JP2010196403A - 先行手摺 - Google Patents

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    • E04G5/00Component parts or accessories for scaffolds
    • E04G5/14Railings
    • E04G5/147Railings specially adapted for mounting prior to the mounting of the platform

Abstract

【課題】 枠組足場への設置を可能にするのはもちろんのこと、爾後に親綱代わりとされても、問題を発生させない。
【解決手段】 左右で一対となる縦材11と、この左右の縦材11の上端を繋ぐ手摺と有して一体に形成される手摺枠10を有すると共に、この手摺枠10が左右となって近隣する建枠1に係止具20で分離可能に連繋されると共に固定具30および連結具40で分離可能に連結されてなる先行手摺にあって、係止具20が縦材11に溶接される基端から延びて建枠1における横杆3に上方から係合するフック部21を有し、固定具30が縦材11に溶接される基端から延びて建枠1における脚柱2に横方向から近隣すると共にこの脚柱2を楔構造下に包持する包持部31を有し、連結具40が縦材11に保持される基端部41から延びて新たに連結される上方の建枠1における脚柱2に横方向から近隣すると共にこの脚柱2に固定構造下に連繋する連繋部42を有してなる。
【選択図】 図2

Description

この発明は、先行手摺に関し、特に、枠組足場に設けられる先行手摺の改良に関する。
建築物を建築するための作業現場、すなわち、建築現場には、多くの場合に、仮設施設たる作業用の足場、つまり、作業足場が設けられるが、この作業足場が枠組足場からなる場合に、この枠組足場に立ち入る、たとえば、作業員の安全を確保するための手摺が設けられる。
この枠組足場に設けられる手摺は、その機能するところを鑑みると、作業員がその手摺を設ける階たる上方階に立ち入る前に、何にも況して、上方階に設けられる、すなわち、先行して設けられる、つまり、先行手摺とされることに意義がある。
そして、この先行手摺については、これまでに種々の提案があるが、その中で、たとえば、特許文献1には、作業足場を構成する枠組足場に組み付けられる先行手摺の提案が開示されている。
ちなみに、枠組足場は、特許文献1にも開示されているように、概ね門型に形成された建枠を建築物の外壁に沿うように左右に連続して下方階を形成すると共に、この下方階の上方に新たに建枠を建て込んで、すなわち、組み上げて、上方階を形成し、言わば立体的に組み上げられる。
そして、先行手摺は、建枠における脚柱、つまり、左右の脚柱に並行する左右の縦材と、この左右の縦材の上端を繋ぐ手摺と、この手摺の下方にあってこの手摺に並行しながら左右の縦材における上下方向の中間部に連結される中桟とを有して一体に形成される手摺枠を有してなる。
そして、この手摺枠は、建枠における脚柱の上端部寄りに連結される取付金具を縦材の下端部に有すると共に、建枠における横杆に連繋する位置決め金具を縦材の上下方向の中間部であってやや下端部寄りに有し、縦材の上端側部たる手摺の下方部分には、爾後に上方階に新たに建て込まれる建枠における脚柱の下端側部に連結される上部固定金具を有している。
それゆえ、この特許文献1に開示の提案にあっては、作業員は、自己が立ち入っている階から、未だ新たな建枠が建て込まれていない上方階に向けて、手摺枠を持ち上げ、この状態下に、位置決め金具を横杆に連繋して手摺枠を建枠に言わば一旦預け、この状態から、取付金具を脚柱に連結することで、手摺枠を枠組足場に連結して先行手摺とし得る。
そして、上方階を形成すべく新たに建て込まれる建枠における脚柱の下端側部に手摺枠における上部固定金具が連結されて、最終的に先行手摺が枠組足場に設けられる。
特許第2594530号公報(請求項1,図1,図2,図3参照)
しかしながら、上記した特許文献1に開示の提案にあっては、作業足場を形成する枠組足場において、下方階から上方階に向けて先行手摺を設け得る点で基本的に問題がある訳ではないが、その先行手摺が利用される実際を勘案すると、更なる要望がある。
すなわち、凡そこの種の先行手摺にあっては、これが適正に上方階に設けられる場合には、爾後の作業員による諸作業の際に、この先行手摺が命綱の親綱代わりとされるのは経験側が示す通りである。
つまり、建築現場などで高所作業をする作業員は、命綱を利用するが、このとき、作業員の腰などに基端が連結されている命綱の先端は、適宜に設けられた親綱に、すなわち、作業足場にあっては、先行手摺に繋がれる。
このことからすると、先行手摺は、下方階の作業足場を形成する建枠に対してはもちろんのこと、爾後に下方階の建枠に新たに建て込まれて上方階の作業足場を形成する建枠に対しても言わば強固に連結されるのが好ましい。
この発明は、上記した事情を鑑みて創案されたものであって、その目的とするところは、枠組足場への設置を可能にするのはもちろんのこと、爾後に親綱代わりとされても、問題を発生させず、その汎用性の向上を期待するのに最適となる先行手摺を提供することである。
上記した目的を達成するため、この発明による先行手摺の構成を、基本的には、左右で一対となる縦材と、この左右の縦材の上端を繋ぐ手摺と有して一体に形成される手摺枠を有すると共に、この手摺枠が左右となって近隣する建枠に係止具で分離可能に連繋されると共に固定具および連結具で分離可能に連結されてなる先行手摺にあって、上記の係止具が上記の縦材における上下方向の中間部であってやや下端部寄りに連結されながら上記の建枠における横杆に連繋され、上記の固定具が上記の縦材における下端部に連結されながら上記の建枠における脚柱の上端部寄りに連結され、上記の連結具が上記の縦材における上端側部に保持されながら上記の脚柱に新たに連結される上方の脚柱における下端側部に連結されると共に、上記の係止具が上記の縦材に溶接される基端から延びて上記の建枠における横杆に上方から係合するフック部を有し、上記の固定具が上記の縦材に溶接される基端から延びて上記の建枠における脚柱に横方向から近隣すると共にこの脚柱を楔構造下に包持する包持部を有し、上記の連結具が上記の縦材に保持される基端部から延びて上記の新たに連結される上方の建枠における脚柱に横方向から近隣すると共にこの脚柱に固定構造下に連繋する連繋部を有してなるとする。
それゆえ、この発明の先行手摺を枠組足場に設けるの際に、作業員は、自己が立ち入っている階から、未だ新たな建枠が建て込まれていない上方階に向けて、手摺枠を持ち上げ、この状態下に、係止具を建枠における横杆に係合させ得る。
したがって、これによって、手摺枠が建枠に言わば一旦預けられることになり、後述する爾後の作業員による固定具の連結作業を容易ならしめるが、このとき、係止具が建枠における横杆に上方から係合するから、一対の縦材と手摺とで形成される面に沿う方向に、すなわち、枠組足場における建枠が連続する左右方向たる横方向への移動が阻止されて、言わば確実な設置状態の具現を可能にする。
そして、この手摺枠を建枠に言わば一旦預けた状態下に固定具を建枠における脚柱に包持部を楔構造下に包持させるから、縦材が一対の脚柱と横杆とで形成される面、すなわち、建枠の面に沿う方向たる建築物の壁面に対して遠近する方向への移動および手摺枠の面に沿う方向たる横方向の移動が阻止されて、同じく確実な設置状態の具現を可能にする。
そして、上方階を形成すべく下方階を形成する建枠の上端に新たに建て込まれる建枠における脚柱の下端側部に連結具が連結されることで、先行手摺が枠組足場に確実に設けられる。
このとき、連結具は、縦材に保持される基端部から延びて新たに連結される上方の脚柱に近隣する連繋部を有すると共に、この連繋部が固定構造に形成されるから、手摺枠の面に沿う方向たる横方向の移動が阻止され、最終的に先行手摺を枠組足場に強固に設けることを可能にし、たとえば、作業員に基端が連結される命綱の先端を手摺枠における手摺を親綱代わりにして連結しても、安全性が保障される。
この発明による先行手摺が設けられた状態の枠組足場を示す概略斜視図である。 この発明による先行手摺を構成する手摺枠を係止具,固定具および連結具を介して枠組足場に連結した状態を示す正面図である。 係止具,固定具および連結具の手摺枠における配置状態を示す部分斜視図である。 係止具を示す拡大部分斜視図である。 固定具を示す拡大部分斜視図ある。 連結具を示す拡大部分斜視図ある。
以下に、図示した実施形態に基づいて、この発明を説明するが、この発明による先行手摺は、建築物を建築するための作業現場、すなわち、建築現場に設けられる仮設施設たる作業用の足場、つまり、作業員などが立ち入る作業足場を形成する枠組足場に設けられる。
すなわち、先ず、枠組足場は、図1に示すように、概ね門型に形成された建枠1、すなわち、柱たる脚柱2と梁たる横杆3とで門型に形成の建枠1を筋交4の利用下に連結して爾後に建築される建築物Aの外壁に沿うように左右に連続して下方階を形成すると共に、この図1中には図示しないが、下方階を形成する建枠1の上方に新たに建枠1を建て込んで、すなわち、組み上げて、同じく筋交4さらには足場板5(図2参照)を利用して上方階を形成し、言わば立体的に組み上げられる。
ところで、作業足場は、上記の枠組足場以外に図示しない単管足場によっても形成されるが、この単管足場にあっては、柱材が縦パイプで形成されるから、この縦パイプを建枠1における脚柱2に見立てれば、また、梁材が横パイプで形成されるから、この横パイプを建枠1における横杆3に見立てれば、この発明による先行手摺を設けることが可能になる、つまり、この発明の先行手摺は、以下に例示する枠組足場だけでなく、単管足場でも利用可能である。
ちなみに、枠組足場にあって、言わば左右となる建枠1に筋交4を連結することで、相隣する一対の建枠1,1間における建枠1の整列方向への、すなわち、建築物Aの外壁に沿う方向たる横方向への倒れが阻止される。
それゆえ、枠組足場における筋交4の配設は、枠組足場の成立の上で重要な要素になるが、この発明の先行手摺が枠組足場に設けられる実際を鑑みると、後述するが、この先行手摺が上記の筋交4と同等の機能を果すとも言え、その限りにおいて、枠組足場において、この先行手摺を有する面からの筋交4の撤去を可能にし得る利点がある。
また、図示する枠組足場にあっては、下方階が地面(符示せず)に直接立設されるから、各建枠1は、地面上に敷設される基礎たる敷桁B上に基準高さの高低調整を可能にするジャッキベースJの介在下に立設され、また、左右方向に整列する各建枠1における下端部は、根絡みパイプPで一体的に連結されて、いわゆる位置ずれが阻止されている。
つぎに、図2は、この発明による先行手摺が枠組足場に設けられた、すなわち、連結された状態を示すが、図示するところは、枠組足場からなる作業足場の外から建築物Aの外壁を見る視線となる先行手摺の正面図を示し、したがって、建枠1における横杆3は、図中で、建枠1における脚柱2の裏に隠れる。
そこで、この図2に基づいて、この先行手摺について説明すると、この先行手摺は、手摺枠10が左右となって近隣する建枠1,1に係止具20,20で分離可能に連繋されると共に固定具30,30および連結具40,40で分離可能に連結されて、上記の枠組足場に設けられる。
すなわち、手摺枠10は、左右で一対となる縦材11,11と、この左右の縦材11,11の上端を繋ぐ手摺12と、この手摺12の下方にあってこの手摺12に並行しながら左右の縦杆11,11における上下方向の中間部に連結される中桟13とを一体に有して形成され、作業員M(図1参照)が手摺12を把持して吊持することを可能にし、また、作業員Mが縦杆11の下端部を把持して持ち上げることを可能にしている(図1参照)。
ちなみに、この手摺枠10を形成する縦材11,手摺12および中桟13については、図示するところでは、たとえば、アルミ材の丸パイプからなるが、この発明が意図するところからすれば、アルミ材の角パイプからなるとしても良く、さらに、アルミ材に代えて、鉄材からなることを妨げないのはもちろんである。
そして、図示する手摺枠10において、縦材11における下端部に上記の中桟13に並行するように連結される桟部材、つまり、下桟14を有し、また、中桟13と下桟14とを繋ぐ繋ぎ材15,15を有してなるが、この下桟14および繋ぎ材15の配設については、これが省略されても良い。
ただ、この下桟14および繋ぎ材15を有する場合には、手摺枠10における機械的強度を大きくするのはもちろんだが、作業員Mがこの手摺枠10の下端部を把持して持ち上げるようにする際のいわゆる把持部を増やし、作業性を良くする利点がある。
また、図示する手摺枠10にあっては、爪先板16を有するが、凡そこの種の枠組足場からなる作業足場にあっては、足場板5を左右の建枠1における横杆3に架設して、作業員Mのいわゆる足場を形成すると共に、この足場から工具などが下方に落下しないようにする爪先板16が設けられるのが常態である。
そこで、図示する実施形態にあっては、手摺枠10が爪先板16を有するとしたが、この発明の先行手摺の成立にあっては、この爪先板16が構成要件にならないのはもちろんである。
ちなみに、爪先板16の構造であるが、図示するところでは、左右部が手摺枠10における左右の縦材11に溶接されてなるが、その他の連結構造、たとえば、ブラケットを利用するなどによる分離可能な連結構造下に左右の縦材11に、あるいは、建枠1における横杆3に架設されるとしても良い。
そして、この爪先板16は、図示しないが、言わば本体部たる板部の背面たる内側面に、ここで起伏する隙間塞ぎ板を有し、この隙間塞ぎ板を倒すことで、足場板5と爪先板16との間に出現する隙間を塞ぎ、この隙間があるがゆえに、作業員が隙間に足を落すような事故の発生を未然に防ぎ、また、隙間からの物の落下を防ぐことが可能になり、言わば有効な安全措置となる。
一方、上記した手摺枠10における手摺12についてだが、この発明の先行手摺にあっては、これが枠組足場に固定的に設けられる場合には、この手摺12が作業員Mに連結される命綱R(図1参照)の引掛け先となる親綱代わりとされるのは経験側が示す通りである。
この親綱代わりとされることからすると、手摺12は、原理的には、縦材11と中桟13とで形成される面内に位置決められていても良いが、図1中に示すように、作業員Mに連結される命綱Rを連結させるスライダ17が手摺12に介装される場合には、このスライダ17の自由な往復動、すなわち、隣設する手摺枠10における手摺12間をいわゆる渡り歩けるようにすることが望ましい。
このスライダ17が隣設する手摺12間を渡り歩くことを考慮すると、手摺12については、これが縦材11と中桟13とで形成される面内に位置決められずして、縦材11の上端部が作業足場内に向けて折り曲げられて、枠組足場からなる作業足場内に位置決められる、すなわち、図2に示すところでは、手前側に偏芯するように位置決められて、移動するスライダ17が建枠1の脚柱2に干渉し得ないようにするのが良い。
上記したように、この手摺枠10にあっては、手摺12が命綱Rの引掛け先となる親綱代わりとされるが、この手摺12を縦材11の上端に連結するについて、上記したスライダ17の介装および横方向への円滑な移動を可能にするように、手摺12がいわゆる曲がりのない水平杆からなる。
そして、この曲がりのない水平杆からなる手摺12を縦材11の上端に連結するについて、縦材11の上端部を扁平に潰し整形して、すなわち、水平杆における外径より小さくなる薄肉に潰し整形して、スライダ17が縦材11の上端部の干渉を受けることなく横方向に、つまり、隣設する手摺枠10における手摺12に円滑に移行できるように配慮している。
そのため、手摺12と縦材11の扁平に潰し整形された上端部との接合部は、手摺12にカラビナなどの環状連結具を連繋したときのいわゆるストッパ部になり、たとえば、パイプ体の折り曲げ成形で手摺と縦材が一連に形成されている手摺枠に較して、上記のカラビナなどの環状連結具が縦材をいわゆる滑って落下する不具合の招来を回避できる。
つぎに、上記の手摺枠10が有する係止具20,固定具30および連結具40について、以下に説明するが、係止具20の建枠1における横杆3への連繋状態、固定具30および連結具40の建枠1における脚柱2への連結状態は、作業足場の外から見ると、図3に示す外観になる。
すなわち、この図3に示すところからも解るように、係止具20は、手摺枠10における縦材11の上下方向の中間部であってやや下端部寄りに一体に連結されながら建枠1における横杆3に分離可能に連繋される。
そして、固定具30は、手摺枠10における縦材11の下端部に一体に連結されながら建枠1における脚柱2の上端部寄りに分離可能に連結され、連結具40は、手摺枠10における縦材11の上端側部に起伏可能に保持されながら言わば下方の脚柱2に新たに連結される上方の脚柱2における下端側部に分離可能に連結される。
これによって、係止具20は、言わば作業足場内に位置決められるが、固定具30および連結具40は、建枠1における脚柱2に沿うように位置決められ、基本的には、手摺枠10が左右の脚柱1で形成される面内に位置決められる。
そしてまた、これによって、前記した手摺12の臨在位置についてこれを度外視すると、手摺枠10が作業足場内に突出するような不具合はなく、また、筋交4を手摺枠10に沿わせる状態で配設することが可能になる。
以上のような前提の下に、先ず、係止具20は、図4に示すように、縦材11に溶接される基端から延びて建枠1の横杆3に上方から係合するいわゆる鉤状に形成のフック部21を有し、このフック部21が横杆3をほぼ半分以上を包みこむようにして係合するから、このフック部21、すなわち、係止具20は、一対の縦材11と手摺12とで形成される手摺枠10における面に沿う方向、すなわち、図中に矢印Xで示す横方向への移動が阻止される。
この係止具20が鉤状に形成されたフック部21を有して横杆3に係合するがゆえに、この係止具20を連設させる縦材11が手摺枠10における面に沿う方向に移動し得ないことについてだが、前記した特許文献1に開示されている位置決め金具(4)にあっては、上記のフック部21のような言わば鉤状部を有していない。
それゆえ、上記の位置決め金具(4)にあっては、この発明における係止具20と同等の作用効果は得られず、したがって、縦材の上記した矢印Xで示す方向たる手摺枠における面に沿う方向への移動を阻止できず、先行手摺を確固たる状態に枠組足場に連結できない。
それに対して、この発明の先行手摺にあっては、これを枠組足場に連結するとき、上記したように、係止具20における鉤状に形成のフック部21が建枠1における横杆3に上方から係合するから縦材11が手摺枠10における面に沿う方向たる横方向に移動することを阻止でき、先行手摺を確固たる状態に枠組足場に連結できる。
なお、上記の係止具20は、これが建枠1における横杆3に係合するから、横杆3上でのいわゆる反対側の係止具20との競合を回避するために、横方向にずれた状態で縦材11に連設される。
つぎに、固定具30は、図5に示すように、縦材11に溶接される基端から延びて建枠1における脚柱2に作業足場内から横方向に近隣する包持部31を有し、この包持部31が建枠1における脚柱2をほぼ半分以上を包み込む状態に包持する。
そして、この固定具30にあっては、包持部31の開口部に突出する楔32を有し、この楔32は、包持部31が脚柱2を言わば内包している状態のときに、上記の開口部を横切るように遮断する。
このとき、楔32は、先端部が脚柱2の外周に密接し、後端側が包持部31に形成の楔孔31aの内側に密接して、脚柱2の包持部31内でのガタツキを阻止する。
なお、楔32は、その先端部の折り曲げ部32aが上記の楔孔31a通過し得ないので、これが包持部31から分離されることはない。
それゆえ、この固定具30にあっては、これが建枠1における脚柱2に連結されるときに、一対の脚柱2と横杆3とで形成される建枠1における面に沿う方向、すなわち、図中に矢印Yで示す建築物Aの外壁に遠近する方向への移動が阻止される。
この点に関して、前記した特許文献1に開示されている取付金具(3)にあっては、上記の楔32を有しないから、この取付金具(3)が建枠における脚柱を横方向から包みこむ状態に包持するとしても、上記の矢印Yで示す方向への移動が完全には阻止されず、いわゆるガタが発生する。
その結果、特許文献1に開示の取付金具(3)にあっては、手摺枠10における縦材11が建築物Aの外壁に遠近する方向への移動を阻止できず、先行手摺を確固たる状態に枠組足場に連結できない。
それに対して、この発明の先行手摺にあっては、これを枠組足場に連結するとき、上記したように、固定具30が建枠1における脚柱2を包持する包持部31に対して楔32を打ち込んで縦材11が建築物Aの外壁に遠近する方向に移動することを阻止でき、先行手摺を確固たる状態に枠組足場に連結できる。
なお、上記の固定具30は、これが建枠1における脚柱2に連結するから、脚柱2にあっていわゆる反対側の固定具30との競合を回避するために、上下方向にずれた状態で縦材11に連設される。
さらに、連結具40は、図6に示すように、縦材11に枢着されて保持される基端部41から延びて下方階を形成する建枠1に新たに連結される上方階のための建枠1における脚柱2に横方向から近隣してこの脚柱2に固定構造下の連繋を可能にする連繋部42を有してなる。
すなわち、この連繋部42は、これを平面視で見るとC字状(あるいは、半円弧状)の基本形状を有しながら、円弧の中間部に枢着部42aを有して折り畳み可能に形成されている。
つまり、図中に仮想線図で示すように、先端側円弧部43が上記の枢着部42aを介して後端側円弧部44に対して回動自在とされ、枢着部42aが固定部として機能するとき、先端側円弧部43の回動が阻止される。
このとき、枢着部42aは、結果として、先端側円弧部43の回動の可不可を選択できるものであれば足りるが、この発明にあっては、詳しくは図示しないがキー構造に構成されている。
そして、このキー構造を構成する縦ピン(符示せず)が上方部の横断面形状を矩形にして回転止めを可能にすると共に、下方部が横断面形状を円形にして回転を許容する。
それゆえ、この縦ピンを有する枢着部42aにあっては、縦ピンを上昇させると、連繋部42のいわゆる折り畳みが可能になり、縦ピンを図示するように下降状態に維持する場合には、連繋部42を折り畳み状態に維持し、あるいは、いわゆる使用状態たる成形状態に維持することが可能になる。
一方、基端部41は、脚柱2を横方向から包持する二股ブラケット状に形成され、脚柱2を横方向に貫通するピン45で枢着されて、このピン45を中心とする起伏を可能にしている。
すなわち、この連結具40は、この手摺枠10を下方階の作業足場を形成する建枠1に連結するとき、当初は不要であり、爾後に上方階の作業足場を形成する建枠1が下方の建枠1に建て込まれるまでは利用されないこと鑑みて、縦材11に起立状態で保持されるように、基端部41に突起からなるストッパ41aを有している。
ちなみに、この突起からなる一対のストッパ41a間の距離は、縦材11における外径と同一、あるいは、やや小さくなるように設定される。
それゆえ、以上のように形成された連結具40にあっては、連繋部42が建枠1における脚柱2に横方向から近隣してこの脚柱2に固定構造下に連繋するから、縦材11が縦材11と手摺12とで形成される手摺枠10における面に沿う方向、すなわち、図中に矢印Xで示す方向への移動が阻止される。
それに対して、前記した特許文献1に開示されている上部固定金具(5)にあっては、この発明における連結具40におけるように平面視でC字状(あるいは、半円弧状)の基本形状を有する連繋部42を有しないから、この上部固定金具(5)が建枠における脚柱を横方向から包みこむ状態に包持し得ず、上記の矢印Xで示す方向への移動が完全には阻止されず、いわゆるガタが発生する。
しかし、この発明における連結具40にあっては、上記したように、平面視でC字状(あるいは、半円弧状)の基本形状を有する連繋部42を有して、縦材11が建築物Aの壁面に沿う方向たる横方向に移動し得ないので、先行手摺を確固たる状態に枠組足場に連結できる。
なお、上記した連結具40にあっても、これが建枠1における脚柱2に連結するから、脚柱2にあっていわゆる反対側の連結具30との競合を回避するために、上記した固定具30と同様に、上下方向にずれた状態で縦材11に連設される。
上記のように形成の手摺枠10にあっては、先行手摺を枠組足場に設けるの際して、作業員Mがその立ち入っている下方階から未だ新たな建枠が建て込まれていない上方階に向けて、手摺枠を持ち上げることを可能にする。
このとき、多くの場合に、作業員Mは、図1にも示すように、手摺枠10における縦材11の下端部を把持するようにして持ち上げるが、図示する手摺枠10にあっては、下桟14や繋ぎ材15さらには爪先板16を有して言わば頑丈に形成されているから、この持ち上げ作業中に手摺枠10がいたずらに撓むようなこともなく、作業性が低下されない。
そして、所定の高さ位置まで持ち上げられた手摺枠10にあっては、係止具20を建枠1における横杆3に係合させることで、これを建枠1に言わば一旦預けることが可能になり、爾後の作業性を良くする。
そして、手摺枠10が一旦建枠1に預けられた状態では、作業員Mは、手摺枠10から手を離さないまでも、自己の体勢を整えることが可能になり、安全を期して作業を続行できる。
そしてまた、この手摺枠10を建枠1に言わば一旦預けた状態下に固定具30を建枠1における脚柱2に連結できるから、この固定具30の連結作業を確実に実行でき、また、この固定具30による手摺枠10の建枠1における脚柱2への連結が確実になる。
そして、上方階を形成すべく下方階を形成する建枠1の上端に新たに建て込まれる建枠1における脚柱2の下端側部に連結具40が固定構造下に連結されることで、最終的に先行手摺が枠組足場に強固に設けられ、たとえば、作業員Mに基端が連結される命綱Rの先端を手摺枠10における手摺12を親綱代わりにして連結しても、安全性が保障される。
ところで、この発明による先行手摺を枠組足場に設けるについて、図示する手摺枠10にあっては、固定具30の構造からして、枠組足場の内側となる作業足場内にいる作業者Mがその作業足場内からこの手摺枠10を枠組足場に近隣させながら連結することを可能にする。
すなわち、図示する実施形態の固定具30における包持部31は、前記したように、作業足場内で建枠1における脚柱2に横方向から接近してこれをほぼ半分以上を包み込むように連結される。
したがって、この包持部31を有する上記の固定具30を縦材11に連設させる手摺枠10にあっては、これを枠組足場の外から建枠1における脚柱2に接近させても、包持部31が脚柱2を包み込むように包持し得ない、つまり、手摺枠10における縦材11を建枠1における脚柱2に連結し得ない。
このことは、この発明による先行手摺を枠組足場に設ける際に、手摺枠10を一旦枠組足場の外に突き出すようにしてから枠組足場に接近させるようなことがないことを意味する。
つまり、先行手摺を枠組足場に設ける際に、手摺枠10を一旦枠組足場の外に突き出すようにする場合には、この枠組足場の外に突き出された手摺枠10が作業者Mの手から離れて落下する不具合の発生を回避すべく、落下防止用の綱類を手摺枠10に連結することを要す。
それゆえ、この落下防止用の綱類を手摺枠10に連結する手間と、爾後にこの綱類を取り外す手間とを要す不具合があると共に、手摺枠10の係止具20を建枠1における横杆3に係合させて一旦預ける状態を現出するまでは、上記の綱類を手摺枠10から外せず、作業性を悪くする危惧がある。
このことからすれば、この発明の先行手摺にあっては、上記したように、枠組足場内たる作業足場内から手摺枠10を枠組足場に接近できるから、上記したような綱類を手摺枠10に連結する手間を要せず、作業性も低下されない。
ちなみに、この発明における手摺枠10にあっては、いわゆる裏表を逆にしても枠組足場への連結が可能になると言い得るが、その場合には、手摺枠10を一旦枠組足場の外に出すようにしから、固定具30を枠組足場の外から建枠1における脚柱2に接近させることになるから、上記した綱類の手摺枠10への連結が必須とされる不利がある。
そして、前記したように、図示する手摺枠10にあっては、手摺12が中桟13および下桟たる繋ぎ材14とで形成される面から作業足場内に突き出るように偏芯される場合には、この手摺枠10を裏表逆にして枠組足場に連結すると、手摺12を親綱代わりに設定し得ない不具合が発生する。
以上からすれば、この発明における先行手摺にあっては、手摺枠10が作業足場内たる枠組足場内から枠組足場に連結されるのが最適となり、したがって、作業員Mをして、手摺枠10の作業足場外への落下を危惧せずして作業性を向上させ得る利点がある。
枠組足場に先行手摺を設けるのに際して、その作業性を善くするのに向く。
1 建枠
2 脚柱
3 横杆
4 筋交
5 足場板
10 手摺枠
11 縦材
12 手摺
13 中桟
14 下桟
15 繋ぎ材
16 爪先板
17 スライダ
20 係止具
21 フック部
30 固定具
40 連結具
A 建築物
B 敷桁
J ジャッキベース
M 作業員
R 命綱

Claims (11)

  1. 左右で一対となる縦材と、この左右の縦材の上端を繋ぐ手摺とを有して一体に形成される手摺枠を有すると共に、この手摺枠が左右となって近隣する建枠に係止具で分離可能に連繋されると共に固定具および連結具で分離可能に連結されてなる先行手摺にあって、上記の係止具が上記の縦材における上下方向の中間部であってやや下端部寄りに連結されながら上記の建枠における横杆に連繋され、上記の固定具が上記の縦材における下端部に連結されながら上記の建枠における脚柱の上端部寄りに連結され、上記の連結具が上記の縦材における上端側部に保持されながら上記の脚柱に新たに連結される上方の脚柱における下端側部に連結されると共に、上記の係止具が上記の縦材に溶接される基端から延びて上記の建枠における横杆に上方から係合するフック部を有し、上記の固定具が上記の縦材に溶接される基端から延びて上記の建枠における脚柱に横方向から近隣すると共にこの脚柱を楔構造下に包持する包持部を有し、上記の連結具が上記の縦材に保持される基端部から延びて上記の新たに連結される上方の建枠における脚柱に横方向から近隣すると共にこの脚柱に固定構造下に連繋する連繋部を有してなることを特徴とする先行手摺。
  2. 上記の建枠が上記の縦材と上記の横杆とで形成される面の軸線を建築物における外壁面に交差させる方向に位置決めながら建築物の外壁に沿う方向に複数整列されると共に、相隣する建枠同士が筋交の利用下に連結されて枠組足場を形成し、この枠組足場に上記の手摺枠が連結されてなる請求項1に記載の先行手摺。
  3. 上記の手摺枠が上記の手摺の下方にあってこの手摺に並行しながら上記の左右の縦材における上下方向の中間部に連結される中桟を有してなる請求項1に記載の先行手摺。
  4. 上記の手摺枠が上記の手摺の下方にあってこの手摺に並行しながら上記の左右の縦材における上下方向の中間部に連結される中桟と、この中桟の下方にあってこの中桟に並行配置されながら両端が上記の縦材における下端部に連結される桟部材と、この桟部材と上記の中桟とを連結する繋ぎ部材とを有してなる請求項1に記載の先行手摺。
  5. 上記の手摺枠が上記の左右の縦材に両端部が連設される爪先板を有してなる請求項1に記載の先行手摺。
  6. 上記の手摺枠が上記の左右の縦材に両端部が連設される爪先板を有し、この爪先板が上記の建枠における横杆に架設される足場板とこの手摺枠との間に出現する隙間を閉塞する隙間塞ぎ板を有し、この隙間塞ぎ板が上記の爪先板に起伏可能に連結されてなる請求項1に記載の先行手摺。
  7. 上記の手摺枠において上記の手摺が基端を作業員に連結させる命綱の先端を移動可能に連結させ、あるいは、基端を作業員に連結させる命綱の先端を連結させるスライダを移動可能に介装させる請求項1に記載の先行手摺。
  8. 上記の手摺枠において上記の手摺が水平杆からなると共にこの水平杆に連結される上記の縦材における上端部がこの水平杆における外径より小さくなる薄肉に潰し整形されてなる請求項1に記載の先行手摺。
  9. 上記の係止具が上記の縦材に溶接される基端から延びて上記の建枠における横杆に上方から係合するフック部を有してなる請求項1に記載の先行手摺。
  10. 上記の固定具が上記の縦材に溶接される基端から延びて上記の建枠における脚柱に横方向に近隣する包持部を有してなる請求項1に記載の先行手摺。
  11. 上記の連結具が上記の縦材に枢着されて保持される基端部から延びて上記の建枠に新たに連結される建枠における脚柱に横方向から近隣して固定構造下に連繋する連繋部を有してなる請求項1に記載の先行手摺。
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