JP3241406U - ポケット付きのメモリーノート - Google Patents
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Abstract
【課題】各ページの見開き状態でチケットや関連する写真を収納でき、関連記録も記載できるポケット付きメモリーノートを提供する。【解決手段】ポケット付きのメモリーノートは、ライブやコンサート会場などのチケット12や関連する写真13などを収納すると共に、その時の状況を記録でき、一側端側に綴じ代として複数の綴じ穴5が設けられた厚手の複数枚の紙葉4が使用され、紙葉4の表面側は書き込みができる表示部とし、裏面側にはチケット12や写真13等が収納できるポケットを透明な樹脂シートで形成した収納部を設け、収納部として開口部8を有する袋体9が全面的に取り付けられ、複数枚の紙葉を綴じ穴に金属製またはプラスチック製のループ状の綴じ具6により各紙葉が見開きできるよう綴じられ、紙葉4を各見開き状態にしたときに袋体と表示部とが隣接状態で視認できる。【選択図】図3
Description
本考案は、ライブやコンサート会場またはレジャー施設入場などのチケットや関連する写真などを収納できるポケット付きのメモリーノートに関するものである。
この種のポケット付きノートについては複数の技術が公知になっている。まず、第1の公知例は、金銭出納記入欄を印刷したノートの下部を1枚おきに接続した状態に製本したポケット付きノート、である。このポケット付きノートの実施の形態は、紙の表裏に金銭出納や家計簿等金銭の出し入れに関する欄を印刷し、奇数枚目と偶数枚目の下部を接続したまま上方向に折り曲げ、上部及び右側面は開放型として左側面綴じで製本し、必要事項を記入した後其の裏面の袋部分に伝票領収書レシート等を収納できる。又記入内容の多い場合には袋部分の下部をナイフ鋏等で切り開く事により増ページとなり簡単に対応可能となる、というものである(特許文献1参照)。
上記ポケット付きノートは、金銭の出納を記入できる事は勿論、伝票領収書レシート等を奇数枚目と偶数枚目の間の袋に入れて保管する事ができ、必要に応じて下部を切断する事により増ページが可能となる、というものである。
第2の公知例は、ノートの表紙内側の下端部全面にポケット形成用シートを凹字型の糊付け部にて固定し、表紙内部にノート本体を表紙になかとじ機構によってとじるとともに、ノートの表紙と裏表紙それぞれの内側にポケットを形成したことを特徴とするポケット付きノート、である(特許文献2参照)。
この第2の公知例に係るポケット付きノートによれば、極めて簡単な構造で表紙の表裏内側の2ケ所にポケットを付けたノートとすることができ、低価格で便利なノートとすることができた、というものである。
前記第1の公知例は、紙の表裏に金銭出納や家計簿等金銭の出し入れに関する欄を印刷し、奇数枚目と偶数枚目の下部を接続したまま上方向に折り曲げ、上部及び右側面は開放型として左側面綴じで製本としたもので、袋体の上部と右側面(前面側)が解放状態であり、収納物が収納状態では見えないので、全部取り出して記録と対比して確認しなければならず、また、前面側が開放状態であるため取扱い方によっては収納物が離脱・落下する可能性があり、実質的に取り扱いが不便であるという問題点を有している。
前記第2の公知例は、ノートの表紙内側の下端部全面にポケット形成用シートを凹字型の糊付け部にて固定したものであり、メモやカード、切り抜きなどを保存できるとしているが、それらに関係する思い出の記録をする場所が明記されていないばかりでなく、チケットや関連する写真なども含めて保存の数も限定されるという問題点を有している。
本考案は、前記問題点を解決すべく、各ページの見開き状態でチケットや関連する写真を収納できると共に、それらに関連する記録も記載できるようにしたポケット付きのメモリーノートを提供することを目的とするものである。
本考案に係るメモリーノートは、一側端側に綴じ代として複数の綴じ穴が設けられた厚手の複数枚の紙葉が使用され、該紙葉の表面側は書き込みができる表示部とし、裏面側にはチケットや写真等が収納できる透明な樹脂シートで形成した開口部を有する収納部が設けられ、該複数枚の紙葉を前記綴じ穴に金属製またはプラスチック製のループ状の綴じ具により各紙葉が見開きできるよう綴じられ、前記紙葉を各見開き状態にしたときに前記袋体と表示部とが隣接状態で視認できるようにしたことを特徴とするポケット付きメモリーノートを提供するものである。
上記考案において、前記表示部は、縦方向または横方向に記入線が印刷されていること、及び前記紙葉は、ページ毎に見開きできるようにルーズリーフ状に綴じられていること、を付加的な要件として含むものである。
本考案に係るポケット付きのメモリーノートによれば、紙葉を見開き状態にしたときにチケットや写真等が収納できる収納部と記録ができる表示部とが隣接状態で視認できるようにしたことにより、同じ見開きページに日時がずれることなくチケットや写真と記録が残り、何年経っても取り違えることなく楽しむことができるという優れた効果を奏する。
さらに、同じ見開きページに少なくとも2回分のチケットや写真と記録とが納められるという優れた効果も奏するのである。
さらに、同じ見開きページに少なくとも2回分のチケットや写真と記録とが納められるという優れた効果も奏するのである。
本考案を図示の具体的な実施の形態に基づいて詳しく説明する。図1~3は、好ましい実施の形態に係るポケット付きのメモリーノート1を示すものであり、該メモリーノート1は、透明なプラスチック製の表面側プレート2と裏面側プレート3の間に、厚手の紙からなる複数枚の紙葉4を介在させ、各プレート2、3及び紙葉4の一側端側に綴じ代として複数の綴じ穴5が同じ位置にそれぞれ設けられており、該綴じ穴5に金属製またはプラスチック製のループ状の綴じ具6により各部材が見開きできるよう、例えば、ルーズリーフ状に綴じられ、ページは右側から左側に開く縦長(概ね縦21cm、横12cm)のノート状に形成されている。
前記紙葉4は、表側となる面4aは書き込みができる表示部とし、一枚目の紙葉4については、ノートとしてのタイトル表示部7を設け、裏側となる面4bには、ポケットと称される収納部、例えば、長方形の透明な樹脂シートの一辺を開口し他の三辺を面4bにシールして収納部とするか、もしくは、透明な樹脂シートで形成した開口部8を有する袋体9の外周部を接着部10として全面的に取り付けて収納部とするかである。そして、2枚目以降の紙葉4については、見開き状態になった時に表面となる面には、表示部として自由に書き込みができるように白紙状態にするか、または、記入し易いように要間隔をもって複数条の記入線11が横方向に印刷されている。もちろん、2枚目以降の紙葉4の裏側となる面4bには、前記と同様に透明な樹脂シートで形成した収納部の形成または収納部として袋体9を取り付けてある。このように形成することにより、どのページを開いても、左側には収納部があり、右側には書き込みができる表示部がある。なお、綴じ込まれる紙葉4の枚数としては、少なくとも15枚以上で、25枚以下が好ましい。
上記実施例の使用の仕方については、図3に示したように、例えば、友達と複数人でコンサート会場に行った場合に、その入場チケットまたは半券(チケット)12と、コンサート会場での思い出の写真13とを、収納部であるポケットの開口部8から袋体9内に収納し、右側表示部の記入線11内には年月日と友人名や、会話や行動の中で思い出になるエピソード等を記載することができる。このように各見開きページ毎の中で、当時の写真や出来事等を回想することができるのである。なお、各見開きページには、上下に分けて複数回(少なくとも2回分)のチケットや写真を分けて収納し、行間を開けて記録することもできる。
さらに、他の実施例に係るポケット付きのメモリーノート1ついて、図4を用いて説明する。この実施例では、前記実施例と同様の裏面側に透明な樹脂シートで形成したポケットと称される収納部の袋体9が取り付けられた紙葉4が使用され、表面側の表示部に係る記入線11だけが異なるのである。この場合の記入線11については、縦方向に2つのグループに分けて印刷されるのである。このように2つのグループに分けて記入線11を形成することで、ページを開いた時に収納部の袋体9側を上側にし表示部側を手前に、つまり、ノートを横にして、ページを手前から捲り上げて開くようにするのである。
このように形成することで、各見開きページには、左右に分けて2回分のチケット12や写真13を分けて袋体9に収納すると共に、それぞれの記録も左右に分けて記載することができるのである。いずれにしても、このように見開きページ毎に2回分のメモリー品と記録とを識別して残すことができるので、1冊のメモリーノート1でも複数年に亘って利用できるのである。
なお、表裏両面の透明なプラスチック製のプレート2、3は、剛性のあるシートであっても良く、複数年に亘って頻繁に出し入れして使用するノートの表紙の汚れや擦れによる損傷を防ぐためのものであり、構成要件として必ずしも必要とするものではない。
なお、表裏両面の透明なプラスチック製のプレート2、3は、剛性のあるシートであっても良く、複数年に亘って頻繁に出し入れして使用するノートの表紙の汚れや擦れによる損傷を防ぐためのものであり、構成要件として必ずしも必要とするものではない。
本考案に係るポケット付きのメモリーノート1は、ライブやコンサート会場またはレジャー施設入場などのチケット12や関連する写真13などをポケットと称される収納部に収納すると共に、その時の状況を表示部に記録することができるものであって、一側端側に綴じ代として複数の綴じ穴5が設けられた厚手の複数枚の紙葉4が使用され、該紙葉4の表面側は書き込みができる表示部とし、裏面側にはチケット12や写真13等が収納できるポケットと称される透明な樹脂シートで形成した収納部となる一例の袋体9が設けられ、該複数枚の紙葉4を前記綴じ穴5に金属製またはプラスチック製のループ状の綴じ具6により各紙葉4が見開きできるよう綴じられ、前記紙葉4を各見開き状態にしたときに前記収納部である袋体9と表示部とが隣接状態で視認できるようにしたことによって、同じ見開きページに日時がずれることなくチケット12や写真13と記録が残り、何年経っても取り違えることなく楽しむことができるばかりでなく、1冊のメモリーノートで、複数年に亘って使用することができるものである。
1 ポケット付きのメモリーノート
2、3 プレート
4 紙葉
4a 表側となる面
4b 裏側となる面
5 綴じ穴
6 綴じ具
7 タイトル表示部
8 開口部
9 袋体(一例の収納部)
10 接着部
11 記入線
12 チケット
13 写真
2、3 プレート
4 紙葉
4a 表側となる面
4b 裏側となる面
5 綴じ穴
6 綴じ具
7 タイトル表示部
8 開口部
9 袋体(一例の収納部)
10 接着部
11 記入線
12 チケット
13 写真
Claims (3)
- 一側端側に綴じ代として複数の綴じ穴が設けられた厚手の複数枚の紙葉が使用され、
該紙葉の表面側は書き込みができる表示部とし、裏面側にはチケットや写真等が収納できる透明な樹脂シートで形成した開口部を有する収納部が設けられ、
該複数枚の紙葉を前記綴じ穴に金属製またはプラスチック製のループ状の綴じ具により各紙葉が見開きできるよう綴じられ、
前記紙葉を各見開き状態にしたときに前記収納部と表示部とが隣接状態で視認できるようにしたこと
を特徴とするポケット付きメモリーノート。 - 前記表示部は、縦方向または横方向に記入線が印刷されていること
を特徴とする請求項1に記載のポケット付きメモリーノート。 - 前記紙葉は、ページ毎に見開きできるようにルーズリーフ状に綴じられていること
を特徴とする請求項1乃至2に記載のポケット付きメモリーノート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2023000255U JP3241406U (ja) | 2023-01-31 | 2023-01-31 | ポケット付きのメモリーノート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2023000255U JP3241406U (ja) | 2023-01-31 | 2023-01-31 | ポケット付きのメモリーノート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3241406U true JP3241406U (ja) | 2023-03-29 |
Family
ID=85706970
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2023000255U Active JP3241406U (ja) | 2023-01-31 | 2023-01-31 | ポケット付きのメモリーノート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3241406U (ja) |
-
2023
- 2023-01-31 JP JP2023000255U patent/JP3241406U/ja active Active
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