明に係る表紙体Aにおいては、窓6及び切り欠き7を表紙又は裏表紙面に設けるため、このような制約を受けることなく、ファイルやバインダーやクリアブック等に同じ表紙体として利用できる。
【0045】
同じ表紙体Aを利用してファイルやバインダーを構成するには、Z式閉じ具やチューブ式閉じ具などの閉じ用治具を裏表紙裏面に取り付けて使用すればよく、クリアブックに利用する際には背表紙裏面を自由に使えるため、透明包体を障害なく取り付けることが可能となる。
【0046】
もちろん本表紙体を利用できるアイテムは、ファイル、バインダー、クリアブックに限られるものではなく、例えば、背表紙裏面にアルバムの写真ホルダーやCD−ROM収納ポケット体等を取り付けて、アルバム、CD−ROMケースとして使用することも可能である。
【0047】
よって、本表紙体Aを利用すればファイルやバインダーやクリアブック等を同じ仕様で、かつ同じデザインにて展開が可能であり、同じ表紙体を大量に生産すれば、生産コストも軽減できる。
【0048】
また、窓6、切り欠き7の配置は、表表紙1又は裏表紙2の背表紙側に寄った位置に配することが好ましい。
【0049】
かつ、窓6及び切り欠き7は、表表紙1又は裏表紙2の縁側に寄った位置に配されることが好ましく、挿入された見出し(背紙)5がより取り出しやすくなる。
【0050】
このことによって、樹脂製カバー4の範囲を小さくすることができ、コストの軽減が図れると共にすっきりとした外観の表紙体Aを提供することができる。
【0051】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したような構成で実施され、以下に記載されるような効果を得ることができる。
【0052】
すなわち、本発明は、表表紙と裏表紙と背表紙とを有するファイル又はバインダー又はクリアブック等に利用する表紙体であり、表表紙又は裏表紙の少なくとも一方に表紙面に沿ってポケット状の樹脂製カバーを配し、表表紙又は/及び裏表紙における前記樹脂製カバーで覆われた面の範囲内に窓を設けたファイル又はバインダー又はクリアブック等の表紙体であるから、表又は裏表紙の少なくとも一方に見出し(背紙)を挿入するための樹脂製のポケット状のカバーを配し、その樹脂製カバーの範囲内に肉厚方向に貫通した窓を設けておくことにより、挿入された見出し(背紙)を引き出すときに、指等で押し出して簡単に取り出しやすくなっている。
【0053】
また、本発明を利用した表紙体を利用すれば、背表紙に窓を設けないため、背表紙の厚みに拘らず、樹脂製カバーのサイズを自由に設定でき、かつ、見出し(背紙)のデザインも自由にアレンジすることができる。
【0054】
この構成によると、樹脂製カバーに開口を空けるわけではないので、ファイル又はバインダー又はクリアブックとして長期間使用しても見出し(背紙)が汚れることはなく快適にこれを利用できる。
【0055】
表表紙又は/及び裏表紙の背表紙側に寄った位置から、表表紙又は裏表紙の少なくとも一方に表紙面に沿ってポケット状の樹脂製カバーを配し、表表紙又は/及び裏表紙における前記樹脂製カバーで覆われた面の範囲内の表紙縁部側に指が入る程度の大きさの窓を設けた表紙体であると、この窓を表又は裏表紙の少なくとも一方に樹脂製のポケット状のカバーを配した範囲内の縁部近傍側に配しておくと、樹脂製カバーに挿入された見出し(背紙)を取り出す際に指で押し上げるようにすれば、より取り出しやすくなる。
【0056】
表表紙又は裏表紙の少なくとも一方に表紙面に沿ってポケット状の樹脂製カバーを配し、表表紙又は裏表紙における前記樹脂製カバーで覆われた範囲内の表紙縁部側に切り欠きを設けたファイル、バインダー、クリアブック等の表紙体であれば、表紙体の縁部を指が入る程度の大きさにて切り欠いた際には、同様に見出し(背紙)を指で引っ張り出しやすくなる。
【0057】
更に、表紙体に窓又は切り欠きを設けることにより、見出し(背紙)を入れていないときにおいて、内部の収納物を表紙を開けることなく確認することができる。
【0058】
本発明による表紙体は、同じ表紙体をファイル、バインダー、クリアブック等に共通に利用可能であるため、同じデザインの表紙を使って当該商品群に展開可能であって、同じ表紙体を大量に生産し、当該商品群に展開することにより生産コストをも軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す表紙体の斜視図
【図2】表紙体の一実施例を示す平面図
【図3】表紙体の一実施例を示す正面図
【図4】表紙体から見出し(背紙)を取り出す状態を示す、表紙裏面側から見た参考図
【図5】開いた表紙体に、Z式ファイル用の閉じ具を取り付けた状態の実施例
【図6】開いた表紙体にチューブ式ファイル用の閉じ具を取り付けた状態の実施例
【図7】開いた表紙体に、クリアブック用の透明包体を取り付けた状態の実施例
【図8】本発明の別の一実施形態を示す表紙体の斜視図
【図9】表紙体から見出し(背紙)を取り出す状態を示す、表紙裏面側から見た参考図
【図10】表紙体の一構成を示す平面図
【図11】表紙体の一実施例を示す平面図
【図12】表紙体の一実施例を示す正面図
【図13】従来例を示す参考斜視図
【符号の説明】
A…表紙体
1…表表紙
2…裏表紙
3…背表紙
4…樹脂製カバー
5…見出し(背紙)
6…窓
7…切り欠き
【発明の属する技術分野】
本発明は、用紙類を保持するために使用するファイル、バインダー、クリアブック等に利用する表紙体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から表紙体に背紙(見出し)を挿入するための樹脂製のポケットを形成するカバーを設けたものは数多く見られた。
【0003】
また、背表紙部に見出し(背紙)を取り出すため、又は指を入れてファイル等自体を引き出すために窓を設けることは実開昭54−122929号等(例えば、特許文献1参照。)で従前から行われていた。
【0004】
具体的には、ファイルやバインダーにおいては、背表紙部に窓を設けたものが従来からあった(例えば、非特許文献1参照。)が、クリアブックにおいては、このような窓を設けたものはみられなかった。
【0005】
【特許文献1】
実開昭54−122929号公報(第2頁、第3図)
【非特許文献1】
セキセイ株式会社ホームページ[平成14年9月12日検索]
インターネット <URL: HYPERLINK http://www.sedia.co.jp/ http://www.sedia.co.jp/ >
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、見出し(背紙)を挿入するために樹脂製のポケットを形成するカバーを設けたのみの表紙体において、見出し(背紙)を挿入して、挿入した見出しを(ここでは使用者によって当該ファイル等の見出しが記入されると思われる)取り出し難く、使い勝手が悪かった。
【0007】
また、背表紙部に見出し(背紙)を取り出すため、又は指を入れてファイル等自体をキャビネット等から引き出すために窓を設けたときに、ファイルやバインダーにおいてはその機能を有するが、表紙体の厚み(背表紙の厚み)が薄い(小さい)ものについて、窓を設けることは困難であり、背表紙部裏面略全長に亘って透明包体を取り付けて使用するクリアブックにおいては、背表紙部に窓を設けることは不可能であった。
【0008】
更に、通常のこの種の表紙体には、特別な商品を除き、見出し(背紙)が無いときは、内部にどのような書類が保持・収納されているか分からず、ファイル等を開いてからでないと内部に何を保持・収納したか分からなくなる虞がある。
【0009】
そこで、本発明は、表紙体の表又は裏表紙の少なくとも一方に見出し(背紙)を挿入するために、例えば透明又は半透明の樹脂製のポケットを形成するカバーを配し、そのカバーの範囲内に窓又は切り欠きを設けておくことにより、挿入されている見出し(背紙)を取りやすくし、また、ファイル、バインダー、クリアブック等に共通して汎用的に使用可能であって、窓を設けたことにより見出し(背紙)を挿入しないときに中身が見える表紙体を簡単な構造で且つ安価で提供することを目的とする。
【0010】
なお、本発明を完成させる過程において、表又は裏表紙に配した前記樹脂製カバーに窓又は切り欠きを設けた場合についても検討した。
【0011】
しかしながら、この場合においても、見出し(背紙)の取り出しは可能となるが、窓又は切り欠きにおいて見出し(背紙)が露出するため、長期にわたって使用していると自然に汚れが生じ、見栄えが悪かった。
【0012】
更に、当該窓や切り欠き部において、予め、見出し(背紙)を指で押し出したり、引っぱり出したりすることを前提にしているため、見出し(背紙)のデザインの制約をも受けることとなり、不都合な点があった。
【0013】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明は、表表紙と裏表紙と背表紙とを有するファイル又はバインダー又はクリアブック等に利用する表紙体であって、表表紙又は裏表紙の少なくとも一方に表紙面に沿って例えば透明又は半透明のポケットを形成する樹脂製カバーを配し、表表紙又は/及び裏表紙における前記樹脂製カバーで覆われた面の範囲内に窓を設けたファイル又はバインダー又はクリアブック等を構成することとしたものである。
【0014】
このような構成によると、表表紙又は裏表紙の少なくとも一方に見出し(背紙)を挿入するための樹脂製のポケットを形成するカバーを配し、その樹脂製カバーの範囲内に表紙体の肉厚方向に貫通させた窓を設けておくことにより、挿入された見出し(背紙)を引き出すときに、指等で押し出して見出し(背紙)を取りやすくなる。
【0015】
また、この構成による表紙体を利用すると、見出し(背紙)を樹脂製カバー内に挿入していないとき、前記樹脂製カバーが透明又は半透明であるから、設けられた窓を通して、ファイル又はバインダー又はクリアブック等の内部に収納・保持された書類等を表紙を開かずとも外部から確認することができる。
【0016】
更に、従来例にあるように背表紙に窓を設けないため、背表紙の厚みに拘らず、樹脂製カバーのサイズを自由に設定できるため、見出し(背紙)のデザインも自由にアレンジすることができる。
【0017】
なお、この構成においては、樹脂製カバーに窓を設けるわけではないので、長期にわたって使用しても見出し(背紙)が汚れず、快適に使用できる。
【0018】
表表紙又は/及び裏表紙の背表紙側に寄った位置から表表紙又は裏表紙の少なくとも一方に表紙面に沿って、例えば透明又は半透明のポケットを形成する樹脂製カバーを配し、表表紙又は/及び裏表紙における前記樹脂製カバーで覆われた面の範囲内の表紙縁側に表紙体の肉厚方向に貫通した窓を設けた表紙体であると、この窓を、表又は裏表紙の少なくとも一方に前記樹脂製のカバーを配した範囲内の縁部近傍側に配し、指が入るような大きさにしておくと、樹脂製カバーに挿入された見出し(背紙)を取り出す際に指で押し上げるようにすれば、より取り出しやすくなる。
【0019】
表表紙又は裏表紙の少なくとも一方に表紙面に沿って、例えば透明又は半透明のポケットを形成する樹脂製カバーを配し、表表紙又は裏表紙における前記樹脂製カバーで覆われた範囲内の表紙縁部側に切り欠きを設けたファイル、バインダー、クリアブック等の表紙体であることにより、表又は裏表紙の少なくとも一方に前記樹脂製カバーを配した範囲内であって、かつ表紙体の縁部を指が入る程度の大きさにて切り欠いても、同様に見出し(背紙)を取り出しやすくなることになる。
【0020】
本発明を利用した表紙体は、同一の表紙体を使ってファイル、バインダー、クリアブック等を構成することが出来る。
【0021】
従来からある背表紙に窓や切り欠きを設けた構成の表紙体の場合、ファイルやバインダーにおいては閉じ具の交換さえできれば、表紙体を共通に使用することができたが、クリアブックにおいては、10枚、20枚という多くの透明包体を背表紙裏面に全長に亘って取り付けなければならず、このとき裏表紙に穴や切り欠きを設けることは不可能であったが、本発明を利用した表紙体を利用すれば、表又は裏表紙に窓や切り欠きを設けるため、背表紙部を使用することがないため、ファイルやバインダーやクリアブック等のどれにも利用することができ、外観上同一のデザインを施した表紙体を複数品種に展開・利用することができるものである。
【0022】
また、表紙側に窓や切り欠きを設け、かつ透明又は半透明の樹脂製カバーを配することになり、見出し(背紙)を表に露出させることもないため、見出し(背紙)が汚れることもなく、見出し(背紙)のデザインも自由にアレンジすることができるようになった。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態について図面を参照して説明する。
【0024】
この表紙体Aは、図1に示すように、主に樹脂素材から成る表表紙1、裏表紙2、背表紙3を連続してコの字型に形成し、図2に示すように表表紙1と背表紙3に亘って、長手方向の両側辺を表紙体Aに溶着して取り付けることにより、透明又は半透明のポケットを形成する樹脂製のカバー4を表紙面に沿った位置に配して成るものである。
【0025】
図3に示すように表表紙1から背表紙3に亘るように樹脂製カバー4を配し、その範囲内に表紙体Aの肉厚方向に貫通させ背表紙3に掛からぬように窓6を設け、樹脂製カバー4内に収納された内容物について記載するために当該樹脂製カバー4と略同寸法の大きさの見出し(背紙)5を挿入する。
【0026】
図4では、この窓6に指を入れて見出し(背紙)を押し出すように引き出した状態をあらわしている。
【0027】
樹脂製カバー4は、図1の実施例のように長手方向の2辺のみを表紙体Aに溶着等で取り付けてもよいし、3辺を取り付けてポケット状にしてもよい。
【0028】
樹脂製カバー4は、図2の実施例のように表表紙1と背表紙3に亘るように配してもよいが、図10のように表表紙1のみあるいは裏表紙2のみに配してもよく、また図11のように表表紙1、背表紙3、裏表紙2全ての表紙面に亘るよう配してもよい。
【0029】
窓6の大きさは、人の指が入る程度の大きさにするとよく(A4サイズの書類を収納する表紙体において、人の指が入る程度の縦40ミリ×横20ミリ程度が好ましい。)、図1では長円形にてあらわしているが、その形状に特定されるものではない。
【0030】
この表紙体Aを利用すると、図5、図6、図7のように同じ表紙体Aを使って、閉じ具を変えれば、また透明包体を取り付ければ、バインダー、ファイル、クリアブックとして共通に利用可能である。
【0031】
更に、見出し(背紙)5の非挿入時において、窓6を設けておけば、図1のように表紙に穴が開いた状態になり、内部に収納した内容物についてファイル等を開かなくとも視認できる。
【0032】
なお、図4において、長円形に破線であらわしたものは窓6の変形実施例であって、窓6の位置は長手方向中央に寄った位置に配されてもよいことを示している。
【0033】
次に、この表紙体Aの別の態様での実施例について説明する。
【0034】
図8に示すように、主に樹脂素材から成る表表紙1、裏表紙2、背表紙3を連続してコの字型に形成し、図2に示すように表表紙1と背表紙3に亘って、長手方向の両側辺を表紙体Aに溶着して取り付けることにより、透明又は半透明のポケットを形成する樹脂製のカバー4を表紙面に沿った位置に配して成るものである。
【0035】
図8、図2に示すように、表表紙1と背表紙3に亘るように透明又は半透明のポケット状に形成した樹脂製カバー4の範囲内の表紙縁部に半円形状の切り欠き7を図2における窓6と同じ位置に背表紙側に掛からぬように設け、樹脂製カバー4内に収納された内容物について記載するために当該樹脂製カバー4と略同寸法の大きさの見出し(背紙)5を挿入するようになっている。
【0036】
見出し(背紙)5は、図9にて示すように切り欠き7に指を入れて引き出して使用するものである。
【0037】
樹脂製カバー4は、図8の実施例のように長手方向の2辺のみを表紙体Aに溶着等で取り付けてもよいし、3辺を取り付けてポケット状にしてもよい。
【0038】
樹脂製カバー4は、図2の実施例のように表表紙1と裏表紙3に亘るように配してもよいが、図10のように表表紙1のみあるいは裏表紙3のみに配してもよく、また、図11にあらわすように表表紙1、背表紙3、裏表紙2全ての表紙面に亘るように配してもよい。
【0039】
樹脂製カバー4は、図3のように表紙側から見て全体の辺に亘るよう配されてもよいし、図12のように半分の領域まででもよい。
【0040】
樹脂製カバー4は、開口された反対側辺を開放してもよいし、完全にポケット状に3辺を閉塞させてもよい。
【0041】
このとき切り欠き7の大きさは、人の指が入る程度の大きさにするとよく(A4サイズの書類を収納する表紙体において、人の指が入る程度の縦40ミリ×横20ミリ程度が好ましい。)、その形状は、図8に示すように略U字型でもよいし、略V字型でもよく、形状を特定されるものではない。
【0042】
また、この表紙体Aを利用すると、図5〜7では窓を設けた例にて図示しているが、図8で示すように表紙体縁部に切り欠きと置き換えても同様にバインダー、ファイル、クリアブックとして共通に利用可能である。
【0043】
更に、図8のように切り欠き7を設けても、図1のような窓6を設けたときと同様に内容物をファイルを開かなくても視認が可能となる。
【0044】
本発明に係る表紙体Aにおいては、窓6及び切り欠き7を表紙又は裏表紙面に設けるため、このような制約を受けることなく、ファイルやバインダーやクリアブック等に同じ表紙体として利用できる。
【0045】
同じ表紙体Aを利用してファイルやバインダーを構成するには、Z式閉じ具やチューブ式閉じ具などの閉じ用治具を裏表紙裏面に取り付けて使用すればよく、クリアブックに利用する際には背表紙裏面を自由に使えるため、透明包体を障害なく取り付けることが可能となる。
【0046】
もちろん本表紙体を利用できるアイテムは、ファイル、バインダー、クリアブックに限られるものではなく、例えば、背表紙裏面にアルバムの写真ホルダーやCD−ROM収納ポケット体等を取り付けて、アルバム、CD−ROMケースとして使用することも可能である。
【0047】
よって、本表紙体Aを利用すればファイルやバインダーやクリアブック等を同じ仕様で、かつ同じデザインにて展開が可能であり、同じ表紙体を大量に生産すれば、生産コストも軽減できる。
【0048】
また、窓6、切り欠き7の配置は、表表紙1又は裏表紙2の背表紙側に寄った位置に配することが好ましい。
【0049】
かつ、窓6及び切り欠き7は、表表紙1又は裏表紙2の縁側に寄った位置に配されることが好ましく、挿入された見出し(背紙)5がより取り出しやすくなる。
【0050】
このことによって、樹脂製カバー4の範囲を小さくすることができ、コストの軽減が図れると共にすっきりとした外観の表紙体Aを提供することができる。
【0051】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したような構成で実施され、以下に記載されるような効果を得ることができる。
【0052】
すなわち、本発明は、表表紙と裏表紙と背表紙とを有するファイル又はバインダー又はクリアブック等に利用する表紙体であり、表表紙又は裏表紙の少なくとも一方に表紙面に沿ってポケット状の樹脂製カバーを配し、表表紙又は/及び裏表紙における前記樹脂製カバーで覆われた面の範囲内に窓を設けたファイル又はバインダー又はクリアブック等の表紙体であるから、表又は裏表紙の少なくとも一方に見出し(背紙)を挿入するための樹脂製のポケット状のカバーを配し、その樹脂製カバーの範囲内に肉厚方向に貫通した窓を設けておくことにより、挿入された見出し(背紙)を引き出すときに、指等で押し出して簡単に取り出しやすくなっている。
【0053】
また、本発明を利用した表紙体を利用すれば、背表紙に窓を設けないため、背表紙の厚みに拘らず、樹脂製カバーのサイズを自由に設定でき、かつ、見出し(背紙)のデザインも自由にアレンジすることができる。
【0054】
この構成によると、樹脂製カバーに開口を空けるわけではないので、ファイル又はバインダー又はクリアブックとして長期間使用しても見出し(背紙)が汚れることはなく快適にこれを利用できる。
【0055】
表表紙又は/及び裏表紙の背表紙側に寄った位置から、表表紙又は裏表紙の少なくとも一方に表紙面に沿ってポケット状の樹脂製カバーを配し、表表紙又は/及び裏表紙における前記樹脂製カバーで覆われた面の範囲内の表紙縁部側に指が入る程度の大きさの窓を設けた表紙体であると、この窓を表又は裏表紙の少なくとも一方に樹脂製のポケット状のカバーを配した範囲内の縁部近傍側に配しておくと、樹脂製カバーに挿入された見出し(背紙)を取り出す際に指で押し上げるようにすれば、より取り出しやすくなる。
【0056】
表表紙又は裏表紙の少なくとも一方に表紙面に沿ってポケット状の樹脂製カバーを配し、表表紙又は裏表紙における前記樹脂製カバーで覆われた範囲内の表紙縁部側に切り欠きを設けたファイル、バインダー、クリアブック等の表紙体であれば、表紙体の縁部を指が入る程度の大きさにて切り欠いた際には、同様に見出し(背紙)を指で引っ張り出しやすくなる。
【0057】
更に、表紙体に窓又は切り欠きを設けることにより、見出し(背紙)を入れていないときにおいて、内部の収納物を表紙を開けることなく確認することができる。
【0058】
本発明による表紙体は、同じ表紙体をファイル、バインダー、クリアブック等に共通に利用可能であるため、同じデザインの表紙を使って当該商品群に展開可能であって、同じ表紙体を大量に生産し、当該商品群に展開することにより生産コストをも軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す表紙体の斜視図
【図2】表紙体の一実施例を示す平面図
【図3】表紙体の一実施例を示す正面図
【図4】表紙体から見出し(背紙)を取り出す状態を示す、表紙裏面側から見た参考図
【図5】開いた表紙体に、Z式ファイル用の閉じ具を取り付けた状態の実施例
【図6】開いた表紙体にチューブ式ファイル用の閉じ具を取り付けた状態の実施例
【図7】開いた表紙体に、クリアブック用の透明包体を取り付けた状態の実施例
【図8】本発明の別の一実施形態を示す表紙体の斜視図
【図9】表紙体から見出し(背紙)を取り出す状態を示す、表紙裏面側から見た参考図
【図10】表紙体の一構成を示す平面図
【図11】表紙体の一実施例を示す平面図
【図12】表紙体の一実施例を示す正面図
【図13】従来例を示す参考斜視図
【符号の説明】
A…表紙体
1…表表紙
2…裏表紙
3…背表紙
4…樹脂製カバー
5…見出し(背紙)
6…窓
7…切り欠き
Claims (4)
- 表表紙と裏表紙と背表紙とを有するファイル又はバインダー又はクリアブック等に利用する表紙体であって、表表紙又は裏表紙の少なくとも一方に表紙面に沿ってポケットを形成する樹脂製カバーを配し、表表紙又は/及び裏表紙における前記樹脂カバーで覆われた面の範囲内に窓を設けたを特徴とする表紙体。
- 表表紙又は/及び裏表紙の背表紙側に寄った位置から、表表紙又は裏表紙の少なくとも一方に表紙面に沿ってポケットを形成する樹脂製カバーを配し、表表紙又は/及び裏表紙における前記樹脂製カバーで覆われた面の範囲内の表紙縁部側に窓を設けたことを特徴とする請求項1記載の表紙体。
- 表表紙と裏表紙と背表紙とを有する表紙体であって、表表紙又は裏表紙の少なくとも一方に表紙面に沿ってポケットを形成する樹脂製カバーを配し、表表紙又は裏表紙における前記樹脂製カバーで覆われた範囲内の表紙縁部側に(指が入るよう)切り欠きを設けたを特徴とするファイル、バインダー、クリアブック等の表紙体。
- 表表紙と裏表紙と背表紙とを有する表紙体であって、ファイル又はバインダー又はクリアブック等にそれぞれ共通に使用できることを特徴とする請求項1から3いずれかに記載の表紙体。
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CN104859337A (zh) * | 2015-05-19 | 2015-08-26 | 深圳齐心集团股份有限公司 | 一种文件夹及该文件制造方法 |
JP2017226092A (ja) * | 2016-06-20 | 2017-12-28 | コクヨ株式会社 | 書類ホルダ |
JP2022030345A (ja) * | 2020-08-07 | 2022-02-18 | 有限会社オペックスエンタープライズ | A4サイズを超える用紙の保管方法、及び綴じ込みファイル |
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2002
- 2002-09-30 JP JP2002287711A patent/JP2004122485A/ja active Pending
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JP2017226092A (ja) * | 2016-06-20 | 2017-12-28 | コクヨ株式会社 | 書類ホルダ |
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JP7278609B2 (ja) | 2020-08-07 | 2023-05-22 | 有限会社オペックスエンタープライズ | A4サイズを超える用紙の保管方法、及び綴じ込みファイル |
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