JP3150915U - 通帳ファイル及び通帳整理用台紙 - Google Patents

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【課題】多数の通帳を嵩張らず且つ各通帳の存在を一見して確認できるように収容可能とする通帳ファイル及び通帳整理用台紙を提供する。【解決手段】金融機関等の発行する通帳Aを収容するための通帳ファイル1である。通帳ファイル1は、見開き可能な表裏の表紙体10a,10bを有し、表紙体10a,10bの内側面の複数個所に通帳Aを保持するためのポケット部3が設けられる。ポケット部3は、上縁部に設けられて通帳Aの長辺長さと同じか少し大きめの差込口31と、少なくとも通帳Aの表紙を配置可能とする収容空間とを備え、通帳Aの表紙又は通帳A全体を上記ポケット部3の差込口31から収容空間内に差し込んで通帳Aをポケット部3に保持可能な構成とし、且つ、保持した状態の通帳A同士が重ならない間隔で上下又は左右に複数設ける。【選択図】図1

Description

本考案は、多数の通帳を保管するための通帳ファイル及び通帳整理用台紙に関する。
通帳は、日付、入出金、預金残高等を印字するページが多数綴じられた冊子となっている。全ページに印字が記帳されると新たな通帳がその金融機関より発行される。そのため、例えば、入出金等の多い預金者は、記帳済みの通帳を多数所持することとなる。また、複数の金融機関に口座を開設している場合も、各金融機関毎に預金通帳を所持することとなる。これら多数の通帳は、通常、重ねてゴムバンド等をかけて束ね、この通帳の束をキャビネット等の引出しや金庫等に保管されている。
このように多数の通帳を束ねると嵩張るため無駄に広い保管スペースが必要となり、また、過去の記帳を調べたいときに特定の通帳を探し出すのが非常に面倒であった。また、重ねて束ねられていると、その中の1部の通帳が持ち出されているか等も一見してわからず、仮に紛失等していても気付かないこともある。
実用新案登録第3042690号公報
本考案は、上記事情に鑑みてなされたものであり、多数の通帳を嵩張らず且つ各通帳の存在を一見して確認できるように収容可能とする通帳ファイル及び通帳整理用台紙を提供することを課題とする。
本考案に係る通帳ファイルは、
金融機関等の発行する通帳を収容するための通帳ファイルであって、
見開き可能な表裏の表紙体を有し、表紙体の内側面の複数個所に通帳を保持するためのポケット部が設けられ、
上記ポケット部は、
上縁部に設けられて通帳の長辺長さと同じか少し大きめの差込口と、少なくとも通帳の表紙を配置可能とする収容空間とを備え、
通帳の表紙又は通帳全体を上記ポケット部の差込口から収容空間内に差し込んで通帳をポケット部に保持可能な構成とし、且つ、
保持した状態の通帳同士が重ならない間隔で上下又は左右に複数設けられているものである。
上記構成によれば、表紙体の内側面の各ポケット部に通帳を1冊ずつ収容させることにより、多数の通帳を嵩張らずに収容させることができる。そして、表紙体を閉じた状態の通帳ファイルは、細幅のスペース内に保管することができる。また、表紙体を見開くことでポケット部に通帳が収容されているか否かは一見してわかるので、特定の通帳の持ち出しにも直ぐに気付く。
また、上記通帳ファイルは、
上記表紙体の内側面に1枚のシートがその周縁部の全周又は一部において接合され、
シートと表紙体との間に上記収容空間を形成すると共にシートに開口又は切込みを穿設して上記差込口を形成して、上記表紙体の内側面に複数のポケット部が形成されていることが望ましい。
これにより、複数のポケット部を簡単に形成することができる。
また、上記通帳ファイルは、
上記各ポケット部には、差込口の上端から下方へ垂下する舌片が形成され、
上記舌片は、ポケット部に保持した状態の通帳の表紙上に配置可能な構成とすることが望ましい。
これにより、ポケット部に収容する通帳のポケット部からの脱落を防止することができる。
また、上記通帳ファイルは、
上記各ポケット部の下縁部には、シートと表紙体とを接合して通帳の移動を阻止する固定部が形成されていることが望ましい。
これにより、固定部によって通帳がポケット部の奥へ移動するのを阻止することができ、通帳をポケット部の所定位置に安定して配置させることができる。
一方、本考案に係る通帳整理用台紙は、
金融機関等の発行する通帳を収容するための通帳整理用台紙であって、
中間シートの表裏面の複数個所に通帳を保持するためのポケット部が設けられ、
上記ポケット部は、
上縁部に設けられて通帳の長辺長さと同じか少し大きめの差込口と、少なくとも通帳の表紙を配置可能とする収容空間とを備え、
通帳の表紙又は通帳全体を上記ポケット部の差込口から収容空間内に差し込んで通帳をポケット部に保持可能な構成とし、且つ、
保持した状態の通帳同士が重ならない間隔で上下又は左右に複数設けられているものである。
上記構成によれば、各ポケット部に通帳を1冊ずつ収容させることにより、多数の通帳を嵩張らずに収容させることができる。また、ポケット部に通帳が収容されているか否かは一見してわかるので、特定の通帳の持ち出しにも直ぐに気付く。さらに、この通帳整理用台紙を既存のファイルに綴じることで通帳保管専用のファイルを簡単に得ることができる。しかも、通帳の枚数が増えても、それに応じてこの通帳整理用台紙の枚数を増やすことで、同一の通帳専用ファイルにまとめて保管することができ、便利で使い勝手がよい。
また、上記通帳整理用台紙は、
上記中間シートの表裏面のそれぞれに1枚の外側シートがその周縁部の全周又は一部において接合され、
外側シートと中間シートとの間に上記収容空間を形成すると共に外側シートに開口又は切込みを穿設して上記差込口を形成して、上記中間シートの表裏面のそれぞれに複数のポケット部が形成されていることが望ましい。
これにより、中間シートの表裏面のそれぞれに複数のポケット部を簡単に形成することができる。
また、上記通帳整理用台紙は、
上記各ポケット部には、差込口の上端から下方へ垂下する舌片が形成され、
上記舌片は、ポケット部に保持した状態の通帳の表紙上に配置可能な構成とするのが望ましい。
これにより、舌片によってポケット部に収容する通帳のポケット部からの脱落を防止することができる。
また、上記通帳整理用台紙は、
上記各ポケット部の下縁部には、外側シートと中間シートとを接合して通帳の移動を阻止する固定部が形成されていることが望ましい。
これにより、固定部によって通帳がポケット部の奥へ移動するのを阻止することができ、通帳をポケット部の所定位置に安定して配置させることができる。
以上のように、本考案によれば、多数の通帳を嵩張らず且つ各通帳の存在を一見して確認できるように収容可能とした通帳ファイル及び通帳整理用台紙が得られる。
実施形態1による通帳ファイルを半開き状態にして各ポケット部に通帳を保持した様子示した斜視図である。 実施形態1による通帳ファイルを見開いた状態を示した平面図である。 実施形態1による通帳ファイルの構造を示した断面図である。 実施形態2による通帳整理用台紙を示した平面図である。 実施形態2による通帳整理用台紙の構造を示した断面図である。 実施形態2による通帳整理用台紙をファイルに綴じ、このファイルを半開き状態にして各ポケット部に通帳を保持した様子を示した斜視図である。 通帳ファイルの一変形例(舌片の変形)を示した斜視図である。 通帳整理用台紙の一変形例(舌片の変形)を示した平面図である。 通帳ファイルの一変形例(舌片なし)を示した斜視図である。 通帳整理用台紙の一変形例(舌片なし)を示した平面図である。 通帳ファイルの一変形例(2段のポケット部)を示した斜視図である。 通帳整理用台紙の一変形例(2段のポケット部)を示した平面図である。 通帳ファイルの一変形例(4つのポケット部)を示した斜視図である。 通帳整理用台紙の一変形例(4つのポケット部)を示した平面図である。 通帳ファイルの一変形例(4つのポケット部)を示した斜視図である。 通帳整理用台紙の一変形例(4つのポケット部)を示した平面図である。 通帳ファイルの一変形例(見出しの形成例)を示した斜視図である。 通帳整理用台紙の一変形例(見出しの形成例)を示した平面図である。
以下に、本考案について添付図面を参照しながら説明する。
(実施形態1)
図1〜図3に示したファイルは、金融機関が預金者に発行する通帳A(預金通帳や貯金通帳)を収容するための通帳ファイル1である。図1、図2に示すように、この通帳ファイル1は、長方形形状の表裏の表紙体10a,10bを備える。各表紙体10a,10bは、長辺側で中央のヒンジ部11を介して左右に連続的に形成されており、この通帳ファイル1は、いわゆるS型(Side opening)のファイルである。ヒンジ部11は、上下に連続する切込み線12により構成され、このヒンジ部11により左右の表紙体10a,10bが折り畳み且つ見開き自在となっている。各表紙体10a,10bは、例えば、A4サイズに形成されるが、これに限らず各種のサイズに形成することができる。また、各表紙体10a,10bは、例えば、発泡又は非発泡の樹脂シートにより形成されるが、これに限らず、紙製、その他の材質で形成することができる。なお、表紙体10a,10bは、不透明であるが、透明素材で形成してもよい。
各表紙体10a,10bの内側面には、表紙体10a,10bと略同形・略同サイズの樹脂製シート2がその周縁部40の全周に沿って接合されている。この接合は、溶着、接着剤、縫製等の各種手段で行なうことができる。また、シート2は、透明であるが、半透明や不透明であってもよい。そして、このシート2により通帳Aを保持するためのポケット部3が上下に3段形成されている。
各ポケット部3は、図3も参照して、上縁部に横長スリット(開口又は切込み)により形成される差込口31と、下縁部にシート2と表紙体10a(10b)とを接合して形成される固定部34と、シート2と表紙体10a(10b)との間に形成される収容空間32とを備える。差込口31の長さは、通帳Aの長辺長さと同じか少し大きめに形成されており、この差込口31の中程は、略U字状に下方に湾曲形成されている。この湾曲により、差込口31の上端から下方へ垂下する舌片33が形成される。収容空間32は、通帳サイズ以上の大きさを有している。固定部34は、シート2と表紙体10a,10bとを溶着や縫製等により形成される。なお、最下段のポケット部3では、シート2と表紙体10a,10bとを周縁部40で接合するこの接合部4の一部が固定部34となる。この固定部34は、収容空間32に通帳サイズの広さが確保される位置に横長に形成される。
3段の各ポケット部3は、保持状態の隣接する通帳A同士が重ならない間隔で上下に配置されている。そして、各ポケット部3には、通帳Aの裏表紙を差込口31から収容空間32内に差し込んで通帳Aを保持させる。このとき、舌片33をポケット部3に保持した状態の通帳Aの表表紙上に位置するように配置させる。この通帳ファイル1は、左右の各表紙体10a,10bの内側面にそれぞれ通帳Aを3冊ずつ収容でき、合計で6冊の通帳Aが収容可能となっている。なお、通帳A全体をポケット部3に収容させてもよい。
以上の構成の通帳ファイル1によれば、表紙体10a,10bの内側面の各ポケット部3に通帳Aを1冊ずつ収容させることができる。このとき、ポケット部3の下縁部には固定部34が形成されているので、固定部34によって通帳Aがポケット部3の奥へ移動するのを阻止することができ、通帳Aをポケット部3の所定位置に安定して配置させることができる。また、舌片33をポケット部3に保持した状態の通帳Aの表表紙上に配置させることで、この舌片33によってポケット部3に収容する通帳Aがポケット部3から脱落するのを防止することができる。
各ポケット部3は、保持した状態の通帳A同士が重ならない間隔で上下又は左右に設けられているので、嵩張らずに多数の通帳Aを収容させることができる。そして、表裏の表紙体10a,10bを閉じた状態の通帳ファイル1は、細幅のスペースしか要しない。従って、この通帳ファイル1によれば、多数の通帳Aを嵩張ることなく、例えばキャビネットの鍵付きの引出しや金庫等に省スペースに保管させることができる。
また、表裏の表紙体10a,10bを見開くことでポケット部3に通帳Aが収容されているか否かは一見してわかるので、特定の通帳Aの持ち出しにも直ぐに気付く。そして、通帳Aの裏表紙をポケット部3に差し込んで収容すれば通帳Aの記帳ページがポケット部3外に配置される。従って、ポケット部3から通帳Aを取り出すことなく保持状態で記帳ページをめくって必要項目を簡単に確認することができる。また、表紙体10a,10bに接合するシート2が透明素材であれば、通帳Aの裏表紙の記載内容も確認できる点で有益である。
また、表紙体10a,10bの内側面には1枚のシート2を接合して複数のポケット部3が形成されるので、複数のポケット部3を簡単に形成することができる。
(実施形態2)
実施形態2は、綴じ具8を備えたファイル9に綴じ込み可能(リフィールも可能)な通帳整理用台紙5である。図4、図5に示すように、通帳整理用台紙5は、長方形形状の樹脂製シート6,7a,7bを3枚重ねた状態で周縁部40に沿って連続して溶着等により接合され、外側の2枚の外側シート7a,7bのそれぞれにおいて通帳Aを保持するためのポケット部3が上下に3段形成されている。各ポケット部3は、通帳整理用台紙5の表裏の対称位置に設けられている。この通帳整理用台紙5を構成する真ん中の中間シート6は、外側の2枚の外側シート7a,7bよりも厚く形成されて通帳整理用台紙5の強度を確保するのが好ましいが、外側シート7a,7bと同じ厚みとしてもよい。また、2枚の外側シート7a,7bは透明素材とし中間シート6を不透明素材とするが、中間シート6も透明素材にしてもよいし、3枚とも不透明素材としてもよい等種々の組合わせが可能である。なお、中間シート6は、樹脂製に限らず、紙製、その他の材質で形成されてもよい。
各ポケット部3は、上縁部に横長スリット(開口又は切込み)により形成される差込口31と、下縁部に各外側シート7a,7bと中間シート6とを溶着等で接合して形成される固定部34と、各外側シート7a,7bと中間シート6との間に形成される収容空間32とを備える。差込口31の長さは、通帳Aの長辺長さと同じか少し大きめに形成されており、この差込口31の中程は、略U字状に下方に湾曲形成されている。この湾曲により、差込口31の上端から下方へ垂下する舌片33が形成される。収容空間32は、通帳サイズ以上の大きさを有している。固定部34は、表裏の対向する各ポケット部3において同じ位置に形成されている。なお、最下段のポケット部3では、周縁部40の接合部4の一部が固定部34となっている。この固定部34は、収容空間32に通帳サイズの広さが確保される位置に横長に形成される。
3段の各ポケット部3は、保持状態の隣接する通帳A同士が重ならない間隔で上下に配置されている。そして、各ポケット部3には、通帳Aの裏表紙を差込口31から収容空間32内に差し込んで通帳Aを保持させる。このとき、舌片33をポケット部3に保持した状態の通帳Aの表表紙上に位置するように配置させる。この通帳整理用台紙5は、表裏にそれぞれ通帳Aを3冊ずつ収容でき、合計で6冊の通帳Aが収容可能となっている。なお、通帳A全体をポケット部3に収容させてもよい。
また、通帳整理用台紙5の長辺側の一方には、ファイル9の綴じ具8に綴じるための綴じ穴52を設けた綴じ片部51が形成されている。綴じ穴52は、図4では2穴のものを示すが、その他の多穴又は各種綴じ具8に対応した変則多穴等を形成することができる。なお、通帳整理用台紙5は、これを構成する3枚のシート6,7a,7bを同サイズで構成してもよいし、2枚の外側シート7a,7bが中間シート6よりも綴じ片部51相当分だけ短く形成されて外側シート7a,7bの周縁部に沿って3枚のシート6,7a,7bを接合して構成してもよい。
以上の構成の通帳整理用台紙5によれば、図6に示すように、ファイル9の綴じ具8に綴じて利用される。そして、この通帳整理用台紙5の各ポケット部3に通帳Aを1冊ずつ収容させることができる。このとき、ポケット部3の下縁部には固定部34が形成されているので、固定部34によって通帳Aがポケット部3の奥へ移動するのを阻止することができ、通帳Aをポケット部3の所定位置に安定して配置させることができる。また、舌片33をポケット部3に保持した状態の通帳Aの表表紙上に配置させることで、この舌片33によってポケット部3に収容する通帳Aがポケット部3から脱落するのを防止することができる。
各ポケット部3は、保持した状態の通帳A同士が重ならない間隔で上下又は左右に設けられているので、嵩張らずに多数の通帳Aを収容させることができる。そして、この通帳整理用台紙5を綴じたファイル9は、細幅のスペースしか要しない。従って、この通帳整理用台紙5を綴じたファイル9によれば、多数の通帳Aを嵩張ることなく、例えばキャビネットの鍵付きの引出しや金庫等に省スペースに保管させることができる。
また、このファイル9の表紙体10a,10bを見開くことで通帳整理用台紙5の各ポケット部3に通帳Aが収容されているか否かは一見してわかるので、特定の通帳Aの持ち出しにも直ぐに気付く。そして、通帳Aの裏表紙をポケット部3に差し込んで収容すれば通帳Aの記帳ページがポケット部3外に配置される。従って、ポケット部3から通帳Aを取り出すことなく保持状態で記帳ページをめくって必要項目を簡単に確認することができる。また、少なくとも表裏の各外側シート7a,7bが透明であれば、通帳Aの裏表紙の記載内容も確認できる点で有益である。
さらには、この通帳整理用台紙5を既存のファイルに綴じることで通帳保管専用のファイル9を簡単に得ることができる。しかも、通帳Aの枚数が増えても、それに応じてこの通帳整理用台紙5の綴じ込み枚数を増やすことで、同一の通帳専用ファイル9にまとめて保管することができ、便利で使い勝手がよい。
(変形例)
1.図7に示す通帳ファイル1Aや図8に示す通帳整理用台紙5Aのように、差込口31の舌片33Aは、差込口31の長手方向の端部近くまで長く形成した略長方形形状としてもよい。この舌片33Aによれば、通帳Aの長辺部分を長く覆うことができ、ポケット部3に収容する通帳Aの脱落を一層確実に阻止することができる。また、舌片33,33Aの形状も三角形、半円形等の如く任意の形状に形成することができる。
2.図9に示す通帳ファイル1Bや図10に示す通帳整理用台紙5Bのように、差込口31Bには舌片33(33A)を設けない構成としてもよい。これによれば、舌片33(33A)をめくり上げる等の手間を要さずに通帳Aを差込口31から簡易にポケット部3に収容させることができる。
3.図11に示す通帳ファイル1Cや図12に示す通帳整理用台紙5Cのように、ポケット部3は、2段でもよく、また、2段や3段に限らず上下に任意の複数段形成するようにしてもよい。さらには、ポケット部3は、上下に限らず、左右に複数設けるようにしてもよく、また、上下及び左右に複数設けるようにしてもよい。
4.表紙体10a,10bの短辺側で開閉自在となったE型(End opening)のファイルとしてもよく、この場合、図13に示す通帳ファイル1Dや図14に示す通帳整理用台紙5Dのように、ポケット部3は、縦横2列ずつの4つ設けるようにしてもよく、また、上下又は/及び左右に複数設けるようにしてもよい。
また、図15(通帳ファイル1D’)、図16(通帳整理用台紙5D’)に示すように、一面において左右の横方向(例えば、縦横2列ずつ)にポケット部3を形成する場合、左右のポケット部3を区画するように、通帳ファイル1D’では左右のポケット部3の間にシート2と表紙体10とを接合する溶着部35を設け、通帳整理用台紙5D’では
左右のポケット部3の間にシート7a,6,7bを一体に接合する溶着部35を設けるようにしてもよい。これにより、各ポケット部3が独立して区画されるので、通帳Aの挿入が容易となる。
なお、図13(通帳ファイル1D)、図14(通帳整理用台紙5D)に示すように、左右のポケット部3の間を区画しない構造としてもよい。この場合、通帳A以外の一覧表(例えば、銀行のWEBサイトから入手される残高照会、明細照会、振替えなどの一覧等)や各種の証明書、保証書、取扱説明書などを、左右のポケット部3に連続して収容させることも可能となる。
5.図17に示す通帳ファイル1Eや図18に示す通帳整理用台紙5Eのように、外周縁に見出し部13,53を突出形成してもよく、また、各ポケット部3に隣接して見出し部14,54を形成してもよい。これら見出し部13,53,14,54は、見出し用紙を挿入可能なポケット状に形成されてもよいし、筆記具で直接書込み可能に形成されたものでもよい。
6.また、本考案に係る通帳ファイルや通帳整理用台紙としては、各ポケット部3の差込口31を形成するシート2,7a,7bにおいて、ポケット部3の中央付近に貫通孔を設けたり、差込口31の下端からポケット部3の中央付近まで連続した切欠きを設ける等して、これら貫通孔又は切欠き等から指を通してポケット部3から通帳Aをスライドさせて取り出し易く構成してもよい。
7.また、本考案に係る通帳ファイルや通帳整理用台紙としては、上記実施形態のように、1面側に1枚のシート2,7a,7bを接合して複数のポケット部3を同時に形成する場合に限らず、各ポケット部3毎に対応してシート又は袋を接合してポケット部3を各々独立に形成するようにしてもよい。
1 通帳ファイル
2 シート
3 ポケット部
4 接合部
5 通帳整理用台紙
6 中間シート
7a,7b 外側シート
8 綴じ具
9 ファイル
10a,10b 表紙体
11 ヒンジ部
12 切込み線
13 見出し片部
14 見出しポケット
31 差込口
32 収容空間
33 舌片
34 固定部
40 周縁部
51 綴じ片部
52 綴じ穴
53 見出し片部
54 見出しポケット
A 通帳

Claims (8)

  1. 金融機関等の発行する通帳を収容するための通帳ファイルであって、
    見開き可能な表裏の表紙体を有し、表紙体の内側面の複数個所に通帳を保持するためのポケット部が設けられ、
    上記ポケット部は、
    上縁部に設けられて通帳の長辺長さと同じか少し大きめの差込口と、少なくとも通帳の表紙を配置可能とする収容空間とを備え、
    通帳の表紙又は通帳全体を上記ポケット部の差込口から収容空間内に差し込んで通帳をポケット部に保持可能な構成とし、且つ、
    保持した状態の通帳同士が重ならない間隔で上下又は左右に複数設けられている通帳ファイル。
  2. 請求項1に記載の通帳ファイルにおいて、
    上記表紙体の内側面に1枚のシートがその周縁部の全周又は一部において接合され、
    シートと表紙体との間に上記収容空間を形成すると共にシートに開口又は切込みを穿設して上記差込口を形成して、上記表紙体の内側面に複数のポケット部が形成されている通帳ファイル。
  3. 請求項1又は2に記載の通帳ファイルにおいて、
    上記各ポケット部には、差込口の上端から下方へ垂下する舌片が形成され、
    上記舌片は、ポケット部に保持した状態の通帳の表紙上に配置可能な構成とした通帳ファイル。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の通帳ファイルにおいて、
    上記各ポケット部の下縁部には、シートと表紙体とを接合して通帳の移動を阻止する固定部が形成されている通帳ファイル。
  5. 金融機関等の発行する通帳を収容するための通帳整理用台紙であって、
    中間シートの表裏面の複数個所に通帳を保持するためのポケット部が設けられ、
    上記ポケット部は、
    上縁部に設けられて通帳の長辺長さと同じか少し大きめの差込口と、少なくとも通帳の表紙を配置可能とする収容空間とを備え、
    通帳の表紙又は通帳全体を上記ポケット部の差込口から収容空間内に差し込んで通帳をポケット部に保持可能な構成とし、且つ、
    保持した状態の通帳同士が重ならない間隔で上下又は左右に複数設けられている通帳整理用台紙。
  6. 請求項5に記載の通帳整理用台紙において、
    上記中間シートの表裏面のそれぞれに1枚の外側シートがその周縁部の全周又は一部において接合され、
    外側シートと中間シートとの間に上記収容空間を形成すると共に外側シートに開口又は切込みを穿設して上記差込口を形成して、上記中間シートの表裏面のそれぞれに複数のポケット部が形成されている通帳整理用台紙。
  7. 請求項5又は6に記載の通帳整理用台紙において、
    上記各ポケット部には、差込口の上端から下方へ垂下する舌片が形成され、
    上記舌片は、ポケット部に保持した状態の通帳の表紙上に配置可能な構成とした通帳整理用台紙。
  8. 請求項5乃至7のいずれかに記載の通帳整理用台紙において、
    上記各ポケット部の下縁部には、外側シートと中間シートとを接合して通帳の移動を阻止する固定部が形成されている通帳整理用台紙。
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