JP6813220B1 - 書類収納ファイル - Google Patents

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【課題】きわめて簡素な構成により製造コストの増加を抑えつつ、収納した書類を取り出さずに当該書類に署名や押印やマーキングやメモ書き等が可能な多機能の書類収納ファイルを提供する。【解決手段】書類収納ファイル1は、樹脂製のシート材が山折りされて閉じられた左辺11と、山折りされたシート材が溶着されて形成された溶着部4によって閉じられた下辺12と、開口した上辺14と、開口した右辺13とを有する表紙2及び裏表紙3を備え、表紙2と裏表紙3との間に書類を収納する構成であって、裏表紙3は第1ミシン目17が形成されており、第1ミシン目17は、裏表紙3を上側の第1エリア3aと下側の第2エリア3bとに分断可能に形成されている構成である。【選択図】図3

Description

本発明は、樹脂製のシート材からなる書類収納ファイルに関する。
書類収納ファイルは、書類を収納するのに便利であるとともに、低コストで大量生産が可能であるため、業務用のみならず一般家庭にも広く普及している。従来、書類収納ファイルは、様々な構成が提案されている。簡素なものでは、樹脂製のシート材を折り曲げた後、一辺を溶着して表紙と裏表紙との間に書類を収納する構成が知られている(特許文献1:実用新案登録第3028893号公報参照)。一例として、このような構成をベースとして、収納する書類の落下防止を図るための押え片を備える構成が知られている(特許文献2:特開2001−232981号公報参照)。また、本願発明者は、裏表紙に、起立可能に形成されている主保持部を有し、主保持部は、開口した右辺と平行に所定の間隔をあけて複数個並設されている構成を提案している(特許文献3:特開2018−058335号公報参照)。なお、書類収納ファイルと書類収納フォルダは同義である。
実用新案登録第3028893号公報 特開2001−232981号公報 特開2018−058335号公報
近年、書類収納ファイルは、製造コストを抑えつつ、付加価値を高めて差別化を図る取り組みが行われている。製造コストの観点からすれば特許文献1に例示されるような折曲げと溶着による単純な構成が有利である。また、特許文献2や特許文献3に例示されるような構成であっても、大幅なコスト増加は生じない。しかしながら、これら従来技術に対して、新規な機能によって他社との差別化を訴求する訴求力をより高めることができれば、より付加価値が高くなり、競争力の高い商品になる。
一例として、商談や打ち合わせの場面で、書類収納ファイルに収納した書類を取り出さずに当該書類に署名や押印やマーキングやメモ書き等が可能になれば、従来品にない新たな使い方ができて、さらに便利になり、付加価値のさらなる向上を図ることができる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされ、きわめて簡素な構成により製造コストの増加を抑えつつ、収納した書類を取り出さずに当該書類に署名や押印やマーキングやメモ書き等が可能な書類収納ファイルを提供することを目的とする。
本発明は、以下に記載するような解決手段により、前記課題を解決する。
本発明に係る書類収納ファイルは、樹脂製のシート材が山折りされて閉じられた左辺と、山折りされた前記シート材が溶着されて形成された溶着部によって閉じられた下辺と、開口した上辺と、開口した右辺とを有する表紙及び裏表紙を備え、前記表紙と前記裏表紙との間に書類を収納する構成であって、前記裏表紙は第1ミシン目が形成されているとともに、前記右辺における前記溶着部に近い位置から内方側へ切り欠かれた第1裂け止め部が形成されており、前記第1ミシン目は、前記裏表紙を上側の第1エリアと下側の第2エリアとに分断可能に形成されているとともに、前記第1裂け止め部と接続可能に形成されていることを特徴とする。
この構成によれば、必要に応じて、裏表紙をミシン目に沿って開くことができるので、書類収納ファイルに収納した書類を取り出さずに当該書類に署名や押印やマーキングやメモ書き等が可能になる。表紙は目立たない構成にして、裏表紙にミシン目を施すことで利便性がより向上する。第1ミシン目に沿って裏表紙を開いて広げることで、一例として、裏表紙の第1エリアを下敷きとして活用できる。また、A4サイズの書類収納ファイルをA3サイズの下敷きにすることも可能になる。一例として、表紙に一対の切れ目を設けておき、名刺やメッセージカード等のカードを差し込んで保持して書類収納ファイルと対応付けさせることで、カードに関連付けた情報の整理が容易になる。一例として、表紙や裏表紙に有色部を設けておき、書類の片面や両面が隠れる構成にすることで、書類情報を露出させずに、重要度等に応じた情報管理が容易になる。一例として、第1ミシン目に沿って裏表紙を開くとともに、第2ミシン目に沿って左辺を開くことができるので、裏表紙の第2エリアをしおりにして冊子等の書類に挟むことができる。よって、契約書など冊子の署名欄や重要事項の記載頁や見積りの記載頁を開いて示すことが容易にできる。
本発明によれば、きわめて簡素な構成により製造コストの増加を抑えつつ、多機能の書類収納ファイルを実現することができる。
本発明の第1の実施形態に係る書類収納ファイルの例を示す図であり、表紙を部分的に開いた状態を示す概略の正面図である。 図1の書類収納ファイルの概略の正面図である。 図1の書類収納ファイルの概略の背面図である。 図1の書類収納ファイルにおける裏表紙を完全に開いた状態を示す概略の背面図である。 図1の書類収納ファイルにおける実施態様の例を示す概略の斜視図である。 図5の例における裏表紙を開いた状態を示す概略の斜視図である。 図1の書類収納ファイルにおける実施態様の他の例を示す概略の背面図である。 本発明の第2の実施形態に係る書類収納ファイルの例を示す図であり、実施態様の例を示す概略の斜視図である。
(第1の実施形態)
以下、図面を参照して、本発明の第1の実施形態の書類収納ファイルについて説明する。図1は本実施形態の書類収納ファイル1における表紙2の右上側をめくるようにして部分的に開いた状態を示す概略の正面図である。図4は裏表紙3を第1ミシン目17に沿って完全に開いた状態を示す概略の正面図である。本文において、便宜的に図2の正面図に示す位置における、左辺、右辺、上辺、下辺の語を用いて説明を行う。また、実施形態を説明するための全図において、同一の機能を有する部材には同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する場合がある。
本実施形態の書類収納ファイル1は、図1〜図4に示すように、樹脂製のシート材からなる表紙2と裏表紙3との間に書類を挟み込んで収納する収納具である。本実施形態は、1枚の矩形のシート材が中央で折曲されることによって、閉じられた一辺である左辺11により連結された表紙2および裏表紙3が形成されている。これと共に、当該左辺11と対向する位置には、書類の出し入れ部となる開口した一辺である右辺13が形成されている。つまり、表紙2と裏表紙3は、樹脂製のシート材が山折りされて閉じられた左辺11と、山折りされた前記シート材が溶着されて形成された溶着部4にて閉じられた下辺12と、開口した上辺14と、開口した右辺13とを有する。溶着部4は、一例として、超音波溶着、熱溶着または超音波溶着と熱溶着の組み合わせによって形成される。
表紙2は、右辺13Aにおける溶着部4に近い位置から内方側へ切欠かれた第2裂け止め部15が形成されている。裏表紙3は、右辺13Bにおける溶着部4に近い位置から内方側へ切欠かれた第1裂け止め部5が形成されている。裏表紙3は第1ミシン目17が形成されており、第1ミシン目17の開始位置は第1裂け止め部5と接続可能に形成されており、第1ミシン目17によって裏表紙3は上側の第1エリア3aと下側の第2エリア3bとに分断可能になっている。この例では、ミシン目が円弧状に形成された隅部6が左辺11の近傍に形成されているとともに、左辺11は第2ミシン目27が形成されている。第2ミシン目27は、隅部6を介して第1ミシン目17と接続可能に形成されているとともに、左辺11における隅部6との接続箇所から左辺11における溶着部4までの区間を開口可能に形成されている。
一例として、第1ミシン目17の開始位置と第1裂け止め部5の左端位置との間隔は1[mm]以上かつ2[mm]以下である。一例として、第2ミシン目27の開始位置と隅部6の下端位置との間隔は1[mm]以上かつ2[mm]以下である。一例として、第2ミシン目27の終了位置と下辺12との間隔は5[mm]以上かつ10[mm]以下である。なお、隅部6は円弧状に限定されず、斜線状の場合があり、または、隅部6に代えて、左辺11における溶着部4に近い位置から内方側へ切り欠かれた第3裂け止め部25が形成されている場合があり、または、隅部6を省いて、第1ミシン目17の終端と第2ミシン目27の開始位置とを近接させて互いに接続可能な構成にしてもよい。また、上記の構成に限定されず、裏表紙3を開く回数は表紙2を開く回数よりも少ない使用方法においては、第1裂け止め部5を省いて、第1ミシン目17の開始位置を右辺13Bに近接させる場合がある。
一例として、第1ミシン目17は、下辺12と平行な位置(略平行な位置を含む)に形成されている。図3に示すように、第1ミシン目17の開始位置から溶着部4の上端までの上下方向の間隔H1は10[mm]以上かつ50[mm]以下の範囲内に設定される。第1ミシン目17の終了位置から溶着部4の上端までの上下方向の間隔についても同様である。この間隔H1は、差し込み部8の差し込み深さに相当し、間隔H1が10[mm]以上確保されていることで、裏表紙3を第1ミシン目17に沿って開いた状態においても、差し込み部8によって、書類を容易に差し込みできる。尚且つ、間隔H1を50[mm]以下にすることで、書類に書き込みや署名する欄に必要な大きさが確保できる。一例として、第1ミシン目17の開始位置から下辺12までの上下方向の間隔H2は15[mm]以上かつ55[mm]以下に設定される。第1ミシン目17の終了位置から下辺12までの上下方向の間隔についても同様である。
シート材の材質はポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート、その他既知の合成樹脂が適用される。特に、ポリプロピレンは、成形性や熱安定性に優れており、シート材の材質として好適である。一例として、シート材はポリプロピレンであり、シート材の厚みは0.2[mm]以上かつ0.6[mm]未満に設定される。シート材の厚みを0.2[mm]以上にすることで、書類収納ファイル1を、棚や書類保管箱等に容易に縦置きできる。シート材の厚みを0.6[mm]未満にすることで、材料コストの増大を抑えつつ、溶着部4の形成を可能として、製造コストを価格競争可能な範囲内にできる。さらに、シート材の厚みを0.5[mm]以下にすることで、材料コストの増大を抑えつつ、溶着部4の形成が容易できるので、価格競争力に優れた製品にできる。一例として、シート材の厚みは0.25[mm]以上0.35[mm]以下に設定される。
表紙2は、上辺14に近い位置かつ右辺13Aに近い位置に所定間隔で一対の切れ目9aおよび切れ目9bを有しており、切れ目9aと切れ目9bに、名刺等のカードをそれぞれ差し込んで保持可能な構成である。この構成によれば、名刺等のカードを差し込んで保持して書類収納ファイル1と対応付けさせることで、カードに関連付けた情報の整理が容易になる。一例として、表紙2と裏表紙3のいずれかないしは両方は有色部を有しており、前記有色部によって前記書類の片面ないしは両面が隠れる構成である。一例として、表紙2は有色部を有しており、前記有色部によって前記書類の片面が隠れる構成である。これにより、書類情報を露出させずに、重要度等に応じた情報管理が容易になる。
裏表紙3は、右辺13Bに近い位置の第1端部領域において、外縁部側に設けられた起点から内方側へ進んでから外縁部側に設けられた終点に戻る連続した切込み線が入れられて、該起点と該終点とを結ぶ線を基線として、前記起点および前記終点から最も離れた位置である頂部が起立することで表紙2に係止可能に形成されている主保持部20を有し、且つ、主保持部20の位置に対応する第1外縁部において、外方側へ突出させて設けられたインデックス部兼用の第1起立操作タブ22を有する。この構成によれば、表紙2と裏表紙3との間に書類を挟み込んだ後、主保持部20を起立させてから戻すように動作させることによって、主保持部20で前記書類の端部を挟み込んで保持することができる。また、第1起立操作タブ22はインデックス部を兼ねる構成となっており、仕分けして収納した複数の書類の内容に対応したタイトル等のインデックス情報をそれぞれ表示することや記載することができるため、主保持部20によって保持した書類を明確に把握することができる。
続いて、書類収納ファイル1を用いた書類の収納方法について、以下に説明する。
図5の例は、第1の書類(書類群)P1を、表紙2と裏表紙3との間に収納し、次いで、上辺14Bに近い側の主保持部20を第1の書類P1よりも上まで起立させてから復元力によって戻すことによって、第1の書類P1の右端部を挟み込んで保持する。そして、第2の書類(書類群)P2を、表紙2と先に前記主保持部で保持された第1の書類P1との間に収納し、次いで、上から二番目の主保持部20を第2の書類P2よりも上まで起立させてから復元力によって戻すことによって、第2の書類P2の右端部を挟み込んで保持する。そして、上から三番目の主保持部20を第3の書類P3(ここでは最上面の書類)よりも上まで起立させてから復元力によって戻すことによって、第3の書類P3の右端部を挟み込んで保持する。この構成による収納方法によれば、表紙2と裏表紙3との間に形成される単一空間において、複数の書類を仕分けして収納することが可能となる。すなわち、上記の構成例では、第1の書類P1が仕分けして収納でき、第2の書類P2が仕分けして収納でき、さらに、第3の書類P3が仕分けして収納できる。なお、上述の特許文献3(特開2018−058335号公報)に記載の公知技術を、適宜、本願に適用できる。
図6の例は、必要に応じて、裏表紙3を第1ミシン目17に沿って開いて、書類収納ファイル1に収納した書類P4を取り出さずに当該書類のうちの重要事項が記載されている欄や書き込みや署名する欄が見開きになって、確認や署名や押印やマーキングやメモ書き等が可能な状態にする。この構成によれば、裏表紙3の第2エリア3bをしおりにして冊子等の書類P4に挟むことができる。よって、契約書など冊子の署名欄や重要事項の記載頁や見積りの記載頁を開いて示すことが容易にできる。
図7の例は、第1ミシン目17は、第1裂け止め部5に近い位置から左辺11に近い位置に近づくにしたがって、下辺12との間隔が大きくなるように形成されている。書類の枚数や種類が多くなる場合などは、第1ミシン目17を斜めに入れることで、差し込み部8に書類を差し込むことが容易にできるとともに、これらの書類を差し込み部に差し込んだ状態を維持することが容易にできる。また、顧客の要望に応じて第1ミシン目17の傾斜角度を設定してもよい。
(第2の実施形態)
以下、図面を参照して、本発明の第2の実施形態の書類収納ファイルについて説明する。図8は本実施形態における実施態様の例を示す概略の斜視図である。第2の実施形態では、第1の実施形態と相違する点を中心に説明する。
表紙2は、右辺13Aに近い位置の第2端部領域において、外縁部側に設けられた第2起点から内方側へ進んでから外縁部側に設けられた第2終点に戻るように第2切込み線が入れられているとともに、前記第2起点と前記第2終点とを結ぶ線を基線として、前記第2起点および前記第2終点から最も離れた位置である第2頂部において前記第2切込み線を分ける第2留め部が形成されており、第2留め部が切り離されて前記第2頂部が起立することで裏表紙3に係止可能に形成されている副保持部30を有し、且つ、副保持部30の位置に対応する第2外縁部において、外方側へ突出させて設けられた第2インデックス部兼用の第2起立操作タブ32を有する。この構成によれば、第2留め部が形成されているので、書類P2を差し込む際に表紙2における副保持部30の位置に書類P2が引っ掛かることが防止できる。そして、表紙2と裏表紙3との間に書類P1と書類P2を挟み込んだ後、裏表紙3を第1ミシン目17に沿って開く前の状態のみならず、裏表紙3を第1ミシン目17に沿って開いた状態においても、副保持部30を起立させてから戻すように動作させることによって、副保持部30で書類P1の端部と書類P2の端部と裏表紙3の両方を挟み込んで保持することができる。よって、図8に示すように、書類収納ファイル1の右辺13Aと右辺13Bとが離れていかないように留めることができる。また、第2起立操作タブ32はインデックス部を兼ねる構成となっている。
以上説明した通り、本発明によれば、きわめて簡素な構成により製造コスト、すなわち原材料コストおよび加工コストの増加を抑えつつ、複数の書類を仕分けして収納できるとともに、書類収納ファイルに収納した書類を取り出さずに当該書類にマーキングやメモ書きが可能になり、従来品にない新たな使い方ができて、さらに便利になり、尚且つ、第2エリアをしおりにして冊子等の書類に挟んでおくことで、契約書など冊子の署名欄や重要事項の記載頁や見積りの記載頁を開いて示すことが容易にできるとともに、重要事項が記載されている欄や書き込みや署名する欄が見開きになって、確認や署名や押印やマーキングやメモ書き等が可能な状態に素早くできる。
また本発明によれば、第1ミシン目で切り取れる構成により、一例として、A3サイズの書面や冊子を収納して閲覧することができる。第1ミシン目で切り取ることで、第2エリアはポケット状になる構成により、A5サイズなど小さいサイズの書面を収納することができる。主保持部に第1留め部がある構成により、A5サイズなどの異サイズに最適な主保持部を選択して使用できるとともに、使用しない主保持部が起立して書類収納の妨げにならないように裏表紙と一体化することが容易にできる。
したがって、本発明によれば、簡素な構成としつつ、多機能の書類収納ファイルが実現できる。なお、上述の例では、収納対象として書類を例に挙げて説明したが、シート状の物品であれば書類と同様に収納することが可能である。本発明は、以上説明した実施例に限定されることなく、本発明を逸脱しない範囲において種々変更可能である。
1 書類収納ファイル
2 表紙
3 裏表紙、3a 第1エリア、3b 第2エリア
4 溶着部
5 第1裂け止め部
6 隅部
8 差し込み部
9a、9b 切れ目
11 左辺
12 下辺
13、13A、13B 右辺
14、14A、14B 上辺
15 第2裂け止め部
17 第1ミシン目
20 主保持部
22 第1起立操作タブ
24 切欠き部
25 第3裂け止め部
27 第2ミシン目
30 副保持部
32 第2起立操作タブ

Claims (7)

  1. 樹脂製のシート材が山折りされて閉じられた左辺と、山折りされた前記シート材が溶着されて形成された溶着部によって閉じられた下辺と、開口した上辺と、開口した右辺とを有する表紙及び裏表紙を備え、前記表紙と前記裏表紙との間に書類を収納する構成であって、
    前記裏表紙は第1ミシン目が形成されているとともに、前記右辺における前記溶着部に近い位置から内方側へ切り欠かれた第1裂け止め部が形成されており、
    前記第1ミシン目は、前記裏表紙を上側の第1エリアと下側の第2エリアとに分断可能に形成されているとともに、前記第1裂け止め部と接続可能に形成されていること
    を特徴とする書類収納ファイル。
  2. 前記第1ミシン目と前記溶着部の上下方向の間隔は10mm以上かつ50mm以下に設定されており、
    前記第1ミシン目は、前記右辺に近い位置から前記左辺に近い位置までの区間における前記下辺との間隔が同じに形成されていること
    を特徴とする請求項記載の書類収納ファイル。
  3. 前記左辺は第2ミシン目が形成されており、
    前記第2ミシン目は、前記第1ミシン目と隅部を介して接続可能に形成されているとともに、前記左辺における前記隅部から前記左辺における前記溶着部までの区間を開口可能に形成されていること
    を特徴とする請求項1または2記載の書類収納ファイル。
  4. 前記表紙は前記右辺における前記溶着部に近い位置から内方側へ切り欠かれた第2裂け止め部が形成されており、
    前記表紙は、前記上辺に近い位置且つ前記右辺に近い位置に一対の切れ目を有しており、前記切れ目にカードを差し込んで保持可能な構成であること
    を特徴とする請求項1〜のいずれか一項記載の書類収納ファイル。
  5. 前記裏表紙は、前記右辺に近い位置の第1端部領域において、外縁部側に設けられた第1起点から内方側へ進んでから外縁部側に設けられた第1終点に戻るように第1切込み線が入れられているとともに、前記第1起点と前記第1終点とを結ぶ線を基線として、前記第1起点および前記第1終点から最も離れた位置である第1頂部において前記第1切込み線を分ける第1留め部が形成されており、前記第1留め部が切り離されて前記第1頂部が起立することで前記表紙に係止可能に形成されている主保持部を有し、且つ、前記主保持部の位置に対応する第1外縁部において、外方側へ突出させて設けられた第1インデックス部兼用の第1起立操作タブを有すること
    を特徴とする請求項1〜のいずれか一項記載の書類収納ファイル。
  6. 前記シート材はポリプロピレンであり、前記シート材の厚みは0.2mm以上かつ0.6mm未満に設定されること
    を特徴とする請求項1〜のいずれか一項記載の書類収納ファイル。
  7. 前記表紙は有色部を有しており、前記有色部によって前記書類の片面が隠れる構成であること
    を特徴とする請求項1〜のいずれか一項記載の書類収納ファイル。
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